紋別市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月5日
(1)北見赤十字病院への通院バスについて/(2)介護・福祉人材の確保対策について/(3)道立紋別高等看護学院の移転建替について/(4)地域社会における人と野良猫問題について/(5)スポーツ振興に欠かせない市内体育施設の利用改善について
2022年12月5日、紋別市議会の一般質問で、佐藤昌樹議員が「北見赤十字病院への通院バスについて」「介護・福祉人材の確保対策について」「道立紋別高等看護学院の移転建替について」「地域社会における人と野良猫問題について」「スポーツ振興に欠かせない市内体育施設の利用改善について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、保健福祉部参事 住出晋一、児童家庭課長 福田詳、保健福祉部長 富樫豪志、環境生活課長 浜屋武志、スポーツ振興課長 北西忠宏が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤昌樹 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、保健福祉部参事 住出晋一、児童家庭課長 福田詳、保健福祉部長 富樫豪志、環境生活課長 浜屋武志、スポーツ振興課長 北西忠宏
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質問 2番 佐藤昌樹
私は、未来の会の一員として、さきに通告した順に従い、質問させていただきます。さて、宮川市長におかれましては、山積する政策課題の解決に向けて精力的な対応を図られており、これらの日頃のご労苦に心から敬意を表すものであります。あわせて、ご自身の健康に留意の上、山積している市政運営の重要なかじ取りについて、引き続きご尽力賜りますようお願い申し上げます。それでは、質問に入らせていただきます。最初に、北見赤十字病院への通院バスについてお伺いいたします。本市では、オホーツク管内で唯一の3次救急医療機関である北見赤十字病院への通院に関わる市民の負担を軽減するため、11月1日から北見赤十字病院通院バスの試験運行が開始されております。この試験運行は、11月から3月までの5か月間、紋別バスターミナルと北見赤十字病院との間を、毎週、火曜日と金曜日に1日1往復運行するものであり、午前8時に紋別を出発し、午前10時には北見赤十字病院に到着、また、午後3時に北見赤十字病院を出発し、午後5時には紋別バスターミナルに到着するという運行ダイヤとなっております。北見赤十字病院へは、公共交通機関を利用し、通院することも可能ではありますが、路線バスとJRを乗り継ぐ必要があるため、通院に要する時間がおよそ3時間半から4時間ほどかかることから実際には多くの方が自家用車で通院されているのが現状かと思われます。今回の通院バスの運行は、車の運転に自信のない方や運転免許を持たないご高齢の方などにとって非常に有効な通院手段になるものであると考えております。本市では、試験運行期間における利用状況を踏まえ、その後の正式運行の実施について判断をするとしておりますが、できる限り継続的な運行を期待したいと考えることから、以下3点お尋ねいたします。1点目に、これまでの通院バスの利用状況についてお知らせください。次に、2点目として、本市としては正式運行の判断基準をどのように考えているのか、お伺いいたします。例えば、1便当たりの平均乗車人数が何人以上の場合に正式運行するなどの明確な判断基準を定めているのか、お知らせください。最後に、3点目として、私は、雄武町や興部町などと連携し、広域で通院バスを共同運行することによってコスト削減ができると考えますが、市長のお考えをお尋ねいたします。次に、介護・福祉人材の確保対策についてお伺いいたします。現在、人手不足は、業種を問わず、全国的に大きな問題であり、地方であればあるほど、その問題は深刻さを増しております。本市においても、基幹産業である農林水産業をはじめ、建設、運輸、医療、福祉、サービス業など、ほとんどの業種で深刻な人手不足の状態が慢性的に続いております。本市では、早くからUターンの促進や資格取得支援など、人材確保対策に取り組まれており、それらは一定の効果が上がっているものと私は感じているところであります。しかしながら、少子高齢社会の一層の進展が見込まれる中、福祉人材の確保は待ったなしの状況と思われ、福祉部門においては特に対策を講じるべきと考えることから、以下2点お尋ねいたします。最初に、1点目として、介護や保育分野を支える人材の育成、確保、定着に様々な視点から独自に取り組むべきと考えますが、本市としてはどのように考えておりますでしょうか。次に、2点目に、私は、介護や保育分野を支える人材は常に不足しており、人材確保をすることが急務と考えることから、より補助率の高い支援など、独自の対策が必要かと思いますが、本市の見解をお聞きいたします。次に、道立紋別高等看護学院の移転、建て替えについてお伺いいたします。令和3年、紋別市議会議員全員の総意として示された紋別高等看護学院の移転、建て替えについて、本市と北海道との再協議がまとまり、令和3年第4回定例会での基本設計に関わる関連経費の予算化を皮切りに、令和4年度当初予算においては実施設計関連経費が予算化されております。移転建替事業は、広域紋別病院の隣接地への移転に向けて順調に進んでいるものと考えておりますことから、以下2点お尋ねいたします。最初に、1点目として、改めて、高等看護学院の移転、建て替えに向けた北海道や看護学院との調整、協議の状況をはじめ、事業の進捗状況、今後の予定について、さらには、当初のスケジュールどおり、令和6年度からの移転開設が可能なのか、お伺いいたします。次に、2点目ですが、この移転、建て替えにより入学者を増やすことが、医療従事者確保に直結するものと思います。基本的には、学院運営は北海道の所管であるものの、移転、建て替えを前に本市としても入学者確保対策に独自に取り組むべきと考えますが、現段階における本市としてのお考えについてお知らせください。次に、地域社会における人と野良猫問題についてお伺いいたします。まちなかにたたずむ野良猫の姿は、猫が好きな人にとっては一種の癒やしでありますが、その一方で、野良猫による鳴き声、庭や住居、テナント周辺へのふん尿をはじめとする生活環境の悪化や衛生管理の問題などが以前から認識されております。毎年、野良猫への餌やりという問題も指摘され、餌やりは、残餌を狙ったカラスの増加やキツネの出没、野良猫の他地域からの流入及び繁殖による増加など、様々な生活環境被害や衛生管理の問題があると思われます。従来、動物の飼育に起こる問題は、マナーや住民間の問題として捉えられていました。しかし、動物の愛護及び管理に関する法律、いわゆる動物愛護管理法は、その目的である人と動物の共生する社会の実現のために、動物の愛護と並んで、動物による人の生命、身体、財産に対する侵害や生活環境の保全上の支障を防止することを求めているとあります。環境省では、同法第5条に基づき、動物の愛護及び管理に関する施策の総合的推進のための基本的な指針として、動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針を策定しております。同指針では、周辺の生活環境の保全と動物による危害の防止について、行政主導による合意形成を踏まえたルールづくり、または、ルールづくりに対するさらなる支援など、地域の実情に合わせた対策や対応が必要と定義しています。動物の飼育に起こる問題は行政による取組が求められる状況へと変化していると思われます。本市の犬、猫に関する苦情は、放し飼い、餌づけ、ふん尿被害となっており、対応については、野良犬は捕獲、放し飼いや餌づけをしている人には直接指導、ふん尿被害者へは注意看板の貸出しを行っているほか、広報もんべつにより飼い方について周知を図っているとお聞きしております。私の所属するはまなす通り振興会でも、野良猫に関する問題は、ふん尿や捨て猫、餌やりなど、いろいろとありますが、これまでよい解決策はありませんでした。野良猫による被害を受けている人は猫が来ないように自衛策を講ずるしかなく、不幸な猫が増えることに心を痛める個人ボランティアの方にお話を聞きますと、個人で野良猫の不妊・去勢手術を行い、経済的な負担を強いられているという状況とのことでした。野良猫に関する活動として、地域猫活動というものがございます。北海道ではあまりなじみのない地域猫活動とは、地域にいる飼い主のいない猫の問題を、行政、地域住民や町内会、問題解決に取り組むボランティアの3者が協力し合って解決を目指すことにより人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。最近では、まだまだなじみのない地域猫の認知や理解を深めることを目的に、日本動物愛護協会による「HELLO 地域猫!」支援キャンペーンが展開されており、テレビCM等で目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。猫たちと地域住民の皆さんが共存していくためには、適切な野良猫の不妊・去勢手術を徹底し、餌やりの管理、ふん尿の清掃、地域周辺の美化など、地域のルールに基づいて適切に飼育管理し、野良猫の数を今以上増やさないで、一代限りの命を全うさせる取組です。私は現場の状況からも地域の実情に合わせた対策や対応が必要と考えておりますことから、以下2点お尋ねいたします。最初に、1点目として、地域猫活動は、現在実施されている野良猫対策をさらに強化する取組と思いますが、本市のお考えをお聞かせください。北海道内では、旭川を含む三つの自治体で、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術の一部もしくは全額助成が実施されており、そのほかでは、動物基金団体に行政自体が寄附を行い、登録している状態でもあります。その中でも、旭川市では動物愛護全般に非常に熱心に取り組まれており、そのメニューの一つとして、旭川市飼い主のいない猫の不妊措置事業が、旭川市動物愛護センター「あにまある」によって行われております。私は、本市のように、野良猫がまだ少なく、問題解決に取り組むボランティアの方が存在しているうちに、不妊・去勢手術などの経済的支援を行い、地域住民と飼い主のいない猫との共生を図ることが、野良猫の苦情問題の早期解決につながると考えますが、本市のお考えをお聞かせください。次に、スポーツ振興に欠かせない市内体育施設の利用改善についてお伺いいたします。市内には数多くのスポーツに携わる団体があり、各団体が各所の社会体育施設を利用し、スポーツを楽しんでおります。本市では、近年、屋外競技の冬場の練習場の確保や、ボクシングなど、新たなニーズに対応するため、落石アリーナや花園トレーニングセンターなどの施設整備を進めるとともに、各団体・個人が全道大会や全国大会に出場する際の費用の助成拡大を行うなど、ハード面、ソフト面において積極的にスポーツ振興施策を進めていることは大いに評価できるものと思っております。しかし一方では、各施設の老朽化やルール改正などに伴う最新の競技基準に対応していない箇所も見受けられるなど、早急な対応が必要と感じる部分もあります。例えば、スポーツセンターのアリーナでは、床の一部にささくれなどが発生しており、その都度補修しているとお聞きしております。最新の競技基準に対応していない例では、ミニバスケットを例に取りますと、コートの広さとゴールの高さについて、公式の試合基準を満たすコートはスポーツセンターアリーナしかなく、その他の施設は対応していません。ミニバスケットは小学生の競技ですが、中学生から一般が使用するゴールの高さである3メートル5センチよりも45センチ低い2メートル60センチが基準となっております。市内で、唯一、正規の広さやゴールのあるスポーツセンターのアリーナでは、他のスポーツ利用者との兼ね合いでなかなか十分に定期的な練習ができず、ミニバスケット少年団の活動に支障が出ているとお聞きしております。市民スポーツの振興のみならず、将来の紋別を支える子どもたちの今できる挑戦を応援する必要があると考えておりますことから、以下2点お尋ねいたします。1点目に、スポーツセンターアリーナの床面改修についてですが、現状を見る限り、利用者の安全確保や事故防止のため、なるべく早い時期に全面的な改修が必要と考えますが、現状の認識と今後の対策についてのお考えをお聞きいたします。2点目に、ミニバスケットの練習環境を確保するため、スポーツセンター以外の施設でも正規の基準でのゴールの高さやコートの広さに対応できるよう、施設整備をすべきと考えますが、市の考え方をお聞かせください。以上で私の質問を終わらせていただきますが、再質問は留保いたします。(降壇)
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、佐藤議員のご質問にお答えいたします。初めに、北見赤十字病院への通院バスについてであります。1点目の通院バスの利用状況についてでありますが、運行を開始した11月1日から1か月間の実績でありますが、予定した運行日が9日、便数が18本に対して、実運行日は7日、便数は13本、利用者数は延べ31人、1便当たりの平均利用者数は約2.4人、予定便数の平均では約1.7人となっております。今後の見込みについてですが、12月の予約が順調に推移していることや、事前に実施したニーズ調査について、冬季の利用に関する回答が多かったことなどから、利用者数の増加を見込んでおりますが、引き続き、市ホームページや広報もんべつ、地元新聞を活用した周知を図り、利用者の確保に努めてまいります。2点目の正式運行の判断基準についてでありますが、試験運行における平均乗車人数が何人以上といった明確な基準は設けておりませんが、判断の材料として、たとえ少人数の利用であっても、その運行の頻度に重点を置きたいと考えているところであります。正式運行の実施につきましては、今後の利用状況を踏まえた判断となりますが、これまで公共交通機関を利用していた方の負担軽減や、既に定期的な利用を予定している方がいることなど、通院バスの重要性を実感しているところであり、継続的な運行も視野に入れ、早期の判断ができるよう検討を進めてまいりたいと考えております。3点目の雄武町や興部町などと連携した広域での通院バスの共同運行についてでありますが、貸切りバスを活用した現在の運行方法については、引き続き北海道運輸局やバス事業者との間で法令等の考え方を踏まえた協議が必要な状況であり、本市と北見赤十字病院間の今後の運行に向けて整理しなければならない課題も少なくないことから、現時点では、本市単独運行の実現を最優先として、広域での共同運行に取り組むことは考えてございません。次に、介護・福祉人材の確保対策についてであります。介護分野を支える人材の育成、確保、定着についてでありますが、令和2年度から外国人介護人材育成事業を新たに実施し、介護福祉士を目指す外国人留学生に対して年間250万円の奨学金を給付することで、卒業した後、5年間、市内の介護施設などに勤務していただく事業を実施しております。本年度より1名が市内グループホームに就職しており、次年度以降も1名から2名の卒業生が市内事業所に就職する予定であります。また、介護分野を支える人材確保の支援についてですが、さらなる人材確保の必要を強く認識しており、一層の対策強化が必要であるため、地元の事業所をはじめ、専門学校などとも連携し、介護に従事する方に義務づけられた認知症介護基礎研修をはじめ、介護福祉士の資格を取得するために必要な介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修を実施し、これらの研修は学歴や年齢制限がないため、高校在学中に受講していただくことも可能であり、若い介護人材の確保も視野に入れ、受講料の全額支援の実施に加え、介護職に関する資格を有しながら様々な事情により離職された方や有資格者の方が転入してきた場合などに対し、市内の介護事業所への就労を促す制度の創設など、介護人材のさらなる育成、確保に向けて引き続き積極的に検討してまいります。保育分野を支える人材の育成、確保、定着についてでありますが、令和元年度から、保育の担い手不足を解消することを目的に、子育て支援の仕事に関心を持ち、子育て支援分野の各事業に従事することを希望する方に対して必要となる知識や技能等を習得していただく子育て支援員研修制度を、人材育成を担う専門業者と連携し、実施しております。この研修の修了者は全国で通用する子育て支援員として認定され、家庭的保育、小規模保育、放課後児童クラブや地域子育て支援拠点などで活躍することが期待されるものであり、市といたしましても、保育を担う人材として、研修の実施と参加の募集に積極的に努めているところであります。また、保育分野を支える人材確保の支援につきましては、保育関連施設に対し、子育て支援員の雇用のための支援や清掃業務などの保育に係る周辺業務を行う保育支援者の配置のための支援を国の制度を活用しながら行うことで保育士の業務負担の軽減と保育の質の向上に努めているところであります。次に、道立紋別高等看護学院の移転、建て替えについてであります。1点目の移転、建て替えに向けた北海道や看護学院との調整、協議の状況についてでありますが、北海道、紋別高等看護学院を含む施設整備検討委員会で検討を重ね、本年6月末に基本設計が作成されました。その後、さらに、各フロアの配置、設置機器等の確認作業を行い、紋別高等看護学院からの要望等も取り入れながら実施設計図の作成業務を進めております。今後のスケジュールについてでありますが、本定例会において、紋別高等看護学院移転建替事業に伴う債務負担行為補正の提案をさせていただいており、議決後は発注手続を進め、3月初旬に工事入札を行い、その後、令和5年第1回定例会において契約に伴う議決をいただき、速やかに工事着手に取りかかるスケジュールであります。現在、予定どおり、業務工程が進められておりますことから、令和6年4月の開設は可能であると考えております。2点目の入学者確保対策の独自の取組についてでありますが、現在、北海道看護政策係の指導により、紋別高等看護学院、広域紋別病院、紋別市の4団体が連携し、紋別高等看護学院の入学者確保に向けて、新たな事業として地域看護人材育成事業を開始いたしました。本年度は、12月に、高校生及びその保護者、社会人等で看護師を志す若い世代を対象に、オンラインによる開催を予定しております。主な内容といたしましては、紋別高等看護学院と実習先の広域紋別病院の紹介や、在学中の経費と、北海道、広域紋別病院企業団、紋別市の修学資金制度の説明であり、市からは、紋別高等看護学院の移転、建て替えによる実習環境、生活環境の充実について参加者へ情報提供を行う予定であります。市独自の取組についてでありますが、紋別高等看護学院では、これまで、道外からの入学生受入れの実績がないとお聞きしております。本市は、航空機による道外とのアクセスが整備されておりますので、今後、移転、建て替えに伴う施設の充実と3団体の修学資金制度による経済的負担の軽減などを全国へ情報発信し、看護師を志す学生や社会人等が紋別高等看護学院への入学を希望する仕組みづくりを、北海道、紋別高等看護学院と連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。次に、地域社会における人と野良猫問題についてであります。1点目の地域猫活動についてでありますが、野良猫を地域から排除するのではなく、地域の生活環境問題として捉え、地域の合意や理解の下、住民ボランティアや動物愛護団体が主体となって飼い主のいない猫が繁殖しないよう適切に管理していく活動となっており、地域住民に理解が得られる取組の一つであると認識しております。しかしながら、地域猫活動の取組を推進するためには、市民の皆様に地域猫活動の考え方を知っていただくとともに、地域の理解の下で取組が行われることが必要不可欠であると考えております。本市といたしましては、まず、市民の皆様に対して、地域猫という考え方が普及するよう、他の自治体の事例等も参考にしながら周知・啓発活動に努めてまいります。2点目の飼い主のいない猫の不妊・去勢手術等の経済的支援についてでありますが、適切に管理された地域猫活動の中で行われることが効果的であると考えておりますことから、まずは、動物基金団体等による支援を活用いただき、本市の支援につきましては今後の研究課題とさせていただきます。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)
答弁 教育長 堀籠康行(教育長は2022年12月まで)
それでは、佐藤議員のご質問にお答えいたします。スポーツ振興に欠かせない市内体育施設の利用改善についてであります。1点目のスポーツセンターアリーナの床面改修についてでありますが、平成21年度に床面を全面改修しており、改修後、13年が経過しております。当施設については、利用頻度が高く、経年劣化をはじめ、重い機材の移動などにより、床面が傷つきやすく、議員のご指摘のとおり、床面にささくれが発生したり、床の一部が欠けたりというような状況も発生することがありますが、事故につながることがないよう、日常業務として指定管理者により目視による点検を行い、破損箇所については、発見次第、都度、補修により対応し、利用者の安全確保に努めているところであります。全面的な改修につきましては、紋別市公共施設等総合管理計画や紋別市教育施設長寿命化計画に基づき実施していく考えではありますが、利用者の安全確保や事故防止を最優先に、維持修繕を図りながら検討してまいりたいと考えております。2点目のスポーツセンター以外の施設の整備についてであります。現状におけるミニバスケットボール少年団の活動場所につきましては、スポーツセンターのほか、学校開放事業を活用した小・中学校の体育館でありますが、議員のご指摘のとおり、正規の競技基準に対応するゴールの高さやコートの面積となっているのは一部の学校体育館を除くとスポーツセンターのみであります。各地区体育館や学校体育館のほとんどが一般のバスケットボールに対応したゴールやコートとなっておりますが、ミニバスケットボールの練習環境の向上やスポーツセンターアリーナの利用者の利便性向上のためにも、競技基準に適合した練習場所の確保について、今後、地区体育館や学校体育館の施設改修に合わせて検討してまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。(降壇)
再質問 2番 佐藤昌樹
幾つか再質問させていただきます。まずは、北見赤十字病院への通院バスに関し、私が3点目で質問いたしました広域での通院バスの共同運行についてです。先ほどのご答弁ですと現時点では取り組む考えはないということでしたが、この点につきまして、これまで広域圏での各町村などとの協議や検討をされた経過があるのか、お聞かせください。
答弁 保健福祉部参事 住出晋一(保健福祉部参事は2022年12月まで)
お答えいたします。こちらの事業につきましては、3次救急医療機関への通院環境の整備、通院対策として保健福祉部で進めさせていただいた市単独の事業であり、広域での協議や検討をした経緯はまだございません。
再質問 2番 佐藤昌樹
先ほどの答弁の中にもありましたが、運輸局等との協議も必要だということで、そこは理解しております。しかし、広域で取り組むことで圏域の住民の方々や市の財政負担の軽減にもつながるというメリットもあると私は思っております。ぜひ前向きに検討していただきたいと思っていますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉部参事 住出晋一(保健福祉部参事は2022年12月まで)
現在、試験運行という段階ですが、本市から発信するか、近隣の市町村からの発信になるかは分かりませんが、将来的にはそういった議論が発生する可能性はあると思います。ただ、先ほどの答弁にもありましたとおり、整理しなければいけない課題があるため、まず、紋別市と日赤病院との間の確実な運行を目指したいと思っておりまして、そちらを最優先にさせていただきたいということでご理解をいただきたいと思います。
再質問 2番 佐藤昌樹
続きまして、介護・福祉人材の確保対策についてです。介護についてはすごく理解できましたが、保育についてです。保育士の確保をどのように図っていくかのお考えがなかったと思うのですが、人材確保についてはどうお考えでしょうか。
答弁 児童家庭課長 福田詳
お答えいたします。議員のご指摘のとおり、保育士につきましても現在は不足している状況です。ただ、市長答弁にございましたとおり、保育士不足の解消のため、子育て支援員研修を実施しておりまして、こちらは保育の分野に関心を持っていただくということで行っているところでございます。
再質問 2番 佐藤昌樹
どこも人材不足だとは思います。今の話を聞いていますと、保育士の資格を持った方の確保ができていないということだと思うのですけれども、紋別市としては何が原因だとお考えでしょうか。
答弁 児童家庭課長 福田詳
お答えいたします。様々な要因があるとは思いますけれども、そうした資格に関心を持っていただくことが必要なのかなと考えてございます。
再質問 2番 佐藤昌樹
これは、私の思いや私の周りの人間の意見などが入ってしまいますので、ちょっと偏ってしまうかもしれませんが、保育士の免許を持っている方でも今は就業されていない方もいらっしゃるでしょうし、紋別市以外の人に紋別という職場を選ばれていないところが一つの残念なところなのかなと思っております。そして、今、物価高などもありますけれども、給与面などの待遇改善が必要ではないのかなと私は思っております。従来のベースの給与体系での考え方では保育士の確保ができないなら、そこの待遇改善を考えるべきと思いますが、どうお考えでしょうか。
答弁 保健福祉部長 富樫豪志(保健福祉部長は2023年6月まで)
お答えいたします。ベースアップといいますか、基本的な賃金につきましては、保育ももちろんそうですが、介護分野におきましても大きな課題と位置づけられておりまして、ご承知だとは思いますけれども、これまでも、国や道などにおいて、ベースアップのための支援に取り組まれてきております。これは人材確保をする上での大きな課題なのかなと思っておりますので、引き続き、国や道などにおけるこれらの抜本的な対応に期待をしたいと思いますし、市といたしましても、できる限りの対応として、保育士を直接確保できない場合の代替措置として、支援員の確保に重点的に取り組んでいるという状況です。こうしたことも引き続き行いながら、保育士の働く環境の改善などに努め、また、賃金の上昇などの対応を国、道などに期待しながら、働く環境全体の改善を図る取組を進めつつ、人材の確保に引き続き努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
再質問 2番 佐藤昌樹
次に、地域社会における人と野良猫問題について再質問させていただきます。先ほど、地域の合意や理解の下、住民ボランティアや動物愛護団体が主体となってというような答弁があったと思うのですが、私の質問の中でも触れております地域猫活動とは、行政、地域住民、問題解決に取り組むボランティアの3者が協力し合って解決を目指すことにより人と猫とが共生をする地域づくりをしていくという考え方でして、環境省のガイドラインにも、それぞれの役割というところで、活動の主体となるのは地域猫の世話をする人、それに伴い、行政などの活動資金の助成なりガイドラインの作成なりとなっております。それを踏まえて、地域猫活動についての担当課の考え方を改めて教えてください。
答弁 環境生活課長 浜屋武志(環境生活課長は2022年12月まで)
お答えいたします。市長答弁では、地域の合意や理解の下、市民ボランティア団体、動物愛護団体が主体となってという答弁をさせていただきました。先ほどガイドラインのお話もありましたが、その仕組みについて、行政がガイドラインをお示しする中で地域猫活動を地域でどうやっていくかという方向づけに関わっていくことなのかなと思います。さらに、地域猫の活動についての周知というのは、団体やボランティアではなかなか難しいところが当然ございますので、行政としては地域猫活動や地域猫についての周知等をさせていただきたいと考えてございます。
再質問 2番 佐藤昌樹
同じく二つ目の項目で不妊・去勢手術等の経済的支援という質問をいたしましたが、その答弁として、動物基金団体等による支援を活用いただき、本市では支援について研究課題とするというような内容だったかと思います。ただ、私の質問でもありましたが、環境省では、動物愛護管理法第5条に基づき基本的な指針を策定しており、その指針の中で、行政主導による合意形成を踏まえたルールづくり、または、ルールづくりに対するさらなる支援など、地域の実情に合わせた対策や対応が必要と定義しているのです。紋別市がこういう支援などの窓口となって動物基金団体等の申請などを行うことが状況把握としても必要なものではないかなと思っておりますが、いかがでしょうか。
答弁 環境生活課長 浜屋武志(環境生活課長は2022年12月まで)
お答えいたします。答弁の中では団体の支援を活用いただきという表現をさせていただきましたが、手続に関しては各自治体の情報等がありますので、活用していただく中では団体と行政が一緒になって進めていくことを考えてございます。
再質問 2番 佐藤昌樹
それに伴って、「動物基金団体等による支援を活用いただき」のこの「動物基金団体等」というのはどこを示しているのか、もしあれば教えていただきたいと思います。
答弁 環境生活課長 浜屋武志(環境生活課長は2022年12月まで)
基本は、基金団体がやっている補助がございますが、道内では、NPO法人など、行政が関わることでNPO法人化の支援をいただくという団体もございますので、私たちもそういった支援をいただけるような団体等について調査し、把握に努めたいと考えてございます。
再質問 2番 佐藤昌樹
私調べで申し訳ないのですが、その基金団体というのは、日本動物愛護協会などで、NPOはしっぽの会などだと思うのですが、日本動物愛護協会は、不妊手術では雌に1万円の助成、去勢手術では雄に5,000円の助成、しっぽの会は、雌が1万6,000円、雄が8,000円という助成で、どちらも寄附をいただいてやっているもので、予算がなくなり次第、終了という内容です。先ほど、はまなす通り振興会では個人ボランティアで手術をやっていると僕は言いましたけれども、その方に聞いたところ、紋別の動物病院などですと、雄が1万5,000円、雌が2万円からという料金がかかるそうです。こういう基金団体を活用することは全然悪くないことだと思うのですけれども、この金額の額について紋別市ではどう考えているのか、お知らせください。
答弁 環境生活課長 浜屋武志(環境生活課長は2022年12月まで)
お答えいたします。先ほど言った団体等の寄附支援ということでありますが、私たちが調べていく中では、他県ではそういった支援などがございますが、北海道では支援がないということでした。全額からすると支援額では半分ぐらい足りないわけですが、先ほどお答えさせていただきましたとおり、今後の研究課題とさせていただければと思っております。
再質問 2番 佐藤昌樹
野良猫の問題に関わっていない方の中には何でこんな話をしているのだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。それに、昔は人と猫の問題だと思われていましたが、今は猫好きの方と猫の嫌いな方という人と人とのトラブルの種になっております。そのため、私としては、行政の指導の下、ぜひともスピーディーな対応をしていただき、協力体制を取っていただきたいと心から願っております。この件に関しては以上でございます。続きまして、スポーツ振興に欠かせない市内体育施設の利用改善についてです。先ほどの答弁の中で、床面の改修については理解しました。利用者の安全確保のためにも、計画があって、改修をどんどんやっていってほしいと思うのですが、床面の改修工事は優先して行うべきだと思っておりますので、よろしくお願いします。続きまして、2点目の答弁のスポーツセンターアリーナの利用者の利便性向上のためにも、競技基準に適合した練習場所の確保ということについてです。今回、ミニバスケットのゴールの高さやコートの広さについて質問させていただきましたが、競技基準で言いますと、アリーナの床面にはいろいろなスポーツの競技のコートの広さを表すラインが引かれていますよね。しかし、ミニバスケットに限ってはラインが引いてありません。そのため、大会のたびに関係者が自費でラインを引いているとお聞きしております。そういった点も競技基準に適合した練習場所の確保というところに取り入れてもらえるのか、確認します。
答弁 スポーツ振興課長 北西忠宏(スポーツ振興課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今、議員がおっしゃったとおり、スポーツセンターにつきましては、ミニバスケットのコートラインは引いてございませんが、目印となる白線といいますか、そのマークはつけてございます。今後の競技基準に適応したラインの塗装等につきましては、体育館を管理しております指定管理者などの関係機関と協議しながら検討してまいりたいと考えてございます。
再質問 2番 佐藤昌樹
ほかのスポーツのラインは引いてあり、その競技だけ自費でラインを引かなければならないというのはちょっとおかしな話なのかなとも思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。