みんなの議会

富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

(1)経済対策について/(2)育児支援について

2017年12月12日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「経済対策について」「育児支援について」について質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一、経済部長 後藤正紀、教育委員会教育部長 山下俊明が答弁しました。

質問者
広瀬寛人 議員
答弁者
市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一、経済部長 後藤正紀、教育委員会教育部長 山下俊明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 広瀬寛人

-登壇-さきの通告に従い、順次、質問いたします。最初に、経済対策についてお伺いします。本市では、平成28年3月に富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略を策定いたしました。その中の経済構造分析では、影響力・感応度係数のグラフでも食料品の影響力係数が1.4を超えて断然高い数値を示し、感応度係数では運輸業、農林業、卸売・小売業が1.4から1.3の範囲で示されていました。また、付加価値額が最も高い小売・卸売業の内訳では飲食料品が最も多く、農業生産物を活用した強みが示されております。また、観光産業を中心としたサービス業も我が市の特徴と言えます。総合戦略の「しごと」をつくる富良野戦略では、農業の担い手をつくる、商工業の「しごと」をつくる、観光で「しごと」をつくるの3点を掲げております。このような目標に向かい、各種施策を実施されており、中小企業振興対策では、新規出店の後押しや設備投資に対する金利補助など、企業促進条例に基づく支援が一定程度効果を上げているものと理解しております。本年2月に企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる地域未来投資促進法が閣議決定され、6月には、北海道経済産業局より自治体向けの説明会が開催されました。この法律の特徴としては、地域の基盤産業を支援することで、関連企業まで経済波及効果を広げるクラスター効果をもたらす取り組みを支援するところに力点が置かれているところにあります。製造業のみならず、サービス業等の幅広い事業主体を支援する仕組みや、一般社団法人を地域団体商標の登録主体に追加するなど、規制の特例措置などが含まれています。このような動きに対して、北海道内では13の市町が名乗りを上げ、基本計画を策定して、10月には、第1号企業として千歳市の菓子製造・販売企業のもりもとと旭川市の高級家具製造のカンディハウスが支援先に決まりました。13市町の経済効果目標額は、合計130億円を見込んでおります。音更町の特産大豆を使った食料品製造や芽室町のスイートコーンを使った食料品の製造、岩見沢市のワイナリーめぐりを活用した観光産業、スマートウエルネス構想を推し進める健康産業など、地域の特性、強みを生かした基本計画が見受けられます。私は、今回の促進法の特徴は、地域の資源を俯瞰してどの分野を強化するのか、どの分野と他の分野を連携させると相乗効果が生まれるのかなど、構想力、デザイン力が試される仕組みになっていると考えます。新まちづくり三法を利活用した取り組みが成果を上げているように、大きな視点で経済効果を図る取り組みはますます重要となってきており、官民が連携してよいアイデアを出していくことが肝要と思います。そこで、このたびの地域未来投資促進法の施行に伴う富良野市の動きと見解について、3点伺います。1点目は、2007年施行の企業立地促進法の改正、いわゆる地域未来投資促進法の事業についての認識と検討状況はどうなっているのか。2点目は、この促進法と仕組みの情報は、経済界など関連が想定される方々に伝えられているのか。3点目は、経済対策に資する国や道が取り組む事業の情報整理と情報発信の仕組みはどうなっているのか、お伺いします。次に、2項目めとして、育児支援について、2点お伺いします。私は、過去に病児、病後児の預かり体制について質問させていただきましたが、その当時の答弁としては、新たに運営される民間保育所が病児、病後児の受け入れを検討されているので、受け入れ体制が整うようであれば委託を検討しているとの答弁がありました。残念ながら、当初に予定していた民間保育所の都合により病児、病後児の受け入れ体制が整わないことから、現在の富良野市では、軽度の病後児に限り、ファミリー・サポート・センターの受け入れが可能な場合に限り受け入れているのが実情となっております。富良野市が行った子ども・子育て支援事業計画策定のためのアンケート調査では、病児、病後児の受け入れ体制整備の希望が8件あり、ファミリー・サポート・センターの充実や受け入れ体制の希望も含めると、18件の意見が寄せられております。また、平成27年3月に策定された富良野市子ども・子育て支援事業計画では、病児保育事業の項目で病児と病後児に分けられており、病後児についてはファミリー・サポート・センターの事業として軽度の子供を対象に実施とあり、病児については、医師との連携が必要なことから、引き続き医療機関と協議すると記載されています。平成28年3月には富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略が策定され、基本戦略1の「ひと」をつなぐ富良野戦略の個別戦略2でも妊娠・出産・子育てを地域全体で支援すると掲げられております。若年層が安心して妊娠、出産、子育てができることは、人口減少対策のまち、ひと、しごとの全てにかかわることと思います。さきに触れられたアンケート調査の記述には、ひとり親で子育てと生活のために働かなければならない方の切実な願いや、共働きで子供が病気のときには仕事を休まなければならない方、両親はいるが、病弱で孫の看病を頼めない方、有給休暇制度の該当にならないパート勤務の方などの要望が多くあります。医師との連携が必要であり、医師不足の地方にとって病児、病後児の預かり体制は大変難しいものと思いますが、平成27年から31年までの策定計画も半ばを過ぎました。30年、31年の2年間で道筋をつけるためにも、さらなる努力が必要と考えます。労働力不足が著しい時代に、働きたいと願う方が安心して働ける環境をつくらなければ人が集まらない時代となりました。企業内保育所の増設は、まさにそのあらわれと思います。富良野圏域全体で仕事と労働力がミスマッチを起こさない施策が必要と考えます。そこで、2点お伺いします。1点目は、病児、病後児の預かり体制の現状と課題整理をどのように行っているのか。2点目は、富良野圏域レベルの広域連携の必要性に対する認識と体制はどのようになっているのか、お聞かせください。次に、ファミリー・サポート・センターの現状についてお伺いします。この事業は、平成26年度から開始されましたが、富良野市では直営ではなく白菊会に委託して行っております。平成27年度の保健福祉常任委員会の事務調査、少子高齢化の実態と対策についての報告でも、子ども・子育て支援法に基づいて法定化された事業なので、加入会員の拡大、制度の周知、会員相互の信頼関係の醸成、提供会員の継続的な研修機会の確保、料金設定、病後児への対応、活動拠点の確保などの課題を指摘されております。事務調査の指摘や富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の進行管理表にある会員数の充足度合い、さらには、平成28年9月の第3回定例会の関野議員のファミリー・サポート・センター事業における病児・病後児保育事業の答弁を踏まえた上で、3点お伺いします。1点目は、富良野市のファミリー・サポート・センターの現状と課題の整理はどのようになっているのか。2点目は、富良野沿線のファミリー・サポート・センターの現状と課題まで枠を広げた情報収集はされているのか。3点目は、育児支援についても定住自立圏構想のような視野で捉えることについての見解は。以上で、1回目の質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-広瀬議員の御質問にお答えいたします。1件目の経済対策についての、地域未来投資促進法についてであります。最初に、認識と検討状況についてでありますが、旧法である企業立地促進法は、企業誘致による産業集積の形成及び活性化を目的として、この法律に基づく基本計画は、1市4町1村で構成する富良野・美瑛地域産業活性化協議会で策定しているところであります。一方、本年7月31日に施行された新法、地域未来投資促進法は、企業誘致のみならず、既存の今後成長が見込める地元企業等への積極的な投資による地域の成長、発展の基盤強化を狙いとしており、富良野・美瑛地域産業活性化協議会で協議し、この法律に基づく基本計画は各市町村で策定することになっております。今後は、関係機関・団体と新法に基づく基本計画の策定に向け、協議してまいります。次に、経済界との情報の共有状況についてでありますが、この法律及び支援制度の情報はさまざまな会議で提供されておりますので、今後、本市の経済牽引事業にどのような分野を位置づけるべきかについて、関係機関との情報交換を進めてまいります。次に、経済対策に資する国や道が取り組む事業の情報共有についてでありますが、経済団体向けには、既に国や道から定期的に情報提供される仕組みがあるほか、広く事業者が活用できる制度については、富良野市が発行する中小企業向け施策パンフレットに掲載し、周知してまいります。以上であります。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-広瀬議員の御質問にお答えいたします。2件目の育児支援についての1点目、病児、病後児の預かり体制についてであります。富良野市内においては、回復期における病後児の預かりについては、ファミリー・サポート・センター、母子・寡婦福祉団体におけるヘルパー事業、認可外保育所の3カ所において行っておりますが、病児保育については行われていない現状であります。しかしながら、病児保育、病後児保育に対するニーズが一定程度あることや、企業内で保育施設を設置し、対応する事例も出てきており、今後、広域での就労者移動が増加する可能性もあることから、病児、病後児の預かりに係る広域連携の必要性も含めて、先進事例も参考にしながら調査研究を進めてまいります。次に、2点目の富良野市ファミリー・サポート・センターの現状についてでありますが、活動も4年目を迎え、本年10月末の会員数は143名、相互援助活動は158件、189名となっております。利用内容は、幼稚園、保育所までの送迎が119件と一番多く、次いで、小学校放課後の習い事への送迎が22件となっております。そのほか、活動内容としては、会員向け通信の発行、会員交流会の開催、市民向けにサポーター講習会の開催や活動内容のPR活動を行っているところであります。課題といたしましては、会員総数は年々増加しておりますが、登録者の申し込み数が鈍化している現状にあることから、今後も活動内容の発信などPR活動が必要と考えているところであります。また、相互援助活動については件数が年々ふえているところでありますが、依頼会員と提供会員のマッチングに苦労している面もあり、会員同士の交流の場を設けるとともに、提供会員が活躍できる場の創設が必要と考えているところであります。また、沿線でファミリー・サポート・センターを開設しているのは、上富良野町、中富良野町、富良野市の1市2町であります。中富良野町及び上富良野町につきましては、平成25年度からNPO法人こどもサポートふらのが開設され、平成26年度の富良野市ファミリー・サポート・センターの開設時においては、先行していたNPO法人こどもサポートふらのより運営方法などの情報提供や助言をいただき、その後も必要に応じて情報交換などを行っているところであります。広域連携による育児支援につきましては、現在、子育て支援の連携として、児童発達支援事業及び保育所広域入所について行っておりますが、子育て支援として、今後どのような形で圏域町村と連携協力していけるか、調査研究してまいります。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

それでは、再質問させていただきます。まず、検討状況ということで、確認のために1点お伺いいたしますが、北海道経済産業局が札幌と旭川で説明会を開催されております。6月27日の旭川での開催については、富良野市役所としては出席なさっているのでしょうか。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えいたします。これは札幌と旭川の両方であったかと記憶していますけれども、どちらだったかは忘れましたが、たしか札幌のほうに参加したと思います。違ったら済みませんが。どちらかの説明会には参加してきてございます。以上です。(56ページで訂正)

再質問 16番 広瀬寛人

2日に分かれているので、どちらに参加しても結構ですが、参加した職員からはどのような形で報告されているのか。促進法の特徴はどういったもので、富良野市ではどういう活用法があるのか、そのあたりについてはどんな形で報告があったのでしょうか。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えいたします。復命書という書面によります報告はもちろんですが、口頭での報告もありました。旧法における広域での基本計画は策定したところですが、これを受けまして、今回の新法に基づく基本計画をどうしましょうかという部分で、7月上旬に早急に各町村と相談、協議を行いました結果、そういったものに対してのお答えということで、順次、報告に基づく対応をしてきてございます。以上です。

再質問 16番 広瀬寛人

各自治体で基本計画を作成しましょうという話し合いがなされたことは理解しましたが、私が最初の質問でもちょっと触れましたけれども、一般社団法人を地域団体商標の登録主体に追加されるという部分を聞いて何を感じたのか、どういうところにどういう情報を落としたのか、私はここが非常に重要だと思います。いまのお話について、どのように受けとめられますか。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えいたします。初めに、先ほどの説明会への出席状況について、訂正といいますか、補足いたします。これは、旭川での説明会に、商工担当のほうから2名、それから、いま企業誘致をやっている企画のほうから1名が参加してございます。富良野の産業といたしましては農業と観光が基幹となりますので、こちらと連携した地元の企業がまずは第一に上がってくるだろうと。ただいまメイドインフラノ推進事業など関連の事業も推進していくところでございますので、まずは地元企業の第1番手に上げられるのが食産業で、特に農産物の加工等の企業が地元の経済を牽引する事業であることを念頭に置きながら、その他の関連する観光等も含めて富良野市全体で考えていかなければならないものとして進めていきたいと考えております。以上でございます。(発言する者あり)

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えいたします。いわゆる牽引する企業の対象として一般社団法人が追加されたという御質問かと思いますが、富良野におきましても、観光分野、あるいは福祉分野でも一般社団法人がいらっしゃると思います。今後は、こういったものも産業等を引っ張っていく対象として、企業と同じような位置づけでの検討が必要になってくると思っておりますので、一般の企業に限らず、こういった方々との連携等も協議してまいりたいと思ってございます。以上です。

再質問 16番 広瀬寛人

いまの部長の答弁では、今後検討するということですが、私が大事だと思っているのは、このような内容が発表されたら、富良野で言えば観光協会がこれに当たるわけですよ。つまり、その時点で商標登録を押さえるということは、今後の副次的な収入が押さえられるということなのですね。社団法人の中で自立した収入を確保することは非常に大事なことで、商標登録を押さえてそこから収入を得るということは組織として非常に大事な話で、それをできる可能性があるという法律なのです。それを読み取って、すぐに、そういった関係団体と、こういう改正があります、動きがあります、第1陣の基本計画に出せるか、第2陣に出すか、どういたしましょうかというような動きをすることが大切なことだと私は考えています。私は、法律を読んで、すぐに動けないというところに問題点があると思います。その意味では、行って聞いてきた担当者のみならず、報告を受けた上司も、その法律をきちっと読んで、この法律によって何が可能なのかと。先ほど部長が言われたように、クラスター的なことがあるので、富良野で言うなら、例えば先ほどお話が出ていたメガファームの乳製品を使って、道北で行われている大手のコンビニエンスストアの原材料で出すというような動きに使えるわけですね。先ほど私も少しお伝えしましたが、第1陣で認定された北海道内の13の自治体について、実際にその内容を検証されたのでしょうか。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えいたします。先ほどの道内13の事案、事例等につきましては、認識しておりますし、それぞれの企業や関係者等にはお伝えしているところでございます。こちらにつきましては、まず一つは、富良野市はどういう方向を目指していくかという基本計画が必要となってまいりますので、これは、市だけではなくて、関係の企業や、先ほど言いました一般社団法人も含めて検討していきたいと思います。基本的には会社が何をどうするかということで、それに対する支援でありますので、こういった計画等と連携しながら、この法律に基づいて、どうしたら富良野に一番ふさわしい支援をできるかということを視野に入れて富良野市の基本計画を策定してまいりたいと思ってございます。以上です。

再質問 16番 広瀬寛人

いま、部長は基本的には企業がとお話しされましたが、これは、企業が主導でスタートしてもいいし、地域が産業界に声をかけてやってもいいし、どちらでもいい法律なのですよ。例えば、千歳市の新千歳空港を利用した食品製造とか、芽室町のスイートコーンもそうですし、岩見沢のワイナリーもそうですけれども、全体が連携してクラスター効果を上げていくことができるという仕組みになっています。私はたまたまカンディハウスの会長とこの経過のお話をさせていただきましたが、カンディハウスは企業が主体で動いて申請にこぎつけておりますけれども、その両方があるのですね。ですから、そういったことを含めて、話す場、情報と落とす場がやっぱりタイムリーでないとまずいのではないかと私は思います。つまり、9月20日に戦略会議を持たれていますが、そういったところで、こういう制度もあります、まち・ひと・しごとづくりにも十分使える法律ですということも含めて情報が落とされてしかるべきだと思います。しかし、残念ながら、戦略会議の議事録を見ても、今回の促進法については触れられていません。そのあたりが問題だと思いますが、見解をお伺いします。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えいたします。広瀬議員のいまのお話も内容に十分反映するよう考えながら、富良野市としてどういった形の事業が経済活性化に向けて進められるのか。おっしゃるとおり、時期的にずれていることはおわび申し上げますが、いまは富良野市の基本計画の策定を冒頭にということで進めましたけれども、これは富良野市の経済活性化が最終目標であり、そのために地域、地元の企業を主体としながらということが基本の法律でございますので、市がこれをやるということではなくて、関係団体や機関も含めた全体で、それこそ皆さんで一緒に考えながらその趣旨に沿うような方向性で考えていきたいと思ってございます。以上です。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

ただいまの答弁に補足させていただきます。共通する情報につきましては、おっしゃられた観光戦略会議、あるいはさまざまな会議等において極力お出しするよう努力してございます。観光戦略会議の中では明確に提示していなかったということでございますので、今後はこういった情報をタイムリーに提示するようにいたします。以上です。

再質問 16番 広瀬寛人

いま、部長がお話ししていたような動きを系統立ててするためには、最後のほうで私から質問させていただいたように、本省や道がリリースした各種の新しい改正や取り組みをどのような形で関係団体に落としていくかという仕組みづくりをしておかないと、結局は、担当者の感性だけでふるいにかけられ、大事な情報が下におりない、団体に伝わらない可能性があると思います。そこを解消するための考え方が必要だと思いますが、見解をお伺いします。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えいたします。国の施策や道の施策につきましては、経済産業省など国のホームページ、あるいは道のそういった部分からでもピックアップできるところでございます。富良野市といたしましても、いま言いましたホームページや情報誌等への掲載など広く関係者に伝わるような方法を考えながら、こういった情報はできるだけ共有していきたいと思ってございます。以上です。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

広瀬議員の質問に経済部長から答えさせていますが、私のほうからも補足説明をして御了解を得たいと思います。この法律は、地方創生の中でも、地域にとって、また、これからの富良野にとっても、この戦略にのせられる状況づくりが相当できるという感じを持っております。いまの御質問のあったとおり、何が富良野に適応するかというよりも、該当者に対して法律の中身をきちっと周知することが先決だというふうに感じます。ですから、会議を持つことも大事ですが、法律が改正になった趣旨と、それから、個人なり法人を含めて、富良野の企業がこれから何を求め、何ができるのか、そういうマッチングをきちっと整理しなければいけません。説明会をやってもなかなか浸透しませんので、ただいま私が申し上げたことを含めて早急に状況づくりをしていきたい、こういうことで御理解を賜りたいと思います。

再質問 16番 広瀬寛人

それでは、教育委員会のほうに移りたいと思います。先ほど、教育長から、病児・病後児保育については、今後、広域での検討が必要だということで、調査研究を進めてまいりたいという前向きな答弁をいただきました。ちょうど昨年9月の3定の関野議員の質問に対して、このときは所管がまだ保健福祉部だったので、鎌田部長から答弁をいただいておりまして、ちょっと読み上げさせていただきますと、「病児保育につきましては、病院、保育所等に付設された専用スペース、あるいは、病児の保護者宅に訪問し、看護師等が一時的に保育を実施する事業であり、ファミリー・サポート・センター事業や医療機関等にて対応が可能かどうか、今後、研究、検討を進めてまいります」とされ、それから1年3カ月がたっております。研究、検討を進めたいという答弁をいただきましたので、この1年と3カ月の時間軸の中で、医師会もしくは小児科との打ち合わせがなされたのか、もしくは、なされたときに何が課題だったのか、そういったところがありましたらお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育委員会教育部長 山下俊明(教育委員会教育部長は2018年3月まで)

ただいまの広瀬議員の御質問にお答えいたします。昨年の答弁からの動きについてかと思いますけれども、富良野市としましては、病児預かりを行うとした場合に必要なことということで、この間、ずっと課題整理を行ってきているところであります。組織・機構改革に伴って保健福祉部から教育委員会に移りましても、所管しているのはこども未来課でありますので、当然、引き続き喫緊の課題ということで検討しているところであります。先ほどの質問の中にありましたアンケート結果にも基づいておりますし、当然ながら、ファミリー・サポート・センターとか日常的な場でニーズが一定程度あることは把握しておりますし、この間、さまざまな場面で病児預かりや病後児預かりの話題は出ておりますので、市として病児預かりを行う場合にどういう課題があるのか、もしくは、ファミリー・サポート・センターとして対応する場合はどういう課題が出てくるのか、そして、どういう解決ができるのかということについてもそれぞれ調査研究をしているところであります。先ほどの広瀬議員の質問にもありましたとおり、病児保育につきましては、例えば、病院との併設といった先行事例が何例かありますので、当然、富良野市内の病院に併設しての預かりも考えられます。しかし、こちらは公式な打ち合わせということにはならないのかもしれませんが、何回か話をしている時点では、病院としてはなかなか難しいというところでとまっておりますので、こちらの課題を整理して、また協議をさせていただくしかないのかなというふうに考えております。また、病院以外のほかの場面で病児預かりという可能性もありますので、そちらも含めて調査研究ということで答弁させていただきます。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

当然、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長からの要綱は御確認されていると思いますが、医療機関との連携体制の整備ということで、市町村長は、都道府県医師会、郡市医師会等に対し、本事業への協力要請を行い、医療機関との連携体制を十分に整備すること、また、医療アドバイザーとなる医師をあらかじめ選定すること、症状の急変等、緊急時に子どもを受け入れてもらう協力医療機関をあらかじめ選定することを要件としていて、こういったことを医療機関と相談して受け入れ体制がとれるかとれないか、まずはこのことの調査研究ですけれども、この作業はどこまで進んでいるのか、何回ぐらい持たれているのか、お伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 山下俊明(教育委員会教育部長は2018年3月まで)

お時間をいただいて、申しわけありません。先ほどの広瀬議員の再質問にありました協議ということでは、内々での打診などは行っておりますが、具体的な協議はしておりません。そのかわり、先ほど話したように、例えば、沿線のNPO法人こどもサポートふらのの病児預かりの実態について情報をいただいたり、病児預かりということであれば医師のサポートも必要になりますので、そのほかの病児預かりの方法に関する打ち合わせ、協議はしております。ただ、先ほどの広瀬議員の指摘のような協議の場は設けていないということでお答えさせていただきます。ただ、できないということでは話が進みませんので、あくまでもファミリー・サポート・センターとして病児預かりをできないのか、また、そのほかの方法ではできないのかということも含めて、先ほど広域でという話をいたしましたが、いろいろな可能性の中で病児預かりができる方法はないのか、調査研究を続けていくということであります。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

いまの答弁をいただいたことで経過については了解いたします。所管部署が移ったし、医療機関との交渉があって、いままで教育委員会はなれていなかったということは十分に理解しますが、平成30年度と31年度で一つの年度が区切りになります。先ほども多くの方が一般質問していたまち・ひと・しごと創生の中で、働きたいけれども、ひとり親で働けないような人たちが本当に安心して働ける体制をつくることで全体が持ち上がるので、そのあたりは、30年度、31年度という年度をしっかりと見据えてペースを上げる必要があると考えますが、教育長の見解をお伺いします。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

広瀬議員に御指名いただきましたので、答弁をさせていただきます。これから平成30年度、31年度の方向性でございますが、やはり、基本は、子ども・子育て支援事業計画にファミリー・サポート・センターが対応するという形で位置づけており、また、市内で需要があるということですから、基本は、これから富良野市において具体性を持ってしっかりと体制をつくり上げていく必要があると思います。そういった中で、やはり課題となっているのは、場所の問題、それから人の問題というふうに私は認識しております。いまのファミリー・サポート・センターの受託者は、場所の問題について、民間の施設を借り上げて、交流事業とか、場合によっては一時預かりも可能かどうか、そのあたりも検討して来年の春から場を確保して進めていきたいという話も伺っておりますので、そういった場をどこまで使えるのか、それから、人材に関しては、有資格者あるいは研修を受けた人を登録して対応できるのかどうか、そのあたりは、教育委員会としても受託者に対して具体性を持って検討できるように促してまいりたい、そのように考えています。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

それでは、最後の項目を質問させていただきます。定住自立圏構想という回りくどい表現をしましたが、基本的には、近隣市町村の方の相互利用ということについてお伺いします。富良野市のファミリー・サポート・センターを周知するホームページの中で、「どんな人が会員になれるの?」というQアンドAで、「富良野市民であれば、どなたでも会員になれます。会費は無料です」という表現があります。これは、裏返して言うと、もしかしたら富良野市民でないと会員になれないのではないかということを想定させる表現だというふうに思います。先ほど私が言った厚生労働省が出している要綱の中に、近隣市町村住民の利用についてという項目が設けられていると思いますが、その条項とこの表現についての相関性をどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 山下俊明(教育委員会教育部長は2018年3月まで)

相関性ということでありますが、富良野市ファミリー・サポート・センターのホームページのほうで、富良野市民であればどなたでも会員になれますということでありますが、多分、その文言については開設のときから変わっていないのかなと思います。広瀬議員の質問は、定住自立圏構想の考え方をファミリー・サポート・センターに適用する考えはということでありまして、富良野市ファミリー・サポート・センターのホームページに「富良野市民であれば」という記述があったことについてのお話かと思うのですが、いまは、子育て支援の連携として児童発達支援事業や保育所入所についても広域で行っております。定住自立圏構想の考え方と広域連携ということをあわせて答弁させていただいておりますが、その部分では実績がございまして、ファミリー・サポート・センターでの子供の一時預かりについてもうまくつなげていくことができると思います。現在、富良野市ではファミリー・サポート・センター事業を行っておりまして、御利用も多くいただいておりますし、会員も増加しているところでありますが、当然、課題もまだあります。会員同士の交流が広がっていないのではないか、あるいは、活動が十分に認知されていないのではないかという課題を抱えて活動を行っています。先ほどの教育長の答弁にもありましたとおり、現在、市内で拠点となるような施設も整備を進めていけるのではないかという状況がありますので、そういう拠点施設ができれば、これらの課題もある程度は解消し、幅広い活動を通じて、会員もふやし、会員同士の交流も深めていけるのではないかと考えております。預かりということになれば、全く見ず知らずの方に預かっていただくのは、預けるほうも預かるほうもなかなか難しいということがありますので、拠点施設を得ることによって富良野市ファミリー・サポート・センターの課題を整理し、今後、さらに交流の輪を広げられるように、そんなにのんびりはしていられませんけれども、行く行くはそれが広域へとつながるような動きにしていければというふうに考えているところであります。質問から若干ずれているかもしれませんが、そういった細かい積み重ねで広域連携というところに行かないと、大切なお子さんを預かるという事業でございますので、やっぱりそこが大事なのかなというふうに考えております。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

どうも私の質問の仕方がまずかったようで、もう少し具体的にお話ししましょう。近隣市町村住民の利用についてという項目が設けられていて、地域の利用者の利便性を考慮し、在勤等の条件を付さずに事業実施市町村以外の住民が会員登録・利用できるように会則等を定め、周知するとうたわれています。ですから、どんな人がというところで、富良野市民であればどなたでも会員になれると書かれているのは、少し誤解を生じると思います。私がいまお話しした要綱は、近隣市町村の住民は、富良野市に勤めているとか勤めていないとか、そんな条件はなしにファミリー・サポート・センターを使えるよという会則をきちっとつくって周知するということなのです。それを見て、これを見ると、ちょっと誤解を招くのではないかということで見解をお伺いしております。

答弁 教育委員会教育部長 山下俊明(教育委員会教育部長は2018年3月まで)

広瀬議員の再々質問にお答えいたします。先ほどの答弁が若干ずれていて、申しわけありません。ファミリー・サポート・センターのホームページではそのような記載になっているということでありますが、現行の体制では変更はしないということで御理解賜りたいと存じます。(61ページで訂正)以上でございます。

答弁 教育委員会教育部長 山下俊明(教育委員会教育部長は2018年3月まで)

広瀬議員の再々質問にお答えいたします。時間をとらせた上にまたお時間をもらって、申しわけありません。先ほど、要綱がそうであれば、ホームページを見直して訂正しますという答弁をさせていただきましたが、勉強不足で申しわけありませんが、取り消しをさせていただきたいと思います。お許しください。改めて質問にお答えいたしますが、先ほどは厚生労働省のほうというお話でしたけれども、富良野市のファミリー・サポート・センター事業につきましては、富良野市が委託している事業でありますので、いま現在は富良野市民の方であればというふうに記載させていただいているところであります。ただ、今回も質問等がありましたし、今後、将来的に定住自立圏や広域連携といった体制の中で事業展開できることになった場合は、会則や利用の部分について見直しをしていけるものというふうに考えているところであります。しかし、富良野市民の方なら誰でも利用できますといういま現在のホームページの記述については、あくまでもそのままということでございますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 16番 広瀬寛人

こちらの文章には、富良野市民であればと書かれているのであって、それ以外の人だったらどうかということは書かれておりません。それ以外の人はだめですとは書いていないので、要綱上はそれにのっとって受け入れることもできます。ただ、いま部長が言われたように、現時点での富良野でのファミリー・サポート・センターの人員や体制の中では、一遍に門戸を広げてしまっては混乱を招くという判断の中で、漸次、準備を進めていくということであれば、私は一定の理解を示すことができると思います。先ほどの病児、病後児もそうですが、厚生労働省のほうはこういうふうにしてくださいという理想を各自治体に言ってくるけれども、現場ではその全部をすぐにはできません。だから、できるように準備を順次していくことが大切であって、現段階ではこうですということをきちっと周知することが責務だというふうに考えますが、見解をお伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 山下俊明(教育委員会教育部長は2018年3月まで)

広瀬議員の再々質問にお答えいたします。広瀬議員の御指摘のとおりだと思います。いまの御意見を参考にしながら、最初に答弁しましたように、個別の課題も含めて、今後は広く調査研究を進めていきたいと思います。ありがとうございます。

出典:富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる