みんなの議会

羽幌町議会 令和7年第10回定例会 2025年12月11日

学校給食の調理業務委託について

2025年12月11日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「学校給食の調理業務委託について」質問し、教育長 濱野孝、学校給食センター所長 佐々木慎也、総務課長 伊藤雅紀が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
教育長 濱野孝、学校給食センター所長 佐々木慎也、総務課長 伊藤雅紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 金木直文

学校給食の調理業務委託について質問をいたします。羽幌町では、市街地区学校給食センターにおける調理業務について必要な調理員の確保や施設の維持管理の必要がなく、全体費用の削減効果を見込み、調理業務の委託を検討しているとの説明が去る6月の文教厚生常任委員会でなされました。この委員会では、町外の民間事業者が運営する工場で調理し、トラックにて運搬すること、年間平均約2,600万円の経費削減が見込まれることなどから、中学校を含めた給食費の完全無償化も検討するなどの説明がありました。委員からは、調理員の確保状況や委託後の就業問題、物価高騰における運営やメニュー内容の低下の懸念、地域の特産品の利用はどうかなどの質疑がありました。業務委託へのスケジュールとしては、令和8年1月の3学期から試験運用し、4月から本格的に提供開始したいとのことでありましたが、現在までの進捗状況や今後に向けた準備、検討課題等について質問します。1、調理業務委託への移行スケジュールからすると、委託事業者の入札、契約を終え事前準備の期間に入っているはずですが、現在の進捗状況はどうか。2、現調理員の再就業への支援や見通しの状況はどうか。3、天候不良や災害等での国道遮断時には、備蓄されている救給カレー等で対応するとのことですが、特に冬期間の暴風雪時が心配されます。国道が閉鎖されないまでも警報が発令されているときなどの配送の判断はどうなるのか。4、大幅なコストダウンの見込みから完全無償化を検討するとのことですが、保護者への通知や町民への発表はいつ頃になるのか。5、学校給食に関わる給食センターの設置条例や規則、要綱などの改正や廃止などの検討、実施はどうなるのか。6、現学校給食センターの施設や機資材について、業務委託後はどうなるのか。7、羽幌町市街地区での本格的な学校給食開始は、「新羽幌町史」によると昭和38年9月からで、62年間続いている町直営のセンター方式による学校給食が大きく転換されます。今後も問題なく学校給食が続けられるよう、保護者、学校、受託業者、教育委員会が集まる4者懇談会を実施し、課題、問題点等の協議や改善、保護者や学校の要望等が学校給食に反映させられるようにしてはどうか。また、児童・生徒へのアンケートも実施してもらいたい。以上であります。

答弁 教育長 濱野孝

金木議員のご質問にお答えいたします。1点目の調理業務委託の現在の進捗状況についてでありますが、まず事業者の選定として、道内で学校給食の提供を行っている事業者を対象に事前調査を実施した結果、町が求める学校給食の提供基準を満たした事業者が1者のみであったことから、この1者を選定したところであります。11月には当該事業者と協定を締結し、現在は協定先事業者及び各学校と必要な協議を行いながら準備を進めているところであります。なお、当初は今年度の3学期から試験的に実施を予定しておりましたが、関係者間で協議を行った結果、試験運用はせず新年度の4月から実施することとなったところであります。2点目の現調理員の再就業への支援や見通しの状況についてでありますが、これまで町内外の求人について3度の情報収集を行い、その都度内容を更新した上で調理員の皆様へお知らせをしております。さらに必要とされる情報や要望の聞き取りを行いながら提供内容の充実に努めているところであり、今後の見通しについてはあくまでも情報提供にとどまるため、最終的な判断は個人に委ねられるものではありますが、教育委員会といたしましては最大限の協力を行ってまいりたいと考えております。3点目の災害時での配送の判断についてでありますが、基本的に受託事業者により判断することとなります。受託事業者により配送が不可能と判断された場合は、教育委員会へ連絡がありますので、その時点で備蓄している非常食による対応へ切り替えることとなります。4点目の完全無償化の保護者への通知や町民への発表についてでありますが、今年7月に開催しました保護者説明会において、完全無償化の検討状況について説明しているところであります。今後は学校を通じて保護者へお知らせするほか、町民への周知として広報はぼろやホームページへの掲載を考えているところであります。5点目の学校給食に関わる条例や規則、要綱などの改正や廃止の検討、実施についてでありますが、条例の制定が1件、改正が2件、廃止が1件、規則の改正が4件、廃止が1件、訓令の制定が1件、改正が4件の合計14件となっております。これらの内容については、今後精査した上で教育委員会議において審議いただき、3月定例会に提出する予定であります。6点目の現学校給食センターの施設や機資材の業務委託後の取扱いについてでありますが、調理等に係る資機材は受託事業者が使用可能なものは引き続き活用していただき、残る資機材は売却することを考えております。また、施設の取扱いでありますが、調理業務委託後においても羽幌小学校への給食の搬入、搬出をはじめ離島給食の食材保管やその検品、伝票処理等、調理業務以外の給食事業全般に関わる業務は残りますので、必要な範囲で使用していくことを考えております。7点目の4者懇談会及び児童・生徒へのアンケートの実施についてでありますが、現行の羽幌町市街地区学校給食センター運営委員会の名称を改め、羽幌町市街地区学校給食事業運営委員会を新たに設置いたします。構成員には、教育関係者、PTA関係者、学識経験者により学校給食事業が適正に実施されるよう協議の場を設けてまいりますが、必要に応じて受託事業者へも出席を依頼したいと考えております。また、児童・生徒へのアンケートについては、これまでも年に1回から2回実施しており、調理業務委託後においても内容を適宜見直しながら継続し、学校給食の運営と改善に反映してまいりたいと考えております。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。

再質問 2番 金木直文

それでは、一問一答で再質問させていただきたいと思います。今年6月でしたけれども、文教厚生常任委員会において今の市街地区の学校給食、調理の業務委託の計画というものが示されて以降、それ以降とりわけ準備状況などについての説明やお話はなかったのではないかなと思います。年が明ければ3学期ですし、来春、4月からはもう新しい体制となるわけですから、ちょうどこの時期、12月の段階でどのぐらいまで具体化されているのか、あるいはされていないのか全く分からないので、一回聞いてみる必要があるだろうという思いで質問をさせていただいたところです。特に私の周りの人は、既に小中学生の子育てを終えたという方にとってはもう縁遠い話でもありまして、学校給食今そういうふうになろうとしているのかということをつい先日ですけれども、知らなかったという方もおりました。ぜひこの機会に質問をさせていただきたいと思っているところです。まず、1点目で答弁をいただいたところですと、事業者の選定、協議が順調に進んでいるところなのかなというふうには推察いたします。選定に当たっては1者のみということでありますので、協定も締結したということであれば、委託先の事業者名、答弁の中には何も述べられていないのですけれども、発表していただきたいと思うのですけれども、よろしいのでしょうか。

答弁 教育長 濱野孝

協定を結んだ事業者はコープさっぽろでございます。

再質問 2番 金木直文

分かりました。薄々はというか、そうなのかなという漠然とした思いではいたわけですけれども、これではっきりいたしました。となりますと、現在コープさんのほうでは留萌市内の小中学校、今年の4月からも委託を受けてやっておられると思うのですけれども、来年4月から以降はその同じ調理場所というか、答弁では工場というふうに言っていますけれども、同じ調理場所での調理ということなのか、または別仕立ての工場で作られて持ってくるのか、その辺お聞きしていいですか。

答弁 教育長 濱野孝

お答えします。留萌の給食の調理場で作って、そしてこっちに運んでくるという形になります。

再質問 2番 金木直文

ということは、現在、今年有償譲渡された給食センターで一緒に羽幌町の分も作られるということですね。分かりました。この事業者は、いろんなうわさあって私もはっきり分からないのですが、学校給食の業務に関わっているところですよね。特に留萌管内でほかの動きなども分かっているところ、どこどこのまちもコープさんなのだよということ、分かっているところがあればお聞きしたいところなのですが、いかがですか。

答弁 教育長 濱野孝

留萌市のほかに初山別村のほうで提供しております。

再質問 2番 金木直文

分かりました。聞くところによれば、小平町さんとか苫前町さんはどうなのかなという気もするのですが、一応答弁ということで。協議も結んだということですよね。その契約期間みたいなものは設けているのか、あるいは一年一年の更新を続けていくというお考えなのか、その更新についてのお考えはどのようなことなのかお聞きします。

答弁 教育長 濱野孝

一年一年の契約になっております。

再質問 2番 金木直文

そうすると、何年たったらまた選定し直すとかということは、特に問題がなければずっとそのまま継続するというお考えですね。分かりました。6月の委員会の中では、契約に関わって羽幌をはじめとする地元食材もできるだけ使ってもらえないのかなというような意見が出されていたと思うのですが、その点もこの契約、協定の中に盛り込まれたのかどうか、その辺お聞きしたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

協定している事業者とずっと協議をしておりまして、地産地消、それから地元食材の消費拡大、食育の観点から可能な限り協定書の中で地元食材の利用の項目を入れておりまして、地元食材の活用を図っていきたいというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

ぜひともその項目のとおり、せっかく羽幌町に住んでいる子供たちの口にするもの、地元のものということで、その辺はコープさんも理解してもらえればなと思っているところです。2番目に、現調理員さんの再就職というのか、就業の問題もお聞きしました。これも6月の委員会でも出されていたのですけれども、現在その就業を考えている、引き続き何か仕事をしたいと思っている方、4月以降も何らかの職を希望している人、何人であるのか。いろいろあっせんもされているとは思うのですが、その中に町関係、役場関係の仕事も含まれているのか、その辺をお聞きしたいと思います。

答弁 学校給食センター所長 佐々木慎也

お答えします。今の段階で就職をしたいと決めているといった意見は、今のところ聞いていません。また、町職員につきましては、今公募をかけております社会人枠ですとか、そういったところでの案内はしているところでございます。

再質問 2番 金木直文

申し訳ありません。ちょっと聞き取れなかったので、もう一度よろしいでしょうか。

答弁 学校給食センター所長 佐々木慎也

今のところ就職のほうを決めたという、情報提供をしたところで決めたという意見は聞いていません。また、町職員の関係につきましては、社会人枠の募集があるということの情報提供はしております。

再質問 2番 金木直文

分かりました。これ以上聞くのも個人的なことにもなりますからあれですけれども、その感触としてはどうなのかな、そんなに心配はされているのかどうか、安心されているのかどうか、その辺の感触みたいなところは感じられているでしょうか。

答弁 教育長 濱野孝

調理員さんが心配しているかということですか。お答えをいたします。調理員さん本当に長い方で十何年というふうな形で一生懸命頑張ってくださっている方がたくさんいらっしゃいます。そういうような中で、やはり職場が替わるということで、それなりのご心配はあるのかなというふうに思っておりますけれども、今後とも丁寧に次の就職先というのをご紹介をしていきたいなというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

分かりました。町の考え、方針でこういうことになったわけですので、ぜひともそういうところ親身になって対応をお願いしたいと思います。3番目に、天候不良時の搬送のことについてもお聞きをしました。基本的に受託事業者により判断するというふうにお答えになっておりますけれども、そうはいっても特に冬場ふぶいてどうなのかというときには、判断もやっぱり迷うときもあるだろうと思うのです。業者としてみれば無事に何とか子供たちのもとに給食を届けてあげたいというふうに思えば、そういう使命感から無理をすることもあるのではないのかなという気もするのですが、若干留萌と羽幌の天気も、ただ雪といっても微妙に違うときもありますし、それをコープさんの判断だけに任せるというのはどうなのかなという気がいたしますが、その判断に当たっては事前に教育委員会からも助言をするというのか、相談を受ける、相談をするということもただ任せますよというのではなくて、そういう方向での視点も必要ではないかなと思うのですが、その点はいかがでしょうか。

答弁 教育長 濱野孝

事業者のほうと教育委員会との相談というのは、当然あるというふうに聞いております。また、道路については道路事情、天候の悪化とかということもありますけれども、道路が通行止めにならない限りはおおよそ大丈夫かなというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

分かりました。心配しても切りがない部分はありますが、それは向こうもプロの運送だと思いますので、お任せする部分はお任せしながら、万が一ということにならないようにということは考えて期待したいと思います。もしも運搬できなくなったときには非常用に蓄えている食材を使うと、救給カレーですか、というふうには、1つはこれ示されていましたけれども、そのほかにもいろんなまだメニューがあるのかどうか、救給カレーのほかにもどういうものがあるのかお聞きしたいと思います。

答弁 学校給食センター所長 佐々木慎也

お答えします。そのほかには野菜の汁物ですとか、コーンポタージュ、野菜の煮物、和風リゾットですとか、そういった部分で種類がありますので、この中から1食当たり2種類程度を提供したいというふうに考えています。

再質問 2番 金木直文

いろいろあるというのは分かりました。羽幌市街地の小中学生プラス教職員の分というと1日300食ぐらいでしたか、もうちょっとありますか、350ぐらいですか、蓄え分が幾ら、どのぐらいあるのかはちょっと分からないのですが、消費された後は随時補充、補填措置していくということで当然だと思いますが、そういうことでよろしいですか。

答弁 教育長 濱野孝

今現在は1食分の備蓄というふうな形でやっているのですけれども、コープのほうと協定を結んでからは大体3食分、3日間分ぐらいをその中で賄っていきたいというふうに、もし何かあった場合に使えるようにしていきたいと考えております。

再質問 2番 金木直文

分かりました。その辺も抜かりなくやられるだろうなとは思いつつも、一応お聞きをしてみたところであります。完全無償化、中学生も含めての無償化についてのことですが、当然経費削減となるであろう年間2,600万円の削減分を見込んでの無償化というふうな言い方にもなっておりますけれども、想定したほどの経費削減とはならなかったという場合であっても完全無償化のそういう考えは変わらないということで確認させていただいてよろしいでしょうか。

答弁 教育長 濱野孝

完全無償化でいきたいというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

切り替えた当初は大丈夫だったけれども、2年目、3年目とたつうちにそんなに見込みとは違ってきたぞということも私はあるのではないかと、材料費が上がるとか、いろんな経費が上がるとかで、そういう場合であってもやはりほかの財源とかも考慮しながら、ぜひとも無償化の方針は変えないでやっていってもらいたいと思います。次に、現在の給食センターにある資材や機材などについてもお聞きしました。売却も含めて有効に活用されるという考えのようでありますけれども、これは1つ思いつきではあるのですけれども、何か災害が発生したようなときの避難所が開設されたというような場合にも何かの炊き出しといったらいいのか、災害時用の食器類とか、あるいは炊飯器とか、機材もそういう災害時用に取っておく、利用するというような考えはないということ、災害も毎年あるわけではないので、いつあるか分かりませんから、そのためのものは必要ないと思うかもしれませんが、そういうような考えはどうなのでしょうか。

答弁 教育長 濱野孝

現在使っています食器類だとか、食缶とかについては、引き続き協定事業者のほうで使うというふうなことで今協議をしております。

答弁 総務課長 伊藤雅紀

お答えいたします。今教育長のほうからご答弁申し上げたとおり、現状の資機材は教育委員会のほうで使うということでありますので、当課におきましては当課の備蓄の計画等に基づきながら準備等はしていきたいというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

分かりました。あと、最後の項目で受託事業者も含めた、いわゆる4者懇談会、協議会というのか、そういうものも提案をさせていただいたところでありますけれども、現在ある委員会を新しく対応し直していくということのようであります。移行直後においては児童・生徒期待もあるでしょうけれども、やはり戸惑いもあるのかなというふうに想像するのですが、当然しっかりと対応してもらいたいと思っているところですけれども、今年度4月から民間の事業者へ移行された留萌市では先日、今週の月曜、火曜か、一般質問がございまして、2人の議員さんがやはりこの学校給食について質問されていたようです。お答えになった中では、味が変わったなどというような厳しい意見も寄せられているという答弁もあったようです。また、これは私の周りで聞こえてきたことなのですが、以前に比べて食べ残しも多くなったというようなことも漏れ聞こえてきています。そういった様々な声や事態に対し、当然ですが、よりよい学校給食が実施されますように期待するところでありますけれども、こういった点から運営委員会やアンケートなど、改めて答弁を求めて質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

今現在ある学校給食センターの運営委員会というのを引き続き新しい組織に引き継いでいきたいというふうに考えておりますし、あと留萌市の給食のほうなのですけれども、留萌市の学校の先生数人から聞いたところによると、前の給食のときには非常に温かいものが冷めていたというふうなところがありまして、最近の給食は温かいものは温かく、冷たいものは冷たくというふうな形で来るので、非常においしく感じるという、そういうふうな先生のお話も伺っております。今度、来年4月から委託というふうな形になりますけれども、はっきり言って今までの羽幌小学校の羽幌の市街地区の給食センターの給食というのはとってもおいしいというふうにして子供たちから評判になっていたものです。なるべくそれから質が落ちないように、そして栄養価値もきちっと守れるように、そして子供たちの成長というのをそれで育んでいきたいというふうに考えております。どうかよろしくお願いいたします。

出典:羽幌町議会 令和7年第10回定例会 2025年12月11日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる