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洞爺湖町議会 令和7年12月会議 2025年12月12日

経済対策について

2025年12月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「経済対策について」質問し、企画財政課長 藤岡孝弘、産業振興課長 仙波貴樹、町長 下道英明が答えました。

聞いた人
越前谷邦夫 議員
答えた人
企画財政課長 藤岡孝弘、産業振興課長 仙波貴樹、町長 下道英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

9番、越前谷でございます。これから通告をいたしました案件について質問させていただきます。1点目は経済対策について、2点目は洞爺湖町例規集について質問させていただきます。毎度申し上げておりますが、一般質問というのは政策論争の場であるわけでありますから、できるだけ大局的にと思っておりますが、案件上、具体的な細部にわたっての質問も多くなるのではないかなと思っておりますが、その点、ご理解とご了承を賜りたいなと思うわけであります。2025年も、正確にいきますと、あと19日で終わろうとしております。洞爺湖町におきましても、イベントなどは多岐にわたって行われたわけでありますが、私は特に極めて残念なのは、条例で定めておる名誉町民2人の方が亡くなりました。8月7日には故長崎良夫氏、そして全道の議長なども歴任しました朝倉英隆氏は11月30日に亡くなったわけであります。この名誉町民というのは、自分の記憶では半世紀に一人出るか出ないか、そういうこの極めて私どもにとってはすばらしい方であるという思いを持っております。このお二方というのは、旧虻田町、あるいはまた、現在の洞爺湖町の礎を築いたと言っても過言ではないのではないか。その方が2025年に2名亡くなりました。しかしながら今議会において、この名誉町民に対する黙禱などをささげるということもない。行政報告もない。一体どうなっているんだろうなと。大いに反省しなきゃならないのではないかなと思っております。しかしながら私は独り言で、このお二方に対しましてこの場を借りて改めて哀悼の意を表したいなと思うわけであります。2025年12月8日には、午後11時15分頃に沖縄県東方沖を震源とする地震が発生をされまして、けがをされた方が51名ということであります、北海道は11名でありますが。そして、被災された方々にこの場を借りて、心からお見舞いを申し上げたいなと思っております。この地震等々によって、非常に経済にも痛手を被っているというのは、内容については割愛をさせていただきますが、大変なこの正月を目の前にして厳しい環境になっているだろうと思っております。私は早速この経済対策に入らせていただきますが、常にこの今回の経済対策というのは、この通告にも触れてありますように、一般会計では18兆3,034億円、これは重点支援地方交付金として2兆円ほど計上されておるわけであります。これから各自治体にそれぞれの金額が交付されるだろうと思うのですが、ただ私は今回の交付金で洞爺湖町としてどういう支援策を講じようとしているのか。この物価高対策に対してどのような策を講じようとしているのか。さきの質問で答弁等々を伺っておると、何かしら地域振興券、最終的にはなるのかなと思っております。ところがまちの中に入ってみると、越前谷さん、国からお金が来るんだったら現金給付をお願いしますよと。お金であったら、いろんなものを購入できる。食料費ということもうたわれておりますけれども、そういうことを考えれば現金給付が一番いいのではないの。今日も除雪してと言われました。洞爺湖町ってどうなるの、おこめ券か。どうなるの。水道基本料金無償化をするの等々を言われて、やっぱり現金給付がいいよねと。それというのも、これはトップあたりには真剣に聞いてほしいんですけれども、石破内閣のときに1軒につき2万円給付するって言った、2万円給付。ところが選挙の結果で総括をしたら、この給付が壁となって与党が負けたということだから、あんまりこの2万円給付というのは、あまり選挙戦にはプラスにならなかったよねと。こういうことで結果的にはやめるということになった。ところが、やっぱり1軒につき2万円くれると言った石破内閣時代の2万円が来るのではないか。そう期待しておった方々が私は多いのではないかなと思うんです。それと併せて、洞爺湖町の場合は88歳になったら2万円をあげていた。これも今年度からなくなった。あわせて、来年度になったならば、今、敬老の日に行政として1,700円、そして自治会あたりが300円ということで、2,000円何がしのいろいろ現金給付、チケット等々、お米等々もあろうかと思いますけれども、この2,000円ほどのもなくなると。私も後期高齢者でありますから、後期高齢者になると1,000円、2,000円というのは非常に大きいんですよ。来年なったら、また2,000円もらえないの。2,000円の商品券ももらえないの。あら、そうなの。洞爺湖町の行政として冷たいのではないのと。これは私も背中から水をかぶされたような気がします。それというのも議会議員でありますから、行政に参画している者として、住民の声に応えられる行政でないんだなということを、私自身反省をしております。そこでね、やっぱり先ほど申し上げましたように、いろいろこの全国的にこの重点支援交付金を利用して何々にするとか、何にするとかということが随分新聞紙上でも出ております。私も今回いろいろ事情があって、ワイドショーなどを見る機会が多かったんですね。それから国会中継なども多かった、見る機会が。見ていると、現金給付は駄目だという答弁はないんですね。ないんですよ。ただ、推奨されておる事業のマニュアルには、この手元にありますけれども、現金給付もいいということは書いてないけれども。ところが、国会中継などを見ていると、現金給付は駄目だという答弁はないんですね。各自治体にお任せすると。各自治体にお任せするということでございます。さきの10日の一般質問などを聞いていると、何か洞爺湖町としては、落ち着くのは地域振興券になるのかなという自分は受止め方をしました。だけど、地域振興券を出すにしてでも、いろいろと経費やら、それから時間的なことを考えると、随分時間がかかるでしょう。これは言うまでもなく、現金給付であっても時間はかかると思います、私も。振り込むということになれば、その人の振込先、振込の何ていうのですか、ナンバーだとかということを確認すると相当時間がかかると思います。でも、今日の朝のテレビでもやっているおこめ券も評判がいいようで悪い。ところが、おこめ券1枚につき経費等を引けば440円になるんですね。このおこめ券もそれじゃあ、おこめ券とした場合には、1月の中旬以降になるという、手元に入るのは。そうすると、この現金給付をやっても時間がかかる。地域振興券等々をやっても時間がかかる。それはどういうことを言いたいかというと、マイナンバーをカードにするときに、いろいろと一生懸命、担当者あたりは努力されたのは目に見えているけれども、全員にマイナンバーカードが配付されたわけじゃないでしょう。それから、とうやコインなどの取組も一生懸命、ここ何回かやってきておりますが、それも相当な時間がかかるだろうと思うんですね。そういうことを考えれば、何かしら住民の声として多い現金給付あたりにはならないものかどうなのかという気がするんですよ。これが1点。それと、これは課長に質問したら時間の関係上ありますから、自分のほうで言いますから。この11月14日あたりにはもう内閣府あたりから公示されていると思うのですが、今回の補正国会も、自分のほうで言いましょう。聞こうと思ったんだけれども。11月17日、これ大体与党に合わせて、与党というと自民党と維新と、それから国民民主党と公明党もこの補正予算に賛成するということでありますから、恐らく会期は17日までですから、17日には間違いなく上がると思うんです、私は。それから、例えば交付額が決まると思っておりますが、うちの企画財政課長は物すごくフットワークのいい人ですから、もう大体おおむね幾らぐらい来るというのは、大体私もつかんでおりますけれども、分かっているだろうと思うんですよ。それから11月14日にはもうマニュアルみたいなのが来ているのだから、そこそこ地域振興ということでこうやる、ああやるということが頭の中にあって、10日の一般質問では地域振興券あたりになるのかなと思っているんですけれども、私はどうも住民の声として多い現金給付にしてはどうかな、多少時間がかかったとしても。それでね、1軒につき幾ら、地域振興券になったとしても、現金給付になったとしても、1軒につきお幾らなのか。それともお一人様にどのぐらいの地域交付券をあげようとしているのか、その辺をまず伺っておきたいなと思います。

町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘

ありがとうございます。今回の国の補正予算に基づく重点支援交付金のメニューにつきまして、現金給付がよろしいのではないかと。多くの町民の方がそのように望んでいる方も多くいらっしゃるということでございましたけれども、今、町のほうでもこの重点支援交付金のメニューのほうは検討しているところでございます。昨日、衆議院で法案が通過して、恐らく12月16、17日あたりでこの国会補正予算が可決されて、その後、全国の地方自治体のほうにこの交付限度額が、配分額が決定されるものと思っております。一応、額をある程度つかんでいるのではないかということでございましたけれども、まだはっきりとは分かりませんけれども、前回の重点支援交付金につきましては、洞爺湖町の場合、4,719万2,000円でありました。今回の重点支援交付金につきましては、国の予算が2兆円ということで、幾らぐらいということではっきりとはまだお伝えできませんけれども、恐らく1億5,000万円ぐらい程度は配分額があるのかなと。その中で洞爺湖町のメニューを検討するというところでありますけれども、今ちょっと自分のほうでもどのように全国の自治体が今回の給付金を考えているのかというところで、確かに、現金給付を検討しているところも結構ありました。現金は駄目ではありません。これが一番やはり町民の皆様には喜ばれるかもしれませんけれども、ただ、国のほうでは、現金は駄目ではありませんけれども、様々な地方自治体の地域の実情に応じて、これが地域振興券なのか、クーポン券なのか、あるいはおこめ券なのか、現金なのかというところで、メニューのほうは自治体のほうに委ねるとされているところではございますけれども。昨日の議会の答弁でも申し上げましたけれども、まず現在、町として検討しておりますのは、とうやコインを使った手法で今回の物価高騰対策支援にできないかどうかというところを、現在検討しているところですけれども、まずその現金給付につきましては、受け取った個人がどこで使うのか。使うのは自由でありますけれども、このお金がまず地域内で消費されないということが、町内への経済効果が限定的になるのではないかと考えております。地域通貨とうやコインにつきましては、地域内でのみ使用可能なものなのですけれども、同時に町内の店舗、あるいはサービス業における消費を促進することができると考えております。物価高騰に苦しんでおられる町民の皆様に対する支援が、町内の消費を促進する形で還元されることにも意義があると考えております。現金では外部に流れてしまう可能性がある中で、このとうやコインを用いることで、町内での消費が直接経済効果をもたらして、それが町内の小売、それから飲食店を同時に支援することもできると考えております。去年、一昨年のとうやコインを導入したのは1月からですけれども、この導入の目的の一つには、やはり地域内の消費を促して町内の商店を支えることも、これ、目的の一つであります。今回の交付金につきましてもこれ単なる経済対策にとどまらず、町内の店舗の存続をとうやコインの目的の一つは、これを存続するということも目的の一つでありまして。高齢化が今、洞爺湖町の場合進んでおりますけれども、この町内の店舗を支えることが、将来的な買物難民というのも防ぐことにも将来的にはつながって、これが住民の福祉の向上にもつながるものなのかなというふうに考えているところでありますので、まずそのような感じでお願いしたいと思っております。

町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘

今、とうやコインにつきましては、一人につきというところで考えておりまして、金額についてはまだ配分額のほうが正式には決定しておりませんので、これから検討してまいりたいと思っております。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

今、課長の答弁を聞いていると、自分もその程度をつかんでおったのですが、例えば今回の重点支援交付金ということで約1億5,000万円ほど来ると。洞爺湖町の世帯数は、3,000、4,000ないですよね。4,000ないわけであって、これは自分の考えを今申し上げているのですが、4,000軒に、例えば2万円ほどやってでも8,000万円で、経費を入れると8,500万円ぐらいかな。あとの6,500万ぐらいは、いろいろな推奨事業のマニュアルの中に適していることに使えると。これをやれば、大変住民が喜ぶのではないかなと思う。確かに、地域のこの商工業者であるとか、そういったところの活性化は残ったものでやればいいのではないですか。それから現金給付はしたならばよそへ行くとかなんとか、必ずしも今回の重点支援交付金の活用というのは、地元でやらなきゃ駄目だよということではないんですよ、これは。地元だけでやらなきゃ駄目だって、地元の中だけで。そういう物価高対策ではないということを分かってほしい。それでね、常にやはりやる場合においては、公平平等でなければ駄目だと思うのさ。それで一番の求めておるのは低中所得者、低中所得者をどう支援していくのかということを考えなければならない。そして、当然今までも取り組んでおりますように、非課税対象者はもちろんのことでありますけど、これは非課税対象者は別途また子供に対して2万円とか、少子化対策の一環、あるいはまた子育て支援の対策ということで、それはメニュー以外になっているわけでありますから。自分はね、トップね、洞爺湖町の場合は本当にこの88歳の2万円も消えた。来年になったら2,000円の商品券ももらえないんだってさって、こういう落胆する、がっかりする住民にはしたくないなと思っているんですよね。いやあ、洞爺湖町はね、1軒につき2万円くれたよって、我々困っている人のことを真剣に考えている自治体だわと思われるのではないかな。そのほうの選択のほうがいいのではないかなって気がするんですよ。そして、マイナンバーカードにせよ、それからとうやコインにしろ、取り組んだけれども、100%でないでしょう。何%の交付率になっていますか。これ、自分も分かっているけれども聞いておきましょう。

町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘

11月末時点の人口が7,772人、世帯数は4,724世帯であります。とうやコインの取得率ですけれども、この7,772人に対して3,675人でありますので、50%弱というような割合でございます。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

だから今聞いたように、やっぱり何だかんだといっても50%ぐらいでしょう。そうすれば、例えば現金給付のほうに舵を取ったとしても、半分ちょっと時間がかかるかなという程度のものでしょう。自分はその辺を、住民の方々も、洞爺湖町、現金給付にするんだってさ、よかったわと。1月に入るんだってさ、多少時間がかかってもそのほうがいいよねというのが圧倒的多数ですよ、今回の。このことを住民の声として私は代弁しているんですけれども、このほうがやっぱり住民の心の対策を考えないと、今は。物価対策は、住民の心の対策を考えてあげるべきだと思うんですよ。そういうことを考えて、ぜひこのことばかりやっていられませんからね。そのことを考えていただきたいなと思います。答弁は後ほど、まとめてトップのほうからお願いしたいなと思うんですけれども、そういう住民の声に応える、住民の心対策に行政は真剣に取り組むという、この重点支援地方交付金を運用するべきだ、活用するべきだということを申し上げて、次の質問に入らせていただきます。それで2点目は、温暖化の影響で北海道近海の水産物は危機的状況にあると。とりわけ、噴火湾のホタテ養殖にも影響が出ていますね。森町の砂原では毒性が発生して、貝毒が発生して出荷ができないという。それから青森では、ほとんど今回は、成貝は発注できる状態にはないと、水揚げする環境ではないと。それでね、洞爺湖町の噴火湾、洞爺湖町の目の前の噴火湾の水質であるとか水温であるとか、そういったことを考えれば、もっと新たな、漁業者に対する副業になれるような養殖事業に着手してはどうかなと思うんですよね。それで、私は水温に1度、2度上がったならば、今後ホタテ養殖というのは厳しいのではないかなということで、漁民のある方と話したら、いやいや、越前谷、この稚貝を採ったときの取扱いだとか、あるいはまた養殖のつり下げる深さによっては、幾らでもそれがクリアできると、対応できると。こういう声を聞いて、自分は本当にうれしかったです。そうなんだと。我々は単純に1度、2度上がったら、将来のホタテ養殖というのは駄目になるのではないかなと思ったけど、やり方一つなんだって。乗り切ることができるんだって、そういう意気込みを聞いて、私は本当にほっとしましたし、安心しました。本当にその方に敬意を表したいぐらいです。それで、その方もいわくには、大体ホタテの水揚げというのは9月頃から3月頃まで収入がありますよね。ところが、6、7月というのは、収入はないんですよ、今の漁業者というのは。それで、私はこの6月、7月あたりに水揚げできるような、そういうこの養殖に着手してはどうかなということを、これは、今までは救済策は漁民に対して講じているけれども、支援策というのはあまりないですよ。生産性につながる支援策というのはあまりない。そういうことを考えれば、今は宇宙でも養殖できる時代ですから。スリッパがけでもアワビでもウニでもコンブでも養殖できる時代ですから、そういったことに、やっぱり時代に沿った漁業対策というものを真剣に考えていくべきじゃないのかなと思っています。そこで、浅海部会の方々は、いち早く今コンブの養殖に着手していますね。そういうことを考えながら、私はコンブの種類というのはどのぐらいあるのかなと思ったら、世界で19種類あるんですね、コンブの種類というのは。そのうちの北海道近海で採れるコンブの種類というのは、11種類もあるんですよ。11種類も。いろいろコンブというのは違うんだなと、自分も勉強になりましたけれどもね。それで部会の方々は、浅海部会の方々は、コンブの養殖に着手した。そして、ある方々には言わせると、そしてまた先ほどのホタテのまだまだ大丈夫だと言ってくれた漁民の漁業者の指導者と言ってもいい方なのですが、その方から聞くと、ウニの養殖に着手してはどうかと、ウニの養殖。ウニの養殖でもバフンウニは駄目なのですよ。ムラサキウニでないと駄目なのですよ、この海域からいけば。昔は赤川の海域、黒岩海域でもバフンウニは採れたんですけれども、今は白化現象がどんどん進んでいって、バフンウニは駄目なのですね。それで、ムラサキウニを何とか養殖してはどうか。じゃあ、養殖するんだったらどこでやるのさと聞いてみた。何、大磯の港の中でやればいいべやと、そうなのですよ。前にも何回も話しているけれども、熊石の自分の生まれ故郷で自分の家から1分か2分で車で行ったところで小さな港があるのですが、その港の中でウニを養殖しているんですよ、ムラサキウニを。そして、ムラサキウニの養殖の餌はどうなんだって考えたら、前の議会で申し上げたと思うのですが、アスパラのはじいたのをやるんですよ。このムラサキウニというのは、雑食系と言ったらオーバーかも分からないけれども、バフンウニと違ってムラサキウニはキャベツでさえ食べると、餌代わりにするという。だからね、そして、やっぱり私はふるさと納税の返礼品にも大いに活躍できるのではないかなと。それから、洞爺湖町においてはウニの加工場もありますね、大きなね。北海道でも全国と言ってもいいぐらいの加工場もありますよね。それから、消費できる道の駅もある。洞爺湖温泉もある。そういったことを考えて、主力はもちろんホタテ養殖になるでしょう。今まで巨額な機材を投資しているわけですから。だから副業になって、ウニなどは、冬は出荷できません。これから陸でやるようになればできるんだろうと思うけれども、今の状態では漁業者が求めている6月、7月、8月の収入になるわけだから。その収入源になるわけだから。これトップね、これからの漁業振興というものを考えたならば、やはりこの陸でやる養殖にも着手する。自分は議員になったときに、月浦でスッポンの養殖をやってはどうなのかと発言した一人です。それから、これからの魚を獲るためには噴火湾に人工島を造ってはどうかって言った一人なのですけれども、そういうやっぱりいろいろな知恵を出し合って、この厳しい水産の方々の状況、環境から脱却できるような、それは知恵を出し合うべきだと思いますよ。これは行政ばかりが力を入れるのではなくて、漁業協同組合だとか、漁業者だとか、あるいは行政と三者一体となって、どういう養殖漁業に着手するべきなんだということをお互いに声を出し合えば、いい方向性が出せますよ。これはね、ぜひ取り組んでいただければなと。経済部長は物すごく乗り気です。意欲は持っていますよ、自分と意見交換したんですけれども。やはりね、本当にみんなでこれからの第1次産業と漁業部門を考えたならば、ホタテ養殖は主力であるけれども、第2のステップとして陸で養殖できるような、そういう事業に着手するべきだ。例えば大岸に行ったら、大岸の元の中学校を利用して、ナマコの稚貝をあれしているのではないですか。稚貝と言わないんだな。ナマコの稚魚というのかな。後で答弁もらうから。やっていますよ。ほうぼうで、アワビでもやっている。そういう時代だけに、やはりこの時代に沿った産業の在り方というものを、そして生産性のあるものをどうしたならば高めることができるかということを真剣に考えて、話合いをするべきだと思っていますよ。私はね、これも心配して申し上げたのですが、政治家の一言というのは重いですよね。政治家の一言というのは。中国で反応しまして、渡航は駄目だって。駄目というか抑えてくれとか。あるいは日本の水産物は輸入しないとか、いろいろやっているようですけれども、この政治家の一言というのは重いなと思って。そのことも漁民と話したならば、福島の原発の処理水の関係で、いろいろこの中国には出荷できなくなった、輸出できなかったということで、アメリカであるとかベトナムに販路を拡大していきましたね。そのことが功を奏して、いやいや、今中国でそうなっているけれども、中国にも輸出したいけれども、アメリカだとかベトナムに販路を拡大して市場があるから、そう心配したものでないということを聞かされて、これも私は安心しました。でも、これからどのようになってくるか分からない。例えば中国の大手3社の航空会社が、3月31日まで飛ばすことをやめると言うんだから。これ2月に中国のお正月だか、ありますよね。今までどんどん日本にも来てくれた、北海道にも来てくれた、洞爺湖温泉にも来てくれた。この方々が来なくなったら、洞爺湖町の地域経済というのはどういうことになっていくのですか。これは、やっぱり心配しながら対応策を考えるべきじゃないのかなと。長くなりましたので、課長、答弁をお願いします。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

ただいまのご質問でございますが、議員ご指摘のとおり噴火湾のホタテ養殖につきましては、近年の高水温等の影響によりまして稚貝の採苗不良をはじめ、稚貝の生残率の低下やホタテのへい死、また生産量を上回る雑物の発生など大変厳しい状況にございます。また、ホタテの水揚げが1月から3月の冬場に集中しているため、夏場の収入減をどう確保していくかは、将来の漁業経営にとって極めて重要な課題であるというふうに認識してございます。その上で、現在、漁業者の皆様は高水温の対応といたしまして、ホタテの生存率を高めるため、海水温の状況に合わせた作業時期の調整をはじめ、様々な工夫や改善を進めるなど、漁業現場におきましては、不断の改善努力が重ねておられることを認識してございます。また、議員ご提案のホタテ以外の養殖につきましても、漁業者におかれましては、実入りの悪いウニをエサの豊富な藻場へ移植をされたり、また議員のご支援により整備されたナマコ養増殖場の活用や、さらには、先ほどもありましたが、コンブの養殖にも取り組んでおられており、これは水産物の多角化のみならず、磯焼け対策や藻場再生といった環境改善にもつながる大変重要な取組であるというふうに認識してございます。町といたしましてもこうした現場の取組を尊重しながら、水産物の多角化や水産資源の回復、さらには地域経済の安定化に向け、昨年から伊達市、豊浦町、洞爺湖町の各地区代表の漁業者と各首長の懇談を開催いたしまして、必要な協議や情報共有の場を設けているところでございますが、このような取組については、引き続き続けていかなければならないというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

長々と申し訳ございません。今、いろいろな養殖にも着手するというけれども、それはもう本当ちょっとですよ。だけれども、自分が言っているのは、やっぱり三者一体となって、こういう養殖に着手しようじゃないかということの、規模を拡大するという考え方はないのかということも含めて伺っているんです。そういう小さなやつは、試験的にやっている人はいますよ。先ほど言ったようにコンブ、ウニも。ところが、やっぱりそれなりに、三者というのは、首長ね。行政だけお金を出せって言っていません、自分も。やっぱり三者一体となってやろうじゃないかっていったら、漁業界でも漁業者でもそれは出し合ってやるべということになりますよ。今のナマコの件だけれども、私は長崎町長時代もお願いして自然石を、ナマコを採取するためには、水揚げするためには自然石の投入が必要だということでやっていただいて、それなりの成果が出ていた。ところが、東日本の大震災で津波が来て、全部漁場に砂がかぶさって駄目になっちゃった。それで今度、第二弾として真屋さん時代にもう一回やっていただきたいということで、1,400万ほど予算化していただいて自然石を投石してもらった。それが、なぜ1,400万まで、規模にもよりますけれどもできたかというと、台船が隣の伊達に来ていたんですよ。その自然石を運ぶ大きな台船が。よく見るでしょう、海を見ると。あの台船が来ていたからそのぐらいでできたんだけれども。台船は新たにお願いして、ここへ来てやるというなら相当な金額はかかると思うのですが、そういったことも含めて、噴火湾の中でどこかで台船を利用するらしいですよ。活用しているらしいですよ。そういったことも含めて、ウニがいいのか、コンブがいいのか、アワビがいいのか、ナマコがいいのかは漁業者と十分話し合って、やる方向で取り組んでいただきたい。悲観的な考え方で協議する必要はないと思っています。生産高を高めるという、そういうことでぜひ取り組んでいただきたいと思うのですが、ここまででトップ、どうですか。トップの答弁を求めたいんだけれども、どのような見解をお持ちになりましたか。お願いします。

町の答え 町長 下道英明

ありがとうございます。経済対策という大きな枠組みでございますけれども、まずは令和7年度補正予算につきましては、昨日、国会のほうで通ってきたということでございますので、政府の取組、非常に重要であると思っております。その中で、洞爺湖町におきましても地域経済の安定と持続可能な活性化を目指して、これまで実施してきた施策に加えて、今回の補正予算に基づく重点支援地方交付金を活用させていただきたいと思いますが、特に注目はやはりエネルギー、物価高に影響を受ける世帯、事業者への支援を強化する方針でございます。今後も地域資源を最大限に活用して、観光、農業、商業など各分野と連携した支援を行いたいと思いますので、町全体での経済の底上げを図ってまいりたいと思います。細かいところの今ご指摘いただきました物価、特に心の対策としての現金給付等、今ありましたけれども、現下のほうでは、今とうやコインとか地域デジタル通貨ということでいろいろな、いかに早く町民の皆様の元に届くかということも検討しながら進めてまいりたいと思います。2点目の温暖化対策のホタテ云々でございますが、議員ご指摘のとおり、温暖化の影響、特に噴火湾のホタテ養殖業に深刻な影響を与えております。収入減少や水温上昇による漁業経営への影響が懸念されます。議員ご提案のウニ養殖は、有望な選択肢だと思っております。ウニは陸上養殖も可能でありますし、地域農産物をエサとして活用できるため、地域資源との連携が期待できると思っております。町としては、先ほど課長の答弁にもありましたように、漁業者や漁協と連携して、これらの取組に向け、協議していきたいと思います。先ほど三者がということで、やはり行政だけがお金を出すということではなく、三位一体となってやっていく、そういった方向性の中で道筋をつけてまいりたいと思います。以上でございます。貴重なご意見、ありがとうございました。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

それであれですよね、3番目の漁業者の人手不足ね。これ、簡単にいきますが、人手不足はこれからもっともっと進みますよ。それで、今の法律は27年の3月31日で終わっちゃうんですよ。そして、27年の4月1日から新たにあれができるんですね、法律ができて運用開始になるのですが、それはどういうことかというと、今度は今まで1993年から始まった技能実習制度というのがなくなるんですよ。これは低賃金の長時間労働であるとか、あるいは安価な労働の確保手段とかという批判もあって、2027年3月31日、これで廃止になります。そして、新たに育成就労制度を新設するんですね。これはどういうことを指すかというと、今まで3年間は絶対にこういう技能実習生というのは移動できなかったんですよ。今度は、同じジャンルばかりじゃなくて別なジャンルにも移動できるようになるのが、今回の特定技能制度というんですよね。これ、新たに法律ができるわけであります。洞爺湖町の場合では、これは漁民とか農業ばかりじゃない。いろいろ医療もあるし、観光等々あるでしょう。そういった方々も確保するのに大変になってきますよ。それというのも、今度は自由に行きたいところを選んで行けるようになるんだから、来て。あそこ給料がいいようだよと、時間給いいようだよといったら、行っちゃうんだよ。それで、北海道の最低賃金というのは、1,073円ですよね。そして北海道は、分かっているけど聞くんだけど、東京は幾らですか。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

すみません、ちょっと手元に資料がなくて、正確な数字かどうかは分かりませんが1,200円程度だったというふうに、ちょっとすみません、記憶違いかもしれませんが、そういうような認識でおります。以上です。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

東京は1,222円です。というのは、何でここを聞いたかというと、やっぱり外国から働きに来たら、1,073円のところよりも、それこそ、いろいろ生活環境もいい東京に集中していきますよ。1時間約200円も違うんだから。そういうことで、やっぱりこれから外国から来る方々だとか多くなると思いますよ、働く労働者というのは。課長、聞きたいんだけれども、入管税というのはどのぐらいになるの。企画財政課長。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

すみません、入管税といいますか、ビザ取得にかかる費用が一人6,000円というふうになってございます。以上です。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

それで、トップね。外国人からこの実習生で来る方々は、片道大体30万ぐらいかかるんだってさ。今、洞爺湖町内で働いている、そういう外国人労働者というのは約300人ぐらいでしょう。違いますか。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

12月1日現在での外国人、まず人口なのですけど、外国人人口は330名で、そのうち就労可能な在留資格者は257人となってございます。

議員の質問 9番 越前谷邦夫

250人に対しても例えば30万円が要るとなったら、何千万と補償って、自分はそういうことを言わない。というのは、10分の1と言ったら何千円単位なのか。例えば3分の1を出すとかね。それも、こういうことを考えればいいと思うんですよ。最後まで3年間、十分勤めてくれた方々に対して出すようにすればいいんですよ。それは、出すのは本人が出すのではないんだよ。雇った側が出すんだ。雇った側対策として、そういうことを考えてはどうかなと。時間の関係があるから、トップね。これもやっぱり洞爺湖町の優遇措置とか待遇措置いかんでは、来る外国労働者も少なくなる可能性はありますよ。1時間の単価当たりだとか給料の面からいけば。そういったことを考えた対策を、今やらなきゃならない対策はここだというものを生み出さないと、駄目だという気がするんです。だから、観光課長も答弁したようなんだけども、変わってすぐだから割愛するけれども、やはり観光産業で働いている方々等々含めて、やっぱりその辺の支援策というものを考えてはどうかなという気がしますので、時間の関係もありますから、どのような見解をお持ちですか。副長でも結構です。

町の答え 町長 下道英明

ありがとうございます。今の漁業者のお話が中心でしたけれども、観光も含めて、やはり労働者不足ということで、特にそういった中では外国人の中で今、議員ご指摘のとおり、外国人の労働者受入れに対しては、出入国手続ですとか初期費用が本当に大きな負担だと聞いております。派遣型サービスの導入により、漁業者のほうは若干負担軽減が期待されるようなところもございますけれども、今後こういったところも含めて、また育成就労制度ということも言及されておりましたので。都市部へ流出するということで、そこら辺のところも町としても真剣に受け止めておりますので、受入れ体制の整備や生活支援を充実させると同時に、今後のその支援策ですね。それと地方の低い時給のところから高いところに行く、そういったところも含めて、この受入れする親元のほうの支援ということも大事だと思っておりますので、漁港の漁業の振興と人材確保に向けては、漁業者、漁協、行政と、特にこの漁業のほうについては、少し持続可能な形ということで継続して協議させていただきたいと思います。以上でございます。

出典:洞爺湖町議会 令和7年12月会議 2025年12月12日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる