みんなの議会

江別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日

(1)がん教育について/(2)自転車保険について/(3)トイレの洋式化について

2018年12月10日、江別市議会の一般質問で、齊藤佐知子議員が「がん教育について」「自転車保険について」「トイレの洋式化について」について質問し、市長 三好昇、教育長 月田健二、生活環境部長 高橋孝也、教育部長 萬直樹、総務部長 後藤好人が答弁しました。

質問者
齊藤佐知子 議員
答弁者
市長 三好昇、教育長 月田健二、生活環境部長 高橋孝也、教育部長 萬直樹、総務部長 後藤好人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 齊藤佐知子

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問させていただきます。最初に、がん教育についてお伺いいたします。文部科学省は、10月23日にがん教育の実施状況について、初めてとなる全国調査の結果を公表し、国公立の小・中学校、高校のうち、約6割が2017年度にがん教育を実施したことが明らかになりました。調査は、2016年12月に施行された改正がん対策推進基本法にがん教育に関する条文が新たに盛り込まれ、改正法に基づく第3期がん対策推進基本計画に国は、全国での実施状況を把握すると明記されたことを受けて実施され、全国の3万7,401校から回答を得ております。調査結果によりますと、がん教育を実施しているのは、全体の56.8%の2万1,239校で、このうち、12.6%の2,676校が外部講師を活用しているとのことです。活用した外部講師の職種は、がん経験者が20.8%の557校、がん専門医が17.0%の454校、薬剤師が14.6%の392校、学校医が13.4%の358校などであったとのことです。活用の効果については多くの学校が、健康と命の大切さについて主体的に考えることができた、がんに関する知識が深まったと回答されています。今後の課題としては、講師との打ち合わせを事前に行わないと、講師の話す内容と学校の要望にギャップが生じる、年間指導計画に位置づけないと指導時間の確保が難しい、講師リストがなく講師を探すのが難しいなどが挙げられています。文部科学省は、中学校で2021年度から全面実施、また、高校で2022年度から順次実施となっている新しい学習指導要領にがん教育が盛り込まれたことを念頭に、今回の調査も踏まえて、教材の普及や適切な外部講師選びのサポートを進める方針を打ち出しています。がんは日本人の2人に1人がかかる国民病であり死因の1位です。しかも、ここ30年以上、がんの死亡者数はふえ続けているとのことです。国民のがんに対する理解が根本的に不足していると言われています。今やがんは約6割が治る時代となり、誤った知識は治療を手おくれにしてしまいます。だからこそ、学校現場でのがん教育は重要です。医療の進歩により現在は、がん治癒率に相当する5年生存率は65%にまで上昇しているとのことです。早期発見ができれば入院の必要すらない場合もあり、がんに関する正しい知識を知ってほしいと言われております。また、2017年3月に中学校の、2018年3月に高校の、それぞれ改定された次期学習指導要領でがん教育を扱うと明記されたことにより、一人も漏れなくがんについて学べる学校環境は究極の啓発であると言われております。がん教育を受けることで健康への意識が高まるだけでなく、病気の人を初め、他人を思いやる気持ちも養えるとし、10年後、20年後、がん教育を受けた子供たちが大人になったとき、日本の社会は大きく変わると言われております。以上述べまして、1点目に、市内小・中学校のがん教育の実施状況についてお伺いいたします。2点目に、全国調査の結果を受けて、当市の現状の認識と課題についてどのようにお考えかお伺いいたします。3点目に、専門医など外部講師の活用についてお伺いいたします。次に、自転車保険についてお伺いいたします。警視庁によりますと、自転車が関係する事故はこの10年間で半減していますが、歩行者との接触事故が1割程度の減少にとどまっているとのことです。昨年12月には、左手にスマートフォン、右手に飲み物を持って電動アシスト自転車に乗っていた女子大生が、高齢女性に衝突し死亡させる事故が発生しています。自転車はハンドルやブレーキを両手で操作するものですから当然、ながら運転は禁物です。何より、法律上は、軽車両に位置づけられており、歩行者の保護に努め歩行者の通行を妨げないことが原則です。それにもかかわらず、こうした基本的なルールを無視した自転車の利用者が目につくところです。警察による取り締まりは当然として、学校や行政機関は交通安全講習などを通じて利用者の意識啓発に努めるべきであると考えます。一たび歩行者との衝突事故を起こすと、最悪の場合は被害者の死亡という取り返しのつかない事態を招くことになります。事故が起きた場合、加害者に賠償能力があるかどうかは重要です。自転車による死傷事故の賠償金は高額になる傾向にあり、自動車事故と同様の1億円に近い支払いを命じる判決も出ています。しかし、加害者が賠償金を払えなければ泣き寝入りせざるを得ないところです。このような中、賠償責任を果たすことができるよう、条例を制定して民間の自転車保険の加入を義務づける自治体がふえています。努力義務も含めると、2015年以降、16都道府県7政令市で条例が制定されています。神奈川県相模原市は、昨年12月に制定された相模原市安全に安心して自転車を利用しようよ条例に基づいて、本年7月から自転車保険への加入を義務化しています。市外在住者を含めた市内で自転車を利用する人と市内で自転車を利用する未成年者の保護者が対象となっています。市は、加入義務化を知らせるパンフレット25万部を自治会や市内全小・中学校などに配布するなど周知徹底を図っています。相模原市が、自転車保険の加入義務化に踏み切った背景には、自転車事故の多さにありました。神奈川県警の統計では、2016年に起きた県内の交通事故における自転車事故の割合は、神奈川県平均が約20%だったのに対して、相模原市は約30%と大きく上回り、同年の事故は802件だったとのことです。相模原市交通・地域安全課によると、事故の加害者になれば、自転車であっても多額の賠償を求められることがある。自転車保険をより多くの市民に知ってもらい備えてほしいと訴えております。2015年10月に全国で初めて自転車保険の加入を義務化した兵庫県は、保険会社と連携し、自治体独自のひょうごのけんみん自転車保険を創設しております。保険料を含め年間1,000円から加入できることから、現在、加入者は10万人近くに及んでいるとのことです。また、京都府京都市は昨年5月から自転車保険の種類や条例の内容などについて相談できるきょうと自転車保険専用コールセンターを設置しています。神戸地方裁判所は、2013年に自転車事故を起こした男子小学生の母親に損害賠償9,521万円の支払いを命じており、今では、1億円近い高額賠償を命じられるケースは珍しくないとのことです。警視庁によりますと、2017年中の自転車側が加害者となった事故は、1万5,000件を超えており、歩行者側が重症もしくは死亡した人数は299人に上るとのことで、このうち、加害者となる自転車側の3割が自転車保険に未加入だったとのことです。国土交通省の担当課は、自転車保険の知名度は高くないため、より多くの自治体に条例を制定してもらいたいと言われております。国としても、自治体の義務化の動きを踏まえて、本年6月に発表した自転車活用推進法に基づく推進計画の中で、法律による自転車保険加入の義務づけについて検討を進める方針を明記しています。以上述べて、質問いたします。1点目に、当市の自転車の利用実態についてお伺いいたします。2点目に、自転車保険の加入状況についてお伺いいたします。3点目に、自転車保険加入の必要性についてどのようにお考えかお伺いいたします。4点目に、自転車保険加入の周知についてお伺いいたします。5点目に、市内の自転車事故の現状についてお伺いいたします。6点目に、自転車利用に関する条例についてお伺いいたします。最後に、トイレの洋式化についてお伺いいたします。学校トイレの洋式化については、平成13年第1回定例会において、トイレの環境改善の観点で、和式、洋式の配分も含め、将来計画について質問させていただいております。そのときの答弁としては、生活様式の変化に伴い、多くの家庭において洋式トイレを用いている中で、和式トイレにふなれなこともあり、尿意を我慢する子供たちがいることから、校舎の増改築や大規模改修の際に学校の要望を取り入れ設置してきたとの答弁があり、当時の洋式トイレの設置率は27%でした。その後、他の議員の一般質問もあり、教育委員会としては、耐震化などによる大規模改修や改築に合わせて学校からの要望を聞きながら実施していくとのことであり、これまで徐々にトイレの洋式化率は高まっている状況にあると認識しているところでありますが、現状はどのようになっているのでしょうか。文部科学省が2016年に公表した公立小中学校施設のトイレの状況調査によりますと、全国の小・中学校約3万校のトイレの全便器数は約140万基。そのうち洋便器数が約61万基で洋式率は43.3%、和便器数は約79万基で和式率が56.7%とのことです。教育委員会の8割以上が校舎の新築や改修の際に洋式便器を選ぶと回答しているとのことです。全国の教育委員会の今後の整備方針としては、42.5%が洋式率90%と回答しており、洋式便器を和式便器よりも多く設置するとした教育委員会が85.2%を占めたとのことです。今や家庭のトイレはほとんどが洋式便器となり、和式便器になじみのない子供がふえています。幼稚園、保育園などもほとんどが洋式便器で排せつの教育をしている現状です。教育的観点から和式便器を残すとの見解もありますが、小学校に入学したばかりの児童は和式便器になれていないため、便器の周りの尿汚れが多くなり、付着したアンモニアがにおいの原因になっています。東京都内の小学校の調査で、衛生面の観点からも乾式清掃のトイレと湿式清掃のトイレで菌数とにおいの比較調査をしたところ、菌数の比較では、湿式トイレでは乾式トイレの45倍以上の菌が検出されたとの調査結果が出ています。湿式トイレの床は水が残りやすく、それが菌の繁殖に最適な環境をつくっていると考えられています。また、においの比較ではアンモニア付着量とにおいには相関関係があり、湿式トイレはにおいの原因になるアンモニアの付着量が多く、日常清掃では取り切れずにおいのもとが蓄積していくことで、においの気になるトイレになる可能性が高いとの調査結果が出ています。このようなことを考えると学校の環境として、子供の健康に配慮した快適なトイレの環境を整備することが必要と考えます。また、もしも災害が起きたとき、市内公立小・中学校や公共施設は、災害時の避難拠点となります。全国の小・中学校の8割以上が避難所に指定されており、高齢者や障がい者が避難所で安心してトイレに行けるような環境整備が必要です。その意味においても、小・中学校のトイレの洋式化は急務と考えます。国は、9月の北海道胆振東部地震や2016年の熊本地震のときに数少ない洋式トイレに高齢者が和式トイレを使えず列をつくる状況であったため、現状4割にとどまっている洋式トイレの割合をふやしていくとの新聞報道もあり、学校トイレの洋式化は、現在、改修費の3分の1を国の補助により整備しているところですが、当市として今後の整備計画などをどのようにお考えかお伺いいたします。市内の地区センターなどの公共施設は、日常でも地域住民がさまざまな活動などで利用している状況です。過日、地域のイベントに参加した際にトイレの順番を何人も待っていたため、私もその列に並んでいると、しゃがむことができないから和式トイレはあいているので、よかったらどうぞと言われ、中をのぞくと二つの和式トイレがあいており、洋式トイレの順番を何人も待っていました。市内の公共施設である地区センター、市民体育館、市民会館、青年センターなども災害時には避難所となることを考えると、トイレの洋式化を進めていく必要があると考えます。以上述べましたが、1点目に、学校のトイレの洋式化について御見解をお伺いいたします。2点目に、公共施設のトイレの洋式化について御見解をお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

齊藤議員の一般質問にお答え申し上げます。自転車保険に関しまして、まず、自転車保険加入の必要性についてでございますが、自転車保険につきましては、自転車販売店で加入できるTSマーク附帯保険のほか、自動車保険等に特約として附帯できる損害賠償保険がございます。北海道では、自転車の安全な利用や普及を目的としまして、北海道自転車条例を平成30年4月に施行し、自転車利用者は自転車損害賠償保険等への加入に努めるものと規定しております。市といたしましては、自転車利用者が加害者となった交通事故では、損害賠償額が高額になる事例がありますことから、被害者の保護と加害者の経済的負担軽減のためには、北海道自転車条例の趣旨を踏まえますと、自転車保険に加入することが望ましいものと認識しております。次に、自転車保険加入の周知についてでございますが、市では、江別警察署との連携のもと、幼児から高齢者までを対象に幅広く交通安全教室を開催しており、平成29年度では延べ279回、2万8,182人、平成30年11月末現在では延べ168回、2万175人に受講していただいたところでございます。その中で、ビデオ教材やパンフレットなどを活用しまして、自転車事故の場合にも高額な賠償を命ずる判決があるなどの事例も紹介しながら、自転車の安全利用とともに自転車保険加入の必要性を周知しているところであります。また、江別自転車商組合では、自転車の購入者に自転車保険や自動車保険等に、特約として附帯できる損害賠償保険への加入案内がされており、市といたしましては、引き続き、さまざまな機会を通じて、周知に努めてまいりたいと考えております。次に、自転車利用に関する条例についてでございますが、他市の事例では、自転車の安全利用や自転車を利用したまちづくり、自転車保険への加入やヘルメット着用等について規定するなど、さまざまな目的を持って条例が制定されております。市では、自転車保険の加入促進につきましては、北海道自転車条例におきまして、自転車利用者は自転車損害賠償保険等の加入に努めるものと規定されておりますことから、この条例の周知・啓発に努めているところでございます。今後におきましては、引き続き、北海道自転車条例の普及促進に取り組むとともに、国では、現在、自転車活用推進法に基づき、自転車利用者に対する自転車保険加入の義務化や新たな補償制度について検討を進めておりますので、まずは、国の動向を注視してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、教育長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

私からは、がん教育について御答弁申し上げます。初めに、がん教育の実施状況についてでありますが、学校における教育活動は、学習指導要領に基づき行われており、がん教育については、小・中学校ともに保健領域の中で学習しております。具体的には、生活習慣病の予防の中で、日本人の死亡原因の内訳や、がんとはどのような病気かについて学習し、喫煙の害と健康の中で、たばこには多くの発がん性物質が含まれていることや、喫煙を続けることによって、がんにかかりやすくなることを学習するほか、がんの予防についても学習しているところであります。また、健康福祉部と連携して保健師等の派遣を受け、毎年度5校程度の小学校において喫煙予防教室を行っているほか、平成30年度からは全中学校において生活習慣病予防教室を実施し、がんの内容についても学習しているところであります。さらに、平成29年度に小学校1校と中学校1校が北海道教育委員会のがん教育推進校に指定され、医師によるがんの知識理解を深める講演会とがん経験者による出前授業を実施したところであります。平成30年度には、小学校2校が北海道のがん教育出前講座の実施校に選定され、がん診療連携拠点病院の医師による講義が実施される予定であります。次に、現状の認識と課題についてでありますが、文部科学省の平成29年度におけるがん教育実施状況調査での本市の状況については、全ての小・中学校でがん教育が実施されているところであり、全国平均の56.8%に比べ、がん教育が進んでいる状況となっています。国のがん対策推進基本計画においては、がんの正しい知識と理解を深め、がん予防を学習することは重要であり、外部講師を活用することで、より一層効果的なものになるとされております。がん教育実施状況調査における本市の外部講師を活用している学校は、小学校が4校、中学校が1校で、全体に占める割合が19.2%となっており、全国の12.6%よりも高くなっておりますが、教育委員会といたしましては、より一層の外部講師の活用を進めていくことが課題であると認識しております。次に、専門医などの外部講師の活用についてでありますが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、本市では、平成29年度に小学校1校と中学校1校が、北海道教育委員会が進めるがん教育総合支援事業の一環として、先進的な取り組みを実施するがん教育推進校に指定され、医師によるがんの知識理解を深める講演会とがん経験者による出前授業を実施したところであります。平成30年度には、小学校2校が、北海道が進めるがん啓発事業の一環として行われるがん教育出前講座の実施校に選定され、がん診療連携拠点病院の医師の派遣を受け、授業を実施する予定であります。また、市独自の取り組みとしては、健康福祉部と連携して保健師等の派遣を受け、毎年度5校程度の小学校において喫煙予防教室を行っているほか、平成30年度からは、全ての中学校において生活習慣病予防教室を実施し、がんの内容についても学習しているところであります。教育委員会といたしましては、今後においても、毎年度5校程度の小学校で喫煙予防教室を行うとともに、全ての中学校で生活習慣病予防教室を実施するなど、関係機関と連携し、外部講師を活用したがん教育を推進してまいりたいと考えております。私からは以上であります。

答弁 生活環境部長 高橋孝也(生活環境部長は2019年3月まで)

私からは、自転車保険についてのうち、3件について御答弁申し上げます。初めに、自転車の利用実態についてでありますが、自転車の所有は届け出制ではないため、利用実態の把握は困難でありますが、一般社団法人自転車産業振興協会によりますと、全国において、平成28年では人口の約57%が自転車を保有していると推計しており、当市においては、この割合や一家に1台程度所有していると想定しますと、市内で6万台程度が所有されているものと推測されます。なお、学校に自転車通学についてお聞きしたところ、現在、小・中学校5校で531人、高校4校で1,595人、大学4校で約1,400人、合計で3,500人程度が通学で自転車を利用している状況にあります。次に、自転車保険の加入状況についてでありますが、自転車保険への加入は任意であるため、市内の加入状況の把握は困難でありますが、学校に自転車通学を許可する際の自転車保険への加入についてお聞きしたところ、小・中学校は、2校が加入義務づけ、3校が任意、高校は、3校が加入義務づけ、1校が任意、大学4校は任意となっており、義務づけされている児童生徒合計で1,500人程度が通学するために自転車保険に加入している状況にあります。次に、自転車事故の現状についてでありますが、江別警察署によりますと、市内における過去5年間の自転車による人身事故の発生件数は、自転車対自動車の事故は、平成26年が39件、平成27年が54件、平成28年が46件、平成29年が35件、平成30年は10月末現在でありますが32件となっており、おおむね減少傾向にあります。また、自転車対歩行者の事故は、平成26年から平成28年までは発生しておりませんが、平成29年が2件、平成30年は10月末現在で1件となっております。なお、自転車同士の人身事故は、過去5年間では、発生しておりません。私からは以上であります。

答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)

私から、トイレの洋式化についてのうち、学校のトイレの洋式化について御答弁申し上げます。教育委員会では、これまで、教育的見地などから一定数の和式トイレを残しながら、洋式トイレが少ない学校を優先し、大規模改修や学校改築の際に、洋式トイレの比率が高くなるよう洋式化を進めてきているところであります。平成30年4月現在の洋式化率は、小学校で65.0%、中学校で56.2%、小・中学校を合わせて61.9%になっており、各小・中学校における児童生徒の教育活動には支障がないものと考えております。一般的に、洋式トイレは、和式トイレに比べて、周囲を汚すことが少なく、衛生面や節水効果が高いとされ、また、平成28年4月に内閣府から公表された避難所におけるトイレの確保・管理ガイドラインでは、高齢者・障がい者に対して配慮をすべき事項として、洋式トイレの確保について示されているところであります。災害時の避難所としての役割も担う小・中学校のトイレにおいては、洋式化を進める必要性はこれまで以上に高まっていると認識しているところであり、今後におきましても、学校からの要望等も踏まえ、施設の改修等を行う際には、国の学校施設環境改善交付金を活用する中で、洋式トイレの整備に努めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。

答弁 総務部長 後藤好人(総務部長は2021年3月まで)

私からは、トイレの洋式化についての御質問のうち、市内公共施設のトイレの洋式化について御答弁申し上げます。指定避難所になる公共施設は、小・中学校を除き23施設であり、洋式トイレは総数268基のうち191基で、洋式化率は71%となっております。施設の建築年次や改修年次により、洋式化率に差がありますが、これまでも利用者のニーズに基づきまして、施設改修に合わせて洋式化を進めてまいりました。今後におきましても、災害時には避難所となることを考慮し、引き続き、施設改修に合わせて、トイレの洋式化を進めてまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 齊藤佐知子

2回目の質問をさせていただきたいと思います。2件目の自転車保険について、1項目めの自転車の利用実態についてですが、自転車通学をしている学生、子供たちは約3,500人とのことです。市内小・中学校で5校のほか、21小・中学校の子供は通学には使用していませんが、日常の生活で自転車の利用はしていると思います。そういったことを考えますと、利用実態としては、もっと利用者数は多いと考えますが、どのようにお考えかお聞きいたします。次に、2項目めの自転車保険の加入状況についてですが、先ほどの利用実態から見ても、自転車保険が義務づけされている児童生徒、任意加入となっている高校、大学を含めても自転車保険の加入率は42.8%となります。自転車保険加入の必要性については、先ほども述べましたが、もしも加害者になったときに賠償責任を果たすことができるかどうかが重要です。自転車保険の加入の必要性はわかっていても、自転車保険に加入していなければ、責任を果たすことはできませんし、自分への保障もありません。また、自転車事故の現状を見ても、大切な市民の安心・安全を守るために自転車保険加入の義務化が必要と考えますので、御見解をお聞かせください。次に、6項目めの自転車利用に関する条例についてですが、北海道自転車条例は、自転車保険の加入に努めるものとされており、市民の安心・安全を守るため、江別市としての条例制定が必要と考えますが、御見解をお聞かせください。以上で、2回目の質問を終わります。

答弁 生活環境部長 高橋孝也(生活環境部長は2019年3月まで)

私から、自転車保険に関する3件の再質問に御答弁申し上げます。初めに、自転車の日常の利用実態についての再質問でありますが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、自転車の所有は届け出制ではないため、利用実態の把握は困難でありますが、学校に自転車通学についてお聞きしたところ、現在、小・中学校5校で531人、高校4校で1,595人、大学4校で約1,400人、合計で3,500人程度が通学で自転車を利用している状況にあります。小学校で実施している交通安全教室の自転車実習では、ほとんどの児童が自転車を保有しており、このことから推測しますと、市内小・中学校の児童生徒約8,900人の大半が自転車を利用していると考えられ、議員御指摘のとおり、児童生徒に限らず、多くの方が日常の生活で自転車を利用しているものと考えております。次に、自転車保険の加入状況及び自転車利用に関する条例についての再質問でありますが、いずれも自転車保険に関する御質問でありますので、あわせて御答弁申し上げます。自転車保険への加入は、先ほども御答弁申し上げましたとおり、任意であることから、加入状況の把握は困難でありますが、北海道自転車条例では、自転車利用者は自転車損害賠償保険等への加入に努めるものと規定しております。市といたしましては、自転車保険に加入することが望ましいと考えておりますが、自転車保険への加入は、個人の判断によるものでありますので、市が義務づけることは難しいものと考えております。また、自転車利用に関する条例につきましては、現在、国において、法に基づく自転車活用推進計画の計画期間である2020年までに、自転車保険加入の義務化について検討することとしておりますことから、市といたしましては、検討に係る国の動向を注視してまいりたいと考えております。以上であります。

出典:江別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる