みんなの議会

富良野市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日

(1)健康で心豊かに暮らせるまちづくりについて/(2)学校教育について

2019年6月19日、富良野市議会の一般質問で、松下寿美枝議員が「健康で心豊かに暮らせるまちづくりについて」「学校教育について」について質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、市民生活部長 山下俊明、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。

質問者
松下寿美枝 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、市民生活部長 山下俊明、教育委員会教育部長 亀渕雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松下寿美枝

-登壇-通告に従い、質問させていただきます。最初に、市長が公約で掲げていました健康で心豊かに暮らせるまちづくりの中の、市内小・中学生の部活や各種団体の移動用バス利用拡充についてですが、今回は、少年団活動のスポーツ活動バス拡充に絞って伺います。子供たちの活動を後押しできる事業があるということは、子供たちにとっては、ふるさとに愛着が湧きますし、保護者にとっては、子育てしやすいまち、そして住みよいまちづくりにもつながっていくと考えます。現在、少年団として活動している団体が教育バスを使い使う回数は、年間で三十四、五回ぐらいと伺っています。利用したことのある方に伺うと、教育バス事業があることで保護者の負担軽減になっていること、窓口になっている課の職員の方のおかげでスムーズに利用できることなど、あってよかったとの声が多く聞かれました。しかし、感謝の声とともに、改善してほしいという意見も耳にすることがありました。それは、利用回数が各団体で2回までと限られていることや、保護者が一緒に乗れないこと、バスの利用時間などについてです。市長がおっしゃっていた公約の中で、特に、少年団活動のスポーツ活動バス拡充の、拡充の部分について、市長の考えを伺います。2件目は、学校教育について伺います。こちらは、中学校の主に運動部で使用する教育バスについてです。私は、子を持つ親の一人として、机上での勉強ももちろん大切ですが、教室を離れ、異年齢で切磋琢磨しながら目標に向かうことのできる部活動の時間も、子供たちの心身の健全な成長には大切なものではないかと思っています。平成31年度の教育行政執行方針の中でも、子ども・子育て支援について、少子化が急速に進行し、社会が激しく変化する中で、未来を担う子どもたちを健やかに育むために推進していきたいとされる施策がたくさん書かれていることに対し、大変心強く思っているところです。しかし、実際には少子化が進んでいること、そのことで中学校の部活動に所属する人数ももちろん減ってきていますし、さらに、部活動の種目も減ってきているのが現状です。中でも、団体の種目は、学校単独でチーム編成ができなくなる場合があり、市内の学校同士だけではなく、ほかの町村と合同チームをつくることも現実に出てきています。合同チームになる際は、子供たちの意見を大切にしながら、学校同士が連携してくれていますが、教育バスの利用に関しては、市町村をまたいで合同チームになった場合、同じチームで行き先が一緒にもかかわらず、教育バスの利用は別々ということになっています。大会や遠征などに使われる教育バスの存在は、子供たちの活動のために非常に有意義な事業でありますし、保護者の負担軽減になっている部分もあります。また、別々の学校同士ですと、ふだんの練習がなかなか一緒にできない分、移動の時間も一つのチームとしてコミュニケーションがとれる貴重な時間になるのではないでしょうか。少子化に向かっていく時代の流れの中で、人数が減っても子供たちがやりたい活動ができるように、大人も知恵を絞り、子供たちの活動を後押しできるような考え方が必要になってくるのではと考えています。そこで、部活動やチーム編成が広域にまたがった場合の教育バスの利用を含め、4点質問させていただきます。一つ目は、富良野市の教育における部活動の意義について、二つ目は、富良野市内の部活動の現状について、三つ目は、教育バスの利用条件について、四つ目は、今後の子供たちの活動が広域にまたがるような場合、教育バスの利用を拡大していく考えはあるのかどうかについてです。以上で、第1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-松下議員の御質問にお答えします。1件目の健康で心豊かに暮らせるまちづくりについてのスポーツ活動バスの利用拡充についてでありますが、少年団活動における市外の大会に参加する場合の交通手段を支援することを目的として、スポーツ活動バス運送業務事業を実施しているところでございます。バスの利用基準は、通常の大会につきましては2回まで、予選を経ての全道大会出場につきましては回数制限なしとしているところでありますが、燃料代、高速道路利用料、宿泊を伴う場合の運転手の宿泊代金は少年団の負担としております。平成30年度は、16団体より申請があり、その内訳は、通常大会で24回、全道大会で6回の実績となっております。今後のスポーツ活動バスの利用拡充につきましては、スポーツ少年団のニーズを把握しながら、スポーツ少年団本部と協議してまいりたいと考えております。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-松下議員の御質問にお答えいたします。2件目の学校教育についての教育バスの拡充についてでありますが、本市の教育における部活動の意義につきましては、生徒の自発的な参加により行われ、より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、個人の資質、能力の向上と責任感や連帯感を養うとともに、児童生徒や教師との好ましい人間関係を構築し、多様な学びや経験により、バランスのとれた生活や心身の成長につながる場であると考えております。市内の部活動での合同チームによる活動につきましては、生徒数の減少により団体競技は単一校での編成が難しくなってきていることから、野球部、サッカー部、男女のバレーボール部では、合同チームを編成し、中体連などの大会に出場しており、男女のバレーボール部においては、自治体を超え、上富良野町や南富良野町の中学校との合同チームを編成しているところであります。教育バスの利用につきましては、部活動での利用はスクールバスで対応しており、配置学校での行事を優先した中で申請により運行しており、自治体を超えた合同チームの利用についてはそれぞれの自治体で対応しているところであります。教育バスの利用の拡大につきましては、さらなる生徒数の減少により合同チームの種目増や自治体を超えてのチーム編成がふえることが考えられることから、今後を見据え、富良野沿線5市町村教育委員会で構成する富良野地区広域教育圏振興協議会での議論や、該当する教育委員会とルールづくりを調査研究してまいります。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

ニーズがあるということで、スポーツ活動バス、教育バスともに、ぜひ今後のためにさまざまな検討をしていただきたいなと思っています。まず最初に、市長の答弁にもありました少年団活動における活動用バスの利用に関してです。ニーズを把握しながら本部と協議をしていきたいということだったのですが、今後、ニーズを把握するための手段など、考えていらっしゃいましたらお聞かせください。

答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。ニーズの把握についてどのように考えているのかという質問になろうかと思います。ニーズの把握につきましては、先ほど少年団本部と協議しながらというふうに答弁をさせていただきましたけれども、実は、平成27年度の決算審査特別委員会でもスポーツ活動バスについての質問が出されておりまして、その質問を受け、平成28年には、少年団本部とお話をしながら、平成28年11月にアンケート調査を実施しております。このときは数件の要望がございましたが、全体的にはこの基準で構わないという結果で、その後、こちらのほうには意見がございませんでしたので、このままとなっておりました。しかし、平成28年から3年以上が経過しておりますし、3年以上が経過しますと、スポーツ少年団のお子さんたちや保護者もかわっておりますので、今後、アンケート等を含め、どのようにニーズを把握していくかなど、スポーツ少年団本部と協議を重ねていきたいと考えております。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

少年団が負担している実費分というのは大体幾らぐらいか、数字で出ていましたら教えていただきたいと思います。

答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。スポーツ活動バスを使用する場合、使用基準に基づき、支出をしているところでございます。ただ、申請に当たっての添付書類については、大会の日程や開催要綱、行程表などの提出を求めておりますが、経費に係る部分の提出については求めておりませんので、各団体の実費分について、市では把握しておりません。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

続いて、学校教育のほうの教育バス利用に移ります。いま、教育長から答弁のあった広域教育圏の事業についてですが、今まではどのような事業がされてきたのか、その内容を伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。広域教育圏振興協議会でどのようなことに取り組んでいるのかということでございます。この協議会は、答弁でもありましたように、上富良野から占冠までの1市3町1村の教育委員会で構成している組織であります。主には社会教育に関する事業に取り組んでおりまして、社会教育に関するネットワーク事業、また人づくり研修事業、それから、富良野沿線の教育委員会での研修会、文化団体との交流会等々を行っているところでございます。以上です。

質問 2番 松下寿美枝

その広域教育圏の事業の中で検討していただけるという理解でいいのですか。その中で教育バスの利用に関して話し合いをしていただけるということですか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。先ほどもお答えしましたように、富良野沿線の教育委員会が集まる会議の場がこの広域教育圏振興協議会でありまして、いままで、主には社会教育関係の事業についての協議がメーンでありました。今後は、この中において教育バスについても題材として取り上げさせていただき、どのようなことができるか、協議する場とさせていただければというふうに思っているところです。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

ただいま教育部長から答弁をさせていただきましたけれども、補足ということで、若干、私からもあわせて答弁させていただきます。富良野沿線の広域教育圏振興協議会は、基本的には、教育長と事務局が集まり、富良野沿線の課題について話し合う場であります。これまでも、小規模化している学校が多くなってきておりますので、部活動について、広域連携といいますか、市町村をまたいだチーム編成が必要であるということで、そのあり方について確認してきたところです。そういった中で、バスの関係については今後の協議となりますが、基本的な考え方としては、例えば、中体連の大会は、今まで地区ごとに細分化しながらやってきておりました。しかし、少子化の中で参加できる学校の数が少なくなってきましたので、広域化を図っていくということで、昨年まで、管内の中学体育連盟、あるいは、中学文化連盟と管内の教育長会で協議をしながら、参加の負担割合について協議してきたところです。今後に当たっては、議員がおっしゃるとおり、やはり、交通の手段、あるいは指導者の確保などについても、関係する教育委員会と協議をしながら進めていく必要があると考えておりまして、今後、協議、研究を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる