みんなの議会

富良野市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

観光振興について

2025年12月10日、富良野市議会の一般質問で、後藤英知夫議員が「観光振興について」質問し、市長 北猛俊、市民生活部長 北川善人、経済部長 本田寛康が答弁しました。

質問者
後藤英知夫 議員
答弁者
市長 北猛俊、市民生活部長 北川善人、経済部長 本田寛康

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 後藤英知夫

-登壇-通告に従い、順次、質問いたします。観光振興について伺います。本市は、これまで、農業と観光を基幹産業として発展し、とりわけ、農業がつくり出す四季折々の田園風景や雄大な自然景観、多彩な観光資源を生かし、夏は、全国的な知名度を誇るラベンダー観光を中心に、冬は、bonchipowderと称する上質な雪を求め、世界各国からスキー・スノーボード客が集うなど、富良野ならではの四季の特性が観光振興を支えています。また、テレビドラマ「北の国から」などで形成された富良野ブランドは、市内外に広く浸透しており、そのイメージ力と発信力はいまなお健在であり、毎年行われる市区町村魅力度ランキングでは常に上位にランキングされてもいます。近年では、インバウンド需要の拡大に伴い、多様化する旅行者のニーズに対応し、より高度なサービスを提供するために、地域全体での連携強化が極めて重要になってきています。こうした流れの中で、観光振興を地域の持続的発展へと確実につなげていくためには、安定した財源の確保が肝要であり、本市においても来年度より導入を予定している宿泊税は、観光基盤の強化や受入れ環境の整備を図る上で不可欠な施策であり、その目的を着実に達成するためには、徴収業務を担う宿泊事業者の理解と協力が欠かせません。そこで、1項目め、宿泊税徴収の準備状況について伺います。まず、1点目に、宿泊税の導入に当たり、宿泊税の特別徴収義務者となる宿泊事業者への理解促進のため、どのような取組を進めているのか、伺います。2点目に、税負担の公平性の観点からも、宿泊税に関しても、対象者を確実に把握し、公平性を担保する必要があると考えますが、特別徴収義務者となる宿泊事業者をどのように把握していくのか、お聞きします。次に、2項目めの宿泊税特別徴収義務者に対する補助事業について伺います。宿泊税導入に当たり、宿泊事業者には、会計処理やレジシステムの改修など一定の負担が生じることから、本市においても補助事業を行っていますが、具体的な徴収に対する準備への支援はどのように行われているのか、伺います。3項目めのDMO設立の進捗状況についてお尋ねします。多様な関係者や団体が参加し、地域が一体となって観光振興を図り、旅行者の視点に立った魅力的なサービスの提供をすることにより持続可能な稼げる観光地となるよう、牽引していくのがDMOの役割であると考えます。関係団体との協議など、DMO設立に向けた準備状況と課題について伺います。4項目め、国内客増の対策についてお聞きします。近年、円安などの影響もあり、全国的なインバウンドの拡大傾向が続く中、本市においても多くの外国人観光客が訪れ、市内の観光地や飲食店、宿泊施設などににぎわいが生まれ、地域経済にも大きく寄与しているものと考えます。その一方で、コロナ禍のときには観光客が激減した経験もありますし、インバウンド需要には、国際情勢や外交関係、為替の変動など、外部要因の影響を大きく受ける可能性も高く、インバウンドだけに頼るリスクを感じます。そこで、1点目に、安定的に持続可能な観光振興を図るには、インバウンドとともに国内客の誘客促進も重要と考えますが、市の見解と対策について伺います。本市の夏の観光のムーブメントをつくったのは、いまから約45年前に放映されたテレビドラマ「北の国から」の影響が大きかったと考えます。作品の舞台となった富良野の風景は、日本全国に発信され、いまだにメディアに取り上げられることも多く、富良野イコール「北の国から」のイメージも根づいていると思います。市民の中からは、かつて設置されていた「北の国から」資料館の復活を望む声も度々聞かれます。2点目として、この施設の復活は、根強いファン層を呼び込み、国内観光客誘客の有効な方策となり得ると考えますが、市の見解をお聞きし、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-後藤議員の御質問にお答えします。1件目の観光振興についての1項目め、宿泊税徴収の準備状況についてでありますが、1点目の特別徴収義務者となる宿泊事業者等への理解促進の取組につきましては、令和7年第1回定例会で富良野市宿泊税条例の議決を受け、総務大臣協議を行い、令和7年7月22日付で総務大臣同意を得た後、10月に、特別徴収義務者が行う事務手続等を記載した富良野市宿泊税特別徴収事務の手引を配付し、昼と夜の時間帯に4回の説明会を開催し、44事業者59名が参加されております。また、市ホームページに宿泊税に特化したページを作成し、トップページにバナーを張りつけるなど、宿泊税への理解と協力について広報活動の取組を進めてきたところであります。本市の宿泊税導入時期と同時に北海道においても宿泊税が導入されることから、現在、北海道が主体となり、道内の宿泊税導入市町村が連携し、空港や主要駅などの交通機関へのポスター掲示や、SNSなどを活用した周知活動が行われており、本市におきましても、北海道と連携した広報活動にも取り組んでいるところであります。2点目の特別徴収義務者の把握方法につきましては、特別徴収義務者となるのは、旅館業法の許可を受けたホテルや旅館、簡易宿所を営む方、住宅宿泊事業法の届出を行った宿泊施設の経営者となることから、許認可事務を所管する北海道において地域ごとの登録状況が公表されておりますので、北海道からの情報提供も受けながら特別徴収義務者の把握に努めてまいります。2項目め、宿泊税特別徴収義務者に対する補助事業についてでありますが、徴収に対する準備への支援につきましては、令和7年富良野市議会第1回定例会において補正予算の議決をいただいた、物価高騰対策宿泊事業者支援交付金及び富良野市宿泊税導入対応支援交付金を活用し、準備に要する費用に充てていただきたいと考えております。交付金の交付実績につきましては、二つの交付金の対象宿泊事業者数は、本年6月末までに開業した292事業者となり、そのうち約8割が交付済みであります。未申請の事業者については、令和8年1月30日まで申請期間を延長し、対応することとしております。3項目め、DMO設立の進捗状況についてでありますが、DMO設立に向けては、この間、ふらの観光まちづくり戦略会議を中心に協議が行われ、DMOとする法人を一般社団法人とし、本年度中に設立する方針が確認されたところであります。法人の組織概要につきましては、今後開催される準備会において決定されますが、市及び観光・経済関係団体が参画し、それぞれ法人へ負担金を拠出し、理事を選出する想定で調整を進めております。次に、DMOの設立に向けた課題でありますが、市内観光関係組織間、特に、市、ふらの観光協会、DMOの役割分担が必要になること、専門人材の確保が必要であること、また、組織を運営しながら次代を担う人材を育成する手法を確立することが課題と認識しております。4項目め、国内客増の対策についての1点目、国内誘客についての見解と対策についてでありますが、本市の宿泊延べ数におけるインバウンドの割合は、本年度上半期で29%、昨冬のスキーシーズンでは53%にも上っており、観光入り込みにおけるインバウンドの存在感が徐々に高まっております。コロナ禍において、インバウンドが激減したことは、経済的に大きな影響がありました。インバウンドに依存し過ぎる誘客構造にはリスクが伴うこと、関係人口を含めた、富良野に愛着を持って、長くお付き合いをいただける国内客をつなぎ止めることの大切さを認識したところであります。次に、国内誘客の対策については、コロナ禍より、本市を訪れる観光客へメールやLINEの登録を働きかけ、約4万6,000人の登録者へ観光情報を発信する取組を継続しております。このほか、春、秋のショルダーシーズンへ国内誘客を図る観光コンテンツとしては、6月に、サイクルイベント、GREAT EARTH富良野ライドの開催や、秋には、ワインツーリズムの商品造成などを行い、北海道内、国内からの誘客につなげております。今後も、国内からの誘客につながる観光コンテンツの開発に取り組んでまいります。2点目の「北の国から」資料館の再興についての見解でありますが、市内朝日町にありました「北の国から」資料館は、民間事業者により運営されておりましたが、惜しまれながら平成28年の8月末をもって閉館しております。また、令和3年度の「北の国から」放映40周年に際しては、市からも支援し、新富良野プリンスホテルニングルテラス内にミニ資料館を開館しております。その後、有志の方々により、倉本聰氏の関連資料を含む展示施設開設構想について検討された経過についても伺っておりますが、具体化までには至らなかったものと認識しております。「北の国から」資料館の再興につきましては、民間事業者や関係者の皆さんを中心に、資料館再興へ向けた機運が高まることがまずは肝要であると考えておりますので、その上で、具体の事業計画をもって市へ支援が求められた場合は、どのような支援ができるのか、検討してまいります。

質問 14番 後藤英知夫

1点目の宿泊税の特別徴収義務者となる宿泊事業者への理解促進の取組ということであります。先ほどの答弁では、令和7年10月、説明会を4回ほど開いた、その中で、44事業者が来られたということなのです。これというのは、対象となる方の何%ぐらいと把握されているのでしょうか。

答弁 市民生活部長 北川善人

後藤議員の再質問にお答えいたします。特別徴収義務者を対象といたしました手続に関する説明会を、令和7年10月に昼と夜の部で4回開催させていただいております。その際に参加された事業者数が44事業者ということで、この案内を9月末現在の事業者に送っておりますけれども、9月末現在で、169事業者中44事業者ということで、26%の方が来られたという形になっております。以上でございます。

質問 14番 後藤英知夫

9月末では169事業者が対象である、その中で44事業者であると26%ぐらいだという話でありました。これは、気になるのは、少し低いかという印象もございますし、この説明会に来られなかった方に対しての対応だとか周知というのをどのようにされているのか、お聞きします。

答弁 市民生活部長 北川善人

後藤議員の再質問にお答えいたします。確かに、26%ということで、4分の1という形になっております。多くの場合、市内事業者が来られておりますけれども、管理人としている方、それから、事業主が本州にいらっしゃる方、市外の方、いろいろおりますけれども、そういった部分で、今回、御案内させていただいてから、説明会に参加できないのだけれども、どうしたらいいだろうかというような問合せは、いまのところ、いただいていない状況でございます。まずは、富良野旅館業組合ともお話しながら、閑散期に当たる10月に開催してほしいということで行っておりますので、そういった部分では、市内事業者で来られている部分が多かったのかと考えております。第2弾として、この年末にかけまして、12月中に今度は特別徴収義務者となる届出の案内というのを送ります。この案内を行う際にも、宿泊税導入の経緯ですとか、特別徴収義務者としての理解を促進するようなチラシ、PRのチラシなどを配付する予定となっております。それから、3月には、実際の申告書ですとか納付書などを送付する手続となっておりますので、その際にも、最終的な変更部分も若干ございますので、特別徴収義務者の手引の最終版を送る予定、それから、いま北海道でも出しておりますけれども、Q&Aというのを作成しながら、そちらについても送付する形で考えておりますので、機会ごとにPRさせていただきたいと考えております。以上です。

質問 14番 後藤英知夫

これは、しっかりと把握していかなければならないということでありますので、事業者の方にも理解の促進ということなのですが、この説明会の中で、例えば、事業者の方から、何かこう、要望だとか課題だとか、そういうことがなかったのか、それについてお聞きします。

答弁 市民生活部長 北川善人

後藤議員の再質問にお答えいたします。宿泊税条例につきましては、宿泊税条例審査特別委員会のほうからも御意見をいただきながら、あくまでも特別徴収義務者となる方の協力が不可欠であるということ、それから、手続を丁寧に説明して理解を得ることという意見をいただいております。そういった部分で、これまでも説明会を行ってきておりますけれども、10月の説明会では、参加者の方から、外国籍の方からの制度への説明を求められたり、もしくは、支払いについてのクレームがあった場合への対応などということで、不安な意見というのが3件ほどございました。ただ、これらにつきましては、先行事例がございますけれども、先行事例の中では、宿泊税自体の不払いというよりは、そうなったときには、宿泊料金自体の不払いというところにつながっているということが多くございますということで出ておりますので、そういった部分での対応というのもまず一つありますということをお話しさせていただいているのと、税に関する不払いという部分であれば、特別徴収義務者としての役割としてお話ししていただくことというのがございますので、宿泊税を払いたくないと言われた場合はどうしたらいいのですかということでいくと、これは富良野市の条例で定められているものですということをしっかりと説明していただいた上で対応していただくというのがまず一つ、それから、北海道も同時に宿泊税が課税されますので、北海道のほうからも同じような対応の方法のものが届いておりますので、そういったもので対応していく、それから、手続についての多言語化のパンフレット、チラシ、それから、三角柱などを用いて、富良野市では、宿泊税を徴収して、それを観光振興の財源として使っていくのですということを説明するような形になっていきますので、直接的な、10月の説明会において、不安な質問というのは3件ほどいただいたというところが実態でございます。以上でございます。

質問 14番 後藤英知夫

2点目の特別徴収義務者の把握についてお聞きします。先ほどの答弁では、北海道に登録された方が公表されていますので、それに基づいて、宿泊税に係る特別徴収義務者を把握するというようなお話だったかというふうに感じています。ただ、これは、9月現在、先ほど169事業所ということでありましたけれども、私の感覚では、最近、富良野市内にも、民泊なのか、簡易宿所なのか分かりませんけれども、かなり増えているような印象があるのです。それらについて、今後、把握していくのがかなり難しい状況もあるのかというふうに考えていますけれども、その把握に対して、計画だとか、改善策だとか、何か方策についてお聞きしたいと思います。

答弁 市民生活部長 北川善人

後藤議員の再質問にお答えいたします。宿泊税は、公平性を確保するためには特別徴収義務者をしっかりと押さえていくというところを私どもも目指しております。そういった意味では、先ほど市長答弁にもございましたけれども、まず、これら宿泊税の対象となる事業者というのが、旅館業法、それから、いわゆる民泊法の届出を行った経営者ということになっておりますので、その許認可事務を所管する、北海道が所管しておりますけれども、この中で、旅館業法につきましては富良野保健所のホームページ、それから、民泊につきましては北海道民泊ポータルサイトというのがございます。この中で、地域ごと、上川管内ですとか、そういった部分で住所まで公表されておりますので、そういった部分をベースとして押さえていっております。直近の数でいきますと、旅館・ホテル業の方が64事業所、それから、簡易宿所と呼ばれるものが179事業所、民泊と言われるものが64事業所ということで、現在307事業所が登録されているという情報になっておりますので、この部分につきましては、北海道も同時に宿泊税をかける、徴収するということでありますので、北海道とも連携しながら、新規の登録があった場合には情報がこちらのほうに来るような手続にもなっておりますので、そういったところでしっかりと押さえていきたいと考えております。以上です。

質問 14番 後藤英知夫

いまのお答えとしては、北海道と連携しながらというお話だったかというふうに考えています。税の公平性の話をすると、やはり、少し問題なのが、登録をされない方もいるのではないかという不安がございます。そういうものに対しては、積極的に市としてどのような行動を取る計画があるのか、また、どのように計画されているのかについてお聞きします。

答弁 市民生活部長 北川善人

後藤議員の再質問にお答えいたします。前提として、旅館業法、民泊法で登録されている事業者が宿泊税の特別徴収義務者として課税対象になっていきます。そういった部分では、いろいろ御意見をいただく中では、やはり、民泊なのか、民泊ではないかというような通報というか、ここも怪しいのではないかというような声というのは、聞かれているというところは現実にございます。ただ、例といたしましては、多くの場合、外国籍の方が言われるのですけれども、友人宅への滞在ですとか、例えば、いま12月に入りまして外国籍の方が100名規模で来られておりますけれども、特定活動滞在ということで観光ですとかワーキングホリデーを活用して観光ビザで来られている方につきましては、短期滞在の賃貸住宅というのがホームページ上でも公開されておりますけれども、そういったものを活用して賃貸契約で来られている方というのもございます。そういった部分の方につきましては、宿泊税の対象外ということになりますので、そういった部分で見極めていくというところをしていかなければいけないと。民泊につきましては、御承知かと思いますけれども、住宅に民泊シールという表示をしなければならないということがございますので、まずはそういったものを確認しながら、北海道のほうでも、北海道民泊コールセンター、苦情通報のセンターを年中無休で午前9時から午後5時まで受け付けている部分もございますので、先ほど言いましたとおり、北海道民泊ポータルサイトと北海道民泊コールセンターを活用して通報等を確認していくという手段もございます。私どもといたしましては、商工観光課のほうでも、そうした苦情がございましたらそういったところを御案内したり、また、一緒に私どもも現地に行ったりして確認することもできると思いますので、その部分でしっかりと押さえていきたいと考えております。以上です。

質問 14番 後藤英知夫

それでは、2項目めです。宿泊税特別徴収義務者に対する補助事業についてお聞きしたいと思います。先ほどの答弁、私、聞き逃したかもしれませんが、令和8年7月でこの補助を打ち切ると聞こえたのですけれども、確かでしょうか。もしそうであれば、この7月で打ち切るという根拠について、もう一度お話しいただければと思います。

答弁 経済部長 本田寛康

後藤議員の再質問にお答えいたします。まず、7月と申し上げましたのは、いま現状、私どもは、物価高騰対策、それから、宿泊税の対策に充てていただくというような形で交付金に取り組まさせていただいておりますけれども、その交付金の交付対象となる宿泊施設については、令和7年6月末までに開業されている宿泊施設をまず対象にさせていただいております。では、6月末でなぜ区切っているのかということについてなのですけれども、まず、一旦、私どもは、宿泊税条例を議会で議決いただきまして、こちらのほうを2月27日に制定させていただいております。その後、3月3日に総務省のほうに協議させていただいております。そこから、標準処理期間が3か月というような形で進められておりまして、当初の予定では6月には同意が得られるものと思っておりました。そのことと、あと、あわせて、条例制定後の周知期間としては、一定、3か月は必要なものと考えておりまして、まず、その期間までに開業されている皆さんについては、宿泊税条例を前提として開業されていないものということでそこには支援させていただく、7月以降に開業されている方々については宿泊税条例の制定を前提として開業されたものとして、そちらはもう既に制定された条例に基づいて開業された方ですので、そこに対する支援は行わないという形で線引きさせていただいたという次第でございます。以上です。

質問 14番 後藤英知夫

いまのお話ですと、7月で切ったという理由に関しては、それ以前に開業された方に関しては、この宿泊税に関しては2月に制定されたものですから分からなかった、7月以降の方は、分かった中での開業であるから補助事業はそこから切るというようなお話だったということでよろしいですか。分かりました。次に行きます。3項目め、DMO設立の進捗状況について伺います。先ほど、いろいろ課題についても御答弁がありました。ふらの観光協会との役割分担ですとか、専門人材の確保については課題だというふうに考えています。先ほどの答弁で、令和7年度中に一般社団法人を立ち上げたいというような答弁だったと思います。その中で、この専門人材の確保というのはかなり難しいと以前から聞いているのですが、それに対しての目安みたいな形で、採用できる目安というのはどのように考えているのでしょうか。

答弁 経済部長 本田寛康

後藤議員の再質問にお答えします。DMOにおきまして、そういった観光地域づくりにたけた専門人材を確保することというのは非常に大切なことと考えておりまして、こちらについても、DMOの設立に向けた準備作業を進める中で、観光商品造成や観光マーケティングなどの業務経験がある方、そういった人材を見つけましてお声かけいたしました。その方からは、富良野のDMO、一般社団法人のほうで働いていただくことについては内諾をいただいておりまして、まず、一旦は、専門的知見を持つ中核人材の確保についてめどが立ったものと考えております。以上でございます。

質問 14番 後藤英知夫

先ほど、DMO設立に関して、課題ということで専門人材の確保についてはお聞きしました。先ほどの答弁の中で、もう一つの課題として、ふらの観光協会との役割分担があるというような答弁だったかと思っています。これは、DMOの中では、どこのDMOもこういうことに関してはかなり苦労されていると考えますけれども、このふらの観光協会の役割分担というものをどこで仕分していくのか。これは、DMOが設立できた以後にこういうものを話し合っていくのか、それとも、いまの時点から話し合っていくのか、それについて御答弁いただきたいと思います。

答弁 経済部長 本田寛康

後藤議員の再質問にお答えいたします。ふらの観光協会、それから、答弁の中では、市、そのほかの観光団体が実施する観光振興事業との重複、そういったようなものを調整していく必要性があると考えているということでございますけれども、そこのところについては、DMOが設立してから、令和8年度の事業の中で、その期間は本格的に宿泊税を運用した事業を行わない期間でございますので、そこの中で調整、整理してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 14番 後藤英知夫

先ほどの答弁の中で、一般社団法人のDMOの立ち上げに関しては、令和7年度中を目安というふうに御答弁されたかと思っています。このDMOの財源というと、宿泊税を充当するというようなお話を聞いていますけれども、昨日の宮田議員の質問の中では、宿泊税の使い道の予算化は令和9年度と私は伺ったと思うのです。その辺で、令和8年度から始まるものを令和9年度からというと、そのギャップというのですか、差についてはどのように考えておられるのでしょうか。

答弁 経済部長 本田寛康

後藤議員の再質問にお答えします。宿泊税が財源として使えるまでの間のDMOの運営経費について、そういう質問だったかと承知しております。まず、令和8年度については、新年度予算についてはまた改めて御相談をするような形になるかと思いますけれども、基本的には、市から委託事業のような形で仕事を出していく、その中で運営経費を捻出していくというような方法を取りたいと考えております。以上でございます。

質問 14番 後藤英知夫

それでは、4項目め、国内客の誘客のほうに移らせていただきたいと思います。先ほどの答弁で、私の認識と答弁の中の認識はかなり一致しているものが多いかというふうに聞いておりました。やはり、インバウンドだけに頼るのではなくて、幅広く、効果的に観光客の皆さんに来てもらいながら私たちも成長していくためには、国内客も必要だということでは一致しているのかと思います。その中で、いま、LINEとかメールで継続してつながっている方も4万6,000人ほどいますというような答弁でありましたが、これは、なかなか、再度来ていただくための策としては私も有効だと思いますけれども、また新たな国内客を呼び込むという策に関しては、具体的な策がこれからも必要となってくるかと私は思うのですが、これに関して、例えば、いま、市の観光課で考えていくのか、具体策はDMOが立ち上がってから考えていくのか、それはどのように考えておられるでしょうか。

答弁 経済部長 本田寛康

後藤議員の再質問にお答えいたします。これまで行ってきた情報発信、主にはリピーター対策で、それでは、新規の観光客、顧客の獲得に向けた取組ということでございますけれども、まず、これまで、私どもは、新たな顧客層へのアプローチという点でいきましては、特に女性の若年層、そこのところをターゲットにした観光商品造成ですとかプロモーションに努めてきているところでございます。そういったようなところは、引き続き取組を続けていきますのと、また、御質問にもありましたように、まさにそこのところを掘り起こしていくというところがDMOのミッションの中の一つになるかと思いますので、そういったような取組を引き続き継続してまいりたいと思っております。以上でございます。

質問 14番 後藤英知夫

2点目の「北の国から」資料館のことについて伺います。先ほどの市長の答弁でありますと、いままでの現状についてはかなり把握されているのかと伺いましたし、先ほどの答弁では、民間の機運が高まることが重要であって、そうなれば市としても考えますというような答弁だったと考えています。これは、もともと市の所有しているものでもございませんし、いろいろ難しい問題もあるかと私も認識しているところでございますけれども、先ほどの話ですと、要望があればいろいろ考えると。これに関しては、例えば、金銭的な補助などもその中に入っているのでしょうか、今後のその予定について伺います。

答弁 経済部長 本田寛康

後藤議員の再質問にお答えいたします。「北の国から」資料館の再興を図るような相談があったときの支援策として想定しているものはというような御趣旨かと思っております。まず、いま、現時点で市のほうに具体的な相談があるわけではございませんので、ここは仮定の話ということになります。私どもは、「北の国から」放映40周年の記念事業の補助金を予算化した際にも、これまで、「北の国から」が、本市の文化的な、あるいは精神的な、もしくは経済的な部分での効果を生み出してきた、また、私たちのアイデンティティーにもつながっているもの、そういったようなことから40周年のときにも支援を決めているというような状況でございます。その考え方については変わっておりませんけれども、やはり、資料館の支援というところでいくと、既存の中小企業振興総合補助金の中でもいろいろなメニューがございます。その中で支援できるものであれば、それは支援できるとお答えできると思いますし、また、資料館という、少し用途が、いまの現状としてはストレートに中小企業振興総合補助金の中では対象になっておりませんので、そうした既存の補助金で対象になっていないものについては、御相談いただいたものに対して、ケース・バイ・ケースで、どの程度かという判断、支援ができるものか、できないものかも含めて検討していくものと承知しているところでございます。以上です。

出典:富良野市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる