深川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月5日
交通対策
2017年9月5日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「交通対策」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 楠理智子 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 楠理智子
次の質問に移ります。次の質問は、交通対策についてです。深川市民の交通手段の多くは自家用車での利用ではないでしょうか。路線バスの本数が減り、滝川と旭川間が直行運行されていた路線が全て深川市立病院を基点の折り返しとなってから随分年数がたっているなと思い起こしております。車の普及と人口減少が主な要因ではないかと思いますが、高齢化が進む中では、車の運転ができなくなり、それにかわる交通手段も求められています。高校生などの学生の交通手段のあり方も求められていると思います。高齢化が進む中で、公共交通の必要性や新たな交通手段のあり方も検討されていると考えますので、お伺いいたします。1点目は、移動ニーズに対応した交通網についてです。市内を走る路線バスのほとんどは、深川市立病院を発着起点となっており、深川駅は経由せず、深川駅に乗り入れているバスは深川市立病院を経由していないと深川市地域公共交通網形成計画に書かれており、路線網の見直しが求められていると思います。市内経由の路線バスは、深川市立病院の発着ではなく、深川、滝川間の路線を深川市役所まで延長し、深川、旭川間の路線を深川西高まで延長するなど、利用しやすい路線の見直しや持続可能な公共交通の形成で移動ニーズ対応した市内路線バスの路線網の検討もされているようですが、どのようになっているのでしょうか。準備が整ったものから実証実験するなどとなっていますが、どこまで進んでいるかお伺いいたします。2点目、公共交通利用促進のアピールについてです。路線バスのほとんどは、深川市立病院が発着起点となっており、JR深川駅と他の路線バスともつながっていません。乗り継ぐ場合には、起点になっている深川市立病院に乗りかえるだけでなく、便利な乗り継ぎのバス停や北竜町のひまわり畑へ行くにはJR深川駅からの路線バスに乗りかえるとテレビ報道もありました。深川市の観光とすぐ結びつくわけではありませんが、乗り場を表示した交通網マップを作成し配布することや、駅に置かせてもらうことも公共交通の促進につながると考えますのでお伺いいたします。3点目は、公共交通網の空白地域の交通手段についてです。公共交通を利用する手段のない地域の人は、車を運転しての移動手段が主ですが、高齢になってくると車の運転が難しくなり、交通手段の確保が大変になってきます。高校生などは、保護者の送り迎えを余儀なくされている現状もあると思います。公共交通の空白地域を含めた交通手段の確保のためのデマンドバスやタクシーなどの検討はどのようになっているかお伺いいたします。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
ただいまの交通対策に関する質問に順次お答えいたします。1点目の移動ニーズに対応した交通網についてでありますが、議員も触れておられますように、平成28年3月に策定いたしました深川市公共交通網形成計画におきまして、移動ニーズに対応した市内路線バスの路線網の再編ということを推進する施策の一つとして掲げまして、準備が整ったものから実証実験、または実施するとしてございます。この路線網の再編にかかる進捗状況でありますが、ご承知のように平成27年度に市内線とそれから冬季に運行する西北星線の運行経路をそれぞれ再編した実証実験を2カ月間行いましたが、その結果、西北星線については、高校生の利用の増加が見込まれましたことから、この市立病院から深川西高校まで延長した運行を行うということになりました。それから、今言った西高までの運行を平成28年12月から本格稼働しておりまして、学生に対する利便性が向上しているものと考えております。今年度につきましては、主に高齢者の移動ニーズに応えるため、一昨年に実証実験を行いました市内線について再度見直しを行いまして、深川駅前を経由した運行を初め、スーパーマーケット、病院、公共施設、市営住宅などの点を線で結ぶ循環線の実証実験を検討いたしておりまして、現在、バス事業者と鋭意協議を重ねているところでございます。なお、議員の質問の中にありました滝川間、それから旭川間と本市などの広域で運行いたしておりますバス路線については、バス事業者が国と道の補助金を受けながら、それぞれ企業経営といったことを重視して実際に運行しているものでありまして、これに加えまして国等の補助金を受けてもなお赤字が発生している路線については、運行路線にかかわる市町村が、例えば均等割、距離割、あるいは乗車人数割といったことに応じまして、この赤字を負担しているという現状もございますことから、本市の利便性だけの観点から、本市の利便性等を優先して路線を見直すといったことはなかなか難しいのではないかと考えております。それから、2点目の公共交通の利用促進のアピールといったことについてお話がありました。議員が質問の中で触れておられました、JR深川駅から便利な乗り継ぎのバス停留所といったことにつきましては、先ほど循環線の実験ということを考えていると申し上げましたが、循環線の深川駅前経由ということを検討いたしているところでありますので、そういった中で可能な限りの対応を検討してまいりたいと思っております。深川駅で交通網マップなどを配布してバス利用者の促進を図るべきではないかといった趣旨のお尋ねがございましたが、現在、深川駅を利用された観光客へのバス乗り場の案内につきましては、深川駅構内に設置いたしました深川観光協会の総合観光窓口におきまして、このマップをお見せしながら案内しているところでございます。また、観光客のみならず、深川市民に対しましても、公共交通の乗り場や時刻といったことをよりわかりやすくお知らせするといったことの必要性は感じておりますので、今後、公共交通の情報ガイド作成といったことについて検討いたしまして、バスなどの利用促進につなげてまいりたいと考えているところであります。3点目の公共交通網の空白地帯の交通手段についてのお尋ねであります。この公共交通空白地帯の対応として、議員も言われましたが、デマンド型のバスやタクシーの導入といったことが考えられるわけでありますが、現に、全国の多くの自治体において、路線バスが運行されていないような地域を中心にこれが導入されていると承知をいたしております。本市におきましても、さきに申し上げた深川市公共交通網形成計画でデマンド型の交通の導入の検討ということを掲げておりますことから、これを進めてまいりたいと思っておりますが、まずは所管の担当者が本年中にも道内でデマンド交通を採用している先進的な市町村が多数ありますので、複数の市町村を視察させてもらいまして、本市にふさわしいデマンド交通のあり方について、十分に研究を進めてまいりたいと考えております。