みんなの議会

深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日

学校教育

2017年3月8日、深川市議会の一般質問で、菅原明義議員が「学校教育」について質問し、教育部長 大西徳治が答弁しました。

質問者
菅原明義 議員
答弁者
教育部長 大西徳治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 菅原明義

次に移ります。3点目の学校教育についてです。1点目の次期学習指導要領改訂に伴う英語教育への取り組みについて伺います。文部科学省は2月14日、幼稚園教育要領、小中学校の学習指導要領の改訂案を公表しました。学習指導要領の改訂は、1958年からほぼ10年をめどに改正されてきております。今回は、特に教育課程の基準から教育方法を見直す起爆剤へと、10年ぶりに改訂される小中学校の学習指導要領は、児童生徒に求める資質・能力をもととした内容構成になっており、現行の時数や内容を減らさず、これまで以上に深い学びへとつながる授業の実現と、知識を教え込むのではなく、子供がみずから問いを立て、多面的、多角的に考え、問題を解決する力を育てるなど、教育現場での授業の質の改善を促し、教員の創意工夫を引き出す内容となっております。文部科学省は、今後、パブリックコメントを経て3月末までに学習指導要領を告示し、周知期間、移行期間を経て、小学校は平成32年度、中学校は33年度から全面実施することになります。特に今回、次期学習指導要領改訂に伴い大きく変わる教科等の一つとして、英語教育、外国語教育が挙げられます。小学校での外国語学習では、3・4年生の中学年で英語活動として、5・6年の高学年では英語科として正式導入されることに伴い、教科担任制となっていない現場の教員からは、課題は自分の英語力、短時間で子供たちの英語力が向上する指導ができるのかといった戸惑いや不安の声も聞かれています。そこで、平成32年から正式な教科になる前に、英語を教えられる教員を育てる取り組みや、英語授業の先取り等について、教育委員会の考えを伺います。

答弁 教育部長 大西徳治(教育部長は2017年3月まで)

学校教育についての1点目、次期学習指導要領改訂に伴う英語教育の取り組みについて、お答え申し上げます。質問にありましたとおり、学習指導要領の改訂により、英語教育、外国語教育が大きく変わろうとしております。小学校段階では、現在5・6年生において、「聞くこと」「話すこと」を中心とした外国語活動を実施しておりますが、子供たちの「読むこと」「書くこと」への知的欲求の高まりから、全ての領域をバランスよく育む教科型の外国語教育を5・6年生から導入することとなってございます。その際には、単なる中学校の前倒しではなく、なじみのある表現を使って、自分の好きなものや1日の生活などについて、友達に質問したり答えたりすることができるといった発達段階にふさわしい力を育成することとなっております。そのためには、5・6年生において、現行の外国語活動35こまの授業時数における「聞くこと」「話すこと」の活動に加え、「読むこと」「書くこと」を加えた領域を行うためには、さらに年間35こまの授業時数が必要となるものでございます。また、新たに3・4年生から、外国語を通じて言葉や文化について体験的に理解を深め、日本語と外国語の音声や語順等を学んだ上で、外国語の音声や表現などになれ親しませるようにするため、「聞くこと」「話すこと」を中心とした外国語活動を行い、5・6年生の教科型の学習につなげていくこととし、そのためには年間35こまの単位時数が必要となるものであります。さらに中学校では、授業時数は変わりませんが、互いの考えや気持ちなどを外国語で伝え合う対話的な言語活動を重視し、授業を外国語で行うことを基本とするとともに、具体的な課題等を設定するなどして、学習した語彙・表現などを実際に活用する活動を充実させ、言語活動の実質化を図ることとしております。ここで課題となるのが、中央教育審議会の答申でも指摘されておりますが、教育環境の整備であります。教員の多忙化が言われる中で、次期学習指導要領改訂により、特に外国語が教科化される小学校5・6年生、そして新たに外国語活動が加わる3・4年生など、小学校の教員は、学級担任を中心に外国語教育の指導をすることとなるため、外国語の指導力の向上が求められてまいります。そのため、平成32年度に小学校において外国語の教科化や新たな活動が円滑に実施されるよう、昨年から小学校の教員を対象とした英語教育指導力向上研修が既に始まっております。教育委員会といたしましては、今後、文部科学省から示される具体的な改訂案の内容をしっかりと把握し、必要となる授業時数の増加に対応するための情報提供と検討を各学校に促すとともに、現場での不安感の解消に向けては、AETの積極的な活用、市費配置教員の活用、教員の英語研修の促進など、完全実施に向けてできる限りの対応に努めてまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる