富良野市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月6日
市長の市政運営について
2012年3月6日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「市長の市政運営について」質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光が答弁しました。
- 質問者
- 大栗民江 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 大栗民江
-登壇-私は公明党として、今議会に提出されました平成 24年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について、質問してまいります。間もなく3月11日の東日本大震災から1年がたとうとしております。改めて被災された方々に、お見舞いを申し上げますとともに、1 日も早い復旧・復興を願います。国においては、政権交代によりバトンを受け継いだ民主党政権が誕生して、2 年半を迎えましたが、社会保障と税の一体改革のあるべき姿の将来像も不透明でさらなる政治不信を醸し出しております。無縁社会などと評されるような閉塞感漂う社会の中で、絆を再生していくには、青年の情熱と力をどう導いていくかという視点は大切であると思います。毎年新年の風物詩ともなって放映される箱根駅伝での優勝校の走りは圧巻ですが、脱水症状に陥りながらも転倒を繰り返し、それでも母校の誇りをかけ、たすきをつなぐ選手の執念の走りは印象に残り、次の走者へ勝利を託す姿に感動いたします。富良野市も開庁 100 年を越え、能登市政となって 7 年目を迎えますが、先人の皆様が築いてくださったまちを次世代の主役である青年たちに、しっかりとしたたすきをつないでいけるような社会、いわゆる絆社会の構築を願い、市長の市政運営について質問してまいります。市長ははじめに、時代の背景を考察する一方、本格的な地域主権型社会を迎え、国から地方へさまざまな権限や財源が移譲され、地方自治体の業務は増加が予想されると述べられ、そのため本市みずからの選択と責任による主体的で効率的、効果的な行政システムの構築を図るとともに、地域主権を担う人材づくりを考えることが重要でありますと述べられております。どのように市民サービスへの質を維持し、時代の変化に対応した行政システムの構築を図られるのかお伺いいたします。次に、基本的な考え方についてお伺いいたします。市長は常々、市民協働のまちづくりを訴えられ、市民の声を聞き市政に反映させる市民本位の開かれた市政運営を信条とされておられます。第 5 次総合計画でも、総合計画の策定に当たって市民の暮らしを地域と行政がともに支えるまちづくり、そして富良野の魅力や強みを生かし、創造するまちづくりの2 つを基本理念に構えて、本市の目指す将来像、安心と希望、協働と活力の大地ふらのとして、市民協働を柱として掲げられております。市政執行方針では、市民対話と情報開示により情報を共有する中から市民とともに知恵を出し合い、市民と行政が役割分担し支え合う自助、共助、公助による協働のまちづくりを進めていかなければなりません、と述べられております。私は行政と市民との間に協働のまちづくりには、距離感があるのではないかと感じる場面があります。市長が信条とされる市民対話は、どこに力点を置かれて取り組まれているのでしょうか。情報開示により情報を共有する中とはどのような姿なのでしょうか。市民と行政の役割分担とは具体的に何を指しているのでしょうか。市民への理解を具体的にどのように得ていかれるのでしょうか。お伺いいたします。また、協働のまちづくりを担うのは人であり、まちづくりは人づくりとも言われており、そのため地域リーダーなどの人材育成と協働を実践できる職員の育成を図る、と述べられております。人づくりの取り組みをどのように図っていかれるのでしょうか。具体的にお伺いいたします。次に、地域循環型経済の活性化についてお伺いいたします。市長は、安全なエネルギーの確保と地球温暖化対策は、全国的にも喫緊の課題であり、地域資源の活用による活性化が求められているとされ、家庭や地域などでの環境問題や新エネルギーに対する意識の向上を図ると述べられております。また、人と自然が共生する環境に優しいまちづくりでは、化石燃料への依存と地球温暖化への影響を低減した低炭素社会の実現を目指されております。あの福島第 1原子力発電所の事故は、国内の電力需要に対する供給不足が考えられるなど、国民生活全体に大きな影響を与える状態となっており、今後事業系はもとより、家庭の電気料金の値上げなどが懸念されております。各家庭や地域などにおいては、節電を意識した暮らしをしておりますが、行政での地球温暖化対策は、どのような取り組みを行っているのでしょうか。意識の向上に向けた取り組みをどのように図られていかれるのでしょうか。お伺いいたします。次に、地域がそれぞれを支えあう社会づくりにについてお伺いいたします。市長は、本市においては市民 4 人に 1 人が 65 歳以上の高齢者となり、出生数が死亡数を大きく下回り、人口の減少と少子高齢化が進展していると述べられております。地域力の低下が懸念される中で、市長はコミュニティ活動推進員と町内会や連合会との連携による地域活動を拡充し、特定健康診査等実施計画の最終年度として、受診率向上に努めてまいりますと述べられております。受診率向上のための各部局間並びに関係機関・団体との情報の共有や健診申し込みはどのように取り組んでいかれるのでしょうか。最終年度としてのラストスパートについて考えをお伺いいたします。次に、次代を担う子供たちをみんなではぐくむまちづくりについてお伺いいたします。安心して子育てができる環境づくりです。北海道では、核家族化や近所付き合いの希薄化から妊婦や子育て中の母親が、相談相手を見つけられず、孤立感を深めるケースがふえているなどのため、新年度から妊婦さんの日を設定し、地域社会も一体となった出産・子育て環境向上へ向けた取り組み方針を決定いたしました。富良野市では、次世代育成支援地域行動計画に基づき、社会環境の整備に努めてまいりますと述べられております。母親のニーズ調査を的確に把握した取り組みをどのように整備されていかれるのかお伺いいたします。市長は、幼保一体化を進める仮称総合こども園の計画、緑町児童センターの建設、国の子寮の改築資金への助成で施設の環境づくりを述べられております。仮称総合こども園の計画とは、市民の声を聞き市民ニーズを把握された計画なのでしょうか。どのような計画で今後どのように進んでいかれるのでしょうか。具体的にお伺いいたします。次に、優しさと生きがいが実感できるまちづくりについてお伺いいたします。介護保険事業については、平成24 年度から 26 年度の第 5 期計画を迎えます。少子高齢化と人口減少により、今後もさらなる給付費の増加が予想されますが、介護予防、重度化しないための地域包括ケアの推進は、どのようになっていくのでしょうか。今後の方向性、事業についてお伺いいたします。高齢化が進むとともに、認知症を発症する高齢者が増加しております。認知症については、早期発見、早期治療が肝要であり、在宅で過ごしていける体制づくりが必要と考えます。市長は、支援を必要とする情報の収集と共有により必要な支援事業へつなげてまいりますと述べられております。金銭管理などが必要となる高齢者の権利を擁護する体制や介護・医療の連携支援をどのように図られていくのでしょうか。お伺いいたします。次に、人と自然が共生する環境に優しいまちづくりについてお伺いいたします。安全で安心できる快適な生活環境づくりです。市長は、防災活動の展開による地域コミュニティの活性化と災害に強い安心安全な暮らしを守る地域社会の実現を目標とされ、自主防災活動の活性化、災害時要援護者支援対策、避難判断マニュアルの市民啓発に努め、市民の防災意識の高揚を図ってまいりますと述べられております。さきの臨時国会で成立した津波防災地域づくり法は、これまでの一線防御からソフト・ハード両面の施策を組み合わせた多重防御へ防災・減災対策を進める内容となり、津波こそはない本市ですが、行政の想定を超える災害は必ず起こる、そう認識した上で実際起こったときに、自分で状況を判断し行動することができる力を身につけていけるよう、防災に対する市民の意識を高揚というよりも変革も必要と感じます。そのための自主防災組織のあり方の具体的な取り組みについてどのように推進されるのかお伺いいたします。次に、市民と地域、行政が協働して築くまちづくりについてお伺いいたします。市民の信頼に支えられた行政運営の推進についてです。市長は、効率的な行政運営を図るため、自治体を取り巻く環境の変化に迅速・的確に対応できる幅広い視野と政策能力を兼ね備えた市民と協働する職員の育成に向け、職員研修の充実を図ってまいりますと述べられております。市民と協働する職員のモチベーションの維持、そして向上につながる職員の育成をと期待をいたしますが、具体的にどのような研修を考えているのでしょうか。お伺いいたします。次に、教育行政執行方針についてお伺いいたします。今日未来を担う子供たちが心豊かに成長することは、市民誰もの願いであります。一方、核家族化や少子化、地域における人間関係の希薄化などにより、家庭や地域の教育力の低下が指摘されており、子供たちを取り巻く環境の悪化が危惧される状況が続いております。こうした状況を乗り越えるためには、家庭はもとより学校や地域社会、企業や団体などありとあらゆる人々が改めて一層連携を深めて取り組むことが求められているのではないでしょうか。市長も執行方針の中で、子供は社会の希望、未来の力であり、子育ては親や家庭だけで担うのではなく、社会全体、地域全体で支えていかなければなりませんと述べられ、市民だれもが住みなれた地域で安心して暮らし、子供たちの笑顔あふれ、市民の行動が輝くまちを市民と地域、行政が一体となって推進してまいりますと述べられております。教育長は、教育行政執行方針で学校、家庭、地域社会がそれぞれの役割を果たし、相互に連携・協力しながら子供たちの無限の可能性を伸ばす学校教育の充実に努めるとともに、学校と地域との連携、協力体制のより一層の構築など積極的な学校支援の取り組みの推進を述べられております。そこで、学校教育についてお伺いいたします。教育長は、学習指導要綱の全面実施に当たり、中学校の必修科目である武道、ダンス、音楽などの本格実施に向けた各学校の特色ある事業の推進を図ると述べられております。各学校の特色ある事業の推進とは、具体的にどのように取り組んでいかれるのでしょうかお伺いいたします。教育長は、学校内外での安全な生活環境づくりに努めるとされ、不審者侵入防止、防犯教室及び防災訓練の実施など危機管理体制の徹底を図ってまいりますと述べられております。近年、不審者による子供の安全を脅かす事件、また地震や風水害などの自然災害や交通事故が発生しております。地域ぐるみで子供の安全を守る環境の整備を推進するとともに、子供みずから安全な行動をとれるよう学校内外での安全な取り組みを具体的にどのように推進されるのでしょうか。お伺いいたします。以上であります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-公明党代表、大栗議員の御質問にお答えをいたします。はじめに、地域主権型社会における行政システムの構築についてでありますが、地方分権改革が進められ国や道からの事務や権限移譲が行われている中で、地方自治体においては限られた財源と人材により多様化する市民サービスの維持が求められているところであります。しかし、人口が減少し高齢化率が 26%を超える状況のもとで、市税収入の伸びが期待できず職員の増員は困難であり、時代の変化に対応する行政システムの構築が必要となっております。そのためには、各種施策事業の成果を十分検証しながら、より効率的で実効性の高い施策へと転換をしていくとともに、地域づくりを担う地域リーダーと行政運営を担う職員の人材育成を進め、市民と行政が協働する住民自治を確立してまいります。次に、基本的な考え方における市民対話はどこに力点を置いて取り組んでいるのかとの御質問でありますが、市民対話につきましては、地域との対話の場としては地域懇談会をはじめ個人やグループなどの市長室トーク、各団体等との意見交換会、さらには児童生徒との子ども未来フォーラムなどどこに力点を置くのかではなく、子供から高齢者まで広範な世代や団体、業種の方々と話に耳を傾け、日ごろから多くの市民との建設的な対応を行いたいと考えておるところであります。次に、情報公開により情報を共有することは、どのような姿なのかということでありますが、現在市におきましては、富良野市情報共有と市民参加のルール条例に基づき、市民の関心事や生活に影響のある各施策の実施に当たり、審議会の設置やパブリックコメントの実施、説明会の開催等により、情報の提供、共有と市民参加を進めているところであります。情報の共有は市民と行政がお互いに対応する上で、物事を判断するためのさまざまな情報を等しく持つことであり、市民参加によるまちづくりの基礎となるものでございます。次に、市民と行政の役割分担についてでありますが、経済成長期における行政サービスは、市民ニーズに対し行政がどうすべてにこたえていくかの状況でありましたが、今日の経済情勢のもとでは、すべてを行政が担うのではなく、自助、共助、公助の補完の原則により、市民、地域、行政がお互いに連携、協力し、担う分野の役割分担が求められております。具体的には高齢者の安心見守りや災害時における要援護者への支援など行政だけではできない中で、地域で助け合う共助が必要であり、さまざまな分野で市民と行政のお互いの担う役割分担が必要になっております。次に、市民への理解を具体的にどのように行うかについてでありますが、まちづくりを進める根幹である第 5次富良野市総合計画は、市民 16 名による地域おこし懇話会の提言を受け、さらに市民 15 名による総合計画審議会の意見答申、パブリックコメント等の市民参加手続を経て、最終的には議会の議決を経て決定をされ、市民と理解を得ながら定められたものであります。行政執行に当たりましては、この総合計画に基づく施策の推進に向け、積極的な情報の提供と共有、市民対話を基本に市民参加を進め理解を得るとともに、議会での承認をいただきながら進めてまいります。次に、人づくりの取り組みについてでありますが、地域おこしやまちづくりなどの市民活動を担う地域リーダーの育成に当たり、行政は地域や日常にある課題への気づきを促し、問題意識を高めるきっかけづくりを進めるとともに、そこから生まれた自発的な活動を助長・支援を進めることにより、人材が育成されるものと考えております。また職員の育成では自己研鑽を促し、地域との連携、協働を実践させる中から市民との協働によるまちづくりの担い手となるように、意識高揚と能力の向上を図ってまいります。次に、行政での地球温暖化対策と意識向上に向けた取り組みについてでありますが、本市は、国が掲げた京都議定書、第 1 約束期間以降の中間目標である温室効果ガス 25%削減を目標として、平成 22 年度富良野市地球温暖化防止実行計画を策定したところであります。本計画の基本目標である環境負荷の少ない循環型ライフスタイルの形成や自然資源、エネルギーの地産地消を推進するため、ペレットストーブの購入補助や小水力発電試験などに現在取り組んでおります。また、意識向上に向けた取り組みといたしましては、環境展や講演会の開催を通じて、意識啓発や情報提供を行ってまいります。次に、地域がそれぞれ支えあう社会づくりについて、各部局間並びに関係機関・団体との情報の共有、健診の申し込みに対する取り組みはどのように取り組むのか、最終年度としてのラストスパートについてであります。平成 24 年度は、特定健康診査等実施計画の最終年度に当たることから、特定健診受診率の目標達成に向け担当課あげて未受診者訪問や電話による受診勧奨を行うとともに、職員を連合町内会ごとにコミュニティ推進員として配置をしていることから、担当部局との連携をし、連合会、町内会の総会や役員会に参加をし、特定健診の受診の必要性と生活習慣病の発病予防について積極的に周知、啓蒙を図ってまいります。次に、母親のニーズを的確に把握した取り組みをどのように整備されていくかについてでありますが、平成 22年 3 月に策定をした次世代育成支援地域行動計画では、小学校 3 年生以下の児童がいる全世帯に対してニーズ調査を行い、91 の推進事業を掲げこれまでに 78 の事業について実施をしております。新年度は、ボランティアのママさんにより作成した子育てガイドマップの配布や 7ケ月健診時に 2 冊の絵本を配付するブックスタートに取り組んでおります。次に、仮称総合こども園の計画とはどのような計画で、今後どのように進めていくかについてでありますが、仮称総合こども園は、1 年半をかけ、市民の皆様や関係団体の意見を聞きながらまとめた第 5 次総合計画に認可保育所の再編事業として掲載された事業であり、中心市街地の建設は、私の 2 期目の大きな公約でもあります。これからも保護者や幼稚園関係者との意見交換を行いますとともに、商工会議所はじめ商店街の皆様方、また各層各界の意見交換も行い、今後の情報共有と市民参加の条例に基づき、パブリックコメントなどの市民参加手続をを実施しながら進めてまいりたいとこのように考えているところであります。次に、優しさと生きがいが実感できるまちづくりについての介護予防、重度化しないための地域包括ケアの推進はどのようになっていくのか、今後の方向性、事業についてであります。まず介護保険事業につきましては、第 5 期計画は第 3期、第 4 期計画の延長線上に位置づけられ、第 3 期計画策定時に定められた平成 26 年の目標に至る最終段階として、基本的には第 4 期計画を踏襲し、数値的な見直し等を行いながら策定し実施をされます。御質問にあります高齢者の介護予防、重度化しないための地域包括ケアの推進は重要であり、定期的に開催して取り組んでおります関係機関による地域ケア会議を継続して取り組み、情報交換と研修による体制づくりに努め、地域住民、関係者からの相談や情報により、高齢者の把握を行い、関係機関と連携して支援を必要な制度の利用につながる支援にしてまいります。さらに、各種介護予防事業として取り組んでおりますいきいきサロンや健康教育教室、転倒予防教室などの事業につきましても継続して取り組んでまいります。次に、金銭管理が必要となる高齢者の権利を擁護する体制が、介護・医療の連携支援はどのように図られるのかについてであります。このような高齢者につきましては、成年後見制度へ向ける相談の対応をするとともに、申し立てを行う親族がいない場合は、市長申し立てを行い、制度を利用できるよう今後も支援してまいります。また、介護・医療の連携につきましては、さきにお答えしたとおり関係機関による地域ケア会議の開催と地域住民関係者からの相談や情報により高齢者の把握を行い、関係機関と連携をして必要な制度の利用につながるよう支援をしてまいります。次に、7 件目の人と自然が共生する環境に優しいまちづくりについての自主防災組織のあり方と具体的な取り組みについてであります。東日本大震災を踏まえ、国の防災対策がソフトとハードの総動員による減災を中心とする方向に転換されました。自主防災組織は、そのソフトを担う一翼と考えております。自主防災組織は、災害発生時はもちろん、日ごろから毎日顔を合わせている近隣所の人たちが集まって、互いに協力をし合いながら、組織的に活動に取り組むことが望まれます。このような組織活動の中で、災害に関する過去の歴史や基礎的な知識の習得、災害時を想定した訓練などすることが望まれます。市といたしましては、さきの民主クラブの代表質問にお答えしたとおり、防災活動に取り組む団体に対し、防災講座や訓練等を支援していく考えであります。なお、想定を超える災害が発生しえるということは、東日本大震災をテレビで多くの市民が視聴され、意識が定着するとは思いますが、本市においても想定を超え、あるいは想定してない災害が起こり得ることがあるということ認識をしていただくことを、自主防災活動への支援を通じて啓発していく考えであります。次に、8 件目の市民と地域、行政が協働して築くまちづくりについての職員研修についてであります。研修は協働する職員を目指して実施しておりますが、具体的には、職場研修、職場外研修、職階層別研修や専門実務研修などを実施しております。研修はみずから学ぶことが基本であり、このことが身につくことに結びつくわけでありますが、今年度からは、希望制の研修に義務づけの研修を取り入れ実施をしています。みずから学ぶ土壌を築いていくためにも、今後においても当面義務づけ研修を継続をし、年齢・職階別等研修の充実に努め、地方分権に対応し得る政策、法務能力、経営感覚を備えた人材育成を図ってまいります。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
-登壇-公明党、大栗民江議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えをいたします。学校教育に関する各学校の特色ある授業の推進についてでございますが、各学校におきましては、確かな学力、豊かな人間性、たくましく生きるための健康や体力など生きる力をはぐくむ特色ある教育課程を編成するとともに、学社融合推進事業や学校支援ボランティアによる地域人材の活用、体験活動、読書活動、地域清掃などのボランティア活動、いじめなどのゼロ運動、表現力やコミュニケーション能力を培う演劇活動などを行っており、今後もそれぞれ地域性など特色を生かした事業を推進してまいります。次に、地域ぐるみで子供の安全を守る環境整備でございますが、災害、事故、事件などの危機管理の徹底を図るとともに、富良野警察署及び富良野消防署の協力のもとで、PTA や学校支援ボランティアによる登下校の見守り活動やこども 110 番の家の拡充など児童生徒の安全対策の充実を図ってまいります。次に、防災教育の考えでございますが、地震や台風などの自然災害や事故の未然防止のための防災教育の推進を図っており、今後も大災害が発生しても自分の命は自分で守ることを基本にし、自分の生命の安全について常に関心を持ち、非常事態発生の場合に最善の避難行動をとるよう指導してまいります。以上です。