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江別市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行することへの対応について

2023年3月6日、江別市議会の一般質問で、稲守耕司議員が「新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行することへの対応について」質問し、市長 三好昇、教育部長 伊藤忠信、病院事務長 白石陽一郎が答弁しました。

質問者
稲守耕司 議員
答弁者
市長 三好昇、教育部長 伊藤忠信、病院事務長 白石陽一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 稲守耕司

ただいま、議長から発言の許可を頂きましたので質問に入らせていただきます。今回、新型コロナウイルス感染症が5月8日に感染症法上の位置づけが2類感染症相当から5類感染症に引き下げられ、マスクの着用においては、2月10日に新型コロナウイルス感染症対策本部にて、基本的対処方針が改定され、3月13日からマスク着用のルールを大幅に緩和するということになりましたけれども、これらの移行や変更に対する、今後の市の対応、市内公立小・中学校の対応、市立病院の対応のお考えをお聞きしていきたいと思います。新型コロナウイルスの感染が現在落ち着いてきているとはいえ、3月5日の報道では、北海道内で新たに新型コロナウイルスに感染した方は277名であり、そのうち亡くなった方は2名という発表がありました。新型コロナウイルス感染症がはやり出した当初から考えますと、感染者数の減少や重症化においては基礎疾患のある方やお年寄りでは依然として重症化のリスクは高いですが、若年層では軽症の方が多いなど、未知の病原体であった新型コロナウイルスでありますけれども、対応や治療法などが進んできているというふうに感じております。しかし、感染においては、身近な方から御夫婦で入院された際のお話を聞く機会がありましたが、重症化におけるリスクを考えると簡単には油断できず、感染症対策は必要だと考えます。今回の5類感染症への移行、マスク着用の緩和において、まず、市におけるマスク着用の対応についてからお聞きしていきたいと思います。令和5年2月10日に新型コロナウイルス感染症対策本部の決定において、マスク着用の考え方の見直し等についての発表がありました。今後、5類感染症への移行に当たり、公共施設や飲食店などでも新型コロナウイルスへの対応が変わっていき、個別の対策が増えていくことと思います。当面は、現在の感染症対策を維持しながら徐々に5類感染症へと完全に移行していくこととなります。その場所場所によって対応が分かれてくると思いますが、今回はマスクの着用について危惧している点について、市のお考えをお聞きしたいと思います。新型コロナウイルスが発生してから3年が過ぎ、2類感染症相当から5類感染症への移行を進めていますが、令和2年第2回定例会の一般質問において、私は感染症に対する誹謗中傷の予防についての質問を行いました。ここにきて新たに誹謗中傷がマスクの着用の有無によって発生してしまうのではないかと危惧していますといいますのも、最近の報道ではマスクの着脱に大きく焦点が当たり、マスク着用の考え方の見直し等についての詳細は十分に周知されていないように感じているからです。マスク着用の考え方の見直し等についての留意事項の中では、マスクを着用するかどうかは、個人の判断に委ねることを基本とし、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう周知していくとあります。個別の対応を行う場所での混乱につながる可能性があり、この部分においては、5類感染症に移行するに当たっての新たな誹謗中傷になり得ると考えますので、その対応について、新型コロナウイルス感染症対策本部決定の中にありますが、マスク着用の考え方の見直し後であっても、新型コロナウイルス感染症対策本部決定の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針に基づく基本的な感染対策は重要であり、引き続き、3つの密の回避、人と人との距離の確保、手洗い等の手指衛生、換気等の励行をお願いするところを踏まえ、市としても分かりやすく取り上げ、マスク着用の見直しと同時に市民に周知を行っていくべきと考えますけれども、お考えをお聞かせください。次に、市内公立小・中学校におけるマスク着脱の対応についてですが、前段の質問の中で、マスクを着用するかどうかは、個人の判断に委ねることを基本とし、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう周知していくとありますが、学校にあっては、入学式や卒業式などでマスクを外しての参加を基本とするなど、個人の主体性に踏み込んだ内容ではないかと感じています。しかし、私も今回、子供が小学校、中学校を卒業するに当たり、子供の顔が見えることは、一番上の子供の卒業式・入学式が新型コロナウイルスの拡大期だったこともあり、規模の縮小もマスクも当たり前であり、表情が分からなかったことが少し残念ではありましたので、やっとふだんの状況に戻りつつあることに安堵も感じています。私は、子供であっても一人の独立した人間であり、その主体性においては尊重するべきであり、マスク着用の考え方の見直し等についての学校における対応の部分では、基礎疾患等の様々な事情により、感染不安を抱き、引き続きマスクの着用を希望する児童生徒に対して適切に配慮するとともに、換気の確保等の必要な対策を講じることとあります。地域や学校における新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの感染状況等に応じて、学校・教員が児童生徒に対して着用を促すことも考えられるが、そのような場合も含め、児童生徒や保護者等の主体的な判断が尊重されるよう、着脱を強いることがないようにすることとありながらも、卒業式においては卒業式の教育的意義を考慮し、児童生徒などはマスクを着用せず出席することを基本とするとあり、児童生徒の主体的な判断が置き去りにされていると感じます。まずは、子供本人の意思を尊重することが大切だと考えますが、お考えをお聞かせください。また、同時に前段の質問でもありましたように、マスクの着用の考え方においては、誹謗中傷やいじめの原因につながることも考えられますので、併せて周知を行う必要があると考えますが、お考えをお聞かせください。次に、市立病院における対応についてお伺いいたします。私自身、実際に新型コロナウイルスに感染して自宅待機などを経験しましたが、新型コロナウイルスにかかったかもしれない、熱や喉の痛みなど症状が出て初めて病院にかかる、または子供が発熱したときになど、ふだんの生活において、新型コロナウイルスはどのような対応が行われているのか初めて知ることになります。令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症について、感染症法上の新型インフルエンザ等感染症に該当しないものとし、5類感染症に位置づけることになり、市立病院でも5類感染症への移行の対策を進めているところと思いますけれども、5類感染症に移行するにおいても、新型コロナウイルスが今後どのような変異をするかは不明であり感染対策は必要だと考えますが、何がどう変更されるのか分かりづらく、その対応や変更点などについて伺いたいと思います。報道等でも大きく取り上げられているのは、自己負担になることですが、それ以外にも感染者数の管理がなくなるのではないか、発熱外来がなくなるのではないかなど、多岐にわたると思います。まず、発熱外来については、現在37.5度以上の発熱で受診ができ、検査によって陽性・陰性に分けられ、その後は保健所に連絡する体制となっていますが、今後は5類感染症に移行するに当たって、発熱外来は継続されていくのでしょうか。また、市立病院では新型コロナウイルス感染症の専用病床を9床設けて、その対応に当たっていますが、こちらの継続についても今後どのようになっていくのかお答えいただきたいと思います。新型コロナウイルスの感染が落ち着いているとはいえ、いまだに重症化や亡くなる方もいることを考えれば、市民の安心・安全のためにも継続していただきたいと考えますが、発熱外来、専用病床については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が減額となっている状況もあるため、市立病院の経営に負担になることも懸念しており、併せてお答えいただきたいと思います。次に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減額により感染症対策の体制的に継続が難しい病院が出てきた際に懸念されるのは、検査体制の整っている病院に受診される方が多くなるのではないかということがありますけれども、市内の医療機関との5類感染症移行に向けた対応について意見交換などを行い協力できる体制をつくるべきだと考えますが、お考えをお聞かせください。最後に、新型コロナウイルスの感染者数は減少していますが、発表されている感染者数においては、濃厚接触者の追跡などがなくなった関係で減っているとも言えます。しかし、陽性者数を反映した発表であることから、より重症化しやすい方への対応ができているとも考えています。いずれにしましても、今後の5類感染症に移行するまでの経過措置などを含めて、市民の方が内容を理解することが難しいと考えますので、5類感染症移行に向けた体制や、自己負担などの利用者に直接関わる変更点など、どういったことが変わったのか、変わっていないのかを、分かりやすい形で周知を行うべきではないかと考えますが、お考えをお聞かせください。以上で、質問を終わります。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

稲守議員の一般質問にお答え申し上げます。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行することへの対応に関しまして、市におけるマスク着用の対応についてでありますが、新型コロナウイルス感染症は、国内では令和2年1月15日に、江別市においては2月22日に初めて感染者が確認され3年が経過を致しました。この間、市民の皆様には、家庭、学校、職場等において、徹底した感染対策に取り組んでいただいたところでございます。特に、医療従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆様の御努力に深く感謝を申し上げますとともに、ワクチン接種につきましては、一般社団法人江別医師会、市内医療機関、江別工業団地協同組合、北海道情報大学をはじめとした市内大学など、多くの関係機関、団体に、御理解と御協力を頂きましたことにも心から敬意と感謝を申し上げます。御質問の市におけるマスク着用の対応についてでございますが、国は1月27日、新型コロナウイルス感染症について、オミクロン株とは大きく病原性が異なる変異株が出現するなどの特段の事情が生じない限り、5月8日から感染症法上における、現在の2類感染症相当から5類感染症に位置づけを変更することを決定しております。その後、2月10日には、マスクの着用は個人の判断に委ねることを基本とした、マスク着用の考え方の見直し等について決定し、国民への周知期間や各業界団体及び事業者の準備期間等を考慮し、3月13日から適用するとされたところであります。この考え方によりますと、重症化リスクの高い方の感染を防ぐため、混雑した電車やバスに乗車するときなど、効果的な場面でのマスク着用、医療機関や高齢者施設等の従事者は、勤務中のマスク着用を推奨するとされております。また、本人の意思に反して着脱を強いることのないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう周知するとともに、見直し後においては、基本的な感染対策は重要であり、3密の回避や手洗い等の手指衛生、換気等の励行を引き続き呼びかけることとされております。市では、マスク着用の考え方について、市民の皆様へ丁寧かつ迅速に情報提供していくことは重要であると認識しており、市職員のマスク着用を継続していくことや、事業者の判断で従業員や利用者にマスク着用を求める場合があることなどについて、市ホームページにより周知をしているところであります。今後におきましても、保健所などの関係機関と連携をしながら、必要な情報はその都度、市ホームページやSNS等を通じましてお知らせし、分かりやすい市民周知に努めてまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、教育部長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 教育部長 伊藤忠信(教育部長は2024年3月まで)

私から、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行することへの対応についての御質問のうち、市内公立小・中学校におけるマスク着脱の対応について御答弁申し上げます。市内公立小・中学校における新型コロナウイルス感染症の感染対策は、現在、文部科学省が定めた学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル等に基づき、対策を徹底し、教育活動の継続に努めているところであります。また、マスクの着用は、基本的な感染対策の一つとして推奨されており、年度内の教育活動は、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルを踏まえ、適切なマスク着用を継続するよう、北海道教育委員会から通知されております。4月1日以降の教育活動におけるマスク着用の具体的な取扱いにつきましては、今後、国から示される予定となっております。なお、卒業式につきましては、教育的意義を考慮した限定的な取扱いとして、児童生徒はマスクを外すことを基本としつつ、マスクの着脱を強いることのないよう国から示されており、各学校で準備を進めております。教育委員会と致しましては、教育活動におけるマスクの着脱につきましては、個々の事情にも配慮し、児童生徒の意思を尊重することが大切と考えておりますことから、マスクの着用の有無により誹謗中傷などにつながることのないよう、各家庭へのリーフレット配付などにより周知を図るとともに、学校と連携し、児童生徒の主体的な判断が尊重されるよう適切に対応してまいります。以上であります。

答弁 病院事務長 白石陽一郎(病院事務長は2025年2月まで)

私から、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行することへの対応についての御質問のうち、市立病院における対応について御答弁申し上げます。市立病院は現在、北海道から新型コロナウイルス感染症重点医療機関の指定を受け、専用病棟において陽性患者の入院を受け入れるとともに、発熱外来を設置し、陽性患者や疑似症患者の診察を行っているところであります。このような状況の中、新型コロナウイルス感染症は本年5月8日に5類感染症に移行されることとなり、政府の検討においては、混乱を避けるため、医療提供体制は1年程度の移行経過期間を設け、順次、受入れ医療機関を拡大すると報道されておりますが、具体的な対処方針は間もなく国から示される予定でありますことから、現段階ではその詳細は分かっておりません。御質問の新型コロナウイルス感染症に対する診療体制についてでありますが、現在流行しているオミクロン株につきましては、毒性が低下していると考えられているものの、高齢者や基礎疾患のある方は重症化リスクが高く、病気にかかり苦しむ期間、いわゆる病悩期間が長くなってしまうこともあり、新たな変異株の出現なども考慮すると、医療機関におきましては、引き続き感染防止対策の徹底が求められるものと考えております。このため、市立病院では、国の対処方針を踏まえつつ、当面の間は、現在と同様に専用病棟や発熱外来における診療体制を継続して行く必要があると考えております。なお、新型コロナウイルス感染症に対する診療報酬上の加算や補助金等につきましても、見直しが予定されておりますことから、これらの見直し内容も踏まえつつ、その後の診療体制について検討してまいりたいと考えております。次に、市内の医療機関との意見交換についてでありますが、これまでも市内の診療体制については、一般社団法人江別医師会の関係会議において、北海道江別保健所や市、医療機関の参加により意見交換や協議を行っておりますことから、今後におきましても、引き続き北海道江別保健所を中心に、同様の形で連携が図られるものと認識しております。次に、5類感染症移行に伴う経過措置などの周知についてでありますが、今後、国から示される具体的な対処方針を踏まえて、発熱外来の受診方法や自己負担額の増額等の影響が生じた場合には、ホームページや病院内掲示等により、分かりやすく周知してまいりたいと考えております。いずれに致しましても、今後の国の動向や感染状況を注視しながら、感染症への対応と、通常診療の両立を図り、市立病院の役割を果たしてまいりたいと考えております。以上であります。

出典:江別市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる