みんなの議会

富良野市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

(1)公開質問状の取り扱いについて/(2)子どもの読書推進事業について

2025年12月10日、富良野市議会の一般質問で、松下寿美枝議員が「公開質問状の取り扱いについて」「子どもの読書推進事業について」について質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、総務部長 関澤博行、教育委員会教育部長 佐藤保が答弁しました。

質問者
松下寿美枝 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、総務部長 関澤博行、教育委員会教育部長 佐藤保

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松下寿美枝

-登壇-おはようございます。通告に従い、一般質問いたします。1件目、公開質問状の取扱いについて、2件目、子どもの読書推進事業について、順次、伺ってまいります。1件目、公開質問状の取扱いについて。1項目め、公開質問状における個人名公開の判断基準についてお伺いいたします。9月30日に、ホームページで公開質問状とその回答が公表されました。それを御覧になった市民の方からは、市に意見をしたら私の名前も出てしまうのですかといった不安の声が寄せられました。事前に担当の方に伺ったところ、本市に公開質問状が提出されたことは過去に例がなく、取扱いについても明確な基準がないとのことでした。もちろん、意見や質問をする際に氏名を記載すること自体は、責任ある手続として必要な場合もあると理解しています。しかし、公表の段階においては、情報公開と市民参加のルール条例にあるパブリックコメントなどのように、氏名を伏せるなどの配慮が必要だと考えております。事前の確認では、情報共有と市民参加のルール条例には公開質問状に関する取決めはなく、今回のケースは対象外との説明でした。しかし、市民参加からさらに一歩進んで、市民とともにつくり上げる共創を目指す本市において、どのような形であれ、市民が安心して意見を述べることができる環境を整えることはとても重要なことであり、運用基準がないのであれば、今後、検討し、整備していく必要もあるのではないかと考えます。9月30日に市ホームページで公開された公開質問状の取扱いについて、以下、伺います。1点目、団体名が記載されていたのにもかかわらず、個人名を市ホームページ上で公開した理由と考え方について伺います。2点目、氏名を公開、非公開を判断する明確なルールや基準はどこに規定されているのか、伺います。3点目、市の施策に対して意見を述べた市民の氏名がホームページで公開される運用となると、今後、市民が意見を出しにくくなるという懸念もあります。そうした懸念についてはどのように受け止めているのか、お伺いいたします。4点目、市民参加のルール条例の第4条には、個人情報に配慮するといった一文もあります。この条例との整合性をどのように考えたのか、お伺いいたします。5点目、今後の運用については、氏名の公開、非公開の判断基準を明確にし、提出が団体名の場合は原則として団体名のみを公表するなど、情報の取扱いを慎重に行う必要があると考えます。例えば、市民参加制度調査審議会に諮り、ガイドラインとして整理するなど、市民が安心して意見を述べられる仕組みづくりを進めるべきと考えますが、見解を伺います。2件目、子どもの読書推進事業について質問いたします。子供が本に触れることは、単に語彙力や学力を高めるだけではなく、物語の世界に触れることで、他者への思いやりや想像力を育む大切な経験となると考えています。家庭では、読み聞かせの時間が親子の穏やかなコミュニケーションとなり、安心感や信頼関係を育てるひとときにもなります。読書は、まさに心の栄養であり、子供の健やかな成長に欠かせないものだと考えております。国の第5次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画においても、読書は子供の学びと心の成長の双方に不可欠とされ、学校図書館の充実、司書の専門性の活用、家庭、地域との連携などが示されています。北海道の計画でも、家庭、学校、図書館、地域が連携し、子供が読書に親しむ環境づくりを推進しています。本市では、令和6年度が第3次子どもの読書推進プランの最終年度でした。子どもの読書推進事業について、行政評価ではA評価ではあるものの、数年にわたり、同様の課題、改善策が掲げられ続けている状況があります。こうした点を踏まえると、次期計画では、これまでの取組の検証と、より効果的な体制づくりが求められるのではないかと考えます。1項目め、富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画について質問いたします。子どもの読書推進事業について、行政評価においては、ここ数年、目標、課題、改善策がほぼ同じ言葉で示されています。令和6年度が最終年度であった子どもの読書推進プラン第3次計画について、教育委員会としてどのように総括をしているのか、お伺いします。2項目め、子どもの読書推進事業の課題についてお伺いします。行政評価においては、前年度、今後の課題として学校図書館への支援といった課題が挙げられております。本市では、平成30年から学校司書が配置されています。従来の学校の取組に司書の皆さんの力が加わることにより、多くの改善が進められてきたと感じています。一方で、学校間の活用の格差や、また、司書の役割の明確化が必要ではないかと感じる部分もあります。そこで、2点質問いたします。1点目、学校図書館の活用実態と、学校司書が配置されたことへの効果をどのように把握しているのか、お伺いいたします。2点目、学校司書の役割を明確にし、個別に策定される次期読書推進プラン(第4次プラン)に盛り込むべきと考えますが、見解をお伺いいたします。3項目め、子どもの読書推進事業の体制整備についてお伺いいたします。幼少期からの読書体験が、その後の読書習慣や学びに大きな影響を与えることは、文部科学省の計画の中でも示されています。また、その計画の中では、「子どもの読書習慣は日常の生活を通して形成されるもの」であること、「家庭における読書活動に関しては、多様な子どもがおり、多様な家庭状況があることに配慮し、図書館、学校、市町村保健センター、民間団体、民間企業等の様々な機関が連携・協力して、状況に応じ、必要な支援を行い、社会全体で支えていく必要がある」と記されています。本市ではブックスタート事業を継続しており、それは大変意義深いと感じております。一方で、読書推進の体制を考えたときに、学校図書館と市立図書館がそれぞれに重要な役割を担っているのにもかかわらず、行政評価では、家庭における読書活動の推進、地域、学校等における読書活動と読書環境整備の推進、学校図書館への支援など、家庭、地域、学校へのアプローチが課題として挙げられています。読書推進の体制が複数の部署に点在していますが、横断的に結びつける仕組みを強化する必要性も感じています。以下、2点質問いたします。1点目、家庭における読書活動の推進についての現状認識と今後に向けての考えを伺います。2点目、子どもの読書推進プランの主体は市立図書館とされていますが、学校司書は学務係が所管し、学校図書館は学校ごとの判断に委ねられるなど、組織間の役割分担が分断されています。この構造が計画の実効性を弱めていると考えますが、教育委員会として、読書推進の推進主体をどこに置き、責任を持って進めていくところはどこの部署なのか、考えをお伺いいたします。以上で、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-おはようございます。松下議員の御質問にお答えします。1件目の公開質問状の取扱いについての1項目め、公開質問状における個人名公開の判断基準についてでありますが、1点目の個人名を公開した理由と考え方につきましては、公開質問という性質上、その内容は公開されることが前提であることに加え、質問状にも公開する旨の記述があることから、公開する取扱いとする旨を告げた上で、全文を公開したものであります。2点目の公開、非公開の規定についてでありますが、公開質問状の取扱いについて規定したものはございませんが、富良野市情報共有と市民参加のルール条例第31条において、市民からの要望、苦情等について検討し、その結果を公表すると規定しておりますので、同条を準用して検討の上、回答したところであります。公開、非公開の判断に関しましては、公開質問状が、その性質上、明確に公開を前提として提出されたものであることから、その趣旨に沿って公開の判断としたものであります。3点目の意見を出しにくくなる懸念についてでありますが、記名、無記名を問わず、受け付けている市民の声や、市民懇談会などへの出席者など、個人情報は非公開としており、公開質問状など公開が前提であるものや、あらかじめ承諾を得ている場合を除き、これまでも氏名などの個人情報は公開しておりません。そのほか、出前講座、市長室トークなど、複数のチャンネルを設けておりますので、公開質問状の公開が意見を出しにくくなる状況に直結するとは考えておりません。4点目の市民参加のルール条例第4条で規定する個人情報への配慮についてでありますが、公開質問状は、公開されることが前提であり、他の自治体の事例においても、黒塗り等は行われず、原文そのままの形で公開されているところでありますが、いたずら電話等への配慮から、住所(53ページで訂正)及び電話番号については黒塗りとしたところであります。5点目の判断基準の明確化やガイドラインの策定につきましては、公開質問状が、その性質上、公開を前提として取り扱われるものであり、今後とも、公開前に提出者の意向を確認するなどして対処いたしますので、現時点において、ガイドラインなどを策定する考えはございませんが、市民が安心して意見を述べられる状況づくりは大変重要な取組でありますので、市民参加制度調査審議会において事例として紹介し、委員の意見を考慮するなどして引き続き適切な取扱いに努めてまいります。以上です。御訂正をお願いいたします。市民参加のルール条例第4条の関係についてでありますけれども、御答弁の中で、住所及び電話番号についてというところを住民及び電話番号と言ったようでございます。正しくは、住所及び電話番号でございますので、御訂正をお願いいたします。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-おはようございます。松下議員の御質問にお答えいたします。2件目の子どもの読書推進事業についての1項目め、富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画についてでありますが、子どもの読書推進プラン第3次計画の総括につきましては、本市では、乳幼児期から親子で読書に親しむ習慣づくりのために、ブックスタート及びブックスタートプラス事業に取り組んでおり、さらに、全ての子供たちが自主的に読書活動を行うことができるよう、家庭、地域、学校などとの連携を促進し、読書環境の整備に努めてまいりました。しかしながら、令和6年度に児童生徒を対象として実施した読書についてのアンケートの結果では、本を読むことが好き、もしくは、どちらかといえば好きと回答した児童生徒は79.9%となっており、計画の目標値の90%達成には至りませんでしたので、今後、家庭、地域、学校等でのさらなる取組などにより、子供の読書活動を推進することが必要であると認識しております。2項目め、子どもの読書推進事業の課題についてでありますが、1点目の学校図書館の活用実態と、学校司書の配置による効果につきましては、現在、市内全ての小・中学校に学校司書を配置しており、共通の図書検索システムを運用し、学校図書館の活用を推進しているところであります。学校司書の配置によって、学校図書館の環境整備や授業支援を行うことで、児童生徒の読書推進に効果が現れているものと認識しております。2点目の次期子どもの読書推進プランに学校司書の役割を盛り込むことにつきましては、学校図書館の充実につながると考えておりますので、次期プラン策定に向けて検討してまいります。3項目め、子どもの読書推進事業の体制整備についてでありますが、1点目の家庭における読書活動の推進についての現状認識と今後の考えにつきましては、乳幼児期において、保護者が子供のために市立図書館を利用する割合が34.5%であり、家庭における読書の大切さについての意識をさらに高める必要があると認識しております。小・中学生期については、1か月の間に本を一冊も読まない児童生徒の割合である不読率が全国的に各年齢層の上昇に合わせて高くなっております。本市においては、1人当たりの貸出し冊数は増加しておりますが、小学生と中学生の不読率は21.4%となり、令和元年度の調査と比較して各層で上昇しております。今後につきましては、乳幼児期については、ブックスタート事業及びブックスタートプラス事業を継続するとともに、市立図書館における各種おはなし会への参加を働きかけ、読み聞かせなどの読書習慣の定着を進めてまいります。また、小・中学生期については、各学校への団体貸出しやブックトラック、北海道立図書館の支援によるブックフェスティバルなどを継続実施するとともに、家庭においても子供たちが読書に対する興味や関心を高められるよう、家族ぐるみで読書を推進するうち読などの普及啓発に取り組んでまいります。2点目の子どもの読書推進プランの推進につきましては、全ての子供たちがあらゆる機会や場所において自主的に読書活動を行うことができるよう、市立図書館が主体となって積極的な読書環境の整備を推進し、これまでも実施している市立図書館と学校司書による読書推進連携会議を継続し、学校の読書環境の向上とともに、地域住民が読書推進ボランティアとして参加できる環境づくりをするなど、家庭、地域、学校などが引き続き連携し、乳幼児期から小学校、中学校、高校生までの年代に対して読書活動を推進してまいります。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

順次、再質問させていただきます。1件目の公開質問状の取扱いについてという部分で、1点目のホームページ上で氏名まで公表した理由と考え方については、公開質問状という性質上、そういう取扱いをするという旨、質問の提出者にも理解していただきながら公開したということではあるのですけれども、明確な規定やルールがない中で公開質問状を公開するに至ったのは、ほかのまちの事例も参考にされたとは思うのですが、いろいろと難しい部分もあったのかとは思うのですが、個人名まで公表するといった考え方に至った理由についてお伺いします。

答弁 市長 北猛俊

松下議員の再質問にお答えいたします。基本的なところになりますので、私のほうから答弁させていただきますが、公開質問状そのものが、いわゆる提出する方の団体名ですとか個人名、これを公表することで、いわゆる社会的な圧力をかけるといいますか、回答を提供される側として、その透明性、提案いただくものの透明性を求めて公開してくるというのが公開質問状の基本になっております。ただ、法律としても明確な定めはございません。そういったことから、公開質問状を提出してくる方々も名前、団体名を公表し、そして、こちら側も、そのことについて、公開するということで確認させていただいて公開になっております。議員が心配されるところも理解できますけれども、氏名ですとか団体名を公開しないで意見交換できるチャンネルについては、何点目かの質問にもお答えさせていただいておりますが、そういった取組、取組というか、制度もありますというようなことを、名前を公開しなくてもできますねということを質問された市民の方にお伝えいただければありがたかったというふうにも思います。これからも、そういう質問があったときには、公開質問状についてはこういう制度になっています、名前、団体名を公開しないでも意見交換できますというようなことを、ぜひ、議員からもお伝えいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。以上です。

再質問 2番 松下寿美枝

他市では、団体名だけを公表しているという事例もありましたので、先ほど個人名まで公開したという考え方についてお伺いしました。公開質問状の性質上ということで、いまは理解いたします。先ほど、市民の方の不安の懸念という部分にも踏み込んで答弁いただいたかとは思うのですが、やはり、名前が公開されるということを目にした方というのが、どういった形であれ、自分が出したものも名前が出てしまうのかという懸念をお持ちになるということはあるかと思います。やはり、安心して声を上げていく状況をつくるというためには、そうした心理的側面という部分も理解しながら回答していくという努力は必要かと思うのですが、そうした視点を意識していく必要性については、この判断の経過の中で、何かそうした議論があったのか、お伺いいたします。

答弁 総務部長 関澤博行

松下議員の再質問にお答えいたします。公開質問状の公開に当たっての協議の内容かと思います。先ほど市長からも答弁させていただいたとおり、公開質問状で団体名及び名前を公表するということの提出者の方にとっての意義というのも当然ございます。そういった面で、公開質問状の取扱いについては、今回、団体名、氏名を含めて、相手の方にも確認しながら公開させていただいたところでございます。あわせまして、市民の方から市に意見をいただく制度といたしましては、地域懇談会の場、また、市長室トークなどの機会もございます。あわせまして、市民の声の中では、意見、要望、提言、苦情、相談、質問というようなことでカテゴリー分けをしまして、御意見をいただくということにさせていただいておりますし、回答についても、必要なのか、必要ではないのかということも併せまして、市民の声ということで御意見をいただいているところでございます。具体的に回答を求められた場合については、一定の条件は付していますけれども、市として御本人に回答しているところでもございますし、あわせまして、その内容につきましては、広報ふらのにも名前を伏せて公開しているところでございます。市民の声につきましては、公表するという前提ではございませんけれども、逆に、質問された方から、なぜ、前回の私の質問は公開しないのだということで広報ふらのへの掲載を求められたというような事案もありますので、そういった様々な御意見をいただける場というのは設けてございますので、ぜひ御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

様々なチャンネルがあり、名前を伏せても意見を述べる環境というのはできているということも理解はしております。ただ、いま、この御時世、やはり、個人情報というものが非常に大切にされる時代なのかという部分も含めまして、4点目の質問に移らせていただきます。一応、市民参加のルール条例の中には、公開質問状が含まれていないということではありました。しかしながら、個人情報に配慮するといった一文があるということでは、条例の適用外ではあるものの、今後、こうした場合において、条例のこうした個人情報に配慮するといった一文を考慮に入れながら、名前の判断をしていくということも必要ではないかと思いますが、お考えについてお伺いいたします。

答弁 総務部長 関澤博行

松下議員の再質問にお答えいたします。市民参加のルール条例第4条に規定している個人情報への配慮の関係についてでございますけれども、先ほどから申しましているとおり、このたびにつきましては、公開質問状という性質上、取扱いは、一定、明確になってくると判断しております。それ以外の市民参加の手続においての個人情報の取扱いについては、これまでも十分配慮して取り扱ってまいりましたので、同じようにルール条例に規定しているものについては引き続き取扱いをしてまいりたいと思いますし、今回の公開質問状につきましては、その趣旨に沿って引き続き取扱いをしてまいりたいと考えてございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

市民参加のルール条例の中では、公開質問状は入っていないということで、今回、新しく出てきたものではあるとは理解しているのですが、こうした市民から出てきたものという部分は、市民参加に当たるのではないかと認識するのですが、そうした部分のお考えはいかがでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

松下議員の再質問にお答えいたします。公開質問状については、市民参加のルール条例に規定されていないものということで、考え方ということでございますけれども、先ほど市長からも答弁させていただきましたとおり、富良野市情報共有と市民参加のルール条例の中には、市民からの要望、苦情等の取扱い、「市は、市民参加手続を経ずに提出された、市民からの要望、苦情等について」ということで取扱いを規定してございます。今回の公開質問状につきましては、この規定に当たるということで、取扱い、また、御回答させていただいたところでございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

失礼いたしました。先ほど、私が多分聞き逃していた部分だったのかなと思います。市民参加のルール条例の中に当てはまるという理解でよろしいということで、了解いたしました。そうしましたら、5点目のほうに移ります。ガイドラインなどを整理する考えはないということでした。そして、市民参加制度調査審議会に事例として紹介していくということでもありました。先ほど、こうした公開質問状というものが市民参加のルール条例の中に当てはまるというものであれば、一文として加えていくとか、そうした条例の中に組み込んでいくという考えも必要かと思いますが、その点、いかがお考えでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

松下議員の再質問にお答えいたします。富良野市情報共有と市民参加のルール条例全般のつくりでございますけれども、市が持っている情報を住民の方に御理解いただくために公開していくということの趣旨の条例でございます。そういった点でいきますと、御質問を受けるというような内容でのつくりにはなってございません。そういった面では、今回、ルール条例の一文を使って回答させていただきましたけれども、では、これがルール条例の中に公開質問状を規定するべきものなのかというところになると、一定の議論が生じると考えております。そのことからも、先ほど市長答弁の中で答弁させていただきましたけれども、条例で設けております市民参加制度調査審議会において事例として御紹介し、御意見をいただくという取扱いを今回させていただきたいと考えてございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

1件目につきましては了解いたしました。2件目の質問に移らせていただきます。1項目めの富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画についての総括ということで、ブックスタート、ブックスタートプラスの事業を継続して行ってきたことなどを挙げられましたが、アンケートで、残念ながら目標達成に至らなかったといった数字も挙げられておりました。この目標達成に至らなかった理由の分析についてお聞かせください。

答弁 教育委員会教育部長 佐藤保

松下議員の再質問にお答えいたします。令和6年度が最終年となりました富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画、その中で、児童生徒を対象としたアンケート調査の中で、本を読むことが好き、どちらかといえば好きという回答が目標の90%に達しない、79%になっている、その分析というところでございますけれども、家庭、地域、学校との連携ということで進めてきておりますので、家庭での取組、地域での取組、学校での取組というところでございます。その中での学校での取組というところでお話しいたしますと、読みたい本の入手先というところで、学校の図書館というのは前回調査よりも増えているところでございます。ただ、この5年間というのは、やはり、コロナ禍ということもありましたので、読み聞かせとか、なかなか制限されるところがありまして、そういった活動が少しできなかった部分があるということもあります。そのことによりまして、また、家庭での取組、親子での触れ合い、家庭での読み聞かせ、一緒に読書をするというところでございますが、そういった地域での取組が少しできていなかったのかと思います。そういったところを、この後、改善していきながら増やしていければと考えているところでございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

コロナ禍もあったということで、総括に関しては、今後、また分析して行っていくということで理解いたしました。次の2項目めの1点目、学校図書館の活用実態と学校司書が配置されたことへの効果については、事業の充実ということも先ほど答弁の中でありました。また、学校図書館の環境整備、そういったことが進んでいる、そういったこともあるかと思います。こちらは、いろんな学校でのそれぞれの取組はあるのですが、学校間での差などの課題というものは見えてきているのか。配置されてから7年たっております。どのような形で課題が見えてきているのか、お伺いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 佐藤保

松下議員の再質問にお答えいたします。学校司書の配置によって、学校図書館の環境整備、授業支援が進んでいるけれども、学校間はどうなのだというところの質問でございます。まず、4月に、校長会、教頭会の合同会議というのを毎年開催しているところでございまして、その中で、単年度の教育推進計画というところの資料も提供しながら会議のほうを進めているところでございます。その中で、読書活動の推進というところで、学校司書の配置、ポータルサイトの活用、市立図書館との連携ということで周知を図っておりまして、学校間で取組の差がないように進めているところでございます。また、学校司書は、市立図書館との連携会議というのを毎月行っているところで、それぞれ司書を配置しているところの活動の研さんですとか、活動の平準化を図るような取組というか、そういう確認をしながら進めているところでございます。学校間の差があるというところは、極力ないように進めているのが実態でございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

様々、連携しながら進めているということで理解いたします。2点目の学校司書の役割を明確にして、個別に策定される次期推進プランに盛り込むべきではないかと私は申し上げたのですけれども、富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画が令和6年度で終了しています。第4次プランについては策定中と伺っていまして、いま、この令和7年度、空白になっているのではないかと思いますが、どのように整理されているのか、お伺いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 佐藤保

松下議員の再質問にお答えいたします。富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画が令和6年度で終了して、次期が令和8年度からということで、いま取り組んでいるというお話で、では、令和7年度はどうなのかと。令和7年度につきましては、空白ということではありますけれども、先ほど申しました単年度の教育推進計画の中でうたっているところもありますし、その前に、5年間の計画、令和3年度から令和7年度の計画、富良野市教育振興基本計画の中で施策としてのせておりますし、そういったところで、令和6年度で切れていますけれども、取組についてはそういったところを継続しながら進めているというふうに私どもでは捉えているところでございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

富良野市教育振興基本計画の中で現在も進められているということで理解いたします。2点目の司書の役割を明確にしていくという部分を、私は次期プランにぜひ盛り込んでいくべきではないかと考えております。富良野市子どもの読書推進プラン第3次計画では、学校司書に関しては配置といった表現にとどまっておりました。第4次プランには、さらなる充実につなげていくために、学校司書の役割を明確にしていくということが必要かと思いますが、そのあたりの検討については、いまどのように進められているのか、お伺いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 佐藤保

松下議員の再質問にお答えいたします。第4次プランに、学校司書の役割というものを掲載して明確にしていくというような、そういう検討はあるのかという質問でございます。いま、第4次プランの策定作業を進めているところでございますけれども、先ほど教育長答弁でもいたしましたけれども、策定に向けて盛り込むことを検討してまいるということで考えております。学校司書の業務マニュアルというものも、いま、教育支援課のほうで立てておりますので、それとの整合性も考えながら、いま検討しているところでございます。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

第4次プランについて検討しているということで、了解いたしました。続いて、3項目めの1点目、家庭における読書活動の推進についての現状認識と今後に向けての考えということで、市立図書館の利用がそんなに高くない部分では意識の向上が必要ではないかといった部分、また、不読率です。富良野市においても年齢が上がるほど不読率が高くなっているという部分では、やはり、高校生期以降の読書につながる部分では、幼少期、小・中時代の読書というものの習慣が大事になってくる、そういった調査もありますので、ぜひ、ここは力を入れていただければいいのかと思うのです。この家庭における読書の推進という部分では、なかなか把握の方法が難しいかと思います。どのように現状の把握をされていくのか、考えについてお伺いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 佐藤保

松下議員の再質問にお答えいたします。ただいま松下議員がおっしゃられていたとおり、家庭でどれぐらい読書が進んでいるかというのをはかることは非常に難しいものがあります。ただ、やはり、小学校に上がるまでの間の取組ということで、家庭で行われること、先ほどうち読というお話もいたしましたけれども、親子の触れ合いですとか、家庭で読み聞かせ、また、おうちで子供と親が一緒に読書する、そういった習慣づけだとか、そういったところが必要だと思っております。ただ、家庭でどこまで進んでいるかというところは、アンケート調査ではなかなか分からないところはあります。ただ、家で、そういった、子供に読み聞かせているというところは把握しているところでございます。こちらのほうは、水準としては高いのですけれども、それが1週間に1回というところですので、もう少し数を増やしたらというような考えを持っているところでございます。また、アンケートの中で、図書館での行事ですか、イベント的なものが少し分からなかったというところも見えていますので、そういったところに参加してもらいながら、家庭での読書の習慣、読み聞かせだとか、それを普及していくように努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

2点目の質問に移らせていただきます。この推進プランの推進体制についての部分になります。私も、この読書推進という部分は、人づくりという視点でも非常に大事な部分、また、ここは、育った人がまちをつくっていくという部分では本当に人づくりの根幹の一つになる部分だと思っています。こうしたところで調査していくのですが、読書全体のことは図書館、だけど、学校司書のことは学務係であったりとか、また、学校図書館のことは学校長に権限があるといった、様々なところに私も出向かせていただいた経緯があったのですが、これを束ねて、リーダーシップを取って、子供の読書プランにあります18歳までの子供たちの読書環境をしっかりと柱を持って推進していくという部署がどこになるのか、再度お聞かせください。

答弁 教育委員会教育部長 佐藤保

松下議員の再質問にお答えいたします。幼少期から18歳までの子どもの読書推進プラン、どこが主体となって行っていくのか、これは、当然、市立図書館のほうで行っていきます。学齢期、小・中学校のところは、学校司書を配置しながら、学校との連携を図りながら推進しているのですけれども、ここも、先ほどの繰り返しになりますが、いまも、毎月、連携会議等を行いながら、それぞれ役割を確認しながら連携を取ってやってきているところでございます。先ほどのお話にも戻りますけれども、家庭での取組、学校での取組、地域での取組、これを連携していくことによって子供の読書が推進されていくというところでありますので、市立図書館が主体となって子どもの読書推進プランを推進していくというところは変わらないと考えております。以上でございます。

再質問 2番 松下寿美枝

図書館が主体となって行っていくということでした。図書館が単独で、単独でというか、みんなでチームになってやっていくとは思うのですが、図書館も非常に業務が多忙であるのではないかと考えております。地域も包括しながら、学校を取り巻く環境もそういった整理をしながら、この読書推進プランというのを本当に図書館が担っていくということが現実的なのかどうか、教育委員会、また、全体で関わっていくことも必要ではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

松下議員の再質問にお答えいたします。教育委員会全体でという御質問でありますけれども、まさにそのとおりの認識でございます。具体的には、どういう形で進めていくかといいますと、この富良野市子どもの読書推進プラン、これについて、校長会との意見交換、こういった場も今後設けていきながら、学校司書の役割、位置づけ、そういったものを再確認させていただくということ、それから、もう一つは、かつてもそうだったのですけれども、校長会において、図書館長が必要に応じて出席しながら、図書館の取組、学校との連携、そういったものも随時行ってきた、そういった経過もあります。学校図書館の館長は学校長であります。ですから、そういったトップ同士の中で共通認識を持ちながら、学校図書館の適切、そして利用度が高まる、そういった運営を図っていく、そういった中で、学校司書は、同じ方向性の中で、図書館、そして学校、また、読書推進団体、ボランティア、そういったところと連携を図ってやっていく、そういったことが必要だということで考えますと、学校教育と社会教育、その中での図書館、そういったところが一体となって進めていく考えで進めてまいりたいと考えております。以上です。

出典:富良野市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる