みんなの議会

足寄町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月15日

マイナンバー制度とプライバシーについて

2024年12月15日、足寄町議会の一般質問で、木村明雄議員が「マイナンバー制度とプライバシーについて」質問し、町長 渡辺俊一、住民課長 金澤眞澄、国民健康保険病院事務長 川島英明が答弁しました。

質問者
木村明雄 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、住民課長 金澤眞澄、国民健康保険病院事務長 川島英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 木村明雄

議席番号7番、議長のお許しを頂き、マイナンバー制度とプライバシーについて、質問をいたします。マイナンバー制度は、行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現、これらのための社会基盤として導入されました。マイナンバーは、社会保障、税務、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関が保有する個人の情報が、同一個人の情報であることを確認するためのものであると言われております。政府は、令和4年度末までに、ほぼ全国民に行き渡ることを目指すとの方針の下、総務省、デジタル庁、厚生労働省、これらの各省庁がマイナンバー制度を推進するに当たり、カードを取得した人には、マイナポイント制度を活用し、最大1人2万円の付与を2023年9月までに延長し、加入促進を図りました。国民の誰もが、この物価高騰の中、少しでもお得に活用したいと考えるのは皆さん同じと思います。私も、このチャンスを逃しては乗り遅れるとカードを取得したわけであります。これら国民の動きについて、私は反対はしませんが、一方、近年、個人情報保護が叫ばれている中、プライベートセキュリティーが守れなく、他人に漏れてしまうのではないかと懸念するところであります。1、行政には個人番号があると聞きますが、マイナンバーカードと同じ番号なのか、お伺いいたします。2、国民のマイナンバーカードの保有率は70%を超えましたが、足寄町の保有率はどうなのか。3、先日12月2日からマイナンバーカードが保険証と一本化、統一されましたが、マイナンバーカードと保険証のひもづけがうまくいっていないなど、支障となった事例はあるのか。または、まだカードをつくっていない人はどういうふうになるのか、この辺について、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

木村議員の「マイナンバー制度とプライバシーについて」の一般質問にお答えします。1点目の「行政には個人番号があると聞きますが、マイナンバーカードと同じ番号か」についてですが、個人番号は住民票のある方全員に一人一つの番号を付番し、平成27年10月から通知カード等でお知らせしている番号になります。一般的にマイナンバーと呼ばれており、マイナンバーカードに記載される番号と同一の番号となっています。2点目の「足寄町のマイナンバーカード保有率」についてですが、11月末の人口5,956人に対して、有効交付枚数は4,450枚であり、保有率は74.71%となっております。3点目の「マイナンバーカードと保険証のひもづけがうまくいっていないなど、支障となった事例はあるのか」についてですが、マイナンバーカードと保険証のひもづけができない方から、保険証利用登録の方法についての問合せや来庁はありましたが、国保病院受診時に支障となった事例はありません。次に、「いまだマイナンバーカードをつくっていない人はどうなるのか」については、保険証利用登録をされていない方には、国民健康保険新規加入時に資格確認書を交付しております。資格確認書は、本年12月2日以降の被保険者証新規発行の廃止に伴い、新設されたもので、医療機関等の受診時に提示することで、これまでどおり保険診療を受けることができます。また、後期高齢者医療保険につきましても、同様の取扱いとなります。なお、現在お持ちの足寄町国民健康保険及び後期高齢者医療保険の被保険者証は記載されている有効期限まで使用することができます。今後におきましても、マイナンバー制度の普及促進と適正な運用のため、広報紙等により、町民の皆様へ周知を図ってまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、木村議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 7番 木村明雄

それでは、続けて質問をいたします。個人番号は数字だけの番号で、行政手続で使うもの。これについては分かりました。マイナンバーカードは、個人番号に加えて、様々な情報が記載された個人のカードである。これについて、ここでお尋ねをいたします。過去には似たような、住基カードですか、これがあったと思うのですが、これについてはどういうことになっているのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤眞澄

木村議員の御質問にお答えします。過去に住民基本台帳、いわゆる住基カードというのがございましたけれども、こちらは住民基本台帳に記録されている全ての方に付与される番号を基にカードを発行していたもので、平成15年8月より運用が開始されておりました。ですけれども、平成28年1月からのマイナンバーカードが発行されたことに伴い、住基カードの新規発行は、平成27年12月をもって終了いたしております。なお、この住基カードなのですけれども、発行から10年間利用ができることになっており、いまだ有効の方もいらっしゃると聞いております。以上です。

質問 7番 木村明雄

これからも、その住基カードというのは使うということですね。もう使わないのですか。それでは、次の質問をいたします。総務省では、現在マイナンバーカードの国民保有率は70%を超えたと言われておりますが、我が町の保有率は74.7%ということを今お聞きいたしました。そこで、若年層と高齢者の関心度、または取得割合についてどのようになっているのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤眞澄

若年層と高齢者の保有率の比率ですけれども、そちらについては把握しておりません。

質問 7番 木村明雄

分かりました。それでは、次の質問をいたします。マイナンバーカードの保有率については、現在、国としては70%以上を超えたということを聞いておりますが、このカードについて、国の各省庁が推奨しているとおり、今後需要が高まっていくような気がいたしますが、足寄町の保有率、目標があると思うのですが、それについてはどうなのでしょう。

答弁 町長 渡辺俊一

町民の方たちの取得の目標率というのは、言ってみれば100%というのが一番いいのかなというふうに思いますけれども、特に目標を掲げて取得を促進するだとかということは、今のところしておりません。議員もおっしゃられたとおり、今後、いろいろな形でマイナンバーカードが使われてくる、そういうことがあるのかなというふうにも思いますけれども、そういった意味では、なるべく多くの方が持っていたほうが利便性が高くなる、そういう可能性はあるのかなというところで、なるべく多くの方々が、保険証の代わりにもなるわけですし、今後でいくと、免許証だとかそういったものだとかにも使われるというようなお話もありますので、多くの方たちが持っていただいたほうが、より便利に使うことができるのかなと考えているところでございます。以上でございます。

質問 7番 木村明雄

分かりました。それでは、次の質問をしたいと思います。12月2日からマイナ保険証になったわけですが、従来の保険証は使えなくなるのか。または、マイナ保険証と従来の保険証と並行使用ができるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤眞澄

健康保険証の新規発行が12月1日以降できなくなったということでございますけれども、マイナンバーカードに保険証をひもづけた場合、それを使用することができるようになりましたけれども、それまで発行されていた被保険者証等につきましては、お手持ちの有効期限まで使用することが引き続きできます。以上です。

質問 7番 木村明雄

分かりました。それでは、次の質問をしたいと思います。病院においてマイナ保険証を使用することになったわけなのですが、これがどのような効果というか、内容というか、これについてお伺いしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤眞澄

マイナンバーカードを利用することについての効果でございますけれども、今後、マイナンバーカードを使うことによりまして、いわゆる保険証とすることによりまして、過去の薬だったり診療データを共有して、治療に役立てることができるとともに、突然の手術入院でも、限度額を確認することによって、高額払いが不要になる等のメリットがあるとされています。

質問 7番 木村明雄

それでは、次の質問をいたします。マイナンバー保険証をこれから利用していくわけなのですけれども、利用するに当たり、従来の保険証と比べ、初診料、再診料、それらの医療費が安くなると聞いておりますが、これについてはどうして安くなるのか、また、どれほど安くなるのか、この辺についてお伺いしたいと思います。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。たしか前回、川上議員の質問の中でもあったと思います。それで、実はそこからちょっと変わったところがあります。11月末までは確かに何十円か安いという、この前のお話だったのですけれども、12月1日から実は変わって、マイナ保険証であっても、従来の保険証であっても、この加算というのは同じ加算ということで、全くそこのメリットが12月2日からになるのですかね、これはなくなったということで、まず1点御理解していただきたいのと、あとは、12月以降に関しては、初診時も再診時も、これはマイナ保険証を使おうが一般の今までの保険証、紙の保険証とか、カードの保険証を持ってきても、料金は変わらないということに変わっております。よろしいでしょうか。以上です。

質問 7番 木村明雄

それでは、何のメリットもなくなるということかな。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

メリットが全くなくなるということではなくて、先ほど、住民課長のほうからお話があったと思うのですが、例えば、診療情報ですか、薬の情報だとか、そういったものが、マイナ保険証を持っていると、データとして蓄積されていって、次に受診するときの情報になるということで、ただちょっと1点、その情報が、すぐデータが入ってくるわけではなくて、診療報酬、レセプトを請求してという形になりますので、恐らく通常であると、レセプト請求してからお金が入ってくるのは2か月という期間があるので、例えば、昨日受診したとか、1週間前に受診したというデータは、そこには載ってこないという部分もあろうかと思います。ただ、長い目で見ると、そういうのがどんどん、私もマイナポータルでよく見るのですけれども、自分がかかった薬の料金ですとか、どういったもののお薬を飲んでいたとか、そういったものが調べるとすぐ分かってきますので、そういったメリットはあると思います。あとは、限度額認定証というのが、今までは申請したりして、後日の償還だとか、申請してそれを持っていくという手間があったのですけれども、マイナ保険証をつくることによって、そういった手間もなくなるというメリットがあります。ですので、全くメリットがないということではないので、御理解いただきたいと思います。以上です。

質問 7番 木村明雄

分かりました。実はそれを聞きたかったわけなのですよね。次の質問をいたします。ここで、プライバシー、プライベートセキュリティーについてお伺いいたします。マイナンバーカード1枚で、1、本人確認、これは身分証明書。2、マイナ保険証、これは12月2日から進んでおります。そして、3、マイナ運転免許証。これについては今年度中に進めていくという計画になっているそうです。4、民間サービスとの連携。これについてはもう銀行と連携している。そして、5、これは税務について確定申告。これについてひもつきになっているということでありますが、この5項目ですが、これらについて、マイナンバーカード1枚で済んでいるということについてでありますが、日頃、これを毎日のように使い、そして、慣れてしまえば、こんな便利なものはないような気がいたしますが、その一方で、これから高齢化社会が日増しに加速、増加していく中で、誰しもがうっかりカードを忘れ、損失、盗難に遭う、そのようなリスクが高くなるのではないかと考えます。このカードには、住所、氏名、性別、それから生年月日が記載されておりますが、万が一の場合、このカードが第三者の心ない者といいますか、特殊詐欺、あるいは闇バイトの手に渡ったとしたならば、いとも簡単に、このカードを基に、ゆすり、たかりが生じるおそれがあると考えるわけであります。そこで、家族や身内を装う人物から急な事故、または人から預かった金を落としてしまったというようなオレオレ詐欺。弁護士や警察官を装い、事件に巻き込まれたとヨダンを請求する、または銀行員や警察官を装い、キャッシュカードをだまし取り、暗証番号を聞き出し、不正に預金を引き出されてしまう、このようななりすまし詐欺。それから、金銭の高い収益を約束しての投資詐欺。そして、還付金を装っての還付金詐欺。これに対して私の取り越し苦労でなければよいわけですが、様々な数え切れないほどの手口があります。若年層、これにはもちろんのこと、年配高齢者についても、大きなリスクが伴うわけであります。これらをどのように未然に防ぐのか。基本的なことは、自分の大切なものは自分で守るしかないということかもしれませんが、現在、高齢化社会を迎え、毎日のように詐欺のニュースが報じられております。令和の世の中、変わる今日、他人事ではないような気がいたします。ここで、最も重大な、かつ重要なことは、行政がマイナンバー制度を進めてきた以上、責任があるのではないかと考えます。町民、個々の皆さんのプライバシーの詰まった大切なマイナンバーカードを、若年層から高齢者まで、どのようにこの危機から救っていかなければならないのか、これについて周知徹底をすることが必要だと思うわけですが、これについてちょっとお伺いしたいと思います。

質問 7番 木村明雄

もうちょっと。

答弁 住民課長 金澤眞澄

マイナンバーカードはいろいろな情報が入ったカードということで認識しておりますけれども、マイナンバーカードの紛失等によらず、議員がおっしゃるとおり、オレオレ詐欺とか、なりすまし詐欺、還付詐欺につきましては、住民課のほうでも、消費生活相談等をやっていますので、そういう事例が発生した場合には、そちらのほうに電話していただいて、御相談に乗ることもできますし、これらの詐欺等防止のために、情報提供等、広報等での周知をこれからも図っていきたいと思っております。以上です。

質問 7番 木村明雄

これについては本当に、高齢化社会を迎えていくに当たっては大切なことだと思うわけなのですよね。そこで、日頃私が考えていたわけなのだけれども、うっかりマイナンバーカードを紛失してしまった。これについては、財産をなくしたようなもので、だけれども、何とかしなければならないということになるわけなのですが、これについての再発行というか、これについての対処方法というのはどうなのでしょうか、お伺いをしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤眞澄

マイナンバーカードの紛失等についての御質問ですけれども、マイナンバーカードを紛失した場合につきましては、役場が開庁している時間につきましては、住民生活の戸籍担当のほうにまず連絡いただければ、その都度対応いたしますけれども、マイナンバーカードが紛失したのが土日だったり、役場の閉庁時につきましては、マイナンバー総合フリーダイヤルがございますので、そちらのほうに電話をしていただいてから、後日、役場のほうに連絡していただいて、来庁していただければ、再発行等の手続ができますので、そちらのほうでよろしくお願いします。

質問 7番 木村明雄

超特急作成カードというのがあるそうですが、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤眞澄

特急発行制度についてでございますけれども、令和6年12月から、マイナンバーカードの発行が1週間で発行できる特急発行交付制度というのが開始されております。こちらは、通常でいけばマイナンバーカードの発行については、1か月から2か月くらいかかったのですけれども、1週間程度で発行することもできる取扱いになりましたので、こちらにつきましても、紛失等があって、急いでマイナンバーカードの発行をしてもらいたいということがありましたら、足寄町役場の住民課の戸籍のほうに来ていただければ、対応させていただきます。以上です。

質問 7番 木村明雄

分かりました。マイナンバーカードについては、メリットもあれば、数多くのデメリットもあるようです。これが、将来、未来に向けて、日本、そしてまた国民、足寄町の皆さんが、日頃安全・安心に暮らしていけるような、とても使い勝手のよい便利なカードだということになるような、そんなことを心から願うところであります。最後になりますが、マイナンバーカードの制度について、町長の日頃の思い、または願い、これらについてお伺いをして終わりたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

マイナンバーカードでありますけれども、私も今まであまり使う機会がなかったので、うちの中にしっかりと保管して、なくさないようにしていたところでありますけれども、最近、保険証だとかでも使うことになるということで、最近は日頃持ち歩いております。私も病院で2回ほど使わせていただきました。非常に便利で顔認証などもあって、暗証番号をきちんと覚えていないとまずいかなと思ったのですが、顔認証で、十分にきちんとすぐできたということで、そんなに難しいものではないと、やるまでは非常にどうかなと思ったのですけれども、やってみると意外と簡単にできたなと思っていまして、きちんと保険証にもひもづけがされていて、スムーズに診療が受けられたのかなと思っています。いろいろな形で、国が進めてきている事業でありまして、足寄町がどうのこうのとかというような話ではないのですけれども、やはりせっかく使われ始めてきているし、保険証だとか、それから今後でいけば運転免許証だとか、そういったものにも使われてきますし、それから個人の身分証明書みたいなものとしても使えるというようなことで、いろいろなメリットが出てくるわけでありますから、そういった意味では、町民の皆さん方も、なくさないようにしっかりと保管しながら、使っていただくようなことになるのかなと思っています。ただ、やはりなくしたりだとかという、そういう心配もあるのはきっとあるのだと思っていますが、マイナンバカードそのものが財産だとかそういったものを含んでいるわけではありませんので、それ自体ですぐに何かお金だとか、詐欺されるだとか、盗まれるだとかというようなことには、すぐにはつながっていかないのだろうなと思っています。オレオレ詐欺だとかそういったものについて、やはり一番は警察に届け出るというのが一番だと思いますし、また何かそのほかにそれに関して心配事があれば、役場のほうにも相談していただくことができるのかなというふうに思います。それから、マイナンバカードについても、それだけでなくしたということはあまりないだろうと思いますので、ほかのものと一緒になくしたというようなことであれば、それをまずは警察に届けるのが一番かなと思います。再度交付してもらうといったときにはやはり役場でやりますので、また役場のほうに相談に来ていただければというところであります。いずれにしても何か心配事等があれば、役場のほうにも、警察だとか役場だとか、それぞれ相談する窓口などがありますので、そういったところで相談していただくのが一番いいかなというふうに思っています。いよいよ今までいろいろな制度があって、途中で尻切れとんぼで終わってしまうようなこともありましたけれども、多分このマイナンバカードはそのまま引き続き続いていくとすれば、スムーズに住民の皆様も使いやすいような形になればと思っているところであります。あまりまとまった答えになっていたかどうか分かりませんが、以上でございます。

出典:足寄町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月15日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる