江別市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月19日
(1)消費者教育の充実について/(2)生活道路における安全対策について/(3)市民の利便性向上のために申請・届け出の多様化を推進することについて/(4)表彰制度について/(5)ボランティア活動の推進について/(6)貧困対策について
2014年9月19日、江別市議会の一般質問で、宮川正子議員が「消費者教育の充実について」「生活道路における安全対策について」「市民の利便性向上のために申請・届け出の多様化を推進することについて」「表彰制度について」「ボランティア活動の推進について」「貧困対策について」について質問し、市長 三好昇、総務部長 佐藤哲司、生活環境部長 後藤好人、経済部長 北川裕治、健康福祉部長 真屋淳子、建設部長 西村晃一が答弁しました。
- 質問者
- 宮川正子 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、総務部長 佐藤哲司、生活環境部長 後藤好人、経済部長 北川裕治、健康福祉部長 真屋淳子、建設部長 西村晃一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 6 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 宮川正子
初めに、今回、大雨による大規模な断水があり、その対応におきまして近隣自治体や多くの市民の皆様、各企業や団体の皆様、職員の皆様の不眠不休の活動に心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。それでは、改めまして、議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問いたします。初めに、消費者教育の充実についてお伺いいたします。近年、ネット社会の進展に伴った消費者トラブルが相次いでいます。高度情報化、グローバル化が急速に進み、消費者生活環境が多様化、複雑化している中で、子供や若者が一人の消費者として安全に自覚的に行動できるよう、早期からの消費者教育を充実させることが近々の課題となっています。本年6月に政府が閣議決定した消費者白書を見ますと、平成25年度は全国の消費者センターなどに寄せられた消費者トラブルの相談件数が約92万5,000件と9年ぶりに増加に転じ、42都道府県で平成24年度を上回る結果となっています。消費者庁は、65歳以上の高齢者からの相談件数が前年度より約5万3,000件多い約26万7,000件と人口の伸びを大幅に上回るペースでふえているのが大きな要因と分析しています。そのほか、未成年に関する相談件数が、平成22年度以降、毎年度約2倍のペースで増加していることも問題となっています。最近では、子供が親のクレジットカードを無断で使用し、ゲームアイテムを高額購入していたといった課金によるものが多数寄せられており、国民生活センターが注意を呼びかけている現状です。スマートフォンの普及を背景として、トラブルに巻き込まれるケースが増加しているとのことです。御相談をいただいた方で、お子さんが有料の認識がないままアクセスし、高額な請求書が自宅に届き、御両親が解約しようと連絡を入れたことにより、請求されたままの高額な支払いをしてしまい大変悩まれていました。そのような方を守るための法律や対処の仕方があることを後で知り、大変後悔されていました。このような課題に対応するため、茨城県水戸市では、ふえ続ける消費者被害を防止し、消費者生活の安定と向上を目的とする水戸市消費生活条例を本年6月に制定したとのことです。具体的には、平成24年に施行された消費者教育の推進に関する法律で市町村の努力義務とされている消費者教育の推進計画の策定を義務とするなど、消費者教育に力を入れています。同条例は、市や事業者、事業者団体のみならず、消費者や消費者団体の責務も明らかにし、一人一人が消費行動に責任を持つ、自立した市民による消費者市民社会の実現を明記。多様化し、複雑化する被害から消費者を保護するだけでなく、条例に明記した消費者市民を育成していくことに主眼を置いています。消費者教育を行う人材育成や副教材の一層の充実、幼児から高齢者まで幅広い年代の学ぶ機会をふやす。また、消費者を保護するために、学識経験者などで構成する諮問機関、消費者生活審議会を立ち上げることを規定。被害拡大の恐れがある悪徳商法や欠陥品などの販売など不当取引行為が認められた場合、同審議会の意見を踏まえ、その事業者に対し、市が独自で指導、勧告、公表ができるようになるとのことです。以上のことから、質問いたします。1点目として、近年、消費者協会に寄せられた相談件数と相談内容の動向などをお伺いいたします。2点目として、消費者教育推進法では、幼児期から高齢者まで、段階特性に応じた消費者教育の推進について書かれていますが、その対応についてお伺いいたします。3点目として、消費者教育の推進計画についてのお考えをお伺いいたします。4点目として、消費者教育推進法では、消費者、消費者団体、事業者、教育関係者、消費者生活センター等で構成する消費者教育推進地域協議会を組織するよう努めなければならないとしていますが、お考えをお伺いいたします。次に、生活道路における安全対策についてお伺いいたします。初めに、ゾーン30についてですが、市民の方から、道路の御相談として、朝の通勤時間帯に抜け道として生活道路をスピードを上げて通過する車についての相談をいただきます。小学校の通学路になっていることから、何とかスピードを規制できないのかということです。近年、登校中に児童生徒の列に自動車が突っ込み、死傷者が発生するという痛ましい事故が相次いで起きていることもあると思います。平成25年3月に出された警察庁交通局の資料によると、全国的な交通事故の発生件数は減少傾向で、車道幅員5.5メートル以上の道路における交通事故件数は10年前と比較して34%減少しているのに対し、生活道路と考えられる車道幅員5.5メートル未満の道路における交通事故件数は18%の減少にとどまっているとのことで、生活道路と想定される道路での交通事故発生件数は、交通事故全体に占める割合が高くなっているとのことです。今後、さらなる交通事故の減少を図るためには、住宅地域や商店街等の生活道路に最高速度を30キロメートルとする区域規制の実施や、一方通行等の交通規制を実施するコミュニティ・ゾーン対策の一層の推進が重要であるとしています。警察庁では、生活道路におけるゾーン対策推進調査研究検討委員会を開催し、調査研究の結果報告を受け、ゾーン対策の推進を図ることとして、ゾーン30の推進をしています。ゾーン30の基本的な考え方として、歩行者の通行が優先され、通過交通が可能な限り抑制されるという基本的な構想に対する地域住民の同意が得られる地区をより柔軟にゾーンとして設定する。ゾーン内は最高速度30キロメートルの区域規制の実施を前提としています。欧州では、1980年代からゾーン対策が始まっているとのことで、ドイツではほとんどの市街地の区域にゾーン30が設置されている都市もあると書かれていました。今、全国で取り組むところがふえてきています。通学路を含め、生活道路で有効な交通事故防止対策と考えますが、質問の1点目として、生活道路の安全対策として、速度を抑制するゾーン30に対しての御見解をお伺いいたします。次に、カラー舗装化についてお伺いいたします。近年、交通事故防止対策の一環として、道路の危険箇所をカラー舗装することが多くなっております。路側帯を確保し、通行車両に色で周知し歩行者の安全対策を図ったもの。スクールゾーンであることをカラー標示し一般車両に周知するもの。学校付近の横断歩道をカラー標示し通学路であることを周知するもの。信号機のない交差点全面をカラー舗装し危険箇所を周知するもの。これらの効果として、ドライバーはカラー舗装を見ると減速するとのことです。香川県では、平成23年、24年にわたり、人口10万人当たりの交通事故死者数が全国で最多となったため、ハード面の取り組みとして、ドライバーの注意喚起を促すため、交差点のカラー舗装化とわかりやすい路面標示の事故防止対策を平成25年度から実施し、平成25年度までに対策が完了したところは事故件数が45%減少したとのことです。このように、カラー舗装化には効果があります。以上のことから、質問2点目として、交通事故防止策としての道路のカラー舗装化について、市の御見解をお伺いいたします。次に、市民の利便性向上のために申請・届け出の多様化を推進することについてお伺いいたします。市民の方から、市役所の窓口でさまざまな申請や届け出を行う場合、仕事を休まなければならず大変である。インターネットを利用して、必要な申請や届け出ができるようにならないのかとの御要望をお伺いいたしました。御夫婦二人とも働いていたり、体に障がいをお持ちの方、交通の便の悪い方などは、なかなか平日に役所の窓口へ行くのは難しいです。近年、インターネットの爆発的な普及に代表されるように、情報通信技術が急速に進んでいます。スマートフォンの普及も加速度的に急増しております。今や、誰もが身近な端末機で、情報のやりとりやショッピング、各種の申し込みから登録などまで手軽にできるようになりました。国においても、電子政府、電子自治体実現に向けてさまざまな取り組みを行っています。国税の電子申告も拡大しています。また、自宅にパソコンをお持ちでない方も多くいらっしゃいます。市営住宅の申し込みを行いたいが、申込書をもらいに行くため、または申請書を届けるために、その都度会社を休むことはできません。郵送で対応していただけないでしょうかとの母子家庭の方からの御相談もありました。市営住宅の申込書の郵送による受付は多くの自治体で行っています。市民の希望により、市役所の窓口に来られない方のために、各種申請書の受付などで郵送でも可能なものは行うべきと考えます。東京都中野区では、開庁時間に来られない方向けに、郵送で申請できるものの一覧などをお知らせしています。質問の1点目として、市として、電子申請・届け出の取り組みについての現状と、今後の取り組みをお伺いいたします。質問の2点目として、開庁時間に来られない方の申請・届け出の対応はどのようにされているのかお伺いいたします。質問の3点目として、市営住宅入居申込書の郵送や電子申請についてのお考えをお聞きいたします。次に、表彰制度についてお伺いいたします。表彰とは、善行や、功労、成果などを公に明らかにするとともに、その方や団体などの功績や実績に対して褒めたたえることです。江別市におきましても、永年地域活動をされた方や団体の方などが表彰を受けられています。市民の方から、日ごろは目立たないが、長年地域のボランティアをされている方もいる。ぜひそのような方も表彰していただきたいとの御要望をお受けしました。さまざまな分野で、人々のために活動されている方が大勢いらっしゃいます。他市の表彰制度を調べてみますと、山口県下松市では、道路愛護表彰制度というものがあり、道路に愛護の気持ちを持って、道路の正しい利用に関して積極的に活動している方を表彰することで、道路の役割や重要性を知ってもらうために設けられた制度で、道路の環境美化や有効利用に努める活動などをされている個人や団体を、市民に推薦してもらっています。どなたでも推薦者になれます。鳥取県鳥取市では、市民活動の推進に顕著な功績のあった市民、市民活動団体及び事業者を表彰しています。市報へ掲載するなどして市民から推薦を募る一方、自治組織やボランティア受け入れ施設等の各種団体への推薦を依頼しています。推薦できる活動者の条件を明らかにし、選考基準の採点基準も明らかにしています。私も、地域のために取り組まれているさまざまな方を知っています。お一人で黙々と、もう何年も道路の清掃を毎日のように取り組まれている方、また、地域の高齢者の方の除雪を行っている方、本当に頭が下がります。以上のことから、質問いたします。質問の1点目として、江別市においても、市政功労者表彰、功績者表彰などがありますが、改めて表彰制度の概要をお伺いいたします。質問の2点目として、ボランティアの表彰制度はどのように取り組まれているのかお伺いいたします。次に、ボランティア活動の推進についてお伺いいたします。岐阜県の岐阜市教育委員会では、地域ボランティアスタッフ登録・表彰制度として、地域で活躍したい、地域に貢献してみたいという志を持って地域のさまざまな社会活動に参加する中学生、高校生の皆さんを応援しています。活動を記録するため、登録すると登録証が届きます。地域ボランティア講座の案内や地域行事への参加募集などの情報も届きます。ボランティア活動に登録証を持参し、その行事の主催者の方にサインをもらいます。登録証を自己申請し、年度中5回参加や10回参加等で表彰状を授与しています。私も、地域の夏祭りなどに参加させていただきますと、高校生などが参加して、子供たちが楽しめるようさまざまなイベントのお手伝いをしてくれています。また、高齢者宅の除雪のボランティアにも、近隣の高校生が御両親と一緒に参加してくれます。質問の1点目として、中学生や高校生のボランティア活動推進における取り組みをお伺いいたします。次に、高齢者支援のボランティア活動の推進についてです。高齢化が急速に進展する中、いわゆる団塊世代が75歳以上となる2025年を見据え、高齢者が安心して暮らせる地域社会をつくり上げていくことが極めて重要な課題となっています。そのためには、住み慣れた地域で自分らしい生活を継続するためのサービスを充実させることが大事です。現在、高齢者が地域でボランティア活動に従事することで、高齢者の社会参加や地域貢献を促すとともに、高齢者自身の介護予防につながるとして、介護ボランティア等と呼ばれるもので、地域サロン、外出の補助、介護施設等でボランティアを行った場合に自治体からポイントを付与され、商品との交換や換金、介護保険の支払いに充て、保険料の軽減に利用できる自治体もあります。その際の財源としては、自治体の裁量により、地域支援事業交付金の活用も可能です。平成19年第3回定例会でも質問させていただきましたが、高齢者の方が地域に貢献する喜びを味わいながら、御自身の健康維持にもつなげていただけるような仕組みづくりが必要と考えますが、質問の2点目として、市としての高齢者支援のボランティア活動推進の取り組み状況と課題をお聞きいたします。次に、ボランティア活動は基本的には自主的な活動ですが、これからのまちづくりには欠くことができないものです。今後の地域社会の発展にはボランティアの皆様の御協力が必要なものであると考えます。八王子市では、高齢者の介護ボランティアの活動をされる皆さんに安心して活動していただくため、市が保険料を負担してボランティア保険に加入しています。質問の3点目として、ボランティア活動の活性化、また安心して活動していただくための環境整備などはどのように取り組まれているのかお伺いいたします。次に、貧困対策についてお伺いいたします。初めに、生活困窮者自立支援についてお伺いいたします。生活困窮者自立支援法が平成27年4月より施行されます。この法律では、必須事業とされる自立相談支援事業と住居確保給付金事業、任意事業とされる就労準備支援事業、一時生活支援事業及び家計相談支援事業、子供への学習支援事業、その他生活困窮者の自立の促進に必要な事業とさまざまな事業が盛り込まれています。厚生労働省では、実施体制の整備に向けたポイントとして、庁内体制の構築や関係機関との連携体制の確保などを挙げています。質問の1点目として、生活困窮者自立支援制度への市の取り組みの進捗状況をお聞きいたします。質問の2点目として、任意事業とされている各事業に対して、どのように実施するのかお伺いいたします。次に、子供の貧困対策についてお伺いいたします。厚生労働省が公表した子供の貧困率が、平成24年度時点で16.3%と先進国では高い数値であり、日本の子供の6人に1人が貧困状態にあるとのことです。前回の調査より悪化しているとのことで、国においては今年1月に子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行され、必要な対策をまとめた子どもの貧困対策に関する大綱が8月に閣議決定されました。大綱では、家庭の経済状態にかかわらず、学ぶ意欲と能力のある全ての子供が質の高い教育を受け、能力、可能性を最大限伸ばして、それぞれの夢に挑戦できるようにするとあり、就学援助や学習支援など支援の充実が重要と考えます。質問の3点目として、子どもの貧困対策の推進に関する法律を受けて、市の取り組みをお伺いいたします。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
宮川議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、表彰制度とボランティア活動についてお答えしたいと思います。初めに、表彰制度に関連しまして、まず、表彰制度の概要についてでありますが、条例に基づくものでは市勢の振興発展に尽力され、功労が顕著な方に対する市政功労表彰や、市の経済、社会、文化等の発展に尽力された方に対する市政功績表彰がございまして、公職の年数など規則等に定めた基準に基づき選考し、庁議に諮った上で、表彰審議委員会での選考を経て決定しているところでございます。昭和36年の開始から現在まで、市政功労表彰では105名の方、市政功績表彰では73名の方が受賞されているところでございます。また、市議会の議決を得た上で決定する名誉市民表彰もありまして、過去に3名の方が称号を贈られているところでございます。さらに、規則に基づくものでは、社会貢献賞や産業貢献賞、文化貢献賞、市民栄誉賞、青少年スポーツ賞やスポーツ奨励賞、青少年文化賞や文化奨励賞、消防団員表彰などがあります。いずれも対象となる職の在職年数や全国大会等での成績など、客観的な基準により選考して被表彰者を決定しており、市では、時代とともに運用方法などの制度を見直しながら表彰してきたところでございます。次に、ボランティア表彰制度についてでありますが、社会貢献賞や文化貢献賞などには、その内容や性格から、ボランティア表彰的な要素があるほか、消火栓の除雪に協力いただいている方への報奨等もその要素があるものと考えております。また、江別市社会福祉協議会では、関係団体から推薦された方や、一定の活動年数をもとにボランティアセンターの方々を表彰しているところでございます。既存の表彰制度では対象にならない、地道で目立たないボランティア活動を把握することは困難を伴いますが、今年度からスタートしました第6次総合計画において、協働のまちづくりは基本理念の根幹であり、また市制施行60周年でもありますことから、この機会に長年にわたり地域でボランティア活動を行っている方々に感謝状を授与できないか検討してきたところでございます。個別の活動を捕捉する方法としましては、福祉団体等とも協議した上で、客観性を確保するため、個人による自薦や他薦ではなく、地域に最も密着し地域住民による活動を把握している各自治会に推薦を依頼しているものでございます。いずれにいたしましても、自治会からの推薦結果を踏まえまして、市制施行60周年の記念式典の際に表彰を行ってまいりたいと考えているところでございます。次に、ボランティア活動の推進に関連しまして、まず中学生や高校生のボランティア活動推進への取り組みについてでありますが、市内の中学校では、学校周辺の清掃活動や福祉施設の訪問などを行っているほか、赤い羽根共同募金活動を行ったり、リングプルやエコキャップの収集活動などにも取り組んでいるところでございます。また、中学校の中には地域一体型・学校の顔づくり事業において、特色のある学校づくりの実現に向け、地域の特性を踏まえ、各学校独自にボランティア活動の充実に取り組んでいるところもあります。高校生の場合では、各学校がそれぞれ独自に河川清掃活動や老人福祉施設への訪問、募金活動、学校周辺の交差点やごみステーション等の除雪ボランティアなど、さまざまな活動に取り組んでいると聞いております。江別市社会福祉協議会では、市内の各学校に案内し、高校生を対象とした福祉施設での食事介助や施設利用者との交流活動、小・中学生、高校生を対象とした福祉施設での作業体験を行うなど、個人でも参加しやすいボランティア活動も実施しているところでございます。今後は、中学生や高校生のボランティア活動の推進に向けまして、既にボランティア活動への支援や表彰などを行っている江別市社会福祉協議会などの関係機関とも相談してまいりたいと考えております。次に、高齢者支援のボランティア活動の推進についてでありますが、江別市の高齢者支援のボランティア活動といたしましては、認知症の方に対する相談事業や高齢者の交流事業、電話や訪問での安否確認や日常生活の支援、施設訪問など、団体やサークル、近隣住民同士など、さまざまな主体による多様なボランティア活動が行われております。また、市では認知症サポーターや介護予防サポーターの養成講座を実施し、高齢者にかかわる活動に加わっていただくボランティアの養成を行っているところでございます。いずれにいたしましても、高齢者みずからが地域社会の中で活動することや、お互いに支え合うことによって高齢者が住み慣れた地域で自分らしく過ごすことができるものと認識しておりますので、高齢者の支援におけるボランティアの活動の推進のためには、ボランティアとしての人材確保の仕組みや活動のコーディネート、研修など学びの場の提供が必要と考えておりますことから、今後とも社会福祉協議会などの関係団体との協議を進めてまいりたいと考えております。次に、ボランティア活動の環境整備についてでありますが、今後の地域社会の発展のためにはボランティア活動は欠かせないものでありまして、より多くの市民にボランティア活動に参加してもらうには、安全・安心に活動するための仕組みづくりが必要であると認識しております。現在、市では、江別市社会福祉協議会に設置されているボランティアセンターを通しまして、登録されている個人及び団体のボランティア活動保険の保険料を負担したり、派遣依頼時の交通費等の支援をしているほか、登録団体に活動費を助成するなど、安心して活動できるよう環境整備に取り組んでいるところでございます。また、ボランティアセンターでは、ボランティア活動希望者への活動先紹介や調整など、支援を求める方とのかけ橋となる取り組みも行っているところでございます。今後とも、ボランティアセンターの運営支援の充実に努めるとともに、地域福祉を支えるボランティア活動の活性化について、江別市社会福祉協議会などの関係機関と相談してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、総務部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 総務部長 佐藤哲司(総務部長は2015年6月まで)
私から、市民の利便性向上のために申請・届け出の多様化を推進することについての御質問のうち、電子申請・届け出の取り組みの現状と今後の取り組みについてほか1件について御答弁申し上げます。電子申請・届け出の取り組みの現状でありますが、電子申請など行政手続のオンライン化につきましては、平成13年に国が策定したe-Japan戦略の柱の一つとして、市といたしましても検討してまいりましたが、市民が来庁することなく手続が完了する電子申請の実現には至っておりません。その原因は、電子申請のみで届け出が完了するものは極めて限定的であり、ほとんどの届け出が厳格な本人確認や手数料の納付、証明書類等の添付が必要で、場合によっては面談や相談なども必要となっていることであります。来庁することなく完了する行政手続オンライン化の取り組みといたしましては、今年度から、住民票の写しなど一部の証明書のコンビニ交付を開始したところであります。今後の取り組みといたしましては、電子申請に関する国及び先進自治体の最新の動向について情報収集し、引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、開庁時間に来られない市民の申請・届け出への対応についてでありますが、閉庁時の行政サービスといたしましては、夜間証明交付窓口や夜間及び日曜納税相談窓口を開設しており、庁舎外での行政サービスといたしましては、各種証明書のコンビニ交付や税などのコンビニ収納等、対応を拡大してきたところであります。閉庁時の対応についてでありますが、申請・届け出には関連手続を伴うものも多く、例えば転入届であれば、国民年金、国民健康保険、児童手当、小・中学校の転入などが必要となる場合がありまして、これらの多種多様な手続に対応可能な体制を整えることは難しいと考えているところであります。私からは以上であります。
答弁 生活環境部長 後藤好人(生活環境部長は2015年6月まで)
私から、生活道路における安全対策のうち、ゾーン30に対する見解について御答弁申し上げます。ゾーン30は、警察庁交通局が所管する生活道路における交通安全対策であり、交通量や交通事故の発生状況等をもとに、警察署が道路管理者や地域住民と協議、調整して適用区域を設定し、速度制限標識の設置や路側帯の設置、拡幅、センターラインの抹消などにより、時速30キロメートルの速度規制を実施し、通過交通の抑制等を図るものであります。道内では、昨年11月28日に、札幌市豊平区福住地区において初めて供用開始されております。次に、ゾーン30に対する見解についてですが、歩行者等の通行が最優先され、通過交通が可能な限り抑制されることによって、生活道路における人身事故の抑止に効果があるものと認識しておりますが、速度規制等に係る地域住民の合意形成を図ることが課題であると考えております。以上でございます。
答弁 経済部長 北川裕治(経済部長は2015年6月まで)
私からは、消費者教育の充実について御答弁申し上げます。まず、消費者相談件数と相談内容の動向についてでありますが、江別消費者協会における平成25年度の相談件数は630件であり、前年度に比べますと39件の増加、5年前の平成21年度と比べますと126件の増加となっております。相談内容の動向につきましては、インターネットや携帯電話等の通信サービスにまつわるトラブルや被害に係る相談が100件以上寄せられるなど、依然として多い一方で、健康食品やリフォーム等の勧誘に関する新しい事例の相談が増加するなど、その相談内容は年々多様化してきているところであります。次に、段階特性に応じた消費者教育の推進についてでありますが、平成24年12月に施行された消費者教育の推進に関する法律では、その基本理念において、消費者教育は幼児期から高齢期までの各段階に応じて体系的に行われるとともに、年齢等の特性に配慮した適切な方法で行われなければならないと定められています。当市では、江別消費者協会が中心となって、幼児や児童、成人、また高齢者といったさまざまな年齢層に合わせた啓発活動を行っております。具体的には、教育委員会において、自分の生活と身近な環境のかかわりを知り、物の使い方や買い物のあり方を学ぶ買い物ゲームを全ての小学校の授業に取り入れて実施しているほか、平成25年度の消費者のひろばにおいては、おとなからこどもへ伝える消費者教育と題して開催するなど、子供に対する啓発活動の充実を図ってきたところであります。また、成人や高齢者に対しては、市内各地区の自治会館や地域包括支援センターにおいて、詐欺や悪徳商法に関する出前講座を実施し、リフォームや健康食品などに係る最近の事例を紹介して被害の未然防止に努めるなど、段階特性に応じた消費者教育に取り組んでいるところであります。次に、消費者教育の推進計画についてでありますが、消費者教育の推進に関する法律では、市町村は都道府県消費者教育推進計画が定められているときは、同計画を踏まえて市町村消費者教育推進計画を定めるよう努めなければならないとされております。都道府県消費者教育推進計画についてでありますが、消費者庁の公表資料によりますと、平成26年7月時点では11都府県で既に策定されておりますが、北海道においては現在策定中と聞いておりますので、その動向を見定めてまいりたいと考えております。次に、消費者教育推進地域協議会についてでありますが、北海道におきましては、従前から設置されていた北海道消費生活審議会が消費者教育の推進に関する法律に定める地域協議会を兼ねるものとして今年度から発足したとのことであります。当市といたしましては、北海道において消費者教育推進計画が策定された後、その内容を踏まえて考えてまいります。私からは以上です。
答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)
私から、貧困対策について御答弁申し上げます。まず、生活困窮者自立支援制度への市の取り組みについてでありますが、本制度は平成25年12月に公布された生活困窮者自立支援法に基づき、生活保護に至っていない生活困窮者に対する第2のセーフティーネットとして取り組むものであります。市といたしましては、平成27年4月の施行に向けて、必須事業である自立相談支援及び住居確保給付金事業の2事業の実施に向けて準備を進めております。庁内体制につきましては、関係部署が連携し情報を共有することとしており、対象者把握のため民生委員児童委員連絡協議会を初めとする関係機関に対しても協力をいただけるよう協議してまいります。事業の詳細が今月下旬に厚生労働省から示されるため、その通知を待っての対応となりますことから、実施までの期間が短いことが懸念されますが、できる限りの対応をしてまいります。次に、必須事業の実施につきましては、自立相談支援事業は専門職の確保が欠かせないことから、江別市社会福祉協議会、社会福祉法人またはNPO等への委託を含め、現在検討を進めております。なお、住居確保給付金事業につきましては、法の規定により市で行うこととなっております。次に、生活困窮者自立支援制度における任意事業への対応についてでありますが、当制度における任意事業は平成27年4月から、必ず取り組むべき必須事業に加えて本人の状況に応じて支援することができる事業として位置づけられるものであります。具体的には、就労準備支援、一時生活支援、家計相談支援、学習の援助、その他自立の促進の5事業が挙げられております。市といたしましては、まずは必須事業である自立相談支援、住居確保給付金事業に取り組みます。任意事業につきましては、既に類似する事業が実施されているものもありますが、今後、必須事業による相談を通じ、生活困窮者の抱える課題やニーズを把握する中で緊急度や事業効果から優先度を検討し、対応に努めてまいりたいと考えております。次に、子どもの貧困対策の推進に関する法律を受けての市の取り組みについてでありますが、子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることがないよう、子供の貧困対策を総合的に推進する同法が今年1月17日に施行され、8月29日に子どもの貧困対策に関する大綱が閣議決定されました。国は、大綱において、子供の貧困に関する指標を示した上で、指標の改善に向け、教育の支援、生活の支援、経済的支援、保護者に対する就労の支援等について当面の重点施策として取り組むこととしておりますが、これまでも、市は、保護者に対する就労支援等、幾つかの事業については既に実施しているところであります。今後の市の取り組みにつきましては、国の動向や北海道における貧困対策についての計画策定状況を見きわめた上で対応してまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 建設部長 西村晃一(建設部長は2015年3月まで)
私から、生活道路における安全対策のうち、カラー舗装化についてほか1件について御答弁申し上げます。全国的に、生活道路における安全対策として、歩行者スペースが確保されない狭小な路線において、カラー舗装によるドライバーへの注意喚起の取り組みが行われております。当市におきましては、生活道路の幅員は8メートルを基本とし、両側に1.25メートルの歩行者スペースを確保し、低下縁石による歩車道の分離を行っております。また、歩道部のカラー舗装については、過去に学園通りや弥生町の道路などで実施しておりますが、舗装新設時には一般の舗装に比べ2倍以上のコストがかかり、維持管理の面では経年劣化が早く、部分的な補修が難しいことから、全面的な舗装改修が必要となってまいります。このようなことから、カラー舗装化の導入は難しいものと考えておりますが、他の方法の検討も含め、通学路を含めた生活道路の安全対策に努めてまいりたいと考えております。次に、市営住宅入居申込書の郵送や電子申請についてでありますが、入居申込書の提出については広報えべつやホームページ等で案内を行い、周知期間を設けて募集しております。受付においては高齢者などの方々にわかりやすい説明をし、手続を行っていただくため、来庁による申請をお願いしているところであります。郵送申請については、道営住宅や札幌市営住宅などで実施しており、先行事例を参考にしながら導入に向けて検討をしてまいりたいと考えております。また、電子申請につきましては、今後全庁的な取り組みの中で検討していくことと考えております。以上でございます。
再質問 宮川正子
御答弁ありがとうございました。それでは、2回目の質問と要望をさせていただきます。1件目の消費者教育の充実についての(2)段階特性に応じた消費者教育の推進について、2回目の質問をいたします。御答弁として、小学校においては全ての学校で買い物ゲームを取り入れ、物の使い方や買い物のあり方を学んでいるとのことですが、スマートフォンなど多く持ち始める年代で、インターネットや携帯電話の通信サービスにまつわるトラブルが多くなっています。その年代である、中学校における消費者教育は、市ではどのように行っているのかお伺いいたします。
答弁 経済部長 北川裕治(経済部長は2015年6月まで)
宮川議員の再質問に御答弁申し上げます。中学校における消費者教育の取り組みについてでありますが、教育委員会においては中学校における消費者教育として、小学校段階で学んだ内容を踏まえ、授業の中でクーリングオフ制度などの消費者の基本的な権利と責任について学び、また、生徒指導の一環として、インターネット上の課金など、ネットトラブル防止に関する教育が行われているところであります。以上であります。
再々質問 宮川正子
段階特性に応じた消費者教育の推進についての3回目の質問をいたします。段階特性に応じた消費者教育を行うために、法律では、支援する主体として、教職員や民生委員、介護福祉士などの研修の実施や情報提供など、その他必要な措置を講じなければならないとありますが、どのように取り組まれているのかお伺いいたします。
答弁 経済部長 北川裕治(経済部長は2015年6月まで)
宮川議員の再質問に御答弁申し上げます。教えるべき主体としての教職員や民生委員、介護福祉士などに対する研修等の取り組みについてでありますが、教育委員会におきましては、教職員や保護者に対する研修として、携帯電話やインターネットに関する研修会を開催し、例えば、ワンクリック詐欺の対処法などについて研修を行っているところであります。また、民生委員や介護福祉士の方々にあっては、消費者協会が実施する消費者のための講座プログラムを利用して自主的な研修が行われており、昨年は地域包括支援センターや自治会館などで5回、一般の方も含め131名が参加して行われたところであります。以上であります。
再々質問 宮川正子
次に、項目3の消費者教育推進計画について要望いたします。推進計画は市町村において、努力義務ではありますが、高齢者の被害をニュース等で見ますと、形を変えて次々と巧妙化しております。多様化する消費者問題に対し、関係機関と連携をとり、水戸市のように計画を義務化して取り組んでいただくことを要望いたします。次に、件名3の市民の利便性向上のために申請・届け出の多様化を推進することについての項目1について、2回目の質問をいたします。御答弁では、電子申請の実現には至ってないとのことで、その理由として電子申請のみで届け出が完了するものは極めて限定的であるとのことですが、国におきましては、IT基本法が平成13年1月に施行され、5年以内に世界最先端のIT国家を目指していますが、その一つが電子政府の実現です。電子情報を紙情報と同等に扱う行政を実現し、幅広い国民、事業者のIT化を促すとしています。平成13年1月に、総務省がインターネット利用者に対して行った電子政府に関する意識調査では、電子自治体への期待としては、手続や予約等が自宅や職場からいつでもできて便利になるとの回答が74.8%で、他の項目と比較して特出していたそうです。近年、タブレット型端末やスマートフォン等の普及が進み、どこにいても情報を手に入れられるようになっております。電子自治体構築の目的は、市民サービスの向上及び簡素で効率的な行政運営です。東京都では、各種申請手続における負担軽減や利便性向上を図るため、固定資産税減免申請において不動産登記簿謄本の添付を不要としています。添付書類などを削減して手続を簡素化し、住民サービス向上のため、早急に電子申請などの住民ニーズに対応しなければならないと思います。現在はできないものもあるでしょうが、電子申請や届け出について、できるものから進めてはいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。
答弁 総務部長 佐藤哲司(総務部長は2015年6月まで)
宮川議員の再質問にお答え申し上げます。先ほど、電子申請が実現に至っていないと御答弁申し上げましたが、これは、本人確認から許可、決定まで一連の手続がインターネット上で完結する手続を想定して申し上げたものでございます。そうした意味での電子申請は他都市におきましても実現しているのはごくわずかであると認識しております。しかしながら、今後におきましては、本人確認を必要としない申し込み・届け出などにつきましては、既に行っている電話、郵送、またはファクシミリに加え、電子メールを活用するなど、利便性向上の手法を検討してまいりたいと考えております。以上であります。
再々質問 宮川正子
3回目は要望といたします。日常生活に必要な申請・届け出がインターネットを利用してより多くできるよう期待いたします。次に、項目2の開庁時間に来られない市民の申請・届け出の対応について要望をさせていただきます。御答弁として、閉庁時の対応として申請・届け出には関連手続が多いので、多種多様な手続に対応は難しいとのことですが、少しでも市民サービスを向上させるため、2度来庁しなければならないところを、ダウンロードできる申請や届け出をふやし、郵送で対応できるものをふやすなど、検討できるものはしていただきたいと思います。また、開庁時間に来られない方のためにと、ダウンロードできるもの、郵送などで申請・届け出できるものを一覧にして、わかりやすくホームページに出している市もあります。大変わかりやすいです。そのような取り組みも要望いたします。次に、件名4の表彰制度についての2項目目、ボランティア表彰制度について、2回目の質問をいたします。御答弁として、市制60周年として、長年にわたり地域でボランティア活動を行っている方に感謝状の授与を考えているとのことですが、大変よい取り組みだと評価いたします。自治会からの推薦とのことですが、下松市や鳥取市のように、基準を設けて市民の皆様から広く推薦を募ってはいかがでしょうか。御答弁では、既存の表彰制度では対象にならない地道で目立たないボランティア活動を把握することは困難を伴うとのことでしたが、多くの皆様に推薦していただくことで、広範囲に把握することができ、協働のまちづくりの理念とも合致するものと思いますが、お考えをお伺いいたします。また、60周年の記念としてだけではなく、今後も継続されてはいかがでしょうか、お伺いいたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
宮川議員の再質問にお答え申し上げます。ボランティア表彰を今後も継続してはどうか、さらには60周年記念での表彰を今後も続けることに関連しての御質問でございますが、先ほどもお答え申し上げましたけれども、ボランティア活動に対する表彰は客観的な視点で評価することが非常に難しいと考えております。自治会や福祉関係団体などの活動を把握し、客観的な評価のもとで推薦していただくことが必要だろうと考えております。また、今後もボランティア表彰の継続をということでございますけれども、対象範囲の客観性の確保について、今回初めて、そういう意味でのボランティア表彰を行います。今回の表彰を検証しまして、自治会の皆様方とも相談してまいりたいと考えております。以上でございます。
再々質問 宮川正子
3回目は要望といたしますが、鳥取市の協働推進課の方にお伺いいたしますと、平成20年度からボランティア表彰をしていまして、7年目を迎えているとのことです。各種団体から10件程度、一般市民の方からの推薦は今年は1件とのことで、自分の所属する団体などを推薦できないなどの基準があるそうですが、審査会を設けていて、主に推薦された候補者の状況を判断するので、客観性には問題がないとのことでした。例年、市民の方からの推薦はゼロから1件とのことですが、より多く募集するということで、一般市民の方からも推薦をいただくとのことでした。協働を推進する意味でも、ぜひ市民の方からの推薦もいただき、今後もボランティア表彰の御検討していただくことを要望いたします。次に、件名5の項目1、中学生や高校生のボランティア活動推進の取り組みについてですが、御答弁として、社会福祉協議会など関係機関と相談してまいりたいとのことですが、岐阜市のような取り組みは、中学校や高校は学校生活が短いため、なかなか社会福祉協議会のボランティアの表彰にはのってこない年数なのです。そこで中学生や高校生等も参加しやすい取り組みも市で取り入れてはいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
宮川議員の再質問にお答え申し上げます。岐阜市のような取り組み、学校生活が3年間でありますが、その期間の中で表彰しやすい、または参加しやすい制度としてはということでございますが、先ほど申し上げましたとおり、今後ボランティア活動の推進に向けてさまざまな形で検討していく予定です。その検討の中には御指摘の点も踏まえまして中学生や高校生が在学中にボランティア活動に気軽に参加し、それが励みとなるような表彰の取り組みについて、社会福祉協議会などの関係機関と相談してまいりたいと考えております。以上でございます。
再々質問 宮川正子
ぜひ、御検討をよろしくお願いいたします。次に、件名6の貧困対策の項目1、生活困窮者自立支援制度への市の取り組みについて、2回目の質問をいたします。必須事業の実施については、社会福祉協議会などへの委託を含め検討に入っているとのことですが、対象の把握として、市の保護課に相談に来られた方のうち、保護に至らない方などが相談ルートに乗ってくるのではないでしょうか。また、各窓口においても、納税相談などお困りの方を市は発見しやすいと思います。また、行政が持っている施策の情報などもしっかり共有し、それらをつなぐネットワークを構築していく。市の直営だとしても、幅広い関係機関との連携は必要と思います。その連携、情報共有などをどのように進められるのかお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)
宮川議員の再質問にお答えいたします。庁内の連携につきましては、対象者把握に向けて関係部署が連携し、情報を一元化するために健康福祉部が窓口となり、支援を受ける人を中心として担当者が集まる仕組みを整え、必要な方が適切に支援を受けることができるよう努めます。また、必須事業の自立相談支援事業において、本人を含め関係機関が集まり、支援内容を検討する支援調整会議の設置が求められておりますことから、市の担当職員の参加のもと、関係機関との連携をとりながら自立に向けた支援を行ってまいります。以上です。
再々質問 宮川正子
3回目は要望といたします。福祉部局内のみで御検討するのではなく、全庁的に検討していただくことを要望いたします。次に、件名6の項目2の任意事業への対応について、2回目の質問をいたします。既存事業が廃止ないし見直しされているにもかかわらず、生活困窮者自立支援法の枠組みの中で、自立に必要な就労支援などは任意事業とされたために生活困窮からの自立に必要な就労支援がかえって後退するのではないかと思うところです。市として取り組まれてきた事業、独自に培ってきたセーフティーネットがあると思いますが、新法ができたことによりまして、どう変更、拡充するのかお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)
就労支援事業に関する再質問にお答えいたします。生活保護制度の就労支援事業につきましては、今後も継続して実施いたします。新たな就労準備支援事業は生活保護に至る前の方を対象に別枠として加えられるものでございます。以上です。
再々質問 宮川正子
3回目は要望といたします。複合的な課題を抱える生活困窮者には、新制度を最大限に活用してきめ細かな支援の実施が必要と考えております。法の目的は生活困窮者の自立の促進を図ることにあり、必要な方にその状態に応じた就労支援を行うことが重要ですので、中間的就労の推進もよろしくお願いいたします。次に、件名6の項目3、子どもの貧困対策の推進に関する法律を受けての市の取り組みについて、2回目の質問をいたします。大綱を見ましても、確かに全てをすぐに行うことは大変だと思います。やはり優先順位をつけて行うことと思いますが、その優先順位として、貧困の連鎖を起こさないため、横浜市などが取り組んでおります学習支援が必要と考えます。学習支援を行っている市町村は進学率が上がっています。効果が出ていることから、きめ細かな学習支援を検討すべきと考えますが、お考えをお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)
子供の貧困対策に関する再質問にお答えいたします。8月29日に閣議決定された子どもの貧困対策に関する大綱には、教育の支援を初めとする当面の重点事業について、新たな事業を展開するものや既存事業のさらなる充実を図るものなどについて盛り込まれております。宮川議員の教育の支援を優先して検討すべきとの御指摘でありますが、現時点において、市の具体的なかかわりについて、その優先度も含め不透明な部分が多いことから、今後、国の動向や北海道における貧困対策についての計画策定状況を見きわめた上で対応してまいりたいと考えております。以上です。