江別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日
(1)会計年度任用職員制度の運用について/(2)PFAS問題について/(3)子宮頸がんの予防について/(4)新型コロナワクチンについて
2024年9月13日、江別市議会の一般質問で、干場芳子議員が「会計年度任用職員制度の運用について」「PFAS問題について」「子宮頸がんの予防について」「新型コロナワクチンについて」について質問し、市長 後藤好人、総務部長 白崎敬浩、水道部長 廣木誠、健康福祉部長 岩渕淑仁が答弁しました。
- 質問者
- 干場芳子 議員
- 答弁者
- 市長 後藤好人、総務部長 白崎敬浩、水道部長 廣木誠、健康福祉部長 岩渕淑仁
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会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 干場芳子
通告に基づきまして質問をさせていただきます。まず1件目、会計年度任用職員制度の運用についてお伺いを致します。会計年度任用職員制度が導入、運用が開始され、今年度で5年目を迎えます。自治体で働く会計年度任用職員は、全国で約62万人と推定され、自治体職員の4人に1人が会計年度任用職員であり、もはや臨時・非常勤等職員の存在なくして行政サービスは成り立たず、常勤職員とともに地方行政の重要な担い手となっています。江別市では、2023年4月1日における会計年度任用職員は652人であり、その約9割を女性が占めています。江別市の会計年度任用職員は、単年度ごとの任用を基本としていますが、公募によらない再度の任用は、当該職員の勤務評価などを基に3年間を2回までとしています。一部の職員を除き、同じ職での任用は、公正な試験を経た上でさらにもう3年間、最長6年間としています。まず1点目に、総務省の通知についてです。2022年12月23日の総務省通知で、再度の任用を想定する場合の能力実証及び募集については、各地方公共団体において、平等扱いの原則及び成績主義を踏まえ、地域の実情等に応じつつ適切に対応いただきたいこと。なお、前年度に同一の職務内容の職に任用されていたものについて、客観的な能力の実証の一要素として、前の任期における勤務実績を考慮して選考を行うことは可能であることとの会計年度任用職員制度の適正な運用等についての通知が出ています。江別市において、会計年度任用職員は3年ごとに公募にかけることを基本としていますが、この方針は、総務省の示す地域の実情を考慮された方針であるのか、求人募集はしているけれども、欠員状態の職が現在何職種、何人なのか、併せて伺います。2点目は、離職者についてです。2022年度末に3年目を迎えた会計年度任用職員が何人雇い止めになったのか、また、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律第27条に基づく大量離職通知書制度では、1事業所で30名以上の離職者が発生した際に、自治体の制度に即した対応が求められていますが、これまでに行ったことはあるのか、伺います。3点目は、3年目公募を撤廃することについてです。2020年に開始した会計年度任用職員制度ですが、市は、当時の総務省マニュアルに例示されていた国の非正規職員の再度の任用回数2回まで、3年間を踏襲し、基本ルールとしてきましたけれども、この6月に、総務省はマニュアルを変更し、この例示を削除しました。公募の根拠が既にないと考えますが、市として、年数を区切った公募方針についてどのようにお考えか、見解を伺います。2件目は、PFAS問題についてです。PFASによる人体と環境汚染が進行中です。日本では有機フッ素化合物といい、化学的に最も結合力の強い炭素とフッ素の結合を持つ人工化合物の総称です。現在、約4,700種類以上が存在し、自然界で分解されにくいため、永遠の化学物質と呼ばれています。PFASは、人や野生生物の体内で蓄積しやすく、北極のアザラシやホッキョクグマの体内からも検出され、米国人や日本人の調査でも、ほぼ100%の人たちの体内を汚染しています。PFASによる汚染は、既に地球全体に広がっており、第2のダイオキシン問題とも言えます。PFASの中で最も多く使用されてきたのがPFOSとPFOAの2物質です。残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約、いわゆるPOPs条約で製造、使用、輸出入が禁止・制限され、他の物質への代替が進んでいます。化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律では第一種特定化学物質に指定されています。PFASには、水と油をはじく性質があるため、私たちが日常的に使用する様々な生活用品に使われています。生活用品以外での主な用途としては、空港や石油コンビナート、軍事基地などで使われる消泡剤ですが、長期にわたり土壌や地下水を汚染し続けています。さらに、工業にも、半導体製造や金属加工、様々な工業的研磨材、表面処理剤などにも多く使われ、それら工場周辺の土壌や河川、地下水を汚染しています。便利さと危険性が隣り合わせの生活でありながら、PFASの発がん性、環境ホルモン、生殖毒性、免疫力の低下など、多様な毒性と健康リスクが近年の研究から明らかになってきました。環境省では、2011年から2016年まで、小規模ながらPFASを含んだ化学物質の人へのばく露量モニタリング調査を実施し、結果を公開しています。2017年の資料によれば、PFOSやPFOAは、検査した全ての人から検出され、それ以外のPFASも微量ながら高い率で検出されています。ところが、2016年以降、調査は中止されている状態です。化学物質の子供への影響についてのエコチル調査も実施中で、その項目にPFASが入っていますが、データはまだ公開されていません。残念ながら、日本では、全ての年齢層に対応した継続的な暴露調査が制度化もされておりません。私たちや胎児、子供の発達を脅かす可能性のある有害化学物質PFASの規制は、諸外国での規制が先行し、日本国内での規制は後追いになっているため、健康被害が続く可能性があります。今やがんは2人に1人が罹患するのが当たり前という認識自体が問われます。環境省の下、昨年発足したPFASに対する総合戦略検討専門家会議は、汚染をめぐる結果の報告にとどまり、今後どう対処するかというものではありません。これ以上暴露しない、取り込まないための規制等が今後強く求められます。PFAS問題については、命と健康、次世代への影響も懸念されることから、市民の関心も高くなっています。現状における問題、課題等、今後の千歳市における半導体製造工場稼働による影響等について考えたいと思います。1点目に、下水汚泥の活用についてです。浄化センターでは、汚水管により集められた汚水に対して、主に水処理、汚泥処理という2つの処理を行い、土壌改良効果がある下水肥料として再利用しています。状況によっては、農地土壌における蓄積性など、汚泥肥料のPFAS汚染を懸念しますが、どのような見解をお持ちか、伺います。2点目は、地下水についてです。江別市では、地下水を自己水源とした災害時における専用水道の使用に関する協定、水の供給協定を締結しています。停電や災害時に、市の要請に応じて市民に提供するとのことです。現状のPFAS汚染を踏まえ、市として今後どのように考えているのか、お伺いを致します。3点目は、安心・安全な水道水についてです。江別市民、農家の方々にとって、安心・安全な水道水の維持・確保が極めて重要です。半導体製造工場で使用する様々な化学物質の移動を監視することが必要です。8月23日の経済建設常任委員会において、千歳市への半導体製造工場の立地に伴う影響への対応について、これまでの経過に加え、市として、千歳川水系水質保全連絡会議総会で、北海道には、千歳川のPFAS調査及び安平川のPFAS発生源の特定や除去を行い、千歳川にPFASを流さないこと、千歳川でPFASが検出された場合は、市に確実に連絡が入る体制などの3項目の要望をしたことについての報告がありました。8日に開催された千歳川水系水質保全連絡会議の報告では、ラピダス株式会社からは、PFASが含まれるレジスト剤は全量回収し処分するほか、工場排水は再生装置により工場内で再利用し、再生できないものは自社の排水処理施設で処理した後に千歳市下水道へ排出するとのことです。使用するPFASは何か、回収したレジスト剤はどのように処分するのか、再生できないものは自社の排水処理施設でどのように処理するのか、お伺いを致します。3件目に、子宮頸がんの予防についてです。9年間止まっていたHPVワクチンの積極的勧奨が再開し、約2年が経過いたしました。厚生労働省のデータによると、2022年度定期接種は22万5,993人で、キャッチアップ接種は30万5,381人、2023年度は、定期接種は33万2,902人で、キャッチアップ接種は33万5,110人となり、合計119万9,386人となっています。厚生労働省は、ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関を選定し、治療体制が整えられているとしています。しかし、再開後の協力医療機関を受診する人が急増しています。北海道では、北海道大学、札幌医科大学ほか、北海道内4医療機関となっています。7月29日に開催された令和6年度第4回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会での資料から、令和6年度厚生労働行政推進調査事業費補助金、HPVワクチンの安全性に関するフォローアップ研究、国立成育医療研究センター政策科学研究部の報告によれば、副反応で受診した新規受診患者は、2022年度は137人、2023年度は146人、今年度は4月、5月だけで25人と、308人に上っています。こうした数字が発表されても、意見はなかったとのことです。こうした事実をメディアが報道しないことにも違和感があり、懸念を致します。HPVワクチン接種の副反応疑い報告は、接種当初からほかの定期接種ワクチンより多く、厚生労働省のデータから、副反応疑い報告頻度は8.3倍、うち重篤なものは7.4倍となっています。1点目に、HPVワクチンの積極的勧奨の再開についてです。積極的勧奨再開後の江別市の接種人数及び協力医療機関を受診した人数をお伺いいたします。2点目に、情報の提供についてです。これまでも、ワクチン接種については、接種するかしないかを判断するために必要な分かりやすい情報の提供が重要であることを求めてまいりました。2021年11月26日、厚生労働省健康局長が各市町村長に、ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応についての通知の内容について、地方自治法第245条の4第1項に規定する技術的な助言であることを申し添えるとしています。つまり、地方自治体の事務に関し、客観的妥当性のある行為をし、または措置を講ずるように促したり、またはそれを実施するために必要な事項を示したりすることを指しています。市の定期接種資料では、1万人当たりの副反応頻度は記載していますけれども、さらに、ほかのワクチンとの比較資料を記載することなども必要と考えますが、お伺いを致します。3点目に、検診受診率向上の取組についてです。婦人科腫瘍委員会報告の2021年患者年報では、全国480病院からの報告で、全体の約8割程度を把握し、早期に発見してから助かっている実績があり、産婦人科医らはよく知っています。検診を定期的に受けることで、前がん病変の段階で発見し治療することが可能です。日本では、子宮がん検診と衛生状態の改善によって、1970年以降、ワクチンなしで死者を減らしてきた現状があります。受診しやすい環境や体制、例えば、乳がん検診とセットにする、若い世代には検診パンツを活用するなど、女性の意見を聴くことも受診率向上のために必要ではないかと考えますが、見解をお伺いいたします。最後に、新型コロナワクチンについてです。新型コロナウイルス感染症が日本で初めて確認されたのが2020年1月でした。この感染予防にと、2021年2月から、医療従事者に新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が始まりました。これまで、新しいタイプのmRNAワクチン接種について関心を持ち、たびたび質問で取り上げてまいりました。ワクチン接種を先行して行った海外の国々では、ワクチンが感染予防にならないということに気づき、4回までの接種で終わらせる中、日本だけがワクチン接種を継続し、世界で唯一、7回まで接種を進めました。65歳以上の接種回数と救済制度死亡認定数は、2012年度から2021年度における季節性インフルエンザワクチン接種回数が1億7,922万1,430回で、死亡認定は4人、一方、新型コロナワクチンでは、2024年3月19日公表分まで、総接種回数1億9,336万2,873回で、死亡認定は4月17日公表分までで411人となっています。厚生労働省が公式に公表している新型コロナワクチンの被害は、氷山の一角、さらに、実際の人的被害は、公式発表の10倍から20倍ではないかとも言われ、人類史上最悪の事態と言っても過言ではありません。2023年、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の季節性インフルエンザ相当に当たる5類感染症に引き下げられ、2024年3月末で全額公費によるワクチン接種は終了しました。今後は、秋冬期に自治体の定期接種が開始されますが、対象は、65歳以上と60歳から64歳で特定の障がいがある人に限られ、そのほかは任意接種となりました。この間に新型コロナワクチンによる健康被害が広がっていたのは前代未聞のことでしたが、この副反応被害について、大手メディアで取り上げることはほとんどなく、いまだにワクチンの副反応と気づかずに原因不明の体調不良に苦しむ方、持病が悪化する方などがいることを懸念しています。しっかりと事実に基づき検証することが重要であり、必要と考えます。そこで、1点目に、市としての検証についてです。予防接種健康被害救済制度で1名の方が亡くなられたと認定され、重篤な副反応や新型コロナウイルス感染症の後遺症が地域社会に様々な影響を及ぼしました。5類感染症に移行した今、この4年間のコロナ禍を、市として、当市の感染の実態も含め、どのように検証されたのか、お伺いを致します。2点目は、情報の提供についてです。新型コロナワクチンは、新しい技術を使った遺伝子ワクチンmRNAワクチンであり、長期的な安全性が確認されないままワクチン接種が実施され、その結果、多くの死亡者、健康被害が発生しました。被害が今も増え続けていることについての論文も多数出ています。接種後の副反応の疑い報告数が、4月15日発表で、死亡者2,193人、健康被害の報告者は3万7,051人、4月17日現在の予防接種健康被害救済制度の認定件数は、死亡者認定561人、総認定件数6,988人となっています。接種開始から激増した超過死亡は、ワクチンが原因であると多くの専門家が指摘をしています。接種する方への情報の提供を丁寧に分かりやすく行っていくことが必要と考えますが、お考えをお聞きします。3点目は、レプリコンワクチンについてです。一般社団法人日本看護倫理学会は、次世代型mRNAワクチンとして世界で唯一、日本のみで認可され、2024年10月1日から定期接種を開始するとされている自己増殖型mRNAワクチン、レプリコンワクチンの安全性及び倫理性に関する懸念を表明しています。今後の市内でのレプリコンワクチンの接種を懸念しますが、市の見解をお伺いいたします。まずは、1回目の質問をこれで終わりに致します。
答弁 市長 後藤好人
干場議員の一般質問に御答弁申し上げます。私からは、会計年度任用職員制度の運用について、まず、総務省の通知についてお答えを申し上げます。会計年度任用職員の任期につきましては、地方公務員法の規定によりまして、会計年度内、最長1年間の範囲で任用することができるものとされております。この規定を踏まえ、本市におきましては、同じ勤務条件で再度任用しようとする場合には、職員の勤務実績等に基づき、能力の実証の結果を考慮した上で、通算3年間の任用を基本としております。それ以降の期間につきましても、機会均等の考え方に基づき、公募による試験に再度合格した場合は、長期的、計画的な人材育成や職員配置に影響が生じない範囲で、最大3年間更新できることとし、一部の資格職等を除き、同一職場における任用期間は、原則、最長6年間として任用しております。この運用は、会計年度任用職員制度導入前の本市の非常勤職員制度において、平成19年から開始しております。このような本市の実情を踏まえ、会計年度任用職員の制度導入に当たっては、本市の非常勤職員制度を継承しつつ、国から示されたマニュアルなどに基づき制度を構築しております。なお、議員が御質問の会計年度任用職員の欠員状況は、本年4月1日現在、作業療法士など3つの資格職で、計4名であります。次に、3年目公募を撤廃することについてでありますが、市の会計年度任用職員については、定型的・補助的業務のほか、資格職が担う専門的業務などに活用することを基本とし、各職場の実情に応じて適正な配置に努めております。また、会計年度任用職員の任期は、法律上、1会計年度内、最長1年間であり、今ほど御答弁を申し上げたとおり、市では、通算3年間の任用を基本とし、再度公募による試験に合格した場合は、最大3年間更新できることとしております。議員が御指摘の令和6年6月28日改定後の総務省マニュアルにおきましても、選考を行う場合には、できる限り広く募集を行うことが望ましいとされておりますことから、市と致しましては、引き続き、平等の取扱いの原則など法律の趣旨にのっとり、現在の運用を継続してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの質問につきましては、総務部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 総務部長 白崎敬浩
私から、会計年度任用職員制度の運用についての御質問のうち、離職者について御答弁を申し上げます。議員が御指摘の大量離職通知書は、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律に基づき、地域の労働力需給に影響を与えるような大量の雇用変動に対して、職業安定機関等が迅速かつ的確に対応を行えるようにすることを目的として、1つの事業所、地方自治体であれば、任命権者ごとで、1か月以内の期間に30人以上の離職者の発生が見込まれるときに、管轄のハローワークに提出する必要があるものです。令和4年度末における本市の届出対象の職員数は、市長部局は27人、教育委員会は28人であり、提出要件に該当しておらず、これまでも提出したことはございません。以上であります。
答弁 水道部長 廣木誠(水道部長は2025年3月まで)
私から、PFAS問題について御答弁を申し上げます。初めに、下水汚泥の活用についてでありますが、当市の下水汚泥は、昭和54年に農林水産省へ肥料登録を行い、全量を肥料として緑農地へ還元しており、循環型社会の構築に取り組んできております。なお、この下水汚泥につきましては、肥料の品質の確保等に関する法律に基づき、重金属類を含む31項目の検査を実施しており、これまで基準値を超えたことはないことから、安全性は確保されているものと考えております。議員が御質問のPFASにつきましては、現在、下水汚泥に関する検査基準は国から示されておりませんが、PFASのうち、人の健康に影響を及ぼす可能性が指摘されているPFOS及びPFOAについては、国内での製造、輸入、使用が原則禁止されているほか、水道水等からも検出されていないことから、市と致しましては、現時点で下水汚泥への影響はないものと考えております。引き続き、国や北海道などの動向を注視し、下水汚泥に関して新たな基準や指針が示された場合は、これを遵守し、適切に対応してまいりたいと考えております。次に、地下水についてでありますが、市では、災害等による大規模断水が発生した際に、安定した飲用水の供給が図れるよう、地下水を水源とする専用水道事業者の2者と、災害時における専用水道の使用に関する協定を締結しております。この専用水道は、水道法の適用を受け、安全で衛生的な水を供給することが義務づけられており、市では、市内の専用水道事業者に対して、施設の維持や水質の管理に関する指導、助言を行う中で、水質検査の実施などが適切に管理されていることを確認しております。議員が御質問のPFASにつきましては、現時点で法的な規制がなく、努力目標として暫定目標値が設定されている状況であります。現在、国では、PFASに関する全国調査を実施しており、専用水道も対象となっておりますことから、調査結果とともに、今後の国の動向を注視し、適切に対応してまいりたいと考えております。次に、安心・安全な水道水についてでありますが、市では、水道水の安心・安全確保のため、水道法及び水質基準に関する省令により定められた水質基準に加えて、水質管理上留意すべき水質管理目標設定項目の両方の水質検査を実施し、その結果を公表しております。PFASのうち、人の健康への影響を及ぼす可能性が指摘されているPFOS、PFOAは、水質管理目標設定項目として、1リットル当たり50ナノグラム以下の暫定目標値が設定されておりますが、これまで市の水道水からこれらの物質が検出されたことはありません。議員が御質問の工場で使用されるPFASの種類につきましては、レジスト剤製造業者の企業秘密であり、ラピダス株式会社では把握できないことから、使用されるレジスト剤は、ラピダス株式会社において全量を回収し、適切に処分すると伺っております。また、ラピダス株式会社の排水処理につきましても、自社の排水処理施設に加え、PFASを除去する活性炭処理施設で処理した後、千歳市下水道へ排出するとのことであります。なお、上江別浄水場におきましては、PFASを低減させる効果がある粉末活性炭による高度浄水処理を平成7年から導入しております。市と致しましては、今後も、安心・安全な水道水を安定供給していくことが重要と認識しておりますことから、引き続きPFASに関する国の動向を注視しながら、千歳市や千歳川水系水質保全連絡会議など関係各機関と連携し、適切に対応してまいります。以上であります。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
私から、子宮頸がんの予防について御答弁申し上げます。まず、HPVワクチンの積極的勧奨の再開についてでありますが、市では、平成25年6月の国の通知に基づき、積極的勧奨を差し控えました。その後、国では、ワクチンの安全性や有効性、リスクに関する情報提供の方法について審議し、令和3年11月、最新の知見を踏まえ、HPVワクチンの安全性について、特段の懸念が認められないことや接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回るとの見解を示したことから、市では、令和4年度から、定期接種対象者及び勧奨差し控えにより接種機会を逃した方にもキャッチアップ接種の個別通知を再開しております。議員が御質問の再開後の接種者数についてでありますが、ワクチンの種類や開始年齢により接種回数が異なることから、比較可能な初回接種者数でお示しすると、令和4年度は373人、令和5年度は541人となっております。なお、協力医療機関を受診した人数につきましては、北海道に確認いたしましたが、公表していないとの回答を得ております。次に、情報の提供についてでありますが、国は、令和4年度のHPVワクチン接種の積極的勧奨再開の際に、公費による接種機会の周知や接種の検討、判断をするための情報提供を目的に、厚生科学審議会での議論を基に、読みやすさ、分かりやすさを重視したリーフレットを新たに作成しました。市と致しましては、対象者が、ワクチンの有効性、安全性及び副反応などのリスクについて、正しい情報を取得しやすい環境を整備することが重要であると認識しておりますことから、定期接種対象者及びキャッチアップ接種対象者への個別通知の際に、国が作成したリーフレットを活用し、子宮頸がんの現状や罹患する仕組み、ワクチンの効果やリスク、副反応の頻度などをお知らせしたほか、市ホームページや広報えべつ等で周知してまいりました。議員が御質問の副反応の頻度について、他のワクチンとの比較資料を記載することについてでありますが、他のワクチンとHPVワクチンの副反応頻度を比較した資料は、国から提供されておりません。このため、市では、これまで使用しているリーフレットによる情報提供を継続してまいりたいと考えております。次に、検診受診率向上の取組についてでありますが、子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルスの感染が関連していると言われており、早期発見として検診が重要とされております。市における子宮頸がん検診の実施状況でありますが、20歳以上の女性を対象に、国の指針に基づき、2年度に1回の機会を設け、医療機関での個別検診や託児つきの女性専用の集団検診を実施するなど、受診しやすい環境づくりに取り組んでおります。若い世代への対策と致しましては、20歳の方を対象とする無料クーポンの配付、40歳以下の未受診者を対象とした自己採取HPV検査事業、3歳児健診における母親へのがん検診受診勧奨、はたちのつどいでの子宮頸がん予防啓発などを行っております。様々な視点から検診受診勧奨を行っているところですが、受診率は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、なかなか伸びていない状況です。議員が御質問の受診率向上のため女性の意見を聴くことの必要性についてでありますが、女性の意見をお聴きすることで受診しやすい体制整備につながることから、現在実施している取組の中で御意見をお聴きできるよう検討してまいります。続きまして、新型コロナワクチンについて御答弁を申し上げます。まず、市としての検証についてでありますが、感染症発生の状況及び動向については、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、北海道が把握して国に報告することとされており、市として、感染の実態等、検証できる情報は持ち合わせておりません。報告義務のある北海道の取組と致しましては、令和2年1月に国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから、感染者数を全数把握しており、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが令和5年5月8日から5類感染症に移行してからは、あらかじめ決められた定点医療機関の週次報告により感染動向を把握しております。市と致しましては、北海道から提供される感染症発生動向情報を基に、必要に応じて市ホームページ等で公表しているところであり、今後におきましても、北海道からの情報に注視してまいりたいと考えております。次に、情報の提供についてでありますが、市と致しましては、ワクチン接種の対象者に対して、その有効性や安全性、副反応のリスクなどについて、正確な情報を提供することが重要であると考えております。令和6年3月31日まで実施した特例臨時接種においては、接種券を個別に送付する際に、ワクチンの効果や副反応等について記載された説明書を同封するなど、正確な情報提供に努めてまいりました。令和6年度からは、65歳以上の高齢者等を対象とした定期接種として行い、個人の発病または重症化の予防に重点を置き、本人が希望する場合に接種されるものであります。議員が御質問の接種する方への情報提供を丁寧に分かりやすく行うことについてでありますが、接種の判断をしていただく上で、対象者が情報を入手できるように、市ホームページに予防接種に関する情報を掲載するほか、接種医療機関において市が作成した説明書を配付し、医師から説明してもらうなど、正確で分かりやすい情報提供に努めてまいります。次に、レプリコンワクチンについてでありますが、令和6年10月から始まる新型コロナワクチンの定期接種は、国の審議会において、オミクロン株JN.1系統に対応するワクチンとして薬事承認を受けたものを使用することになります。薬事承認とは、医薬品等について、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が有効性や安全性などを審査した後、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の答申を経た上で、厚生労働大臣が認証するものであります。レプリコンワクチンは、従来のものとは違い、接種した新型コロナウイルスのmRNAが体内で複製される新たな技術を使っているため、少量の接種で長期間効果が持続するとのことです。市と致しましては、従来とは異なるワクチンであることから、情報収集に努め、国の動向を注視してまいります。以上であります。
再質問 干場芳子
それでは、順番に、会計年度任用職員制度の運用についてから再質問をさせていただきます。まず、1点目の総務省の通知についてですけれども、答弁の中の一部の資格職等とは何か、また、それを決めた根拠を伺いたいと思います。
答弁 総務部長 白崎敬浩
再質問に御答弁申し上げます。再度、同一職場に配属される資格職等についてでありますが、保健師、保育士などの国家資格を要する職やIT技術などの特殊技能を要する職など、公募による人材確保が困難な職としております。この取扱いは、従前の非常勤職員制度の任用等を定めた江別市非常勤職員の取扱いに関する規程等による運用を継承したものでございます。以上であります。
再質問 干場芳子
確認をさせていただきました。答弁いただいたとおりの資格職等による運用と理解を致しました。続いてですけれども、職員の勤務実績等に基づき能力の実証の結果を考慮しとされていますが、具体的にどのようなことを行っているのか、それについてお伺いいたします。
答弁 総務部長 白崎敬浩
再質問に御答弁申し上げます。勤務実績等に基づく能力の実証についてでありますが、地方公務員法に基づき、会計年度任用職員についても、正職員と同様、人事評価を実施しており、所属長が年2回、能力及び業績の評価を行っております。以上であります。
再質問 干場芳子
所属長が能力、業績の評価を行っているということで理解いたしました。あとは、本市の実情を踏まえ、会計年度任用職員の制度の導入に当たっては、本市の非常勤職員制度を継承しつつ、国から示されたマニュアルなどに基づき制度を構築しているとのことですけれども、そこでお聞きしたいのですが、求人、つまり公募に対してどのくらいの応募があるのか、そして、実際に選考では新たな人材が採用されているのか、既存の3年目の職員が再度採用されているのかどうか、その点についてお伺いします。
答弁 総務部長 白崎敬浩
再質問に御答弁申し上げます。応募と採用の状況でありますが、令和5年2月に実施した事務業務補助員の採用試験の応募数が105人でありまして、年度当初において、新規の方が14人、在職3年目の方が36人採用されております。以上であります。
再質問 干場芳子
105人が応募をして、採用は全体で50人、うち在職3年目が36人採用ということで理解いたしました。それで、毎年人事評価を行っているというふうにお聞きをしておりますけれども、市として、公募、選考にどのぐらい時間を要しているのかについてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総務部長 白崎敬浩
再質問に御答弁申し上げます。公募と選考に要する時間についてでありますが、先ほど御答弁を申し上げました事務業務補助員の試験におきましては、応募や面接試験の準備に係る業務が4日間程度、面接試験が面接委員6人で2日間の時間を要しております。以上であります。
再質問 干場芳子
人事評価を毎年行っている、その上で、さらに公募、選考の準備に4日間、面接試験においては6人で2日間の時間を要しているということですので、大変労力をかけていることを確認させていただきました。3点目の3年目公募を撤廃することについて、これは要望になりますけれども、コメントさせていただきたいと思います。質問の中でも申し上げましたけれども、当市の会計年度任用職員のおよそ9割が女性です。第7次江別市総合計画では、SDGsの目標で、ジェンダー平等とディーセント・ワークの実現を目指すとしております。江別市男女共同参画基本計画の基本方針3で、働く人たちの男女共同参画及び仕事と生活の調和の推進を掲げ、江別市男女共同参画を推進するための条例第3条第3号でも、男女が性別にとらわれることなく、それぞれの個性及び能力を発揮する機会が確保されることとしております。これら市の掲げる方針に照らしても、また、国の動向からしても、加えて前段の答弁からも、本市における会計年度任用職員の扱い方、つまり3年公募、同一の職場では最長6年間などとしていることには、私はギャップがあるように感じております。2007年より、江別市として、原則最長6年間として運用されてきたことについては理解を致します。市の言う機会均等、平等の取扱いの原則の考え方が、私が認識していることと相違があるのかもしれませんけれども、北海道内では公募をやめる自治体が毎年増えてきております。こうした状況からも、今後、市としても、視野に入れながら検討していただきたいということを申し上げたいと思います。引き続き、2件目のPFAS問題について質問をさせていただきたいと思います。2点目の地下水についてですけれども、北海道の地下水の水質測定計画に基づいて測定、調査が実施されているものと理解を致します。ここでは環境基準項目は行っているけれども、PFOA、PFOSについては要監視項目となっていて、測定していないというふうにお伺いをしております。そこで、お伺いしたいのですけれども、災害時における専用水道の使用に関する協定を締結している事業者が行う水質検査項目には、PFOA、PFOSが入っているかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
答弁 水道部長 廣木誠(水道部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。専用水道の水質検査項目にPFOA及びPFOSが含まれているのかという御質問についてでありますが、現時点で、検査義務のある水質検査項目に、PFOA及びPFOSは含まれておりません。以上であります。
再質問 干場芳子
そのことについては、今、しっかりと確認をさせていただきました。引き続き、3点目の安心・安全な水道水についてお伺いしたいと思います。現状の水道水では、1995年より、粉末活性炭による高度浄水処理を導入したとのことで、今問題となっているPFAS類、PFOA、PFOSを除去できていたのは幸いだったというふうに思っております。今後、半導体製造工場がどのように稼動されていくのか、千歳川水系水質保全連絡会議はもとより、それぞれの自治体が置かれている環境には相違もあることから、江別市として、飲み水、酪農業における水道水の活用等の安心・安全がチェックできる機能を、北海道、そして、民間企業に求めていく必要があるのではないかというふうに考えております。答弁にもありましたけれども、先日の経済建設常任委員会での、ラピダス株式会社が説明した処理について、安心・安全が守られるというような説明に十分に納得できない部分もあるのですが、どのようなレジスト剤を使い、どのような再生装置で再生するような状態にするのか、また、自社の排水処理施設での処理とはどのような仕組みなのか、いずれにしましても、現行禁止されている以外のPFAS類は使用されるということが予測されます。熊本県の半導体関連企業の集積に伴う環境モニタリングの実施では、稼働するに当たって、水質では、有機フッ素化合物PFAS類約250項目、その他の化学物質は1万項目、ガリウム等の金属類18項目、大気では、ガリウム等の金属類18項目を環境モニタリングするというふうにお聞きをしております。稼働後も、現状のままの情報で安心できるというふうには到底言えません。千歳市や千歳川水系水質保全連絡会議との連携はもちろんですが、市独自においても、適宜に行動し、千歳川水系水質保全連絡会議には水道部と環境課が参加していますけれども、今後は、組織ごとではない、横断的な対応ができる体制の構築も視野に入れて、市民の安心・安全な水道水としていくためにしっかりと対応を図っていくべきと考えております。その点についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 水道部長 廣木誠(水道部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁を申し上げます。組織横断的な連携の下、安心・安全な水道水を供給していくことについてでありますが、先ほども御答弁を申し上げましたとおり、市は、安心・安全な水道水を安定供給していくことが重要と認識しており、引き続き部局間で連携を図りながら、千歳市や千歳川水系水質保全連絡会議などの関係各機関とも連携し、適切に対応してまいります。
再質問 干場芳子
ぜひ、よろしくお願いを致します。北海道の関わる分も相当にあるというふうに思っておりますので、その辺りについてもしっかりと情報を適宜共有していっていただきたいというふうに思います。引き続き、子宮頸がんの予防についてお伺いを致します。1点目の、HPVワクチンの積極的勧奨の再開についてお伺いいたします。接種人数について、キャッチアップ接種を含めた人数ということで理解いたしますけれども、定期接種対象者の1回目の年齢ごとの接種人数をお伺いしたいと思います。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。HPVワクチンの定期接種対象者は、12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までにある女子とされております。御質問の定期接種対象者の1回目の年齢ごとの接種者数についてでありますが、令和4年度は、11歳が1人、12歳が22人、13歳が28人、14歳が23人、15歳が51人、16歳が21人であり、1回目の定期接種人数の合計は146人となっております。令和5年度は、11歳が2人、12歳が33人、13歳が58人、14歳が83人、15歳が59人、16歳が30人であり、1回目の定期接種人数の合計は265人となっております。以上であります。
再質問 干場芳子
割合はなかなかぱっと出ないと思いますが、江別市で出しています年齢別人口調べで、正確ではないかもしれませんけれども、どのぐらいの方が接種しているかというのを、ある程度把握できるのではないかと思っております。あとは、協力医療機関の江別市の受診者数は公表していないということですけれども、その根拠、つまり北海道は何に基づき公表していないと言っているのか、その点についてお伺いしたいと思います。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。協力医療機関の受診者数を北海道が公表していない根拠についてでありますが、北海道に確認したところ、北海道は協力医療機関の届出や周知をする立場であり、受診者数を把握する役割はないとの回答を得ております。以上であります。
再質問 干場芳子
そういう情報を公表する立場ではないというようなことだと思うのですが、正直言って、その辺りもある程度明らかにならなければ、接種するかしないかを選択する一つの情報としては不十分かなというふうに思っておりますけれども、そういう見解だということでお伺いいたしました。2点目の情報提供についてですけれども、国からは、副反応頻度を比較した資料は提供されていないとの御答弁でした。ワクチンを接種する際には、私もこれまで度々申し上げておりますけれども、接種するかしないかを判断するための情報が必要です。過去の厚生労働省のデータから、副反応疑いは8.3倍、重篤な者の頻度は7.4倍ということは、データを拾えば明らかなのです。そこで、質問なのですが、国は示していないけれども、市として、副反応疑いは、ほかの定期接種より多いと認識されているのかどうか、その辺についてお伺いを致します。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。HPVワクチンの副反応疑いを他の定期接種と比較した発生頻度における市の認識についてでありますが、ワクチンは、対象疾病や対象年齢、副反応疑い報告となる症状、発症時間などの基準が異なることから、市と致しましては、副反応疑いの報告頻度を他のワクチンと比較、判断する科学的根拠は持ち合わせていないところであります。以上であります。
再質問 干場芳子
副反応疑い報告は100万回接種当たりの報告頻度件数で、これまでのデータからも明らかで、同様の頻度の高さが続いていると思っています。これは、厚生労働省の第102回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会で公開されている資料でも示されております。現在、主流のシルガード9の副反応疑い報告では、従来ワクチンと同様に、報告件数に対する重篤数がほかのワクチンに比べて多いことが示されておりますので、科学的根拠は持ち合わせてないという御答弁ですけれども、こういうデータは厚生労働省も公表しておりますので、そこについては指摘をさせていただきたいと思います。引き続き質問を進めますけれども、情報提供として実施したキャッチアップ接種の勧奨はがきについて伺いたいと思います。期限が迫っているということを受けて、お知らせの案内はがきを出したものだというふうに認識しております。痛みや腫れなどの軽い副反応はありますけれども、すぐに病院で適切な処置を行うと治ることがほとんどであるとか、ウイルスの感染予防であるはずのところをがん予防と記載するなど、過去の質問でも申し上げましたが、いまだ重篤な副反応が治らず、治療法も確立されずに苦しみ、さらには全国で約100人の裁判中の若い女性たちがいるにもかかわらず、行政として情報提供の在り方が少し簡略され過ぎており、配慮に欠けているというふうに感じるのですけれども、見解を伺いたいと思います。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。キャッチアップ接種対象者への個別通知は、積極的勧奨再開後、未接種であった対象者に対し、国が作成したリーフレットなどを同封して、これまでに2回情報の提供を行っております。キャッチアップ接種は令和6年度末で終了となることから、本年6月に、未接種者に対し、はがきで3回目となる接種勧奨を行ったところです。市と致しましては、ワクチンに関する正しい情報を入手できるよう配慮した通知を送付していると認識しております。以上であります。
再質問 干場芳子
手元にはがきを受け取った方からも、いろいろな御意見を伺っております。それが本当に丁寧と受け止められた方もいますが、期限が迫っているということが第一の目的のはがきだったというふうに思っております。はがきを3回出したという、その効果がどうだったのかというのは、少々疑問に感じております。引き続き、定期接種の最初のお知らせの文書についてですけれども、協力医療機関への受診者数が、いまだ副反応が多いことの実情に鑑み、接種の実施については必ずしも強制ではなく、まれに重篤な症状を引き起こす可能性もあることなど、もう少し丁寧に記載し、このことを理解の上、保護者または自身で接種するかどうかの判断をしてくださいとし、より一層丁寧なお知らせ文にすることが重要であり、必要ではないかと考えます。そうしたことを検討することについてお伺いを致します。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。市では、定期接種対象者への個別通知の際に、HPVワクチンのお知らせ文、予診票、接種説明文、国が作成したリーフレットを同封しており、副反応の発生頻度などについても詳細に情報提供しているところです。なお、お知らせ文の中には、対象となる方や保護者向けに、ワクチンの効果やリスクについて御理解いただいた上で接種するよう記載しております。以上であります。
再質問 干場芳子
一応お聞きを致しました。近隣自治体では、定期接種の案内文のトップに、子宮頸がんワクチン予防接種を御希望の方へとして、予防接種は、病気を予防し重症化を防止する効果がありますが、接種の実施については必ずしも強制ではありません。まれに重篤な症状を引き起こす可能性もあります。このことを御理解の上、保護者または御自身で接種するかどうかの判断をしてくださいと、最初にこれが書いてあるわけです。私は、せめてこのぐらいの記載をしていただくことが肝要ではないかと指摘をさせていただきたいと思っております。HPVワクチンについては、国の研究費を使って行われた新潟大学でのHPVワクチン有効性と安全性の評価のための大規模疫学研究の2022年9月論文では、前がん病変に対するHPVワクチンの有効性を統計的に有意差を持って示さなかった、そうした論文が出ています。接種した女性全体の分析では、異形成に対しての統計的に有意な有効性は示さなかったこと。先ほども申し上げましたけれども、国からの通知の自治体へのHPVワクチンの定期接種の対応については、技術的な助言であるとしていることは、義務ではないということも申し添えたいと思います。3点目の検診受診率の向上の取組については、20歳から対象となっている検診ですけれども、2年に一度の検診でほぼ100%、確実に見つけることができます。さらに、江別市は非常によくやっていただいていると私は思っておりますけれども、先ほどの御答弁にもありましたように、より一層、向上に向けて取り組んでいっていただきたいというふうに思っております。引き続き、新型コロナワクチンについてお伺いいたします。市としての検証についてお伺いいたします。答弁についてはおおむね理解いたしますけれども、2021年1月に新型コロナウイルスの感染が日本で確認されてから、2023年5月に5類感染症に引き下げられる約3年半にわたるこの間の記録について、北海道、市における感染者の動向や新型コロナウイルス感染症対策に関する取組をまとめていくことは、大切だというふうに思っております。時系列に記載することで推移が把握できるようにしておくことは重要であり、今後、新たな感染症の対応を行う際には、こうした記録を参考に、迅速な意思決定や対応を図っていくために必要だと思いますけれども、作成することについての市のお考えを伺います。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染症の蔓延防止に係る市のこれまでの対応については、時系列に整理したものを作成済みであります。また、市では、北海道江別保健所が令和6年3月に策定した健康危機対処計画(感染症編)を踏まえ、今後、江別市健康危機管理(感染症)に係る手引書を作成する予定であり、新型コロナウイルス感染症に係る市の対応を時系列で盛り込むほか、平時における準備や感染状況に応じた取組等を明確にし、新たな感染症の対応を行う際に活用してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 干場芳子
ぜひ、よろしくお願いいたします。市立病院ともしっかりと連携しながら、コロナ禍を何とか乗り切ってきましたので、全体的な検証を行っていただきたいと思います。次に、2点目の情報の提供についてです。接種人数・回数など、かつてないほど多かったこの新型コロナワクチン、死亡者や副反応の多さは類を見ないことは承知のことと思いますけれども、当市では、予防接種健康被害救済制度が適用となる亡くなられた方も出ました。識者からは、新型コロナワクチン自体の問題も指摘されておりますけれども、こうしたことを踏まえ、とりわけ高齢な方々には、接種後の体調の変化が続けば、ワクチンの副反応の可能性もあることから、接種後5年は病院でのワクチン接種履歴が残っていることなど、具体的に分かりやすい情報提供を行うことについての市の見解をお伺いします。
答弁 健康福祉部長 岩渕淑仁(健康福祉部長は2025年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。市ホームページや接種の際に医師から説明してもらう説明書において、予防接種を受けた後に副反応が生じた場合は、速やかに医師の診療を受けることや予防接種健康被害救済制度について説明しており、接種医療機関及び保健センターでは、随時、御相談を受け付けているところであります。引き続き、ワクチン接種を希望する市民に寄り添った丁寧な情報提供に努めてまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 干場芳子
よろしくお願いいたします。先ほども申し上げましたけれども、1人の方が亡くなっているということは重たいことだというふうに受け止めております。接種後の体調変化についても、分かりやすく相談しやすい体制を整えていただくことを強く要望いたします。よろしくお願いいたします。3点目のレプリコンワクチンについてですけれども、かなり多くの識者が、この新たなワクチンについては懸念を示しております。もし懸念されているとおりになれば、ともすれば市民の分断も招きかねないことを大変危惧しております。市として、医師会等ともいろいろと話し合うなど、慎重な対応を図っていただくことを要望いたしまして、私の一般質問を終わります。