みんなの議会

深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日

生活保護行政

2016年12月8日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「生活保護行政」について質問し、市民福祉部長 籔友博が答弁しました。

質問者
和田秀隆 議員
答弁者
市民福祉部長 籔友博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 和田秀隆

それでは、次の質問に移ります。4番目の質問は、生活保護行政についてです。平成25年度より3年間にわたり、段階的に続いた保護費の引き下げは、多くの世帯に大きな打撃を与えました。昨年の制度改悪では、冬季加算の引き下げや住宅扶助の引き下げなど、特にひとり世帯に対する影響が大きかったものと認識しています。質問の1点目は、冬季加算の特別基準について、予算審査の中では、各世帯のヒアリングを行うとのことでしたので、現在の状況、特別基準の該当になるであろう自立支援医療を受けられている方の把握と対応はどうか。また、常時在宅の裁量措置も含めてお聞きします。2点目に、同じく住宅扶助の引き下げで1年間の経過措置を受けた世帯がいると思います。その経過措置後の状況をお伺いします。

答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)

生活保護行政について、2点質問いただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、1点目の冬季加算特別基準における自立支援医療対象者の実態と対応についてでありますが、生活保護制度では、冬季の光熱費などの増加需要に対応するため、生活扶助に上乗せして、冬季加算を支給しておりますが、傷病や障がいなどにより、外出することが著しく困難で、常時在宅で生活せざるを得ない方に対しましては、冬季加算基準額の1.3倍以内の額まで特別基準として支給することができることとなっております。特別基準の対象となる方は、障がいの程度が重度障害者加算の対象となっている方や要介護度が3以上とされている方のほか、同程度の障がい等があると認められる場合にも該当となるものであります。質問の被保護者のうち、自立支援医療、精神通院医療に該当する方で、特別基準に該当する障がいと同程度の障がいがあると認められる方の実態と対応ということでございます。障がいの状態につきましては、医療扶助などを決定する際の主治医意見書の確認とあわせ、担当するケースワーカーが定期的に各家庭を訪問し、生活の状況を確認しており、これらにより、特別基準に該当する「常時外出することが著しく困難」であるかどうかの判断をしているところでありますが、新基準の適用開始となった平成27年10月1日以降、これまでに外出が著しく困難であるということから、冬季加算の特別基準の対象となった世帯はない状況でございます。次に、2点目の住宅扶助の経過措置後の状況についてでありますが、平成27年7月に住宅扶助基準の見直しが実施され、2人世帯に対する住宅扶助の基準額が減額となったところでございます。この住宅扶助基準額の減額により、新基準を上回る家賃の住居に住まわれている方は、原則的には家賃が住宅扶助基準以内の住宅へ転居していただくことになりますが、転居により、通院や通学、就労などに支障が生じる場合には、減額前の住宅扶助費を次の契約更新、または平成28年6月まで支給してもよいという経過措置が設けられたところでございます。本市には、この経過措置の対象となる世帯は5世帯ありましたので、この5世帯に対しましては、経過措置を適用してきたところでございます。この5世帯の状況でございますが、世帯員が増加したことにより、経過措置の適用が不要となった世帯が1世帯、生活保護が廃止となった世帯が1世帯、契約更新時期の到来による経過措置の解除により、新基準が適用され、住宅扶助費が減額となった世帯が3世帯となっております。減額となりました3世帯のうち、1世帯につきましては、本年11月末までに基準内家賃の住居へ転居しております。残る2世帯につきましては、引き続き転居の指導を行っているところでございます。

再質問 5番 和田秀隆

2点の再質問をいたします。まず、1点目が、まだゼロ件というのがどうにも信じられないので、もう一度聞くわけですが、常時在宅の裁量余地の部分です。例えば他市では、申請補助という形で、団体や個人の方が申請に来られて、今の答弁ですと、医師の診断というのがメーンになってくるのですが、相談に行った後に通院の可能性が出てきて、特別基準の申請になった、または認可されたという事例があったかと思います。深川市では、そういう動きはなかったのでしょうか、その部分をお聞きしたい。それと、2点目は、転居を勧めているということですが、どうしても転居しなければいけないというわけではなくて、もちろん状況に応じて柔軟に対応していただきたいと思いますけれども、その辺の考えをお伺いします。

答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)

再質問にお答えいたします。今ほど議員さんが質問されたケースにつきましては、ケースワーカーが確認しているわけでございますが、他市の例のような事例については承知してございません。また、住宅扶助の関係につきましては、確かに基準を上回る家賃の住宅に住まわれていて、強制的に出なさいということはできないのですけれども、生活保護の適正実施という観点に立てば、住宅扶助費を上回る家賃分は、ほかの本来費用が充てられているということで、適当ではないという考えでございます。ですから、そのことは踏まえながらも、強制ではございませんので、粘り強く指導していくということでございます。

出典:深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる