富良野市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月6日
保健福祉部から教育委員会に移管する初年度に当たっての教育行政執行方針について
2017年3月6日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「保健福祉部から教育委員会に移管する初年度に当たっての教育行政執行方針について」質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。
- 質問者
- 広瀬寛人 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 広瀬寛人
-登壇-私は、ふらの未来の会を代表して、今議会に提出されました平成29年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について、順次、質問を行います。特に、本年の市政執行方針の冒頭に市長が市内各地での市民対話から切実な思いや地域の将来に対する懸念や課題を受けとめ、いま、まさに将来に希望の持てる展望と具体的な戦略が求められていることを実感していると表明されたことは大変意義深く、時宜を得たものと感じております。市政執行方針にある三つの重点施策と五つの主な施策及び教育・子育て支援の一元化を図るべく、保健福祉部から教育委員会に移管する初年度に当たっての教育行政執行方針について質問をいたします。まず、市政執行方針の重点施策の一つ目、農村観光環境都市の形成についてお伺いします。農業においては、担い手対策、農村対策、生産性向上対策に取り組み、特に情報通信技術、ICTを活用したスマート農業による省力化の推進と子育て世代の女性を対象とした農業版インターンシップなどを通じた農業従事者育成に取り組むとありますが、ICT農業については、平成27年11月に農林水産省からレポートが出されているように、経験や勘といった暗黙知を見える化させることで、データ蓄積とそれを利用したAIにまで結びつけることにより、省力化や簡素化を図り、収益向上や農業従事者の負担軽減を目指すものとされております。つまりは、さきに触れている担い手対策、農村対策、生産性向上の全てに通じるものであり、また、端末の性能向上とデータの送受信が円滑に行える通信基盤整備が重要であり、グランドデザインをしっかりと描き、年次ごとの投資が重要と考えますが、見解をお聞かせください。また、農業女子なる言葉が市民権を得る時代に鑑み、子育て世代の女性を対象とした農業版インターンシップの着眼点はすばらしいチャレンジと思いますが、呼びかける地域や対象規模、受け入れ先の確保などの実務者をどのように想定されているのかお聞かせください。観光部門では、富良野・美瑛広域観光推進協議会が中心となって、平成29年度に観光庁が予定している(仮称)ブランド観光圏の認定に向けて準備を進めるとありますが、総合戦略の中でも触れられているふらの版DMO創設と中心市街地活性化基本計画の内容にも重複するビジターセンター的役割を果たす機能施設の調整が重要と考えますが、事業主体や各関係機関との調整の考え方についてお伺いします。次に、重要施策の2番目の中心市街地の活性化についてお伺いします。第3ステージとなるサンライズパーク構想では、昨年新たに追加認可されたフラノ・コンシェルジュ整備事業との一体的な取り組みが重要と考えます。一昨年度の私の代表質問でもただした点に、公益性が高く収益性が低いものをどのセクターがどのように受け持ち、官民協働を達成していくかがポイントとなると思いますが、見解を伺います。次に、重要施策の3番目の地方創生についてであります。立案した総合戦略を着実に遂行することが肝要と思いますが、昨年のJR北海道が発表した鉄路に関する方向性は、北海道の自治体のありようを根幹から揺るがしかねない重要な問題と考えます。旅客と貨物のいずれにおいても、北海道の自治体には大きな影響を与えるものであり、一自治体として折衝する事案ではなく、大きな組織の一員として国の物流という視点や観光立国を目指す国の輸送インフラ整備、交通網整備の一環として議論を進めるべきものと考えますが、取り組み強化と進捗状況の市民へのタイムリーな情報開示が必要と考えますが、見解をお伺いします。次に、主な施策の五つについて、順次、質問いたします。1番目の次代を担う子どもたちをみんなで育むまちづくりは、人口減少対策に直結する最重要課題の一つであり、安心して子供を産み、育てられる環境づくりを充実させることが重要と考えます。最近では、学術的見地からも、霊長類が生活範囲の社会全体で子育てを行ってきていることが確認され、3世代同居や向こう三軒両隣のおつき合いが当たり前であった社会から、地域のつながりが弱まってきている時代に何らかの仕組みをつくり上げ、育児の孤立を防ぎ、社会全体でサポートすることが大切と考えます。地域で活動している幼児クラブや事業所内保育所への支援、さらに幼稚園における一時預かり事業の拡充は官民協働の取り組みとして大いに推進すべきものと考えますが、民間セクターの労務実態をしっかりと把握して、育児の質が担保でき、収益を圧迫しないよう配慮が求められると思いますが、見解をお伺いします。子供の発達支援では、保育所、幼稚園から、小学校、中学校へと切れ目のない支援と、放課後から保護者が帰宅できるまでの時間帯にしっかりしたサポート体制の構築が必要と考えますが、取り組み指針をお聞かせください。また、庁内の組織変更に伴う利用者側の混乱を防ぐ配慮が必要と考えますが、見解をお聞かせください。次に、やさしさと生きがいが実感できるまちづくりについて伺います。地域医療分野では、富良野圏域の2次医療機関である地域センター病院への支援策が一定の効果を上げてきていると認識をしているところでありますが、医師不足が解消されたわけではなく、今後も手厚い支援と現在の地域センター病院が有する強みを生かした財務体質強化へとつなげなければと考えます。また、現在、1次救急医療を担っていただいている富良野医師会の現状に鑑みると、近い将来に何らかの見直しが必要と考えますが、時期や方向性をどのように見出そうとしているのか、見解を伺います。国民健康保険事業は、平成30年度から北海道の単位での広域運営になりますが、保険料算定を初め、移行に際して不確定要素があり、市民も関心を強めております。情報収集と情報発信を細やかに行う必要があると考えますが、対応についてお考えをお聞かせください。高齢者福祉では、当初、平成30年の第7期に着手する予定であった認知症初期集中支援チーム及び認知症地域支援推進員を配置して体制整備を図るとありますが、過日の新聞報道にもありますように、認知症の施策づくりに当事者の声を生かすため認知症の本人が集まり、みずからの体験や必要な支援を話し合う機会を設けている市町村が56%と報告されております。2015年策定のオレンジプランでも、当事者視点の重視が掲げられています。これから取り組む方針や事業主体、体制、規模など、現段階での情報をお知らせください。生活困窮者自立支援事業では、主に必須事業を富良野社会福祉協議会と連携して昨年から取り組んでおりますが、任意事業にも取り組むに当たり、社会福祉協議会に過度な負担にならないよう綿密な連携と支援が必要と思いますが、見解をお聞かせください。次に、3番目の人と自然が共生する環境にやさしいまちづくりについて伺います。防災対策では、昨年の災害とその対応を検証して課題を解決すべく、地域防災力を向上させる必要があると考えます。情報提供手段の見直しや、警報や勧告の意味を正しく市民に伝える啓蒙作業、避難場所となる受け入れ施設の運用や整備の見直しなど、各所管部署を横断的に捉えて体制見直しが必要と思います。特に、災害の種類にもよりますが、沿線自治体とも連携した取り組みが必要と考えますが、見解をお聞かせください。ごみの減量、リサイクルでは、分別アプリの導入、公共施設に固形燃料ボイラーの導入など新たな取り組みが始まりますが、ペレットストーブや再生可能エネルギー導入なども含めて、省エネや環境保全意識の向上が地域にとってエネルギーに関する支出を抑制することになり、地域で回す財の向上につながり、経済的効果が高まり、地域活性化に寄与する行動様式であることを理解していただくことが大切と考えます。自治体が範を示すとともに、環境に配慮することが地域経済に結びつくことを敷衍することの意義をどのようにお考えか、お聞かせください。耐震改修促進と住宅リフォーム制度の支援充実と空き家対策やまちなか居住に向けた施策が着手されましたが、今後も、地域間競争、地域産業の担い手確保、人口減少の低減に向けて複眼的な考察による施策立案が必要と考えますが、見解をお聞かせください。次に、4番目の地域の魅力ある産業を生かしたまちづくりについて伺います。農業担い手対策では、重点施策に取り上げられた農業版インターンシップとともに、育成機構の研修生が就農する農地の先行取得に向けて取り組むとあります。さきの経済建設常任委員会報告にもあるよう、全国各地で担い手誘致にさまざまな施策を講じております。農業技術のみならず、農村コミュニティーに溶け込むことのできる仕組みや、受け入れ地区にも体制や心構えを学んでいただく機会、さらには住居確保支援など多岐にわたっております。富良野農業の特性を維持しながら、常にほかの自治体が行っている施策にも見聞を広め、担い手確保の充実に努めるべきと考えますが、見解をお聞きします。平成28年度に行われた企業の雇用実態・賃金福利厚生制度に関するアンケート調査結果をもとに、若年者の雇用確保対策に向けた施策の検討は大変重要なことであり、就労観を養うインターンシップとともに保護者の方々にも現在の労働環境や就労実態を知る機会の提供など、職業選択を行う本人と相談に乗る保護者の双方への働きかけが、さらには女性労働力や高齢者労働力の活用まで視野に入れた取り組みが必要と考えますが、取り組み方針をお聞かせください。プレミアムつき商品券については、即日完売が報告されるなど、市民に喜ばれている施策と評価されますが、地域内流通の側面を持つ地域通貨としての特性を活用できるよう研究が必要な時期に来ていると感じますが、見解を伺います。ワイン事業では、全国的なワイナリーブームの中、表示規格が厳格化され、原料用ブドウの確保が喫緊の課題となる時代に植栽者の掘り起こしを進めることは重要なことで、新規植栽者のみならず、既存の植栽者が規模拡大を図ったり、後継者にスムーズな継承ができるよう支援することも必要と考えますが、見解をお聞かせください。冬季観光の底上げも含めて、観光地域づくりには観光マネジメント組織が重要であり、平成28年度の報告にもあるよう、行政や各業界とパートナーシップをとれる立場の組織編成が重要と考えますが、組織が担う役割をどのようにお考えなのか、お知らせください。5番目に、市民と地域、行政が協働して築くまちづくりについて伺います。コミュニティー活動の活性化と協働の推進では、市長が常々言われる自助、共助、公助の役割の中、共助の分野を強化する施策としてタイムリーな施策と考えますが、住民の自主組織である町内会活動についても、地域の実情に鑑みると、自主組織が継続して活動できるよう行政の側面支援が必要な時期に来ているのではないかと感じますが、見解をお聞きします。行政運営の推進では、さきに導入された人事評価制度を庁内に浸透させる作業とともに、官民や他の行政組織との人事交流を闊達にして多様な人材を確保できる人事戦略が必要と考えますが、見解をお伺いします。次に、教育行政執行方針についてお伺いします。まず、学校教育についてお伺いします。全国学力・学習調査に加えて、平成28年度は、新たに小学生を対象とした標準学力検査が実施されたことによる成果をどのように総括されているのか、お聞かせください。森林環境教育につきましては、現在実施中の森林学習プログラム推進事業の報告を適宜いただいておりますが、ガイド育成とプログラムの見直し作業など、熱心に取り組まれていることがわかり、期待を寄せるところであります。昨年施行された樹海小学校と山部中学校の成果や課題を踏まえ、平成29年度にはどの段階まで推し進める予定なのか、お知らせください。外国語活動につきましては、外国語指導助手の配置により一定の成果を上げているものと理解しておりますが、次期学習指導要領を見据えて現場教員には不安が広がっていることも全国的に指摘されております。富良野市に在住する外国語にたけた方々にお力をおかりすることは、外国語活動支援と開かれた地域とともにある学校づくり、つまりはコミュニティ・スクールの導入の一つの間口として有効と考えますが、見解をお聞かせください。特別支援教育につきましては、乳幼児期から小学校、中学校等の各学校へと切れ目のないサポートが重要であり、専門的知見を有した方と学校や保護者が適宜相談できる体制が必要であり、支援体制の充実に努められることは喜ばしいことであり、さらには受け入れ施設や関係機関とも常に情報交換を行い、改善施策の構築に努めることが重要と考えますが、見解をお聞かせください。情報教育につきましては、情報モラル教育に取り組まれるとあり、時宜を得たものと思います。ICT活用に専門的知見を持った講師、メディアリテラシーの専門家など外部の力をかりないと現場の教員や保護者、そして、子供たちには伝わらないと考えますが、取り組み指針をお聞かせください。健康教育につきましては、発達段階に応じた性教育、薬物乱用防止教育を推進することは、情報過多の時代に育つ子供たちに重要なことと考えますが、自治体が取り組む事象としての一貫性が問われる時代でもあり、市長部局の取り扱いと食い違いのないよう配慮が必要と考えますが、見解をお聞かせください。学校における食物アレルギーの対応指針策定とともに、不断の訓練まで実施することが喫緊の課題と感じますが、どのような工程で推し進める予定なのか、お聞かせください。次に、社会教育についてお伺いします。まちづくり未来ラボ推進事業は、その質や参加者の声からも大いに成果の上がっている事業で、民間セクターへの協力や支援をさらに推し進めるに値する事業と思いますが、今後の協働のあり方をどのように考えられているかお聞かせください。読書活動の推進につきましては、開館日数や開館時間延長の試行を行うなど、市民要望に応えるべくチャレンジすることは喜ばしいことであり、実施に当たっての市民周知が大切なことと考えます。試行時期や延長時間等の周知はどのようなスケジュール観を持って臨まれるのか、お伺いします。以上をもちまして平成29年度市政執行方針並びに教育行政執行方針に対するふらの未来の会としての代表質問を終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-ふらの未来の会、広瀬寛人議員の市政執行方針に対する代表質問にお答えをいたします。1件目の農村観光環境都市の形成についての農業についてでありますが、ICT農業の推進のためのグランドデザインは、農林水産省がスマート農業実現のための研究会を設置し、スマート農業の現状と将来像、推進方策等を検討していますので、これを参考に研究してまいりたいと、このように考えているところであります。次に、農業版インターンシップについてでありますが、インターンシップを通じて農家と農業現場で働く可能性のある者をマッチングしようとするもので、インターンシップの対象者は市街地在住の20代から40代の女性、受け入れ先については子育てしながら働ける就労環境を整備できる農家を想定しているところであります。次に、ふらの版DMOと(仮称)ビジターセンターの役割についてでありますが、旧三番舘の2階につきましては、富良野市の経済活性化に向けて関係団体を集約したふらの版DMOの機能を想定するとともに、1階におきましては、富良野・美瑛地域の拠点施設の一つとして、観光案内業務や着地型旅行商品の販売などを行う(仮称)ビジターセンターの配置を想定しているところであります。今後、事業主体であるまちづくり会社のほか、関係する観光協会、商工会議所などと役割の調整を図ってまいります。次に、2件目の中心市街地の活性化についてでありますが、サンライズパーク整備事業とフラノ・コンシェルジュ整備事業は、富良野市中心市街地活性化基本計画に基づき一体的推進を図っていくこととし、フラノ・コンシェルジュ整備事業については、民間が事業主体となり、サンライズパーク整備事業については、市が主体となって事業を実施することにより、明確な役割分担のもとで官民協働に取り組み、中心市街地の活性化を図ってまいります。次に、3件目の地方創生についての鉄路の維持・存続に向けた情報開示についてであります。JR北海道から示された厳しい経営状況や各線区の輸送密度につきましては、市長と語ろう!地域懇談会において、地域住民に説明をし、利用促進に向けた周知を行ってまいりました。また、昨年11月には、鉄路の維持・存続に向けた、鉄道フォーラムin富良野を開催し、全道から含めて196名の根室本線沿線住民が参加したところであります。今後は、沿線自治体と連携、協力を図りながら、鉄路の維持・存続に向けた取り組みを強化していきますので、適時、市民に情報を提供してまいります。次に、4件目の次代を担う子どもたちをみんなで育むまちづくりについてであります。子ども・子育て支援新制度に基づく地域型保育給付施設である事業所内保育所及び地域子ども・子育て支援事業である幼稚園型一時預かり事業の運営におきましては、職員の配置基準や資格、設備、面積等認可基準に基づいて運営することが求められ、施設、施設の確認申請、給付費等の請求書類等の内容確認や実施調査により、適切な運営になっているか確認をしているところであります。地域型保育給付の基準となる公定価格や一時預かり事業の補助単価については、事業規模により、全国統一した形で国が定めており、施設運営に支障のないものと認識しているところであります。子供の発達支援につきましては、保育所、幼稚園から小学校、中学校への切れ目のない支援を行うため、子供が成長するステージに合わせて、保健、医療、福祉、幼稚園、保育所、教育、児童発達支援事業が連携し、一人一人のニーズに合わせた療育支援を行っているところであります。また、就学後の放課後の発達支援については、放課後等デイサービスによる療育、あるいは、日中一時支援事業を通した居場所づくりなど、今後も発達支援事業所と各関係機関・団体が情報交換等を行い、放課後のサポート支援を図ってまいります。こども未来課の教育委員会への移管につきましては、利用者に混乱が生じないよう、広報、市ホームページ等で広く周知を図ってまいります。次に、5件目のやさしさと生きがいが実感できるまちづくりについての地域センター病院への支援と1次救急医療体制の見直しについてでありますが、地域センター病院が2次医療機関としての機能を果たしていくためには、医師の確保が必須であり、今後も医師確保に向けた支援を継続してまいります。また、1次救急医療は、富良野医師会の医師が担っておりますが、会員医師の高齢化が進んでおり、現在の体制を見直さなければならない時期が来るものと認識をしております。今後、見直しの時期や方向性については、富良野医師会と協議をしながら検討していく考えであります。次に、国民健康保険事業についてでありますが、平成30年度から市町村と北海道の共同運営となるため、現在、国と北海道を中心として制度改革に向けた準備を進めております。持続可能な制度として構築していくためには、国民健康保険加入者を初めとした市民への周知は必要不可欠であると考えております。富良野市といたしましては、北海道及び国保連合会との連携を密にしながら、細やかな情報収集を行い、適宜、広報紙及びホームページなどにより、新たな国民健康保険制度に関する情報発信を行っていきたい、このように考えているところであります。次に、高齢者福祉における認知症施策につきましては、認知症は誰もがかかり得る病気であり、地域全体で支える必要性を広く市民が理解するとともに、認知症になっても早期に対応することが重要であると考えております。このため、認知症初期集中支援チームは早期診断・早期対応に向けた初期支援を行うため、医師、看護師、介護支援専門員の3名によるチームとして、富良野市地域包括支援センターの中に設置してまいります。また、認知症地域支援推進員は、認知症の人を支える医療や介護支援関係機関をつなぐコーディネートとネットワークの構築や、認知症の人や家族等への相談支援やサービス調整を行い、富良野市地域包括支援センターに1名配置してまいります。次に、生活困窮者自立支援事業についてでありますが、平成27年度から自立相談支援事業を実施した中で、富良野市社会福祉協議会と生活困窮者支援について、個々の状況に応じた支援策について議論、検証を重ね、自立を促すためには自立相談支援事業にあわせ、任意事業である就労準備支援事業、家計相談支援事業を一体的に取り組むことが有効であるため、平成28年度より3事業を一体的に実施してきたところであります。事業実施に当たり、富良野市社会福祉協議会と十分な連携・協議を図りながら、自立支援に向け取り組んでまいります。次に、6件目の人と自然が共生する環境にやさしいまちづくりの防災対策についてであります。昨年8月の台風で、避難指示、避難勧告を発令し、特に山部地域では過去最大となる435名の住民避難となったところであります。災害後に行った避難住民アンケート及び町内・連合会長アンケートにおいても、日ごろの備え、情報の入手方法、自助・共助の取り組みなど、防災への関心が不十分なことがうかがえますので、引き続き、防災意識の啓発活動が必要であると感じておるところであります。また、避難所への受け入れ、運営、職員の初動体制などの改善事項を総括しておりますので、今後の災害対策、対応に生かしてまいります。また、災害発生時には、各種の災害に関する協定や沿線自治体との協力により被害を最小限にとどめ、また、早期復旧に全力を挙げることが重要であると認識をいたしております。次に、ごみの減量・リサイクルについてでありますが、ごみのリサイクルや再生可能エネルギーの導入による地域活性化の考えについて、本市では平成26年度より北海道総合研究機構と富良野圏5市町村が、地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築を戦略研究テーマに5カ年間の研究協力協定を締結し、ごみのリサイクルにより生まれる資源や地域にある再生可能エネルギーを有効に利活用することで、地域振興や活性化に寄与することを目的として、地域に最適なエネルギー利用モデルの構築に取り組んでいるところであります。次に、住宅施策でありますが、住宅政策は、地域間競争、地域産業の担い手確保、人口減少の低減対策に必要な施策であり、現行の住宅施策の充実に加え、移住促進の重要な要素となる安心して暮らせる住宅の確保、近年増加する空き家等を有効活用した住宅支援策などを検討してまいります。次に、7件目の地域の魅力ある産業を活かしたまちづくりについてであります。担い手施策の充実については、全国の支援体制を調査研究し、平成26年度から農業の担い手対策を一新し、本市の実態に即した仕組みとしたところであります。今後も、北海道農業担い手育成センターなど関係機関・団体と連携をしながら、実効性のある担い手確保を図ってまいります。次に、若年者と保護者の双方への働きかけにつきましては、地元への就業やU・Iターンを促すため、ウエブサイト・フラノジョブスタイルや広報活用による情報発信を行うとともに、学校や関係団体との連携により、職業観や地域への愛着心の醸成を図ってまいります。また、女性や高齢者の活用につきましては、子育て世代への支援の検討や人材育成、高齢者の活用につきましては、今後、実態把握に努めてまいります。次に、プレミアムつき商品券についてでありますが、地域内消費の囲い込みや新たな消費喚起につながっており、商業の振興、経済の活性化において有効な手段であると考えております。地域通貨としての研究につきましては、関係団体との意見交換をしてまいります。次に、ワイン事業における原料ブドウ確保につきましては、これまで、栽培補助金の改定、ブドウ苗木を無償で提供するなどの環境整備を進め、既存生産者の面積の約4割を新植、改植してまいりましたが、今後は、昨年度実施した全戸アンケートをもとに、新たな栽培希望者の掘り起こしを行うとともに、既存生産者の規模拡大につなげるために必要な支援について検討してまいります。次に、観光マネジメント組織の役割についてでありますが、多くのお客様に来ていただき、地域全体で稼ぐ仕組みをつくるとともに、地域住民が心地よく生活できる環境をつくることも重要であると認識をしております。そのため、組織については関係する分野から幅広く構成されるべきであり、観光振興だけでなく、地域づくりに視点を置いた組織運営が必要であると考えているところであります。次に、8件目の市民と地域、行政が協働して築くまちづくりのコミュニティー活動についてでありますが、多様化する市民ニーズ、地域防災や高齢者の見守り、子供の安全対策など、住みよいまちづくりのためには、町内会などの地域コミュニティーがますます重要となってきております。そのため、連合町内会単位に配置しているコミュニティ活動推進員により、町内会との連携を強化するとともに、町内会活動がさらに活発に推進されるように、地域づくり推進補助金により、活動費への助成を引き続き行い、支援をしてまいります。次に、人事評価制度についてでありますが、人事評価研修を継続的に行い、職員への浸透を進めております。職員の気づき、職員間のコミュニケーションにより、組織の活性化、市民サービスの向上につなげてまいりたいと考えております。また、人事交流についてでありますが、現在、北海道との職員交流を行っておりますが、今後、専門的な分野での人材が必要となった場合や、本市職員に専門的な知識の習得が必要な場合などにおきましては、人事交流を検討してまいりたいと、このように考えております。以上であります。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
-登壇-ふらの未来の会、広瀬寛人議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。初めに、学校教育についての標準学力検査の成果についてでありますが、検査の結果分析により、児童一人一人の学力や学年ごとの弱みや強みなどの領域を把握する中で、子供たちの指導方法の改善などに活用するとともに、継続実施によるデータの蓄積を行い、よりよい学習環境づくりと学力向上につなげてまいります。次に、森林環境教育についてでありますが、東大演習林神社山をフィールドに、平成28年度は4校で森林学習プログラムを試行いたしました。平成29年度におきましては、実践校を8校にふやし、東大演習林や北海道教育大学旭川校との連携協力のもと、学校の校種や規模に応じたプログラムの完成を目指し、みずから発見し、学ぶ喜びを知ることや生活とのかかわりにも配慮しながら、プログラムのさらなる改善に取り組んでまいります。次に、外国語活動につきましては、小学校教員の外国語活動の指導力、英語力の向上と教材の整備、指導計画について検討するため、北海道教育委員会より小学校外国語活動巡回指導教員研修事業の指定を受け、巡回指導教員を配置し、市内の小学校を巡回しながら学級担任への指導・助言及び模範授業や外国語活動に関する教員研修について取り組んでまいります。市内在住者の外国語活動への支援活用につきましては、授業としての時数とすることはできませんが、外国語活動の支援や総合学習などの時間に学社融合事業や学校支援ボランティアとしての活用ができるものと考えております。次に、特別支援教育についての関係機関などとの情報交換等についてでありますが、富良野市特別支援教育連携協議会や富良野地域自立支援協議会などを通じて、関係行政機関や各種相談・発達支援事業所、医療機関等との連携により、情報共有を図っておりますので、今後とも協議会の充実に努めてまいります。次に、情報教育の外部講師等の活用につきましては、情報モラルの向上に向けて、ネットトラブル未然防止のため、保護者や児童生徒に向けての啓発資料を配付するとともに、各学校においては、児童生徒に対して携帯電話会社やLINEの会社から講師を招いて、使い方に関する講演会を実施しております。教育委員会といたしましても、生徒指導連絡協議会や各小・中学校、市P連とも連携し、専門的知識を持った講師の招聘に努めてまいりたいと考えております。次に、健康教育の推進につきましては、各小・中学校の保健体育の授業や養護教員との連携はもとより、保健医療課など市内部組織や富良野保健所などの関係機関とも連携を図りながら推進してまいります。次に、食物アレルギー対応指針の策定についてでありますが、文部科学省の学校給食における食物アレルギー対応指針や道教委の学校における食物アレルギー対応の進め方を踏まえ、富良野広域連合富良野学校給食センターの施設設備や児童生徒の実態を総合的に判断し、養護教員や校長・教頭とも協議を重ねながら、策定してまいりたいと考えております。次に、民間セクターとの協働についてでありますが、まちづくり未来ラボ推進事業は民間団体に委託し実施しており、今後も民間のノウハウやアイデアを活用しながら、行政と民間の役割を明確にし、協働で推進してまいりたいと考えております。次に、図書館の開館日数増や開館時間延長の試行についてでありますが、年間を通して特定の曜日で週2回の時間延長を予定しておりますが、実施に当たりましては、市民周知を徹底し、年度当初だけに限らず、定期的に、広報ふらの、ホームページ、図書館だより、社会教育課広報紙のま~なび、館内掲示、関係機関への周知などを行ってまいります。以上でございます。