みんなの議会

羽幌町議会 平成24年第5回定例会 2012年9月19日

(1)郷土の特質、遺産を生かした教育実践について/(2)羽幌小学校改築に向けた審議会やパブリックコメントについて

2012年9月19日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「郷土の特質、遺産を生かした教育実践について」「羽幌小学校改築に向けた審議会やパブリックコメントについて」について質問し、教育長 石川宏、学校管理課長 熊木良美、社会教育課長 浅野勝彦、町長 舟橋泰博が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
教育長 石川宏、学校管理課長 熊木良美、社会教育課長 浅野勝彦、町長 舟橋泰博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 金木直文

それでは、私のほうからは大きく2点について伺います。まず、大きな1つ目、郷土の特質、遺産を生かした教育実践について伺います。学校教育では、学習指導要領に基づいた文部科学省認定の教科書を基本に授業が行われておりますけれども、私たちの郷土に根差した歴史や風土、自然、産業などについても副教材などを使って学習をしています。羽幌町内の小学校では、そうした学習のために社会科副読本が編集、発行されており、来年度4月から使用される副読本の改訂、編集作業が現在進められています。羽幌町に生まれ育ち、将来の羽幌町を支えるかけがえのない子供たちに私たちの郷土、羽幌町の何を学んでもらうのか、副読本の改訂、編集にかかわって質問をいたします。また、羽幌町はアンモナイトを初め化石の産出地としても知られていますが、学校教育や社会教育の場での教育実践についても以下質問をいたします。1つ目、社会科副読本の改訂、編集に当たり、改訂の特徴や作業の進捗状況はどうでしょうか。2つ目、記載内容について町民からも意見や要望を寄せてもらう考えはないでしょうか。3つ目、平成15年に改訂、発行された現行の副読本にはアンモナイトや化石の産出について記述されているのでしょうか。また、具体的な教育実践はどうでしょうか。4つ目、アンモナイトや化石の自然遺産を生かした事業を検討できないでしょうか。次に、大きなテーマ2つ目です。羽幌小学校改築に向けた審議会やパブリックコメントについて伺います。羽幌小学校改築について審議調査をした5月14日開催の文教厚生常任委員会において、建て替えには概算でおよそ12億円とはじき、教育委員会では道東方面の小学校を視察した後、9月から10月にかけてパブリックコメントを募集する予定と報告していました。とりわけ大きな事業や重要な事業の場合、一般から意見を募るだけでなく審議会や検討委員会を立ち上げて議論、検討を進める手法もとられますけれども、一般住民から組織する審議会などは考えていないのでしょうか。また、新校舎で学ぶ主人公となる子供たちからも意見や要望を聞く場を設けるべきだと考えますが、その見解を伺います。以上です。

答弁 教育長 石川宏(教育長は2013年3月まで)

金木議員ご質問1件目、郷土の特質、遺産を生かした教育実践についてお答えします。1点目の社会科副読本の改訂の特徴と作業の進捗状況でありますが、社会科副読本は学習指導要領に基づいた小学校3学年及び4学年における社会科教科書の補助的教材として町の歴史や文化、町の発展など郷土形成に関する事項を総合的にまとめ、10年ごとを目安に記述内容を改訂し、対象児童へ付与しております。今回の改訂に係る特徴といたしましては、編集業務を町内教職員で構成する団体に委託し、現行の副読本を基本にしつつ、手書きの地図や説明図について可能な限りイラストや写真を使用すること、他の教科書と同様にサイズをB5からA4へ拡大により、より見やすい紙面へ改善を図るなどが主なものであります。また、進捗状況につきましては、ほぼ当初予定のとおり写真、イラスト、データなどの関係資料の収集段階から収集した資料を整理するとともに、登載に係る本文やコメントを含めた編さん調整に向け、構成段階へと着実に進んでいるとの報告を受けているところであります。2点目の町民からも意見や要望を寄せてもらう考えについてでありますが、さきに述べましたとおり今回は委託として編集業務を契約締結しており、副読本は社会科の学習指導要領に基づき地域の様子を記述し、先生方が3、4学年の指導に意を用いた構成とした内容にしておりますことから、広く意見を取り入れることはなかなか難しいと考えております。3点目のアンモナイトや化石の産出についての記述と具体的な教育実践についてでありますが、現行の副読本にはアンモナイトや化石の記述はありません。現在改訂作業中の副読本につきましても3、4学年の社会科教科書の補助的教材としての活用であり、地域の産業や消費生活の様子、地域の地理的環境などが指導目標に掲げられ、身近な地域における人々の産業、生活、環境などが学習内容として進められております。このため町内において発掘される遺跡関係は、祖先の暮らしとのかかわりから記述しているものの、古代の地層が育んできた貴重な化石に関しての事項は分類が異なるものとして記述されない内容となっております。しかしながら、国内でも有数の貴重な化石が発掘される自治体としての状況を踏まえ、何らかの形で記述に向け検討したいと考えております。また、教育実践の状況について述べますと、6学年理科の土地のつくりと変化における地層の単元において理科の情報誌やインターネットから入手した写真、イラストなどを活用し、地質や化石関係が学習されております。今後につきましても引き続き指導要領に基づく教育の推進を促したいと考えております。4点目のアンモナイトや化石の自然遺産を生かした事業についてでありますが、町内で発掘された化石は現在羽幌町郷土資料館での展示による鑑賞の機会を提供しております。過去には社会教育事業とする子供たちを対象とした自然教室において化石発掘や化石のクリーニング、化石の生い立ちなどの学習活動を展開し、また各種講演会も開催されておりますが、今後も関係団体による自主的なPRや学習活動を支援するとともに、さらなる事業展開を模索しながら推進したいと考えております。次に、ご質問2件目の羽幌小学校改築に向けた審議会やパブリックコメントについてお答えいたします。羽幌小学校の改築につきましては、昨年度改築の基本的な考え方と方針についてまとめた羽幌小学校校舎改築基本構想を策定し、その内容は既に常任委員会に説明したところであります。初めに、一般住民から組織する審議会などの設置についてでありますが、現在構想に基づく改築を進める上で地質調査などを実施しており、その契約期限が10月12日までとなっておりますことから、結果をもって意見交換を実施する予定であります。小学校は、児童の学習の場、教員の指導する場及び避難所としての活用に鑑み、議員の皆様はもとより学校関係者、PTAの方々などによる会議の場を設け、経過報告や整備概要などを説明し、意見を伺いたいと思っておりますが、審議会を含む附属機関等の設置につきましては現在のところ考えておりません。また、現構想へのパブリックコメントの実施につきましては、先ほど申し上げました関係者などとの意見交換と並行、あるいは意見交換を終了した後に実施したいと考えております。次に、児童からの意見、要望聴取についてでありますが、出された意見などの採用可否に対する教育的配慮も必要となることから、関係者の意見を伺い、判断したいと考えております。以上、金木議員に対する答弁とさせていただきます。

質問 2番 金木直文

それでは、2つのテーマに沿ってさらに突っ込んで質疑をさせていただきますが、私今回社会科副読本と副読本の頭に社会科という言葉がつくのを初めて知ったわけでありますけれども、今年の夏ごろだったでしょうか、公民館で来年度から使われる教科書の展示がされておりました。教科書は全国共通のものですから、それとは別個にでは羽幌町のことについてたしか副読本というのがあったはずだなと、それはどこにあるのだろうかと探しに行ったところなかったのです。図書室の中を探したのですけれども、図書室にもなかったので、ずっとこの間気にかかっておりました。それで、時を大体同じくして、その前に先に出たのだったのかと思いますが、アンモナイトの本というのか、図鑑というのか、以前羽幌高校に赴任されていた先生がこのたび発刊されたこの本もありまして、こういった題材を使ってぜひ羽幌の特質や歴史や風土、自然のそういった遺産を副読本なんかで紹介されて、今の子供たちがきちんと学習されていればすばらしいなという思いを抱いたというところが発端となって、今回いろいろと調査をさせていただいたところです。それで、現在この社会科の副読本は、主たる教材は教科書だとは思いますが、副読本を使ってどのような授業をされているのか。教科書と並行して、必要に応じて副読本を開いてもらって授業をするというスタイルなのか、一定時間、何時間かこれからしばらく副読本を使って勉強するよということで1週間なり、一月なり、そういった授業なのか、どのように副読本って活用されているのですか。

答弁 学校管理課長 熊木良美(学校管理課長は2014年3月まで)

お答えいたします。副読本の活用ということで述べさせていただきますが、この副読本については教科書の補助教材というような形の位置づけということで先ほど説明をさせていただきました。それで、社会科というような部分で教科書と並行して使った手法もあれば、総合学習の中において副読本独自での活用というような部分もあろうかということで伺っております。いずれにいたしましても、郷土の歴史、文化等を学ぶ際にはこの副読本をフルに活用しながら実施しているというのが現状であります。以上です。

質問 2番 金木直文

それで、今回副読本が改訂作業に入っているということは、今年度の当初予算の予算書の中でも年間予算45万円だったでしょうか、改訂、編さんのための委託事業として載っていたので、そういったこともちらっとは頭の隅にあったわけですけれども、先日教育委員会にお邪魔をしまして、どういった作業が行われているのかということもあらあらはお聞きはしましたけれども、その編集に当たっている委員会は現場の学校の先生方だというふうに伺いました。特に先生方は子供に教えるプロですから、それについてはどうこう別に文句を言うつもりも何にもありませんけれども、学校の先生となると確かにこの留萌管内を中心に教育活動をされているので、ある程度は羽幌についての自然や歴史やということもご存じなのだろうとは思いますけれども、教員、教師の立場以外からも、古くから羽幌で生まれ育っている住民からもぜひ今の子供たちにこういうことを教えてもらいたい、こういうことを覚えてもらいたいということを住民の側からもやっぱりそういう意見を出す場、拾う場というものもあってもいいのではないかなというふうに考えております。今回の答弁ではなかなかそこまでは広くするのは難しいということですけれども、できないということですか。その辺もうちょっと、難しいということのその意味合いをもうちょっと詳しく説明していただきたいと思います。

答弁 学校管理課長 熊木良美(学校管理課長は2014年3月まで)

お答えいたします。今現在の副読本の改訂作業につきましては、町内の教員、離島も含めまして中学校、小学校、総勢11名の先生方で構成し、改訂に臨んでおります。その中においては、小学校の先生方についてはもちろんなのですが、中学校の先生においても社会科の専科を持った教員、そして小学校につきましては3年、4年生の先生方を中心に構成した中で改訂作業ということで努めているところであります。そこで一般の方々の意見を入れるという部分になりますと、やはり先生方のほうが今のところ私どもの考えといたしましては精通されている部分、そしてそれを実際活用するに当たっての理想の形での改訂作業は行われるというようなことから、現在のところは教員の方々を中心とした組織においてお願いをしているところであります。以上です。

質問 2番 金木直文

そういった状況は理解はするわけですけれども、教育委員会あるいは学校の先生方の中でいろいろ考えられて進めるほかに、教育委員会がありますので、教育委員のメンバーの方々は一応住民代表というようなスタイルもあろうかと思います。ですから、その教員、教師的な目のほかにもやはり住民的な視点での教育委員としての立場からのそういった考えや思いなども、新たな委員会を立ち上げる必要もないわけですし、もう既に常時教育委員会という組織もあるわけですから、そういった中である程度その進捗状況を見ながら、あるいはもし意見を出せれるような場があるならば、ぜひそういった意見を反映させると。そういうことであれば、ごく広く何千人から意見を聴取するわけではないわけですから、そういった方法もそんなに大がかりなことにはならないだろうと思いますし、教育委員という立場ですからそんな突拍子もない意見も出ないだろうというふうに思いますので、そういった教育委員会という組織を使った検討なりということもちょっと考えられないでしょうか。その辺の見解はいかがですか。

答弁 学校管理課長 熊木良美(学校管理課長は2014年3月まで)

お答えいたします。先ほどこの改訂に係る特徴の部分でも触れたことなのですが、今回については先生方で構成する改訂委員会にこの作業をお願いした部分がございます。それで、以前、前回作成した場合においての組織の中には今議員がおっしゃったように教育委員会の職員も含まれておりました。ただ、うちのほうは今回委託というような契約上、やはり行政の職員が入るのは透明性に欠けるだろうというようなことから、一括してその組織にお願いするというふうなことで教育委員会の職員については除外をしたような経過があります。そこで、どういう形で意見を反映したらいいのかということをうちのほうも考えまして、この組織とは年に何回か全体会議というようなものを催すような形で打ち合わせをしております。その全体会議の中で、教育委員会の職員、あるいはうちの学校教育指導員等も加わりながら、監修というようなことでその校正に加わっていきたいというふうな形で今のところ進めております。意見等があれば、その際においてある場面では軽微な部分においての内容の修正であるだとか、またこういうことについては改善したほうがいいのではないかなというようなことの意見交換を経ながら、改訂作業を進める予定ということで行っております。以上です。

質問 2番 金木直文

ぜひそういった形ででもいいと思いますので、この後の大きな2つ目、小学校改築に向けたパブリックコメントなどについてもちょっと関連するのですけれども、町民、住民の側からの意見も反映されるようなそういった方法、手法をぜひとっていただきたいというのを私からの強い要望として申し述べておきたいと思います。それで、では一体いきなりなぜアンモナイトかというふうに問われると困るのですけれども、先ほど言いましたこの本も出されたということもあるのですけれども、羽幌町の紹介の仕方、幾つかポイントを挙げて、いろんな項目を挙げて紹介をする場合に、非常に豊かな自然があって、島に行けば多数の海鳥がいて、ウトウの数は世界一だというようなことは何かにつけて枕言葉的に紹介されますし、特産物としては羽幌の甘エビは日本一の甘エビだということも言われます。実は、アンモナイトも世界一とは言いませんが、かなり国内的にも有名で、北海道全体があちこちからアンモナイトは産出されるのですけれども、中でもこの羽幌近辺から産出されるアンモナイトは良質で、非常に評判がいいというふうにいろんな文献や書物などをあさってみますと紹介されているのです。羽幌で生まれて、ずっと羽幌で育っているとなかなかそれがぴんとこなくて、それで案外ほかの町の方から言われるのです。自称アンモナイトマニアだというような人ともちょっと私知り合いなのですが、羽幌の資料館行ってちょっとがっかりしたと。あれだけすばらしいアンモナイトがあるのに、何か雑然として置かれているというような言い方をされて、私もちょっとショックだったのですけれども、人によってはそれほど評価のあるこのアンモナイトも一つのウトウ、海鳥、甘エビ、そして日本、世界に誇れるアンモナイトということも非常に羽幌町の紹介する自慢すべき、できるものではないかと私は思います。それで、では一体どんな事業展開ができるのかということについてなのですが、私も具体的にあれやこれやいろいろ持ち合わせているわけではありません。ただ、これもある知り合いから割と近間にあります空知管内の沼田町、沼田町では町の事業として体験、化石の採取というのですか、河原にぽこぽこ出ているらしいですから、そこに行って子供たちや団体ツアーを募って採取をすると。それをとってきては、クリーニングといいますけれども、磨いて、化石の部分だけを持って帰るという事業をされているということをお聞きしたものですから、先日そこの施設と連絡をとって私はどんな中身なのか伺ってまいりました。少し時間をとって紹介したいと思いますが、これが沼田町の化石体験館という施設があるのですが、そのパンフレットです。そこには専門の学芸員が常駐しておりまして、町の職員です、常駐しておりまして、沼田町の市街地、町場からほろしん温泉に向かう、五、六キロ離れているかと思いますが、そのほろしん温泉に向かう途中の河原で二枚貝がぼろぼろ出る場所があると。その場所を使って、夏場、6月、7月、8月ぐらいに集中的に化石採集クリーニング体験事業を実施している。もう10年ぐらいになるそうです。どんな人たちが申し込んでくるかというと、札幌周辺の小学生、中学生の修学旅行が申し込む。8月になると、大人の団体ツアーが申し込んでくると。今年は40団体、2,000人を受け入れたとおっしゃっておりました。ただ、それだけ場所も非常に近間にあって、すぐ近くには温泉施設もありますし、こういう体験の会館もあるということもありますけれども、内部的にいろいろまだ問題はあるのだとおっしゃってはおりました。1人1個までを持ち帰ることができるというルールで行っているけれども、ほんのちょっと、半分ぐらいのかけらでも手にできた人は喜んで持って帰るのだと。ただ、役場や議会の中ではこの事業は一体いつまで続けるのだと、ずっとやっていたら化石資源がなくなってしまうぞという声も実際にはあると。2,000人来たとはいっても、ではどれだけ経済効果があったのだという声も実は聞かれてはいるのだけれども、これは町のまちづくりとか経済発展の云々でやっている事業ではなくて、その体験を通して沼田町に親しんでもらおうと、そういう文化財に親しんでもらおうというのがメーンでやっている事業だということです。羽幌では無理でしょうねと言われてしまいましたけれども、ただいろんな具体的な事業展開するにはまず専門的な学芸員をつくることということをまず第一におっしゃっていました。これも人件費等々がかかるわけですけれども、専門的な学芸員によっていろんな知識を得ながら、羽幌町に適した事業展開ということを考えていく、これも一つの大きな示唆をいただいたと思っております。羽幌では古くから、もう設立して34年になりますが、羽幌古生物研究会という民間の愛好家の方たちの団体もあります。隣の苫前町では学社融合事業といって教科書からちょっと離れて地域の中に足を踏み込んだり、地域で活躍している方を講師に呼んで体験事業をしたりということもされておりますけれども、羽幌でもこういったことを、アンモナイトや化石に詳しい人を学校に呼んで勉強するというようなことぐらいはできそうだなという気にはなっております。また、古生物研究会の方にお聞きしますと、アンモナイトが出るところまではなかなか素人さんには無理だと、行けないけれども、上羽幌近辺の河原では二枚貝がよく出るのだと。ですから、この二枚貝を探すような体験のツアーぐらいは夏休みのどこか天候のよさそうな日を選んで、行ってみたい子供たちを何人か、希望者でいいです。全員となるとまた大変になりますから、そういった希望する子供たちを募って、そういう化石探し体験、それに飽きたらすぐそばに炭鉱の遺跡がありますから、炭鉱遺産をちょっとめぐるとかということも組み合わせながら、このぐらいはできるのかなというふうには私はこの間考えておりましたけれども、この後今後ぜひ考えてみたいということなのですが、そういったことも参考にしながらいかがでしょうか。何か具体的な事業というところで発言いただきたいと思いますが。

答弁 社会教育課長 浅野勝彦(社会教育課長は2012年9月まで)

ただいまの金木議員のご質問にお答えいたします。金木議員今ご説明のとおり、本町におきましては古くから古生物研究会の方々が中心となって、教育委員会とタイアップしていろんな事業をアンモナイトに関しても展開しております。最近では子供たちが郷土資料館でレプリカづくりだとかそういうことも実際にやっております。ただ、金木議員もご存じだと思いますが、古生物研究会のほうもちょっと活動のほうがなかなか思うようにできない状況に今なっておりますので、私たちとしてはその古生物研究会の活動を援助していくというか、支援していくというか、そんな活動を最近は展開しております。ここのところでは、今週ですけれども、16日に、北海道開拓記念館でアンモナイト展が開催されております。それにうちのほうの事業として移動芸術鑑賞事業、これバスツアーですけれども、バスツアーで何人か、10名ほどですけれども、行って、アンモナイトに興味を持っていただいた方には古生物研究会のほうで活躍していただけるような、興味を持っていただくような、そんな事業も展開しております。また、自然教室のほうではいろんな町内の資源を利用した活動を毎年実施しておりますけれども、ここ何年かは化石のほうになかなか手を染められないというか、向かなかった状況でございますけれども、ほかの自治体でいろんなところで、今の沼田町を初め中川町でもいろんな体験学習をやっております。その辺を参考にしながら、これからうちのほうも検討していきたいというふうに考えております。

質問 2番 金木直文

このテーマ、社会教育のほうの問題にもなりますけれども、ぜひ私町長にお聞きしたいのですが、羽幌のそういった自慢できるものの一つとしてアンモナイト、非常に私は有効ではないかなと思います。先ほど古生物研究会のメンバー非常に高齢になられて、私もちょっとびっくりしたのですが、なかなか若い方も入ってこられないと。もう80代も後半の方々がほとんどということにもなって、毎回会合も集まってももう何もすることがないので、現在休止状態なのだというふうなこともおっしゃっていました。やはり町がいろんな体験事業などを通して今の若い子供たちにこういった羽幌の特質、アンモナイトや化石に触れるというようなことを通して、羽幌の自慢できるものの一つにということで、ぜひそういう会の活動を継承していく、若い世代にも継承していくということも含めて羽幌町でも取り組んでいってはいかがかと思いますけれども、町長、このテーマ、この件について何かお考えはないでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

このアンモナイトにつきましては、私も勉強不足で、古くからの公民館だとか新しく建ててからの中央公民館だとか、あちこちで小さなころから目にはしておりました。古生物研究会の方々からもいろんな要請事項、元気な時代がありまして、要請事項でクリーニング施設をちょっと手を加えて作業しやすくしたりというような時代もありました。今の現状、私も友人の方、知人がたくさんいらっしゃるので、いろいろとお話は聞いております。勉強不足でまことに申しわけない。アンモナイト、三笠だとか空知近辺、特に炭鉱があった地域だとかそこらへ行きますとあちこちでアンモナイトの展示物がございます。そんな中にも羽幌町産だとか羽幌町何々地域の名前が入って、そんなところを見ながら、羽幌町のアンモナイトもあちこちこうやって展示されるものが出て、あちこちで展示されているのだなということを感じていた程度であります。ありとあらゆるいろんな分野で高齢化が進んで、組織が成り立たないとかいろんな問題を抱えているところもたくさんございます。そういった意味では、アンモナイトのこの地域での有効性だとか今金木議員のお話の中で随分熱い気持ちで語られておりましたし、社会教育の分野に入るのでしょうけれども、そんなところでの組織の存続というようなこと、そして羽幌の地域でのアンモナイトのいわゆる優位性というのですか、それらの重要性というか、そんなところも伝えていくのも役割なのかなというふうに思っております。今のところ私も勉強不足で、その程度の考え方しか出てきませんけれども、社会教育のほう、教育委員会のほうとじっくりと話し合いながら、何かしらの取り組みができればいいなというふうに思います。

質問 2番 金木直文

外部から、余りこういう場で言うのはふさわしいかどうかわかりませんが、いわゆるマニアという人は羽幌を狙っていまして、春の雪解け水がどっと流れた後、夏場の大雨が降った後、崖がどっと崩れたような、そういう天候の直後を狙って実はアンモナイトを探しに来ているというふうに聞いております。羽幌町がほとんどが国有地ですから、羽幌町のものでないといえばものでないのかもしれませんが、羽幌にあるそういう自然遺産を羽幌町は事業も対策も何もとらずに、ただマニアの好き勝手にされてしまうというのも私としてはそれでいいのかという思いもあります。ぜひ可能なところ、できるところを羽幌町としても取り組んで、羽幌にある自然遺産、自然のものということで取り組みをぜひ進めていってもらいたいと思っております。次に、大きな2番目、小学校の改築に向けたパブリックコメント等についてですけれども、答弁をいただいた中ではこれから学校関係者、PTAなどから意見を求めて、パブリックコメントも実施すると。今年度中にパブリックコメントは実施するということでよろしいでしょうか。

答弁 学校管理課長 熊木良美(学校管理課長は2014年3月まで)

お答えいたします。現在の予定といたしましては、10月ごろから各方面と意見交換をした中で、その状況を踏まえて今年度内としてパブリックコメントを実施予定で進めております。

質問 2番 金木直文

ということは、今年の春出されましたこの基本構想の報告書によれば、その後基本設計に入り、実施設計に入るという流れになっていると思います。18カ月とかいう期間がかかるようになっておりますから、実際建築となるのはそうすると平成26年から27年ころの計画になっているということでよろしいでしょうか。

答弁 学校管理課長 熊木良美(学校管理課長は2014年3月まで)

お答えいたします。この構想の際にもお話をさせていただいた経緯があると思うのですが、一応うちのほうの考え方といたしましては、現制度、これは補助制度が27年度には着工していなければ該当にならないということで進められております。そういうことから、当方といたしましても27年度の着工に向けて進めていきたいというような考え方で現在は推移しております。以上です。

質問 2番 金木直文

それで、今24年ですか、あと2年、3年ぐらいにはとんとんかちかちとなるのかと思いますが、それに向けてどんな校舎にするのだと徐々に徐々に検討も詰められてきてはいると思いますけれども、先ほどの広い方々からいろんな意見を伺うということの一つに、議会では今年7月4日に石狩市の緑苑台小学校を視察訪問いたしました。平成14年に建築をして、その後ちょうどここは新興住宅地でどんどん人口がふえていて、去年から今年にかけて増築をされたという学校ですけれども、最初に14年の建築に際して3回にわたってどんな学校がいいかということを子供たちと話し合ったのだということをお聞きしました。この中では、子供たちから出た意見の一覧表も渡されました。屋上で運動ができるような場所をつくってほしいとか、これが結構多かったです。玄関を自動ドアにしてほしいとか、この中で二つ三つは実現したと言っていたのが教室のドアをなくして、2つの教室を一体として使える、もし合同で何かやるとなれば一体で使えるような、そういう教室にしてほしいという意見がこれが採用されて、行ってみたらびっくりしました。廊下がなかったと。真ん中に仕切りがあって、右、左、2クラス、廊下は共通と。廊下と隔てるものがないということで行われていました。教員も子供たちもなれれば結構楽しくやっているということでした。そのほかにも児童館、すぐに家に帰れないような子供のために児童館を学校の中につけたと。これも子供からの意見だったというようなこともあったのですが、大人たちの考えだけで進めるのではなくて、やはり子供たちからも意見を募って、一つでも二つでも実現すると。答弁の中では教育的な配慮もあるので、なかなか簡単には踏み込めないような答弁でしたけれども、100要望を出したら100実現するというふうなことはないのだよということを子供たちにわかってもらうのもこれは教育的に必要なことではないのか、その中で一つでも二つでも今度自分たちの弟や妹のために、おまえたちのために兄ちゃん頑張ったよと、こういう意見を出して考えたのだよということを行っていくのもこれこそ私は教育的配慮ではないかと思いますが、改めてこの点についていかがですか。

答弁 教育長 石川宏(教育長は2013年3月まで)

お答えいたします。答弁の中では、今金木議員がおっしゃいましたように何を言ってもかなわないというようなことがあってはかわいそうだなということから、何が出てくるかわからないというものもあって、その辺もいろいろ学校の先生などとも協議しながら、できるのならというような形で答弁させていただきました。今言ったように100あっても1つか2つしかかなわないかもしれないけれども、何かあったら聞いてみてということは必要なのかもしれませんので、その辺学校ともまた協議してみたいというふうに思います。

出典:羽幌町議会 平成24年第5回定例会 2012年9月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる