みんなの議会

深川市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月7日

本町通りの無電柱化計画に関して

2018年12月7日、深川市議会の一般質問で、松原和男議員が「本町通りの無電柱化計画に関して」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
松原和男 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松原和男

最後の質問でございます。道路行政についてです。道路行政事業は、多岐にわたり、そして季節を問わず、進められていかなければならないとともに、市民注目の的でもあります。とても大事なことですから、各町内会よりの要望の上位にも挙げられております。その担当所管は建設水道部門でありまして、本年は通常業務に加え、幾度かの災害対応を防災室の諸兄とともに担ってきた部署であることを承知しておりますが、何点か伺うべき点がありますので、伺います。第1に、縦割り行政とやゆされる道路行政において、市全体の計画を念頭に入れた対応が見られ、開園後ではありましたが、北光保育園周辺の改修新設工事や、保育所統合計画にかかわる予定地周辺の改修計画と除排雪への対応など、全市的な状況を見越した対応が見られます。今後、個別の案件もありましょうが、縦割りではなく、横断的・総体的視野を持った行政計画の推進を維持すべきと考えますが、見解を伺います。第2に、無電柱化の防災・景観改善の意図するところは理解しますが、市道蓬莱町線の無電柱化工事は、諸般の事情は理解するものの、工事期間が長かったと考えます。今後の事業推進に当たり、改善すべき点があると考えますので、見解を伺います。第3に、本町通りの無電柱化計画に関して伺います。既に住民説明会が開催されたと伺っております。蓬莱町線のような工事の長期化への商店街・居住者への対応、配慮はいかになされるのか、道路管理者が重複するなどのことから、関係機関との協議も必要と考えますので、その点も含め見解を伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいま道路行政と改修工事等にかかわる市民への影響についてということで3点質問がございました。順次お答えいたします。1点目の公的な施設等の改修や新設に連動、または見越した計画の実施ということについてでございます。道路整備につきましては、ご承知のように毎年、各地区から大変多くの要望をいただいております。そして、その内容も砂利道の舗装化、あるいは老朽化した舗装道路の全面改修、歩道の整備、排水の整備など、非常にさまざまでございます。市といたしましては、これらのそれぞれ寄せられますご要望も含めて、深川市全域から道路整備の候補路線をもろもろの観点から抽出いたしまして、それぞれの路線につきまして、道路の交通量、家屋の張りつき状況、老朽化の度合い、そして道路網としての重要性など、各要素を客観的に数値化いたしまして、それによる優先度をつける中で、緊急性、財政状況、地域性なども考慮して、各年度に整備する道路・路線を決めているところでございます。また、本市の各所管がそれぞれ持っております施設整備計画や、民間の方の民間施設を含めた公共性の高い事業計画などとの連携、あるいは整合性といったことについても、道路整備上の大変重要な検討要素と考えておりますので、今後におきましても、こうした点の事前協議、調整を十分行い連携することによりまして、効果的な道路整備事業が行われるように努めてまいりたいと考えているところでございます。次に、2点目の市道蓬莱通線の工事というか、工期が大変長かったというご指摘を今いただきました。今後の事業推進に当たって改善すべき点について認識を問うという趣旨でございました。無電柱化事業につきましては、電力、あるいは通信などの電線類をまとめて地中に埋設し、道路上から電柱等をなくすというものでございます。そして、これは災害時における安全かつ円滑な交通の確保や、電線、電柱がないことに伴う、より良好な景観の形成など、さまざまな効果がある事業と捉えております。現在整備中の蓬莱通線につきましては、本市のバリアフリー基本構想という計画がございますが、これにおける特定事業としての整備路線であると同時に、北海道が策定いたしました緊急輸送道路ネットワーク計画における第3次緊急輸送道路にも指定されておりますなど、災害時における非常に重要な役割を担う路線として位置づけられているところでございます。そこで、工期が極めて長いというご指摘について、少しくどいかもしれませんが、順を追ってお答えいたします。まず、工事着手の前の事前手続として、無電柱化事業につきましては、北海道、道路管理者、電線管理者及び公安委員会等で組織いたします北海道無電柱化推進協議会がございますが、事前にその合意を要するといったことや、その後に施工区域の告示を行うことが義務づけられており、年度が始まります4月、5月といった早い時期の現場着手は、そういった事前手続などがありまして、なかなかできない要因となっております。また、工事内容といたしましては、限られた歩道空間の中の地中に水道管、下水道管などを埋設する。そして、地上には電柱や信号柱が既に設置されておりますが、これらの支障物件の移設が工事の始まりとなり、その後に工事の本来の目的であります多くの電力管や通信管、数十メートルごとに設置するマンホールの埋設作業、北海道電力、NTTなど各電線管理者が管の中に電線を入れる作業、そして地上の電柱、電線を撤去する作業など一連のものがずっと続くということでございます。このように無電柱化工事には多くの工程があります。その中で、さまざまな業者が順次作業を行わなくてはならないものでありまして、工事着手前から完了までの間、各関係機関が連携して、効率よく工事を進めているところでございますが、通常の工事と比べて、どうしても時間がかかってしまうことになってございます。また、町なかでの工事でありますので、当然のこと、歩行者、車両等の安全な通行の確保に必要な施設の設置や、作業の安全確保のための例えば土どめ工事等を行わなければならない。そういったことも工期が長くなる要因となっているところでございます。そのようなことから、工事期間はどうしても長くなってしまうところでございますが、蓬莱通線の整備は平成31年度が最終年度となります。平成31年度の工事に際しましては、いろいろ経験を積んでおります。早期発注はもとより、過年度の本事業での経験などをしっかり生かしまして、極力工期短縮に努め、努力してまいりたいと考えているところでございます。そして、3点目、最後でありますが、本町通りの整備に伴う道路管理者の重複路線での協働・協調や、同時に市民生活等への配慮といったことについてのお尋ねがございました。本町通りの整備につきましては、国と北海道がそれぞれの管理区間において事業主体となり、具体的に国は道道深川停車場線、駅前を走っている道路と交差するところから、市道一已5丁目線までの間の国道233号線について、そして北海道につきましては、市道11号線から道道深川停車場線までの間の道道深川雨竜線について、それぞれ無電柱化事業を行うものでございます。この事業に関して、既に住民説明会を開くなどし、工事についてのご理解、ご協力をお願いする手続が一定程度行われているところでございます。本町通りの沿線の皆様方におかれては、今、議員も言われました蓬莱通線での工事をごらんになって、もしかしたら工事期間が非常に長くなるといったイメージをお持ちになったりして、ご心配されている方もいらっしゃるかもしれないと思いますが、蓬莱通線も同様なのでありますが、工事の始まりから終わりまで、ずっと何カ月も特定の場所、特定の家の前の工事を続けることにはもちろんなっていないわけでございまして、一定の区間ごとに工区が移動してまいりますので、ずっと自分のところが工事中ということではないことは、ぜひご理解いただきたいと思っております。そして、現在、国、北海道ともに、平成31年度からの本工事着手に向けて、国、北海道の各道路管理者間の協議はもとよりでありますが、各電気、通信管理者を含めた全体協議会を設立して、最善の手法により工事を進めるべく、準備をしているところでございます。そして、当然のこと、この協議会には深川市も参加いたしているところでございます。また、既に述べましたように、地域住民の皆さんに対する全体説明会は、国・道それぞれ行ったところでございますけれども、今後、各年度の工事区間での住民説明会や個別の事業等についての説明、協議の際には、深川市職員が橋渡し役を担うことによりまして、それぞれのお店、商店、住民の皆様方の個別の事情にも十分配慮していただけるような調整を図ってまいりたい、そういう橋渡しの役割を果たしてまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる