遠軽町議会 令和7年第3回定例会 2025年6月18日
(1)深刻な物価高騰から町民を守る支援について/(2)町内の観光施設のよりいっそうの活用を
2025年6月18日、遠軽町議会の一般質問で、戸松恵子議員が「深刻な物価高騰から町民を守る支援について」「町内の観光施設のよりいっそうの活用を」について質問し、町長 佐々木修一、企画課長 大西公太、商工観光課長 水野徹が答弁しました。
- 質問者
- 戸松恵子 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、企画課長 大西公太、商工観光課長 水野徹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 戸松恵子
質問通告書に従いまして、2点質問いたします。1、深刻な物価高騰から町民を守る支援について。私は4年に1回、町民アンケートを行っています。お米を筆頭に多くの食品が値上がりし、また、ガソリン、燃料費、電気代などが高騰して、子育て世代や年金暮らしの高齢者からは生活がますます苦しくなっているという悲痛な声が上がっています。この物価高に対して、国から物価高騰対応重点支援給付金事業として、住民税非課税世帯に1世帯当たり3万円などが支給されたことは承知しておりますし、さらに町独自の取組として、町内の医療機関や福祉サービス提供事業所に対する補助などが3月の定例会で議決されております。しかし、今なお物価高騰は続いている状況ですので、町民全体により多くの支援が行き渡る町独自の対策が必要と考えますが、見解を伺います。2点目、町内の観光施設のより一層の活用を。町内各地域には、さまざまな観光施設があります。例えば、遠軽には、道の駅遠軽森のオホーツクや、太陽の丘えんがる公園虹のひろば、丸瀬布には、丸瀬布森林公園いこいの森や、やまびこ温泉、白滝には、遠軽町埋蔵文化財センター、生田原には、ホテルノースキングや、木のおもちゃワールド館ちゃちゃワールドなどです。各施設では、それぞれ工夫した取組を計画し、いろいろ努力されています。例えば、ノースキングとちゃちゃワールドには、割引共通券があります。また、温泉の取組では、お誕生日は入浴無料にしたり、毎週木曜日はペアで1人分の入浴料金で入れます。しかし、4地域の観光施設同士の連携が少ないと思われます。現在は物価高ですので、遠くの観光地に行ってお金を使うよりも、身近で魅力のある観光施設がたくさんある町内で楽しんでもらいたいものです。町内の施設や温泉、レストランを組み合わせるなど、お得に感じられるような取組を考えてはどうか、見解を伺います。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
戸松議員の一つ目の御質問、深刻な物価高騰から町民を守る支援についてにお答えをいたします。一般質問通告書にありますように、物価高騰に係る町の支援事業につきましては、国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し各種の支援金支給事業などを行ってきたところであり、令和6年度は、定額減税調整給付金、物価高騰対応重点支援給付金のほか、3月定例会において、令和7年度への繰越明許事業として医療機関・福祉サービス事業所等物価高騰対策支援金、保育施設給食費価格転嫁抑制事業支援金、燃油価格高騰対策営農支援金、中小企業等事業継続支援金、特定事業燃料価格高騰対策支援金、生活応援プレミアム付商品券発行事業補助金など、また、今議会においても、定額減税不足額給付金の予算を議決いただいたところであります。町民全体により多くの支援が行き渡る町独自の対策が必要では、との御質問でありますが、遠軽町としましては、国の交付金を活用しながら、必要な事業を計画し、実施してきたところであります。現時点において、国の新たな支援策の情報はありませんが、今後につきましても、新たな支援策が示された場合には、必要な事業を計画し、適宜実施してまいりたいと考えております。次に、二つ目の御質問、町内の観光施設のより一層の活用についてお答えいたします。町内各地域には、温泉施設をはじめ、花をメインとする施設のほか、展示をメインとする施設、体験観光のできる施設等を含めますと20以上の観光施設があります。合併前からの施設を含め、昭和の時代から平成、令和の長きにわたり、町内外より多くの利用者に御利用いただいております。施設の利用促進に対する取組として、これまで町内観光施設をビンゴスタンプラリーで周遊し、一定の施設利用により町の特産品が当たる取組のほか、町内温泉施設を巡るスタンプラリーなどを進めてまいりました。町としましては、関係機関と連携しながら進めてきましたが、期待どおりの効果があったものや、何年か継続したが思うように利用者数が伸びなかったものなど複数ございました。新型コロナウイルスによる行動制限を経て、昨今のエネルギー価格の高止まりや物価の高騰、ホテル宿泊料の値上がりにより客足が鈍る中、一方で、令和元年に旭川・紋別自動車道の延伸と合わせてオープンした道の駅遠軽森のオホーツクの効果もあり、昨年度まで本町の観光入込客数は増加を続けている状況にもあります。こうした状況を踏まえ、引き続き、町民並びに観光客のニーズに合った取組を進め、誘客を図るよう努めてまいります。以上です。
質問 6番 戸松恵子
先ほどの物価ですが、国からまた何かあれば引き継いでいくということでしたけれども、ちょっと町民のアンケートの声を紹介させていただきたいのですけれども、特に子育て世代の声からとしては「せめて中学生までの医療費の助成があってもいいと思う」「物価高のため、ぜひ給食費の無償化を実現してほしい」「遠軽高校入学で約30万円かかる。内訳、制服・指定ジャージで8万円、パソコン代7万円、入学金や教科書代で5万円、その他部活でそろえるもの、ジャージ代で約7万円、給付制度があると助かります」という声です。高齢者からは「物価高で年金暮らしは苦しいです。現金1万円から2万円でも欲しいです」「年金が少なく、施設に入るお金がありません。いざ一人で暮らせなくなったとき、どうやって施設に入ればいいのか、入れるのか不安です」という切実な声があります。現在、国会でも1人当たり2万円の給付金を給付するというような話も出ておりますし、消費税の減税の話も出ております。先ほど私が言いましたように、どの世帯にも一律に恩恵があるというのが、今一番求められているのではないかと思うので、国の動向も見たいのですけれども、町として一番取り上げやすいというのは、公共料金の値下げではないかと思います。さらに具体的に言いますと、東京都や札幌市、さらに岡山県の奈義町というところでも、物価対策として水道料金の基本料金を2か月から4か月分無料化するというようなところの自治体も出ております。今後、遠軽町としても、どの世帯にも一律でできるような公共料金の値下げみたいなことは、検討できないでしょうか。お願いします。
答弁 企画課長 大西公太
ただいまの戸松議員の御質問でございますが、先ほど町長からの答弁もございましたが、遠軽町における物価高騰対策につきましては、国の交付金を活用をしながら必要な事業を計画し、ということをその都度議会にも説明し、お諮りしながら実施をしてきたものでございます。今、全世帯を対象にした幅広の給付金ですとか、公共施設の料金の値下げといったこと、こういったことも過去のコロナ禍のときの給付金まで遡りますけれども、一定程度、遠軽町内においても、検討して実施してきたものもあろうかなというふうに思います。先ほど例示としまして、全国の市町村で実施しているというお話もありましたけれども、その市町村におかれましても、遠軽町と同様にさまざまな事案がある中で、計画・検討して実施してきたものというふうに考えてございます。遠軽町につきましても、先ほど町長から答弁がありましたが、今現在、新たな物価対策に対する国の支援策というのは示されておりません。報道等に一部ありますけれども、またそういったものが示されてから、今後どういった計画が必要なのかということを検討しながら、事業実施について検討してまいるという形になろうかと思います。以上です。
質問 6番 戸松恵子
今のお話で、ぜひ町としても、今、さまざまな大変な声がありますので検討していただけたらいいかなと思います。イギリスでは、前年度の収入に関係なく、リアルタイム・インフォメーションという制度があるそうです。公共料金など、ぜひ、町民の暮らしを守るために前向きに検討していただければと思います。次、2番目の観光に行きたいと思います。私、10年ぐらい前までの議事録を調べました。それで、平成26年6月議会でも、同僚議員が同じように町内の観光施設のPRと共通利用割引券を発行してはどうかという質問をしております。そのときには、前向きに検討しますという答弁をいただいています。その3年後の平成29年6月議会でも、同じく同僚議員が3年前に質問した共通利用割引券の発行が実施されていないのだけれども、さらにスタンプラリーのようなものも実施してはどうかというような質問が出ておりまして、そのときも複数施設の利用促進に向けて取り組んでいきたいというような答弁をいただいております。先ほどの町長の答弁でも、スタンプラリーは行っているということでしたが、平成29年度の答弁以降、具体的にそういう共通割引券の取組だとかスタンプラリーを行って、そのときの、先ほどの答弁では、あまり成果がないものもあったということなのですが、もし分かれば、もうちょっと詳しく教えていただきたいのですが。
答弁 商工観光課長 水野徹
ただいまの質問にお答えしたいと思います。平成29年に御質問いただきまして、その翌年に観光施設を中心として、16施設による「えんがる町夏のBINGOラリー」というスタンプラリーを行っております。この事業については、北海道の地域づくり総合交付金を活用して行ったというふうになっております。このスタンプラリーについては、その後、埋蔵文化財センターにおいて、謎解きイベントの元となった事業というふうになっております。そのほかには、平成19年から温泉のスタンプラリーも始めまして、また食の関係では現在も続いておりますが匠のアスパラ料理フェア事業、またえんがぁる愛食フェア事業なども行っているところでございます。以上です。
質問 6番 戸松恵子
先ほども話しましたように、せっかく遠軽町内にとてもすばらしい施設がいろいろありますので、今後もうまく活用できればいいなと思うのですが、一つ宣伝の方法についてなのですけれども、私もホームページを今回いろいろ見ましたけれども、各施設のことがいろいろ詳しく載っていて、楽しそうだなということはすごく分かります。若い人はきっとそういうホームページを見て参考にしていると思うのですが、なかなか年配の方でホームページまで見れない方も実際いると思うのです。そこで提案なのですけれども、毎月の広報に、全部ではなくていいのですけれども、例えば、このちゃちゃワールドの手書きの通信、こういうのはすごく大きく手書きで分かりやすい通信なのですけれども、こういうものとかそのほかの施設のイベントのお知らせ、例えば、丸瀬布いこいの森、昆虫生態館とか国宝に指定された白滝ジオパークとか、やまびこ温泉なんかともセットして、ぜひ宣伝したらどうなのでしょうかということで、特に夏休みや冬休み、5月の連休などは他町村から孫とか親戚が来たときに宣伝しておくと、おじいちゃんおばあちゃんが一緒に連れて行って、御飯も食べようかというような可能性が高くなると思うのです。昨日、提案されましたノースキングやちゃちゃワールドの入場者数も、夏休み・冬休みは増えてます。という点では、やっぱりよその他町村からも観光客が一番入ってくる狙い目のときだと思いますので、そういう年配者向けに、ちょっとお金はかかるのですけれども、こういう紙媒体の宣伝も広報なんかに入れていただけるという考えはありますか。どうでしょうか。
答弁 商工観光課長 水野徹
今の御提案、参考にはさせていただきますが、広報紙についても紙面の限りもあるかと思いますので、先ほど町長の答弁にもあったように、遠軽町は20以上の施設がございます。それをどういうふうに効率よく載せていけばいいのかというのもありますが、いろいろと誘客につながるように検討はしていきたいというふうに考えています。それと、うちの町の今の特徴としましては、道の駅遠軽が令和元年にできまして約80万人の方に来ていただいております。それで、道の駅遠軽のほうに多くの方が来ていただいておりますので、そこでやはり町内の観光施設への誘客をどう誘い込むかというのが、一番商工観光としての課題かなというふうに思っております。議員からの意見も参考にさせていただきながら、今後も誘客に対して検討してまいりますので、御理解いただきたいと思います。