みんなの議会

羽幌町議会 平成18年第7回定例会 2006年12月14日

障害者自立支援の対応について

2006年12月14日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「障害者自立支援の対応について」質問し、町長 舟橋泰博、福祉課長 柳田昭一が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、福祉課長 柳田昭一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 金木直文

障害者自立支援の対応についてお伺いいたします。障害者自立支援法が今年10月から本格施行となっています。既に4月から原則1割の応益負担が導入され、大幅な利用者負担増による施設からの退所や報酬の激減による施設経営の悪化など、深刻な問題点が噴出しています。10月からは、これに加えて市町村の事務事業である障害程度区分認定とこれに基づく支給決定、地域生活支援事業の開始などが始まり、自治体の責任も一層問われてきています。私は、昨年の6月定例会において、この法案は国会で審議の最中でありましたが、先取りする形で特に利用者負担について質問をしました。このとき町長は、サービスの利用量と所得に応じた公平な費用負担はやむを得ないとしながらも、まだ先が見えない中でということで、町独自という物の考え方、これから議論の中で考えていきたいと答弁されました。法が本格施行された現在、この法に伴う施設や協議会などの設置、サービスの利用者負担額など、具体的にどのように検討されてきたのか、来年度へ向けての課題はどうか、説明をしていただきたいと思います。あわせて、町独自の対策はどうかも伺いたいと思います。以上であります。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

金木議員のご質問にお答えをいたします。議員お話しのとおり、本年4月、障害者自立支援法が施行され、10月から本格的に実施されております。障害者自立支援法は、身体、知的、精神など障害の種別にかかわらず、必要なサービスを利用できる仕組みを一元化するとともに、利用したサービスの量と所得に応じた公平な負担を求めるものであります。新しいサービスの仕組みは、障害程度が一定以上の人に生活や療養に必要な介護を行う介護給付、自立や就労につながる訓練等給付、医療制度が一本化された自立支援医療、補装具費、市町村の創意工夫により障害のある方を総合的に支援する地域生活支援事業等があります。障害のある方が介護給付に区分されるサービス利用を希望する場合は、障害程度区分の認定が必要とされますが、本町は平成18年6月、羽幌町、苫前町、初山別村共同による留萌中部障害程度区分認定審査会を設置し、この間本町では身体障害者2名、知的障害者6名の方から申請があり、それぞれ認定審査項目に基づく1次判定、医師の意見書、認定調査員が本人から聞き取った特記事項に基づく2次判定によって公平に審査、判定された障害程度区分や利用者の意向によりサービスの支給量が決定されております。また、市町村に対し、支援事業などを適切に実施していくための地域自立支援協議会の設置や障害者への生産活動機会の提供や社会との交流を促進する地域活動支援センターの設置が求められております。地域自立支援協議会については、既に子育て支援ネットワーク会議や発達障害児ケース検討会、高齢者、障害者を対象とする地域ケア会議等がありますので、新たな協議会の設置は当面見合わせたいと考えております。地域活動支援センターについては、現在身体障害者福祉協会が運営する希望の家を整備し、道が示している施設で働く障害者5人以上の確保、相談、指導業務を行う職員の配置、交流を図るサロンスペースを確保するなどについて検討いたしましたが、生産活動では新たな作業の確保や拡大、従事を希望する障害者の確保が難しいこと、既存施設ではサロンスペースの確保ができないなどの問題があり、現在の規模、内容を継続することとしております。サービス利用に伴う利用者負担額につきましては、法の定めによる原則1割負担としておりますが、低所得者に対しましては所得に応じた月額上限額が定められるとともに、利用料の負担義務では扶養義務者の負担が廃止され、利用者本人の負担となるなど軽減措置がなされております。現在本町単独の支援としては、生きがいホームヘルパー派遣事業を継続するとともに、子ども発達支援センター利用者負担額について、利用対象者が子供であることや幼稚園、保育園、学校と重複して通園している子供も多いことから、子育て支援等を考慮して、平成20年度まで段階的な負担軽減を図ることとしております。また、音声、言語機能障害の方1名について、長年道の支援事業で病院通院時等に北海道ろうあ連盟から手話通訳者の派遣を受けておりましたが、ろうあ連盟から、今後本人から1割負担を徴収する場合は委託契約を行わないとの方針が示され、他の手話通訳者等を検討いたしましたが、利用者は親族等の支援で日常生活は何とか可能ですが、病院通院時は他の手話通訳者等では対応が難しく、従来から派遣を受けていた北海道ろうあ連盟に委託せざるを得ない状況であり、やむなく利用者負担無料でのサービス提供を行っております。その他障害を持つ多くの方が福祉サービスを利用されますが、今後の町財政運営を考えますと町単独の支援は難しく、福祉サービスの利用者にとどまらず、各種制度や事業をみんなで支え合うためにはサービスの利用量と所得に応じた公平な費用負担はやむを得ないものと考えております。今後の課題としては、現在みなし認定を行っている施設入所者の障害程度区分認定が平成23年までに行われますが、特に知的や精神障害者については現行の認定審査項目では区分が低くなることが考えられ、施設入所者の多くが施設退所を余儀なくされる可能性があります。また、本町ではサービス事業者や施設に限りがあるため、利用を希望する福祉サービスすべてを提供できないことも懸念されます。障害者等を支援する制度は、自立支援法を初めとして複雑多岐にわたり、制度改正も頻繁に行われるなど、障害者自身が制度を理解し、みずからの自立に向けて適正なサービスを利用することが重要であることから、広報はぼろ等で制度の周知を図ることも大切と考えております。今後国においては、障害者自立支援法施行後も1割負担の導入などこれまでにない抜本的な見直しに対し、さまざまな意見があることから、利用者負担の軽減や障害程度区分、施設入所者の退所を避けるなど、法の円滑な運営のための改善策について検討されると聞いておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 6番 金木直文

私が今回取り上げましたこの法律は、障害者自立支援法でありますけれども、ご案内のとおりこの法案は昨年8月、郵政民営化問題で衆議院が解散となり、その解散と同時に一たんは廃案となった法律であります。ところが、選挙結果は自民党圧勝、その後の特別国会において再提出されまして、あっという間に10月31日、衆議院で可決成立となったという経過を持った法であります。その後の町の対応、検討については、ただいまのご答弁で全般にわたって説明がありましたので、大方の流れは理解いたしました。しかし、この中で私が目を疑った、耳を疑った部分がございます。それは、音声、言語機能障害者の方が必要とされる手話通訳者支援事業の部分で従来から派遣を受けていた北海道ろうあ連盟に委託せざるを得ない状況であり、やむなく利用者負担無料のサービス提供を行っております。やむなくという文言を使っておりますが、このままの文面を考えますと、本当は1割負担をしたかったけれども、仕方なく無料にしてしまったのだというような文言に、私は何度読み返してもそのように受け取らざるを得ないのですが、そこの文章表現はそのとおりだと言われるのかもわかりませんが、どういう意味でやむなくという文言を使われたのか、ご説明をお願いします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

非常に言葉遣いの難しさというものを今指摘されて感じました。本来1割負担ということで、我々としては通常のルートにおいて手話通訳者がいないかということで検討した中で、言ってみれば我々が探していた中でなく、もともとやっていただいた北海道ろうあ連盟の方にお願いする形となったということで、本来我々が取り組んだ方向の中でもとの状況に戻ったというのが現実ですけれども、やむなくというのは1割負担をしたいとかしたくないとかということではなくして、そういう意味で使ったことであります。非常に誤解を招く言葉であったのであれば、この場でご訂正したいというふうに思います。

質問 6番 金木直文

今の答弁では、必要とあらば変更、削除もというふうに、最後の語尾がちょっと聞き取れませんでしたけれども、それにしてもこの文言からすれば、町行政としてはどういう立場に立つのかという問題が問われてくるのではないかと私は思います。サービスを利用する住民の立場に立って福祉を充実させていくというのが町の立つべき姿である。このとおりの文言だとすれば、どうも町行政の向いている方向は国・道なのかと、地域住民の方向を向いていないのではないかと私は思います。はっきり申し上げて、このやむなくという文言は削除するか、ほかの言葉に置きかえていただきたいと重ねて申し上げたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 福祉課長 柳田昭一(福祉課長は2009年3月まで)

お答えいたします。基本的に、やむなくにつきましては削除させていただきたいと思います。ただ、この経緯につきましては、ろうあ連盟の方から今まで派遣を受けていたわけですけれども、私どもとしては利用者に対して手話通訳者を派遣するという姿勢については変わっておりません。ただ、ろうあ連盟の考え方自体が法が1割負担を原則として定めている中で、ろうあ連盟としてそういうサービスの提供部分で無料にしなければサービスを提供できないというような考え方がございました。これについて、私どもといたしましても道の方に対しましてろうあ連盟の考え方を確認するとともに、その辺をもう少し具体的にというお話もいたしましたが、道としてはその中には入らないと、それは市町村と連盟との間で契約を結ぶものであるので、道としてはかかわりを持たないという返事がございました。そういう意味で、さまざまな方法を家族とも検討いたしました。最終的には、この方については現在お願いしている手話通訳者をお願いしなければ病院の通院等に大きな支障を来すということから、派遣は引き続き行っていくということでございまして、頭からお金がかかるからサービスを提供しないという考えで行っているものではございませんので、その辺をご理解いただきたいと思います。

質問 6番 金木直文

それでは、まず1点目は、この文言からはやむなくという文言を削除するということは確認させていただきます。ただ、その後のご説明のところで、いま一つしっくりいたしません。コミュニケーションを図るというサービスについては、地域生活支援事業の中のメニューの一つでありまして、この部分については介護サービスを受けるだとか、施設を利用するとかという負担の部分とは違って、市町村独自が判断をし、計画を組んでよろしいという内容になっていると聞いております。けさ一番で道ろうあ者連盟に連絡をとりました。現在利用者負担をしている自治体はあるのですかと、連盟としてご存じでしょうかと。現在のところありません、聞いておりませんというお返事でありました。どのぐらいの自治体と委託契約を結んでおられますかと、一つ一つ、1、2、3、4、5、6と勘定しながら、70以上契約していますと。当然それらすべて利用者負担は無料と。道内は、たしか180ぐらいでしょうか、中には聾唖者のいない自治体もあると思います。ですから、かなりの確率、パーセントで委託契約を結ばれていると思うのですが、中には幾つかまだ返事のない自治体もありますがということではありましたけれども、道内では現在、今のところですが、利用者負担を求めている自治体はないと。そんな中で、我が町としても最初から、この部分は町の判断で利用者の立場に立って引き続き無料としますとすんなりといった方が、何の不都合があるのか私には全然理解ができないということを申し上げたいと思います。埼玉県では、この生活支援事業に関して全県で、有料化はなじまないとして従前どおり利用者負担を求めない形で実施してほしいという旨を県内市町村へ文書で通達すると。それから、9月に札幌で行われました、9月の下旬に北海道知的障害者福祉協会が主催した全道のシンポジウムで、この間道内各地で実施されたタウンミーティングにおける質疑や意見に対する北海道としての回答が示されたと。その部分を見てみますと、要望についてですが、要望は手話通訳制度の無料化について各市町村に強く指導してもらいたいという要望に対して道の回答は、これまで無料で提供されてきたサービスであることを考慮した対応について要請していきますと。先ほど道としてはかかわらないと、どうぞ町と直接契約、話し合ってくださいということでありますが、道としても有料、1割負担が基本だなんていうことは言っていないと思うのです。ここの部分を、この手話通訳の問題だけではありませんけれども、そんな考え方がこの法の検討、施行全体に流れているのではないかと私は懸念しています。具体的に聞いてまいりますが、障害者福祉の問題については今年度中に羽幌町障害福祉計画を策定する予定になっているといいますか、その方向で進んでいると思いますが、今年度中に策定となるのかどうか、その辺の進捗状況はいかがでしょうか。

答弁 福祉課長 柳田昭一(福祉課長は2009年3月まで)

お答えいたします。障害福祉計画につきましては、18年度中に策定を義務づけられておりますので、現在道の方からもある程度見込み量等の指導が来ておりまして、大体方向が見えてきております。現在事務局といたしましては、計画全体に向けての素案づくりに入っておりまして、間もなく素案的なものをまとめたいと考えております。年明け早々に関係者にお願いいたしまして、策定委員としてお集まりいただいて、その案について検討していただきたいということで、今年中には何とか策定を終えたいという考えでおります。

質問 6番 金木直文

先日すこやか健康センターで行われました障害者の町で暮らすシンポジウムだったでしょうか、タイトルは正確ではありませんが、その中で羽幌町の障害者の人数についてどなたかが報告されていたと思います。身体障害者が500名、知的障害者90名、精神障害者120名、合計720名の障害者、障害者手帳を持っているという人数だと思いますが、全町民の約8%弱の方の比率になります。決して少なくない数字だろうと思います。今年度中には何とか計画をということでありますけれども、いろんな立場の人、当然障害者関係の方も含まれると思いますけれども、制度があるから、必要だから立てるというだけではなくて、その中身、本当に障害者の立場に立った実のある内容となるものにするために、そういう声の検討をしていく手だてをどのように反映されるのか、ご説明お願いいたします。

答弁 福祉課長 柳田昭一(福祉課長は2009年3月まで)

先ほど策定委員を設けたいという考えを出しました。当然障害を持っている方の代表になるだろうかと思いますけれども、お入りいただいて、それぞれの立場から町に対する考え方をお聞きしたいというぐあいに思いますし、日ごろこれに携わっている関係団体、例えば福祉協議会等にもお集まりいただいて、そういうボランティア的な活動をされている団体等にもお集まりいただいて、協働の立場での考え方、そういうものも伺っていきたいというふうに考えております。その素案云々については、決して町が進める方向だけを強調するものではなくて、もちろん障害者あるいは地域の方々にも目を向けた内容になるように考えていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 6番 金木直文

それで、負担の問題について触れたいと思います。確かにこの法律自体は、利用者の原則1割負担、その中身は応益負担と言われています。つまり障害者がこのサービスを利用するのは利益になると、だからその分1割程度の負担をしてもしようがないといいますか、1割ぐらいは当然だと、いわばそのような中身になっています。厚労省は、途中から応益負担という言い方をやめて、余りにも利益、利益と言ったら批判が多いものですから、やめたようです。原則1割の定率負担という言い方になったようでありますが、この負担の求め方、負担の仕方についてですが、やはり全国各地から問題が指摘され、少なくない自治体では独自の対策を立てていると聞いております。答弁の中では、町独自は大変難しいという部分も答えられておりましたけれども、この法の施行によって全国の試算、26年度ベース、完全に施行された場合に、利用者が1割負担するわけですから、当初予算からは浮いてくる部分が出てくると、その分の試算が860億円と試算されています。国、道、市町村と分かれますので、国が430億、都道府県では225億、市町村では205億の余剰といいますか、その分が個人負担、利用者負担されるわけですから、財源が浮いてくると。帯広市については、その分試算をしたところ帯広市だけで1,000万円浮く計算になったと。その金額を利用して、全額ではないでしょうけれども、その財源を利用して独自軽減策を行っていると。それに類する自治体もほかにあると思いますが、羽幌町で障害者自立支援法が完全実施されたことによって浮いてくるといいますか、その辺の試算、計算などはされておりますか。

答弁 福祉課長 柳田昭一(福祉課長は2009年3月まで)

現在のところ試算は行っておりません。

質問 6番 金木直文

恐らく年度終了当時になって、幾ら幾らの黒字になったと、それは次年度へ繰り越しましょうという筋書きが見えてきそうな気配でありますけれども、そこをこの法のいろんな状況や問題点、弱点などを考えて、そこまできちんと試算を立ててみて、浮く部分があるのかないのかぐらいの方向は出していただきたいと思います。それをそのまま町独自の方向に使うのかどうかはまた別の判断になりますけれども、自治体によっては何とか利用者の負担を抑えたい、軽減していきたいという方向で取り組んでおられる自治体に倣って、町としてもそういう方向で検討すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 福祉課長 柳田昭一(福祉課長は2009年3月まで)

試算については我々も検討してみたいと思いますが、浮いた財源の使用の仕方について、軽減の仕方にもいろいろあろうかと思います。例えば個人個人の軽減を負担するのか、あるいは他の障害者に向けた施策に充てていくのか、さまざまな考えがあろうかと思いますが、その点についても今後の課題というぐあいに考えております。

質問 6番 金木直文

ご答弁の中の最後の方では、現在国の方でも見直しの作業が進められているということで答えられております。確かに11月末付だったと思いますが、政府与党、自民党内で改善策、中間報告というのをまとめまして、それに基づいて政府が今月20日にも発表される見通しだというふうに言われております。しかしながら、この法律は今年4月から始まった法律で、8カ月たっている。完全実施されたのが10月ですから、まだたった2カ月しかたっていない。8カ月あるいは2カ月たって、またすぐ見直しか。私は、これは法の不手際、不良法案、正しくない、よくない法案の典型である。その露呈がされたと言っていいと私は思います。これは、羽幌町からも多くの障害者が入所あるいは通所している施設の関係者に、先日伺ってお話を聞きました。既に利用料が払えず、滞納している障害者の方がおられるそうです。このまま推移していったら、3年後の見直しだ、あるいは5年後の完全移行だということになると本当に困ると、どうしたらいいか本当に悩んでいるのですという苦悩の状況を語られておられました。羽幌町の先ほど言いました720名の障害者、それらのすべてがどのような状況かはいろんな段階がありますが、施設に入れず、出される、あるいは払いたいけれども、利用料が払えない、そんな状況が3年後、5年後どうなるのか、私自身も本当に心配です。その辺も含めて町長に、どのような方向で考え、今後臨まれるのか、最後にお願いいたします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

地域自立支援ということで、町村の果たさなければならない役割等も課せられております。まだまだ法令そのものが障害者の方々がやはり受け身になっているとでも申しますか、その理解度も薄いのかなということもございますし、じかにその方たちの持つ不安というものも、答弁の中では広報という言葉だけでしたけれども、いろいろな場を持ちながら、共通の理解と申しますか、障害を持つ方々の気持ちというものもどこかで酌み取りながら、行政としての取り組みを進めていかなければならないというふうに思っております。また、この法令そのものが議員のお考え方としては非常に問題のあるものだという言い方をされておりますけれども、間違いなくさまざまな問題点が出てきていることも確かでありますし、障害を持つ方々との話の中でとらえられる、そして町として問題を提起できるもの等もくみ上げながら、これからのしかるべき機関への問題提起としていきたいというふうにも思っております。基本的には、本当に困る方々というのは、やはりどこかで救いの考え方がなければ、生活という基盤すらが崩れることになります。何ができるか、何をどうするかということについてはまだお答えはできませんけれども、障害者の立場になって物事を進めていきたい、考えていきたいというふうに思っております。

出典:羽幌町議会 平成18年第7回定例会 2006年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる