みんなの議会

江別市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日

(1)江別市地域防災計画について/(2)指定野菜に関する取組について

2024年3月5日、江別市議会の一般質問で、稲守耕司議員が「江別市地域防災計画について」「指定野菜に関する取組について」について質問し、市長 後藤好人、経済部長 福島和幸が答弁しました。

質問者
稲守耕司 議員
答弁者
市長 後藤好人、経済部長 福島和幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 稲守耕司

議長から発言の許可を頂きましたので、質問に入らせていただきます。今回、2期目になりましての初めての一般質問になります。昨年の統一地方選挙で頂いた御支援に感謝いたします。市民の皆さんが住みやすい江別、あなたの声が届く市政、それを目指して今後も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。まず初めに、能登半島地震において亡くなられた方の御冥福をお祈りしますとともに、被害に遭われた皆さんの一日も早い復興をお見舞い申し上げます。能登半島地震から2か月が過ぎましたが、3月1日の報道では1万9,000戸で断水が続いており、水の確保に苦労されている状況がいまだに続いていることは、今後の検証を待つことにはなりますが、災害対応が的確にできているのかなど、今後も起こるであろう震災への教訓となることが多い震災だと感じています。今月は3月でありますけれども、11日で東日本大震災から13年が過ぎようとしております。北海道でも、今年の9月で6年を迎える北海道胆振東部地震がありました。こちらも、現在も復興に向けた取組が行われています。大きな地震災害が起こると、災害について考えることはもちろんですが、防災への意識が高まります。防災の啓発により減災につなげる、そういった啓発を行っていく必要性を今さらながら感じております。それでは、質問に入らせていただきます。1番目の質問ですが、北海道地域防災計画の修正に対する対応についてですが、1月30日に開催された江別市防災会議・江別市水防協議会合同会議において、江別市地域防災計画の修正が行われました。1月22日付で通知のあった北海道地域防災計画の修正については、今回の修正に反映されないとのことでした。今回、北海道地域防災計画で修正された内容では、災害ボランティアセンター運営の明確化、個別避難計画の作成において、関係者の連携を強化する内容や要支援者に対する多様な情報伝達手段の確保などがあります。その中で、市町村における避難計画の策定等の中には、先ほど話しました江別市防災会議・江別市水防協議会合同会議の中の質疑でもありましたが、夏の暑さ、酷暑時の対応として、暖房及び発電機用燃料の確保のところが、冷暖房及び発電機用燃料の確保に変更されました。各自治体の判断に委ねられるところではありますけれども、あらゆる天候に対応できるように対策を取ることが大切だと考えますが、お考えをお聞きいたします。今後、北海道地域防災計画の修正に合わせた江別市地域防災計画の修正が行われると思いますけれども、江別市では、能登半島地震に水道部から8名の方が、応急給水活動のために1月17日から24日までの8日間派遣されたと報道でもありましたが、1か月たっても約4万戸で断水が続くなど、現地の状況が伝えられました。対応に当たられた職員の言葉で、被災者の方から励まされたとありましたけれども、私自身が被災した経験からですが、ほかの自治体からの応援は大変勇気をもらえることであり、対応に当たられた職員の皆さんにお疲れさまでしたと言わせていただきます。給水活動ですが、震災から2か月たった今も、まだ復旧できていない地域があると報道がありましたけれども、応急活動の報告については、委員会にて報告があると聞いていますので、ここでは、能登半島の救援活動の経験を江別市地域防災に生かしていくことのお考えをお聞きしたいと思います。北海道地域防災計画の給水計画においては、個人において、生活用水を3日分程度準備しておくことを広報啓発とあり、江別市地域防災計画でも同様になっておりますが、江別市地域防災計画の中の食料等の調達・確保及び防災資機材等の整備の食料等の確保に、最低3日間、推奨1週間とあります。どちらを基準にするということはありませんけれども、今回の能登半島地震での給水復旧の経過を考えると、推奨である1週間を最低確保する備蓄日数に変更してはと考えますが、お考えをお聞かせください。次に、地域防災無線についてですが、総務省消防庁から出ている地方公共団体における防災行政無線等の整備推進において、令和7年度までの防災無線等の整備を完了または整備に向けた計画の策定がありますけれども、江別市の今後の対応についてお聞かせください。災害が起こるたびに防災無線等の必要性が課題になりますが、市の広報車では、北海道の気密性の高い住宅においては、窓を締め切ってしまう冬などは放送が聞こえないことなどから、屋内に設置できるタイプの防災無線などが必要であると考えます。前段で話しましたが、北海道地域防災計画の修正にある避難体制整備計画では、要支援者に対する多様な情報伝達手段の確保があります。市民と議会の集いの中でも、市民の方から、自治会ではお年寄りが多くなっているので、災害が起きたときに心配だという意見がありました。防災の一環として対応が必要だと考えますが、お考えをお聞かせください。続いて、放射性物質の広域拡散に対する江別市独自の対応についてですが、こちらは1期目の最初に行った一般質問でも同じように放射性物質に関して質問させていただきました。今回の能登半島で起こった地震では、沿岸部の断層が大きいところで4メートルものずれが発生し、海岸線では漁に出られない状況になるなど、甚大な被害が発生しました。能登半島にある志賀原子力発電所では、外部電源の一部喪失、燃料プールからの水漏れなどが発生し、地震後から原子力発電所の動向が福島で起こった原子力発電所の事故に似ていることから、13年ぶりに原発事故が起こってしまうのではないかと、志賀原子力発電所とその周辺の地域の心配をしていました。北海道に置き換えてみれば、同じように泊原子力発電所が海岸線に位置しており、同じような地震が起きれば、断層のずれ方によっては事故が発生する可能性も考えられるようになったと感じています。前回の質問から時間が過ぎましたが、北海道地域防災計画の修正における原子力防災計画編においては、能登半島地震での避難経路の確保ができないことを反映した修正は見られず、危険物等災害対策計画でも変更はありませんでした。前回の質問でも言いましたが、広域にわたって拡散している放射性物質に対する江別市として独自に行う防災や避難対策はありません。しかし、今回の北海道地域防災計画の修正における原子力防災計画編の中で2点ほど修正が加えられ、原子力災害医療活動の原子力災害拠点病院等の役割及び指定要件の中で、甲状腺被曝線量モニタリングの実施と詳細測定、国が備蓄する安定ヨウ素剤の受入れ調整が加えられました。この2つの内容に共通して言えることは、初期被曝に対する対策を行うということになります。原子力発電所が福島県と同じく事故を起こした場合に、核反応からあらゆる放射性物質が発生しますが、放射性ヨウ素131は放出量が多く、甲状腺に蓄積されることが分かっています。福島県の事故では、甲状腺被曝線量モニタリングの詳細な測定が行われず、半減期が8日間と短いことから、どのぐらい被曝したのかはいまだに分かっていません。放射性物質においては、北海道地域防災計画の原子力防災計画編の計画の基本方針にあるように、原子力災害は、放射線による被曝が通常五感に感じられないこと、被曝の程度が自ら判断できないこと、災害に対処するためには、放射線等に関する知識を必要とすることなどの特殊性を有しているとあるように、江別市として原子力防災に関する項目を設け、原発事故が起きた際は、北海道からの連絡を待つことなく、初期被曝を避けるための対策を設けるべきだと考えますが、お考えをお聞かせください。次に、指定野菜に関する取組についてですけれども、今回、指定野菜にブロッコリーが追加されたことに対して、1974年にジャガイモが指定野菜になってから約50年ぶりに、新しい指定野菜としてブロッコリーが2026年度から追加予定となりました。指定野菜とは、農林水産省によりますと、消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜であり、野菜の値段を安定させ、みんながいつでも野菜を食べられるように指定しており、現在の指定野菜の数は14品目とあり、15品目めにブロッコリーが追加される予定になっています。北海道は、生産量では全国で第1位であり、北海道内の生産量では江別市が第2位であり、江別市の特産品と言えますが、今回、指定野菜への追加予定となったことにより、生産農家の方々とはどのようなやり取りをされているのでしょうか。報道によりますと、安定供給の体制づくりや作付面積の確保、連作への耐性、ブロッコリーの収穫においては手作業が多く、人手不足であるなど課題が大きいように感じますが、メリットやデメリットにおいて、市としての今後の対応についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。次に、ブロッコリーを利用した地域振興についてですが、指定野菜に追加予定となったことで、今後はブロッコリーへの注目が高まると考えています。私が北海道に移住したときにブロッコリーを食べた際に、その甘さに驚いたことを今でも覚えていますが、ブロッコリーの栄養素としては、日本農業新聞によると、ビタミンCやベータカロチンなど栄養価が高いことや、タンパク質が多く、筋トレがブームの中、鶏肉と合わせた高タンパクの栄養補給元としても注目されるとあり、指定野菜へ追加予定となる以前から注目され、消費が増えてきているなどの記述があることからも、今後も消費量が増えていくと感じています。しかし、全国的に作付量も増加していることから、指定野菜への追加後は、値段の安定といつでも食べられる野菜となり、ほかの地域との差別化が難しいと感じていますけれども、指定野菜への追加までの約2年間、江別市の特産として積極的なアプローチを行い、消費拡大に向けた地域振興など情報発信を行い、ブロッコリーといえば江別市が連想されるような取組を行うべきだと考えますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 後藤好人

稲守議員の一般質問に御答弁申し上げます。私からは、江別市地域防災計画についてお答えを申し上げます。まず、北海道地域防災計画の修正に対する対応についてでありますが、市の地域防災計画の修正に当たりましては、災害対策基本法では、国の防災基本計画に基づき作成し、北海道地域防災計画などに抵触するものであってはならないと規定されておりまして、これら上位計画の修正や市の防災対策、組織改編等を反映させ、毎年、江別市防災会議において所要の修正を行っております。市では、今年1月に江別市防災会議を開催し、上位計画の修正事項を反映するなど所要の見直しを行ったほか、北海道地域防災計画との構成上の整合性を図るため、章や節の並び替えなど、構成上の大幅な修正を行ったところであります。議員が御質問の避難所の夏の酷暑対策など、あらゆる天候に対応すべきとの点につきましては、市の指定避難所となります小・中学校や公民館では、夏の暑さ対策として、冷房設備を設置するための経費を予算計上するなどの具体的な対策を進めているところでありまして、今年1月に北海道から通知のありました北海道地域防災計画の修正につきましては、次年度に市の計画に反映させる予定であります。また、令和6年能登半島地震の救援活動の経験を市の地域防災に生かしていくことにつきましては、市職員が現地で活動した経験はとても貴重なものであると考えておりまして、これを今後の防災対策に生かしていくためには、報告会の開催や災害対応マニュアルへの反映などの対応を検討してまいりたいと考えております。さらに、食料等の備蓄日数につきましては、自らの身は自らが守るという防災の基本に基づきまして、市では1週間分の備蓄を推奨しており、各家庭の状況に応じた備蓄を進めていただけるよう、出前講座や広報、市ホームページなどで周知・啓発に努めてまいります。いずれに致しましても、引き続き、市の地域防災計画につきましては、適宜必要な見直しを行い、防災対策の充実を図ってまいりたいと考えております。次に、地域防災無線についてでありますが、国は、災害時に住民に対して防災情報を伝達し、命を守る行動を促すことにより、被害を防止、軽減することを目的に、市町村に対して、令和7年度までに防災行政無線等を整備するよう求めております。防災行政無線等とは、同報系の市町村防災行政無線やMCA陸上移動通信システム、FM放送を活用した同報系システムなど計9手段を活用して、屋外スピーカーまたは屋内受信機等により市町村が災害情報を放送するものであります。現在、市では、防災情報提供サービスや災害情報掲示板、市ホームページ、各種SNS、地デジ広報サービスなど、情報伝達手段の多重化、多様化を図ってきております。なお、本年2月末現在では、防災情報提供サービスのうち、メールでの登録は約6,500件、市LINE公式アカウントは約1万8,000件、ヤフー防災アプリは約3万3,000件となっており、近年所有者が増加しているモバイル端末で災害情報を受け取っている方が多い状況にあります。国が整備を求めている同報系の市町村防災行政無線は、音声スピーカーによる情報伝達が中心となることから、風向きや天候、場所により聞こえ方が異なること、戸別受信機は、屋内への情報伝達の確実性を向上させることが可能でありますが、一方、屋外には伝達されないことなどが課題となっております。市と致しましては、今後におきましても、情報伝達手段の多重化、多様化を進めるとともに、防災行政無線等の整備に関しては、引き続き、他市の状況等を調査する中で、その対応を検討してまいりたいと考えております。次に、放射性物質の広域飛散に対する江別市独自の対応についてでありますが、北海道地域防災計画では、原子力災害対策を重点的に実施すべき区域を、泊発電所を中心として、おおむね半径5キロメートル圏の予防的防護措置を準備する区域とおおむね半径30キロメートル圏の緊急防護措置を準備する区域とし、区域内にある13町村は、地域防災計画の中で原子力防災に関する計画を作成することとされております。江別市は、泊発電所から約80キロメートル離れており、原子力防災に関する計画を作成すべき市町村の対象ではありませんが、当市のほか、札幌市など23市町村は、原子力災害対策重点区域13町村の住民の避難先等に位置づけられており、毎年、北海道原子力防災総合訓練に係る緊急時通信連絡訓練や北海道が主催する原子力防災に関する連絡会議に参加するなど、関係機関との連携を図っているところであります。原子力災害が起きた場合には、知事を本部長とする北海道災害対策本部が設置され、国や防災関係機関と連携した対応が行われることになっており、市と致しましては、正確な情報に基づき、迅速な災害対応を図ることができるよう、引き続き、国や北海道、関係機関と連携してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの質問につきましては、経済部長からお答え申し上げます。

答弁 経済部長 福島和幸(経済部長は2024年3月まで)

私からは、指定野菜に関する取組について御答弁を申し上げます。まず、指定野菜にブロッコリーが追加されたことに対する今後の対応についてでありますが、国は、野菜の生産・出荷の安定と消費者への安定供給を図るため、野菜生産出荷安定法を定め、消費量が相対的に多く、または、多くなることが見込まれる野菜であって、その種類、通常の出荷時期等により、政令で定める種別に属するものを指定野菜とし、指定野菜に準ずる野菜を特定野菜と定めております。現在、ブロッコリーは特定野菜として定められておりますが、国は、本年1月に、15品目めの指定野菜として2026年度から定める旨の方針を示したところであります。指定野菜の産地の指定を受けるには、あらかじめ都道府県知事が推薦をした上で、農林水産大臣に対して申出をする必要がありますが、新たな指定野菜に係る具体の手続については現状では示されておらず、市では、関係機関である道央農業協同組合とともに情報収集に努めているところであります。ブロッコリーが新たに指定野菜として追加された際には、市場価格が著しく低下した場合に交付される補給金の割合が、これまでの特定野菜では80%だったものが90%に引き上げられることにより、野菜農家の経営に及ぼす影響が緩和されるほか、今後の消費の伸びも期待されるところであります。一方、今回の指定野菜の追加に合わせて、新たな産地としての検討を始めている地域もあるとの報道もあり、産地が増えることによる販売価格の低下も懸念されます。また、安定的な供給体制を図る上では、収穫時の人材確保や機械化の検討、連作障害を回避しながらの作付面積の確保、集出荷施設の保冷設備の増強など、今後、指定野菜の産地として検討する上での課題は多いものと考えております。今後においても、引き続き、関係機関と連携しながら、情報収集に努めてまいりたいと考えております。次に、ブロッコリーを利用した地域振興についてでありますが、市では、ホームページにおいて、江別市が誇る主な野菜の一つとしてブロッコリーを紹介し、また、令和3年度には、地域おこし協力隊の活動として、おいしいブロッコリーの見分け方や保存方法、調理方法等をまとめたリーフレットを発行したほか、食育活動の一環として、ブロッコリーの収穫体験や選別施設の見学なども行っております。そのほかにも、例年7月頃に、道央農業協同組合のブロッコリー生産部会であるJA道央野幌緑菜倶楽部から寄贈された江別産ブロッコリーを市内小・中学校の学校給食で提供しているほか、今月2日には、北海道石狩振興局主催のブロッコリーを使った親子料理教室が中央公民館で開催されたところであり、機会を捉えて、江別産ブロッコリーのPRに努めているところであります。市と致しましては、第5次江別市農業振興計画において、展開項目の一つとして地産地消の推進を定めており、江別産農産物の代表例であるブロッコリーについても、引き続き関係機関と連携しながらPRに努めてまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 稲守耕司

答弁いただき、ありがとうございました。各項目に対する要望と再質問をさせていただきます。まず、要望と致しまして、北海道地域防災計画の修正に対する対応についてでありますが、避難所の夏の酷暑対策などに対して、現在の小・中学校や公民館などの対策について理解しました。それらを活用することはもちろんですが、災害によっては、避難所が利用できないことも想定できますので、移動式の冷房設備なども避難所の環境対策として必要ではないかと思いますので、修正に当たっては考慮していただくことを要望いたします。応急給水活動での経験を災害対応マニュアルに反映させていくということですので、江別市地域防災計画に生かしていっていただきたいと思います。食料等の備蓄日数につきましては、周知と啓発を進めていただきますよう要望いたします。地域防災無線につきましては、地域防災無線音声スピーカーによる情報伝達の課題、そういったものを理解しました。また、現在のモバイル端末の普及に合わせた対応などがあり、対応を検討していくということでしたので、情報伝達手段の多重化、多様化を進めていっていただきたいと思います。放射性物質の広域飛散に対する江別市独自の対応について、こちらは再質問とさせていただきます。放射性物質の広域飛散に対する江別市独自の対応についてですけれども、国や北海道との連携による情報の収集は大切だと考えますが、原子力災害により広域に放射性物質が拡散した際には、そのときの天気や風の影響などによって、どこに放射性物質が降下しているのかを正確に把握することは難しいです。放射線量変化の情報においては、国や北海道の情報とともに、江別市としても、市内の放射線量把握を行うことで、市民の無駄な被曝を避けることにつながると同時に、放射線量が国や北海道で把握している以上に高い値になっていた際には、放射線被曝への対応を要請することも可能ですので、江別市として、災害対策マニュアルなどに放射線量の計測を盛り込むことは大切だとは考えますが、お考えをお聞きいたします。次に、指定野菜にブロッコリーが追加されたことに対する今後の対応については、私自身は、指定野菜になることで、単純に補給金など待遇面での向上につながると捉えていましたが、販売価格の低下や供給体制の確立、人材確保の難しさなど、課題が多いことを理解しました。引き続き、関係機関と連携して情報収集を進めていくということですので、生産農家の方々の安定収入につながる取組となるよう要望させていただきます。次に、ブロッコリーを利用した地域振興についてですが、こちらも要望とさせていただきます。現在でも、リーフレットの発行や給食での提供など、様々な機会を捉えて江別産ブロッコリーのPRに努めていると理解しました。ほかの地域のブロッコリーとの違いにおいては、ジャガイモなどのように品種の違いをアピールすることが難しいとは思いますが、江別産のブロッコリーにおいては、茎まで甘いことなど、生産地による違いを生かした内容や栄養価のお話もしましたけれども、江別産ブロッコリーの栄養成分の分析などを行うことで、どのような特性があるのか、他産地との違いなど、生産地の特色にも結びつくと考えますので、江別市が誇る野菜として、地域振興につながるPRを積極的に進めることを要望いたします。以上で、再質問と要望を終わります。

答弁 市長 後藤好人

放射性物質の広域飛散に対する江別市独自の対応についての再質問に御答弁を申し上げます。災害対策マニュアルに放射線量の計測を盛り込んではとのお尋ねでございますが、先ほども御答弁を申し上げましたとおり、当市は、泊発電所から約80キロメートル離れておりまして、災害対策基本法に基づく既存の枠組みでは、原子力防災に関する計画を作成すべき市町村には位置づけられていない状況にございます。市と致しましては、国や北海道が実施する訓練や会議に参加する中で関係機関と連携を図ってきており、引き続き、既存の枠組みの中で迅速な災害対応を図ることができるよう努めてまいりたいと考えております。

再々質問 稲守耕司

再質問への答弁をありがとうございます。再々質問は致しません。要望とさせていただきます。江別市は、泊原子力発電所から80キロメートル離れており、原子力防災に関する計画を作成すべき市町村に位置づけがないということでした。私は、原子力防災に関する計画においては、国の対策が遅れていると考えていますので、自治体として、市民を被曝から守る観点から、また、対応が求められる自治体職員が安全に災害対応に当たることができるためにも、まずはN95のマスクやタイベックスの備蓄、線量計の配置などは、自治体でも独自にできると考えます。先ほども言いましたが、放射性物質の飛散は、距離に依存せず環境に依存します。13年前の原発事故では、私が住んでいた福島県郡山市は、福島原子力発電所から60キロメートル離れていましたが、毎時20マイクロシーベルトを超える放射性物質の降下がありました。郡山市内ではそれを超える放射線量も確認されており、どこにどれだけ降下しているかは、13年前の原発事故より前であれば想定外と言えましたが、現在では想定内の事故であり、被曝を避ける対策は可能ですので、今後の防災計画では、被曝を避けるための対策についても考えていただくことを要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

出典:江別市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる