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深川市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日

子ども医療費助成制度

2021年12月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「子ども医療費助成制度」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松本雅祐

通告に従い一般質問を行います。最初に、1番目、子ども医療費助成制度を拡充することについてお伺いします。子育てにおいて、各家庭が経済的に影響される医療機関への受診の機会を確保され、子供たちの疾病等の早期発見、早期治療につながり、健全な育成に大きく寄与しているのが子ども医療費助成制度であります。一方で、この子ども医療費助成制度は、国による一律の制度がないため、地方自治体において単独事業として自己負担額の軽減措置を講じており、自治体の財源状況によって、対象年齢や自己負担額等の制度の内容が異なることから、自治体間で格差が生じている状況もあります。本年9月7日に厚生労働省が子ども医療費助成制度について調査し、昨年4月の時点で、全国の1,741の市区町村全てで子ども医療費助成制度を実施していることが分かりました。内容としましては、通院費助成の対象を中学校3年生までとしている市区町村が873で、昨年より50減っております。しかし、それが最多で、次いで高校3年生までが733で、前年度から74増えている状況であります。また、所得制限なしが1,499、所得制限ありが242にとどまっており、自己負担については、負担がないが1,124で、負担があるが617という結果が出ておりました。子供の医療費の自己負担については、健康保険制度では、原則小学校入学前の未就学児は2割負担、小学生以上は3割負担になっております。しかし、多くの市区町村では、軽減措置として、窓口での支払いが無料、もしくは減免された金額で済むなど、独自の助成を行っています。国は、そうした独自の助成を実施している自治体に対して、安易な受診が増え、医療費の増大を招くとして、補助金を減額するペナルティー、罰則を設けておりました。しかし、2018年に未就学児までを対象とする医療費助成が国民健康保険の減額調整措置の廃止により、ペナルティーがなくなり、その分、毎年同程度のお金、財源が浮くことになりました。このことにより、自治体では無理なく独自助成を続けられ、新たな財源も生まれ、助成拡充の追い風になりました。実際通院費の助成を高校3年生まで拡充した市区町村は、ペナルティー廃止前よりも259増えたと言われております。そこで、お伺いします。1点目、本市の子ども医療費助成制度の内容と助成額の推移についてお聞かせください。2点目、私は、令和元年第2回定例会で、国民健康保険で未就学児までの医療費助成が減額調整措置の廃止により、深川市では毎年約160万円のお金、財源が浮くことを確認させていただき、使い道についてお聞きしました。答弁で山下市長は、少子化対策、子育て支援策に充てていく。今後検討してまいりたいと答弁されました。質問して2年がたちますが、この浮いた財源、お金についてどのような検討をされ、少子化対策、子育て支援のために使われたのかお聞かせください。3点目、子ども医療費助成制度は、子供を産み育てやすい環境づくりと、誰もが安心して治療を受けられるため、少子化対策として大きな役割を果たしております。今後は、多子世帯や継続的な受診が必要な疾病にかかった子供を持つ家庭は、経済的な負担も大きいので、支援を図ることも必要だと考えます。確かに毎年多額の財源は必要になりますが、深川市にとって少子化対策と子育て支援の観点から、最も力を入れるべき事業であると私は考えます。本市も子ども医療費助成制度の対象を高校3年生までに拡充すべきと考えます。市の考えをお聞かせください。また、実際実施した場合の影響額についてもお聞かせください。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

子ども医療費助成制度についての質問にお答え申し上げます。最初に、1点目、本市の子ども医療費支給事業についてであります。これは北海道が実施しております乳幼児医療補助制度を補完・拡充する形で、道内の多くの自治体では、議員からも紹介ありましたが、乳幼児や児童の医療費について、様々な助成を市町村単独で行っているところであります。深川市では、平成26年度から、それまで実施しておりました乳幼児医療支給事業を拡充し、子ども医療費支給事業といたしまして、現在では中学3年生までの入院、通院の医療費を無償化し、子育て世代の支援に努めているところでございます。この医療費助成制度によってカバーされます本市の令和2年度の助成対象者は1,506人となっているところでございます。次に、この事業による市からの医療費の助成額を申し上げますと、直近、平成30年度は5,192万円、令和元年度は5,195万円、そして2年度は4,289万円をそれぞれ支出いたしているところであります。2点目の国保事業の減額調整措置についてであります。国は、子ども医療費などを無料化、または現物給付方式により、医療費の一部負担金を助成する地方自治体に対して、国費の公平な配分という観点から、国保の国庫負担金について、医療費助成額分を減額調整する措置を講じてきておりました。国庫負担金の減額調整措置について、全国知事会、全国市長会及び全国町村会の3団体から、少子化対策に逆行する立場から、強く国に対して減額調整措置の廃止の要望を繰り返し行ってきたところであり、政府において、それを受けて、この減額調整措置については、未就学児までの分に限って、平成30年度から減額が廃止されることになったところであります。地方公共団体側としましては、この見直しに関しては一歩前進ではあるものの、年齢による制限を設けず、減額調整を完全撤廃するように、それぞれの団体で引き続き国等へ要請、提言を続けているところでございます。本市における減額調整措置の見直しの影響についてでありますが、平成30年度については、議員も言われましたが、前年度の国庫負担金相当額の差引きから、1年当たり160万円程度のプラスであったところでありますが、以後は被保険者数の減少などに合わせ、影響額も減少となりまして、現在では100万円前後のプラスになっているものと推計いたしているところであります。質問の見直しにより生じた財源の使途についてでありますが、国は他の少子化対策に充てるようにそれぞれ求めておりますので、引き続き本市では国保事業等の中で必要とされる経費に充てるなど、適切な予算執行に努めてまいりたいと考えております。3点目の子ども医療費助成制度の拡充についてであります。現在、本市では中学3年生までの医療費について無料化しているところでありますけれども、議員が言われますように、助成の対象を高校3年生までに拡充した場合、年間に1,000万円程度の費用がかかり増しになるものと考えているところであります。したがいまして、こうした助成対象の拡充につきましては、子育て世代への支援策の一つとして有効なものであるとは認識いたしておりますが、やはり厳しい財政事情もありますので、国の支援策などの動向もよく注視しながら、医療費の助成制度のみならず、様々な子育て世代への支援の充実策を考える中で、今後もよく検討してまいりたいと考えております。

再質問 8番 松本雅祐

1点、再質問させていただきます。今、市長からは有効な事業というような評価もいただきました。今、財源として100万円浮くというところもありますし、全部で1,000万円の費用がかかる。そういう意味では財源は大変重要でございます。そういう部分では新規、来年度の事業においては何とか国の補助事業等も考えていただいて、何とか高校3年生まで進めていただきたい。このことは、ひいては人口減少対策、また少子化対策にもなりますし、何よりも山下市政の人口減少に負けないまちづくりの大きな事業になると、私はそのように考えておりますので、その辺も含めてもう一度答弁をお願いします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

再質問いただきまして、大変恐縮でございます。若干繰り返しの答弁になりますが、子育て世代の支援策として、医療費制度を高校生まで拡大するということは、大変有効な意義のある施策の方向性だと認識いたしております。しかし、他方で、やはり財政事情もございますので、その兼ね合いをよく取りながら、前に向かって検討してまいりたいと思っております。

出典:深川市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる