みんなの議会

富良野市議会 平成19年第4回定例会 2007年12月17日

(1)指定管理者制度について/(2)市内小中学校の学力について/(3)教育現場の情報共有について

2007年12月17日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「指定管理者制度について」「市内小中学校の学力について」「教育現場の情報共有について」について質問し、市長 能登芳昭、教育長 宇佐見正光、総務部長 下口信彦、教育部長 杉浦重信が答弁しました。

質問者
広瀬寛人 議員
答弁者
市長 能登芳昭、教育長 宇佐見正光、総務部長 下口信彦、教育部長 杉浦重信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 広瀬寛人

-登壇-さきの通告に従いまして、順次、質問をいたします。指定管理者制度についてお伺いをいたします。富良野市においても、富良野演劇工場の指定管理者を皮切りに幾つかの施設を、指定管理者制度によって民間活力が持つ柔軟性やサービス意識、コスト意識の恩恵が市民サービスにつながるとの見識より導入をしてまいりました。今後も「民間でできることは民間に任せる」との行政改革懇話会の答申にのっとり、指定管理者制度の活用で市民サービスの向上を図るものと期待をしております。平成18年第3回定例会の一般質問で、私が指定管理者選定委員に民間人の起用を検討してはとの問いに、本年度からは2名の選任がなされ、透明性が上がったものと理解をしておりますが、これからも指定管理者制度導入の施設をふやしていくには、選定作業の精―査とともに、指定管理団体の運営管理状況をしっかりと検証していく必要があるように思われます。平成18年度から指定管理者制度を導入いたしましたハイランドふらのは、選考に当たり、複数事業者の応募があり、おのおのの事業者から提出された管理運営計画を精査した中で受託者を決定されていると思います。本年11月に各地域で開催された市長と市民の懇談会の中で、私が参加しました会場からは、ハイランドふらのの清掃管理とレストラン部門のサービスの質について意見が上がりました。指定管理者の契約には、受託した施設の運営に対して、内部からの検証を怠らず、市民サービスの質の向上を図る旨の約束が、文言こそ違いますが、おのおのにあると理解をしております。私は、この市民懇談会に参加して、指定管理者が運営を受託している業務の履行状況を外部から検証する必要性を感じました。受託施設の収支状況や運営管理のサービスの質、両面ともに大切な視点であり、しっかりとした検証作業が必要かと思われます。本年度は、スポーツセンターや中心街活性化施設としての「ふらっと」など、市民が身近に利用する施設においても指定管理者制度が導入されました。市民の立場では、指定管理者が行政と交わした受託の内容を熟知することは難しく、サービスの質を担保する仕組みこそが、市民の指定管理者制度に対する信頼の第一歩と考えます。私が2002年にサンフランシスコの福祉輸送サービスを視察した際のシステムでありますが、自治体から民間に公募された障がい者に対する福祉輸送をエージェントと呼ばれる受託会社が応募をし、自治体は選考の末、決定されたエージェントにその仕事を委託します。エージェントは、実際の福祉輸送を行う旅客運輸会社と契約をして、障がい者の輸送を行います。エージェントは、旅客運輸会―55社が自治体から指示された内容で業務を遂行しているかのチェックをします。さらに自治体は、福祉輸送の客体である障がい者から、サービスの質に関する情報を収集し、適正なサービスが供給されているかチェックをして、問題がある場合には、受託会社を交代させる、もしくは次回の選定から外す等の処遇で、市民サービスの質を担保する制度を構築しておりました。そこで、富良野市の指定管理者の運営管理状況把握について、3点御質問をいたします。一つ目に、ハイランドふらの指定管理者としての初年度の評価はどのようになさっているのか。二つ目に、指定管理者の運営管理に関する評価制度をどのように考えられているのか。三つ目、市民の声を指定管理者に届ける仕組みに対する経営、お考えはどのようなものか。以上、3点を質問いたします。次に、全国学力学習状況調査の結果活用についてお伺いをいたします。本年4月に実施されました全国学力学習状況調査の結果活用についてでございますが、1964年度実施以来、学校の序列化や過当競争の誘発など、弊害を指摘され、長らく実施されておりませんでした全国一斉の学力調査ですが、43年ぶりに本年4月24日に行われました。ゆとり教育の検証や世界的に日本の高校生の学力が低下しているとの報道など、教育行政に注目が集まるさなか、小学校で実施率99.5%、中学校で95.7%というデータ検証には十二分な数値の調査が実施されました。市内の対象となりました小学校6年生と中学校3年生には、11月ごろに学校側から保護者あてに個人票の返却がなされました。私も小学校6年生の子供を持つ親として、個人票なる各種問題の内容と問題形式、結果、そして全国の正答率が記載されたB4判裏表の―結果を通知する資料を受け取りました。正答率を各都道府県ですとか市町村で公表することの是非がマスコミ等で取り上げられ、社会問題として提起されましたが、肝心なことは、示された結果をどのように分析して、今後の教育現場の改善に生かしていくのかの考察をしっかりすることと考えます。返却された資料には、学校側からのお知らせ文書としてA4、1枚の文書が添えられており、今後の学習をするための資料にしていただきたいとの文面と、最後に、富良野市においての調査結果は、学校間の序列や過度の競争につながらないよう、個々の結果や学校名を明らかにした公表は行われませんとの記載がありました。私は、序列化とか過度の競争の弊害については、一定の理解をするものでありますが、もう少し掘り下げた分析結果を保護者に知らせてほしいと感じました。文部科学省のホームページには、今回の調査結果のポイントとして、A4判で34ページにわたる分析結果が公表されております。基礎知識や応用能力に大別された各種問題を正答率や大都市、中核都市、その他市、町村、僻地に分類して発表をされておりました。さらには、学力調査とともに行われました生活習慣や学習環境について聞く学習状況調査の結果についても分析がなされておりました。文部科学省は、都道府県が市町村別のデータを、市町村が学校別のデータを公表することを認めておりませんが、自治体自身のデータを公表するかどうかの判断については、自治体にゆだねております。また、学力と学習状況の相関関係についても分析するよう、各教育委員会や学校に求めております。人口1万4,000人の新潟県阿賀町教育委員会では、以前から家庭学習の習慣づけの指導に取り組んでおり、1日の家庭学習の時間を全児童を対象に年2回アンケート実施をしており、教育現場との連携を図りながら、―56実効性を上げているとお聞きしております。今回の学習状況調査でも、全国の平均数値を上回り、学力と学習状況調査の関連分析が子供たちのよさや課題をより明確に知ってもらえる機会ととらえているそうです。そこで、富良野市においての全国学力学習調査の結果活用について、3点質問をいたします。1点目、市内小中学校の成績と分析、考察作業はどうなっているのか。2点目、分析、考察結果が出ているならば、今後の教育現場への生かし方はどのように考えているのか。3点目、富良野市の地域性をかんがみた教育活動についてどう考えられているのか。最後に、いじめ事案への対応策についてお伺いをいたします。平成19年度の教育行政執行方針の中で「道徳教育を充実し、いじめのない安全で安心な学校づくりに努める」とうたい、「富良野市少年育成協議会において、いじめ、不登校、虐待、安全対策の問題に対し、学校、PTA、関係機関・団体が相互に連携して適切に対応していく」と掲げられています。これは、平成18年度の全国調査で小・中・高校でのいじめが昨年度約12万5,000件と、前年比6倍以上に急増したというショッキングな発表を真摯に受けとめ、顕在化していないいじめの実態に正面から向き合い、問題解決に当たろうとする強い意思表示と受けとめております。しかしながら、本年度にも市内中学校で根深いいじめ問題が発生しており、一朝一夕で解決できない難しい課題であることが露呈した形となりました。子供たちの置かれている現状と担任教諭、学校監督責任者である校長先生、PTA、そして教育委員会へとスムーズに情報が伝わり、同じ認識を持つことの構造的な難しさがあるとも言えます。愛媛県で起きた中学2年生の女子生徒がいじめを苦にして自殺した事案を受けて、地元―関係者が取り組んだ分析の結果にこのようなものがあります。「いじめの発見は難しいが、あらゆる努力は必要である。学校と家庭、小・中学校の連携を強化する。相談できる人間関係や体制を強化する。教育的配慮や事後指導を気長に、そして最後まで責任を持って取り組む」とありました。いじめは、近年、IT機器の普及により、さらに深刻化しております。京都市教育委員会の小学校4年生以上を対象とした調査結果では、4人に1人がインターネット上、もしくは携帯電話のメール、サイトで悪口や誹謗中傷を受けたと報告をしております。本年の富良野市内中学校で起きたいじめ事案にも、裏サイトがかかわっていたとお聞きしております。このような深刻ないじめの事態を受けとめ、教育委員会から独立した機関を設置して、あらゆる方向からいじめ問題の対応に当たろうとしたのが兵庫県川西市の川西市子どもの人権オンブズパーソン条例であります。これは、子供の人権侵害を救済すること、子供の人権擁護と人権侵害を防止すること、それらのために必要な制度の改善を提言することを職務とするオンブズパーソンを任命し、公的第三者機関として一人一人の子供たちのSOSをしっかりと受けとめるとともに、教員や保護者などに子供の心情を代弁したり、建設的な対話を通じて問題解決に向けた調整を図る活動を担当しております。他市町村の取り組みからもあらゆる方向や間口から、いじめの情報をいち早く取り組もうとしている姿勢がうかがえます。そこで、富良野市の対応策について、3点質問をいたします。いじめの早期発見、対応への具体策はどのようになっているのか。2点目、学校、PTA、関係機関の連携は機能しているのか。3点目、家庭の教育機能向上対策はいかに取り組んでいるのか。―57以上をもって、私の第1回目の質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-広瀬議員の御質問にお答えをいたします。1件目の指定管理者制度についての受託者の運営管理把握の取り組みについてでございますが、ハイランドふらのにつきましては、平成17年第3回定例会において条例を改正し、公募を行い、株式会社富良野振興公社と有限会社ノースカントリーの2社から応募があったところでございます。審査の結果、これまでの実績や地域振興の点などから、株式会社富良野振興公社が選定され、平成18年第1回定例会において指定管理者の指定及び債務負担行為について議決をいただき、平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年間の指定期間として、株式会社富良野振興公社が指定管理者となっているところでございます。実施状況の検証につきましては、協定書に基づき、指定管理者から事業報告書及び収支決算書が提出されているところでございます。18年度の収支につきましては、収支計画に対し、食堂や売店の収入減、さらに客室のテレビや電話の更新などサービス向上のための消耗備品の整備やボイラー内部のオーバーホールなど、委託料の支出増から赤字であり、厳しい状況であります。これらの収支状況につきましては、市といたして内容を確認するとともに、市監査委員による監査も実施されているところでございます。今後におきましても、指定管理者の営業努力はもとより、指定管理者申請書に基づく運営管理がされますよう、指導してまいりたいと考えております。次に、指定管理者の運営管理に関する評価制度につきましては、当該施設を所管する担当課が検証をしており、現段階では、管理運―営を評価する仕組みは持っておりません。しかしながら、公の施設の設置者としての自治体説明責任を果たすため、評価制度のあり方について検討をしてまいりたいと考えております。なお、指定管理者による管理が不十分な場合につきましては、改善指示などの必要な措置を行ってまいりたいと考えているところでございます。次に、市民の声を指定管理者に届ける仕組みについてでありますが、指定管理者に移行した施設においては、利用者の声を聞くシステムとして、管理業務計画書上で確認されておりますが、なお一層、利用者の声が届くよう努めてまいりたいと考えているところでございます。以上であります。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

-登壇-広瀬議員の2件目、市内小中学校の学力についての全国学力学習状況調査の結果活用についてお答えをいたします。今回の学力調査は、義務教育の機会均等と、その水準の維持向上の観点から、児童生徒の学力学習状況を把握、分析することにより、その学習改善を図ることを目的として、文部科学省が実施主体となり、市教育委員会が参加して実施したところでございます。調査の結果につきましては、文部科学省の実施要綱に示されているように、学校間の序列化や過度な競争につながらないよう、個々の成績や学校名を明らかにした公表は行わないことにしております。そこで、御質問の市内小中学校の結果の考察についてでございますが、小中学生とも教科の基礎・基本、読み書き、計算はおおむね理解されており、基礎学力は定着しておりますが、その知識を活用し応用する力に課題がございました。教育委員会といたしましては、この調査結―58果をもとに基礎・基本の一層の定着と応用力、活用力の向上を図ることや、学ぶ意欲を高める授業改善について、各学校に指導の徹底を図ってきたところでございます。このことを受けて、各学校において改善に向けては、指導のあり方などについて検討した中で、学力向上に向けて、教務部、研修部、生徒指導部と課題を共有化し、授業、家庭学習のあり方や生活指導についての改善を図ることになっております。具体的には、小学生では、1点目として、文章を要約したり、自分の考えをまとめて書いたりするなどの各言語活動の充実を図ること、2点目として、計算練習を継続し、より確実な計算力を身につけさせるなど学習内容を工夫すること、3点目として、自分の興味や関心にかかわり、進んで調べ学習をする態度の育成などでございます。さらに、家庭におきましては、休みの日を含め、家庭での学習が計画的、継続的に取り組めるよう家庭にも協力を呼びかけていくところでございます。また、中学生においては、1点目として、教科、特別活動、総合的な学習の時間での活用する力をはぐくみ、より一層の体験的な学習活動を進めること、2点目として、わかる楽しい授業づくりと宿題の出し方を工夫したり、家庭学習の方法を具体的に指導するなどについての方策を講じることになっているところでございます。特に、朝読書、朝学習を継続的に進めるなど、小中学校の連携を推進し、基礎学力の向上に取り組むこととしております。次に、地域性を生かした特徴的な教育についてでございますが、各学校では、わかる授業や問題解決を導き出す学習方法の改善など、各学校が掲げる教育目標の具現化に積極的に取り組んでおります。また、教職員にあっては、特に本年度、市内を初め、富良野沿線や上川管内の教職員が一堂に会しての研究事業や公開事業などの研修活動を積み重ね、資質の向上をはかりなが―ら、あわせて、子供たちがみずから発表できる場面づくりを積極的に行いながら、スキルアップに努めているところでございます。さらに、総合的な学習の時間や特別活動には、地域の人材を活用した授業や学校農園授業、演劇を通して心を培い表現力やコミュニケーション能力を高める教育活動にも取り組んでおります。また、本年実施いたしました子ども未来づくりフォーラムでは、子供たちの視点から、富良野の将来のまちづくりについての提言をいただきました。子供たちが自分の意見や考え方を発表することにより、表現力や思考力を高めることにつながると考えております。このことによって、子供たちが常に夢や希望を持って、絶えずチャレンジすることを忘れず、将来、社会人になってさまざまな分野に立ち向かうとき、この経験を生かし、活躍できる人間に育てようとしているところでございます。今後におきましても、子供たちの好奇心をかき立てる実験、観察や朝読書などを通して、知識を深め、授業を工夫しながら、家庭と学校が協力し合える取り組みを進めてまいります。次に、3件目の教育現場の情報共有についてのいじめ事案への対応策についてでございますが、いじめは、子供の心と体に大きな影響を及ぼすだけでなく、教育の根幹にかかわる大きな問題であると認識をしているところでございます。これまでも、いじめはいつでも、どこでも、だれにでも起こるという危機意識を持って、早期に発見し、早期に解決を図る取り組みを進めております。そのため、根絶に向けては、学校、家庭、地域社会が一体となり、特に子供との触れ合いの機会を多くするとともに、授業中や休み時間などの様子をきめ細かく継続的に観察すること。いじめられている子供は、さまざまな仕草や表情でサインを発していますので、家庭や学校でもそれを見逃すことなく、早期―59に発見し、対応することが大切でございます。学校内での対策といたしましては、全教職員が情報を共有し、全校集会を初め、学級指導、教育相談、命の大切さの指導、学習などを積み重ねながら、他人を思いやる心や豊かな心を育てる道徳教育を充実し、教師と児童生徒がしっかりと向き合い、心の問題をケアできる体制づくりと「いじめない、いじめを許さない」を合い言葉に取り組んできているところでございます。また、教育委員会といたしましても、小学校には子供と親の相談員、中学校にはスクールカウンセラーを配置し、さらに本年度は、子供の心に響く道徳教育推進事業を実施するとともに、地域ぐるみの学校安全体制推進事業として、スクールガードリーダーである警察官OBを全校に派遣し、いじめの未然防止、学校の危機管理に努めているところでございます。また、学校教育アドバイザーも配置をいたしまして、教育委員会と学校間の連携強化に努めているところでもございます。さらに、富良野市PTA連合会との連携強化を図るために、定期的に教育懇話会を開催し、学校間連携やPTA活動などについて意見や情報の交換を進めながら、10月12日付で「いじめは絶対に許さない」と題したメッセージを児童生徒、保護者、教職員に配付し、啓発に努めてきたところでございます。また、いじめ対策ばかりでなく、不登校や虐待防止、登下校時などの安全対策として、学校、PTA、関係機関・団体などが連携して、富良野市少年育成協議会を設置し、学校、家庭、地域でのネットワーク化を図り、情報を共有し、迅速な対応に努めているところでございます。今後におきましても、いじめ根絶に向けて、学校、家庭、地域などが連携し、地域総ぐるみで取り組んでまいります。次に、家庭の教育機能向上対策についてで―ございますが、家庭はすべての教育の出発点であり、子供が基本的な生活習慣や人に対する信頼感、豊かな情操、善悪の判断などの基本的な倫理観、さらには自立心、自制心、社会的なマナーなどの資質や能力を身につける上で重要な役割を担っております。近年、特に、急速な都市化、核家族化、少子化、物質的な豊かさや地域における連帯感の希薄化が進み、放任主義、過保護、過干渉、育児に関する不安や悩みが広がっているなど、家庭の教育力の低下が懸念されているところでございます。そのため、今後も家庭における教育機能をより一層高めるために、子供を地域社会全体で育てる観点から、学校、家庭、地域が連携を深めて、子供たちの健全な育成を図るとともに、家庭教育に関する学習機会の拡充、親と子のきずなを深める事業、子供の発達段階に対応した学習内容の充実に努めてまいります。以上でございます。

質問 3番 広瀬寛人

まず、一番最初の指定管理者の部分から御質問をさせていただきます。今の御答弁いただいた中では、富良野振興公社が協定書に基づいて運営をされているかどうかを、事業報告、そして収支報告をもらっているということで御回答をいただきましたが、指定管理者選定の行政として、この事業報告書の内容について、どのように評価をなさっているのか。収支の部分につきましては、サービス向上のために先行投資をして、いっときの赤字になっているということでございますが、これは今後のサービス向上のための先行投資であるというふうに理解をしておりますので、収支について特段触れることは避けますが、このサービスの実施状況、これについて、行政側としてどう判断されているのか。そして、今回1年間についてどのような判断をされているかの何といいま―60すか、チェックシートのようなものが存在するのか、お答えをいただきたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

広瀬議員の再質問に総務部長からお答えをさせていただきたいと思います。

答弁 総務部長 下口信彦(総務部長は2008年3月まで)

それでは、広瀬議員の質問にお答えしたいと思います。サービスの実施状況、それに伴うチェックシートは持っているかという御質問かと思います。振興公社の従業員が常に利用者からの生の声を聞き取るような心がけをしておりまして、利用者ニーズを把握しながら、実現可能なものは迅速に対応している状況でございます。そういった中で、チェックシートにつきましては、現在持っていない状況でございます。以上でございます。

質問 3番 広瀬寛人

チェックシートは存在しないということでございますが、評価制度とそのチェックの部分、ちょっと私、分けている考えでいるということがうまく伝わりませんでしたので、再度御説明をさせていただきますが、先ほどの市長の答弁では、当該―施設を所管する担当課が検証をしておるということを回答いただきましたので、その検証した、その結果みたいなものが、どのような検証されたのかがわかるものが存在するのかという意味でお聞きをいたしました。次に、その評価制度を持っていないということで検討していきたいということでございますが、私、幾つかの市の指定管理者に対する管理運営の評価の制度を勉強してみましたが、例えば神戸ですと、すべての指定管理者を指定したものに対して、各部局が標準化されたフォーマットによって収支状況、それから申請された管理運営マニュアルに対しての実効がどこまで上がっているか、それを細かく示す評価制度を持っていて、それは翌年度、決算が終わった後に必ずホームページで掲載をしていると、市民に伝えているというような制度がございますが、そんなことを含めて富良野市として今後そういう検討を考えられているかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 総務部長 下口信彦(総務部長は2008年3月まで)

それでは、御質問にお答えさせていただきます。評価制度を持った場合に、どういう方法が考えられるかというような質問かと思います。指定管理者制度の導入施設につきましては、適正かつ確実な管理運営を確保するということは言うまでもございません。あわせまして、指定管理者の業務改善及び市民サービスの質の一層の向上に資するためにも、管理運営状況についての評価は必要だと認識しているところでございます。また、二つの要件でございますが、一つには市民サービスの資質の向上、あわせまして管理運営の適正化、この検証を通じまして、施設には指定管理者の移行、制度の移行による効果ですとか、一つには公募による効果、もう一つには民間利用者導入の効果などについても分析、あるいは検証も行うことができると考えているところでございます。―61評価の流れといたしましては、まず指定管理者については、例えば報告書は義務づけられております。もう一つは、利用者の満足度の実施調査ですとか、あわせまして、苦情ですとか要望への対応を通じて、主体的に自分で、自己評価というのですか、行っていただける。また、市といたしましては、指定管理者から事業報告書を出された段階で、現地調査、あるいは管理計画に定められた水準が持続されているか、そういうものを随時、履行を確認していくといったような作業があるかと思います。そうしまして、年間、運営業績によっての総合的な評価もできるのではないか、そういうことも考えられます。なお、やはりそういった中では、第三者評価、市民の声が、目線に立ったそういうものも一つのいただける評価といいますか、そういうものが必要ではないかと、このように思ってございますし、以上の流れのようなもので検討させていただきたいと、このように思っているところでございます。

質問 3番 広瀬寛人

今、総務部長の御回答の中では、まず、指定管理者当事者の自己評価のものをまず重きを置き、次に行政、いわゆる第三者のほうからのチェックについては、検討をしていくという御回答だったと思いますが、私自身はやはりその先進地域、今私は神戸のことを申し上げましたが、先進地で行われているような一つの標準化された評価制度をきちっと行政が持ち、一つ一つの指定管理者のサービス状況について検証をしていく必要があろうかと思います。その中で、3点目の市民の声をどうやって聞いていくかという分については、先ほどの御回答の中では、いわゆる管理業務計画書、つまり指定管理者自身が聞いていくということの部分については御回答をいただいておりますが、やはりこれについても、市民の声がどうであったか、それは指定管理を選定した―行政としても耳を傾けていく必要があろうかと思います。高槻市では、指定管理者について、収支、それから業務の遂行、それとともに行政が市民アンケートを必ずとって、その満足度について、その結果を公表しております。やっぱりこういったシステムをつくっていかないと、指定管理者制度そのものに対する市民の信頼度が上がらないと思いますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 総務部長 下口信彦(総務部長は2008年3月まで)

お答え申し上げたいと思います。広瀬議員がお話をされている内容につきましては、私どももそのような方法でいきたいという考え方はしてございます。先ほど言いましたとおり、満足度調査についても、やはり行政もしなければならない、あわせて指定管理者もしていかなければならない状況があろうかと思います。その施設の状況に応じて、どのように評価していくかというものもあわせまして、シートといいますか、その共通した様式といいますか、簡単にといいますか、簡潔にできるような方法で検討させていただきたいと、このように思うところでございます。

質問 3番 広瀬寛人

続きまして、学力学習状況のほうに移りたいと思います。先ほど御回答をいただいた中に、学習改善を図る目的という中で、今回の富良野市の結果の中では、知識を活用し応用する力に課題があったということを御答弁いただきました。私が第1回目の最初の質問のときにさせていただいた、実はこれは私の娘が持ってまいりました、B4判で裏表に算数と国語、その基礎、そして応用、それがマル・バツ、そして全国の正答率が載っております。そして、先ほど申し上げたとおりに、学校名やな―62んかは公表しませんという文書をいただきました。私はこれはこれで必要なことだと思うのですが、この後の、先ほど教育長が御答弁をいただいたような知識を活用し応用する力には課題があった、このような分析についても、やはり父兄の者にお知らせをいただきたいという気持ちでおります。若干、この学習調査の結果についてどのように対応しているか、他市の事例を少し調べましたが、鳥取県の倉吉市では、文科省のホームページで掲載をしております内容と同じようなスタイルに準じて、倉吉市の分析結果をホームページに、A4判の情報量で6枚程度載せております。そこの中には、学習状況調査で得られた情報を総合分析して、倉吉市ではここの部分が全国よりもすぐれていて、こういう学習の生活態度のいい部分が反映されているというよい点、そしてまた全国から見てもここは修正していかなければならない点というものが非常にわかりやすく分析をして伝えられております。私は、富良野市においてもやはり、今、現時点で、先ほどの御回答で分析中であるということでありますので、それをぜひわかりやすいもの、具体のものにして、PTA、父兄の方々にお伝えをしていただく努力が必要かと感じますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

広瀬議員の再質問につきまして、教育部長からお答えをさせていただきたいと思います。

答弁 教育部長 杉浦重信(教育部長は2007年12月まで)

広瀬議員の再質問についてお答えを申し上げたいと思います。先ほど教育長から答弁させていただきましたように、基礎・基本の一層の定着と、さらには応用力、活用能力の向上、さらには学習―意欲を高めるための学習改善に、学校に指導を徹底したところでございます。今後におきましては、各学校におきまして、分析あるいは考察、それに基づく学習改善を取り組んでまいりますとともに、学習調査、それと学習状況調査も調査しておりますけれども、それとの関連性も十分検証をしてまいりたいと、こう思ってございますし、国から提供されておりますデータ、さらに今、道教委におきましても作成中であります、学校改善支援プランを今立ててございます。そういったものも十分活用させていただいて、今後の教育政策、具体的に言いますと市の教育計画でありますとか、改善に役立ててまいりたいと思いますし、また各学校におきましては、それぞれ保護者の皆さん方にも今回のいい点、悪い点も含めまして課題、そういったものを精査させていただいて、それぞれの学校経営、さらには学校の教育目標、あるいは学校の課題、重点課題、あるいは研究テーマ、研究計画、そういったものに反映をさせていただいて、学校、家庭における学習面の指導改善に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

質問 3番 広瀬寛人

ただいまの教育部長の御回答では、いわゆる父兄のところに具体の分析を直接届けるという回答はいただけませんでしたが、その分析に基づいて学習要綱の重点課題等を構築していくということを御回答いただきましたので、私自身としては、なるべくそれが父兄がわかりいいものとして、その情報が享受できる方向に進んでいただきたいと思っております。最後に、地域性を生かしたというところの教育活動についての回答のところでございましたが、いわゆる演劇ですとか、農作業等の富良野市の特性を生かしてというところでの御回答は理解をするところでございます。―63もう1点、私が特性とともにこの地域の特徴というところで危惧をしているところが、本日の北海道新聞にも掲載をされておりましたが、いわゆる小枠規模、複式学級等については、富良野市においては存在をするわけでございますが、本日の新聞報道では、複式学級の指導方法について、なかなかまだ技術を習得していないと、不安であるという教員の方々の声が掲載をされておりました。やはりこのあたりも、富良野市教育委員会を中心にして、そのあたりのサポートをして、複式学級の児童生徒が不利益をこうむらないようなサポートが必要かと思いますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育部長 杉浦重信(教育部長は2007年12月まで)

広瀬議員の複式学級等の学校の先生方の資質の向上という御質問の内容かなと思いますけれども、学校の先生におかれましては、初任者研修であるとか、さらには、10年たちましたら10年研修、そういうことで、1年間にわたった研修計画の中で、先生がそれぞれスキルアップに努めているところでもございますし、また、僻地複式教育連盟がございまして、その中でも複式の特徴がある授業、わかりやすい授業、そういった改善に努めているところでもございますし、また、市教研というような中でも研究事業をやっているということで、ことしは公開事業、あるいは研究事業を盛んに今行ってございますので、そういった中で先生みずから、今自分の資質向上に向けて努力していると。改善に向けて、また校内研修の中でも今、その研さんに努めているという状況でございます。以上でございます。

質問 3番 広瀬寛人

それでは、いじめ事案のほうに質問を移したいと思います。いつでも、どこでも、だれにでも起きると―いう危機意識を持って、サインを見逃さないようにいろいろな種々体制を組んでいるという回答をいただきましたが、私自身は現時点でも、例えば、子どもホットライン、富良野家庭教育なんでも相談、上川教育局のいじめ相談所など、相談の窓口、電話、メール等の制度が幾つかございます。しかしながら、これが市内の学校現場で児童生徒がこういった間口をどれだけ目にしているのかということについては、若干の疑問を感じております。やはり子供たちが相談しやすい環境を整えるためには、そういう情報が子供たちの目に入りやすい場所に多く掲載をしたりすることによって、このいじめ事案をいち早く、その情報をキャッチすることにつながろうかと思いますが、そのあたりの取り組みについて富良野市の見解をお伺いいたします。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

広瀬議員のいじめに関する相談窓口の関係でございますけれども、これまでもいじめはいつでも、どこでも、だれにでも起こるということで、危機意識を持って私どもも取り組みをさせていただいた。特に学校、家庭が一丸となってこの取り組みをしてございまして、未然防止に今努めているところでございます。その中で、子供たちが悩んで、いろいろな相談ができない。そんな中で私どもも、今議員から御質問の中にも触れておりましたけれども、社会教育ばかりでなくて、私ども教育委員会で直接電話を引きまして、電話相談による専用の電話も設置をさせていただいておりますし、あわせて、人権擁護委員の皆さんたちがそれぞれ学校を訪問されて、子どもSOSミニレター、そういうのを活用したり、直接電話も設置をさせていただいてホットラインとっていただいておりますし、あわせて、今、北海道教育委員会でも発行いたしまして、全道的な相談窓口を紹介する相談窓口連絡カード、これを児童生徒一人一人にも配―64付をしておるところでございます。あわせて、今、保健所においても、この相談窓口を設置しているところでございます。今後においても、私どもも、子供たちが一人で悩まないで、そしてだれにでも相談できる、そういう学校においては環境づくりを進めながら、あわせて、この情報をしっかり周知をしていきたい、こんなふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 3番 広瀬寛人

教育長からの大変多くの窓口はきちっと準備をしているという回答をいただきましたが、そのことを児童生徒が認識をするまでの踏み込んだ努力が必要かと思いますので、ぜひ、継続的にそのような形で取り組んでいただきたいと思っております。続いて、学校、PTA、関係機関の連携についてお伺いをさせていただきますが、本年の市内の中学校のいじめ事案にかかわりましたPTAの方のお話を伺いますと、学校の先生に対する信頼について少し疑問であるというお話が多く聞かれました。これは、一つには、学校の今の先生の年齢がPTAの構成する年齢よりもお若い方が多いというところも私自身は起因するのかなと感じておりますが、そういう年齢を含めての信頼関係などについては、逆に教育委員会が積極的に介在をして、その信頼関係の構築に努めるべきかなと考えておりますし、富良野警察署の署長さんと意見交換をさせていただきましたが、もっと綿密な情報がいただければ、パトロールだとかいろいろなこと、富良野警察署としてできることも多くあるというようなお話がございました。やはりこのあたりの関係機関との連携については、さらに強化する必要があろうかと思っております。まず、その点、1点お伺いいたします。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

広瀬議員の再々質問にお答えをさせていただきますけれども、今、学校の先生方の信頼関係のお話でございます。これは、今お話があったように、人事のほうに絡んでまいります。私どもも、できるだけ年齢構成については40代の先生方を、できるだけやっぱり中堅どころを配置していきたいと、こんなふうに考えて、上川教育局にも要請をしながら取り組んでいるところでございます。あわせて、今、お話があるように、先ほども御答弁をさせていただいてございますけれども、警察との連携もさることながら、今年度は、新たにスクールガードリーダーといたしまして警察官のOBの方を御委嘱させていただきまして、その方にもしっかり安全対策を含めて登下校時の対策、そして危機意識の向上に向けて、この取り組みもさせていただいているところでございます。そんなことで、できる限り信頼関係を高めていく、そういう体制もしっかり整えていきたいと、こんなふうに思っております。以上でございます。

質問 3番 広瀬寛人

続いて、同じく連携の部分なのですが、本年、平成19年2月に、文部科学省と国立教育政策研究所生徒指導研究センターというところが取りまとめました「いじめ問題に関する取り組み事例集」というのを発刊なさっております。50ページ前後ぐらいのものでございまして、全国でのいろいろないじめ、それから、そのいじめを解決するに当たっての取り組みを幾つか参考にまとめた事例集でございます。私自身は、これが富良野市教育委員会、そして学校の現場で活用されているかどうかについて掌握をしておりませんが、若干、目を通しますと、大変具体に踏み込んで参考にな―65る事例でございます。一つ一ついじめの問題についてはマニュアルのようなものはございませんが、やはりいろいろな取り組み、参考にすることによって、対応は変わってくるかと思っておりますので、このあたりについての取り組みの見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

広瀬議員の再々再質問にお答えをさせていただきますけれども、今、お話があったように、このいじめに関する定義も含めて、やはり私どもも常に学校訪問をさせていただいてお話をさせていただくのは、しっかりと子供たちと向き合ってもらって、そして、子供たちのいろいろな悩み事についても聞いてもらう、そしてそういう聞く、あるいは居場所をしっかり学校の中でつくっていく、あるいは家庭の中につくっていく、こんなことで、先ほども御答弁をさせていただいていますけれども、PTAの皆さん方ともそういう教育懇話会を通じて、私どももしっかり子供と一日あったことを含めて話し合う、そういう場をセットする。そして、いろいろな事案を、そしてそれぞれいろいろな学校で抱えている課題等も含めて、PTAの皆さん方ともいろいろな相談をしながら、要するにすべては子供たちのために取り組んでいこうということで私どもも取り組みをさせていただいておりますし、いじめについても、それぞれ学校、家庭、地域が一丸となって、地域総ぐるみで取り組んでいくと。こういう決意で今おりますので、ひとつ御理解のほどよろしくお願いをしたいと思います。

質問 3番 広瀬寛人

今、教育長から事例集を具体的に活用する、しないについては御回答をいただけませんでしたが、前向きにいろいろな手段で強化を図っていくという御回―答をいただきましたので、ぜひ、事例集などの活用もその一環にお願いしたいなと考えております。家庭教育の機能向上対策について最後に御質問をさせていただきます。いじめの加害者になっている子供というのは、ある意味で、家庭内ですとか環境、何らかの境遇の中でつらい立場に追い込まれている。ある意味ではそういったところの被害者であり、その苦しい気持ちだとか、つらい気持ちの発露としていじめの加害者になっているケースが多いというふうにお聞きをしております。やはりこの意味では、家庭教育の向上が急務であるという最初の御回答がありましたが、それについて、例えば私自身は児童相談所等の連携を深めて、虐待ですとかネグレクト等が報告されるようなところに、早期に発見、早期の改善をしていって、いじめの加害者になる素地を早い段階でなくしていくことが重要かと思いますが、御見解をお伺いいたします。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

広瀬議員の御質問にお答えをさせていただきますけれども、先ほども御答弁をさせていただいておりますけれども、家庭はすべてにおいての教育の出発点でもございます。そんな中で、しっかりといろいろな分野において、今御質問の中にも触れておりましたけれども、児童相談所やなんかのお話もありました。私どもも少年育成協議会を立ち上げさせていただいて、これはしっかり情報を共有する、そして瞬時に対応していくと。つまり、虐待、ネグレクトを含めて、いじめ、不登校、あるいは登下校時の安全対策を含めて、しっかり20の機関それぞれが連携をとって、一枚岩になって取り組んでいくと。こういう中で、私どもも迅速に対応させていただいておりますので、ひとつ、また家庭教育の中でも、それぞれの中で信頼関係を築くためにも、取り組んでいきた―66いと思っておりますので、ひとつ御理解のほどお願いしたいと思います。

出典:富良野市議会 平成19年第4回定例会 2007年12月17日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる