深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日
空知中央バス深旭線の廃止に伴う対応
2025年9月11日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「空知中央バス深旭線の廃止に伴う対応」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鶴岡恵司
次に2番目の空知中央バスの深旭線の廃止に伴う対応についてであります。このたびの深旭線の廃止により、長きにわたり納内地域の足として運行していただいた中央バスの車両が納内から姿を消すことになります。極めて残念なことでありますが、長きにわたり地域の公共交通を支えていただいたことに感謝の気持ちを表するところであります。中央バスの最盛期には、納内地域では深旭線はもとより更深線、尚武線、五番通経由深川・納内線があり、どの路線も乗客でにぎわっていました。私が小学校6年生のときに石狩川に神納橋が架かり、その後、深旭線が今の運行ルートで営業を開始しました。それまでは納内の十字街から東の地域は公共交通の空白エリアであり、納内の市街地から離れたところに住んでいた高校生は、冬期間は深川の市街地に下宿していた方もおられました。深旭線が今のルートになってからはバス通学が可能となり、保護者の負担も軽減されたと思われます。深旭線廃止に関することで3点について伺います。1点目は、廃止に至った経緯についてお伺いします。2点目は、納内に新たに公共交通の空白エリアができるが、対応策は検討されるのか伺います。3点目に、現行のデマンド交通、納内経由菊丘線に影響はないのか伺います。
答弁 市長 田中昌幸
空知中央バス深旭線の廃止に伴う対応についてお答えいたします。現在、公共交通を取り巻く環境は、人口減少や自家用車の普及により利用者が低下していることに加え、バス運転手の確保が困難となっており、全国的に路線の維持が厳しい状況にあります。そのような状況の中、国土交通省が発表しております最新の交通政策白書では、全国の路線バス事業者が廃止した距離の合計は約2,496キロメートルに達し、前年度の約1.5倍に増加したと報告がされております。鶴岡議員の質問の1点目、深旭線の廃止に至った経緯につきましても、こうした全国的な傾向に深旭線も例外なく該当するものでありまして、運行事業者であります空知中央バスから、本年9月30日をもって深旭線を廃止する旨のお知らせが8月6日に空知中央バスのホームページにおいて発表されたところであります。次に、2点目の公共交通空白エリアの対応策についてでありますが、深旭線の廃止発表後に、留萌・旭川間を発着とする留萌旭川線の共同運行事業者である沿岸バス、道北バスから大幅な経路変更が発表されており、深川市街地から納内十字街までのバス経路については確保される結果となりましたが、議員指摘のとおり納内十字街から神納橋方面においては、新たに空白エリアが生じる状況となっております。このような状況を受け、本市では現在、空白エリア内において恒常的に利用される通学者や、病院への通院など定期的に利用されている方々の影響範囲について各関係者を通じて情報収集を行っているとともに、月に数回の利用が見込まれる通院者等への対応については、現在運行稼働中のデマンド交通、納内経由菊丘線の対象エリアを拡大することで運行事業者と調整を進めているところであります。一方、毎日の通学に利用することが見込まれる高校生に対しては、運行日が限定される現行のデマンド交通では対応が困難であるため、対象者の実態を確認しながら支援方法の検討を進めているところであります。最後に、3点目の納内経由菊丘線に対しての影響についてでありますが、公共交通空白地域は、駅やバス停が一定の範囲にない地域のことを指しておりまして、国土交通省が示す交通空白地域の基準では、地方部の場合、終点バス停から半径500メートル以上となっておりますが、今回の深旭線の廃止に伴う交通空白地域の発生は、おおむね限定的な範囲にとどまっているところであります。また、デマンド交通納内経由菊丘線のエリア拡大後の利用者の増加は、深旭線の乗車実績を踏まえますと急激な増加はしないものと見込まれ、これらの結果、運行には影響が及ばないとの見解を運行事業者からいただいているところであります。地域の公共交通については依然として様々な課題を抱えておりますが、持続可能な公共交通の確保に向け、自治体や地域住民、交通事業者が連携して取り組むことが大変重要であると認識しているところでありますので、今後も地域の実情や利用者のニーズを踏まえながら、公共交通の維持に向けて取り組んでまいります。