富良野市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月24日
市長が3期目で特に重視する三つの視点について
2026年6月24日、富良野市議会の一般質問で、松下寿美枝議員が「市長が3期目で特に重視する三つの視点について」質問し、市長 北猛俊が答弁しました。
- 質問者
- 松下寿美枝 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 松下寿美枝
-登壇-市民連合議員会を代表いたしまして、市政に関する所信表明に対し、質問いたします。現在、我が国は、少子高齢化や人口減少、変化の激しい経済情勢など、多くの構造的課題に直面しております。加えて、長引く物価高騰や生活コストの上昇は、市民生活や地域経済に大きな影響を与えており、暮らしや将来への不安など、切実な声も聞かれております。また、地球環境問題につきましても、気候変動はより深刻さを増し、北海道においても、これまでとは異なる暑さへの対応が求められる時代となってまいりました。ゼロカーボンの実現、市民の命と暮らしをどのように守っていくのか、重い課題がのしかかってきているような気がしております。こうした先行きが不透明な時代だからこそ、自治体には、市民に寄り添いながら、地域の将来像を明確に示し、持続可能なまちづくりを着実に進めていく姿勢が強く求められております。市長は、所信表明において、全ての市民が、健康で生きがいを持ち、安全で安心して暮らし、幸せを実感できる富良野をつくるとの揺るぎない目標の下、様々な施策の方向性を示されました。そこで、以下、市長の政治姿勢と市政運営に対する基本的な考え方について、順次、質問いたします。最初に、市長が3期目で特に重視する三つの視点について伺います。市長は、特に重視する視点の一つ目として、富良野の魅力や価値を実感し、生まれ育ったことへの誇りと愛着を育むまちづくりを掲げられました。市民一人一人が、このまちに住み続けたい、ふるさとに貢献したいと感じられる環境づくりや、今日まで築かれてきたものを次世代へ引き継いでいくことは、大変重要であると考えます。本市では、幸福度調査が行われており、昨年8月に直近の調査結果が公表されました。その分析からは、いまの生活が楽しい人は未来にも希望を持ちやすい、幸せに気づく力を育てることも大切であることや、地域に役に立っていると感じる人は前向きといった結果が読み取れ、人とのつながりや日々の暮らしの中で幸せに気づけることが、地域への愛着や誇りにもつながっているのではないかと、この調査の結果から感じたところです。市長は、今後の富良野の魅力や価値を実感し、生まれ育ったことへの誇りと愛着を育むまちづくりのために、具体的に何を行っていくのか、考えを伺います。次に、重視する視点の二つ目について伺います。行政が全てを担う時代から、行政、市民、企業、団体が共につくる時代への転換を挙げておられました。公民連携を推進し、多様な主体との連携によって地域課題の解決を図っていくという方向性は、これからの時代において重要であると考えます。公民連携の推進などに取り組む中で、課題解決に挑戦する風土を育てるために、行政が果たすべき役割をどのように考えているのか、また、市民や企業の主体的な挑戦をどのように支えていこうとしているのか、お伺いします。市長が重視する視点の三つ目について伺います。三つ目には、市民の皆様に寄り添い、議会とともに進める市政運営の考えを示されました。人口減少や地域課題が複雑化する中では、行政だけではなく、市民一人一人がまちづくりに関わっていくことがこれまで以上に重要になると考えます。また、本市では、高校卒業後に市外へ進学、就職をする若者も多くいます。しかし、これからの富良野を支え、地域の価値を次世代へつないでいくためには、若い世代が地域と関わり、自らまちづくりに参画していくことも重要であると考えます。そのためには、単に若者の意見を聞くにとどまらず、地域課題やまちの将来を自分事として考え、主体的に地域に関わる、いわば富良野を経営する視点を持った若い世代を育んでいくことも必要ではないでしょうか。市長は、民間企業、団体、NPO、若い世代など、多様な主体からの不安、期待、願いを今後の市政運営の中でどのように位置づけ、どのような形でまちづくりへつなげていこうと考えているのか、お伺いします。次に、第6次富良野市総合計画の四つのコンセプトの考え方について質問させていただきます。(1)輝く。つながり合う。ひとのWA!の中から1点目、子育てについて伺います。子育てを取り巻く環境が変化する中、子育てに対する不安や負担は、経済的な側面だけではなく、地域とのつながりの希薄化や保護者自身の孤立など、社会的側面の理由も大きくなってきているのではないかと感じております。そして、子供の健やかな成長のためには、保護者が安心して子育てに向き合える環境があることや、地域の中で支え合い、学び合える関係性を育んでいくことも重要であると考えます。そこで、伺います。市長は、子供が健やかに育つ社会環境の構築について、行政による相談支援の充実に加え、地域とのつながりや支え合い等の連携などをどのように進めていく考えか、伺います。また、子育てについては、子供の最善の利益を第一に、権利が適切に守られるよう支援してまいりますと述べられております。本年2月に公表されたこども計画策定アンケートでは、子供の権利について詳しく知っていると回答した割合は、小学生で8.6%、中学生で9.2%にとどまっており、聞いたことがないと回答した子供も一定数見られました。また、保護者においても、詳しく知っていると回答した割合は高い状況とは言えません。子供の権利を適切に守るためには、支援体制の充実に加え、子供自身や保護者が自分事としてこどもの権利について理解を深めることも重要ではないでしょうか。子供の権利を知ることを通じて、子供が自分自身を大切にするとともに、他者の権利や尊厳を尊重することを学ぶことは、将来にわたる共生社会の基盤にもつながるものと考えます。市長として、子供の権利に対する理解を広げていくということについてはどのようにお考えか、伺います。2点目、社会教育について伺います。社会教育は、単なる講座や学習機会の提供にとどまらず、地域への誇りや愛着を育み、人と人とのつながりをつくり、まちづくりを支える人材を育てる重要な役割を担っている分野です。本市においても、これまで、各種講座や家庭教育、地域学校協働活動、青少年健全育成、高齢者教育の推進など、様々な社会教育事業が進められてきたものと認識しております。しかしながら、人口減少や高齢化、地域活動の担い手不足、子供や若い世代の地域参加の機会の減少など、社会教育を取り巻く環境も変化していると感じております。そこで、本市の社会教育の現状をどのように捉え、どのような課題があると認識しているのか、また、今後、社会教育をまちづくりや人づくりにどのようにつなげていこうと考えているのか、市長の考えを伺います。また、市長が3期目で特に重視する視点の一つとして掲げている富良野の魅力や価値を実感し、生まれ育ったことへの誇りと愛着を育むまちづくりを進めていくためにも、ここ富良野で育つ子供たちが、地域の自然や産業、文化、人とのつながりに触れながら学ぶ機会は、郷土への誇りや愛着を育む上で重要であると考えております。加えて、本市には、農業や観光、文化活動、地域活動など、それぞれの分野で富良野に誇りを持って活動し、その思いや経験を次世代へ伝えていきたいと考えている市民も多くおられると感じております。子供も大人も共に学べる機会をつくることができる社会教育は、これからのまちづくりにも大変重要と考えております。そのような学びや地域とのつながりを支える上では、公民館、図書館、博物館といった社会教育施設の役割も重要であると考えます。人口減少やライフスタイルの変化などにより、社会教育施設を取り巻く環境も変化していると感じておりますが、社会教育の主な拠点であり、多様な学びの環境づくりに必要な公民館、図書館、博物館についてどのような課題認識を持っているのか、市長の考えを伺います。3点目、高齢者福祉について伺います。高齢者福祉につきましては、地域包括ケアシステムの推進、介護人材確保、生活支援サービスの充実、介護予防等に取り組むとのことであります。一方で、第9期の高齢者福祉計画では、在宅サービスについては、介護人材不足により介護事業所による事業拡大は期待ができない状況であることや、居宅介護支援事業所の介護支援専門員の減少により新規委託の受入れが困難となる状況など、地域包括ケアシステムを支える基盤そのものが厳しさを増している実態や、訪問診療体制など在宅生活を支える地域医療資源にも限りがあることが示されております。そのような中で、介護予防を進めるだけではなく、介護や医療が必要となった後も、市民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる体制をどのように維持、構築していくのかも重要であると考えます。そこで、お伺いいたします。本市は、介護人材不足や支援体制の縮小など、これまで顕在化してきた課題に対し、今後の超高齢社会を見据えながら、地域包括ケアシステムをどのような考え方で持続可能なものとしていこうとしているのか、市長の基本的な考えを伺います。次に、スポーツについて伺います。スポーツ推進につきましては、する、見る、支えるための人材を含めた環境整備を進めるため、富良野市スポーツ推進計画を策定し、スポーツ施設の更新やアスリート育成、市民の心と体の健康づくりに努めていくとのことであります。中学生の部活動については、教育委員会から部活動の地域展開を進めていく方向性が示されております。部活動の地域展開は、単に学校部活動を地域へ移行するということだけではなく、地域全体で子供たちのスポーツ環境を支えていく仕組みづくりであり、今後の地域スポーツの在り方そのものに関わる大きな転換であると言えます。富良野市スポーツ推進計画の策定に当たり、教育委員会が進める部活動の地域展開について、どのように連携しながら地域スポーツ環境の充実につなげていこうと考えているのか、また、地域総合型スポーツクラブのような多世代がスポーツを通じて関わる地域スポーツの仕組みについては、健幸都市を掲げる本市と親和性が高いと感じますが、本市のスポーツ振興の中に位置づける考えはあるのか、お伺いいたします。次に、想う。みがき合う。まちのWA!から、地域公共交通について伺います。地域公共交通につきましては、本市において、令和5年度に地域公共交通計画を策定し、交通空白地帯の解消や、持続可能な公共交通体系の構築に向けた方向性が示されております。一方で、人口減少や高齢化、運転手不足など、地域公共交通を取り巻く環境は現在も厳しさを増しており、先般の改正地域公共交通活性化再生法においても、自治体が中心となった地域交通の構築や交通空白の解消に向けた取組が求められております。また、AIオンデマンド交通のふらのりは、認知度も上がってきており、乗降所が増設されてきていますが、運行エリア外で暮らす高齢者の中には、歩くには遠いが、タクシーを利用するほどではない、だから出かけないといった方もおられます。通院や買物だけではなく、地域活動や交流の場へ行くことを含め、日常の移動を支えることは地域で暮らし続けるための重要な基盤であると考えます。所信表明では、鉄道やバス、オンデマンド交通など、各モビリティーの有機的な連携による利便性の確保を図りながら、合理的で持続可能な公共交通網の検討を進めると述べられておりますが、本市として、合理的とはどのような考え方を指しているのでしょうか、また、採算性や効率性だけではなく、地域における移動保障との両立をどのように考えているのか、市長の基本的な認識をお伺いします。次に、行政運営について伺います。本市は、これまでも、共創を掲げながら、職員育成やデジタル化の推進に取り組まれてきたところであり、各種計画におけるKPIにつきましても高い達成率となっております。一方で、近年は、行政だけでは解決が難しい課題も増えており、より柔軟な発想や部署横断的な連携、多様な主体との協働が求められていると感じています。また、デジタル化による効率化が進む一方で、高齢者をはじめ、対面での支援や相談を必要とする市民も多く、利便性の向上と市民に寄り添う行政サービスとの両立も重要な視点であると考えます。そのような中で、これまで進めてきた共創の取組や職員育成、デジタル化の推進について、市としてどのような成果と課題が見えてきているのか、また、市長が掲げる組織の活性化とはどのような組織の姿を目指すものなのか、市長の考えを伺います。次に、(4)感じる。つなげる。自然のWA!から、地球温暖化対策と自然環境の保全について伺います。市長は、重要な視点の一つ目として、本市の自然や文化、産業、人の営みによって育まれてきた地域資源について触れられ、この価値を未来へ確実に引き継ぐ責任を強く感じていると述べられました。私も、富良野の豊かな自然環境や景観、そこに息づく多様な生き物、そして、先人たちが築いてきた農業や暮らしの風景は、本市の大きな財産であり、次世代へ引き継いでいくべき重要な価値であると考えております。本市では、ゼロカーボンシティーの実現に向けた取組も進められておりますが、脱炭素化や再生可能エネルギー導入を進めていく中においても、自然環境や景観、生態系との調和をどのように図っていくのかは、考え続けていかなければならない重要な視点であると考えます。本市では、2050年ゼロカーボンシティーに向けた取組を進めるとありますが、その取組を進める上で、自然環境の保全についての考えを伺います。以上で、市民連合議員会の代表質問といたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-市民連合議員会、松下寿美枝議員の所信表明に対する代表質問にお答えします。1件目の特に重視する視点についての1点目、富良野の魅力や価値を実感し、生まれ育ったことへの誇りと愛着を育むまちづくりについてでありますが、富良野の魅力や価値を未来へ引き継いでいくためには、市民一人一人が地域への誇りと愛着を持つことが何より重要であると認識しております。本市では、これまで、体験や活動の機会を通じてまちの魅力を感じてもらう取組として、小・中学校での森林学習プログラムをはじめとした自然環境を生かした体験や、富良野高校生との産学官連携によるふるさと納税共創の取組、富良野の当たり前を巡るクイズラリーなど、体験や活動を通じて、幼少期から本市の魅力を感じることができる取組や、住み続けていると当たり前に感じる地域の魅力をブランド化するbonchi powder プロジェクトなどにも取り組んでまいりました。そのほか、プレスリリースによる幅広い情報発信など、様々な取組や情報発信を継続することでシビックプライドの醸成、誇りと愛着を育むことにつながると考えておりますので、引き続きこれらの取組を進めてまいります。2点目の行政が全てを担う時代から行政、市民、企業、団体が共につくる時代への転換についてでありますが、公民連携を通じて課題解決に挑戦する風土を育てるためには、行政が全てを担うのではなく、市民や企業、団体の力を引き出し、それぞれが主体的に活動できる環境を整えることが重要であると考えております。行政には、地域課題や目指すべき方向性を共有し、多様な主体をつなぐコーディネーターとしての役割が求められると認識しており、共創まちづくり推進事業などを通じて新たな提案や挑戦を積極的に受け止め、対話と協働を通じて地域課題の改善などにつなげていくことや、起業支援などの支援策の継続、新たな刺激や活力の流入が期待される交流人口創出などの施策と併せて、地域全体に挑戦を応援する風土がさらに広がるよう取り組んでまいりたいと考えております。3点目の市民の皆様に寄り添い、議会とともに進める市政運営についてでありますが、市民や企業の皆様が抱く不安や期待、願いは、地域課題の予兆となるものであり、まちづくりの方向性を考える上で最も大切にすべきものと認識しております。そのため、幸福度調査などの分析データの活用はもとより、引き続き、市民、企業、団体などとの対話を重ねながら、地域の実情など、声を受け止めることで課題の把握に努めてまいります。また、各種計画策定や事業の検討に当たっては、課題や目標を多様な主体と共有するとともに、その検討に参画いただき、各施策を実現へと結びつけることで、幸せを実感できるまちづくりにつなげてまいりたいと考えております。2件目の輝く。つながり合う。ひとのWA!の1点目、子育てについてでありますが、行政による相談支援の充実につきましては、こども家庭センターと保健センターを拠点に、安心して妊娠、出産できる環境、乳幼児期における健やかな育ちへの支援、自立と社会参加に向けた適切な支援の提供に向け、子供と家庭に関わる関係分野が相互に連携し、地域全体で子育てを支援していく環境づくりに努めてまいります。次に、地域とのつながりや支え合いなどの連携につきましては、子育て世帯が孤立することがないよう、引き続き、子供と家庭に関わる関係機関が連携し合うことで、子育て支援センターを中心に、子供との関わり方について保護者同士が学び、交流し合える機会の充実に努めてまいります。次に、子供の権利に対する理解につきましては、子供の権利が適切に守られ、全ての子供が健やかに成長していくためには、子供自身をはじめ、保護者や地域の方々が、子供の権利について理解を深めることが重要であると考えております。本市において実施したこども計画策定に係るアンケート結果も踏まえ、子供の権利に関する周知啓発に取り組むとともに、学校や家庭、関係機関と連携しながら、子供の最善の利益を第一に考えた取組を進めてまいります。2点目の社会教育についてでありますが、本市の社会教育の現状と課題につきましては、社会教育は、生活や地域の課題を学習課題として捉え、人づくり、つながりづくり、地域づくりを通じた地域コミュニティーの基盤形成に重要な役割を担っております。一方、人口減少や少子高齢化、ライフスタイルの多様化が進む中、市民の学習ニーズへの対応や、地域活動の担い手確保などが課題と認識しております。次に、社会教育をまちづくりや人づくりにつなげる考えにつきましては、市民の生涯学習活動の促進と地域活動への参加意欲の向上を図るとともに、未来を担う子供たちの豊かな成長を育む体験活動の充実や、地域全体で支える環境づくりが求められており、多様な分野と連携しながら、つながりづくりや地域づくりを担う社会教育人材の育成に努めるなど、地域課題の解決に向けた社会教育活動の充実がより必要であると考えております。次に、多様な学びの環境づくりに必要な公民館、図書館、博物館の課題認識につきましては、社会教育施設は、多世代が集い、つながる、地域における学びと交流の拠点として、コミュニティー機能の強化が求められております。このため、誰もが利用しやすい施設環境の整備をはじめ、多世代交流と地域活動の促進、市民ニーズに対応した学びの場としての活用促進が課題と認識しております。3点目の高齢者福祉についてでありますが、本市における持続可能な地域包括ケアシステムの推進につきましては、引き続き、地域包括支援センターを中核機関として高齢者の生活を支援していくとともに、介護保険や高齢者福祉事業などの公的サービスに加え、医療機関、介護施設、社会福祉協議会、高齢者クラブ、各種ボランティアなどの社会資源を有効に活用しながら、住民による支え合いを組み合わせることで、地域全体で支える仕組みへと発展させることを基本的な考え方として取り組んでまいります。4点目のスポーツについてでありますが、部活動の地域展開を進めるには、地域で受け入れる体制の構築が必要であります。競技スポーツの大会等では、日本スポーツ協会公認指導者資格を有する者が帯同することなどの要件もあることから、公認指導者の養成に取り組むとともに、特に、屋内競技においては活動の場の確保も課題となることから、NPO法人ふらのスポーツ協会とも連携し、スポーツ環境の充実を図ってまいります。また、多世代が集い、競技レベルやレクリエーションとして楽しむ幅広いニーズに対応できる総合型地域スポーツクラブは、生涯スポーツ社会の実現に大きな役割を担うものであり、スポーツ推進計画の策定に当たっては、地域で支えるスポーツ団体の一つとして検討してまいります。3件目の想う。みがき合う。まちのWA!(31ページで訂正)の1点目、地域公共交通についてでありますが、地域における移動手段の確保は、地域に住み続ける上で欠かすことのできない重要な要素であると認識しております。そうした中で、人口減少による利用者の減少や物価高騰による運行経費の増大は全国的な課題であり、公共交通網を現状のまま維持し続けることは、近い将来には限界が訪れるものと認識しております。地域の移動手段を今後も維持、確保し続けるためには、バス路線の重複区間の運行の在り方の検討や、各モビリティーの有機的な連携の促進などにより、効率面で優れ、利便性にも最大限考慮した合理的な交通体系を構築していく必要があると考えておりますので、各モビリティーの利用状況を踏まえ、望ましい公共交通網の在り方について引き続き検討してまいります。2点目の行政運営についてでありますが、共創の取組につきましては、産官学連携によるふるさと納税返礼品の開発や、令和6年度に策定した富良野市共創まちづくり推進指針に基づき、市民、企業からの提案事業が実現に至るなど、多様な主体との連携による取組を推進しております。また、幅広い世代の職員を対象とした人材育成研修を継続して実施することで、対話や協働を支えるスキルの向上にも取り組んでまいりましたが、共創の考え方をさらに広げることや、部署横断的な連携の一層の強化が目下の課題であると認識しております。次に、行政運営に関するデジタル化の推進につきましては、成果として、電子決裁やインターネット環境での業務運用、AIやRPAの活用により、全庁で年間約7,000時間の業務時間削減効果が見込まれているとともに、昨年度の紙使用量は、令和3年度比で約100万枚の削減となりました。課題といたしましては、ガバメントクラウドへの移行等に伴う運用経費の増加や、サイバーセキュリティー対策の一層の強化などが挙げられますが、今後とも、デジタル化による業務効率化で生み出された時間を市民との対話や共創にも振り向けながら、職員一人一人が、前例にとらわれず、課題解決に挑戦し、多様な主体とともに新たな価値を創造できる活力ある組織づくりを進めてまいりたいと考えております。4件目の感じる。つなげる。自然のWA!の地球温暖化対策と自然環境の保全についてでありますが、2050年ゼロカーボンシティーの実現に向けては、富良野市地球温暖化対策実行計画区域施策編において、市民の行動変容を促す啓発活動や再生可能エネルギーの利用などによる温室効果ガスの削減目標を定めております。再生可能エネルギーや次世代エネルギーの導入は、地球温暖化対策には不可欠なものでありますが、一方で、守るべき自然環境や景観の価値を損なうなどの課題も顕在化しております。本市におきましては、人と自然が調和した持続可能な地域社会の形成を目指して、富良野市自然と共生する太陽光発電施設の設置に関するガイドラインを定め、自然環境の保全に努めております。引き続き、脱炭素社会の実現と自然環境の保全、美しい景観を次世代へ継承していく取組を進めてまいります。以上です。訂正をお願いいたします。想う。みがき合う。ひとのWA!のところでありますが、正しくは想う。みがき合う。まちのWA!でございますので、御訂正をお願いいたします。