深川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
森林環境譲与税を活用したグリーンパーク21の修繕
2025年12月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「森林環境譲与税を活用したグリーンパーク21の修繕」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 松本雅祐
次に移らせていただきます。2番目、森林環境譲与税を活用してグリーンパーク21公園の修繕についてお伺いします。グリーンパーク21の公園には、大きな修景池があります。それを取り囲むようにせせらぎ水路、散策の森などを備え、市民の憩いの場として親しまれており、深川市の大イベントである夏まつりの花火大会では真上に大きな花火が見える人気スポットでもあります。しかし、グリーンパーク21のホームページを開きますと、修景池には水が張られ、ゆったりとした風景が掲載されておりますが、数年前、北海道の指定外来種に指定されたアズマヒキガエルの駆除を行うため、池の水を張れずにおりました。その後、駆除が終了しましたけれども、それ以後も水は張られておりません。また、近年修景池の周りにあったあずまやや椅子は撤去され、公園の奥にあるイルムの丘にあった木造の建物も取り壊されており、木造の橋においては長い間未修繕のままで、利用環境が大きく低下しております。こうした公園の姿に市民からは、景観がよくない、修繕してほしいとの声もあります。一方、本市はこれまで、一昨年完成した新庁舎のエントランスをはじめ、市長室やこの議場にもふんだんに深川市の木、シラカバを使用され、財源は森林環境譲与税を活用しました。また、現在、深川駅周辺で複合施設の工事が進められておりますが、この施設も地元産の木材を積極的に利用する予定としており、財源の一部には森林環境譲与税を活用すると聞いております。この森林環境譲与税は、2019年に創設され、森林保全や森林振興のために、国が各自治体に配分し、森林や林道の管理や担い手育成のほか、地元産の木材を使った公共施設の整備や木製の備品の購入など幅広く活用されており、本市も森林環境譲与税を活用して、様々な事業を展開されております。森林環境譲与税は、地球温暖化対策、また国産材利用促進を目的としており、公園整備への木材活用にも適合するということで今回質問させていただきます。1点目、これまでの本市の森林環境譲与税の配分額とどのような事業に活用してきたのか、また積立金の状況と使い道についてお聞かせください。2点目、老朽化が進むグリーンパーク21の公園について、現状の課題認識と今後の整備方針をどのように考えているのかお聞かせください。あわせて、森林環境譲与税を活用してグリーンパーク21の公園を木材と親しめる公園にするために、椅子やあずまやを建てて、木の橋の修繕を行ってはいかがでしょうか。本市の考えをお聞かせください。
答弁 市長 田中昌幸
森林環境譲与税を活用したグリーンパーク21の修繕についてお答えいたします。森林環境譲与税につきましては、森林の有する公益的機能の維持増進の重要性に鑑み、市町村及び都道府県が実施する森林の整備及びその促進に関する施策の財源に充てるため、令和元年度から譲与されているものであります。具体的には、間伐等の森林整備、林業の人材育成・担い手確保、公共施設の内装の木質化、公園等における木製遊具の導入等木材利用促進、森林・林業・木材の普及啓発、これらの取組などを推進するための市町村の体制整備等に対し活用することとされているものであります。そこで、1点目の森林環境譲与税の配分額と活用内容についてでありますが、本市への配分額につきましては、制度が始まった令和元年度は1,061万3,000円、2年度は2,255万4,000円、3年度は2,116万7,000円、4年度と5年度は同額でありまして2,783万6,000円、6年度については3,796万2,000円となっており、合計で1億4,796万8,000円を基金に積み立て、必要な取組に対し活用しているものであります。また、森林環境譲与税の活用内容につきましては、主なもので申し上げますと、これまで森林整備に関する取組として、管理が行われていない森林に対して行った意向調査や現地調査に約824万円、私有林の保育間伐や作業道の整備等に約3,812万円、人材の育成・担い手確保の取組として、北の森づくり専門学院の学生の研修に対する支援に15万円、木材の利用促進の取組として、議員も御指摘のとおり、新庁舎建設における木材利用に3,245万円、森林等普及啓発の取組として、乳児への積み木を配付するウッドデビュー推進事業に約451万円のほか、小学校や公園の環境整備に約762万円、市町村の体制整備の取組として、林政アドバイザーの雇用経費に4年間で約1,089万円を活用しているところであります。なお、基金につきましては、将来の森林整備や木材利用の促進等に活用できるよう積立てしており、令和6年度末時点での残高は、利息を含めまして約3,849万円となっております。今後につきましても、森林整備、木材利用の促進等に対し、計画的かつ効果的な活用を図ってまいりたいと考えております。続きまして、2点目の老朽化が進むグリーンパーク21を木材と親しめる公園にするための修繕についてお答えいたします。初めに、本市が管理を行っている公園につきましては34か所ありまして、グリーンパーク21、広里ふれあいパーク、緑町公園などの都市公園が24か所、その他公園としまして、桜山公園、オサナンケップ公園など10か所であります。公園の維持管理の内容は、主にトイレ清掃時を含む、園内の清掃や草刈り、樹木の剪定のほか、遊具の点検などでありまして、施設等に不具合が生じた際は、早急に修理業者へ依頼するほか、必要に応じて使用禁止の措置を講ずるなど、安全確保に努めているところであります。質問の老朽化が進むグリーンパーク21公園の現状の課題認識と今後の整備方針についてでありますが、グリーンパーク21の施設につきましては、公園の主要施設であります、やすらぎの池は、噴水施設の不具合や池の水漏れなど、全体的な老朽化が激しく、修繕や改修には多額の費用がかかることから、今年度より水張りを取りやめてございます。さらに、耐用年数を優に超えた木製の施設が多く、著しく腐食等が進んでおりましたことから、主要な園路を結ぶ優先度の高い木橋については、平成26年から令和4年の中で4橋を改修し、さらに遊具2基を平成28年に更新を行うなど、公園利用者の安全確保に努めてきたところでございます。なお、議員御指摘のあずまやや椅子、イルムの丘にありました見晴台につきましては、柱等の腐食が激しく、倒壊の危険性があると判断し、令和6年度に取り壊したところでございまして、また通行止めとしている木橋につきましては、公園南西部の端にあり、利用頻度が低いことや安全面と景観を考慮し、令和8年度の開園時期をめどに直営作業により撤去を行う考えであります。一方、グリーンパーク21に限らず、深川市が管理する公園の多くが供用開始から20年以上経過しており、施設全体もしくは部分的に、大小異なりますが不具合が生じておりまして、限られた予算の中で適宜修繕等を行ってきたところであります。しかしながら、日々進行する施設の老朽化につきまして、安全面では事故のリスクが高まることや、維持管理面では補修費用の増加、資材費の高騰に加え、人口の減少、少子高齢化やライフスタイルの変化など、公園の利用形態が変化している中で、全ての公園を同じように維持するのではなく、役割なども踏まえながら、公園ごとの位置づけを整理していく必要があると捉えており、公園を管理する上で大きな課題、重要な要素と考えているところであります。そのような状況から、現在グリーンパーク21を含む計画的な公園の整備・改修を進めることを目的とした公園維持管理計画を策定しているところでありまして、施設のダウンサイジングを含め、各公園の利用目的や機能を特徴づけながら、施設の種類や設置の有無など、検討を進めております。なお、森林環境譲与税を活用した公園整備につきましては、有効な手だての一つと認識しておりますので、公園維持管理計画策定の中で検討するとともに、関係所管と密に連携を取りながら進めてまいります。
再質問 13番 松本雅祐
1点再質問させていただきます。今、市長の答弁の中で、計画的に進めるために公園の維持管理計画を策定するという話をされておりましたが、これは私も初めて聞くことなので、この維持管理計画というのは、先ほど説明もあったのですけれども、もう少し詳しくいつ策定されるのか、来年なのか再来年なのかも含めて、策定計画の内容をお聞かせください。その上で、市長も言われておりましたけれども、その中で森林環境譲与税を使って公園を管理していくとのことですが、先ほど一つ目の質問の答弁で、今までに使ったお金は、公園や小学校の関係は762万円と、全体の1億数千万円から見ると少ないので、今後はその計画を基に、もう少し予算をつけて運営していただければということも含めて再質問させていただきます。
答弁 市長 田中昌幸
公園維持管理計画、初めて聞くとのことでありますが、現在、昨年からこういった計画の見直しを進めておりまして、作成中のため詳しくはお答えしかねるところでございますが、前段申し上げましたとおり、老朽化した施設を更新や改修するに当たり、少子化、ライフスタイルの変化、公園に対する需要の変化というものもあるというふうに認識しております。また、オールインワンといいますか、全てのところに同じような整備をすることが必ずしもよいとは考えませんので、それぞれの公園が今後どのような利用方法が一番最適なのかを検討しつつ、整備の内容をしっかりと検討していこうという内容で進めておりますので、おおむね来年度をめどとしながら、この計画については進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、グリーンパーク21は平成10年の完成から、現在は非常に老朽化が進み、施設をそのまま維持することは困難であることを含め、いろいろな公園に対する要望等もお聞きしながら整備における計画をつくっていきたいと考えております。