江別市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月9日
(1)財政運営について/(2)防災対策と市民生活の向上策について/(3)合同墓・塚等の建設について
2013年12月9日、江別市議会の一般質問で、赤坂伸一議員が「財政運営について」「防災対策と市民生活の向上策について」「合同墓・塚等の建設について」について質問し、市長 三好昇、総務部長 久田康由喜、総務部調整監 渡辺喜昌、生活環境部長 柴垣文春、建設部長 西村晃一、消防長 田中修一、企画政策部長 鈴木誠が答弁しました。
- 質問者
- 赤坂伸一 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、総務部長 久田康由喜、総務部調整監 渡辺喜昌、生活環境部長 柴垣文春、建設部長 西村晃一、消防長 田中修一、企画政策部長 鈴木誠
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会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 赤坂伸一
ただいま議長の指名をいただきました。通告に従い順次質問してまいります。初めに、財政運営についての第1項目目、国の緊急経済対策における事業の進捗状況と今年度の収支見込みについてであります。まず第一は、昨年度は国の緊急経済対策事業の追加が年度末にあり、学校耐震化や大規模改修、顔づくり事業や、道路橋梁再整備事業が増額されましたが、17億5,000万円に上る予算が平成25年度に繰り越され、事業が執行されてきましたが、これら事業の進捗状況と共に次年度の予算編成にもつながる今年度の収支見込額についてお伺いいたします。次に、第2項目目についてであります。平成26年度予算編成方針が示され、概要は承知しているところでありますが、昨今の国の交付税の動向で、次年度は一定の額が確保されるとの報道もされてきたが、これが、8月に示された中期財政計画見通しでは、3.4%の減と報告されてきたところです。交付税の現時点での見込みとともに収入の特徴点についてお伺いします。また、同様に中期財政計画では地方債58億円で18.2%の大幅な増とされていますが、これら想定される主要な事業では、顔づくり事業、人道橋、新栄団地建て替え、学校改築・設計などとのことであります。新規大規模事業などを合わせ、これら事業の総額見込みと所要一般財源、基金活用の見込額についてお伺いいたします。次に、第3項目目の扶助費の動向についてであります。私は、扶助費は生活保護費、学校扶助や医療費をはじめとする一般会計で措置される扶助費の外、収益的事業として繰り出す病院への繰出金、国保会計、介護保険や後期高齢者医療等の会計に繰り出す義務的経費についても、扶助費との捉え方をしております。予算編成方針には、単独事業については、制度そのものの合理性等を必ず精査の上、必要に応じ制度改正を積極的に検討することとされています。これまで、合理性のない制度や予算付けはされてこなかったと認識しますが、特にこの点はどのような意味で述べられているのかお伺いいたします。次に、第4項目目の維持補修費の年次計画などの策定についてであります。先般、所管委員長より倉敷市のファシリティーシステムの報告がされ、また、先日の新聞でも道内公共施設30年超えが48%との報道がされたところです。既に橋りょうについては長寿命化計画も策定されていますが、大規模改修や維持補修費などについて、財政面から耐震化を優先せざるを得ない状況にあることも承知しているところであります。このアンケート調査では、30年以上40年未満が32%、40年から50年未満が13%、50年以上が3%とのことであります。そこで、江別市が全道でどのような位置にあるのか認識することは重要であり、市の回答はどのような数値なのかお伺いします。特に、将来解体や改築に該当する物件を除き、予定している棟数・戸数とともに全体の何パーセントになるのかお伺いいたします。次に、予算編成方針の維持補修工事(修繕)費の予算要求には、必ず予防的補修等を含めたおおむね5年先までの計画を添付し、各項目の優先順位と理由を明示することとされています。第一は、これら5年先の計画策定や提出に当たって、市技術職員の設計、業者及び専門業者による見積りなど考えられますが、担当課にはどのような手法で計画の策定を求めてきているのかお伺いいたします。第二は、倉敷市の例では、市職員の建築、電気技師等による調査・チェックが行われているとのことでしたが、江別市の場合、技術職員が極めて限られている中で、建築物のチェックや調査の手法はどのように行われているかお伺いいたします。第三は、平成23年度決算に基づく倉敷市の維持補修費は1.6%であります。江別市は3.6%でありますが、冬期除雪費10億5,000万円余の全てを維持補修費と仮定し、これを除くと1%程度と試算できます。また、建設事業費に算入される改修・修繕費や長期包括委託契約費に算入される維持補修費等もあることから、比較分析には時間を要するものと思われます。さらに、全国統一の分析手法である決算統計においても、備品等100万円以上は建設事業に含まれると考えますが、平成23年度及び平成24年度決算で、これら改修費、施設更新等の修繕費等はどの程度か、また維持補修費を合わせた額及び率はどの程度になるかお伺いいたします。次に、2件目の防災対策と市民生活向上策についての1項目目は、高齢者介護施設及び高齢者下宿等についてであります。市内には、高齢者に関わる施設として、特養、老建、療養型医療施設などの介護保険施設で800名、介護付き有料老人ホームで341名、グループホームで270名の定員であり、特養などは待機待ちとのことはご案内のとおりであります。この他、高齢者の専用住宅等としてシルバーハウジングや高齢者下宿などがありますが、高齢者下宿は、住み慣れた地区で、既存アパートなどの改修・転用等により設置された施設もあり、料金が比較的低廉であることなどから、ここ二、三年増加しているとのことであります。一方、国はサービス付き高齢者賃貸住宅の制度を改変し、平成24年度から、一定の条件で支援制度を盛り込んだサービス付き高齢者住宅の建設推進を進め、江別でも1か所20室が開設されたとのことであります。介護付き有料老人ホームは、入居者の負担が高額になることもあり、一般にその経営は厳しいとのことであります。他方、グループホームもありますが、過去に、火災により認知症のお年寄りが逃げ遅れ、一酸化炭素中毒で7名死亡した事件が、平成18年、長崎県大村市で発生し、平成19年、消防法施行令の改正により、275平方メートル以上の施設にスプリンクラーが義務付けられ、以後、国は275平方メートル以上の施設に補助支援をし、また、介護報酬もちょっぴり引き上げたところです。しかしながら、平成22年3月には札幌市でも7名が、平成25年2月にも長崎市で4名が火災事故で亡くなっております。このことから、国の調査では、275平方メートル未満のグループホーム施設の約74%がスプリンクラーを設置しているとのことでありますが、国は、275平方メートル未満でも介助者による有効な避難が確保される施設以外は、スプリンクラー等の義務付けや支援制度について検討しているとのことであります。そこで、質問の第一は、275平方メートル未満の施設について、国の動向についてお伺いし、また、市内のグループホーム及び小規模施設等の火災予防対策等の状況についてお伺いいたします。第二は、主として、健康な高齢者が住居とする高齢者下宿等の施設についてであります。2か月ほど前に、入居者からの相談事で市外の高齢者下宿を訪問したことがありますが、相談事より、家財等がベッドの周りを覆い、歩行可能なスペースのみで、ゆっくりと話もできなかったことが思い出され、特に、住宅用火災警報器や消火器など、どこにあったか確認しないまま帰宅したことがありました。江別にも高齢者下宿があるとのことですが、第一に、高齢者下宿の立地や棟数及び部屋数など、実態把握はどこがどのようにしているのかお伺いいたします。特に、消防法第4条では、消防庁は、消防職員の検査・立入りについて、防火対象物の検査・質問等を除き、個人の住居は、関係者の承諾を得た場合又は火災のおそれが著しく大であるため、特に緊急の必要がある場合でなければ、立ち入らせてはならないとされており、職員が検査・立入りできるのは屋外や共用スペース、公衆の出入りする場所とされています。著しい火災のおそれがない限り、一般の住居やアパートと同様に、居室には入れないとのことであります。しかしながら、第二は、管理者との面談により、火災予防の心得はもとより、住宅用火災警報器、消火器及び防炎製品など積極的に指導すべきと考えますが、高齢者下宿査察の実状や見解をお伺いいたします。次に、2項目目の地域防災計画推進に向けた年次計画の樹立と職員居住調査の在り方及び今後の対応についてであります。第一は、年次計画樹立についてであります。平成23年3月11日の大震災を契機に、国、地方を問わず防災計画が見直され、江別においても本年5月に、予防計画や応急対策、災害復旧計画を柱とする地域防災計画の見直し・策定がされたところであります。また、前後してこの間、国の支援による公共施設の耐震化をはじめとし、ハードのみならずソフト面の準備や予防・訓練対策も講じられてきましたが、防災対策や予防に向けて、日頃の準備と防災訓練をはじめとする各種訓練に市民の皆さんが参加し、防災意識を高めてきたことは極めて重要であり、敬意を表する次第です。特に、今日まで、避難用品の備蓄や生活用品や機器準備を進めるほか、災害情報の伝達、防災マップの配布、職員や自治会での防災やDIG訓練、さらには避難所運営訓練、土佐市や25社を超える民間企業との災害時協力協定などが進められ、本年度も防災フェス、シェイクアウト訓練、避難所運営訓練や各種講演などが実施されてきましたが、これらの事業ごとに準備をされてきました関係者のご努力に深い敬意を表する次第です。公共施設の耐震化計画や改築計画など、ハード面の整備や長寿命化計画など、中期財政計画や毎年度の予算・決算審査の段階で明らかにされてきましたが、災害用備蓄用品・機器購入、防災及び訓練、フェスタなど、ソフト面での年次計画などを市民に周知し、訓練や予防活動の素材にすることは重要であります。施設の増改築や耐震化に合わせた前記予防対策事業は、今後、えべつ未来づくりビジョンの中でも、その概要が明らかにされると思われますが、多岐多様にわたることから、年次別及び段階別計画を樹立すべきと考えます。一例ですが、避難所訓練など、毎年度何箇所以上、あるいは、何年次までに何箇所達成、防災備蓄の内容や備蓄の場所など、具体的な年次計画を策定し、事前に市民に公表すべきと考えますが、見解をお伺いします。次に、地域防災計画推進と職員居住調査の在り方と今後の対応についてであります。本年11月中旬に、市外居住職員に、所属長より、緊急時の参集や居住理由に関して聞き取り調査をするとの通知が出されたとお聞きします。その目的は、震度6弱以上の大規模災害発生時の職員の参集に係る認識度合いとともに、人口増加に向けた魅力あるまちづくりのために、政策立案の参考とするとのことであります。この調査は任意とし、市内への移住を強制しようとするものではないとし、注釈が付いているが、いささか疑問が残るものであります。市外に住んでいる理由について、12の項目からの選択と13項目目に自由記載の設問が示されていますが、面談により、災害に名を借りた転入要請や誘導と受け止められかねないもので、対応によっては、居住の自由やプライバシーを侵害されかねないようなものをはらんでいることと思われ、疑問も多くあります。そこで、第一は、居住実態調査部分について、調査を別立てとし、なぜアンケート方式を採用できなかったのかお伺いいたします。第二は、災害時に本部を預かる市としては、災害時の通勤時間を把握することは極めて重要なことと認識しますが、市内居住者を調査の対象から外した理由は何か。なぜ、純粋に、災害時の通勤方法について調査できなかったのかお伺いいたします。第三に、再任用職員も、職員として災害時に重要な役割を担うと認識しますが、なぜ市外に居住する職員のみを調査の対象としたのか、あえて再任用職員を除外した理由についてお伺いいたします。震度4では、市有施設等については管理担当課の長の自発参集とされ、特に、震度6弱以上の場合、災害対策本部が設置され、臨機応変な配備体制とともに全職員の自発参集が防災計画で定められています。この中では正職員のみとされており、今回、再任用職員の管理職登用の道が開かれようとしていますが、防災組織中、第4節配備体制の自主参集には、区別して、正職員のみとする記載は削除すべきと考えますが、いかがかお伺いいたします。さらに、市有施設には指定管理者が管理に当たっておりますが、名称は違えど、指定管理者も職員に準ずる責任を有するものと考えますが、防災計画では明確に位置付けられていないと思われますが、今後どのように整備するのかお伺いいたします。第四に、第4節配備体制の中で、各所属長は、交通の途絶や職員の被災状況などにより参集が困難な場合を想定し、あらかじめ、参集予定職員の次席の職員を代替職員と指定するなど、事態の状況に応じた職員の参集を確保するものとするとしておりますが、自主参集について、市外・市内を問わず、状況判断や想定などを既にされていると認識しますが、お伺いいたします。第五に、防災計画改定前の昨年12月7日17時18分に、震度4の地震が発生しました。そのとき、ある部署の施設を預かる所属長や現場の対応は、マニュアルに沿い適切な対応をしたとお聞きし、評価するものであります。この時間帯で、施設等が開設時間内である場合は、職員による点検等の対応が可能であったものと理解しますが、開設時間外若しくは職員が帰宅後の職場・施設等では、どのような状況であったのかお伺いします。特に、指示伝達方法や、指示後から現場到着までの所要時間、調査点検報告までの所要時間、市内・市外居住者で最大、最小の到着時間など、また、職員が何らかの都合で駆け付けられなかった場合にはどのように対応したのかお伺いします。次に、3項目目の市道元江別66号道路(元町市営団地北側の百間境道路)の整備についてであります。日常生活及び防災のための生活道路の整備については、ここ20年ほどの間にほぼ整備が進められてきたところですが、近年では道路再整備にも起債や繰入金を充て積極的に進められている路線もあり、評価するところであります。特に百間境道路は、起点及び終点は幹線道路に接続し、主要幹線道路から離れて帯状に住宅地を走っていることから、地域住民が安全に通行でき、また、防災道路として、その効用は計り知れないものがあります。その観点からも、過去に、私道路を取り込み、用地買収などを行い進められてきましたが、直近では、牧場町の4丁目、5丁目間や元江別本町の百間境道路はその例であり、住民から喜ばれて久しいものがあります。元江別66号道路は4丁目から5丁目間で約500メートルとのことですが、私の記憶では、私道や開発行為絡みを除き、現在市内に未整備で約500メートルに上る生活道路は存在しないと思われます。既に地域自治会等から強く要望も示されておりますが、2番通りから元江別66号道路間は幅員4メートル程度の狭い道路が数本走り、66号道路にアクセスしていることから、通学・通勤や日常生活のみならず、冬期間の除排雪による安全確保、さらには防災・避難の経路としても、幅員の確保による整備が急がれます。整備に向けた第一歩は測量からと考えますが、過去の例を考慮し、できるところから進めるべきと考えますが、見解をお伺いします。最後に、件名3の合同墓又は合同塚等の建設についてお伺いします。墓地使用の許可は、親族に死亡者があり、かつ、許可時に1年以上本市に住所を有することを要件としております。江別市の墓地使用許可数は平成24年度末で1万949件で、毎年度100件を超える新規許可がされておりますが、平成25年度末では、今後609区画の許可可能区画数があり、更に585区画の造成を見込むと、平成40年度くらいまで活用できるとのことであります。昨年より2人の方から要望を受けました。お一方は女性で、一つに、墓地使用料と墓地建立工事費で最低でも130万円は要するとのこと。二つに、老いてくると管理や行き来が負担になり、孫子の代になると重荷になるのではないかとの心配でした。もうお一方は、両親の代から江別に住み、もちろんお墓も江別にある方で、現在2人の子供さんは本州に住み、将来江別に戻れないかもしれないということです。年金暮らしで、毎週の病院通いが重なると、毎年の両親の墓参りも負担であり、また、成人した孫はここ数年お参りしたことがなく、この先お参りも疎遠になるとのことでした。そこで、現在使用している墓地を江別市に戻し、両親には住み慣れた対雁で、誰もが入れる合同の墓に入れる仕組みを考えてほしいとのことです。言わば、墓地の移替えあるいは住み替えを希望しております。そこで、本州では多くの自治体が共同墓建設を進めており、道内では札幌市を先駆けに、平成23年度に小樽市、平成24年度に北見市で合同墓や合同納骨塚が建設されたところです。小樽市では、葬斎場そばの70平方メートルの敷地にれんが風ブロックを敷き詰め、ベンチの外、中央に碑を設置し、建設費は670万円とのことです。合同墓申込みの要件は、市に居住し埋蔵する焼骨を持つ人、市に居住したことがある故人の焼骨を合同墓に埋蔵する人、現に一般墓地の使用者が墓地を返還し、焼骨を合同墓に改葬する人など、いずれかを要件としております。1体当たりの使用料は、両市とも5,000円で、小樽市は埋葬予定体数が3,000体で、将来の使用料収入総額では1,500万円が見込まれるとのことです。また、北見市では280万円の建設費で2,000体埋蔵できるとのことです。小樽市は、平成24年に条例を整備し、10月に供用開始し、3月末で73件の申請で187体、平成25年度は10月末で114件の申請で275体、合わせて合計417体の利用件数とのことで、1軒当たり二、三体とのことであります。以上のことから、少子高齢化や核家族化などにより葬送の形態も変化しつつある今日、江別市民で、墓の継承と維持管理が困難な状況にある方、お墓や碑の建立やお寺等への納骨が困難な方、将来に不安を抱いている方なども多いと思われます。お墓や碑の問題は、心や信条の問題ともつながり、デリケートな面も持ち合わせており、神社仏閣・教会など宗教界とのコンセンサスを得ることも大事あり、時代の流れを認識し、既存墓地の延命策や移替えを可能とする合同墓又は塚や碑の建設を進めるべきと考えますが、見解をお伺いし、1回目の質問といたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
赤坂議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、財政運営に関連しましてお答えしたいと思います。まず、国の緊急経済対策に伴います事業の進捗状況と今年度の収支見込みについてでありますが、国の経済対策等に伴い、平成24年度3月補正で総額17億5,601万7,000円を措置し、全額平成25年度に繰り越した事業の現時点での進捗状況は、全体の約48%となっております。現在までに完了していない事業としましては、主に江別の顔づくり事業の土地区画整理事業などの一部で、年度末の3月までには全ての事業が完了する予定となっております。また、平成25年度の一般会計の収支見込みにつきましては、今後の予算動向によっても変わってまいりますが、過去5年間の実質収支の状況は4億円台後半から5億円台後半までの範囲で推移しておりまして、今年度の実質収支の見込みにつきましても、おおむね例年並みの水準になるものと見込んでおります。次に、平成26年度予算編成方針における収入の特徴と主要事業における基金及び一般財源等の見込みについてでありますが、まず、収入の特徴につきましては、平成26年度は、4月から消費税・地方消費税を合わせた消費税率の引上げに伴い、地方消費税交付金や地方交付税など地方に対する財源配分の見直しがあるところでございます。また、平成26年度の地方交付税の見込みにつきましては、12月下旬に国が示す予定の地方財政計画により全国ベースの交付税総体の概要が明らかになりますが、現時点では、中期財政見通しによる約102億6,000万円で見込んでいるところです。次に、投資事業の総額見込みと一般財源等につきましては、中期財政見通しによる平成26年度の投資的経費は、大規模な事業としましては、江別の顔づくり事業が約18億4,000万円、小中学校の耐震化改築整備が約33億円、江別駅跨線人道橋整備と新栄団地建替事業で約9億円を予定し、さらに、これらの大規模な事業を含めた投資的経費の全体では、約79億円を見込んでいるところです。また、これら投資的経費全体の財源内訳は、国・道支出金が約26億2,000万円、起債が約39億4,000万円、一般財源が約13億4,000万円を見込んでおります。なお、投資的経費に充当する基金につきましては、例年、予算全体を見て充当しますことから、一般財源総体の状況を考慮しながら検討してまいりたいと考えております。次に、扶助費の動向についてでありますが、新年度の予算要求に当たっては、既存事業の見直しを行い、その上で新たな行政需要に対応するスクラップ・アンド・ビルドによる予算編成を基本に考えております。国の社会保障制度が大きく変わることが想定されており、市の単独事業の扶助費についても、そうした見直しを意識しながら、必要な手だてを行っていくことが基本でありますことから、予算編成方針の歳出に関する留意点の一つとして記載したものでございます。次に、維持補修費に係る年次計画などの策定についてでありますが、先日新聞報道のありました道内市町村の公共施設の老朽化に関するアンケートでは、公共建築物のうち、一般市民が利用する学校、住宅、博物館などの施設や庁舎で、非木造で二階建て以上又は延べ床面積が200平方メートルを超える建築物を対象として調査があったものでございます。こうした調査対象範囲の建築物の江別市の実態といたしましては、対象施設が238棟で、経過年数30年未満が59棟で25%、30年以上40年未満は63棟で27%、40年以上50年未満は103棟で43%、50年以上は13棟で5%となっております。また、アンケート対象施設238棟のうち、新栄団地、小中学校及び保育園の建て替え計画により、現時点で既存建築物の解体が予定されている施設は42棟で、その内訳は、30年以上40年未満が6棟、40年以上50年未満が28棟、50年以上が8棟であります。次に、維持補修関係工事等に係る計画の策定につきましては、予算要求時に、建物等の維持補修に係る概要として補修内容や見積り額、過去の補修状況などをまとめた資料でありまして、各担当課での資料作成に当たっては、予算要求の作業期間において建設部に現地確認と見積りを依頼するほか、必要に応じ直接専門業者に同様の依頼をするなどの方法によって作成しているものであります。次に、建築物の維持管理上の日々の点検等につきましては担当課で対応しておりますが、簡易なものを除き、建築物の補修が必要な場合は、各担当課からの依頼により建築技師等が建築物を確認し、更に詳細な調査が必要な場合は専門業者に依頼し、その結果については、建築技師等から担当課へ指導助言しているものであります。次に、改修費、施設更新等の費用などのうち、普通建設費に含めている維持補修的な費用は、屋根のふき替えや外壁の張り替えなどの施設の部分補修経費の外、ボイラーやポンプの取替えなどの更新経費であり、その額は、平成23年度が約1億7,300万円、平成24年度が約1億2,000万円であります。また、これら維持補修費に整理されている経費のうち除雪費等の業務委託経費を除いた施設の維持補修関係経費は、平成23年度が約3億1,600万円、平成24年度は約3億1,200万円であり、さらに、これらの経費と普通建設事業費に整理された維持補修関係経費を合計した金額の歳出総額に占める割合は、平成23年度が約4億8,900万円で1.3%、平成24年度は約4億3,200万円で1.1%となっているところでございます。私からの答弁は以上でございますが、この他の質問につきましては、総務部長外をもってお答え申し上げます。
答弁 総務部長 久田康由喜(総務部長は2014年3月まで)
私から、防災対策と市民生活の向上策についてのうち、職員居住調査に関連してご答弁申し上げます。まず、居住実態に係る調査理由及びアンケートにしなかった理由についてでありますが、災害時の初動体制の確立のためには、職員の居住状況を把握することが重要なこととの認識の下、特に、今年度は地域防災計画の見直しがあり、大規模災害発生時の災害対応の観点からも、より具体的な取り組みが必要と考えております。そのため、11月に、まず、市外に居住している職員を対象に、災害時の通勤手段の確保や参集時間などについて確認するため、聞き取り調査を実施したものであります。また、以前から課題となっているまちづくりの参考とするため、居住状況など併せて実施したところであります。今回の調査は初めての実施でありますことから、職員に調査の趣旨を具体的に説明し、プライバシーへの配慮などを理解してもらうため、聞き取り方式で実施しております。なお、聞き取りに当たっては、誤解を与えないように十分な配慮をしたところであります。次に、調査の対象者でありますが、大規模災害時の場合、住所にもよりますが、市外居住者が参集するためには、市内居住者よりも時間が掛かることが想定されますことから、初動体制確立のために現状を把握する必要があると判断し、まずは市外居住者を対象に調査を実施したものであります。また、災害時の通勤方法以外の項目について調査を行った理由でありますが、以前からの課題であります魅力あるまちづくりのため、市の魅力をどのように感じているか、居住に係る現状を確認する必要があると判断したものであります。防災の観点から考えますと、災害対応は全職員で対応しなければならないと考えておりますことから、今後、市内居住者についても、災害時の通勤手段の確保や参集時間などについて、市外居住者と同様の調査をしてまいりたいと考えております。次に、再任用の職員の調査についてでありますが、再任用職員につきましては、地方公務員法上の職員の身分を有しますが、1年ごとの有期更新であり、毎年度の採用、退職により職員が入れ替わることも想定されるため、今回の調査からは除外したものであります。しかしながら、大規模な災害時には全職員で対応しなければならないことから、今後は、再任用職員につきましても調査が必要と考えております。いずれにいたしましても、居住に関する調査は今回が初めての実施でありますことから、今回の調査結果を分析し、次回以降の調査内容・方法について検討してまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 総務部調整監 渡辺喜昌(総務部調整監は2014年12月まで)
私から、地域防災計画推進に向けた年次計画の樹立と職員居住調査の在り方及び今後の対応についてのご質問のうち、避難所運営訓練等の年次計画の樹立と公表について外4件についてご答弁申し上げます。初めに、避難所運営訓練等の年次計画樹立と公表についてでありますが、東日本大震災の教訓を受け、市では、自助と共助の観点から、特に避難所の運営が極めて重要なことと捉え、平成23年度から3年間、江別・野幌・大麻の3地区で、自治会や自主防災組織などが主体となった避難所運営訓練を実施してまいりました。また、総合型の防災訓練につきましても、市全体の防災意識の高揚と地域防災力の向上を図るため、同じく3地区で毎年1か所実施しているところであります。この他、市職員の災害対応力の向上を図るため、災害図上訓練にも取り組んできたところであります。こうした訓練は、計画的に実施することが極めて重要であることから、具体的には、避難所運営訓練については、3地区での実施状況等を踏まえて、自治会連絡協議会や自主防災組織と連携して実施してまいりたいと考えております。また、今年度初めて取り組みました水害を想定した訓練につきましても、発生が想定される地域を選定し、実施を検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、多くの市民に訓練を体験してもらうことが重要でありますことから、訓練計画や市民の参加につきましては、自治会への情報提供や広報、ホームページなどで広く周知してまいりたいと考えております。次に、地域防災計画の配備体制における自主参集には正職員のみとする記載は削除すべきとのご質問についてでございますが、地域防災計画におきましては、震度6弱以上の地震の際は、全ての正職員が自主参集することとしております。災害発生時には、市の総力を挙げて様々な災害対応を行うものと考えており、業務の性質などから、正職員による業務対応が基本になると考えておりますが、再任用職員は制度上、正職員の位置付けとしておりますことから、地域防災計画の中での再任用職員の取扱いにつきまして、今後検討してまいりたいと考えております。次に、指定管理者の防災計画での位置付けについてでありますが、指定管理者により管理運営している市有施設につきましても、収容避難所に指定となっている施設につきましては、今後、各指定管理者と協議し、災害時の対応について、地域防災計画に位置付けしてまいりたいと考えております。次に、自主参集に係る状況判断等についてでありますが、地域防災計画に基づき、災害の規模や被害状況等により職員の参集が困難となる場合には、次席の職員を参集予定代替職員として指名し確保することとしております。次に、昨年12月7日の三陸沖を震源とする震度4の地震に係る対応についてでありますが、この地震による市内の震度については、緑町で震度4、高砂町で震度3をそれぞれ観測したものであります。発生後の17時21分に市本庁舎、別館、第二別館に庁内放送を流し、来庁市民や職員への安全の確認等を行うとともに、各部局に被害等の状況確認を指示したところであります。また、17時26分には、消防本部より非番招集による消防体制の確認を受けたほか、教育部からは、各小中学校と社会教育施設の各管理者等による被害状況確認中の報告を受けており、その後、17時30分から58分の間に、各部局及び北海道電力、旭川ガス等のライフライン関係者からの速報を含め、この時点における被害がないことを確認したところであります。なお、地震発生から40分程度の時間でございました。その後、18時には職員への警戒解除をノーツ掲示板により指示するとともに、念のため、細部の被害確認を各部に指示し、最終的には、19時37分に被害なしの確認が取れたところであります。この地震の発生が、平日の勤務時間空け直後であったことから、学校などを含めほとんどの施設に職員がおり、被害確認等の対応には支障を来すことがなかったところであります。いずれにいたしましても、地域防災計画に基づき、災害時における必要な組織体制確立に今後とも取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
答弁 生活環境部長 柴垣文春(生活環境部長は2014年3月まで)
私からは、合同墓・塚等の建設についてご答弁申し上げます。合同墓とは、遺骨を共同で埋蔵する方式のもので、あらゆる人を受け入れることができ、来苑した誰もが哀悼の意を表すことができる施設であると認識しております。近年の核家族化・少子高齢化の進行により、お墓の承継と維持管理が困難な状況にある方や、経済的な理由からお墓を建てることが困難な方、さらには、葬送に対する市民の意識・価値観の変化に対応していくという時代の要請から、道内の公営墓地では、札幌市、小樽市、北見市で既に導入されているところであります。市といたしましても、これらの理由の外、承継する者のいなくなったお墓の改葬手続を進めることにより、墓地の循環利用が促進されることなど、安定的・継続的な墓地の供給に効果があるものと考え、新年度予算の中で建設について検討しておりますことから、今月6日よりパブリックコメントを実施しているところであります。私からは以上でございます。
答弁 建設部長 西村晃一(建設部長は2015年3月まで)
私から、防災対策と市民生活の向上策についてのうち、市道元江別66号道路の整備についてご答弁申し上げます。百間境道路等の生活幹線道路につきましては、幹線道路への接続による地域の利便性向上や冬期における緊急車両の通行を確保するため、道路幅員は12メートルを標準としております。ご質問の元江別66号道路については、5丁目通りから4丁目通りの区間約470メートルが未整備となっており、地元自治会からの整備要望が高く、生活幹線道路の整備が必要であると考えております。当該道路の整備については、用地買収及び物件補償が必要となることから、地元自治会の協力を得る中で、地権者や建物所有者全員の意向確認から取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 消防長 田中修一(消防長は2016年3月まで)
私から、防災対策と市民生活の向上策についてのうち、グループホーム、高齢者下宿の現状及び実態の把握と防災対策についてご答弁申し上げます。当市といたしましては、日頃より、火災防止の徹底や防火意識の啓発に取り組んでいるところでありますが、今後におきましても、高齢者等に対する火災予防対策は重要なものと認識しております。初めに、275平方メートル未満の施設についての国の動向についてでありますが、平成18年1月、長崎県大村市の認知症高齢者グループホームでの火災をきっかけに、平成19年に消防法施行令の一部が改正され、平成25年2月に再び発生した認知症高齢者グループホーム火災を踏まえ、本年9月に、消防庁における検討会において、275平方メートル未満を含む認知症高齢者グループホーム等火災対策報告書が報告されたところであります。市といたしましては、今後、国の動向を十分見極めた上で対応してまいりたいと考えております。次に、市内のグループホーム及び小規模施設等の火災予防対策等の状況についてでありますが、グループホーム及び小規模福祉施設等は、市内には275平方メートル未満の施設を含め16施設ありますが、その全てに、スプリンクラー設備につきましては設置されている状況であります。消防本部では消防法に基づいた査察を実施しており、その際、直ちに改善できる軽微な指摘事項はあったものの、総体的には適正に管理されております。次に、高齢者下宿の立地や数及び部屋数などの実態把握はどこがどのように行っているのかについてでありますが、消防本部といたしましては、消防法施行令上、高齢者の入居の有無にかかわらず、防火対象物の用途区分において、下宿、共同住宅に分類されているため、現行制度上では高齢者の入居情報が把握しきれないこともあり、その実態把握は難しいものと考えております。次に、高齢者下宿査察の実状や見解についてであります。共同住宅等の防火対象物は、消防法第4条に基づき、屋外や共用部、公衆の出入りする場所について、消防職員が査察を実施しているところでありますが、居室部分については、特定の条件下に限り立ち入ることができるとされており、法令上、査察は難しい状況であります。しかしながら、今後における防火対象物の査察につきましては、法令に準拠しつつ、国の動向を注視し、関係部局とも連携を図りながら、必要に応じ対応してまいりたいと考えております。私からは以上であります。
再質問 赤坂伸一
それでは、2回目の質問をさせていただきます。まず、防災対策と市民生活の向上の1点目については了解いたしました。2点目の高齢者下宿の把握についてですが、非常に難しいことは承知していますが、もちろん、居住部分の査察というのは、了解があれば入れる、あるいは管理者の了解の下にサンプルを見せてもらうということが、私はできないことはないと思うのです。そういった意味で、査察のときに、職員がいろんな形の中でアプローチし、実施してきているとは思いますが、一般的に高齢者下宿の場合、狭い居室に入居していると。先ほど言った例もあるわけですが、是非、施設の管理者に細かい査察指導をするとともに、包括支援センターと連携しながら進めていただきたい。他の市では、そういういろんな施設の関係者と連携するための会議・場所を持っている。法令に決められた施設であれば、それは当然あり得るのですが、こういうところも含めて、別の角度からアプローチをするということが、私は大事ではないかと思っております。特に、火災予防のパンフレットを、お金を掛けてでもいいですから、お年寄りに分かりやすいパンフレットを是非作っていただきたいと思います。最近配られた中に、このような火事と救急・救助は119番という非常に良いパンフレットですけれども、いのちを守る身近な防火ということで、読むと結構な枚数があるのです。印刷も薄いし、お年寄りにはちょっと無理かなと思うのですが、三、四ページで結構ですから、お年寄り向けのパンフレットを予算を掛けて作って、そして、高齢者下宿にいるような方あるいは高齢者がお住まいの世帯に配布をすると。こういうこともできるのではないかと私は思いますので、是非、これは講じていただきたいと思います。これは質問ではありません。3項目目の元江別66号道路については、防災上も重要な役割を持つ道路でありますので、是非、迅速な対応をお願いします。また、3件目の合同墓についても了解いたしました。ありがとうございます。財政運営についてでありますが、地方財政計画が出てみないと、私も何とも先が見通せないという状況でありますので、それは了としますが、財政運営に係る維持補修費、30年未満の建築物が全道平均より少なくて、40年から50年未満では全道13%に対して43%と、江別市は異常に高くなっていると理解できるわけでありますが、いろいろ分析してみますと、さらに、建設費との関係では、これは一部でありますが、建設費の予算が増加する、高いと、維持補修費が低いと。こういう傾向が、ここ一、二年の状況でしか見ていないのですが、もっと過去に遡って分析する必要があるのですけれども、こういうことが理解できました。また、ここ数年は大規模継続事業が計画されていますから、特に、平成28年度までに小中学校の耐震化や改築工事をしなければならないと。これは既に計画があるわけであります。それから、収容避難所の耐震化診断や耐震化などを急がねばならないことは承知しているわけでありますけれども、そこで、将来解体を予定している建築物の公表、先ほどの答弁にもありました、予算に添付された5年先までの維持補修対象事業と事業費の総額を把握し、情報を共有することが私は大事だと思っています。このことについて、今ではなくても、一定の段階で公表すべきと考えますが、お伺いしたいと思います。次に、2件目の市外居住職員への聞き取り調査と今後の在り方についてであります。私は、職員に江別に住んでいただくのが、市政の活性化、防災、市民税確保、通勤手当支出が少なくて済むという観点からも、極めて望ましいと考えておりますが、それは、その域を出ないと認識しています。今回の調査では、ご丁寧にも、どのような状況等の変化があれば江別市内に転入するかなどという調査までやっていると。行き過ぎだと思っていますけれども、もちろん、市外に居住していても、防災対策のために、通勤等の所要時間を確認することは、私は必要なことだと思っております。防災のために通勤に要する時間は何分だと。30分だ、1時間だと。通常、それは、いわゆる災害時の部単位、班単位、それぞれ編成するわけですけれども、班長も含めて長たるものは把握しなければならないと。来られるか来られないかもあるわけですから、それは、必要だと思っています。どこに住んでいるかとか、何人の家族構成だとか、そのようなものは、私は必要ないと思っているわけであります。そして、この調査には、ご丁寧にも、医療職、再任用職員及び今年度末の定年退職職員を除くと書いてある。医療職は、365日、病院の体制が整っていますから、もし、代わりの人が朝遅れても、夜勤の人が来るまでの間対応できますから、それはあり得るのかなと思いますけれども、再任用職員と今年度末の定年退職職員を除くと。もう用なしなのかな、再任用職員や退職職員は江別に住んでいなくていいのかなと、そんな意味にも取れるわけですけれども、それは置いておいて、こんなことも記載されております。防災計画では、震度6弱で自主参集の対象が正職員とされている。職員は震度6になったら、当然、集まらなければならない。自主参集、誰もがそれを認識している。しなければならない。これは当たり前です。それを区別する必要がない。そんな意味で、わざわざ正職員と書く必要もないと。そういう意味なのです。書くから、区別してるのではないかと思うわけであります。そういう意味で、これは防災に名を借りた調査であると判断せざるを得ない。是非、今後はやめるべきだと申し上げたいと思います。そこで、自主参集に係る状況判断等について、職員の参集が困難となる場合には、次席の職員等を参集予定代替職員として指名し確保することとしているとのことであります。これは、市外・市内を問わず、この課題が生じることがありますが、防災計画の災害本部体制では、部長、班長、班員の体制が敷かれることになるわけです。毎年人事異動もあるわけですが、職場ごとにこの体制はもうできている、確立していると理解してよろしいか、お伺いいたします。二つ目には、地域防災計画の中での再任用職員の取扱いと昨年12月7日の地震対応との関係についてであります。防災計画では、自主参集は、震度4及び5は、あらかじめ指定された職員、言わば管理職の方々、部局の方々、こういうことであります。その管理職の方々が、それぞれ部下に指示をする。あるいは、施設に状況判断をして指示する。こういうことで、管理職の方が震度4及び5で自主参集する。震度6弱で全職員ということであります。そこで、非常に良い例を紹介し、質問させていただきますが、昨年の震度4の先ほどの答弁では、学校を含めほとんどの施設に職員がおり、施設確認の対応に支障を来すことはなかったとのことであります。学校では、この時間帯では、校長や教頭など管理者がいて、あるいは近いですから、点検し報告したと思われます。その後に、同時にですか、市職員には細部の点検を指示していますね。もちろん、市職員には、遠くから来られる方、市外の方、職員の方、再任用されている方がおられたと思います。端的に言って、市内・市外居住者はもとより、さらに、再任用職員を問わず点検を指示したことについて、私は、適切・的確であったと、教育委員会の担当部局は素晴らしいものであったと思って評価しているわけであります。また、他の施設、ほとんどの公共施設は、この時間帯、夜8時、9時まで施設が開いておりますから、点検も管理できたと、あるいは、指定管理者も指示を受ければできたと私は思います。一方、学校の市職員は既に帰宅している時間だと思われますが、教育委員会の方で指示を出し、細部にわたって調査して報告しなさいと、こういう指示を出したと。そこで、市外・市内職員の現場到着時間あるいは報告までに要した時間について。震度4でしたから、恐らく通常の通勤方法で来たかと。また、家で風呂に入っていたとかアルコールが入っていたという方は来られなかったと思いますが、職員にはいろんな状況があり得ると思います。それぞれ最短で何分くらいで来られたのか、最大で何分くらい掛かったのか、お伺いしたいと思います。さらに、市外職員は何名だったのか。その中に再任用職員は何名いたのか。先ほど、細部について指示をしたということでありますから、私も細部についてお伺いしたいと思います。災害は、訓練や実践の積み上げが大事だと認識しますが、今回の調査に当たり、防災計画の中ではあえて正職員とし、再任用職員と区別したことに問題があったのではないかと思われ、さらに居住調査でも、それを基に再任用職員を除外したものと考えますが、この昨年の報告が全く生かされず、災害調査を理由として居住調査を行ったところに、私は問題点があると思います。こういう意味で、今回の調査では意図を持って行われたと、こう断言させていただきます。そこで、三つ目の質問は指定管理者についてであります。施設の管理を行う指定管理者は、恐らく、現実には、現場では様々な連携が取られていると認識しますが、残念ながら、地域防災計画ではこの重要な部分が欠落していたと思いますが、再度お伺いいたします。地域防災計画の中で、避難所、どこどこの財団、どこどこの公社、公共施設、これは地域防災計画の一番最後に記載があります。しかし、それ以外は、指定管理者の記載はない。例えば、体育館、公民館、住区会館を管理する指定管理者については、当然、日常の管理運営のみならず、災害時も必然的に避難者の対応をお願いすると私は理解していますが、そのように考えてよろしいですね。これは質問であります。さらに、今般、次年度からの指定管理者の指定についても議案が提出されており、推移を見守るものですが、地域防災計画の見直しのため、防災会議などの手続が必要だと考えられますが、いつ、どのように進めるのかお伺いいたします。最後になります。先ほどの総務部調整監の説明では、収容避難所の指定となっている施設うんぬんとの答弁でありますが、施設を防災計画に位置付けるのではなく、職員に準じる指定管理者を配備体制の中に位置付けるべきと考えますが、見解をお願いします。もう少し詳しく言います。配備計画の中で、震度4及び5で自主参集。職場の長も自主参集。震度6は全員参集。この配備計画の中に、指定管理者が職員と同様に入って来なければ、スムーズに行かない。これは当然だと思います。このことも含めて、防災会議の中でもう一回修正をするということが、今後、手続として私は出てくると思いますが、以上、見解をお伺いし、2回目の質問といたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
赤坂議員の再質問にお答え申し上げます。私の方からは、財政運営に関連しまして、維持補修経費に係る公表等についてお答え申し上げたいと思います。先ほどお答えしましたとおり、施設を良好に維持し、市民に安心して使用していただくということになりますと、当然、改修や更新などの時期に、維持補修していかなければならないと思っております。そのためには、先ほども申し上げたとおり、5年程度ということでありますが、先ほど答弁の中でも申し上げましたけれども、解体を予定している棟数が42棟ございます。それらのデータも含めまして、必要な事項につきましては積極的に公表してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 総務部長 久田康由喜(総務部長は2014年3月まで)
私から、今回の調査の在り方に関しまして、ご答弁申し上げます。今般、まず、市外に居住している職員を対象に、災害時の通勤手段の確保、参集時間などについて確認するため聞き取り調査を実施したものでありますが、以前から課題となっているまちづくりの参考とするために、居住状況なども併せて調査を実施したところであります。今後におきましては、大規模災害等の対応につきまして、ご指摘のとおり、居住地などを問わず、全職員で対応しなければならないことから、今後につきましては、今回の調査結果等を踏まえ、市内居住者や再任用職員等にも同様の調査をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 総務部調整監 渡辺喜昌(総務部調整監は2014年12月まで)
赤坂議員の2回目の質問にご答弁申し上げます。最初に、12月7日の対応の件についてでございますが、再度の詳細の確認の指示につきましては、各部ごとに各班が定められておりまして、その中で、被害状況について、それぞれから確認を取るというようなことで動いたところでありまして、それぞれがどういう形で、特に職員の動きにつきまして、こういう形で対応したということを詳細に確認することを怠っていた部分がありまして、改めまして、その辺りの確認を今後させていただきたいということであります。なお、教育委員会におきましては、それぞれ施設業務員が配置されておりまして、緊急連絡時の体制についても体制が整っておりまして、当日につきましては、電話連絡等でそれぞれ施設業務員に連絡を入れまして、再度学校に行っていただいて、教頭あるいは校長と共に確認いただいたというような経過をお聞きしておりますので、その辺を含めまして、他の部局全体に対する具体的な対応については、再度確認をしてまいりたいと思っております。指定管理者の防災計画についての位置付けの件でありますが、防災計画については、今のところ、指定管理者についての具体的な配備体制あるいは対応の仕方について、具体的に計画の方に反映しておりません。したがいまして、今後、そういったところについて明確に整理して対応してまいりたいと思います。特に、配備体制の位置付け、指定管理者を含めて、大変重要なことであると認識しておりますので、改めまして、指定管理者と協議、あるいは、消防や防災の関係機関と調整をしたり、ご意見を伺うなどして対応してまいりたいと思います。なお、防災計画の見直しのめどにつきましては、年度内を視野に、必要な手続に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 企画政策部長 鈴木誠(企画政策部長は2014年3月まで)
私の方から、ただいま総務部調整監からも答弁のありました指定管理者の取扱いについて答弁させていただきます。指定管理者を防災計画の中できちんとした位置付けをするということについて、現在の収容避難所の各指定管理者との間での協定書の中には、そのことについて触れられておりません。この方向性がはっきりした段階で、各収容避難所の指定管理者との間で協議をさせていただいて、協定の中にその項目を新たに加えるという手続を踏ませていただきたいと思っております。以上でございます。
再質問 赤坂伸一
時間が長引いたので質問とはしませんが、一つは、やっぱり職員の通勤居住調査がずさんだったいうことが明らかになった。先ほどの学校職員の例で、それぞれ通勤時間がどうだったか。職員は現場に行く。災害体制は、震度6以上だと、部・班に所属する。もちろん現場・職場を持っていれば、そこに第一義的に駆け付けなければならない。それが基本です。今回の調査は、一律的に市外に住んでいるから、そして防災上必要だから、時間が何分掛かるんだと。そして最後に、転入はいつ頃になるかと。こんなことでありますから、この二つの調査をしたところに極めて問題があったと、私は再三言っているように、こう断言せざるを得ない。細かく聞きたいところですけれども、これまた議会の皆さん、関係者の皆さんに迷惑を掛けるから、細かく聞かないというのはそういうことであります。そのことを参考にすれば、十分調査に対応できたはず。良い事例です。教育委員会の皆さんは全部知っている。それを考慮しないで、一方的にデスクの上で考えたからこうなった。そう断言させていただきます。したがって、二兎を追う者は一兎をも得ないということわざもあるように、こういう二つをやめていただきたい。一つはアンケート、一つは災害の通勤調査。災害の通勤調査は、所要時間、何分掛かるか、それも、震度6以上の災害のときに。通常は何で来るかというのは、この調査には書いていない。通常何分掛かっていますかと書いていないのです。それなのに、通常以外の方法で来るのに何分掛かるか、何時間掛かるか。1時間以上、2時間以上。こんな質問はありませんよ。そのことを指摘しておきたいと思います。指定管理者については、今回議案もありますけれども、プレゼンテーションでどのように話されたか分かりませんけれども、やる段階から、やっぱりそのことを考慮してプレゼンテーションいただくということが大事だったのではないかと。恐らくやったと思いますけれども。指定管理者は重要な職員の一員であります。準じる仲間でありますから、是非そのことを心掛けて万全の体制を築いていただきたい。こう申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。