深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日
ヒグマ対策
2025年9月11日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「ヒグマ対策」について質問し、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鶴岡恵司
今年も5月末頃から気温の高い日が続き、30度を超える日も数多く、また、最低気温も高い日が多かったように思います。間違いなく、私の今までの人生の中で一番暑い夏だったと思います。農業を営む中で、この暑い夏によって稲は例年より8日ほど早く収穫作業が始まり、メロンも例年ですとミツバチを入れて着果して60日ほどで収穫となるのですが、今年は1週間ほど早い収穫となりました。非常に夜温が高かったということで、どうなるかと心配していたのですけれども、昨日初出荷したのですが、品質は例年と変わらないようで、ほっとしているところであります。一方、リンドウも作付していますが、リンドウは逆に高温が続くと開花が遅れることから収穫が例年より5日ほど遅くなって、お盆の需要期に間に合わない、そんな状況でありました。また、昨日、村上議員も一般質問で触れていましたが、米の価格が高騰し、経営面ではありがたいことですが、消費者と生産者が納得できる関係になるのか不安を感じているところであります。米の収穫も半分ほど終わりましたが、収穫見込み・販売単価は社外秘にしていますのでここでは触れませんが、先行き不透明感があり何ともすっきりしない収穫期であります。それでは、通告により一般質問を行います。初めに、1番目のヒグマ対策について伺います。北海道はもとより、全国でクマによる被害が多発しています。温暖化の影響で、クマの生息域に異変が起きていることが原因だとすれば、温暖化を招いた私たち人間にも責任があるのかもしれません。深川市は周辺が山に囲まれた盆地であり、その周辺でヒグマの目撃情報、痕跡情報が多く寄せられています。ヒグマの生息域に囲まれて、私たちは生活・生産活動を行っていることになります。深川市においては、ヒグマによる人的被害、農産物の広範な食害等の報告は幸いないようですが、北海道内では残念な痛ましい人的被害や農産物の食害等が報じられています。また、被害の状況が年を追うごとに増えているように感じています。ヒグマから市民生活をどう守るのか真剣に検討する必要があると考えます。確認の意味も踏まえて、2点についてお伺いします。1点目は、ヒグマ出没時の注意喚起をどのようにしているのか伺います。2点目に、ドローンなどの活用によりヒグマを遠ざける方策はないのかお伺いします。
答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬
ヒグマ対策についてお答えいたします。本市におきましては、近年、クマの目撃や足跡、ふんなどの痕跡情報の通報が増加する中で、現在26人のハンター等の協力を得て、各種対策を推進している状況にあります。初めに、1点目のヒグマ出没時の注意喚起でありますが、ヒグマの目撃等の通報を警察や市民などから受けた場合につきましては、猟友会や警察との現地確認を実施することになりますが、ヒグマであることが確認できた場合には、注意啓発用のぼりを設置し、また、新聞社への情報提供を行うとともに、それらの情報を市内部において共有、関係機関や団体に対し周知を図るほか、市のホームページや公式LINEからもヒグマ出没情報の提供を行っております。また、住宅密集地に出没した際には、警察と連携して周辺民家へ注意喚起するほか、必要に応じ職員によるビラの配布や広報車によるアナウンス、早朝パトロールなどを実施している状況にあります。次に、2点目のドローンなどの活用についてでありますが、これまでのヒグマの対応策としましては、現地調査の結果を踏まえ、北海道のヒグマ出没時の対応方針に基づいて、農作物の被害などで人間活動に実害を及ぼす場合などヒグマの排除が必要と判断した場合にあっては、猟友会などの協力を得て箱わなによる捕獲対策を実施しているところであります。質問のドローンなどの活用についてですが、ヒグマ対策については、捕獲だけでなく追い払いを行うことも被害を防止する上で効果的な取組であると考えております。このため、北海道内におきましては、議員が触れられたドローンやオオカミの模型から威嚇音等を発生させ追い払いを実施している市町村もあると伺っておりますが、それらや、それら以外の取組を含め、どういったものを活用し、どの程度効果があるのかなど、まずは他市町村の事例を調査し研究してまいりたいと考えております。本市といたしましては、ヒグマの目撃等情報が増加する中で、市民に危害が加わることのないよう、関係機関・団体と連携を図りながら必要な対策に努めてまいりたいと考えております。