江別市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月11日
(1)中・長期財政見通しと財政運営について/(2)電力料金値上げ申請の影響について/(3)バス減便と公共交通政策について
2014年9月11日、江別市議会の一般質問で、赤坂伸一議員が「中・長期財政見通しと財政運営について」「電力料金値上げ申請の影響について」「バス減便と公共交通政策について」について質問し、市長 三好昇、総務部長 佐藤哲司、企画政策部長 山田宗親、病院事務長 吉岡和彦が答弁しました。
- 質問者
- 赤坂伸一 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、総務部長 佐藤哲司、企画政策部長 山田宗親、病院事務長 吉岡和彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 赤坂伸一
昨夜からの雨で、きょうは一般質問できるのだろうかと。なかなか寝られなかったのですけれども、未明から部局の関係者は大変御尽力をされたと思われますが、それほど大きな被害がないということで、安心した次第であります。関係者の御努力に感謝申し上げます。それでは、一般質問ということで、初めに件名1の中・長期財政見通しと財政運営についての1項目目の中期財政見通し試算と認識についてお伺いをいたします。8月22日、所管の総務文教常任委員会で平成27年度から29年度までの3カ年の中期財政見通しが示されました。試算では当該年度の制度改正など特別な要素を加味し、例年と同じ手法により行われておりますが、過去の推移を見ますと予測不可能な収入増なども見られ、毎年度変動幅が大きいのが特徴と言えます。この試算では、平成26年度予算の歳入のうち、市税は企業の景気動向や設備投資による法人市民税及び固定資産税の増加などにより微増の予算が組まれましたが、平成27年度は法人市民税や軽自動車税の税率改定の影響のほか、固定資産税の評価がえによる減少が見込まれ、119億円余りで2.3%の減、以降横ばいで推計されています。また、一般財源として国から交付される交付税は、市税収入減見込みや地方消費税交付金増などとリンクしながら各費目を吟味し個別に積み上げ推計した結果、平成27年度の交付税見込みは101億8,900万円となり、平成26年度予算と比べ1.9%、約2億円の減で、以降3.0%の減から横ばいに見込み、平成29年度では26年度に比較し約5億円の減とのことであります。扶助費や投資的経費等に係る国・道支出金などその他の収入は、平成26年度は約179億円が組まれましたが、平成27年度以降は歳出事業費を個別に見込み、平成26年度比約22億6,000万円の減から29年度約25億円の減で推計がされております。歳出では、義務的経費などは個別に伸びを推計し、投資的経費では、継続事業である顔づくり事業、公営住宅建設、学校改築、新規の保育園整備など大型公共事業を見込み、この結果、平成27年度は26年度比6%増の約87億円の事業費で、近年にない大きな伸び、以降、平成29年度には47億円程度と推計されています。また、積立金、特別会計繰出金は横ばいか3%増で、企業会計は財政計画をもとに試算したとの内容であります。いわば平成27年度が正念場と考えられますが、この試算結果によると、平成27年度から29年度まで毎年13億円から19億円ほど収支不足となり、預金である基金を充てた場合、平成25年度末で約68億円保有している基金総体の残高が今年度末には59億円台に減り、27年度には42億円台、28年度には22億円台、29年度には7億円台にまで減少する見込みとのことであります。このうち不測の事態や投資的財源として活用可能な積立金である財政調整基金及び減債基金合計額は、平成25年度末で約46億円ですが、このうち減債基金を毎年1.8億円取り崩し、事業費に充てた場合、29年度末には約9億円となり、25年度末で約28億円の財政調整基金は、29年度にはゼロになり、貴重な財源がなくなるとの試算見込みであります。過去の試算事例でもこのような試算はなかったかと記憶しておりますが、平成24年度、25年度の試算と実際の決算等を比較してみると、結果論になりますが、経済対策や特例交付金、地方消費税交付金、起債の増額など増加要素があり、また人件費が試算より低く抑えられ、さらに臨時的な削減や特例交付金、そして職員総体の経営努力などもあり、結果として大幅な剰余金などが見込まれ、基金が試算以上に積まれてきた経過も見られます。つまり、言うのは易しいのですが、試算と比較すると、歳入はシビアに、歳出推計は当初の伸びほどに増加していないことが検証されております。そこで、第1の質問は、平成25年度から学校改築、耐震化工事など大型公共投資が進められてきまして、これからの3年間はいわば正念場と言えますが、市長の財政運営に対する認識についてお伺いをいたします。次に、私の頭の中では、常に財政調整基金と減債基金で合わせて40億円ラインと認識してきましたが、平成26年度は学校改築・耐震化等で公共投資への繰り入れの影響もあって、32億円ラインに低下してきています。前段で述べましたように毎年度の剰余金との関係もありますが、第2に、基金の積み立て確保の方策についてお伺いします。第3は、庁舎建てかえ計画と財源対策についてであり、基金増額についてであります。今回の財政見通しの中で、平成30年度以降として庁舎建てかえが示されております。第5次総合計画後期計画で検討するとされ、さらに、平成22年3月の江別市耐震改修促進計画でも25年度までに検討するとされてきた市庁舎について、昨年2月に市役所庁舎及び収容避難所の耐震整備方針が示されてきたことがベースになっていると認識しております。市庁舎は御承知のとおり築後48年が経過し、老朽し、その上8カ所に分散している。狭隘でさらには災害本部機能が非常に低い。そのため、そういう機能を保有する耐震化が必要である。このことも検討結果の中で示されており、建てかえの方針が示されたところです。今回、試算の中で頭出しされてきた背景には、顔づくり事業や学校改築整備、保育園整備等大規模事業、さらには耐震化促進計画が平成29年度までに一定のめどがつくと判断されたものと理解をいたしました。建設時期には幅があるとしても、平成31年度を境として庁舎建てかえについて検討と準備が進められる必要があります。隣の町、北広島市では、現在地に最新の機能と子育て支援センター機能を有する庁舎建築工事に平成27年度から着手し、29年度完成を目指し、この7月に市民説明会等を開催したとのことであります。事業費は約50億円前後、財源は起債のほか、12億円の建設基金を充てるとのことであります。検討経過では、平成18年度から19年度に庁舎面積、事業費、財源、建設位置等についてのワーキンググループが発足し、平成20年度に庁内検討委員会が設置され、検討結果が報告されております。平成21年度にはパブリックコメントを実施し、23年度に基本構想、24年度には市議会に建設調査特別委員会が設置され、25年度に基本計画が策定されてきました。そこで、江別市の庁舎建設基金の積み立て確保についてであります。基金は現在6億2,000万円程度と認識をいたしております。以前にも申し上げてきましたが、平成19年度以降毎年度積立金の利息分約300万円から400万円程度しか積まれてこなかったところです。しかしながら、この間の財政調整基金や減債基金の推移を見ると、決して積めない財政環境ではなかったこともうかがえます。また、当該基金の積み立ては支出ではなく、当面資金の置きかえとも考えられることから、この庁舎建設基金の積み立て確保増額及び建てかえ計画と財源対策についてお伺いをいたします。また、当市の耐震整備方針に示された庁舎建てかえ事業費は、昨年約60億円との試算が示されましたが、他市の例によると、70%起債充当率を引用すると一般財源として約18億円が必要となり、さきの6億円を差し引いても、財源確保に毎年1億5,000万円ずつ積んでも8年を要することになる次第です。建物の規模、建設費、建設時期などのほか、備品整備、防災情報、高度情報機能、避難場所機能、引っ越し、解体費用などを検討した場合、この約60億円に必然的に二、三割の費用増加が考えられます。このため、第4は、整備方針にも示されているように、専門家及び市民を含めた庁舎建てかえ計画検討委員会の設置を検討すべきと考えますがお伺いをいたします。次に、1件目の最後となりますが、将来人口推計から分析した平成35年度の税収推計についてです。実は、この設問をするに当たって、人口が少なくなると税収が当然減少すると判断していましたが、年数は短いですけれども過去の事例を見ますと、必ずしもそのような傾向になっていないということが判明したところであります。他市では総合計画等で10年後の税収推計を示している市もありますことから、平成35年度、第6次総合計画の到達年でありますが、江別市もこの推計が可能ではないかと認識した次第です。ちなみに、5年間の比較で見ると、国勢調査による平成17年10月の人口は12万5,601人で就業者数は5万3,401人、この就業者数は農業者も全ての就業者が含まれております。平成22年の同人口は12万3,722人で、同じく就業者数は300名ほど少なくなっております。調査の時期、手法は異なりますが、経済センサス、事業所統計、企業統計調査等による平成18年の事業所数は3,330社で従業者数3万2,190人、平成21年では事業所数が367社増加し、従業員数も3,540人増加しております。景気動向の影響もありますが、平成17年と21年の比較では、市民税は12億5,000万円ほど増加し、固定資産税は1億3,000万円余の減、法人税は9,300万円ほどの減でありますが、総体として9億円ほど増加しております。この経過を見ますと、人口減、就業者の減があっても、景気動向により事業所及び従業員数の増がありましても、税収にはさほど影響していないことが伺われます。他方、毎年度納税義務者が微減の傾向にありますが、給与所得者は平成21年と24年の比較では853人減と確実に減少していることも見逃せません。以上は一例でありますが、少子高齢化を見据えて、将来人口推計から分析した平成35年度の税収推計についてお伺いします。次に、2件目の電力料金値上げ申請の影響についてであります。北海道電力は、泊原子力発電所の再稼働は原子力規制委員会の審査の渦中にありますが、昨年9月には再稼働を見通し一般家庭で約7%の値上げを行い、1年もたたずに再値上げを申請し、その率は10月1日から一般家庭17.03%、企業向け22.61%とのことであります。この値上げ申請の内容は、一般家庭30アンペアで月間使用量260キロワットアワーの場合、1カ月当たり1,069円で14.78%、オール電化、電気温水器給湯、蓄熱式暖房器使用の8キロボルトアンペア皮相電力で年間2万3,001キロワットアワー使用で28.55%増の年間9万4,533円負担増とのことであります。現在、経済産業省による審査や公聴会、あるいは説明会が行われておりますが、課題は電力設備能力833万キロワットの25%、207万キロワットにも上る原発電源設備の割合が異常に高かったことが挙げられます。現状は、石油・石炭を主体とする火力発電や水力発電所のメンテナンスをしながらフル稼働し、同時に節電を求めていますが、円安の中で石油・石炭等の燃料費の値上がりを利用者に求める内容とされております。経営収支赤字幅が拡大することが17%の値上げ申請につながっているとのことでありますが、役員報酬、財産処分など経営体質とコスト削減手法にメスをとの声もありますように、審査段階でその認可の幅が圧縮されることを期待するところであり、政府がしっかりと判断をする、そういう意味で注目をしているところであります。江別市では、昨年、冬季の節電目標を設定し、平成22年度比6%以上の節電目標を設定して、115施設で平均6.7%の効果を上げたとのことであります。平成26年度夏季間の7月1日から9月30日まで、今もその進行中でありますが、116施設とのことであります。そこで、質問の第1項目は、値上げ申請に係る認識についてお伺いし、さらに第2項目目の各会計への影響額や率とともに企業会計等の財政計画への影響についてお伺いをいたします。次に、各家庭や企業で節電による防衛策が講じられると考えますが、収入が一定の低所得者、年金生活者にとりましては、円安が進行する冬季を迎え、灯油等の価格も高どまりで推移していることから、その影響が極めて大きいものと思われます。また、電力を中心とする小売業や製造業においては企業活動そのものにその影響を及ぼすものと思われます。値上げ申請の段階を前後し、関係団体等と協議し、協同し、調査活動や対策を講じるべきと考えますが、お伺いします。次に、3件目のバス減便と公共交通政策についてであります。本年3月、公共交通検討会議の報告がまとまりました。その内容は、モータリゼーションの進展により利用者がピーク時の23%まで減り、路線の廃止や減便につながり、さらに、利用者の減少と路線の縮小など悪循環が生じているとのことです。課題として、交通アクセスでは乗り継ぎ、乗りかえなどアクセスと本数、移動の容易性、乗り場の分散やバス路線がないこと、また採算性などが指摘され、アンケート調査による主な課題は、運行便数、乗り継ぎ、情報提供の3点が重点項目と掲げられております。さらに、取り組むべき方向性として、地域でみずからの足を守るためのバス交通の利用促進を初め、情報提供の推進、交通機能の向上とバス停の環境整備などの改善が示されており、今後、取り組み可能なものや効果が期待されるものは関係機関と協議のもと、重点的に検討し具現化に向けた取り組みを進めるべきとしております。しかし、この検討期間中のみならず、現在もバス運行路線の廃止や減便が報告されてきました。このことは、前段、高間議員が質問した内容と法関係を一にするものがあります。平成24年11月から、A社は若葉循環及びあけぼの町方面路線での減便と2路線全区間廃止を、さらに本年7月23日の所管委員会での報告では、B社が市内バス路線の一部廃止と土曜日、日曜日、祝日を柱に平成27年4月1日より12往復の減便が報告されてきました。いずれも利用者の減が理由とのことであります。しかしながら、8月22日の所管委員会での報告では、前記検討会議の報告とともに、A社がバス乗務員の要員不足により、江別線、札幌線、文京台線、札幌代行線において平日、祝日合わせて実に94便の減便で、それも直近の9月1日からとの報告であります。まさに、悪循環の渦中を進んでおり、このまま進行すると通勤・通学や高齢者を初めとして交通難民が出現し、地域の過疎化が一層進行しかねない、そのように考えます。そこで、第1の質問は、減便等に係る市長の認識についてお伺いをいたします。第2は、利用状況の把握について、バス事業者からの情報のみならず、欠ける点はみずから調査する姿勢が重要と考えます。日常的に市も利用状況把握や実態調査をすべきと考えますが、調査したのかということも含めて、見解をお伺いします。第3に、都市計画マスタープランでは地域別構想が示されております。江別地域では駅を中心とした交通結節機能の強化を図り、地域の利便性を高めるとともに、公共交通などの利用促進を図ることが示され、大麻・文京台地域においても同様の記載がされております。検討会議の報告とともに意欲的な記載となっており、大いに歓迎するところでありますが、しかし、現実はどうでしょう。余りにもギャップが大きく、重症の域に達している、私はこう考えております。第一に、できるものから速やかに実行に移すべきであると考えますが、見解を伺います。第4は、このような現状認識を踏まえると、今求められているのは市長のリーダーシップと考えますが、見解をお伺いし、1回目の質問といたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
赤坂議員の一般質問にお答え申し上げます。中・長期財政見通しと財政運営に関しまして、まず、中期財政見通し試算と認識についてでありますが、中期財政見通しは、毎年8月をめどに、その時点におけます制度や政策、国の方針等を前提としまして、普通会計の収支の見通しについて試算しているものでありまして、今年度は平成27年度から平成29年度までの3カ年の見通しについて、過日、総務文教常任委員会に報告したところであります。この試算結果による平成27年度から平成29年度までの収支状況では、約13億円から約19億円の範囲で収支不足が生ずる見通しとなっておりますが、そうした厳しい財政見通しの中にありましても、学校の耐震化事業、江別の顔づくり事業、新栄団地建替事業、保育園の統合整備、施設の長寿命化など、将来に向けたまちづくりを進める上で、避けて通れない事業であると認識しているところであります。特に、学校の耐震化事業につきましては、東日本大震災によって、平成27年度までに着手する必要がありまして、そのことにより有利な条件で国庫補助や起債が受けられることから、将来の財政運営にとりましても大きな効果をもたらすものであると考えております。次に、基金の積み立て確保についてでありますが、現在、江別市には17の基金があり、土地を含めた平成25年度末残高は約115億6,000万円となっており、このうち財政調整基金と減債基金の残額は合計で約45億7,000万円となっております。年度間の財源調整の上で、この二つの基金は大きな役割を果たしておりまして、平成14年度以前の合計残高は、20億円台から30億円台で推移しておりましたが、平成15年度以降は40億円台で推移しまして、平成22年度の約50億9,000万円をピークに平成23年度以降は取り崩し額が積み立て額を上回り、残高は減少しております。近年の大雪による対応を初め、学校の耐震化事業や江別の顔づくり事業など、計画済みの事業も増加しておりますことから、平成26年度予算では財政調整基金の活用が大きく増加しておりますが、中期財政見通しによる収支不足は何も手をつけない場合の試算結果でありまして、極力、国や道の有利な補助財源の確保など、収支不足解消に努力するとともに、今後の財政運営や事業計画を踏まえまして、財政調整基金と減債基金を合わせ必要な財源を確保してまいりたいと考えております。次に、庁舎建てかえ計画と財源対策についてでありますが、中期財政見通しにあわせて試算しております投資的経費等の見通しにつきましては、平成35年度までの10カ年の試算でありまして、庁舎の整備については、江別市耐震改修促進計画の優先順位に沿いまして、平成30年度以降の中で、あくまでも試算と仮置きしまして、平成32年度から平成33年度ごろに工事を予定したものでございます。庁舎整備基金は、平成7年度に設置をいたしまして、現在積立額は約6億2,200万円となっております。庁舎の整備手法は起債制度によるほかにもPFIや賃貸などの方法もありまして、実際の建設に当たっては、有利な方法を比較検討することになりますが、起債制度による場合は、短期的に多額の一般財源が必要なため、基金の確保は必要不可欠と考えております。今後、庁舎の整備につきましては、時期や手法、財源の見通しなどについて検討する必要があるものと考えておりますので、財源確保については、財政調整基金の活用なども含めて検討してまいりたいと考えております。次に、庁舎建てかえ計画検討委員会の設置についてでありますが、まず、江別市が進めております耐震化対象施設改修の優先順位は、小・中学校、体育館や市民会館などの収容避難所、本庁舎となっておりまして、こうしたスケジュールのもとに、現在、小・中学校の改築及び市民体育館の改修工事を行っております。また、耐震診断につきましても、今年度大麻体育館で実施しまして、来年度には市民会館について予定をしているところでございます。こうした中、平成23年7月に、市の次長職等をメンバーとする市役所庁舎等あり方検討委員会を設置いたしまして、庁舎の整備方針等について議論し、平成24年3月に報告書がまとめられたところでありますが、報告書の中では、庁舎の分散化の解消や新たな環境対策等、総合的に判断すると、耐震補強工事ではなく新庁舎建設が妥当であるとの報告内容となっております。一方、人口減少等により公共施設等の利用需要が変化していくことが予想されることを踏まえますと、公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うため、基本的な方針を定めることを内容とする公共施設等総合管理計画の策定について、本年4月下旬に総務省から全国の自治体に要請があり、平成28年度までの策定が求められたところであります。こうした要請を受けまして、計画策定に向けた庁内組織を設けて準備を進めているところでありますが、この計画では、庁舎も含めた公共施設全体のあり方について総合的に検討することとなっております。したがいまして、庁舎の整備につきましては、大麻体育館及び市民会館の耐震診断の結果による改修時期、整備内容及び財源の見通しのほか、公共施設等総合管理計画策定に向けた庁内組織での論議を踏まえて、さらに検討してまいりたいと考えております。こうしたことから、以前に報告書が出されたときとは情勢も変わっており、将来の建設に当たっては、専門家や市民を入れた検討委員会を設置いたしまして検討してまいりたいと考えております。次に、電気料金値上げ申請に係る認識についてでありますが、北海道電力株式会社の値上げ申請を受けまして、北海道が7月から8月にかけて、道内企業、各団体を対象として行った電気料金の再値上げに伴う影響予測調査では、管理費用の増加や、価格転嫁ができないことによる経営の悪化、値上げ幅の圧縮を求める声などが寄せられております。このような調査結果を踏まえ、北海道は電気料金の値上げ申請を審査する国に対しまして、一層の経営努力による値上げ幅の圧縮と、利用者へ丁寧な説明を尽くすことなどを求めたものであります。電力の安定供給は国民生活や経済活動の基盤でありまして、北海道の調査からも、電気料金の値上げが市内経済に与える影響は極めて大きいものと考えております。したがいまして、市といたしましては、市内の経済団体、関係機関とも十分協議をして対応してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、総務部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 総務部長 佐藤哲司(総務部長は2015年6月まで)
私から、まず、中・長期財政見通しと財政運営についての御質問のうち、将来人口推計から分析した税収推計について御答弁申し上げます。将来人口は、えべつ未来づくりビジョン(第6次江別市総合計画)におきましては、平成35年度の人口を平成22年度より8,858人、7.2%減少の11万4,864人と推計しております。年齢別人口の割合を平成22年度と比較いたしますと、15歳から64歳までの生産年齢人口は66.0%から55.9%に減少し、65歳以上の高齢者人口は、21.8%から35.5%に増加することとなるもので、人口減少は多少なりとも税収に影響を及ぼすものと考えられます。税収への影響につきましては、まず、市税の約44%を占める市民税では、経済状況にも左右されるほか、現在、社会保障と税の一体改革による見直しが国により進められているさなかであります。また、市税の約47%を占める固定資産税及び都市計画税では、人口の要素よりも固定資産の資産価値によって影響を受けるものであります。この影響は社会経済情勢によるところが大きく、土地や家屋は3年に1度の評価がえがあり、その際、地価や物価の影響を受けます。江別市におきましては、土地の価格は緩やかではありますがいまだ下降しており、家屋につきましても新増築はございますが、既存の家屋は経年により評価は下がるものであります。このように、税収は、経済状況や税制度の見直しのほか、家屋の経年等の要素などから、将来人口推計から分析するのは難しいところでありますが、今後とも、人口減少対策や企業誘致等を通じて、将来の税収確保に努めていきたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、市税収入の動向が財政にどのような影響を与えるかを検証し、持続可能な都市経営と自治体政策のあり方を検討するためにも、将来の税の推計が必要であると認識しておりますので、市税全般の将来的な推計のための条件設定や計算プログラムの作成方法などについて研究してまいりたいと考えております。次に、電力料金値上げ申請の影響について、まず、各会計への影響額(率)と財政計画への影響についてでございます。北海道電力では、企業や自治体などの法人利用者に対する電気料金について、平均22.61%の値上げを予定しているもので、指定管理施設等も含めた市有施設への影響額は、年間ベースで試算いたしますと、一般会計では約8,700万円、水道事業会計では約800万円、下水道事業会計では約2,300万円、病院事業会計では約1,400万円で、全体では約1億3,200万円となり、率にいたしますと平均で22%程度の増加となるものであります。また、企業会計等の財政計画への影響につきましては、今回予定されている引き上げが大きな負担増を伴うことから、今後、支出に影響していくものと考えております。次に、低所得者、福祉世帯、企業活動への影響についてでありますが、今回の北海道電力の再値上げの予定を受けて、経済部が8月中旬に、市内製造業、建設業、卸売業者から抽出した19社を対象に、電気料金の再値上げに伴う影響予測調査を実施し、14社から回答を得ております。その調査結果では、経営への影響では大小合わせて12社があると答えており、また、今後の対策としては、さらなる節電、販売・管理経費や人件費の節減などとなっております。こうした調査結果については、8月19日に行われた北海道電力の説明会でも市内企業の声として北海道電力側に示したところであります。今後、今回の再値上げの動向について、どのような内容になるのかはわかりませんが、電気料金の値上げについては、江別市に限らず全道域に及ぶ問題であることから、北海道の調査結果や対応などについて注視するとともに、先ほども市長から御答弁申し上げましたが、市内の経済団体、関係機関とも十分協議してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 企画政策部長 山田宗親(企画政策部長は2015年6月まで)
私からは、バス減便と公共交通政策についての御質問に御答弁申し上げます。初めに、減便に係る利用者への影響と認識についてでありますが、バス路線の減便や廃止が行われることにより、バス利用者への影響は避けられないものと考えております。このため、市といたしましても、その対応策として利用促進に向けた取り組みなどを行ってまいりましたが、バス路線の維持、確保にはつながっていないことから、今後の市全体の交通体系のあり方などについて、取り組みの方向性や改善策など、公共交通検討会議での検討を進めてきたものであります。市といたしましては、安全で快適に暮らせる都市環境の形成のため、公共交通の利用による暮らしやすい環境形成に向けて、移動手段としてのバス路線の維持、確保は重要と認識しておりますことから、公共交通検討会議の検討結果を踏まえ、バス利用に関する需要調査や専門家会議の設置を行い、具体的検討を進めてまいりたいと考えております。次に、利用状況の把握と実態調査についてでありますが、バスの減便や廃止の際には、その利用状況について、バス事業者から情報の提供を受けているところでありますが、今後は、バス事業者に対しては速やかな情報提供について要請してまいりたいと考えております。市といたしましては、今後の市全体のバス路線の再編に向けて、提供を受けた情報の活用を図るとともに、必要な調査を行ってまいりたいと考えております。次に、都市計画マスタープラン及び公共交通検討会議報告との関連性についてでありますが、改定された都市計画マスタープランでは、駅の交通結節機能を生かしたバス交通体系の検討を行うこととしております。また、公共交通検討会議においては、バス交通における利用者の減少やバス路線の赤字の問題、利便性などさまざまな課題を共有する中で、解決に向けた今後の方向性や改善策について、都市計画マスタープランにおける駅を中心とした交通体系を踏まえ、検討がなされたところであります。市といたしましては、公共交通検討会議の検討結果を踏まえ、バス利用に関する需要調査や専門家会議の設置を行い、具体的検討を進めるとともに、バス事業者との調整など、可能なものから取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、江別市のリーダーシップについてでありますが、市といたしましては、バス事業の置かれている現状を踏まえた上で、バス路線の維持、確保に向けた取り組みとして、バス利用に関する情報提供、バス停や乗り継ぎの利便性向上、路線の再編に関するバス事業者との調整などが想定されますことから、市民の立場に立って、今後とも対応してまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
再質問 赤坂伸一
どうもありがとうございます。再質問させていただきます。最後にリーダーシップを求めたのですけども、部長に丸投げするというのもいかがかなと思った次第ですが、それらを含めて全体的に質問していきたいと思います。初めに、1件目の(2)の基金の積み立て確保についてであります。おおむね理解の度合いが進んだのですけれども、今後の財政運営や事業計画を踏まえて、財政調整基金と減債基金を合わせて必要な額を確保していきたいとの答弁だったかと思いますが、しからば、平年度ベースでのライン、あるいは腹づもりはどのくらいに置いているのかお伺いをしたい。これは、幾らというのを求めているわけではなくて、財政運営をする上では、このくらいはせめて確保したいと誰しもが持って財政運営すると思いますので、その辺をまず市長にお伺いしたい。実は過去に、土地開発基金11億4,000万円を、さらに基本財産基金の2億6,000万円、これを取り崩して議会全体で土地開発公社の清算を進めたという経過がございます。そして、財政調整基金についていえば、病院に4億円出した、決断をした、そして不良債務解消を目指したと、こういう経過もございますし、除雪費については、ほかの議員も質問しておりましたとおり、財調基金から1億円計上したと。こういうことは、私は、市民にとっても、将来の江別市にとっても本当によかったと認識しているところです。他方では、残念ながら、そのことによって財政調整基金等、あるいは基金全体としての弾力性が少なくなったということも私自身も承知しております。その上に立って、これからの投資的事業を考えると、いわゆる財政調整基金と減債基金で40億円ラインは厳しいのかなと。一時的にどんと落ちるのはやむを得ないことかもしれません。いろいろな補助金を確保する、起債を確保する、国の有利な補助金を確保する、これは当然やっていただかなければならないですが、さきの答弁のほか、剰余金または財政調整基金のために今多少できることとして、もう一つは、土地を売る方法はないのかなと。これは私が従前から言っているのですけれども、今、野幌中心以外、野幌南北以外はおおむね地価が下がってきている。そういうことからすると売り時期なのかなと。また、少し郊外に保有している市の土地を売るといっても、周辺が飽和状態ですから、逆にそういうことによって低価格競争に巻き込まれる、あるいは業界なり市民にいろいろな意味で影響を与えるということもありますから、慎重にやる必要があるのかなと。ただ、従前から考えられている土地の売却というのは進めるべきだと思います。そういう中にあっても、一つは、基金が違いますけれども、野幌若葉町にある基本財産の基金の土地、広大な土地がありますね。これは、企業用地としてもよいし、それから、宅地にはどうなのかなと思いますけれども、お金をつくるという意味において、基金で財産を売却して現金にし、運用可能となると。もう一つは、野幌の旧市営駐車場、これは仮換地の指定用地だったのですけれども、事業的な用地として活用したいという話に変更いたしました。差し当たり大きい土地としてはそのくらいかなと。あとは周辺に2番通りだとかいろいろありますけれども、普通財産として土地開発公社の清算のときに普通財産にした土地をよりシビアに吟味してみる。恐らく、野幌と江別の境あたりから札幌側が中心になるのだと思います。そんな意味で、必ずしもお金になるかどうかわかりませんけれども土地の売却を進めることが最も重要と認識しますが、当面どのようなことを想定されているか、土地売却も含めてお伺いをいたします。2件目の電力料金値上げ申請の影響についてでありますが、昨年の報道では、北海道電力は激変緩和を講じるような報道もありましたが、それはさておいて、各会計への影響について伺います。年間ベース、全会計で1億3,200万円で22%もの増加が見込まれるということでありますが、平年度ベースであっても非常に異常であると認識をいたしました。細部はそれぞれの委員会で御議論いただくとして、2点についてお伺いしたいと思います。その一つは、指定管理者施設を含めてとの答弁がありましたが、指定管理者との協定では、経済状況の変動に伴う指定管理料の変更で物価水準の急激な変動が生じた場合、双方協議し適切な措置をとるとの記載があります。他方、リスク分担表では、物価変動・金利変動による経費の増加は指定管理者の負担という項目も表となっているわけであります。そこでお伺いいたします。昨年は指定管理者等に吸収を求めました。今回の場合は、非常に異常である、急変であるということがありますので、まさかリスク分担表の適用を前提に協議するようなことはあり得ないというふうに理解いたしますが、お伺いをいたします。次に、病院事業会計では1,400万円との答弁であります。これは平年度ベースです。御承知のとおり、病院事業は決められた診療報酬で事業が成り立っているわけであり、病院が自由に診療報酬を引き上げたり料金を引き上げたり、これは一部を除いてできないことも承知しております。支出を切り詰めるといっても患者が来院、入院され、また、医療器械や情報機器が稼働する中にあって、節電をするには厳しいものがあると想定されますが、現在考えられる節電策はどのような事項が考えられるかお伺いいたします。また、自家発電を保有しておりますが、燃料費高騰の中で稼働した場合、電気料金値上げとペイするのかどうか、どちらが得なのか、お伺いしたいと思います。3件目に、バス減便と公共交通政策についてであります。バス減便の背景、先ほどもお話ししましたように乗務員不足の背景は、先ほど高間議員が説明しておりましたが、一昨年4月の関越道高速ツアーバス事故が大きな社会問題となり、労務管理の適正な運行、料金体系などが浮き彫りにされ、本年3月26日に国土交通省を経由し、新運賃・料金制度が公示されたところです。貸し切りバス事業の変更命令の審査を必要としない運賃・料金の額の範囲が定められ、この範囲を超える運賃・料金は変更命令審査の対象となるもので、新運賃制度による公示額での算出例も示され、いわゆるダンピングなどはできない仕組みとなったものです。この結果、貸し切りバス運賃の適正化により、安全性とともに貸し切りバスにかかわる収益性が高くなり、乗務員の流動化が派生することとなったものと推測されます。課題は、路線バスより貸し切りバスの収益が上がる。こういうことですから、今回9月1日からのA社の減便では、札幌線27便の減、文京台線が58便の減、札幌代行線など合わせると94便の減でありますが、文京台線、あけぼの団地発の札幌線、南幌とあけぼの団地経由の代行線を利用する市民に影響が出たと考えます。答弁でも、影響が出たとあります。その中身ですが、どのような影響が出たのか、実態調査をしたのか、私は所管委員会でもお伺いをしましたがトータルでしかる説明がなかった。こういうことであります。そこで、私自身、全路線を把握するのは至難のわざですが、先日2時間ほどかけて、あけぼの団地周辺のバス停に立たせていただきました。暖かい日でしたから、2時間立っているのもなかなか快適でした。利用者に、行き先、乗車時刻、仕事、どこで降りるか、そして帰りはどのような経路で帰ってくるか、帰りに乗ってくるときに何人くらい乗っているか、こういうことも含めてお尋ねをいたしました。バスが来るまでの間、本当に3分、4分の時間しかなく、5分も10分も乗客が待っているということではなかったですから、そんなにたくさん聞けない。ある人は当然A社を利用していたけれども、20円安いから南側を走っていたと。そして、南側でおりて歩いて市立病院に行っていたと。それでも、9月1日以降は減便によって遅くなるので、今度はB社のバスで乗車し、帰りは駅まで行って買い物をしてバスで帰ってくると。20円高くなったと、こう言っていた。随分勉強しているのだな、やっぱり対策を講じているのだなと教えられたところです。一方では、南幌東町発の札幌代行線で、あけぼの団地7時27分発のバス停では高校生・通学生40人以上がびっしりです。通勤者も何名かいました。この後の7時52分発でも南幌方面から来るバスに30人以上乗車しておりました。あけぼの団地からの乗客は数人確認したところです。あっという間に来てしまった。こういう状態だったのですけれども、女性に聞きますと、帰りは札幌から帰ってくると。そのときは20人くらい乗っていると。あけぼの団地でおりるのは二、三人だと。やっぱり非常に大切な交通機関として利用されているということもわかったところです。そして、その女性が言うには、一番の問題は、正月や日祭日が一番厳しいと。いろんな手法で歩いていって乗らなければならない、新札幌まで行かなければならない。これを何とかしてほしいと、このようなことも訴えておりました。他方、あけぼの団地発のバス停から乗車するB社のバスには毎回1人から6人程度乗っておりまして、それぞれ用務、行き先等を尋ねると、学校や勤務、病院だと。通常も午前10時ぐらいの時間帯でそれぞれ10人未満の乗車があるということでありました。8時過ぎまでずっと立っていました。6時から9時近くまで。最後に、B社のバスの後ろにくっついて帰ってきたのですけれども、やはり、東光町だとか保育園の前だとかそれぞれのバス停で数人の方が乗っていて、本当に利用されているのだなということを感じた次第でございます。短時間の現地調査だけでもさまざまな情報が得られたわけですけれども、ましてや文京台線は58便です。文京台南町となると多くの課題や問題点が出されたのではないかと、私は推測いたします。そこで、改めてお伺いしますが、質問の第1は、今回の減便の周知期間が極めて短時間、短期間の2週間程度で行われたことについて、バス事業者に対しどのような対応を取られたのか。議会側に説明があったのは8月22日、実施は9月1日です。私はそのときに、部局に調査をせよ。実施される前に調査をせよ。そして実施してから調査をしなさいと。しかし、業者から情報提供を受けていると、先ほどもお話がありました。同じことを総務文教常任委員会でも言っている。そんな次元じゃないです。まず、それを指摘したいと思います。第2は、所管委員会でも求めてきましたが、公共交通検討会議の結果が出された直後であるにもかかわらず、減便についてどのような前後調査をされたのか、また、どのような影響が生じたのか、具体的にお伺いしたいと思います。第3に、市長のリーダーシップとのかかわりで、過去の事例を紹介いたしたいと思います。たしか昭和50年代前半だと思いますが、当時は国道、2番通り、鉄道の南側をそれぞれ専業のエリアとするバス事業者間で、お互いの運行路線に参入しない、あるいはできないような不文律があったと聞いております。当時は野幌高校ができましたから、この点を粘り強く交渉し、市民の利便性向上のため4番通りの運行に道を開いたのが、当時の山田市長と職員だと聞いてまいりました。バス路線確保や充実は、それだけ至難のわざと認識します。今回の件を見ても、1人体制のかけ持ちで、かけ持ちというのは他の仕事を持ちながらバスの運行についていろいろさまざまに検討する、検討会議の段取りをする、あるいは大麻の住みかえをやる。こういうことがわかったわけでありますが、部全体として取り組む事業であると私は認識したところです。最後になりますが、改めて、市民の側に寄った市長のリーダーシップが必要だというふうに私は認識しますが、市長の見解をお伺いしたいところです。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
赤坂議員の再質問にお答え申し上げます。私からは、基金の積み立ての関連とバスの公共交通に関係した調査とその体制についてお答え申し上げたいと思います。財政調整基金または減債基金の残高と言いますのは、議員も御指摘されておりますとおり、その残高は決まった金額がないということも御指摘のとおりでございまして、その時々の事業の状況によりまして、その年は事業が少なければ積み立てができますし、または、その事業はその時期にしなければならないということがありますと、それを取り崩して事業を実施するということでありますから、決まりはないものと考えております。しかしながら、過去の論議をいろいろひもといてみますと、これまでも安心している雰囲気といいましょうか、そういう流れからいきますと、40億円程度がたまっている、残高として残っているということが多かったようでございますので、その辺にあるのかなという気持ちがしています。決して目標という形ではありませんが、そういう思いをしているところでございます。また、それを積み立てするのに土地の利用ということもありますけれども、積み立て方式はいろいろあろうと思います。土地利用についても、そういう一つの方法であろうと思いますが、土地はやはり活用して幾らということでありますから、まずは企業誘致でも売却して、活用していただいて、そこからまた税収云々といったような循環が必要であろうと思っています。それを中心に実施していきたい。そして、土地についても財源の一つであるということは理解しておりますので、そういう活用もあるのではないかと考えております。それから、バスの関連でございますが、今回は御指摘のとおり、急に二、三週間くらいの間で減便をするという通知があり、その間での対応ということでありまして、これまでの減便の対応からすると異常な形であったと私は思っております。この流れは、今年の3月のスクールバスの関連でも同じような状況でございました。したがいまして、今回の例をもって通常の例ということでお話はできませんけれども、今回のような異常な例のときにはどういう対応をしたらよいのか、私もちょっと反省をするところがあるのではないかと思っております。しかしながら、通常の対応につきましては、時間帯、曜日、季節を含めた非常に細かなデータは、バス事業者のほうにかなりのデータがございますので、そこを活用すべきであろうと思っております。また、そういう活用のもとに十分な検討期間をいただいて、市のほうから申し入れをするという形が必要であろうと思っております。今回のような非常に短い例につきましては、私も既にバス会社のほうには申し入れをしておりますけれども、改めて、二度とこういう形がないように申し入れしてまいりたいと考えております。それから、体制についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、赤坂議員が直接お調べになったという話もいただきましたけれども、今回のような例はまれであると理解しております。その対応につきましては、担当課といいましょうか担当部全体で対応すべきであったのかもしれませんが、通常の対応については、関係課を含めて全体で対応できるように努力してまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 総務部長 佐藤哲司(総務部長は2015年6月まで)
私からは、電気料金値上げ申請の影響についての再質問に御答弁を申し上げます。御指摘のとおり、指定管理施設に係る基本協定におきましては、物価水準の急激な変動が生じたときは市と指定管理者との双方の協議により適切な措置をとることになっております。また、リスク分担ということもございます。ただ、今回の北海道電力が予定している電気料金の値上げ幅というのは、最終的にいつからどのような率での値上げになるかは不明ですけれども、申請どおりとしますと、この平均22.61%という率は極めて大きな幅でございまして、仮に予定どおり実施されたとすれば各施設とも負担増加による影響は大きいものと考えております。したがいまして、基本的には指定管理施設に係る基本協定に基づき各指定管理者とも十分協議し、適切に対応してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 病院事務長 吉岡和彦(病院事務長は2019年3月まで)
私から、電気料金の値上げが病院事業会計にどのような影響があるかということについての再質問について、引き続きお答えをいたします。今ほど総務部長から答弁がありましたとおり、今回の電気料金値上げが予定どおり実施された場合、我が病院事業会計におきましても、まことに大きな負担増であり、収支への大きな影響は避けられないものと、まずは考えているところでございます。議員からの自家発電量を増加して電力料金が節減できないかとの御質問でございますけれども、自家発電の稼働時間をふやしまして、結果的に北海道電力から買電をいたします電力量を減じたといたしましても、昨今の燃油代の高騰によりまして、その燃油代に費消する費用の増加で買電量が減少する効果を相殺してしまうものではないかと今のところは考えているところであります。いずれにいたしましても、具体的な値上げ幅が確定していないこともあり、この自家発電量との効果の詳細な検討もこれからでございまして、まずは、病院組織内で十分に協議をいたしましてから、あらゆる節電の方策がないか研究、検討するとともに、電気料金は一般管理経費でもありますことから、病院の企業会計といたしまして、費用の圧縮に努力をしてまいりたいと考えているところであります。以上であります。