みんなの議会

富良野市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月28日

スポーツ振興について

2018年6月28日、富良野市議会の一般質問で、後藤英知夫議員が「スポーツ振興について」質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、市民生活部長 山下俊明、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。

質問者
後藤英知夫 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、市民生活部長 山下俊明、教育委員会教育部長 亀渕雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 後藤英知夫

-登壇-おはようございます。さきの通告に従い、質問いたします。スポーツの振興について伺います。市長は、全ての市民が健康で幸せ感じる健幸都市富良野を掲げ、市民の信託を受けられました。また、市政に対する基本目標の中では、健康づくりの充実とスポーツ振興に努めるとあります。私は、人生での生きがいや体力、健康の維持のためにスポーツは大切な要素の一つであると同時に、あらゆる世代において、スポーツに触れ、楽しむことで、生活の幅を広げ、生活を豊かにもしてくれると考えます。富良野市第7次社会教育中期計画の中では、地域の特性を生かした生涯スポーツの推進を目標とし、健康で生きがいのある市民生活を送り、誰もが気軽に親しめる生涯スポーツの振興、関係機関と連携し、軽スポーツから競技スポーツまで幅広い生涯スポーツの実現とスポーツ団体の育成支援などをうたっております。そこで、1点目に、特に高齢者などが生きがいを持ちながら健康のためとしての生涯スポーツをどのように振興していくのか、また、体育振興会やスポーツクラブ、地域とどのようにかかわりを持ちながら生涯スポーツの振興を図っていくのか、伺います。2点目に、本市においても多くの体育施設を有しておりますが、老朽化が進んでいる施設もあると認識しております。今後、全ての施設を維持管理し、改修、改築をしていくことは、人口の減少が予測される中で財政の面からも大きな負担になることが推測されます。かなり綿密な計画のもとで事業を進めることが肝要であると考えますが、見解を伺います。3点目に、教育委員会にお尋ねします。小学校、中学校でのスポーツのあり方について伺います。子供たちが、将来に向け、幼児期から小学校、中学校でしっかりとした体力、運動能力、また運動の習慣を身につけることや、健全育成を図る上でも、スポーツがもたらす効果、役割は大きいと考えます。毎年行われている全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果などを教育委員会として分析されていますが、ふだんの運動、授業での体育や部活動についてどのようなあり方が望ましいのか、見解をお聞きします。また、部活動での指導者についてですが、近年、知識や技能を持って指導する先生が減少しているとの指摘もあり、他事例では外部へ委託する例もあり、その中では教師の超過勤務に対しても問題視されており、一般的には働き方について議論されているところでもあります。本市における部活動の指導者に対しての現状と課題、今後の見通しについて伺い、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-おはようございます。後藤議員の御質問にお答えいたします。スポーツ振興についての1点目、生涯スポーツの振興についての高齢者などの生きがいや健康のための生涯スポーツについてであります。高齢者など、誰もがそれぞれの能力や体力、目的に応じて日常的に運動やスポーツに親しむことは、心身ともに充実し、活力ある生涯をより豊かに過ごしていく上で大切なことであります。そのため、スポーツセンターや健康増進施設ふらっとの開設、パークゴルフ場の整備、冬期間の歩くスキーコースの造成などの環境整備を進め、高齢者が気軽にスポーツに親しむ機会の充実を図っております。さらに、体育協会によるスポーツ教室の開催や、スポーツ推進委員によるフロアカーリングなどのニュースポーツの普及にも努めているところであります。次に、スポーツ振興としての地域との連携についてでありますが、市民のスポーツ習慣をさらに高めていくためには、幅広い年齢層での交流、競技レベルの高い人と低い人との交流が可能となるように、地域住民が主体的に運営する総合型地域スポーツクラブを支援していくことが求められております。本市では、麓郷スポーツクラブ、山部体育振興会、東山体育振興会で地域住民が主体となってスポーツ活動を行っており、その活動に対し、支援をしているところであります。今後とも、体育協会や各体育振興会と連携し、各種大会の開催や指導者の育成など、スポーツ振興に努めてまいります。2点目のスポーツ施設の維持管理、改修についてであります。本市のスポーツ施設につきましては、スポーツセンター及び河川運動公園などの屋外施設を含め、施設の管理は指定管理者に委託し、沿線市町村の住民の方々にも御利用いただいているところであります。しかし、施設の大半が昭和40年代後半から50年代に建設されており、施設の修繕を行いながら使用していますが、老朽化が進んでおり、ふらの体育協会からは、スポーツセンターの整備を最優先として、早期の耐震診断、耐震改修とあわせた施設の改修要望が出されているところであります。スポーツセンターにつきましては、昭和49年に建設され、44年が経過し、老朽化が進んでいることから、第5次富良野市総合計画の中で耐震診断、耐震改修をする計画としておりますが、耐震改修では、バリアフリー化や一定規模の大会を実施するためのアリーナの面積や高さを広げることは困難であり、利用者の要望に応える十分な改修ができないため、次期総合計画の中で建てかえを検討してまいります。なお、当面は、建てかえを前提として、耐震診断は行わず、トイレ、照明、ボイラーなど必要なものについて計画的に改修を行っていきたいと考えております。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-おはようございます。後藤議員の御質問にお答えいたします。3点目の小学生、中学生の体力、健全育成のためのスポーツのあり方についてであります。本市教育委員会では、子供の体力、運動能力向上のため、毎年、全国体力・運動能力、運動習慣等調査を実施し、調査結果に基づき、小学校、中学校において、休み時間や放課後など体育授業以外の運動時間を確保しながら、児童生徒の運動への意欲を高める取り組みを進めてきているところであります。中学生においては、学校教育活動の一環として行われる部活動により、より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツの楽しさや喜びを感じ、学校生活に豊かさをもたらすとともに、体力の向上や健康増進にもつながるものと考えております。本市においては、6中学校に野球、陸上、バレーボール部など8種目、26の運動部が活動し、経験や知識を有した教諭と経験の少ない教諭が連携を図りながら指導に当たっており、指導者はおおむね充足しているところであります。一方で、スポーツ庁は、本年3月、運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインを公表し、生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立ち、知・徳・体のバランスのとれた生きる力を育み、生徒がスポーツを楽しむことで運動習慣を身につけ、生涯にわたって心身の健康を保持・増進するなど、バランスのとれた心身の成長と学校生活を送ることができるようにするため、学校は指導、運営に当たる体制を構築するものとされています。こうした状況を踏まえ、教育委員会といたしましては、成長期にある児童生徒の知・徳・体の調和のとれた教育を粘り強く推進し、子供たち一人一人が生涯にわたってスポーツに親しむ資質や能力を育んでいくため、家庭、学校、地域、スポーツ関係団体とも連携を密にしながら子供たちの体力向上に向けたスポーツの取り組みを進め、児童生徒の健全育成に努めてまいります。以上でございます。

再質問 2番 後藤英知夫

まず、1点目の生涯スポーツの振興について再質問させていただきたいと思います。答弁では、いま、市内においては約3分の1が65歳以上の高齢者ということであり、そんな中で、さまざまな取り組みによって高齢者が運動しやすいような環境整備に努めているというお話でありました。また、地域との結びつきの中では、指導員の育成などにも努めながら普及を図っていくというようなお話もありました。そこで、1点目に述べました65歳以上の高齢者の方に関してですが、いまの答弁にもありましたように、主にパークゴルフだとか、フロアカーリングだとか、そういうことを中心に楽しんでいらっしゃるのかなというふうに私も認識しております。しかし、フロアカーリングに関してですが、市民からの要望というか、御意見をいただいたことがあります。その方は、主に地域のコミュニティーセンターを使用しながら楽しんでいらっしゃるということでしたが、たまたまその場所は児童センターと共有しているものですから、なかなか時間がとれず、できないことがあるので、どうにかしていただきたいということであります。そういう面から考えますと、これは一例でありますが、場所の提供、確保をしてあげることも市として大変重要なことになってくるのではないかなというふうに思いますけれども、それについてはどのような御見解を持っていらっしゃいますか。

答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)

ただいまの後藤議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。各地域で高齢の方がスポーツを親しむに当たって、場所の確保についてどのように考えているのかという御質問になろうかと思います。先ほどの答弁にもありましたが、いろいろな施設の整備を進めております。また、富良野市内でも、実際に地域コミュニティーセンターを利用して、フロアカーリングを初め、いろいろなスポーツを楽しんでいらっしゃることについては承知しております。後藤議員の御質問にあったとおり、地域によっては児童館と併設しているところもございますので、過去には、利用について若干という話も聞き及んでおります。そういった声に対しては、当然、場所によっては管理人にお任せしたり、町内会の方にお任せしている部分もございますが、市のほうでも、さまざまな機会に話を聞きながら、調整したり、相談したり、施設をめぐる問題についてはその都度対応しているところでございます。ここ最近でいきますと、そういった相談等は来ておりませんので、これは、ひとえに、地域の方や町内会の方、地域会館の管理人の方々、また、利用者同士のコミュニケーションが図られ、十分な相談ができて施設をうまく有効利用していただいているものというふうに捉えております。また、ふれあいセンター等でも高齢者がスポーツを楽しんでおりまして、つい最近でも新しく高齢者のサークルを立ち上げたいということで相談に来られて、そのサークルも立ち上がって施設を利用していただいております。高齢の方が気軽にスポーツを楽しみたいということでそういう問題点があれば、日ごろから町内会長や市民協働課へ声を上げていただきたいですし、私たちもそうした声を拾っていきたいと考えております。以上でございます。

再質問 2番 後藤英知夫

1点目については対処していただいているということですので、2点目に移りたいと思います。2点目にスポーツ施設の維持や改修について質問させていただきましたが、答弁では、特に、スポーツセンターなどは老朽化が進んでいるので、建てかえを予定しており、富良野市の次期総合計画の中で取り組んでいきたいというようなお話だったかと思います。先ほども私が申し上げましたとおり、全ての施設を維持管理していくということだと、これからの財政的負担はかなり大きなものになっていくというふうに考えていて、また、危惧しているところでもあります。今回は、ぜひとも、いろいろな可能性を模索していただきながら計画を立てていくことが必要なのかなと思っております。その中で、例えば、本市単独で全ての施設を維持管理、または改修、改築していくということになればかなりの負担になると思います。そこで、先ほどの答弁では既に一部で共用をされているという話もありましたが、できるところがあるとすれば、近隣町村などと広域で共有や共用をすることも視野に入れながら計画を立てていくことが大切かと思いますけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)

後藤議員の質問にお答えしたいと思います。スポーツ施設の改築等々について、非常に負担がかかるので、いろいろな方法を模索していってはいかがかという質問だと思います。先ほどもお答えしておりますが、後藤議員が御指摘のとおり、富良野市内にあるスポーツ施設は、昭和40年代、50年代に建設されたということで老朽化が進んでおります。圏域、沿線を見ますと、老朽化しているところもございますし、割と新し目の施設もございます。そうした中で、利用に関しては、現在、町民が幾らとか市民が幾らということではなく、大体の施設では、圏域の住民は幾ら、圏域外の方は幾らとして、圏域の方についてはおおむね利用料金が統一された形でそれぞれのところで利用していただいております。それから、肝心の施設につきましては、富良野でいけば、体育協会からはまずはスポーツセンターの整備を最優先していただきたいという要望書をいただいておりますので、第6次総合計画の中で建てかえについて検討していくということで先ほどお答えさせていただいております。また、沿線施設を使いながらのスポーツセンター等の体育施設の今後のあり方については、沿線を含めての話になりますので、将来的な検討課題とさせていただきたいと思います。以上でございます。

再質問 2番 後藤英知夫

これからの検討課題ということでありますが、これは、十分に論議を重ねながら計画を立てていっていただきたい、こんなふうに思っております。それでは、3点目の教育委員会への質問に対して再質問させていただきたいと思います。先ほど、部活動の指導者についてはどうですかという質問をさせていただきました。その中で、現在は、先生たちの連携の中でうまくおさまっているので、富良野市に関してはいまのところ問題は少ないというような御答弁だったかと思っています。前段の子供たちの体力、運動能力の向上についての再質問でありますが、先ほどの答弁にもありましたように、毎年、全国体力・運動能力、運動習慣等調査をされています。いまは平成28年の結果までしか公表されておりませんが、その結果を見ますと、中学校の女子が余りよくなくて、ほとんどの項目で全国平均を下回っております。これについては、私も平成26年12月の定例会の折にも同様の質問をさせていただいておりますが、そのときと余り変わらないというか、進んでいないような気がします。そのときには、女子中学生は文化系の部活を選択している方が多いこと、また、運動する機会が少ないことが一つの要因ではないかというような答弁をいただいております。平成26年ですと、多分、平成24年、25年の結果をもとにお話ししていただいたと思いますが、それからもう四、五年がたっていますけれども、余り効果が出ていないのかなというふうに拝見いたしました。そこで、いままでの取り組み、また、どこに課題があるのか、その辺をどのように捉えておられるのか、お聞きします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

後藤議員の再質問にお答えさせていただきます。全国体力・運動能力、運動習慣等調査において、特に中学校の女子の体力等々が余り向上していないということでございます。これにつきましては、やはり、子供たちの運動習慣が少なくなっているのが実態だというふうに捉えておりまして、まず一つは、子供たちは、塾あるいはいろいろな習い事を含めた中で、どうしても日々の運動が少ないというふうに感じております。ただ、そこは、少しでも体力を向上させていかなければ、中学生であれば例えば受験がございますし、さらに、大学あるいは社会人になっていっても体力がなければいろいろな部分につながっていかないというふうに考えてございます。そういう意味では、学校でも、持久力や筋力を増すためのランニング、あるいは筋力トレーニングをしてから体育の授業を始めるようにして、少しでも向上に向けた取り組みをしているというふうに聞いてございますので、今後、なかなか一気にはまいりませんけれども、少しずつ向上していくものと思います。また、学校だけではなくて、家庭でも保護者の方々が子供たちに運動する習慣を示せるように、一緒に運動するとか、そのようにしながら体力向上を図っていただければというふうに思っているところです。以上です。

再質問 2番 後藤英知夫

この調査のやり方には一つ疑問がありました。この調査は、もともとは、近年、子供たちの体力が低下しているということで始まったと私は認識しておりますが、全国、全道の平均点との比較というやり方なのです。やりようがないのかもしれませんが、例えば学習調査だと、設問によってはいろいろ難しいものがあるし、点数も毎年変わってくるので目標をつくれないかと思いますけれども、これは同じ8項目でずっと調査しているので、私は数値的な目標があってもいいのかなと思っています。こうした目標は全国でもないようですが、市としてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

後藤議員の再質問にお答えさせていただきます。御指摘のとおり、本来であれば、目標を定めてそれが達成できるような取り組みをしていけばいいのかなというふうに思っておりますが、子供たち個々の違いもございますので、そんな中では、設定ということではなく、現状を少しでも向上できるように取り組んでいただきたいと思っているところでございます。以上です。

出典:富良野市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月28日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる