深川市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月4日
マイナンバー制度
2015年12月4日、深川市議会の一般質問で、松原和男議員が「マイナンバー制度」について質問し、市民福祉部長 籔友博、企画総務部次長 小杉邦久が答弁しました。
- 質問者
- 松原和男 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 籔友博、企画総務部次長 小杉邦久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松原和男
次に、マイナンバー制度に関する質問をさせていただきます。実施状況等につきましては、最初に通告しておりましたが、きのう佐々木議員からも質問等もありましたので、1点目を割愛させていただきます。次に、ただいまマイナンバーの通知カードが発送され、各ご家庭に続々と到着しているところでありますけれども、市民の中には出稼ぎや入院ということもありまして、不在ゆえに通知カードを受け取れず、さまざまな支障を来しているとも聞いております。受領困難な方たちへの対応を伺いたいと思います。3点目、本年第3回市議会定例会で補正予算化されたセキュリティー対策の実施の状況を伺いたいと思います。4点目に、マイナンバー制度の根幹にかかわる質問をさせていただきますけれども、これからどうするかということです。物事を始めるときには、初期トラブルというのはよくあります。例えばJR山手線で新しい車両が動き出しましたけれども、いろいろな問題があって、今チェックしているという話も報道で聞いています。あのようなことはありますが、それにも限度があると思います。制度の実際の運用がまだ先なのに、マイナンバーに関するインターネット関連等々の部分を都道府県に一元管理させる案が出たやに聞いております。この制度の根幹を揺るがすほどのことではないかと考えますが、いかがでしょうか。このように不熟な制度、未熟というのはいつか必ず熟して成果が出るものだが、マイナンバー制度に関しては、セキュリティーの問題等々で熟することはないのではないかと考えます。先進国で最後発と言われておりますが、既にこれと類似したものを導入したところでは廃止、あるいは再検討ということが考えられたわけです。そのことについていかがなものか、その点を答弁いただきたいと思います。
答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)
マイナンバー制度について、私からは質問の2点目、出稼ぎ等で通知カードを受け取れない方への対応についてお答えさせていただきます。出稼ぎや入院など長期間不在にしている方の通知カードにつきましては、簡易書留が転送不要の形で配達されたため、郵便局の保管期間は1週間でございますけれども、この期間を経過後は市役所へ返戻されます。このため、市ではこのような方々に対して、転送される普通郵便で受け取りのご案内をさせていただいてございます。ご本人が受け取り困難な場合は、ご親族や知人に受け取りを委任していただくか、居住先へ簡易書留でお届けするなど、状況をお聞きしながら対応させていただいているところでございます。
答弁 企画総務部次長 小杉邦久(企画総務部次長は2016年12月まで)
私からはマイナンバー制度についての質問の3点目と4点目について答えさせていただきます。初めに、3点目でございますが、前回の定例会の補正予算で承認いただきましたセキュリティー対策についてでございます。取り組みました対策は、住民情報を管理いたしますコンピューターネットワークとインターネットの利用を分離するという国からの要請を受けまして、庁内ネットワークを改修したものでございます。インターネットを庁内ネットワークから分離した上で、新たなインターネット接続用のネットワークを整備いたしました。これは、当初から10月5日のマイナンバー制度の施行日以前までに行うということで作業し整備を完了しているところでございます。また、その後、各職場に新たなインターネット接続用の端末の追加配備を行っております。73台でございましたが、この対策についても全て完了しているものでございます。続きまして、4点目の個人情報の保護対策の変更についてというようなお話だったかと思いますが、質問の中で市町村のインターネット環境の一部を都道府県に一元管理させるというお話がございました。これは、マイナンバー制度のセキュリティー対策として、新たに今般追加されたという印象をお持ちでしたら、そうではございませんので説明させていただきます。国は、本年6月に発生いたしました日本年金機構からの情報流出事案や長野県上田市への恐らく外国からの攻撃だと思いますが、サイバー攻撃などの発生を重く見まして、総務省内に自治体情報セキュリティー対策検討チームを設置し、自治体の全てのシステムやネットワークの抜本的な強化を図るという検討を行ってきたものでございます。これは、マイナンバーを扱うシステムに限らず、全てのシステム、ネットワークに対するセキュリティー強化というものでございます。質問の都道府県に一元管理させるという対策は、インターネットと庁内ネットワークの分離やネットワークの強靭化対策といったようなこととあわせまして、自治体情報セキュリティークラウドという形で、インターネットにおける市町村の接続部分を都道府県が集約するという形の提言を8月の段階で国は出しております。ですから、3点目としてお答えさせていただきましたネットワーク分離のお話とセットで既に8月の段階で提示されていたものでございます。今ほど申し上げましたように、自治体セキュリティークラウドは、都道府県単位でインターネットの接続口を集約いたしまして、セキュリティー監視を共同化するということで、各市町村のセキュリティー対策の負担の軽減を図ろうというものでございます。そこで、もう1点、お話がございました外国の例で廃止したところがあるのではないか、その辺のところの認識について質問いただきましたが、そのような事実は私ども確認しておりません。たしかイギリスは、導入以前に政権交代が起こりまして、まだ導入までに至っていないということだと認識しております。また、それ以外の国の中では、当然さまざまな問題が発生した段階で、それに対処するための制度の一部見直しといったようなことは、当然のように検討されているものと認識しております。そこで、マイナンバー制度はやめるべきではないかという趣旨だったかと思いますけれども、マイナンバー制度についての本市の取り組みにつきましては、昨日の佐々木議員の一般質問に対して市長からお答えさせていただきましたとおり、市民に混乱の生じないよう円滑な取り進めを行うよう、今後努めてまいりたいと考えております。