江別市議会 平成19年第2回定例会 2007年6月13日
(1)教育行政について/(2)福祉・医療行政について/(3)建設行政について
2007年6月13日、江別市議会の一般質問で、野村尚志議員が「教育行政について」「福祉・医療行政について」「建設行政について」について質問し、市長 三好昇、健康福祉部長 北口彰、教育長 高橋侃が答弁しました。
- 質問者
- 野村尚志 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、健康福祉部長 北口彰、教育長 高橋侃
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 野村尚志
ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきますが、初めに、このたびの江別市議会議員選挙におきまして、初当選をさせていただきましたことに対しまして、この場をお借りいたしまして、ご支援をいただきました多くの市民の皆さんに、感謝とお礼を申し上げたいと存じます。選挙戦を通して、多くの市民の皆さんからたくさんのご意見、ご指摘、ご要望等をいただきました。大変有り難く思いますと同時に、責任の重さを痛感しております。私は今後4年間、皆さんからこれまで寄せられました多くのご意見等を自ら歩むべき道しるべとし、江別市民の幸せのためにお役に立てるよう一生懸命頑張る所存であります。議会の初日、市長より平成19年度の市政執行方針をお聞きし、江別市の課題の多さに改めて身の引き締まる思いをいたしております。しかし、私はこうした課題に積極的に取り組み、微力ではありますが解決に向けた努力をしていきたいと考えておりますので、各議員、理事者並びに各部長のご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。何分にも、すべてが初めてでございますので、言葉足らず、失礼な点もあろうかと存じますが、お許しをいただきたいと存じます。それでは質問に入らせていただきます。最初の質問は、私の所管委員会に関する事項ですが、日ごろ関心を持っていた問題でもあり、市民からもいろいろな角度から聞かれますので、初めての質問ということでお許しをいただきたいと存じます。まず、教育行政についてお伺いいたします。安倍政権の最重要課題として教育改革が進められ、既に教育基本法も改正されました。教育再生会議から報告書が政府に提出されており、全体的には道徳教育を徳育として、正式教科に格上げするなどの規範意識や、めり張りの効いた予算措置による競争原理の導入などが柱となっているかと考えます。このような背景から、江別市における今後の進むべき方向と課題につきましてお伺いいたしたいと存じます。市内の公立小中学校に導入されました学校選択制が3年目を迎え、平成19年度の学区外入学者数は83人となり、全入学者に占める比率は3.4%であり、各学校が個性・魅力づくりに努め、保護者も学校について理解を深め、この制度が定着してきているとの高橋教育長談が9日の道新朝刊に出ておりました。私は、余りにも数が少ないのではないかと思いますし、制度そのものを軽く見過ぎていないのか、市としても定着してきたと判断しているようですが、この学校選択制の取り組みは国が進めている教育改革の取り組みと目指す方向は同じであると考えてよろしいのか、まずお尋ねをしたいと存じます。次に、冒頭若干申し上げましたが、現在、国は、2007年を教育改革を大きく前進させるべき年として、教育基本法の改正をはじめ、様々な提言がなされております。政府の教育再生会議におきましても、既に第一次、第二次の報告がなされており、すべての提言の基本は、子供に高い学力と規範意識を身に付けさせることであり、そのための公教育の再生であると考えます。ところが、江別市におけます学校選択制のねらいは学力ではなく、学校ごとの個性・魅力づくりがねらいであるとされておりますが、そこでお聞きをしたいと存じます。一つ目に、学校の個性や魅力とは、学力抜きで考えられるのか。二つ目に、学校の個性や魅力と考えられることは、父母、子供にとっては何か。どのようなことなのか。三つ目に、学校の個性や魅力づくりというのは、学校だけの努力では不可能だと考えますが、地域、父母、教職員、子供がそのためにどのような努力をしているのか。それに市としてどのような援助をしているのか。四つ目に、学校の個性や魅力は、父母や子供の良い学校、悪い学校の評価となる危険はないのか。そのための正しい評価を示す学校評価委員会のようなものが必要なのではないでしょうか。五つ目に、今まで江別市においては、特に中学校では他の地域に部活が主たる理由で進学する子供がいたようでありますが、現在はそのような実態がどのくらいあるのか。なお、部活が強いということも学校の個性や魅力と考えていいのでしょうか。そのための弊害はないのでしょうか。いずれにしても、学校選びの材料に学力は欠かせない要素であると私は考えますが、いかがでしょうか。また、特に各学校の取り組みが見えてきません。学校公開、ホームページだけではなく、それぞれの学校の特色・努力点・教職員の取り組みも含めて紹介してほしいと思いますが、その手法も含めてお考えをお聞かせいただきたいと思います。次に、福祉と医療行政についてお伺いをいたします。まず、地域福祉の充実についてでありますが、高齢化が進む中、江別市においても高齢者、障がい者の方が増加するとともに、少子化、核家族化が進行しております。そうした中、これからは各種施設整備の必要性と併せて今後は在宅福祉、すなわち、家族での介護等も進むのではないかと思います。こうしたことから家族、地域が助け合う、市民意識の向上、役割が大きく求められてきます。市民一人ひとりが助け合いの気持ちを持ち、地域の人々を援助していく気風を養うことが大切であると考えます。昨今、各福祉施設で働く職員の確保が大変難しくなっていると聞いております。また、介護福祉士養成等の専門学校を受験する学生も少なく、定員割れをする学校も出てきている現状であります。国ではこうした状況に対しまして、介護福祉従事者への外国人労働者の受入れについて検討を始めております。しかし、これとても簡単ではなく、雇用者数の増加につながるまでには時間が掛かりますし、いろいろな問題も発生していると聞いており、難しい課題だと思います。やはり、地域のことは地域でということになりますと、まず市民・ボランティアなどによる地域福祉活動を活発化させ、地域全体で支え合う仕組みづくりが大切だと考えています。そこで、過去3年間の各年の福祉ボランティアに参加している市民の割合、ボランティア団体数、ボランティア団体構成員数についてお伺いをしたいと存じます。また、この数値は目標値と比較するとどうなのか、この点についてもお聞かせをいただきたいと思います。こうした団体等に対しまして、指導的な役割を果たすべき社会福祉協議会の現状は、極めて弱体化していると言わざるを得ません。もっと本来の社協独自の事業展開ができるよう、行政としても積極的に指導していくべきだと考えますが、いかがでしょうか。現在の社協の体制、果たしている行政とのかかわり、業務の実態等について明らかにしていただくとともに、今後の江別市におけるボランティア振興についてのお考えをお聞きしたいと思います。次に、市立病院の経営実態についてお伺いをいたします。この質問は、昨日の角田議員の質問と重複している部分もあろうかと思いますが、今、江別市にとりまして一番重要な行政課題でもありますので、質問をさせていただきます。よろしくご答弁をお願いいたします。昨年の3月以降、江別市始まって以来の不名誉な市立病院の内科医師総退職の問題、結局原因が何であったか明らかにならないまま今日まで経過してきました。この問題解決のため、勇断をもって市長選に立起をし、初当選を果たした三好新市長への期待は相当高いと思いますし、多くある市政課題の中でも一番先に取り組まなければならないものだと思います。今日までいろいろな調査、第三者機関での調査結果報告書等が出されておりますが、市立病院としてやるべきことはこれらの報告等を待つまでもなく、取り組んできたと思いますが、医局、パラメディカル、看護部、事務局等が一体となり、今後に向かっての方向性がしっかりと理解され、そして実行に移される。このことが一番大事なことだと考えます。今回の医師退職の問題も病院内部の人事問題から始まったものであると世間では言っていると聞いております。このことは、病院の体質と言いますか、仕事をしていく上での根幹である組織が問題ではないかと思います。その結果、犠牲を強いられたのは市民だと思います。そのことをしっかりと受け止め、今後の経営に生かしていただきたい。しかし、いまだに内部統一された業務体制が取れずに、本当に再建できるのか疑問を投げ掛ける市民もおります。内科医師が若干増加したため、内科入院病棟を再開したようですが、看護師等の充足ができているのでしょうか。各科からスタッフを集めて対応しているとも聞いております。これで基準単位が取れるのか疑問であります。何か数字だけにこだわった先の見通しが見えない中で、その場しのぎの対応がなされているようにも思えます。これでは幾ら医師を増やしても、待遇を改善しても何の解決にもならないと思います。市立病院の全職員が共通した経営の危機意識を持ち、この難局を乗り越える覚悟があるのか疑問に感じているのは、私だけなのでしょうか。平成19年2月8日に出された市立病院あり方検討委員会答申書にもありますように、経営再建計画の策定が急務とされておりますが、この作業を進めるにも職員間のきぜんとした意識改革が必要だと考えます。トップダウンではなく、職員の総意で経営改革をしていかなければなりません。このことにつきまして、まず、その決意と今後の見通しをお聞きしたいと思います。そして、市立病院の現状の組織についてお聞きします。今のままの組織では再建できないと思います。そこでもっと強固な組織、すなわち事務部門等の強化が必要だと思います。強力なリーダーシップを発揮できる人材、そして大胆な組織改革が必要と思いますが、お考えをお聞きしたいと存じます。市民の生命を守る市立病院、一日も早い経営安定に向け、全力で取り組んでいただきたいことを重ねてお願いいたします。次の質問に入らせていただきます。通告件名は建設行政になっておりますが、内容は産業振興からまちづくりへという関連から、土地利用等を含め、各部にまたがっていることをお許しいただきたいと存じます。さて、来年の就職戦線も終盤に入ってきておりますが、中小企業、ベンチャー企業はかなり苦戦をしております。北海道の企業の大半が中小企業であり、これら企業に対する対応、なかんずく、市内企業が近年の公共事業の減少から、かなり経営に厳しさが増してきていることは、ご案内のとおりであります。そこで、市長のまちづくりの重点項目にもあります多彩な産業を生み出す、活力あふれるまちづくりを進めるためには、商工会議所の役割は大変大きなものがあると思います。会員の皆さんと知恵を出し、現在行われていますリフォームフェアのようなものをどんどん提案し、行政・企業を巻き込んだ事業の発掘をすべきだと考えます。商工会議所は、これからも会員同士の情報交換を行い行政に発信すべきであり、今後も積極的な運営を行っていただき、独自色を出し産業全体を総括し、元気な江別づくりの役割を果たしていただきたいと思います。今日まで、現在の市内経済の状況等につきまして、どのような協議や情報交換を商工会議所と持たれてきたのかお伺いをいたします。また、今後行政として商工会議所との関係をもっと深めて、商工業の振興を図っていく必要があると思いますが、お考えをお聞きいたします。次に、江別市内にあります自然、すなわち原始林、石狩川等を生かしたまちづくりができないのかであります。この貴重な自然を生かした周辺土地利用につきまして、用途地域の在り方を含めお考えをお聞かせいただきたいと存じます。また、現在市内にあります工業団地について、誘致すべき対象企業の見直し、それぞれの規制を緩和し、企業が進出しやすい環境づくりが必要ではないかと思います。特にRTNパークの用途規制は、緩和すべきであると思いますがいかがでしょうか。さらに、市内東西にありますインター周辺の振興策につきましても、積極的に行動を起こすべきだと思います。元野幌地域の土地区画整理事業も、インター周辺の開発を将来考え合わせながら、行政指導で区域を決めたと聞いております。昨今の宅地需用も計画を大きく下回っており、計画年限も相当延びると聞いております。いろいろな規制があることは承知しておりますが、知恵を出し民間活力を大いに活用し、早期に振興策を考えるべきと思いますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。なお、ただいまの質問につきましては関連する予算が今議会に提出されております。一般会計補正予算案の工業振興費に既存工業団地の今後の企業立地の在り方について、検証・検討する費用が計上されています。是非、調査等を行っていただきたいと思いますが、まず市長の考えをお聞かせいただきたいと存じます。いずれにいたしましても、経済が上向いていると言われておりますが、それを実感できる状況ではありません。元気の出るまち江別をつくるため市内産業を活性化させ、自治体の自立に向けた歩みを進めるため、市長の各質問に対する明快なご答弁をお願いし、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
野村議員の一般質問にお答え申し上げます。まず、市立病院問題についてでございます。病院再建につきましては、再建計画の策定と同時に、実施できることはすぐに実施に移すことが大切であると考えております。例えば、市立病院の職員は、患者さんとの接し方などにおきまして、他の病院に比べて何が違うのか、もっとすべきことはないのか、私は、今一度再確認の必要があるものと考えておりまして、今回、病院事業会計補正予算案にも先進病院調査のための経費を盛り込んだところでございます。今、市立病院の再建に必要なことは、医師や看護師の確保をはじめとする医療体制の整備であると同時に、病院が患者さんから一層評価されることが大切であり、そのためには、質やサービス向上につなげる全職員の意識改革や取り組みが重要であると考えております。また、組織改編につきましては、機動的で効率的な組織を目指すことは常に必要でありまして、私としましては、民間でノウハウを持つ経営アドバイザーなどを活用して、経営再建に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、地域産業の振興策について、まず、市内経済の状況と商工会議所との連携についてでございます。日本経済は、大都市圏では輸出産業を中心に拡大傾向にありまして、景気の回復が進んでいると言われておりますが、北海道経済の動向は総じて緩やかな持ち直しの状況であると言われ、市内中小企業におきましては、業種によってその状況にばらつきがありますものの依然として厳しい状況にあるものと認識しております。こうした中、江別市といたしましては、日常的に商工会議所と協議、連携を図りながら、市内中小企業に対する積極的な資金融資制度の活用や、商工団体に対し商店街活性化事業などの助成を行ってきたところでございます。また、商工会議所を中心に、平成18年度において、議員のご質問にありましたリフォームフェアをはじめ、市内経済の活性化と雇用創出を目的として設置されました江別市雇用創造促進協議会の産学官連携によります産業活性化講演会のほか、地域資源を生かした経済活性化の実現可能性調査など、商工会議所と相互に協力し、各種事業を実施しているところでございます。今後におきましても、引き続き商工会議所等市内経済団体との連携を図りながら、地域資源を活用した市内経済の活性化と雇用の拡大を図ってまいりたいと考えております。次に、RTNパークについてであります。RTNパークの用途地域は、準工業地区となっておりまして、住宅から工場までかなりの施設建設が可能となっておりますが、この団地のコンセプトといたしましては、恵まれた都市近郊の平地原生林の自然環境を生かした学術研究開発型団地とするため、ITやバイオ、高度な技術を使った製造業などの誘致に限定してまいりました。しかしながら、経済情勢の流れなどもありまして、これらの業種の企業誘致が難しい状況となっております。このため、大気汚染や騒音、振動などの問題がなく、自然環境を壊さず、この環境にふさわしい業種を誘致する方向で具体的な検討をしてまいりたいと考えているところでございます。次に、東西インター周辺についてでありますが、江別東インター周辺地区については、22ヘクタールを北海道の区域指定を受けまして、流通業務系団地として整備する方向で考えております。また、江別西インター周辺地区につきましては、過去に土地区画整理事業を絡めた、複合的な開発構想がございました。いずれも市街化調整区域ではありますが、江別市の将来を見据え、関係者との調査・検討の中で方向性を見いだしてまいりたいと考えております。次に、自然環境を生かした土地利用についてでありますが、環境への意識が高まる中、原始林や石狩川などの自然は、江別市の魅力でありまして、まちづくりにおいては重要な要素であると認識しております。これまでも、自然との調和を意識しながら農業地への利用やRTNパークといった土地利用を進めてまいりました。私といたしましては、自然を守ることは重要な視点と考えておりますので、今後も自然との共生を基本としながら、地域の特性や基盤整備状況を考慮する中で、土地利用について検討を進めてまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございます。このほかの質問につきましては、健康福祉部長ほかをもって答弁いたします。
答弁 健康福祉部長 北口彰(健康福祉部長は2008年3月まで)
私から地域福祉の充実についてご答弁申し上げます。まず、ボランティアに関する質問でありますが、江別市社会福祉協議会ボランティアセンターへの登録者数は、平成16年度は38団体、構成員は1,199人、平成17年度は39団体、1,253人、平成18年度は37団体、1,339人となっております。市の総合計画では、平成20年度の目標値として、42団体、1,300人を目標としていることからボランティア構成員については既に上回った状況となっております。なお、全市的なボランティア活動に参加している市民割合は、隔年ごとのまちづくり市民アンケート調査により把握を行っており、平成16年度は9.1%、平成18年度は9.6%となっております。次に、社会福祉協議会についてのお尋ねでありますが、江別市社会福祉協議会は、社会福祉法に基づき設置され、地域福祉の推進を目的に社会福祉関係者や住民と共に活動を行う組織として、地域を代表する高い公益性を持つ社会福祉法人として幅広い活動を行っております。社会福祉協議会の組織体制でありますが、理事会の下、事務局体制として、事務局長以下2係11名で社協業務に当たっております。社協では、職員の育成に力を注ぎ、平成16年度から江別市へ職員の研修派遣を行っており、市として社協職員の研修に協力しているほか、市からの委託事業や社協の自主事業に対し助言や協力を行っているところであります。次に、社協業務についてでありますが、福祉活動を担うマンパワーの確保、ボランティア活動を中心とした支援・交流活動の促進、地域住民の生活を支援する福祉サービスの提供等の事業を展開しているところであります。江別市としては、社会福祉協議会の幅広い事業展開に対し、積極的な連携と財政的な支援を行っているところであります。次に、ボランティア活動の推進についてのお尋ねでありますが、今後、団塊の世代の大量退職に伴いボランティア活動に関心を持つ方が多くなると思われます。先ほど申し上げました、まちづくり市民アンケート調査によりますと、参加したいが機会がないと答えた方が平成16年度は33.5%、平成18年度では、参加したいが機会がないと、今はしていないが参加したことがあると答えた方を合わせると33.2%おられることから、市としては、社会福祉協議会と連携の下、ボランティア活動について市民への情報提供や団体相互の交流・連携強化を推進してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
野村議員の教育行政についてご答弁申し上げます。まず、野村議員ご指摘の国の進める教育改革と江別の進める学校選択制を含めた方向性、あるいは中身は、同じかどうかという点でございますが、同じであるとまずはお答えいたします。1点目の学校の個性・魅力についてでございますが、学校の魅力は、学力抜きでは考えられません。ご案内のように教育再生会議の大きな柱にありますように、小中学校においては学力を付けることが重要であると私も認識しているところでございます。付け足して言わせていただきますが、学力とは狭い意味で、読み書き算となりますけれども、今の時代の学力は、広い意味で子供たちにいかに生きる力を付けるかということでございますので、ご理解いただきたいと存じます。2点目の魅力は、父母、子供にとっては何かという点でございますけれども、子供が魅力を感じ、親が行かせたいと思う学校経営がなされていることが重要であると思います。具体的には、子供にとって朝、目を覚ましたとき行きたくなる学校、あるいは日々学校へ行ったら面白い、分かる授業をやっているのだよねという、そういう授業を提供してくれる学校、子供同士の良好な人間関係が保障されている、そういう環境を持つ学校だと思っております。3点目に、学校の魅力づくりに地域や保護者がどんな努力をしているか。あるいは行政がどの程度の援助をしているかという点でございますが、一つ目として、平成13年度から実施しており、今年度で7年目を迎える地域一体型学校の顔づくり事業がございます。その事業の支援をしております。平成19年度においては、各学校からの提案について予算との絡みもありまして、5日間にわたるヒアリングを行って予算配分を行ってきているところでございます。二つ目として、現行の学習指導要領により平成14年度から3年間において、国の緊急雇用対策の中で教育における補助事業がございましたので、年間700万円プラス江別市独自の持ち出しとして300万円の年間1,000万円、向こう3年間で3,000万円の予算投下をしまして、非常勤講師を各学校に配置して、少人数学級のきめ細かな授業を展開してきているところでございます。4点目に、学校評価委員会が必要ではという点でございますが、これは首都圏の各学校には既に設置しておりまして、教育再生会議でも取り上げられて、近い将来江別のような地域にもその動きが出てくると思いますけれども、その段階で広く市民の声を聞くなり、あるいは各学校関係者と綿密な協議を重ねるなどして、対応を図ってまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。5点目の部活が強いことも学校の魅力と考えられるのかという点でございますが、それも学校の顔、あるいは個性・魅力と考えるものでございます。実際、あるスポーツにおいて過去に全国制覇を果たして歴史的にも、伝統的にも、地域的にも高い水準で広く市民に認知されている学校がございます。なお、部活動絡みで他市町村との子供の移動は、現在ないと承っております。最後に、学校の紹介についてでございますが、現在は各小中学校ともホームページを開設しておりますし、パンフレット、小中学校案内などを送付しているところでございます。さらに学校説明会、あるいは学校一斉公開においても、学校の特色や教職員の取り組みを含め、学校の様子をお伝えしているところでございます。これからも議員のご提言を尊重しまして、なお一層江別の教育のために取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
質問 野村尚志
それぞれご答弁をいただきまして、ありがとうございます。若干、提言も含めて2回目の質問をさせていただきたいと存じます。まず、学校選択制についてでございますが、前向きなご答弁をいただきまして誠にありがとうございます。平成13年度から地域一体型学校の顔づくり事業に、取り組んでいるとおっしゃっておりましたが、これはすべての学校が取り組んでいるのか、アンバランスみたいなものがないのか、その辺は是非とも今後ご検討、また調整していただきたいと、そのように考えるところであります。それと学校の個性や魅力は、学力抜きでは考えられないということで、読み書き算からというお話がありました。是非とも今の子供たちのためにしっかりと、江別の子供たちが前向きになれるように、また、していただきたいと、そのように思います。次に、市立病院問題でありますが、原因が明らかだと思いますので、早急に解決、解消していただいて、職員にやる気を取り戻していただきまして、市民が安心して医療を受けられるよう努力していただきたいと、このようにお願いをしたいと存じます。建設行政関連については、前向きなご答弁をいただき、ありがとうございました。土地利用等につきましても、いろいろ規制等があることは十分承知しております。江別のまちづくりのため、職員皆さんの英知を結集していただきまして、前向き、活発な議論をお願いしたいと存じます。江別市の将来のために、是非良い方向性を見いだしていただきたいと思います。これで2回目の質問を終わらせていただきます。
質問 野村尚志
はい、結構です。