みんなの議会

深川市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月4日

スポーツ振興

2024年9月4日、深川市議会の一般質問で、田畑陽美議員が「スポーツ振興」について質問し、教育部長 伊藤正志が答弁しました。

質問者
田畑陽美 議員
答弁者
教育部長 伊藤正志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 田畑陽美

次の質問に入ります。スポーツ振興についてお伺いいたします。少子化が加速する中、町なかを歩いていても、地域で見かける子供の数は本当に少なくなり、寂しささえ感じます。子供は地域の宝です。しかし、子供を取り巻く環境も変化してきており、子供たちのスポーツ人口は減少傾向にあります。子供にとってスポーツは、生涯にわたってたくましく生きるための健康や体力の基礎を培うとともに、公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培うなど、人間形成に重要な役割を果たすものであると言われています。子供の体力については、文部科学省、今はスポーツ庁が、2008年度から実施している全国体力・運動能力、運動習慣等調査において、体力・運動能力と生活習慣の関係を調べており、子供の体力向上に関するこれまでの施策などで、全体的に効果は出てきているようですが、体力水準が高かった頃と比較すると、基礎的運動能力は、依然として低い状況にあるそうです。近年、テレビゲームや漫画に代表される室内遊びの傾向や、塾や習い事に通う子供の増加により、積極的にスポーツをする子供と、そうでない子供の二極化が顕著に認められることから、子供たちの体力・運動能力の低下や、他人とのコミュニケーション力の低下による社会性の欠如が指摘されています。運動習慣が身についていない子供に対する支援の充実等は、引き続き大きな課題としてあります。また、子供をめぐる昨今の状況は、いじめ、不登校、ひきこもり、少年犯罪の増加やその凶悪化など様々な問題が発生し、深刻な社会問題となっています。このため、子供が積極的にスポーツに取り組む態度を育成することが必要であり、学校の体育に関する活動や地域スポーツを通じて、子供が十分に体を動かして、スポーツの楽しさや意義、価値を実感することができる環境を整備し、家庭と学校と地域が一体となって子供たちを育んでいくといった視点が不可欠になります。子供たちがやりたいと思うスポーツができる選択肢を広げるなどの環境づくりはとても大切であり、本市においても総合体育館、陸上競技場、野球場、プールほか、多くのスポーツ施設がありますが、今ではオリンピック競技ともなっており、子供たちに人気が出てきているスケートボードなど、既存の施設ではできないものもあります。ただ、どの場においても言えることですが、何でも増やせばいい、整備すればいいというものではないと思います。本市にとって何が必要であるかを、いま一度見直すことも必要になってくるのではないかと思います。本市ではこれまで、スポーツくじの販売により得られる収益を財源としたスポーツ振興くじ助成を使用して、施設の環境整備、改修などを行ってきています。このスポーツ振興くじ助成は、地方公共団体及びスポーツ団体が行うスポーツの振興を目的とする事業に対して行われており、誰もが楽しめる地域のスポーツ環境整備、世界で活躍する選手の育成など、スポーツの振興を目的としているそうです。本市にとっても、大切な財源の一つとなっていることでしょう。そこでお伺いさせていただきます。将来を担う子供たちの選択肢を広げるためにも、スポーツ環境の整備は重要と考えますが、今後の施設整備に対し、スポーツ振興くじ助成などを活用する取組の考えについてお伺いいたします。

答弁 教育部長 伊藤正志

スポーツ振興についての質問にお答えいたします。スポーツ振興くじ助成は、独立行政法人日本スポーツ振興センターが、スポーツくじの販売により得られる収益を基に、地方公共団体及びスポーツ団体が行うスポーツ振興を目的とする事業に対して助成するもので、スポーツ競技施設の新設、改修や機器の整備などハード事業に対するもの、スポーツ教室や大会開催などソフト事業に対するものなど、七つの助成事業がございます。本市での活用事例といたしましては、スポーツ施設整備として、平成28年度に陸上競技場改修、令和元年度に市民球場改修、2年度に市民テニスコート改修を実施し、対象経費の3分の2から4分の3以内の割合で、事業費の総額5億5,550万円のうち、2億400万円の助成を受けたところでございます。また、陸上競技場の機器整備として、令和元年度に円盤・ハンマー投げ用囲い、2年度に棒高跳び用マット、3年度に写真判定装置、4年度にハードル一式を購入し、対象経費の5分の4以内の割合で、事業費の総額2,877万円のうち、1,789万4,000円の助成を受けたところでございます。スポーツ振興くじ助成は、開設から37年が経過している総合体育館はもとより、一番直近に建設された温水プールでも開設から24年経過するなど、経年劣化が進んでいる多くのスポーツ施設を所有している本市にとりまして、その改修や備品等の更新のための貴重な財源の一つであります。助成要件が毎年のように見直されるほか、助成事業が必ず採択されるわけではないとともに、助成事業が採択されたとしても、申請額どおりに決定されるとは限らないなどの制約が伴うことがございます。しかし、将来を担う子供たちが様々なスポーツを経験することができるよう、既存スポーツ施設の適切な整備や活用促進に心がけますとともに、幅広い年代の方に安心・安全に、生涯にわたりスポーツを続けていただくためにも、スポーツ振興くじ助成は今後も積極的、計画的に活用してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月4日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる