網走市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
マイナンバー制度について
2022年12月14日、網走市議会の一般質問で、松浦敏司議員が「マイナンバー制度について」質問し、市民環境部長 武田浩一が答弁しました。
- 質問者
- 松浦敏司 議員
- 答弁者
- 市民環境部長 武田浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 松浦敏司
それでは最後の項目、マイナンバー制度についてです。マイナンバーカードの普及状況についてでありますが、政府は最大2万円分のマイナポイントがもらえるということを売りにして、マイナンバーカードの普及促進を図っております。網走市民もマイナンバーカードを取得するため手続をしているようであります。現在マイナンバーカードの申請状況と、カード発行の普及状況について伺います。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
マイナンバーカードにつきましては、平成28年1月から交付が開始されておりまして、令和4年11月30日現在の当市におけるカードの申請状況は2万69件、59%、交付状況は1万6,080件、47.3%となっております。また、全国の交付状況は53.9%、全道は52.2%というふうになってございます。
質問 松浦敏司
思っていたより進んでいるのだなというふうに思います。マイナンバーカードを申請すると。4桁の暗証番号を忘れないようにしなければならないというふうに聞いております。私のように、高齢になってくると、これがなかなか難関でありまして、忘れるという。この番号を3回間違えるとロックがかかるというようなことで、非常にハードルが高いなというふうに私なんかは考えているのですが、どのようにアドバイスなどしているのでしょうか。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
マイナンバーカードの暗証番号についてでございますけれども、電子証明書の種類によって6から16文字のものと、数字4桁の暗証番号を設定していただきます。また、御指摘のとおり、マイナンバーカードを利用する際に、暗証番号を一定回数間違えて入力するとロックがかかってしまいます。暗証番号について、御案内をする際に、6文字以上のものは難しく感じる方も多いようですが、高齢者の方も銀行などで4桁の暗証番号を利用されている方は多く、4桁のものは比較的スムーズに御理解いただいているものと感じております。具体的なアドバイスについて、カードの券面に書かれたものはカードを見ると容易に推測されてしまうおそれもあるため、避けることなどをお勧めしている状況にございます。
質問 松浦敏司
4桁は金融機関もそうですけれども、免許証の更新のときもそうですよね。要はそういったものもいろいろあって、私なんか非常に不安を感じるものです。今のところ私はマイナンバーカードをつくる予定ないですからいいのですけれども、わかりました。医療機関での利用の体制についてです。マイナ保険証が使える医療機関、薬局は全国で10月末の段階で全体の3割程度にすぎないというふうに言われております。病院へのマイナ保険証導入を促進するため、政府は対応した病院の診療報酬を上乗せをしました。その結果、マイナ保険証が使える病院に行くと、使えない病院よりも窓口で払う負担が高いというふうに言われておりますが、網走の医療機関でのマイナ保険証が使えるところは幾つあるのか伺います。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
マイナンバーカードを保険証として使える市内の医療機関につきましては、現在のところ病院、クリニックが4か所、歯科医院が2か所、調剤薬局が10か所、計16か所となってございます。
質問 松浦敏司
それで、窓口での負担が若干であっても高くなるということが言われておりまして、3割負担の場合だと、マイナ保険証の場合は21円窓口負担が高くなっていたと、これが不評だったために10月から6円に値下げをしたと。ただし、マイナ保険証対応病院で従来の保険証を使うと、12円上乗せされると、いずれにしても負担が高くなるということに間違いはないのだろうと思うのですが、結局便利でも何でもない、負担が増えるというふうに私なんかは思うのですが、このことに間違いないでしょうか、伺います。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
マイナ保険証を利用した場合の診療報酬についてのお尋ねだと思いますけれども、医療情報・システム基盤整備体制充実加算として、オンライン資格確認システムが導入されている医療機関で受診した場合、マイナ保険証を利用する場合は初診、調剤分で9円の加算、マイナ保険証を利用しない場合は初診、調剤分で21円の加算となります。再診につきましては加算はありません。なお、調剤については6か月に1回の加算というふうになります。また、オンライン資格確認システムが導入されていない医療機関で受診した場合は加算措置はございません。
質問 松浦敏司
いずれにしても、負担が増えるというのは間違いないところです。次に、健康保険証の廃止問題についてです。政府は現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化したマイナ保険証に切り替える方針を発表しました。北海道新聞の「みなぶん特報班」がアンケートを行ったようですが、「一本化に賛成」は27.7、「反対」が34.5、「健康保険証とマイナ保険証を併用したほうがいい」が37.7で最も多かったと。このマイナ保険証に否定的な声が圧倒的のようであります。政府はマイナ保険証にすると便利なように言っているのですが、どうやら違うようです。マイナンバーカードの有効期限は10年ですけれども、5年ごとに自分で更新手続が必要となるというふうに言われています。今の健康保険証は送られてきますが、その違いについて伺います。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
健康保険証の廃止についてでございますけれども、政府全体でマイナンバーカードの普及を促進するため、その取組の一環として保険証との一体化を進め、令和6年秋に保険証の廃止を目指すこととしているところでございます。従来の保険証ではなく、マイナンバーカード1枚で受診いただくことで、医療機関がこれまでできなかった診療記録などをその場で確認することができるようになり、データに基づいたよりよい診療が受けられるようになるというふうに言われております。マイナンバーカードの有効期限につきましては、カードの作成日から成人の方は10回目の誕生日、未成年の方は5回目の誕生日までとなり、期限の3か月前からのカードの更新手続が可能となります。また、電子証明書は5回目の誕生日で更新手続が必要となりますが、これはあくまでもカード本体の機能についての更新手続というふうになります。現在国民健康保険証や、国民健康保険や後期高齢医療の保険証の有効期限は原則1年でございますけれども、マイナンバーカード保険証として使用すると、この1年ごとの保険証の更新ですとか、限度額適用認定証の申請の手続が不要となるというようなことがございます。
質問 松浦敏司
ちょっと確認したいのですけれども、いずれにしてもこのマイナンバーカードになると、自ら役所に行って手続をしなければならないということですよね。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
自ら来ていただいて更新手続ということになります。
質問 松浦敏司
そういうことなのですよね。今の保険証は送ってくるのです。古いのは廃棄すると、それで済むのですが、このマイナンバーカードは行かなければならない。健康でないと行けないということですね。健康保険証とマイナンバーカードの一体化は、カードを使ってオンラインで健康保険証の資格確認をするもののようであります。一体化は2015年に閣議決定され、2019年には法改正がなされ、同年に厚生労働省は保険証の原則廃止を目指すとする資料を公表しております。だから、廃止反対の声に対して手続を踏んでいるのだから今さら何を言うんだというふうに政府は思っているのかもしれません。しかし、保険証の廃止は国民にとって極めて重要なことです。国会審査を経ずに決めるのなら民主主義の否定と言わなければなりません。マイナンバー制度の根拠の番号法は、カード取得は任意とし義務とはしていません。全ての国民が公的保険制度に加入する国民皆保険制度の下で、保険証を廃止すればカードを持たざるを得なくなり、事実上の義務化になるというふうに思います。番号法違反になると思うのですが見解を伺います。
答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)
保険料を納めている方は基本的に保険診療を受けられる当然の権利を持っており、健康保険証とマイナンバーカードが一体化された場合、様々な事情でマイナンバーカードを持っていない方が必要な保険診療を受ける際、どのような手続をするのか、多様なケースが考えられるので、国はしっかり検討していくとの見解を示しており、そのように理解しているところでございます。そのことから、健康保険証とマイナンバーカードの一体化については、政府が今後細部にわたってきめ細かく環境を整備するものと認識しております。また、いわゆるマイナンバー法、個人番号法では、個人がマイナンバーカードを取得するかどうかは任意とされていると理解しておりますが、政府はマイナンバーカード取得が事実上義務化されるのではないかという記者会見での質疑に対し、御理解いただけるようしっかり広報していきたいと述べておりますので、今後の状況を確認してまいりたいというふうに考えております。
質問 松浦敏司
今、最後に部長が答弁したように、そう言わざるを得ないのですね、国もね。いずれにしても、保険証をなくしてマイナンバーカードに一本化するというのは、非常に大変なことだと。もう2年後ですからね。それまでに本当になるのかというふうに考えたときに、それは相当難しいだろうと、医師会などもそれは疑問を呈しているのですね。カードを持たない人はどうなっちゃうんだというようなことも含めて疑問を持っているという点で、この問題については私も引き続き勉強していきますけれども、相当問題があるなというふうに感じているところであります。以上で終わります。