遠軽町議会 平成30年第6回定例会 2018年12月13日
(1)子どもの医療費助成の拡充を/(2)自衛隊の演習場外への着弾事故に関連して
2018年12月13日、遠軽町議会の一般質問で、岩澤武征議員が「子どもの医療費助成の拡充を」「自衛隊の演習場外への着弾事故に関連して」について質問し、町長 佐々木修一、住民生活課長 高橋静江、民生部長 舟木淳次、総務部長 加藤俊之が答弁しました。
- 質問者
- 岩澤武征 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、住民生活課長 高橋静江、民生部長 舟木淳次、総務部長 加藤俊之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 14番 岩澤武征
通告書に従って、2点伺います。《平成30年12月13日》1点目は、子どもの医療費助成の拡充をという点です。日本も批准している子どもの権利条約では、差別の禁止の第2条や健康及び医療の第24条で、差別なく到達可能な最高水準の健康を享受すること並びに病気の治療及び健康の回復のための便宜を与えられる子どもの権利が認められております。将来の社会を担う子どもたちが元気で社会的に自立しなければ町も国もしぼんでしまいます。子どもの医療費助成制度は、未来への投資であると考えるからこそ、道内市町村では、小学生の通院で143、中学生の通院で137、高校生までは65の自治体が実施をしています。オホーツク管内では、18市町村のうち、小中学生の通院が14市町村、高校まで7町村が実施をしています。遠軽町でも子どもの医療費助成を拡充して、子育て世代が安心して住むことができるように環境を整える必要があると考えますが、いかがでしょうか。2点目、自衛隊の演習場外への着弾事故に関連して伺います。この事故があってから、町民から、遠軽ではどうなっているのだということで連絡がありました。この事件ですが、ことしの11月14日午後1時20分ごろ、滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野演習場で訓練中に発射した81ミリ迫撃砲の弾がそれて、国道303号脇に着弾し、アスファルトの破片が40メートルほど離れた演習場外に停車していた乗用車に当たり、後部座席の窓ガラスと窓枠が割れるという事故がありました。自衛隊によると、81ミリ迫撃砲2門を使った射撃訓練をした。81ミリ迫撃砲の弾は重さ4キロ、全長40センチ、破裂して周辺に金属片を飛び散らせ人を殺傷する。弾は、目標地点から北に1キロそれた。なぜ想定を外れたのか原因を調べるということでした。インターネットによると、遠軽駐屯地の主要装備に高島市で事故を起こしたものと同じ81ミリ迫撃砲が装備されていると記載されています。そこで、次の点について伺います。(1)報道によると、防衛大臣は、全国の81ミリ迫撃砲の使用を、原因がわかるまで全国的に中止すると発言していますが、町民の安全のために、事故の原因が究明されるまで訓練、使用を中止するよう遠軽駐屯地に要請すべきと考えますが、いかがでしょうか。(2)千歳市や別海町では、町のホームページで演習について公表しています。町民の安心・安全のために、駐屯地の演習に関して情報の提供を求め、町民にも知らせてはいかがでしょうか。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
まず、岩澤議員の子どもの医療費助成の拡充についてお答えをいたします。昨年9月の一般質問で同様の趣旨の質問があり、答弁をさせていただいておりますとおり、町としては、現在、乳幼児等医療費助成事業の中で、小中学生の入院に対する助成を実施しているところでありまして、繰り返しになりますが、妊娠から出産、乳幼児から3《平成30年12月13日》歳児までの母親からの相談や保健指導、栄養士による離乳食講座など、多くの要望に沿った子育て支援事業を実施しております。子育て支援や少子化対策につきましては、各自治体において、地域の実情に応じ自主性を発揮し行っており、本町におきましても、限りある自主財源の中で、赤ちゃんから高齢者まで広範囲にわたる行政サービスが求められておりますことから、中学生までの入院に対する助成を引き続き行ってまいりたいと考えております。次に、自衛隊の演習場外への弾着事故に関連しての質問にお答えをいたします。まず、1点目の防衛大臣は、全国の81ミリ迫撃砲の使用を、原因がわかるまで全国的に中止すると発言していますが、町民の安全のために、事故の原因が究明されるまで訓練使用を中止するよう遠軽駐屯地に要請すべきとのことですが、防衛大臣が全国的に中止すると発言をしており、既に射撃訓練については中止されているため、遠軽駐屯地に要請する必要はないと考えております。2点目の千歳市や別海町では、町のホームページで演習について公表しています。町民の安心・安全のために、駐屯地の演習に関して情報公開を進め、町民にも知らせてはいかがかとのことですが、千歳市や別海町において公表している自衛隊の訓練につきましては、自衛隊側から部外に通知を必要とする訓練として、通知を受けたものをホームページで公表しているものと認識しております。町といたしましては、遠軽駐屯地から部外に通知を必要とする訓練として通知された場合、ホームページ等で公表することも検討したいと思います。以上でございます。
再質問 14番 岩澤武征
再質問します。遠軽町は、小中の入院をやっているという今の答弁でしたけれども、昨年度の中学生の入院についてはどのぐらいあったのでしょうか。
答弁 住民生活課長 高橋静江(住民生活課長は2022年3月まで)
中学生のみならず、子どもの入院件数と通院件数、それぞれ調べておりますので、お話ししたいと思います。平成29年度の実績で申し上げますと、入院が乳幼児では230件、金額にしますと644万2,333円、小学生につきましては、7件で23万7,015円、中学生につきましては、4件で21万2,569円となっております。通院につきましては、全体で9,581件、金額につきましては、町の負担分として1,183万2,400円ほどになっております。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
もう一度、全く聞き取れなかったので、ゆっくり話していただければありがたいのですが。《平成30年12月13日》
答弁 住民生活課長 高橋静江(住民生活課長は2022年3月まで)
それでは、入院の件数で申し上げます。入院の件数につきましては、乳幼児では230件、金額で644万2,330円ほどです。小学生につきましては7件、金額で23万7,000円ほどです。中学生につきましては、4件で21万2,500円ほどとなっております。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
この中で町独自でやっているのは、幼児も小学生も中学生も全部、町独自でやっているのでしょうか。
答弁 住民生活課長 高橋静江(住民生活課長は2022年3月まで)
全て町独自でやっている分でございます。
再質問 14番 岩澤武征
それでは、医療費の予測なのですが、もし通院費を町で見るとしたら、小学生、中学生はどのぐらいかかるのでしょうか。これも試算になると思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 住民生活課長 高橋静江(住民生活課長は2022年3月まで)
通院につきましては、全体で1,183万2,470円ほどとなっております。
再質問 14番 岩澤武征
小中学校の生徒で1,183万円ということで、通院費にかかっているということですが、子育て世帯では、これだけの負担をしているということになるわけです。町の将来を背負って立つ子どもたちの健康のための支出というのは、先ほども話しましたけれども、未来への投資だというふうに思うのです。先ほど町長は、それぞれの自治体で考えることだということですが、遠軽町でもぜひ考えていただきたいのですが、未来への投資だというふうに考えるのであれば、健やかに育ってほしいと願う子どもの家族の思いと、それから遠軽町、行政の役割が一致することになるのではないかなというふうに思うのです。この医療費、先ほども話しましたけれども、網走管内では斜里と置戸と遠軽が中学校の入院ということでやっています。あとは全部、小中学校の通院もやっています。そういうことで、この医療費の助成ということが、それぞれの町村で、やっぱり大事なことだということで、これが随分多くの町村で実施されるようになったと思うのです。このことによって、遠軽町でも安心して子どもを産むという思いにつながるのではないかというふうに思うのですが、その辺はどういうふうに受け止めているのでしょうか。
答弁 民生部長 舟木淳次(民生部長は2019年12月まで)
例えばですけれども、中学生まで医療費を無料化した場合の話になりますけれども、そうなると遠軽町では約6,500万円ほどかかるということに《平成30年12月13日》なります。それぞれの地域において、少子化、また、周辺の自治体の格差を起こさないように、それぞれ努力はしているところでありますけれども、御質問にありますように、子どもの医療費の助成については、子育て環境の一つであるというふうに考えております。子育て世代が安心して住むことができるということになるには、やはり医療の充実が大切だというふうに思っております。遠軽町としては、産婦人科の部分について努力をし、昨年9月から2名体制になりました。また、ことしの4月からは小児科の先生も2名増員して、4名体制となったということでございます。一つの側面から見るというわけではなくて、全体を通して、遠軽町としては子育て世代を応援していきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
その話もよくわかるのですが、子育て世代にとって、子どもの健康、命というのはやっぱり第一番ではないかなと思うのです。そのために多くの町村でこのことを実施しているわけです。本来であれば国がやるべきだというふうには思うのですが、今の段階ではまだそうなっていませんから、それぞれの町村が努力して、これを実施して、5年前には大分少なかったのですが、実施している町村が、このたびは本当にふえました。そういう点では、遠軽町が子どもの医療費の助成については、管内的にも非常におくれをとるのではないかなという心配をするのですが、検討する余地はないですか。
答弁 民生部長 舟木淳次(民生部長は2019年12月まで)
先ほどの町長の答弁にもありましたけれども、限りある自主財源の中で、赤ちゃんから高齢者まで広範囲にわたる行政サービスが求められており、行っているところであります。このため、中学生までの入院に対する助成については引き続き行っていきたいというふうに考えております。なお、子どもの医療費の助成制度に関しましては、関係団体が厚生労働省に要請活動を行っておりますので、今後の国の施策の動向を注視しながら取り組んでいきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
非常に残念です。国が早く方向転換して、全ての子どもの健康を守るという立場に立ってくれることを、一日も早く実施してもらえればなというふうに、その点では皆さんと同じ考えです。とにかく子どもの健康に関すること、第1番目に考えるということをぜひ追求していただきたいなというふうに思います。2点目の(1)ですが、防衛大臣が中止するということで、現在中止しているということで、この点については再質問はありません。それから、2点目の(2)通知についても、自衛隊側から通知されて、初めて町としてということのようですが、それであれば、自衛隊から通知されるのを待つのではなくて、《平成30年12月13日》ぜひ町として、演習の計画を知らせてほしいと、支障のない範囲で教えてほしいということで、こちらから連絡をとって、それを皆さんに知らせるという方法はとれないのでしょうか。
答弁 総務部長 加藤俊之(総務部長は2019年12月まで)
先ほど町長から御答弁したような形で、自衛隊側から自治体のほうに通知が必要なものということで来た場合については、うちのほうで検討するという形でございます。今、岩澤議員言われるのは、訓練を、例えば遠軽町以外でやる分も含めてということの御質問でよろしいですか。遠軽町内(「町内です」の声あり)ということですよね。そういうことで、自衛隊側のほうから、例えば町の施設を使うとかということになると、申請等は来ますけれども、さまざまな訓練がございますので、自衛隊側から、先ほど言いましたように、自治体のほうに通知しなければならないということであれば、うちのほうで検討していきたいという形で、御理解を願えればと思います。
再質問 14番 岩澤武征
わかりますが、事故のあった高島市の例をお話しすると、自衛隊の演習場での演習内容に関して、使用する火器とか期間について事前に市が提供を受けて、ホームページ上で市民に明らかにしているということです。火器等の騒音などに関して、事故や工場などの爆発と間違えないように、演習での音ということ、それから期間がいつなのかということなど、市民が知ることで安心して市民生活ができるということで、ホームページ上で知らせているということなのです。遠軽町でも駐屯地での火器の音だとかヘリコプターの音などで、町民にとっても、突然始まる演習に戸惑う人もおります。今までも演習のヘリコプターが飛んだときなんかも、そういう問い合わせがありました、私のところにですよ。こういうことですので、自衛隊のほうで差しさわりのない範囲で、遠軽町で演習を行う場合の予定、それをお知らせ、提供していただいて、町としてホームページで知らせると。そうすれば、ホームページではお金がかかるわけでもないので、そのぐらいのことは、町民にとっても安心できるのではないかなということですので、ぜひそういうふうに取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 総務部長 加藤俊之(総務部長は2019年12月まで)
自衛隊で毎年やっております記念式典等で、訓練で大きな音を出すとか、ヘリコプターの関係につきましては、事前に周知もしてございますし、町のほうでも、こういうことが行われますというような形で周知をしているところでございますので、先ほども申し上げましたように、一つ一つの訓練を全てこちらのほうで把握して、全部公表するということは難しいと思いますので、何回も申し上げて申しわけないのですけれども、自衛隊側から通知があったものについて、部外にお知らせをしなければならないものについては、先ほど言いましたように、検討していきたいという形で、御理解を願えればと思います。《平成30年12月13日》