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深川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日

小学校の統合の考え

2025年12月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「小学校の統合の考え」について質問し、教育長 三浦浩二が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
教育長 三浦浩二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松本雅祐

それでは、通告に従い一般質問を行います。最初に、小学校統合の考えについてお伺いします。全国的な少子化は、令和6年度の出生が約72万人と過去最少を更新し、極めて深刻な状況にあります。本市の実態も、現在学校に通っている児童生徒の状況でも分かりますが、少子化が如実に現れており、市内小学校に在籍している児童は10年前の平成28年度は778人でしたが、今年度は628人と2割減少しております。同じく中学校に在籍している生徒は、平成28年度は467人で、今年度は339人と3割弱減少しています。また、令和7年度の小学校1年生の合計が72人となっており、私が議員になった9年前は140人前後おりましたけれども、その半分ということで急速に少子化が進み、これに伴い学校の小規模化が進んでいると考えます。小規模化は、教育活動の幅を狭めるだけでなく、学校運営や教職員の配置にも影響が出てまいります。そして、子供たちを取り巻く環境も大きく変化しております。共稼ぎ家庭やひとり親家庭が増加し、地域コミュニティーの希薄化、また過疎化の進行などにより学校を取り巻く地域の構造そのものが大きく変わってきています。学校は、子供たちが多様な考えに触れ、お互いに認め合い、協力し合うことで、資質や能力を伸ばしていく場でありますので、一定規模の学級・学校集団が確保されることが望ましいと思います。しかし、一方で全国的に統合が進んでおります。私は、それぞれの地域を考えた場合、児童数の減少のみを理由に安易に統合すべきでいないと考えております。小学校は地域のコミュニティーの核であり、その存在は地域の将来にも関わる重要な事項であります。私は、令和6年第2回定例会において、平成24年に策定した深川市学校配置基本方針と29年に発表した深川市学校配置基本方針に基づく小学校に係る対応についての中身と当時の社会環境の変化や児童数の減少等を踏まえ、配置計画の再検討をすべきではないかと提言させていただきました。また、本市では昨年11月、小学校区ごとに6か所で、小学校配置に関する深川市民の意見を聴く会を開催し、地域住民や保護者の皆様から多数の御意見を伺い、いただいた御意見を基に十分協議検討していくと説明されておりますが、その後の議論の進捗や方針について、市民から状況が分からないとの声を聞いております。こうした状況の中、2015年に小学校と中学校の義務教育9年間を弾力的に運用できるよう、小中一貫教育を制度化する学校教育法の改正がありました。小中一貫教育は、義務教育9年間を見通して、教育体制を整え、学力の定着、生活、学習習慣の確立、中1ギャップの解消など、多くのメリットがあるとされております。そこでお伺いします。まず1点目、統合はとてもデリケートな問題であり、最適な教育環境を確保し、同時に地域にとっても納得のいく学校の在り方を実現するためには、行政と地域、そして保護者が共に考え、丁寧に議論を積み重ねていくことが不可欠であります。昨年、各地域の御意見を伺った上で、市として小学校の統合についてのこれまでの経緯についてお聞かせください。2点目、北新小学校の統合の内容は、教育長の行政報告の中で理解しましたが、私の質問とは内容が違いますのでお聞きします。本市には、北新小学校のほかにも小学校がありますが、今後もし他の小学校でも統合の動きがあった場合、北新小学校と同じような進め方をすればいいのか、それとも何か法的な進め方があるのかお聞かせください。3点目、子供たちの健やかな成長を支えるためには、適切な教育環境を整えることが不可欠であり、そのための議論を丁寧に進めていく必要があります。今後の少子化の進行や地域コミュニティーの変化を踏まえると、従来の枠組みにとらわれることなく柔軟な対応も必要ではないでしょうか。本市として、小中一貫校の導入についてどのように考えているのかお聞かせください。

答弁 教育長 三浦浩二

小学校の統合の考えについての質問にお答えいたします。1点目のこれまでの経緯についてと、2点目の地域の要望に基づく北新小学校に関する説明会については関連がございますので、一括して答弁させていただきます。現在の小学校の配置につきましては、平成24年11月に深川市教育委員会が策定いたしました深川市学校配置基本方針及び29年1月に決定しました深川市学校配置基本方針に基づく小学校に係る対応についてを根拠としておりますが、その後、年数が経過し、児童数の減少が見られることなどから、令和6年11月に小学校配置に関する深川市民の意見を聴く会を開催し、市民の皆様から御意見を伺ったところであります。そして、令和6年12月には市長が主催する深川市総合教育会議が開催されましたので、田中市長、そして4人の教育委員と私が参加する中で、意見を聴く会の開催結果や学校の現状、今後の進めに関する課題などについて共有を図ったところであります。この会議においては、仮に統合するとなった場合には、スクールバスの確保ですとか、児童の環境変化への対応としての学校同士の交流方法などが課題として上げられましたので、教育委員会事務局では、これらの課題について調査研究を進めてまいりました。以上については、令和6年第4回市議会定例会における佐々木議員からの質問や、令和7年第1回市議会定例会における北村議員からの質問においてお答えしておりますが、その後の取組状況について申し上げますと、本定例会の教育行政報告の際にも報告しておりますとおり、本年6月に北新小学校保護者有志の会から、そして7月には北新小学校学区内町内会連合会から、それぞれ市と教育委員会に対して、令和9年4月に北新小学校を一已小学校に統合するよう要請を受けましたことから、8月26日開催の教育委員会会議において、統合に向けた検討を行うことを決定し、要請をいただいた地域の関係者の皆様に対して、検討方針や要望に対する現在の検討状況などを説明するために、10月15日に北新小学校において説明会を開催したところであります。なお、議員から質問のありました他の小学校で統合の要請があった場合の対応についてでございますが、統合に関して法的な定めは特段ございませんので、状況や要請の内容にもよりますけれども、地域の総意として、統合を希望される場合には、その意向を真摯に受け止めまして検討するものと考えております。次に、3点目の小中一貫校の考えについてでありますが、文部科学省が定める小中一貫教育制度は、小学校と中学校の教育課程に一貫性を持たせた系統的な教育を実施するものでありまして、大きく分けますと、1人の校長の下で、修業年限を9年間とする義務教育学校と、組織上独立した小学校及び中学校が一貫した教育を施す小中一貫型小中学校の二つの形態がございます。また、このいずれの形態においても、施設一体型や施設隣接型、施設分離型といった施設の設置を可能としております。議員の質問の内容からしますと、施設一体型の義務教育学校に関する質問と受け止めてお答えいたしますけれども、本市の学校教育につきましては、先ほど申し上げました深川市学校配置基本方針等に基づいており、この方針等においては小中一貫教育については触れていないことから、現時点では義務教育学校などの小中一貫校に関する考えは持ち合わせておりません。しかしながら、小学校と中学校の連携は大変重要であるため、現在各中学校区において、様々な小中連携を進めているところであります。学校教育には多様な形態がありますので、子供たちにとってよりよい環境となるよう、引き続き研究してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる