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深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日

防災・減災対策

2024年3月7日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「防災・減災対策」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
鶴岡恵司 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 鶴岡恵司

最後の質問に入ります。4点目の防災・減災対策について伺います。自然の中で私たちは生活をしていて、自然の恵みを受けることは多々あるところであり、自然の恵みによって、生きていることに感謝の気持ちを持っているところでありますが、一方で、自然災害によって大きな被害を受けているのも事実であります。最近は、甚大な被害をもたらす地震、また地球温暖化の影響か、豪雨災害が全国各地で多発しています。自然災害の頻度は、以前より多くなってきていると感じています。深川市においても、自然災害発生の可能性は当然あるわけで、その備えは、極めて重要であります。深川市地域防災計画の中で、計画を効果的に実施するためには、自助、住民が自らの安全を自らで守ること、共助、住民等が地域において互いに助け合うこと及び公助、市及び防災関係機関が実施する対策のそれぞれが効果的に推進されるよう、住民等並びに市及び防災関係機関の適切な役割分担による協働を着実に実施し、また、災害発生時には、住民自らが主体的に判断し行動することが必要であることから、災害教訓の伝承や災害教育の推進により、防災意識の向上を図らなければならないとあります。私のところでは、沢の奥にも農地があり、ふだんは穏やかな流れの川でありますが、60ミリメートルほどのまとまった雨が降ると、どこかしらで被害を受けており、いつも同じところではないのであります。なぜここがと思うところもあります。まとまった雨の予報が出るたびに備えをしますが、森林の涵養効果は以前ほどではなく、まとまった雨が降ると一気に川に流れ込んできますので、ふだんの備えが重要であります。ここでは、石狩川周辺のハザードマップに関して伺いますが、ハザードマップが新たなものに改定され、目にしたときに、大きなショックを受けました。石狩川上流域のまとまった降雨により、石狩川が越水すると、市街地の広い範囲が浸水する可能性があるというものです。災害の備えは、防災・減災対策の重要なものであると考えます。ハザードマップに基づいた対策は地域防災会議で十分協議されていると存じますが、災害が発生する可能性があるというよりも、発生することを前提とした防災・減災対策を進めるべきと考えます。4点についてお伺いします。1点目に、ハザードマップに対応した防災・減災対策の市の取組状況について伺います。2点目に、ハザードマップで浸水地域とされているエリア内に指定された避難場所・避難所がありますが、浸水時の対応はどう考えるのかお伺いします。3点目に、ハザードマップに基づく自主防災組織との防災・減災対策の連携はどうなっているのか伺います。4点目に、災害の状況により、指定の避難所まで行けない状況もあると思われます。そこで、一次避難所の設置についてを検討すべきと考えますが、市の考えを伺います。

答弁 市長 田中昌幸

防災・減災対策についてお答えいたします。4点にわたり質問いただきましたが、1点目から3点目につきましては関連いたしますので、一括してお答えさせていただきます。本市のハザードマップについては、おおむね千年に一度の大雨により、石狩川・雨竜川・多度志川・内大部川の4河川が氾濫した場合の浸水予想に基づいて、令和2年2月に策定しており、防災ガイドブックとともに市内各戸に配布し、風水害等への備えや発災時における早期避難勧奨、避難所等の確認といった周知・啓発を行っております。このハザードマップにより、浸水区域内となっている地域における防災対策等の取組といたしましては、対象地域内にある自主防災組織や町内会などとも連携し開催しております防災教室などを通じて、ハザードマップを基にしたそれぞれの地域ごとの浸水状況などを、参加されている地域住民に説明するとともに、あらかじめ指定されている避難所だけではなく、浸水想定に応じて避難経路や避難所を選んでもらうようにも周知しているものであります。また、有事の際に、安全かつスムーズに避難行動が行えるようにするためには、地域の自主防災組織等との連携を強化していくことが大変重要なことと認識しておりまして、自主防災組織との協働による防災訓練などを通じ、発災時の行動確認や早めに自主避難することなどの啓発に努めているほか、こうした活動が広げられるよう、自主防災組織の増加を図る取組も進めているところであります。なお、浸水区域内にある避難場所や避難所につきましては、水害の規模や浸水状況により、被害が生じない場合も想定されることから、実際の被害状況等に応じて避難所開設を判断することとなるものでありまして、発災時には浸水が想定されない避難所のみを開設した上で、避難指示を出し、浸水が想定される避難所に既に自主避難されている方がいた場合には、自主防災組織等とも連携し、開設されている避難所へ誘導するなど、被害に遭わないよう移動してもらうことを想定しております。次に、4点目の一次避難所についてお答えいたします。一次避難所に関しましては、平成30年の第3回市議会定例会におきまして、鶴岡議員から同様の質問をいただいた際、身近な避難所として、民間施設の指定が可能か検討する旨を答弁しておりましたが、大規模な浸水被害が生じた場合など、木造の施設などでは安全な避難が難しく、市街地等においては、避難所として指定可能な適切な施設がなかなかないことから、新たな避難所の指定には至っていない状況となっております。御提言いただいております一次避難所の設置も大切な考え方の一つでありますが、河川氾濫による水害の特性を考慮いたしますと、まずは警戒レベルの発令などを参考に早めに避難いただくことが重要でありますし、避難所までの避難行動に必要な時間を確保するために、浸水等の被害が生じる前に避難指示を出すといった対応が第一になるものと考えているものです。これまでの災害発生時の例を見ますと、浸水後に避難することは大変危険を伴うものであり、特に夜間など暗くなってからの避難となると、危険物等の確認も難しくなり、一層危険性が増すため、例えば夜間に線状降水帯が発生することが予想されるような場合などは、ちゅうちょすることなく避難指示等を早めに発出し、日中の明るいうちに指定避難所へ安全に避難していただくことを最優先に対処してまいりたいと考えており、そのためにも、大雨等気象状況の悪化が予想される場合には、河川情報や気象情報、災害情報などといった必要な情報収集を行い、適切な避難指示等が発令できるよう努めてまいりたいと考えているものでございます。

出典:深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる