みんなの議会

美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日

(1)町民会館保有備品の管理状況について/(2)自転車保険の義務化について

2020年9月16日、美幌町議会の一般質問で、稲垣淳一議員が「町民会館保有備品の管理状況について」「自転車保険の義務化について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 田村圭一、社会教育主幹 松尾まゆみ、まちづくり主幹 佐々木斉が答弁しました。

質問者
稲垣淳一 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 田村圭一、社会教育主幹 松尾まゆみ、まちづくり主幹 佐々木斉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 稲垣淳一

それでは、通告に従いまして、大きく2点ほど質問をさせていただきます。まず、1番目には、町民会館保有備品の管理状況についてであります。町民会館保有のピアノの管理状況についてお尋ねをいたします。2018年9月の美幌町民会館改築に併せ、町民有志でつくる「びほーるにフルコンサートピアノを要望する会」が、1,126人分の署名と寄附金約150万円を町に託しました。さらには、趣旨に賛同された方が、情操教育をしっかりとし、郷土愛を持つ人に育ててほしいと2名の方から多額の寄附をいただき、芸術文化振興基金と寄附金、一般財源を合わせて約2,530万円でフルコンサートピアノ、スタインウェイD274の導入に至りました。フルコンサートピアノは導入後2年が経過、ほかに寄贈された2台と合わせて3台を所有しています。ピアノは木製のため、保管にも大変気を使う楽器であります。また、ピアノは一生物と言われますが、それも整音、整調、調律と多岐にわたる調整がされていればこそであります。現在の管理状況はどのようになっているのかお示しください。また、それぞれに個性ある音色を奏でてくれるピアノですが、フルコンサートピアノであるスタインウェイD274、世界最高峰ブランドと評されるその音色は、各人を魅了してやまないと言われています。しかしながら、ピアノは常に使用していないと音が出なくなると言われています。使い込むほどに音の響きや伸びがよくなるピアノ。そのために、より多くの弾き込みをすることにより、スタインウェイらしい音がつくり上げられていきます。各地の音楽ホールではボランティアの弾き込みピアニストを募集し、良好な演奏状態を保つよう様々な取組があります。スタインウェイの音づくりのために、町ではどのような運用をされているのかお示しください。大きく2点目であります。自転車保険の義務化についてお尋ねいたします。自転車保険の義務化の導入の考えについてお尋ねします。「それは避けることができる事故でした。女子高生が自転車に乗っていました。夜、ライトをつけず携帯電話を使用しながら、次の瞬間、歩行中の女性に後ろから衝突、歩行困難となる後遺障がいを負わせてしまいました。裁判では、この加害者に損害賠償金5,000万円の支払いが命じられました。自転車でも事故を起こせば加害責任を逃れることはできません。」これは、美幌町が配布した加害自転車の責任についてのリーフレットに書かれたものであります。2009年からの10年間で、自転車事故の件数は減少していますが、自転車対歩行者の事故件数は2016年から増加傾向にあります。加害者となる年齢層は16歳から19歳が最も多く、未成年の事故件数は全体の35%を占めます。自転車も法律上は軽車両、つまり車の仲間であります。もしも歩行者との事故が発生した場合は、自転車の過失割合が大きくなるのが基本です。特に、歩道上で事故が発生した場合は、自転車側の過失割合が10割になると考えるべきとされています。こうした状況を受け、自治体の多くが自転車保険への加入を努力義務とされています。しかしながら、努力義務では自転車保険への加入率がほとんど上がらないことが報告されています。そこで、実効性の高い義務化へとシフトする自治体が増えてきています。義務化されるのは、自転車の利用者、保護者、自転車使用事業者、自転車貸付事業者です。自転車販売業者には、購入者に対して保険に加入しているかどうかの確認をし、加入していない場合は、情報提供を努力義務とすることになりました。自転車の利用者はもちろんのこと、自分の子供たちが自転車を利用するなら、保護者も加入義務があるということを強く意識させなければなりません。また、自転車保険と言っても、重要なのは利用者本人のけがに対する保障と、他人への損害補償責任に対する保障、個人賠償責任保険があることです。本町においては、中学生から自転車通学が認められていますが、通学許可を出す際において、交通ルールの遵守は当然ですが、自転車保険の加入義務を課すことも大事なことだと考えます。当町においても、万が一、児童生徒が加害者になってしまった場合を想定して、自転車保険の義務化を強く進めるべきと考えますが、町の考えをお示しください。また、スポーツイベントが盛んな中、当町においては、ビホロ100キロメートルデュアスロン大会が毎年実施されておりますが、参加資格の中に自転車保険の義務化を明記し、安全管理に努めてはと考えますが、町の考えをお示しください。以上です。

答弁 町長 平野浩司

稲垣議員の御質問に答弁いたします。なお、町民会館保有備品の管理状況につきましては、後ほど教育長から答弁させていただきます。自転車保険の義務化についての質問でありますが、北海道は平成30年4月、北海道自転車条例を制定し、自転車賠償責任保険への加入を努力義務化いたしました。条例に基づき北海道は、自転車組合、商工会議所、保険会社、小売業者、公立高校、小中学校、大学など各種機関に対して周知活動を実施しております。本町にも周知活動の協力要請があり、交通安全推進委員会の会員事業所、自治会連合会交通安全部会、自転車教室の参加者などに対してチラシを配布するなど、周知に取り組んでおります。小中学校においては、毎年、自転車乗車中に自動車と接触して、被害者となる事例が数件発生しておりますが、いずれも軽傷で済んでおります。また、ここ10年間において、児童生徒が加害者となった自転車事故はない状況であります。学校現場では、日々、交通安全や交通ルールの遵守を繰り返し指導する中、先頃も一般社団法人美幌地区交通安全協会より、中学校向けの自転車ルールブックを寄贈いただき、生徒に配布している状況にあります。御質問の義務化ですが、条例で自転車保険の加入を義務化している自治体は、未加入者に対して罰則などを設けるものではなく、個人賠償の特約の確認などを求めながら、自転車保険の加入推進を図っており、本町も同様の取組を行うことで、条例を制定して加入を義務化する必要はないと考えております。つきましては、自転車の交通安全の取組に、個人賠償特約の確認を加えて、自転車保険の加入に対する意識の向上を図り、町広報やホームページへの登載、チラシの配布など周知活動の充実に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、デュアスロン大会の参加資格の中に自転車保険を義務化することとの御質問ですが、ビホロ100キロメートルデュアスロン大会には、小学生から一般の方まで約300名の選手が全国各地より参加しております。保険につきましては、主催者として参加者及びスタッフの賠償責任保険に加入しておりますが、参加選手自身が第三者に賠償責任を求められる場合には、選手本人が加入する保険等で対応する必要があります。大会参加に当たっては、主催者の加入する傷害保障の範囲内とする同意を得て申込みいただいておりますが、自転車賠償責任保険の加入の義務化や加入の確認までは行っておりません。大会参加条件として、保険加入の義務化は現時点では考えておりませんが、参加申込み時に保険加入の確認や加入促進について周知していくことで、さらに安全管理に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

稲垣議員の御質問にお答えいたします。フルコンサートピアノスタインウェイの管理状況についてですが、通常時は、常時室温22度、湿度50%に保たれたピアノ庫に保管しております。メンテナンスについては、スタインウェイ・ジャパン株式会社の正規特約店による年1回の保守点検を実施しており、その際に調律も実施しております。また、保守点検とは別に、町としての調律の予算を1回分計上しており、平成31年度は保守点検を8月に、調律を令和2年3月に実施したところであります。スタインウェイの音づくりのため、町としてどのような運用をしているかとの御質問ですが、平成30年度は、納入された際にピアノ講師やピアニストなど4名の方に弾き込みの協力をいただいており、その後、10月以降、練習・リハーサル・本番利用などで17回利用をいただいております。平成31年度については、計34回の利用であり、使用団体において、町の実施分とは別に7回の調律が行われたところであります。令和2年度の利用につきましては、コロナ禍により閉館期間が生じた影響もあり、8月末現在で4回の利用にとどまっております。スタインウェイを広く活用することについては、教育委員会でも年度当初から検討してきたところであり、びほーるの舞台上で無料体験いただく第1回目の事業を10月18日に実施する予定であります。この事業については、今後も積極的に継続していきたいと考えております。稲垣議員御指摘のとおり、ピアノを弾き込むことにより、その音色が豊かになるということは認識しており、これまでについても実際に利用いただく中で、ピアノを育てる方針で進めておりますので、引き続き多くの方に利用していただけるように努めてまいります。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

それでは、町民会館の備品でありますピアノの使用状況、運用状況について何点か再質問をさせていただきます。まだ購入して2年くらいということですが、購入の際のいろんなやり取りを私も議場で聞いていた1人ではあるのですが、改めて、フルコンサートピアノ、国産のピアノもございますけれども、なぜこのスタインウェイ・アンド・サンズ社のこのフルコンサートピアノになったかという経緯を簡単でいいのでお聞かせ願えますでしょうか。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

ただいまの御質問に答弁を申し上げます。スタインウェイのフルコンサートピアノの購入に当たりましては、御質問にありましたとおり、町民の方の御寄附をいただいて購入をしてきたところでございます。購入に当たりましては、寄附をいただいた方の意向もございますし、教育委員会内部で検討をした上で、やはり世界最高峰のスタインウェイのピアノを購入したいということになりまして、購入をしたところでございます。

質問 2番 稲垣淳一

私もびほーるができる頃、ヤマハのS6をロータリークラブで寄贈するときに、議会の報告会に私もお邪魔してその話で盛り上がって、ピアノを入れるのも大変だと思った記憶があったのですけれども、そういう紆余曲折を経て、音楽を愛する愛好家の皆様の思いと、御厚志をいただいた方たちの思いで、このスタインウェイの購入が決まったと理解しているものではありますが、質問にも書きましたけれども、ピアノは御存じのとおり7割以上が木製でできている楽器であります。現在の町民会館といいますか、びほーるにお邪魔して、保管庫の見学をさせていただきました。温度と湿度をかなり厳重に管理されているところで、スタインウェイとヤマハのCSについては、かわいがられていると思ったところでありますが、ギャラリーに置かれているヤマハのS6、これについては常時あの場所にあるのか、それとも保管庫のピアノと時折入れ替えをしているのか、そちらが気になったのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

ピアノの保管の状況でございますが、町民会館にあるピアノ庫につきましては、ピアノの保管できる台数が2台ということで、スペースが限られておりますので、現在、スタインウェイ、それとヤマハのCSの2台を保管している状況でございまして、御寄附いただきましたヤマハのS6については、ギャラリーに置きまして、機会があれば町民の方にも披露して、弾いていただくという形で活用をしているところでございます。

質問 2番 稲垣淳一

その場合、ギャラリーは保管庫とは違うので、温度・湿度の条件がかなり変わると思います。特に北海道の場合は、冬場は乾燥が強くなりますので、平成24年の寄贈ですので、かれこれ6年ぐらいたつと思うのですが、その場合、ピアノにとって乾燥は大敵でありますので、メンテナンスを保つために、あの状態でどういうパフォーマンスができるのかわからないですが、大丈夫なのでしょうか。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

ヤマハS6の保管状況でございますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、ギャラリーに置いているということですが、町民会館のギャラリーも空調設備が効いておりますので、保管庫ほどではございませんが、湿度・温度についてはある程度一定の水準を保っているところでございます。加えて、湿度につきましても、毎朝ギャラリーの状況を点検いたしまして、異常がないかを確認して、管理をしているところでございますので、よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

保管庫とはもちろん同じ状況ではないと理解するのですが、そこは区別することなく、大切に使っていただきたいと思うのと、やはり乾燥がこれから厳しくなってくると思いますので、今は響板までのカバーがかかっていると思うのですが、理想の話をすれば、足元まで床まで垂れるカバーをかけるだとか、または、真冬の乾燥が強いときは、洗面器というか金だらいといいますか、そこに水を張ってピアノの下に置くだとか、そういう乾燥に対する対策を入念にしていただきたい。そうすることで、数年に1度のメンテナンスも莫大な費用がかかるかと思いますが、幾らかでもいい状態を保てるのではないかと、そういう話も聞いていますので、ぜひその辺の検討も今後していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいま貴重な御意見をいただきました。せっかく寄贈いただいた財産でございます。寄贈された方の御意思に沿うのはもちろんのことでありますが、いろんな方法、いろんな方に意見を聞きながら取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

質問 2番 稲垣淳一

そこで、管理ということでいけば、聞いた話で恐縮ですが、国産のピアノは大体工場で100%のパフォーマンスになる状態で出荷されると聞いておりますが、スタインウェイは7割から8割の状態で出荷される。そして、今回の購入に当たって、いろんな先生方の手のおかげでいろんな弾き込みがあったりとか、ピアノの選別があったりということで、今の我が町に来ているピアノですが、北見の芸文ホールもピアノが数台置いてありますけれども、あそこは芸文ホールで音楽専門のホールなので、スタインウェイの稼働率が非常に高い。美幌は残念ながら、ほかに演劇やいろんな芸能だとか、多岐にわたって人気のある場所なので、なかなか音楽専門に使うことはできないのは重々承知しているところでありますが、やはり完成品ではない、そのホールにおいていろんな弾き込みをされて、びほーるに合った音色がつくられていく、そういう楽器であると聞いていますので、そうであれば、ピアノの弾き込みに関しては、十二分な弾き込みをしてほしいという思いでありますし、そうされているのかということで、答えはいただいているのですが、今回、10月18日に第1回の無料体験を実施するとお答えいただきました。大変楽しみにしているところでありますが、これは、どのような内容で実施するのか、第1回と書いてあるわけですから、年1回ではないという期待も込めて質問させていただきます。

答弁 社会教育主幹 松尾まゆみ

10月18日のスタインウェイの無料開放でございますが、こちらにつきましては、朝10時から夕方6時まで、お1人40分間ということで時間を設定させていただきまして、10枠で開放させていただく予定でございます。こちらにつきましては、事前予約制ということで申込みをいただきまして、申込みをいただいた方に、びほーるの舞台上で弾いていただくという形で予定をしております。よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

ようやく実現されるのかと楽しみなところでありますが、ここでお尋ねですが、この無料体験の趣旨、目的は、もう一度聞きますが、いろんな方にスタインウェイを舞台の上で楽しんでもらうということなのか、ですから、対象年齢が乳幼児でも弾けるのか、それなりの腕を持った人ではないと弾けないのかということに対してはいかがでしょうか。

答弁 社会教育主幹 松尾まゆみ

こちらの無料体験の目的といたしましては、ふだんグランドピアノに触れる機会が少ない方に、より身近に音楽を楽しんでいただく、びほーるへ足を運ぶきっかけとしていただく、また、舞台の上でフルコンサートピアノを弾く体験を通じて、ピアノに対する意欲の向上を図ることを目的とさせていただいております。なお、利用につきましては、幼児・小学生につきましては、保護者の同伴ということで利用いただく形をとっておりまして、特段、利用者の制限等はしない状況です。よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

もう一度、内容についてお尋ねいたしますが、幼児とか小学生、子供は関係なく、1人40分で10枠ということでありますが、例えば、子供だけだと40分間は持たないと思うのですけれど、親もついてくるので、親子で40分程度弾いて交代というイメージでよろしいですか。それと、2回目の予定の考えがあれば、お示しください。

答弁 社会教育主幹 松尾まゆみ

お弾きいただく方は原則として1人1枠とさせていただいておりまして、受付した時間の中で、受付した方以外につきましては、御遠慮いただくということで考えております。ただ、お1人で40分間は難しいということであれば、受付の時点でこの方とこの方が弾くという形でおっしゃっていただければ、そこは弾いていただく形で考えております。2回目以降につきましては、今後、ホールの空き状況等を勘案しまして、できれば次回も実施したいと思いますが、実際に今年度中にできるかどうかは、今後の検討事項ということで、よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

もちろん10月18日の第1回の無料体験は、美幌町の宝物として購入させていただいたスタインウェイ、これを広くいろんな方に体験いただくという本当にすばらしいことです。ふだん弾くことのできないフルコンピアノを弾くことによって、情操的にといいますか、いろんな感覚が湧くのではないかと思います。ただ、私の質問の趣旨からいくと、これはこれでよいことであります。しかしながら、弾き込みをするということになれば、低い音から高い音まで弾き込まないとピアノのパフォーマンスが上がってこないと聞いていますので、子供だとか一般の方だと、大体弾く音域が決まってしまうのではないかと考えると、質問にありましたが、ボランティア、音楽講師の方とか、音大生の方を招いてというか、募集して、弾き込みに1回に2時間から3時間程度、私の考えとしては、月に2回で2時間から3時間程度の弾き込みが必要と考えていますが、それについてはどのように対応していただけるでしょうか、お尋ねいたします。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

スタインウェイの弾き込みの関係でございますが、答弁でもお答えしておりますが、引き続き多くの方に利用していただいて、音づくりをしていきたいという考えでございます。その中で、実は昨日、スタインウェイの保守点検を実施していただきまして、内容について報告させていただきたいと思いますが、点検上、非常に良好な保管で状態もいいと言っていただいたのと、弾き込みの関係についてもお聞きしたところ、今の状態では弾き込みについては必要ないということで、点検で回答をいただいたところでございますが、今後の状況を見ながら、稲垣議員が言われるように、ピアノの講師ですとか、実際使われる方の御意見も聞きながら、状況によっては弾き込みを検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

答弁にありましたが、スタインウェイ社の専属の調律される方が来られて、弾き込みについても問題ないという話だったのですね。その方が購入したときから来ていらっしゃる方でありますか。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

保守点検につきましては、スタインウェイ・ジャパン北海道の特約店が札幌にあるのですが、そちらから調律師の方、きちんと資格を持った方に来ていただいて、点検、それから調律をしていただいているところでございます。

質問 2番 稲垣淳一

スタインウェイ社から来ているのは理解するのですが、1台のピアノは1台の個性がありますので、理想は同じ調律の方が長年来ていただくことが、そのピアノの特性を理解して調律されると思っていますので、なるべく同じ方に来てもらうことが理想ですし、そのように、町も要望してもらえると今後のいろんなメンテ含めて、いいパフォーマンスのピアノが保たれるのではないかと考えますので、よろしくお願いしたいと思います。もう一度、弾き込みの状態がいいということはわかったのですが、2回目の状況ですが、確かに混んでいるびほーるですので、状況はわかるのですが、びほーるを使う場合、本番・練習・リハーサル等々でホールを使っているときに、1階の小ホールでピアノを弾くことが可能かどうかという質問でありますが、いかがでしょうか。

答弁 社会教育主幹 松尾まゆみ

びほーるを本番・リハーサル等で使っているときに、小ホールを使うことが可能かどうかという御質問ですが、びほーるを特に本番で使っている場合につきまして、小ホールで音が出るような使い方は、お互いに音の干渉等があってはならないということで、こちらにつきましては、申し訳ないですけれども避けさせていただいているという状況であります。リハーサル等で干渉しない状況であれば使っていただくことは場合によっては可能になるとは思いますが、現状でいきますと、安全をとってということで、びほーるを使っているときに小ホールでピアノを使うということにつきましては、特に小ホールが本番利用の形に使われるのであれば、使えない状況になっております。よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

もう一度言いますが、弾き込みに関しては調律の方がとおっしゃっていたのですが、それは理解するのですが、もう少し町の宝物であるピアノ、舞台の上での開放は限られるかもしれませんが、私が言いたいのは、小ホールでも開放して、広い音域で弾き込めるような講師の方にも開放して、その辺のメンテを保つということも御一考いただければと思っています。あわせて、音大生の話ですが、音大生はこの辺にはいないですが、今回の話から少しそれるかもしれませんが、例えば、ふるさと納税だとか、美幌町の発信する移住体験だとか、そのときに、美幌に来るとおいしい農産物、肉や魚が食べられるというのはもちろんですが、美幌の体験として、スタインウェイ弾き放題ができるというと、若い方が宿泊しながらピアノを楽しもうとか、合宿で来ようということも考えられると思いますので、その辺も教育委員会に言っていいのか、皆さんに聞いてもらっていますので、そんなアイデアも取り込んだ美幌町の発信をスタインウェイの弾ける町、美幌というのもアピールしてもらえればと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

1点、弾き込みの話をさせていただきたいと思います。稲垣議員がおっしゃったとおり、昔はピアノをつくり上げるということで、よく言われたのが7割、8割という言い方ですけれど、今回スタインウェイを購入するときに、私が東京に行って、スタインウェイは、アメリカとドイツでつくっているのですけれど、アジア系は全部ドイツですけれど、そこから3台用意していただいて、その弾き比べをして、その中から一つを選ぶという作業を私はやってきました。その中で言われたのは、今のピアノは国産もそうですけれど、弾き込みは余りしなくてもいい構造で全部つくられております。ですから、スタインウェイの社長に言われたことは、稲垣議員が言ったように、皆さん使ってくださいということだと思っています。スタインウェイは絶対に壊れないので、小さな子から誰でもいいからどんどん使ってください。これが望むことですということでした。ただ、音域は最初は少し弾き込みをしなければいけないですが、ある程度時期がたった場合に、特定のところで弾くと鍵盤のタッチが余りよろしくないので、できれば広く使ってくれるような人が弾いてくれるのが1番いいですねと言われておりますので、弾き込みということはこだわらなくてもいいと思っております。それからもう1点、ホールをつくったときに、私が教育長のときに関わった中でいけば、小ホールには防音をしておりますので、小ホールでも保管庫にあるピアノ、CSとかスタインウェイが弾ける形で、移動できる動線をつくっています。ですから、ホールで使わないときに小ホールで同時に使うことは難しいという話ですけれど、それは担当者がそう言っているだけで、同時に使うことを想定してつくっておりますので、それは訂正させていただきたいと思っています。なるべくきちんとつくれるような形だと思いますので、それだけは申し訳ないですけれど、訂正させていただきたいと思っています。いずれにしても、多くの人に使っていただくのが、私も関わった人間としての思いでもありますし、品物を納品してくれたスタインウェイ・ジャパンの社長は、まずは使ってください。壊れたら、どんなときでも直しに来ますと言ってくれていますので、皆さんで使っていただく、それから、私は教育長時代に言っていたのですけれど、美幌でスタインウェイを弾こう、そして、雄大な景色を楽しんで、リフレッシュしようというツアーをしないかという話をしていて、多分これもどこかで教育委員会というより、別な形で考えていけると思っています。本来答弁する立場ではない人間が答弁して申し訳ございません。

質問 2番 稲垣淳一

今の御答弁で理解も深まりました。ありがとうございます。今後、このスタインウェイ、もちろんスタインウェイに限らず、いろんなピアノが町民に愛されるピアノとして、これからも末永く活躍してもらえればと強く願うものであります。以上で、ピアノの質問は終わります。続きまして、自転車保険の義務化の考えについて再質問をさせていただきます。最近でいけば、東京都が4月から義務化の導入が始まりました。最初は、平成25年の約5年前に兵庫県から始まったと聞いておりますが、北海道は努力義務ということで、北海道の自転車条例にもうたっておりますけれども、なぜ今、義務化が全国で進んでいるのかということについて考えをお聞かせいただければと思います。

答弁 まちづくり主幹 佐々木斉

自転車保険の義務化の状況についての御質問でございます。自転車対歩行者の事故、自転車対自転車の事故は、加害者となる自転車利用者が1億円近い高額な賠償を命じられるケースがあるというのが現状でございます。このため、自転車損害賠償責任保険等への加入促進を図る必要があるとして、国で有識者会議を開催しまして、その中で、義務化などを含めて検討してきたところでございます。その中で、制度づくりは非常に困難であり、自転車の利用が阻害される恐れがあるとして、有識者会議は結論づけ、義務化する場合につきましては、自動車保険の自賠責保険のような、公的な性格の強い制度を創生することになるため、その場合、自動車のようなナンバープレートを交付するとか、登録手続や、そのために必要な費用がかかるということで一定の考え方を整理いたしまして、そのため国は、標準条例を地方自治法に基づく技術的助言といたしまして作成し、各都道府県及び政令市に通知するなどして条例を制定して、自転車保険等への加入を求めているというのが現状であると伺っているところでございます。

質問 2番 稲垣淳一

もちろん我々自治体としては、国や道の考えがベースになるのは理解するのですが、やはり守らなければならないのは町民の生命・財産であります。そこで、義務化は罰則がないだとか、もちろんそれはわかるのですが、ただ、これは人間の弱さと言うと語弊があるのかもしれませんが、努力義務と義務化にするというニュアンスの違いは、我々聞く者にとっては義務になったというのは罰則がないとはいえ、子供たちの利用状況を調べてみようだとか、離れて住んでいる子供たちはどうやって暮らしているか、そういうことが話題に上るわけです。そういう話題にすること、答弁にありますけれども、いろんな情報発信をしているのはよく理解していますし、広報、ホームページ等々ということは私も十二分に理解をしているところでありますが、ただ、発信が子供を持つ親、保護者、もちろん自転車を利用する方たちに届いていないということが、やはり残念なことだろうと思うのです。私の調べなので、20人前後しかいませんけども、特に中学生、高校生の子を持つ親御さんに聞いたところ、保険は学校で入っているでしょうと。けがをしたら見てもらえるのですよねと言うので、もちろん通学だとか、部活動、学校生活の中での事故について補償はするけれども、お子さんが加害者として、対自転車、対車、人に行った場合、これは多大なる賠償責任がかかってくる。5,000万円とか1億円とか、都会の話とはいえ、そういう現実が判例としてあるわけですから、そのことを伝えると、そんなふうになっていると思わなかったという親御さんが大半でした。また、保険に入っているという親御さんに聞いたら、車の損害保険の中の特約で、個人賠償責任保険というものがある。これは、保険屋に言われたからというのもあるし、自分の子供は落ちつきがないので気になっていたけれど、そういう保険があるということで加入していると。離れて大学に行ってる子供たちも保険で賄えるという話を聞いて安心していると。でも、そんなに事故が起きているなら、改めて補償内容を見直そうかなとか、皆さん人ごとではなく自分のこととして、各人のお子さんの状況だとか、そういう保険の内容を見るにつけ、これは注意しなければ、もっと我々保護者も聞く耳を持たなければならないという話をしていました。伝わってないのです。だから、どうしたら皆さんの耳に入りますかと聞いたところ、あるお母さんの話では、学校からパンフレット、チラシを受け取って、それを我々親に伝えてもらうこと。それはやっているはずです。残念ながら、家族のコミュニケーションのことまで言う話ではありませんけれども、ぜひ親御さんから保護者の責任として、子供たちのふだんの自転車の乗り方、また、車検がありませんから、一度買ってしまえば、転んで何かが取れても、壊れてもわからないという状況がどうしてもあると思うのですが、やはりそこは我々も、私も自治会連合会交通安全部会に長く籍を置く者としては、責任を持って子供たちを見守るといいますか、注視するというのは大事なことだろうとは思っています。おととし、美幌神社秋季例大祭、手作り出店のところで、私たち自治会連合会の部会で子供の自転車の整列のお手伝いをするのですが、問題は帰っていくときなのです。真っ暗になっていますよね。そこで、ライトをつけて帰ってと言ったら、残念だけれど、5分の1といいましょうか、4分の1といいましょうか、ライトがなかったり、またはライトをつけてみてと言ってもつかなかったり、整備不良です。そういう状況を確認するにつけ、押して帰りなさいと言うのですが、そういう無灯火で走る子は、残念ながらつい最近も見かけた経緯もありますし、その辺の日々の自転車の点検整備も、何かもう少し我々も工夫して、子供たちの安全を守るために、もちろん自分の自転車ですから、自分がきちんと点検整備をするのがもちろんですが、その辺のチェックもしなければならないのかなと。さらに、この損害賠償の責任保険が求められてくる。これは、言葉はあれですけれど、町もお金をかけずに子供たちの生命・財産を守るという部分では、非常に有効な、もちろんけがをされた相手方を守るということもあるのですが、高額な責任が絡んでくることが最近多い状況の中、改めて、義務化に準じるといいますか、強い気持ちを持って、努力義務のさらに努力義務と義務化の中間ぐらいで、もうワンランク、半歩進んだ取組はできないのかという思いがあるのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

先ほど、義務化のお話の中で、そこに至った経過を担当からお話をさせていただきました。それにつけ加えさせていただければ、検討の背景というのは、都市部において自転車の利用がかなり多くなってきた。少し乗るというよりも、例えば、仕事場に行くとか、そういう意味では本当に多くなってきた中で検討がされた。その中では、先ほど言ったようにオートバイのように自賠責とか、そういう検討もそこまで踏み切れなかったという状況であります。そういった中で、それぞれ都道府県に条例が定められて、結果的には国全体でできないので、地域でやろう、地域の中においても、例えば、市町村の規模によっても違うと思っています。保険に入りなさいと義務化するというのは、一つの手法として私は否定するものではありません。ただ、その前に今までいろいろ指摘いただいた、やるべきことをしっかりやった中で、これしかないというのであれば、私はやりたいと思うのです。話のきっかけに条例をつくったから、それが条例の中で義務化をしたから、きっかけにしたいということよりも、前段の質問で言われた、自転車で人を傷つけた場合にこれだけ高額な賠償をするという部分をしっかり町としても皆さんに、できれば、義務化した条例をつくらなくてもできるような努力を私はすべきではないかと思っています。自転車の乗り方が悪くて、交通安全部会とか自治会の交通安全の方とか、見守り隊の人が子供たちを見守ると言いながら、中学生の自転車の乗り方まで指導しています。そこをきちんとして、今回いろいろ質問いただいた中においても、担当としてもそういうことを考えながら、チラシを見て、きちんと保険に入っているかとか、こういうところで入っていればいいと、本人が知らないまま、加入しているかわからないということへの投げかけをしっかりやろうと、今いろいろ計画を立てていますので、できればそれをやらせていただいて、それでも、ここまでいかないとだめだというときについては、また御意見いただければ、制定の判断をしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

質問 2番 稲垣淳一

やるべきことをやってから、次のステップに進むのがよろしいという話かと思うのですが、私は、保険に関しては並行でやらなければいけないだろうと思うのです。やるべきことをやっている最中に加害者になったら後戻りできませんから、これは並行して、強烈な町の発信、もちろん保護者の、乗っている方の意識改革とか、意識づけが大事だろうということは、町長がおっしゃるところのやるべきことをやるということでしょうし、もちろん我々、自治会連合会の交通安全部会としても、強くその辺は思うところであります。これは、次の形が保険の義務化ではなく、義務化が無理であれば、とにかく保険の大切さ、加害者たるときの悲惨さ、もちろん自分がけがをする場合もありますから、交通ルールを守るというのは至極真っ当な話ですが、そこは並行して強くやるべきことの中に、保険の加入も強く入れていくべきだろうと思っています。これは、美幌というか、北海道の特性なのか、自転車が歩道を走るわけです。歩道を走るということは、事故の確率ももちろん多いです。歩く方もいらっしゃいますし。道路交通法で歩道を走ることを認められているのが、乳幼児だとか、15歳までの生徒だとか、70歳以上の高齢者だとか、または道路に車が止まっていて、車道に膨らむのは危険なので歩道に乗るだとか、そういう細かな取り決めがありますが、見ていると無法地帯とは言いませんが、ほとんどの自転車が歩道を走っている状態であります。それがさも当たり前のようになっているわけです。警察の交通担当の方ともお話ししたのですが、大変苦慮しているところではあると。これから我々も、保険のことも含めて、歩道の走行も含めて、事あるごとに交通安全講習会のときには、皆さんへより強く訴えていきたいと思っていますという話も、せんだってしてきたばかりであります。町長は実践部会の長として、日頃活躍されていますが、こういう賠償保険が身近にインターネットでも入れる状況もありますので、入りやすさだとか、入らなければ大変な目に合うと、脅しということではありませんが、そういう危機感を保護者の方、乗る方に持っていただく、またその方法論もいろいろと網羅した中で、取り組んでいければと思うのですが、そこのところを強く強く求めるものであります。

答弁 町長 平野浩司

今、いろいろ御指摘、それから助言をいただきました。賠償保険の加入の大切さ、これは並行してということで、そのとおりだと理解しております。当然、利用するためのマナーをきちんとするということと並行して、賠償保険の加入促進をしっかりと、直ちに町民の方に、それから、関係する人たちの協力を得て、しっかり知らしめて、自転車による事故が起きないことを望む。それから、乗る方については、きちんとマナーを守って乗っていただくことを徹底するよう努力していきたいと思います。

質問 2番 稲垣淳一

最後に、教育長、中学生から自転車通学が認められているというところで、義務化がまだまだハードルは高いという話ではありますが、例えば、自転車通学を許可する場合、個人賠償責任保険に加入しているかどうかの有無だとか、今後の予定だとかを確認されて許可を出すだとか、そのような徹底をしていただいて、いろんな意味で町民を守る一助にしていただければというのとともに、デュアスロン大会も安全意識の高い町だというところを町外の方からも見てもらえるような、そういうこちらの姿勢・態度を示していただくことによって、美幌町もいろんな意味で盛り上がるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまの御質問でございますが、1回目の答弁の中で、チラシの配布等で周知活動の充実というお話しをさせていただきました。中学生の自転車通学でございますけれども、ほとんどの生徒が自転車通学をしている状況でございます。当然、申請を出していただき、許可するという形になっております。その際に、北海道からも自転車条例に対する周知のチラシもございます。この中には、賠償保険についての記載もあります。これも単にチラシを配布するのではなく、自転車は加害者にも被害者にもなり得るということを、安全教育の一つとして児童生徒に教えながら取り進めてまいりたいと思います。また、デュアスロンの関係でございますが、こちらにつきましても1回目の答弁でございますように、まず確認だとか、そういったPRに努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

出典:美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる