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江別市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月4日

新庁舎建設に向けた考え方について

2022年3月4日、江別市議会の一般質問で、本間憲一議員が「新庁舎建設に向けた考え方について」質問し、市長 三好昇、総務部調整監 高橋孝也が答弁しました。

質問者
本間憲一 議員
答弁者
市長 三好昇、総務部調整監 高橋孝也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 本間憲一

議長より発言の許可を頂きましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。今回の件名は、新庁舎建設に向けた考え方、このことについてお伺いをさせていただきたいと思います。早速ですが、項目1、財源とその財源による事業手法について、事業手法は、その財源により大きく影響されることから、財源見通しをお伺いしながら、事業手法について質問させていただきたいと思います。御案内のとおり、市町村役場機能緊急保全事業、いわゆる有利な起債制度は、残念ながら令和2年度をもって事業終了となり、新庁舎建設に関する有利な起債がない現状では、大きな財政負担が一番の課題であります。令和3年第1回定例会の一般質問においては、有利な起債制度のような何らかの国の支援制度がなければ、従来からの75%起債、25%自主財源を用意しての従来方式の建設は難しいと答弁されていらっしゃいます。令和3年4月に江別市を含む北海道内9つの自治体が連携をし、本庁舎整備に係る起債制度創設を要望する会、いわゆる期成会を設立され、三好市長が先頭になって制度創設の要望活動をされてきたことと思いますが、現段階での、この期成会の要望活動の進捗状況と制度創設の見通しについて、お伺いをさせていただきます。項目2、本庁舎の建設に係る基本構想について、新年度予算案に本庁舎建設検討経費として、およそ1,000万円が予算計上されました。これは、本庁舎の建設に係る基本構想を策定するため、そして、そのための本庁舎建設基本構想検討委員会の設置に係る経費であります。今回の策定着手までの経緯を振り返ると、平成23年に庁内組織として設置をした市役所庁舎等あり方検討委員会が報告書をまとめ、これを基に平成25年、市役所庁舎及び収容避難所の耐震整備方針をまとめ、市庁舎の耐震化については、現在の庁舎の耐震補強工事を行うよりも建て替えの方が経済的、効率的に優位とした上で、今後の検討に当たっては、市議会、市民、そして専門家等の方々から意見を聴く中で総合的に判断していくとなりました。こうした経緯を経て、平成31年に庁内組織において、本庁舎及び市民会館建設の基本構想に係る基礎項目を整理するための検討を行い、庁内検討報告書がまとめられました。この報告書では、建設場所は江別高校跡地が優位とし、現状や課題等の周知のため、令和元年から、市民説明会を開催して広く御意見を頂き、そして令和3年11月、新たに設置された庁内検討委員会で本庁舎等の整備に係る市の基本的な考え方の素案がまとめられ、基本構想や基本計画策定の基礎資料となるものが出来上がりました。本庁舎は、市民生活に関わる行政サービスの拠点であり、災害時には、防災の拠点となる施設であります。一般的な基本構想では、新本庁舎の核となるコンセプトや、新本庁舎が備えるべき機能や立地、規模などについて、基本的な方向性を決めて、以降の方針となるべきものになると考えるが、新本庁舎の核となるコンセプトや新本庁舎が備えるべき機能について、現時点で市長はどのような思いやイメージを持っているのか、お伺いをさせていただきます。項目3、基本構想策定以降のスケジュールについて、基本構想以降は、順次、基本計画から基本設計へと進んでいくことと思いますが、現段階での想定事業スケジュールについて、一日も早く、新庁舎を建設するべきと考えることから、そのための考え方や現段階で想定されているスケジュールについて、お伺いをさせていただきます。項目4、専門部署の設置について、現在総務部調整監が、危機対策・防災と庁舎耐震化の管轄に属し、総務部総務課長は庁舎耐震化担当参事を兼務し、庁舎耐震化担当の主査が1名のみという体制でありますけれども、新年度より基本構想に着手することから、いわゆる独立をした担当部署を設けるべきだと考えますが、そのような考えはあるのか、またはないのか、また、あるとすればいつ頃、どのタイミングでその独立をした専門担当部署の設置についてお考えがあるのか、そのことについてお伺いをさせていただいて、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

本間議員の一般質問にお答え申し上げます。新庁舎建設に向けた考え方に関しまして、財源とその財源による事業手法についてでございますが、現在、本庁舎の耐震化につきましては、庁内検討委員会を立ち上げ、専門家や市民の皆さんの御意見を伺いながら、本庁舎等の整備の基礎となる耐震化の手法、建設規模、建設場所について、市の考え方をまとめているところでございます。また、新庁舎建設に係る財源に関しましては、充当率が高く、交付税措置のある有利な起債制度が令和2年度で終了となったことを受けまして、庁舎耐震化が未実施の北海道内9市において、本庁舎整備に係る起債制度を要望する会を結成し、直接、国や国会議員等に対しまして、要望活動を行っているところでございます。昨年9月には総務省を訪問し、総務大臣に対しまして、有利な起債制度の必要性について説明を行い、今後、市庁舎の耐震化がさらに推進するような制度について検討するとのお話を頂いたほか、北海道内選出の国会議員からは、議員立法によります制度化についての考え方を伺ったところでございます。また、北海道市長会におきましても、要望が採択となりまして、国へ要望書が提出をされております。いずれに致しましても、庁舎の耐震化は、全国共通の問題でありまして、全国市長会においても国への要望項目の候補となっているなど、全国的に制度創設に対する機運が高まっておりますことから、起債制度が制度化されることを期待をしまして、全国の自治体と連携をしながら、今後につきましても引き続き、要望活動に力を入れてまいりたいと考えております。次に、本庁舎の建設に係る基本構想についてでありますが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、現在、市では、本庁舎等の整備の基礎となる耐震化の手法、建設規模、建設場所について、市の考え方をまとめているところでございます。方向性としましては、本庁舎は建て替えとしまして、分散している8庁舎を集約した上で2万平方メートル程度の規模を想定しているほか、建設場所につきましては、一定規模の市有地の比較検討を行いまして、アンケート調査で多くの支持を得た江別高校跡地を基本としまして、事業手法によっては、現在地についても候補として検討することとしております。また、来年度につきましては、基本構想の策定を予定しておりまして、その中に、新庁舎の基本理念や備えるべき機能の概要、今後の進め方などを盛り込む予定でございます。新庁舎について、現状における市の考え方としましては、まずは第一に、災害時に江別市災害対策本部が設置をされ、防災・災害対策拠点となることから、非常用電源や防災備品倉庫を設置するなど、復旧拠点として十分耐え得ることのできるものにする必要があります。また、これまで、市役所周辺におきまして、様々なイベントが行われてきたことに鑑みますと、市民の皆さんが気軽に集うことのできる場所にすることが求められておりまして、こうした声にも応えていく必要があるものと考えております。次に、専門の担当部署の設置についてでございますが、令和元年7月に庁舎耐震化などの課題に対応するため、全庁的調整を担う調整監を総務部に新たに配置したほか、庁舎耐震化担当参事を新設し、総務課長及び危機対策・防災担当参事が兼務した上で、庁舎耐震化担当主査を1名実配置し、庁舎の耐震化などの具体的な検討を行ってきたところでございます。令和4年度に予定しております基本構想の策定後につきましては、次の段階となる基本計画の策定に向けまして準備を進めることとなりますが、この段階では、新庁舎の具体的な機能や設備、配置などを検討するほか、設計関連業務を行うに当たり、建築技術職員の配置が必要になるものと考えております。いずれに致しましても、基本計画につきましては、財源の見通しが立ち、市民の皆さんの理解を得た上で検討に入る必要があると考えておりますので、その時期に合わせまして、準備室を設置するなどの必要な体制を整備してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、総務部調整監をもってお答え申し上げます。

答弁 総務部調整監 高橋孝也(総務部調整監は2022年3月まで)

私から、基本構想策定以降のスケジュールについて御答弁申し上げます。庁舎建設の一般的な手順としては、基本構想策定後、基本計画、基本設計、実施設計を経て、工事着手となり、PFI方式などの場合は、この工程に加え、導入可能性調査や業者選定の期間が必要となります。現庁舎は耐震性が不足している上、防災・災害対策拠点としての設備が不足している状況にあることから、早期の耐震化が必要と認識しているところであります。しかしながら、新庁舎の建設は、市民生活に影響を与える大きな事業であることから、十分な検討を行い、市民の皆さんの理解と協力を得るための時間が必要なほか、長期的に見た財政負担の状況についても十分見極めなければならないものと考えております。こうしたことから、市民説明のための時間を確保しつつ、国の補助制度や市の財政状況を見極めながら進めていく必要があるため、現時点において、基本構想策定後のスケジュールについて明言はできませんが、防災・災害対策拠点となる新庁舎の建設については、できる限り早期に対応していかなければならないものと考えております。以上であります。

質問 本間憲一

今回の定例会での質問のスタイルは、2回目の質問以降は自席で、なおかつ着座でございますので、市長のお顔もなかなか拝見できないような距離感ではありますけれども、気持ちの上では、私と市長の思いは近いと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは、項目1、財源とその財源による事業手法について、2回目の質問をさせていただきたいと思います。起債制度創設に向けて、様々なチャンネルを駆使して、積極的に要望活動に御尽力されていることを、改めて理解をさせていただきました。今後も、引き続き起債制度創設に向けて取組をぜひお願いしたい、こういうふうに思っておりますが、このことをお伝えをしながら、お伺いさせていただきたいのは、現段階では、起債制度創設のめどは立っていないという理解でよろしいでしょうか。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。起債制度創設のめどということでございますが、これまでの本庁舎整備に係る起債制度を要望する会によります要望活動の中では、残念ながら、国から正式で具体的な回答を得られておりませんが、今後は、全国の自治体とも連携しながら、要望活動に力を入れていきたいと思っております。今回の国に対する制度要望はこれからが本番だと思っておりますので、そういう意味ではこれから9市と全国の自治体と一緒になりまして、力を入れていきたいと思っております。以上でございます。

質問 本間憲一

3回目の質問をさせていただきます。様々な要望活動に、また、これからは全国の自治体とも協力をしながらということで、御尽力いただいていることに感謝を申し上げさせていただきますが、御答弁にありましたように、国から何ら具体的な回答を得ることができず、今日現在においては、残念ながら起債制度創設のめどが立っていないことが、改めてよく分かりました。それで、この本庁舎は築56年です。耐震診断においては、震度6強からの地震に対して、耐震性に疑問がありと判定されているわけでありますが、平成28年4月に発生した熊本地震では、多くの自治体の本庁舎が、大きな被害を受けたことにより、使用できなくなり、災害対応に大きな支障が出たことは、記憶に新しいことと思います。そのようなことから、一日も早い本庁舎の耐震化が重要と考えますが、市長も同じ考えでよろしいでしょうか。改めてお伺いをさせていただきます。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

耐震化についての考え方ということでございますが、市民の安全・安心ということを考えますと、早期の耐震化は必要なものと認識しているところでございます。以上でございます。

質問 本間憲一

それでは、4回目の質問に入らせていただきますが、一日も早く、そして早期の耐震化が重要である、その認識を共有させていただいた中で、そこで、前回までの一般質問に対する市長の答弁の中では、有利な起債制度のような何らかの国の支援制度がなければ、従来方式での建設は難しいと答弁され、その上で従来方式とPFIなどの民間資金活用は、同等に考えていくという御答弁を頂いてまいりました。今日、お伺いさせていただいたところ、現段階では、そのような国の支援制度創設のめどは立っておらず、しかしながら、一日も早い、早期の耐震化は必要だというお考えを伺いました。そうだとするならば、めどの立っていない支援制度をいつまで期待をするのか、またはどのタイミングで同等に考えるはずのPFIや民間資金活用にかじを切る、どのようなタイミング、またはどの時期にかじを切るおつもりなのか、お伺いをさせていただきます。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

国の支援制度に関連しまして、判断する時期ということでございますけれども、今後、従来方式と並行しまして、以前にもお答え申し上げましたとおり、PFI方式についても検討することとしております。先ほどお答え申し上げましたとおり、極めて有利な起債制度が残念ながら令和2年度で終了してしまいました。全国でも、北海道でもそうでございますけれども、耐震化未実施の市町村が一緒になりまして、連携して要望しようということで、立ち上がったばかりでございます。そういう意味でいきますと、まだ具体的な国の回答も含めましても、対応できる状況ではないのではないかと私は考えております。国の支援制度が創設される可能性があるうちは、その事業手法を判断する時期ではないのではないかと考えております。したがいまして、その時期を明言することは、現状では難しいと思っております。今後は、支援制度ができるのか、できないかの判断につきましても、国に早期に判断していただくように要望してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 本間憲一

市長のおっしゃられていることについては、よく理解するのですが、新年度から基本構想に入られ、基本構想として1年間の時間を見ておりますけれども、その次の段階、令和5年度には基本計画に入らなければならない。当然、この基本計画の中には事業規模、いわゆる事業建設予定費用、それから事業手法もそうですし、そのための財源をどうするのか、このようなことを基本計画に盛り込まなければならない。そうだとするならば、基本計画に入る直前である来年度末が恐らく事業手法を決めるタイムリミットなのだろうと思います。従来方式とするのか、起債制度創設を諦めて、見切りをつけてPFI、民間活用とするのか、一日も早い建設をしなければならないということを考えると、基本計画の前にその結論を出さなくてはいけないのだろうと、こういうふうに思いますので、来年度中には、今、市長がおっしゃられました様々な活動についてめどをつけて、基本計画に事業手法、財源のことを盛り込む、盛り込まなければならない、こう考えますけれども、市長はどのようにお考えになりますか。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

事業手法について決断する時期と、現状の基本構想からいきますと来年度末ではないかというお話ではございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、9市で本庁舎整備に係る起債制度を要望する会を結成しまして、国への要望、さらには全国市長会への要望が動いたばかりでございまして、一般的には制度の創設につきましては、毎年7月、8月の概算要求を経て、国がどう動くかという判断がまず必要になろうかと思います。そういう時期を見極め、そして私も、市と致しましては、可能性のある限り最も有利な対応をすべきだと思っておりますので、全てが土俵に出た上で判断をしていきたいと思っております。したがいまして、現状では、令和4年度中に要望して、その事業の創設に向けて最大限の努力をする予定でございますので、現時点でいつの時点で事業手法について明言するかということにつきましては、先ほど答弁したとおり、現状ではできないと思っております。以上でございます。

質問 本間憲一

何度も言うとおり、そうすると基本計画に入るときには事業手法、建設費、財源、これを盛り込まないとならないわけですけれども、今の市長の御答弁ですと、可能性のある限りはこの要望活動を続けていくのだと、こういうことでありますので、ちょっとお伺いしますけども、新年度中にいわゆるその基本計画に入るまでの新年度末までに、国の何らかの支援制度が創設されなければ、今、可能性のある限り続けるのだというお話でしたけれども、基本計画に進むのをストップして、何らかの支援制度創設ができるまで、この計画を基本構想で一旦止めて、はっきりしてから基本計画に進むのだと、一旦止まると、こういう可能性もある。こういう理解でよろしいでしょうか。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

基本構想から基本計画に移行するまでのその期間について、現状では制度ができなければストップするのかということでございますが、市庁舎は大変な事業でございます。しかも庁舎は、国土交通省のほうの関連での建築ライフサイクルからいいますと65年と言われております。そういう意味でいきますと、十分に時間をかけて、そして財政の問題もありますし、市の財政状況を含めて、十分に時間をかけた対応が、私は必要だと思っております。最初からこの時点でこういう状況でなければ延ばして、またはその時期を考慮せず前へ進むかということでございますけれども、それはそういう形になり得ないと思っておりまして、全てのものが出そろって、それで最終的に一番有利な方法を判断できる、その時期までというふうに考えております。その時期が来なければ延ばすのかということでございますけれども、その時期を延ばすか延ばさないかも、その時期で判断していかなければならないと思っております。したがいまして、現状での予算上の問題、さらには事業手法も含めた社会情勢、そしてこの江別の財政状況などを含めて、判断する時期を考えていかなければならないと思っております。以上でございます。

質問 本間憲一

物すごく、ある意味で丁寧な御答弁を頂きまして、ありがとうございました。そうだとするならば、今の市長のお話を聞いていて、時間をかけなくてはならないし、大きな事業で大切な問題なのだというお話でしたけれども、そうだとするならば、申し訳ないですけれども、市長は今年就任16年目です。昨日今日市長になられたわけではない、起債制度がいつ終わるのかも十分に分かっていたと思います。なぜ、もっと早くに起債制度が終わらない、間に合ううちにでも、時間をかけて、もっと早くに手をつけるべきだったのではないのか、なぜ手をつけなかったのか、その理由をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

今回の有利な起債制度の時期ということでございますが、前回の一般質問にもお答え申し上げておりますとおり、今回の有利な起債制度の創設は、平成29年度でございます。平成23年の東日本大震災に関連した災害復旧の中に、熊本地震の翌年の平成29年にこの制度が創設されまして、令和2年度までの5年間の間に自主設計をする、着工するという条件の下に追加となった制度でございます。この制度に、当時から基本設計まで進んでいるところは、これに参加することができました。私どもはまだ基本設計、基本構想にも入っておりませんでした。したがいまして、建築場所、基本構想、基本設計、自主設計に至るまでの間には、令和2年度の事業の終了までに、自主設計に至るまで行かなかった状況でございます。努力はしましたけれども、間に合わなかったというのが現状でございます。その関係上、先ほど申し上げた北海道内9市、そのほか町村もあります。そういう市町村が今回有利な制度に間に合わなかったので、皆さんで結成をして、そして今回の国への要望に至っているところでございます。この流れは、先ほど申し上げたとおり、全国の問題でもあります。一市町村の問題ではございません。ですから、今後、全国の問題として取り上げて、そして全国で動こうということがやっと去年から始まったばかりでありますので、その時点で、まだ本格的な活動をしないうちに、なぜ活動できなかったのかということには、私はならないのではないかと思っております。以上でございます。

質問 本間憲一

よく分かったような、分からないような気持ちでいるのですが、それであれば、市長、先ほど申し上げましたとおり、一日も早く、やはりこれは前に進めなければならないだろうし、基本計画に令和5年度から入りますけれども、基本構想をしっかりと新年度で仕上げて、またその新年度中に今、市長が動かれている国からの何らかの支援制度の創設がなければ難しいということですから、その結論を出す努力というのが、この新年度は必要なんだろうと思います。今までどおり、国に対して頼むと、いつになるのだと言うことばかりではなくて、どこかでその回答を頂くことも年度中に要望しなければならないだろうというふうに思っております。私もそうですけれども、市長もあと残り任期1年です。この計画の中で止めるのか止めないのか、次の選挙に、市長は立候補されるのか、そんなことは、今日はお伺いしませんけれども、それぐらい、恐らく気持ちは市長も持っていらっしゃるのだろうと、この1年間が勝負だと、この1年間でしっかりその制度については見極めをして、止めることなく、基本構想から基本計画に進める覚悟があるのだろうと思いますけれども、いかんせん本庁舎整備に係る起債制度を要望する会の会長を務められてますので、会長自らがそういうことを今この段階でなかなか言えないのだろうと、そこも一定程度理解します。ただ、登別市のように違う手法で財源を確保し、この9市からこの春に脱退をされる、そういう話も聞いていますから、やはりそこはトップを張っている会長ではありますけれども、江別は江別で独自の手法もしっかりと考えていかないとならないだろうと、そんなふうに思っているわけです。この新年度1年が勝負だと、こういうふうに思っていますけれども、市長の強い思いを新年度に向けて聞かせていただきたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

庁舎の耐震化、さらには今後の庁舎の行政効率を高める上でも、市民サービスを提供する上でも、庁舎の改築というのは極めて重要なことであろうと思っております。そのためには、先ほども申し上げたとおり、市の財源、さらには市のまちづくりということも含めて、全体を含めた最善の方法を選んでいかなければならないと思っております。そのためには、その一つとして、財政上の問題からいきますと、有利な起債制度の創設に、9市が連携して今、進めておりますので、その確保にまず最善の努力をして、全国の自治体とも一緒になりまして、制度創設に向けて努力をしていきたいと思っております。以上でございます。

質問 本間憲一

この項目については以上でやめて、次の項目に入りたいと思います。引き続きよろしくお願いを致します。項目2、本庁舎の建設に係る基本構想について、2回目の質問をさせていただきたいと思います。新年度から基本構想策定に取りかかるわけでありますけれども、本庁舎等の整備の基礎となる3要件の一つである建設場所が、事業手法によっては変わってくる。私はこう考えておりますので、従来方式での基本構想とPFI、民間資金活用での基本構想との二本立てになるべきではないかと思っておりますが、そのような認識でよろしいでしょうか。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

基本構想に関連しまして、再質問にお答え申し上げます。基本構想には、庁舎の基本理念、さらには備えるべき市役所機能の概要など、事業手法を決定するに至る前の基本的な部分について盛り込むことを想定をしております。項目によって必要が生じた場合には、併記することにもなりますが、基本的には、事業手法を決定する前の基本的な部分ということでございますので、そういうことも念頭に検討してまいりたいと考えております。

質問 本間憲一

項目2の3回目の質問をさせていただきますが、御答弁にありましたように、基本構想には庁舎の基本理念や、備えるべき市役所の機能の概要など、事業手法を決定するに至る前の基本的な部分について盛り込むことを想定するということでありますが、そうだとするならば、私はもっと今回の新庁舎建設に関しては、大局的、俯瞰的に考えるべきと思います。その大きな一つが、建設地を江別高校跡地とした場合の現庁舎の跡地の活用、もっと言いますと、現市民会館はどうするのか、現庁舎跡地や別館等の周辺跡地をどうするのか、一体的な構想が必要だと考えますが、どのようなお考えをお持ちか、お伺いをさせていただきます。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

一体的な構想ということでございまして、市民会館についてもということでございますが、これまでもさきの定例会でもお答え申し上げておりますが、市民会館は本庁舎とは別に検討することとしてございます。その間は、現施設を適切に管理していかなければならない、使用していかなければならないと考えております。また、現庁舎や別館等の跡地につきましては、様々な考え方があろうかと思いますが、イベントスペースや駐車場としての活用などにつきましても、検討していかなければならないものと考えております。いずれに致しましても、本庁舎周辺の土地利用を含めた全体的な構想につきましては、事業手法が決定する基本計画の段階になろうかと思ってございまして、そのような考え方の下に進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 本間憲一

同じく項目2の4回目の質問になります。令和3年11月にまとめられた本庁舎等の整備に係る市の基本的な考え方の素案の中には、市民会館については、本庁舎と市民会館の整備に関する議論をすると、多くの時間を要することから同時には進められない。さらには、合築には多額の費用がかかることから、市民会館単独で耐震化手法や事業手法について検討されると出ておりますけれども、今後、先行する新庁舎建設に向けて進んでいくスケジュールの中のどこかのタイミングでは、早期に市民会館についても検討を開始し、新庁舎建設と現庁舎や別館等の跡地と一体となった構想にならざるを得ないのだろうと、こういうふうに考えております。そこで、お伺いいたしますが、市民会館の耐震化については、いつ頃から検討を開始するのか、また、その検討が行われて、新庁舎建設の基本構想や基本計画の中に、市民会館や周辺跡地の活用についても早期に組み入れるべきだと考えますが、改めてお伺いをさせていただきます。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

市民会館の耐震化ということでございますが、まずは、防災・災害対策拠点となります本庁舎の検討を優先すべきと考えております。仮に本庁舎と連携して検討するとしますと、本庁舎建設に係る財源の見通しや事業手法が決定する基本計画の段階において、市民会館についての検討を始めるのが妥当ではないか、適当ではないかと考えております。

質問 本間憲一

理解を致しました。どこかのタイミングではしっかりと市民会館や周辺跡地との一体的な構想として、この新庁舎の建設に向けては、取り組んでいただきたいと思いながら、次の項目に入らさせていただきますが、項目3、基本構想以降のスケジュールについてであります。今の話と少し関連いたしますけれども、早期の耐震化を目指して、早期の対応をされる考えであることは理解をさせていただきました。1回目に質問させていただきましたが、いつ何どき、起きるか分からない各種の災害に対応できる拠点というのは、一日も早く造らなければならないのですが、今までのお話を聞いていると、財源のことが当然中心になるわけですけれども、制度創設のことが頭にあって、何かそれ以降なかなか進まないと言いますか、一日も早く、この件に関して着工させるなり、進めるという創意工夫がなかなか見えてこない。基本構想以降のスケジュールについて、今後、そういったスケジュール短縮の何か、起債制度創設までに少し時間がかかるわけですから、それを回復すると言いますか、修復をするための基本構想以降のスケジュールの短縮の工夫などがありましたら、御答弁を頂きたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

庁舎を一日も早く建設するための工夫ということでございますが、新庁舎の建設に当たりましては、先ほども申し上げましたとおり、耐用年数が65年という非常に建築物としては長いライフサイクルを持っている建物となります。十分な検討を行いまして、市民の皆様への丁寧な説明をする。さらには、理解を得て、協力して進めることが必要だということは考えておりまして、一定の期間を要するものと考えております。その一方で、庁舎は防災、さらには災害の対策の拠点となるため、早期に建設しなければならないということも当然の思いでございます。こうした思いは、全国の自治体で同様でございますので、同じ考え方、または同じ手法で努力されている、努力された経過があるといったような、全国の市町村の創意工夫なども調査研究してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 本間憲一

市長の熱い思い、それも確認をさせていただきましたので、いずれにしても、新年度に入る基本構想、令和4年度、この1年が大きな分かれ道、勝負だと思っていますので、引き続き頑張っていただいて、私にできることがありましたら、後方支援させていただきたいと思いますので、何なりと言っていただければと思います。引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。

出典:江別市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月4日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる