羽幌町議会 平成27年第6回定例会 2015年12月10日
高齢者の運転免許証の自主返納に対する後押しを
2015年12月10日、羽幌町議会の一般質問で、村田定人議員が「高齢者の運転免許証の自主返納に対する後押しを」について質問し、町長 駒井久晃、副町長 江良貢が答弁しました。
- 質問者
- 村田定人 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、副町長 江良貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 村田定人
それでは、質問させていただきます。高齢者の運転免許証の自主返納に対する後押しを。近年ニュース、新聞等で高齢者の交通事故が目につきます。事故件数を見ますと若者の次に高齢者が多く、羽幌町においても高齢の運転者がふえてきています。生活をする上では、一度乗用車を持つとその便利さから、運転免許証はいつかは返納しなければならないと考えていてもなかなか返納するまでには至らない現状だと聞きます。現在運転免許更新時75歳以上の方には講習予備検査が義務づけされており、認知症と判断された場合、最悪免許取り消しとなります。これからますます高齢者の運転者がふえてきますが、物損、人身事故等を起こしてしまいますと人生を変えることにもなりかねません。そこで、高齢者の不安に思う方の運転免許証自主返納を促すための後押し支援として、本町においてもぜひ施策が必要と考えます。ついては、以下のとおり質問いたします。具体的な後押し支援策として、羽幌町の公共交通機関の無料化、ハイヤー乗車券交付等のメリットを考えながら取り組む必要があると思いますが、いかがか。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
それでは、村田議員のご質問にお答えいたします。近年は、全国的に高齢者の交通事故がふえてきております。当町においても、高齢化により高齢の運転者が多くなっている状況にあることから、高齢者の運転免許証の自主返納を促し、運転者はもとより、その事故に巻き込まれ、とうとい命を失ってしまうような非常に不幸な事故を少しでも減少させなければならないものと考えております。さて、ご質問の後押し支援策としての羽幌町の公共交通機関の無料化やハイヤー乗車券の交付等についてでありますが、運転免許証返納者の足の確保といたしましては、現在市街地では循環バスでありますほっと号の運行や原野地区においてはスクールバスの運行を行っており、決して十分とは言えませんが、最低限の対応は行っているものと考えております。また、羽幌町の公共交通機関の無料化やハイヤー乗車券の交付など、自主返納に対しての後押し施策については、今後他町村等の状況も踏まえ、検討してまいりたいと考えております。以上、村田議員への答弁とさせていただきます。
再質問 1番 村田定人
それでは、答弁に沿って何点か再質問をしたいと思います。まずは確認を込めまして、今回の私のこの自主返納というところでいきます最大の目的といいますか、思いは高齢者の交通事故の減少、それと町民の生活を守ること、そして住みやすい町にすること、そういうところであります。よく耳にしますのは、いつまで自分で運転できるかなと、それからもうそろそろ運転やめさせなければならないのでないかなと、そういうことをよく聞きます。そこで、先ほどもお話ししました75歳以上の人が免許の更新をするときには高齢者講習の前に講習予備検査というものがありまして、その中には判断力、記憶力が低くなっているというふうに判断される人が出てきます。そのときにそこで出てくるのが、車の運転について家族や医師と相談してみてはどうですかというところが出てきます。そのときに、その講習を受けて帰ってきた当事者が奥さんなり、それから子供たちなりに、そういうふうになったのだと言って相談をしたり、これからどうしようかというときに、奥さんなり子供たちがお父さん、行政でもこういう行政としてのサービスをしているから、思い切って自主返納したらどうですかと話し合う中において、今ここに言う自主返納をする後押し、それをすることによって事故を減らして安全なまちづくりというところを非常に強く思うわけです。答弁の中でもそのような事故を減少させなければならないとうたってありますが、そこら辺の確認ですが、認識としては同じような認識でよろしいでしょうか。
答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)
確かに高齢者の交通事故等々に関しまして今言ったような事情があるというのは認識をしておりますし、他町村の事例等々で例えば無料乗車券ですとか、あるいは定期券の一部支援だとかというようなことをやっている自治体があるというのも把握をいたしております。
再質問 1番 村田定人
そういう自治体があるということではなくて、そういう対策、中身の部分でなくて、行政としてこれからそういうことをしていかなければならないなという認識を聞いてみたのですけれども。
答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)
今言ったような支援策ということでありましたら、例えば今現状でいいますと、羽幌町でいいましたら先ほど町長の回答にありますとおり、ほっと号等々である程度の足の確保はできているというふうな判断をいたしておりますし、原野地区からはスクールバス等々でのことで対応が一部はできているのかなというふうに思っております。
再質問 1番 村田定人
今の答弁でいきますと、改めて私が言った息子さんなり娘さんがお父さん、自主返納したらはというところの思いというのはないのだというふうな捉え方をしていいのか悪いのかわからないですけれども、自分としては捉えてしまいがちなのですが、それでは今最低限の部分で交通機関では最低限の対応をしているというところでありましたが、原野地区のスクールバスの部分に関しては、今現在でも69歳以上無料というふうな形で運行されていますけれども、免許を返納した人が行きたい場所というのは病院とか、目的地がスクールバスの運行では通っていないところ、生活路線でなくやっぱり通学路という部分の運行通路なので、そうするとそこからどうして病院行きますかということになると、やっぱりタクシーに乗るとか。それから、ほっと号に関しましても、定期券とかやっておりますが、それも通るルートというのは限られていまして、そうでない人方はそれを利用するよりもタクシーで行かざるを得ないかなとか、いろいろなことがあると思うのです。そこら辺の認識として、免許を返納すると考えたときに背中を押してあげるというところの考えがないのですかというところを聞いてみたのですけれども、もう一度。
答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)
まず1つ、ほっと号の関係でありますけれども、来年4月から新しく65歳以上の高齢者につきましては無料で乗れるというような状況をつくってまいりたいと。これは、あくまでも健康増進策だとか、あるいは介護保険というような事業の中で取り組んでいきたいなというふうに思っているところでございます。それと、もう一つ、現行3便体制で今運行いたしておりますが、8時、12時、3時という形の中で今回っておりますが、それにもう一便、来年4月以降、夕方5時、6時ぐらいのところで1便回れるような体制で現在事業者、沿岸バスさんと協議をし、進めているという状況をお知らせをいたしたいと思います。
再質問 1番 村田定人
今副町長からの答弁で、ほっと号、それから路線バスに対してまた何らかの、自主返納だけでなく、高齢者対策の一環でやるということは私も賛成させていただきます。私が最初から言っている目的というのは、あくまでも今の言う自主返納を後押しという、事故を起こしてしまっては大変になる、それから被害者も大変なことになるという、その部分なので、そういう部分でなくても、例えば行政の予算を100万、200万使わなくても、私が言っている思い、自主返納を促すという部分でいきますと、先ほど副町長から言いましたけれども、他町村でやっている部分でもお金のかかるタクシーとかバス、そういう部分もありますし、それからお金のかからない部分でいきますといろいろな商店街に協賛を求めまして、自主返納した運転経歴証明書というのですけれども、それを提示すると飲食店だと10%引きだとか、小売店では5%引きにしますとか、それから5,000円以上買いましたら自宅までお送りしますよとか、そういう協賛を得て自主返納を促すのと商店街の活性化ということに結びつけている町村もありますし、手法としてはいろんな手法があると思うのです。そういうのを自動車学校で講習予備検査を受けたときに、もうあなたは記憶力、判断力劣っていますよと言われたときに、行政としてもこういうこともしていますし、考えたらどうですかという、そういう施策をぜひやってほしいなという思いが私の思いなのです。そこら辺は少し理解してもらえないでしょうか。
答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)
大変失礼しました。町としてもそういうような施策についてはこれから検討して、なるべくそういうような促す方法がとれるように対応を考えてまいりたいというふうに思います。
再質問 1番 村田定人
ぜひお願いしたいと思います。それと、後半の答弁の中に自主返納に対しての後押しの施策に対しては今後他市町村等の状況も踏まえ検討してまいりたいというふうになっているのですが、今私の思いは述べさせてもらいましたが、先ほどから出ていますずっとこの町に住みたい、この羽幌町が好きだ、住みやすいというところでいきますと、逆に早くこういう施策を打って、羽幌の町ってこうやってお年寄りとかそういうところにも小まめに施策をしてやっている町なのだなと思われるぐらい、まだ管内では余りないので、そこら辺は予算をたくさんかけるということではなくて、行政としてもそうやって優しいサービスをしているのですという、そういう部分でいくと一年でも早く検討していただきたいと思うのですが、いかがですか。
答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)
今のご指摘のとおり、真摯に検討させていただいて、なるべくそういう施策が早目に打てるような対応をとってまいりたいというふうに考えております。
再質問 1番 村田定人
ぜひ検討をよろしくお願いします。それで、中身的に先ほどの運行の部分に関してちょっと細かい質問なのですが、いろんな施策がありますというところで、先ほども言っていました路線バス、ほっと号の部分に関してですが、ほっと号は来年から何歳以上は考えていますというところでいくと、かなり運動がてらにそのバスを利用してくれるお年寄りとか町民、またふえると思います。ですが、先ほど言っていますように、例えば買い物行く、病院行くの場合に、それを利用したくてもできない人もいるというところでいくと、タクシーの最初の初回の料金のチケットというのですか、そういうのは金額は大きくないので、1つづり、私は見たことがないのでわからないですけれども、月1回分ぐらいの部分を考えたそういう部分が1年間の中の予算でいくと1人六、七千円か、そのぐらいになると思うのですが、そういう部分もできる範囲でいいので、そういうところに行けるという部分、それで足りるわけではないですから、それ以上することもないでしょうけれども、後押し対策の一つとしては一番手短で有効な対策なのではないかなというところでは考えてもらいたいなと思っております。そういうことを踏まえていろんな施策を打って、住みやすい町になって、お年寄りも交通の便が悪いから息子の札幌にでも行くかなではなくて、最後まで羽幌に残ってくれるというような人がふえて、人口減少の対策にもなって、よいまちづくりという部分も含めまして最大限行政サイドのいろんなことを考えて、ぜひ一年でも早く実現してもらいたいと思います。
答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)
先ほど私のほうからも答弁していますとおり、この関係につきましては他町村で先行している事例なんかもありますし、その中では例えばタクシーの無料乗車券ですとか、あるいは1年間に限って最大2万円相当のバスの乗車券部分だとかと、そんなような制度を設けている自治体もございます。羽幌町にとってどれが一番制度的にうまくいくのかというやつも見きわめながら、制度をなるべく使って、そういう自主返納の方々を促すような施策に取り組んでまいりたいというふうに思っております。