遠軽町議会 令和3年第6回定例会 2021年9月8日
(1)子育て支援の拡充について/(2)高齢者施設の増設について/(3)高齢者宅の除雪について/(4)保育所の各部屋にエアコンの設置を
2021年9月8日、遠軽町議会の一般質問で、岩澤武征議員が「子育て支援の拡充について」「高齢者施設の増設について」「高齢者宅の除雪について」「保育所の各部屋にエアコンの設置を」について質問し、町長 佐々木修一、保健福祉課長 古賀伸次、建設課長 井上隆広、子育て支援課長 太田貴幸が答弁しました。
- 質問者
- 岩澤武征 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、保健福祉課長 古賀伸次、建設課長 井上隆広、子育て支援課長 太田貴幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 14番 岩澤武征
通告書に従って、4点お尋ねをします。1点目の子育て支援の拡充についてですが、これはもう、過去何度も伺った問題です。遠軽町では、年々、子どもの人数が減少しています。15歳以下の人口を4年前と比較すると2,520人から2,172人と約14%も減少しています。ゼロ歳児は、昨年12月末で86人と2桁になっています。このときの1歳児は120人ですから、前年度比25%減です。「遠軽町は、近隣町と比べても子育て世帯に対する支援が少ない。」、「子どもの医療費が高いので、引っ越しを検討中。」、「子どもの医療費3割負担は、本当に厳しいので、15歳までの医療費無料化を早く進めてほしい。」などといった子育て世代の声を聞きます。このような子育て世代の切実な声に町長がどのように応えるのか、子育て世帯の皆さんは注目しています。この問題は、若い人たちのためだけでなく、少子化が急速に進行する町の将来の問題です。小・中学生の医療費無料化について取り組むべきと考えますが、見解を伺います。2点目。高齢者施設の増設についてですが、令和2年度末の人口で、遠軽町の後期高齢者は3,985人です。家族と生活している人はまだよいとして、体の弱い独り暮らしの人は大変です。私も独り暮らしの方を訪問することがありますが、杖をついたり、手押し車であったり、すぐには立ち上がれなくて、時間のかかる人もおられます。「施設に入りたいが、なかなか入れない。」といった不安や、高齢になってから遠軽に戻ってきた方からは、「遠軽は施設が少なく、料金も高い。」といった声を聞きます。遠軽の施設は、どこも待機者が70人から80人という現状から、高齢者の施設を増やす必要があると考えますが、見解を伺います。3点目。高齢者宅の除雪について。高齢者や地域の人たちが困っている除雪の問題です。これまで、善意で地域の高齢者宅の除雪を手伝ってきた人たちも高齢になってきており、地域の問題ともなっています。高齢者福祉事業の除雪サービス事業で規定している収入120万円の制限を外して、希望する高齢者の除雪は受け付けるべきです。また、道路除雪の玄関前への置き雪で困っているという声をよく聞きます。これらの対策も含め、町の見解を伺います。4点目。保育所の各部屋にエアコンの設置を。今年の夏の暑さは、北海道の常識を一変して、本州並みの暑さが続きました。大人でさえ動くことが息苦しくなるあの暑さの中、保育所の幼児たちはよく過ごせたと思います。こんな気候の中、遠軽の保育所では、子ども用のエアコンは1台しかありません。ゼロ歳児、または1歳児の部屋にあるだけです。先生方の様々な工夫と御苦労で、子どもたちは元気に過ごしたようですが、この気候は今後も続くと予想されています。子どもたちの健康と命を守るために、また、先生たちの苦労を少なくするためにも、各保育室にエアコンをつけるべきと考えますが、見解を伺います。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
1点目の岩澤議員の御質問でございます。私も、何度も御答弁を申し上げて、今までもおりますが、子育て支援の拡充のための小・中学生の医療費無料化についてであります。質問の冒頭に、15歳以下の人口減少に触れておられますが、管内における同時期の人口状況は、管内全ての市町村で約3,400人減少しており、人口規模の近い市・町においては、遠軽町とほぼ同様の減少率となっております。また、ゼロ歳児・1歳児につきましても約250人減少しており、遠軽町を含め、約半分の市町村では20%以上の減少率であり、中には50%を超える自治体もあります。ただし、遠軽町につきましては、近年におきまして、前年度より増えている年もあり、あくまでも単年度の数値と認識をしているところであります。厚生労働省が発表した昨年の出生数が、統計開始以来、過去最少とのことであり、全国的な少子化問題と言われております。御質問の小・中学生の医療費の無料化についてでありますが、町は、地域の実情に応じた行政サービスを限られた財源の中で行っており、医療だけではなく、妊娠中を含め乳幼児から高校卒業までを子育てと捉えているのが、私の政策であります。こういったことから、さまざまな支援を実施しております。この件につきましては、今年3月の一般質問のほか、過去にも数回質問されておりますことから、これまでの繰り返しになりますけれども、町といたしましては、小・中学生の医療費の無料化をする考えはありませんが、中学生までの入院に対する助成を引き続き行ってまいりたいと考えております。次に、2点目の高齢者施設の増設についての御質問についてお答えいたします。令和2年度第8期介護保険事業計画の策定時に、本町に居住する在宅の高齢者の生活状況や介護サービスの利用状況等を把握するため、施設居住者を除く要介護認定を受けている方と、その家族を対象として実施した在宅介護実態調査では、「入所・入居を検討していない」と回答した方の割合が約半数となっております。一方、介護を担う側としては、入浴・洗身、外出の付添い・送迎等、認知症状への対応などに不安を抱えている方が比較的多く、在宅生活を望む多くの方は、在宅でもう一支えを望まれております。待機者が70から80人という岩澤議員の現状の認識につきましては、特別養護老人ホーム等の定員が多い施設の待機者を指すところであり、その待機者については、他の介護施設と重複して入所申請をしていることや、長期入院の方もおり、実際の待機者数は少ないと考えております。在宅介護実態調査のとおり、町民のニーズとしては、できる限りの在宅生活が望まれていることから、在宅介護サービスの充実を推進してまいりたいと考えております。次に、3点目の高齢者宅の除雪についての御質問にお答えいたします。本事業は、遠軽町保健福祉サービス事業条例で定めているもので、対象は65歳以上の単身世帯及び世帯員全員が65歳以上の世帯、そして、世帯員いずれもが健康状態または身体状態から日常生活に支障があり、除雪することが困難で、家族または親族、隣人等の援助を得られない方を対象としております。除雪基準としては、積雪量がおおむね15センチメートルを超えた場合に、救急車のストレッチャーが通れる1メートル幅を除雪するものであります。収入120万円の制限を外して、希望する高齢者の除雪は受け付けるべきとの御質問については、町は地域の実情に応じた行政サービスを、これも限られた財源の中で行っていることから、収入120万円を超える方については、一般の除雪事業者及びシルバー人材センターを紹介するなど、民生委員と連携を図りながら、高齢者の除雪作業を進めているところでございます。今後も収入120万円の基準については、継続してまいりたいと考えております。また、道路除雪の玄関前への置き雪で困っているという件についてですが、これは除雪車が道路の雪を押した際にこぼれ出たものと思われます。道路除雪は除雪機械の進化や大型化に伴い、それまで道路脇に寄せるだけの方法から、極力、住宅前などに雪を残さず、公園や空き地などに一時堆積するよう変更してからは、多くの町民に喜ばれ、感謝のお手紙も頂くようになりました。一方で、自然相手に作業することから、雪の降り方によっては、時間がかかったり、全てを取りきることが難しいことも事実であります。今後とも、除雪方法を工夫し、こぼれ雪を残さないように努めるとともに、自治会への協力を求めるなど、高齢者への配慮に努めてまいりたいと考えております。次に、4点目の町内保育所の各保育室にエアコンをつけるべきとの御質問ですが、各保育所では、一つの部屋にエアコンを設置し、暑い日には、その部屋に子どもたちを避難させております。そのほかの暑さ対策につきましては、各保育所の保育室には、2台から3台の壁掛け式の扇風機を設置しており、必要に応じて持ち運びのできる扇風機も利用し、これにより、涼しくなる部屋もありますので、その部屋も利用しております。また、例年、暑い時期には、水遊びをするなど遊びに工夫をするとともに、スポーツドリンクやミネラルのタブレットなどを小まめに摂取し、体温・室温の確認など熱中症予防の対策を十分に行い、保育を実施しているところであります。「各保育室にエアコンの設置を」とのことですが、現在の取組により、暑さ対策ができている状況と考えております。以上でございます。
再質問 14番 岩澤武征
再質問いたします。一つ目の子どもの医療費の問題ですが、今までと同じように財源が限られているということで、町としては中学生の入院はやるけれども、それ以外のことは現状どおりという答弁でした。私たち、実は、この春にアンケートを取ったのですが、この子どもの医療費の要望が一番多かったのです。さまざまな声があったのですが、本来、この医療費の問題、子どもだけではなくて、国民の医療費負担の問題は国が責任を持つべき問題だという認識はしています。しかし、現在、国がやらない状況では、多くの自治体が独自で実施をしていますよね。網走管内でも18市町村のうち、15市町村がそれぞれの町で中学生まで、あるいは高校生までの医療費無料化を実施しています。そういうことで、それぞれの自治体が、それぞれの自治体の子どもの健康と命を守るということをやっているわけです。今、町長の答弁では、妊娠から高校までしっかりやっていると、子育て支援をやっているということなのですが、多くの子育て世代の人たちは、この子どもの医療費についてすごく要求が強いのです。さまざまな声があるのですが、ここにも、今、最初の質問の中にも入っていますけれども、「とにかく遠軽町の15歳までの医療費の無料化を早く進めてください、皆さん困っています。」とか、「中学生までの医療費をせめて1割負担にしてほしいです。」、「小学生はまだ病院の受診が多いです。」というような声だとかあります。それで、この問題は、子育て支援の一つとして考えるのではなくて、やはり子どもの健康と命を守るということは、町の政策の基本といいますか、そこに位置づけるべきではないかと思うのです。そういう意味で、このほかの、妊娠から高校までいろいろな子育て支援をしているけれども、という先ほどのお話よりも、一歩、この医療費の問題、命に関わる問題ですから、町の政策の中心に据えると、ここは大事なことだと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
その医療費の件については、以前も国保の質問も頂いて、御答弁をさせていただいたところであります。まず、政策の組立ての、議員、大きなお話になりましたので、私の考えを述べさせていただくと、基本的に、まずはほかの市町村が、管内でも18市町村がやっておられるというようなことがありまして、そこは当然、私どももつかんでおります。15でしたか、15とおっしゃいましたけれども。やはり地方自治を我々はやっているわけですから、その町、その町の考え方でやるべきものだというふうに思っております。そういった中で、例えば、近隣町村でも、つい最近から学校給食を始めたところもあります。それはやはり、その町の考えでありますし、いろいろなやり方でそういう給食も子育て支援の一つだとすれば、多分ほかのことをやっていたのだろうというふうに推測されるわけでありまして、ここはやはり、一つ政策を考えるときには、私は先ほども答弁しているとおりに、やはり自分の町の状況を見ながら、判断をしていきたい。それと、もう一つは、子どもの医療費の無料化を多くの方が望んでおると。これは確かにそうでありましょう。子育て支援に限らず、やはり無料になれば、医療費どころか税金だって何だって、施設の使用料だって無料になるに越したことはないと思いますが、やはりそのような社会というのは、なかなか維持していくのは難しいのではないでしょうか。そういった意味で、やはり私は私の町の中にあった施策をやっているということでありまして、高校までというのは、私はずっと言っているのは、やはり留辺蘂高校も廃校に今度なってくるのでありましょう。そういった意味で、遠軽高校というのは遠軽町だけではなくて、この地方のやはり教育を支える、また、この地域を支える大きな一つの柱であります。そういったものから、遠軽高校について、いろいろ、これはもう高校生までですね、支援を、これはほかの町に負けないくらいの支援をしております。そういった意味で、乳幼児だけではなくて、子育てというのを幅広く捉えてるというのが、私の考えであります。これは、どの世帯にあっても、これはやはり、金銭のいろいろな支援の補助を受けたいという人は、それは聞けば、皆さんそういうふうにおっしゃられるというふうに思いますが、そういうこと、全体の財源等も勘案して、また、自分の町の実情などを勘案して、やってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 14番 岩澤武征
それぞれの町が、それぞれの状況に応じてやっているということなのですが、これは、それぞれの町は、やはり子どもの命と健康が大事だということでやっているのですよね。特に、この医療費の問題については、どこの町でも、子育て世代にとっては大きな負担になっているということで、さまざまな要求運動もあったりして、やっているのですが、今の町長の答弁では、そればかりではないと、ほかにもいろいろなやることがあるからということなのですが、ちょっと私としては残念な気がします。私は、やはり子どもの健康と命を守ること、これがまちづくり、将来のまちづくりにもつながっていくのだという観点に立てば、当然、そういう立場でいろいろな支援を充実していくということが必要だろうなというふうに思います。もう少し言いますと、これも町民の声なのですが、「子育て支援が、ほかの町に比べて遅れています。」と、「北見市、岩見沢市と暮らしてきて、今どき医療費の助成がなく、遊ぶ場所も少ない。この町に本気で定住してほしいなら、まず力を入れるのが子育て世帯ではないでしょうか。」という声があるのですが、本当に町民の中には、遠軽町が住みづらいと思っている若い人たちもいるわけです。こういうふうな若い人たちの考え方は、これは異常でしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
子どもたちの医療については、岩澤議員は、早い話が、町で全部負担をして、維持してほしいというお考えであります。まずは、その医療を維持することでも大変なのです。私たち、今、遠軽厚生病院、新型コロナウイルス感染症の関係で、本当に遠軽厚生病院の価値を皆さん感じていると思いますが、これは乳幼児医療についても同じであります。小児科の先生、まずはもっと言えば、厚生病院を維持していくために、ここに町も莫大な支援をしてやっているわけです。そういうことがやはり、一つお考えをいただければなというふうに思います。それから、そういう遠軽町が住みづらいという声があるということを、どう考えているのかということでありますけれども、それは、そういう人もいるでしょう。だけれども、遠軽町が住みよいと、非常に子育てもしやすいという声が届いているのも事実であります。以上でございます。
再質問 14番 岩澤武征
さまざまな意見があるのは分かるのですが、とにかく子育て世代の人たちが、安心して子どもたちの命の心配なく過ごせるような町になってほしいなというふうに思います。2点目、高齢者施設の増設の件ですが、今、第8期の計画のことから、待機者は少ないと。町としては、在宅を推進しているというようなお話でした。高齢者にとっては、孤独が一番不安なのだろうと思います。やはり、そのためにいろいろなデイサービスとか何とかで行って、お話をして、あるいは近所の人たちが来て、話をしてということがあるのですが。これまで町のために貢献してこられた人たちの中には、こういう声もあるのです。「子どもも夫もいない。全くの独り暮らしの国民年金での暮らしの老人が、安心して暮らせる老人ホームがあればと願っています。」という声だとか、「低所得者が入所できる特養老人ホームの増設をお願いします。」という70代の方だとか、こういう声があるのです。こういうふうなできるだけ経費が安くて、安心して暮らせる居場所を提供するというのも、町としての大きな仕事だろうと思うのです。先ほどの話では、これ以上増やさない、在宅を推進するということですが、こういう不安を抱えている人たちがいるということについては理解していただけますか。
答弁 保健福祉課長 古賀伸次(保健福祉課長は2022年3月まで)
答弁にもありましたように、在宅介護実態調査におきまして、在宅を希望されている方は半数弱いらっしゃるということで、一方で、施設の申請中の方につきましては14%程度は申請中の方でございます。また、施設を検討されている方も30%ほどおりますので、施設を検討されている方も一定程度はおられるとは認識はしております。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
この問題も医療費と同じで、そういういろいろな制度から漏れる人といいますか、外れている人といいますか、だけれども、こういう高齢者の方たち、やはりじっと我慢しているのですよね。私が我慢すればいいのだということで、独り住まいで頑張っている人もおられます。そういう実態があるということはもちろん承知されていると思うのですが。そういうことを頭に入れながら、ぜひ政策の推進をしていただきたいと思います。三つ目の高齢者宅の除雪についてなのですが、これもいろいろな条件があって、120万円の制限は外さないということなのですが、この120万円の制限を外したら、実際どのような障害が起こるのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 古賀伸次(保健福祉課長は2022年3月まで)
120万円の制限を外すということで、まず、利用件数の増加ということが想定されます。現在、除雪サービス事業の利用者数につきましては、令和2年度が22件、延べ回数で113回となってございます。町の事業以外に事業を委託実施しておりますシルバー人材センターが、一般の申込として直接除雪事業として実施している件数では、令和2年度は延べ回数で172件を実施していると伺っております。シルバー人材センターとしては、現在の件数を実施することで手いっぱいで、今後、降雪が増えた場合や件数が増えた場合には、対応に余裕がない状況があると伺っておりますので、収入要件を撤廃して事業を拡大することについては、現状としては考えておりません。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
私としては、こういうことでぜひやってほしいと、除雪してほしいという人がいる以上、それにどう対応したらいいかということを考えてほしいと思うのです。シルバーセンターのほうでも、手いっぱいだからこれ以上受付けられないという話でしたけれども、その対応については、件数が増えれば、それなりに手を打つことはできるのではないかと思うのです。そこは、皆さんの工夫の仕方できるのではないかと思うのですが、これ以上、本当に受け付けられないのですか、除雪は。増えたら、対応できなくなりますか。本当に困っている人たちがいるのです、現実に。
答弁 保健福祉課長 古賀伸次(保健福祉課長は2022年3月まで)
答弁にもございましたとおり、限られた財源の中から地域の実情に応じた行政サービスを実施していることから、福祉の事業として実施するのは収入120万円を基準として実施していきたいと考えております。除雪サービス事業の申請に当たりましては、地域世帯の実情を把握している民生委員と連携して進めておりますので、収入120万円を超える方につきましては、民間の除雪事業者、またはシルバー人材センターを紹介するなどして除雪事業を進めてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
私のほうからも、ちょっと基本的なことを答弁させていただきます。120万円の基準については、実は、町内の、私も住民懇談会とかやっていまして、そういうところで、最近はなくなりましたけれども、過去に3年、4年ぐらい続けて毎年同じ御質問、要望を頂いております。それは、120万円を、では、120万円だと受けられない人がいるので、10万とか何ぼか下げてほしいと。だけれども、毎回これもお話ししていることは同じなのですけれども、下げたら下げたで、またそれに引っかからない人が出てくるのですよね。それで、岩澤議員は撤廃という話ですけれども、では、それでは、町内にも高所得者の方がおります。そういう人たちもしなければいけないのですか。そういったことは、福祉サービスでも、税の控除でも、いろいろ国も町も道もやっていますけれども、これだけでいいのでしょうか。全部撤廃することになるのでしょうか。。やはり、そういった問題も考えながら我々は、先人たちが一定のこういう制度をつくり上げてきたものだというふうに思っておりますし、私はやはり、今までどおりでよろしいのではないかというふうに思っております。以上でございます。
再質問 14番 岩澤武征
町長の考えは、よく分かりました。ただ、町民の中ではこういう声もあります。「業者に頼むと、金額が高いので支援が欲しい。」と。それから、「除雪は、業者に頼んでもお金が1回で済むわけではないし。」ということで、これは高齢者ではなくて、若い人もそうなのですが、そういう声が実際にあるということを、ぜひ、頭の中に入れておいてほしいなと思います。次、さらに、この除雪については、町内会で、それぞれ役員の方が担当して、高齢者の除雪をしているというところはあります。私の知っている方が、自治会の役員をやっていて、高齢者のお宅の除雪をしていて、突然死されたということが3年か4年前にあったと思うのですが、自治会の役員の皆さんも高齢化して大変だということがあります。先ほどのお話で、どういうふうにして解決していいか、私にはちょっと分からないのですが、こういう悲劇的なといいますか、ことまで起こっているの実情なのです。ぜひ、今後考えてほしいなと思うことと、もう一つ、この置き雪のことについて。「独り暮らしのため、冬の除雪について、家の前をきれいに除雪した後、除雪車にどっかり雪を置かれて困る場合がある。」と。「年に数回ではありますが、出口をふさがれ、朝、仕事前に道をふさがれると困る。せめて、玄関と道路の間の配慮をしていただけたらと思っています。」という60代の方の声がありましたけれども。これは、先ほど答弁があったように、年々、除雪については、私もすごく丁寧にきれいにやられているなという印象はあります。ただ、中には、こういうこともあるので、町としては、除雪の業者とその辺のことはしっかり連携をとりながら、町としての要望もしていると思うのですが、こういう件については、どうでしょうか、把握はしていますか。
答弁 建設課長 井上隆広(建設課長は2024年3月まで)
置き雪に関して、中には、置いていかれたとかいう話、苦情とかも受けることもございます。それに関しても、万が一、大量に置いていくようなことがあったときに関しては、町としても対処するようにしております。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
ぜひ、丁寧な対応をお願いしたいと思います。4点目の保育所にエアコンをぜひという話なのですが、先ほどの答弁では、扇風機もつけているし、暑さ対策はできているということで、エアコンの増設は考えていないという答弁だったのですが、この問題、私もアンケートで初めて知ったので、びっくりしたのです。今年の夏は、特に暑くて、私もエアコンは前からつけていたのですが、ほとんど使わなかったのですが、今年は本当にエアコンが活躍した年になりました。私どもでさえ、暑くて息苦しい状況なのに、保育所に1台しかないということで驚いたのですが。この、保育所にエアコンがついてない、各部屋につけてほしい、あるいは、エアコンをもっと増やしてほしいという要望は、現場からないのでしょうか。
答弁 子育て支援課長 太田貴幸(子育て支援課長は2024年3月まで)
ただいまの質問についてお答えいたします。エアコンを設置しましたのは、令和2年度に各保育所に設置させていただいております。その後につきましては、親御さんからのそういった要望等は、こちらには入ってきておりません。
再質問 14番 岩澤武征
やはり、現場の先生方からも、親からもなかなかそういう声は上げづらいのですよね、実際のところ。町にものを言うというのは、大変な度胸がいることなのです、町民からすると。それで、これもアンケートに答えてくれた方の一つの声なのですが、「子どもを育てる、あるいは預ける場については、環境が悪すぎる。」、これは保育所のことですよ。「冬は、室内寒いし、夏はエアコンがついていないので暑い。小さい子の居場所をきちんと整えてほしい。」と、これは親御さんの切なる願いだと思います。多分、家にはエアコンがあるのだろうと思います。先ほど、町長、先生方が工夫してエアコンのある場所に集合させたり、あるいは水遊びをさせたりということをおっしゃいましたけれども、私は、保育所に行って先生方の話を聞きましたけれども、そのたびにえらい苦労をしているのです、子どもの移動ですから。時間はかかるし、一人一人を見なければならないしということで。その自分たちの部屋で過ごす時間が非常に少なくて、昼寝もできないと、暑い部屋では。だから、ゼロ歳児のところに移動して、させているというようなこともありました。だから、そういう苦労を解消させるためにも、子どもたちにやはり、できるだけ快適な場所で、その保育をするということをやってもらうためにも、私は、年次で少しずつでもいいからエアコンをつけていくというようなことを計画してもいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
岩澤議員の御質問だと、本当に遠軽町はひどい町で、住民がみんな逃げていくような御質問をたくさん、御指摘を頂いておりますが。保育所について、エアコンについては、先ほど来、私も担当もお話ししておりますが、工夫しながら、保育所の先生たちとも話をしながらやっております。どうでしょうか、やはり、各保育所に一つずつエアコンがあるというのは、本当に暑いときには、そういうところに連れて行くわけです。それは、全部屋にあって、空調完備でやっていけるのがいいのかなという気もしますけれども、でも、逆に、そんなふうに余り子どもを育ててもどうなるのかなという気もいたしますし、水遊びもさせたりやっていますので、そこら辺は、保育所の現場を一番見ているのは先生たちですから、そういった方と話をしながらやっていきたいと思います。一番いいのは、本当は、保育所も相当、全部老朽化、特に遠軽地域の中はしておりますので、これを例えば統廃合も含めて新しい施設をつくるときには、ある程度のそういうことも検討は、当然されていくのかなという気もしているところでございます。いずれにいたしても、少しでもよりよく子どもたちが保育所に通えるようなことを工夫しながらやってもらいたいと思います。以上です。
再質問 14番 岩澤武征
最後の、少しでも子どもたちが元気に通えるような保育所をということに期待しています。ぜひ、段階的でいいですから、決して遠軽町のことを悪口言うために質問に立っているわけではないですから、こういう人たちの声もあるということを、ぜひ、町長も知っているとは思うのですが、ぜひ知ってほしいと思って話をしているのです。最後に、私がこの場に立てるのは、これが最後なので一言言わせてください。今、格差社会が大きな問題になっていますけれども、遠軽町でも格差が広がっています。遠軽町世帯の平均所得は、2年前のデータですが、207万円です。その前の年は、206万円です。200万円ちょっとぐらいが平均の所得になっています。そして、所得ゼロの世帯が、世帯ですよ、2,756戸、100万円以下の世帯が約5,200戸あります。全世帯の約5割ですよね。一方で、1,500万円以上の所得のある方が、今度は人が76人。そのうち、8,000万円以上の人もおられます。去年からのコロナ禍で、今年はもっと低所得の人が増えていると思われます。これは話が変わりますが、菅首相は、国民の命を守るのは私の責任だといいながら、次々出す政策も、基本は自助とか共助ということでやっています。このような状況で、国民に、特に子どもや高齢者のような社会的弱者に自助を強いるようなことは、私は政治の怠慢だろうと思うのです。それで、町民の多くは、新型コロナウイルス感染症の心配をしながら、声を上げずにじっと耐えています。そして、子どもの医療費や除雪の問題や保育所のエアコンの問題など、当事者にとっては大きな課題なのです、やはり。町への要望なのです。何とか解決してほしいと願っています。町民の安心や幸せを感じるのは、どんなときかというと、日常のちょっとしたことでここに住んでいたいと、やはりここに住んでいてよかったと思ったりする、そういう声が高齢者の中からよく聞かれます。例えば、除雪ができない人は、近所の人がやってくれているので安心なのだと言いますし、また、隣近所の人がいつも大丈夫かと来てくれるので安心だという方、さらには、あのお医者さんがいるから安心して、この遠軽町に住んでいられるのだと、死ぬまでここにいるのだというようなことを話する方もおられました。このような、ほんの小さな日常の出来事が、私たち町民の心を満たしてくれることが多いのです。今の子育て世代は、実は、本当に怒っています。高齢者の中には、遠軽町に住んでいけるのか、ずっと住んでいられるのか不安を抱える方もいます。子育て世代へのきめ細かい気遣いや困っている高齢者に手を差し伸べることが、弱い立場の人にどれほど喜びや希望を与えるのか、ぜひ、想像力を働かせていただきたい。役場に相談に行った人に、どうしたらその問題を解決できるのかを一緒に考えてくれる心の通った町民に優しい町にしていただきたい。町長のお考えを、さらに続けられるようですので、ぜひお願いします。
答弁 町長 佐々木修一
通告にない御質問でございますけれども、そのように子育て世代から高齢者までだけではなくて、全ての人が、この遠軽町に住んでよかったというふうになるのが私の役目であるし、また、そのことについて議論を深めていろいろなものを決定して進めていくのがこの議会の場であるというふうに思っております。ただ、私は、遠軽町の場合は、遠軽町民だけではなくて、やはり、この遠紋地域、西紋地域、こういったものにも、やはり責任があるというふうに思っております。これは、やはり医療と教育のことであります。医療は、当然、厚生病院、こういったもの。それから、高校は小中のみならず遠軽高校。この二つが、この我々の地域になくてはならない、これがあるからこそ、我々のこのオホーツクで1次産業を維持できるというふうに考えております。そういったものを柱にして、これからもやってまいりたいと思います。ありがとうございました。
再質問 14番 岩澤武征
ありがとうございます。終わります。