みんなの議会

江別市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日

(1)消防団について/(2)健康寿命について

2016年3月9日、江別市議会の一般質問で、野村尚志議員が「消防団について」「健康寿命について」について質問し、市長 三好昇、健康福祉部長 真屋淳子、消防長 田中修一が答弁しました。

質問者
野村尚志 議員
答弁者
市長 三好昇、健康福祉部長 真屋淳子、消防長 田中修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 野村尚志

議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。最初に、項目1の消防団について質問をさせていただきます。消防組織法の第7条で、市町村の消防はその管理を市長村長が行うこととしており、第8条におきまして、消防責任を負い、その費用を負担するのは市町村であると規定しています。さらに第9条におきまして、消防団は常備消防機関である消防本部、消防署と並ぶ非常備消防機関として消防組織上位置づけられております。また、消防団員の任務としては、歴史的には常備の消防団もあったようではありますが、現在では、日ごろから本業を持ちながら自分の居住する地域の消防団に所属することで、火災、事故あるいは災害などが発生した際に消防活動を実施することとされております。平成27年度の消防白書では、平成27年4月1日現在、全国に2,208の消防団があり、団員数は85万9,995人で、常備消防職員16万2,124人の5倍以上おり、実際には、多少の濃淡はありつつも全ての市町村に消防団が設置されていると報告されております。消防団は、一説には、そのルーツは、江戸町奉行の大岡忠相が木造家屋の密集地帯であった江戸の町人居住区の防火体制の整備のため、町火消し組合を創設し、さらにはその組織をいろは48組に再編したときにまでさかのぼると言われております。明治以降は、明治27年に制定された消防組規則により、全国的に非常備消防である消防組が設置されました。その後、戦時中の警防団の時代を経て戦後一旦は解体されましたが、防災上の必要性から昭和22年に消防団として復活をいたしました。さらに、昭和23年に先ほど述べた消防組織法が制定され、現在に至っております。全国的には、これまでも東日本大震災を初めとして、全国各地で地震や風水害等の大規模災害が発生したときには多くの消防団員が出動し、災害防御活動や住民の避難支援、被災者の救出・救助などの活動を行うことで大きな成果を上げており、地域の住民からも高い期待が寄せられているものであります。そこで、1点目の質問として、消防団の活動についてお尋ねいたします。江別市消防団は平常時には具体的にどのような活動を行い、また、どのような評価を受けているのでしょうか。また、非常時、特に当市では過去に大規模な水害を経験してまいりましたが、このような場合にはどのような活動を行うことを想定し、今後の、非常時の対応としては何を最も期待しているのでしょうか。お伺いいたします。次に、消防団員の確保についてお尋ねいたします。先ほど御紹介した消防白書によりますと、全国の消防団員数は年々減少傾向であり、平成22年には88万3,698人在籍していた団員が、平成27年には85万9,995人在籍し、5年間で2万3,703人減少しているとのことであります。その原因として、消防白書では、少子高齢化による若年層の減少、就業構造の変化、地域社会への帰属意識の希薄化などを挙げております。先ほど質問させていただいた消防団の任務遂行のためにも、団員の確保は大変重要なことであると考えます。江別市におきましても、200人近い数の消防団員が任命されており、平常時、非常時を問わず地域に密着した活動を展開していると伺っております。そこで、2点目の質問です。江別市における過去及び現在の消防団員の充足についてはどのような状況なのでしょうか。また、団員の確保のためにどのような方策をとっているのでしょうか。お伺いいたします。次に、女性消防団員の活動についてお尋ねいたします。国の来年度予算案には、総務省消防庁所管分として、女性消防団員等の活躍加速支援事業1億1,000万円が盛り込まれております。これは、女性や若者の消防団への加入促進を図ることを目的とした事業で、消防庁のホームページによりますと、地域住民の安心・安全の確保に大きな役割を果たす消防団について、女性や若者を初めとした入団を促進するため、地方公共団体による先進的な加入促進方策を積極的に支援するなど各種事業を実施するとしております。これは、昨年6月に国が発表した女性活躍加速のための重点方針2015に掲げられている社会の安全・安心を確保する女性人材の育成拡大を具体化したものであると考えます。全国的には、女性消防団員数は年々増加しており、平成27年4月1日現在、2万2,747人が在籍しております。女性消防団員は、平常時はもちろんのこと、災害発生時にも大きく活躍をいたしました。特に、住民の半数は女性でありますことから、授乳スペースや更衣室の確保など、女性の視点に配慮した避難所運営には大きな注目が集まりました。当市におきましては、平成3年度から女性消防団員を任命しており、昨年には分団化も実現したと伺っております。そういった意味合いからも、今後も女性消防団員の活躍が期待されるところであります。そこで、3点目の質問です。現在までに、江別市の女性消防団員の活動はどのような成果を上げてきたのでしょうか。また、今後女性の活躍が期待される社会におきまして、女性消防団員について、団員数も含めてどのような展開を考えておられるのでしょうか。お考えをお聞かせください。次に、消防団の広域化についてお尋ねいたします。先月の生活福祉常任委員会に石狩振興局管内消防団の広域応援について報告がありました。一昨年8月に、広島県広島市で発生した土砂災害におきましても、県内8自治体に所属する消防団が出動し、遭難者の捜索や救助活動を実施し、評価を得たとのお話がありました。当市にとりましても、あってはならないことではありますが、昭和56年の水害のような災害が発生した場合には、当然応援を要請することになると考えます。しかし、もう少し身近な、例えば一昨年の断水災害のように人命にかかわるような深刻な災害ではありませんが、短時間に多くの人手が必要な人海戦術を要求されるような場合はどうなのかなどと考えてしまうところであります。そこで、4点目の質問です。広域応援協定が締結された後、具体的にはどのような応援が期待できるのでしょうか。また、逆に、当市の消防団として応援派遣する準備は十分なのでしょうか。石狩振興局管内における具体的な協定等の締結は来年度になるようでありますが、現時点でのお考えをお伺いいたします。次に、項目2の健康寿命について質問させていただきます。健康寿命とは、厚生労働省が定めた健康日本21第二次によりますと、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間であるとされております。もう一つ、私たちがよく聞く言葉の中に平均寿命という言葉があります。この言葉は、生まれたばかりの子供が平均してあと何年生きられるかというゼロ歳児の平均余命のことを言い、私たち人間の寿命の平均値でありますが、最近ではこの平均寿命と健康寿命との差がいろいろと話題になっております。それは、簡単に言って、この二つの寿命の差が入院、在宅を問わず病気の療養をしたり、介護を受けたりといった期間になると考えられるからであります。健康寿命を延伸することで、この二つの寿命の差を縮めることができることになります。三好市長は、先日の定例会初日に行われました、平成28年度の市政執行方針の表明の際に、健康意識の向上と健康づくりへの支援に努め、入院や介護を必要としない健康寿命の延伸に取り組んでまいりますと述べられております。市長はこれまでも、健康寿命の延伸を目指した健康づくりに言及されており、このことを健康づくりの究極の目標として掲げられているのではないかと理解をしているところであります。初めに、江別市の健康課題とその克服についてお尋ねいたします。先月の生活福祉常任委員会で、江別市国民健康保険保健事業実施計画、通称データヘルス計画について報告がありました。この計画について同計画書の2ページでは、本計画をえべつ未来づくりビジョンにおいて掲げた疾病予防・重症化予防の促進を実現するための個別計画の一つと位置づけ、国保加入者の健康保持・増進を目的に診療報酬明細書、いわゆるレセプト情報からさまざまなデータを抽出分析することで、PDCAサイクルに沿った効果的な保健事業を実施するとしております。このレセプトから得られる情報により、江別市の国民健康保険の持つ特性や国保加入者の抱えている健康上の課題、疾病の傾向に加え、特定健診や、特定健診の結果を受けて生活習慣改善のための自主的、継続的取り組みを支援する特定保健指導の状況についても分析がなされているとのことであります。この計画書の5ページでは、質問のテーマであります平均寿命、健康寿命について触れられており、国保データベースによって算出された江別市の平均寿命は、男性が80.4歳、女性が86.9歳となっております。また、健康寿命は男性が65.4歳、女性が66.9歳となっており、男女とも国や北海道の平均寿命、健康寿命を上回っており、とても喜ばしく思います。ところが、この二つの寿命を差し引いた期間を比べますと、国や北海道より男性で0.6から0.7歳、女性は同じく0.3から0.4歳長くなっており、江別市は国や北海道より長寿ではありますが、健康ではない期間が長いという結果になってしまいます。先ほどお話を申し上げたとおり、この期間を縮めることが大変大事なことだと考えます。そこで、1点目の質問であります。データヘルス計画における分析などを通じて、江別市の健康課題をどのように捉え、その課題克服のためにどのような事業展開を考えておられるのでしょうか。お考えをお伺いします。次に、2点目の質問として特定健診についてお尋ねいたします。データヘルス計画では、特定健診につきましてさまざまな分析がされていると思いますが、江別市における特定健診の現状と課題について、それぞれどう認識しておられるのか、お伺いいたします。次に、特定健診の受診率についてお尋ねいたします。これまでも、生活習慣病の予防や重症化防止のため、特定健診受診率や特定保健指導の利用率向上のために、さまざまな取り組みがなされてきたことは理解をしております。また、年々増加傾向で取り組みの成果が出つつあることも評価できるところであります。しかし、残念ながら計画書に記載がありますように、特定保健指導はともかく、特定健診の受診率が国や北海道に及んでおりません。そこで、3点目の質問であります。これまでの受診率を高めるための取り組み内容とその評価についてどのようにお考えなのでしょうか。また、今後どのような方法によって受診率を伸ばそうとしているのでしょうか。お伺いいたします。次に、E-リズムについてお尋ねいたします。健康寿命の延伸を目指す健康づくりの実践は、皆さんも経験がおありだと思いますが、例えば、体重に関する指摘を他人からされますと、逆に反発をしてなかなか取り組めないなど、一筋縄ではいきません。そういった中で、楽しみながら行うことのできる健康づくり活動の普及が、実践的には大変大切な取り組みであると考えます。また、友人や地域との交流を進めながらの取り組みは、さらに楽しみが広がってまいります。楽しいと思わなければ長続きはせず、楽しいと思えることは長続きするだけではなく、さらに、周りの人に取り組みを広げようという動機づけにもなると考えます。市民体育館や青年センターに加え、地域の会館や公園などで、さまざまな教室やサークル、ラジオ体操などに参加する方々をお見かけいたします。また、全国的にも御当地体操や独自の運動プログラム、介護予防のための新しい取り組みなどが行われ、さまざまな場面で紹介されていることを目にいたします。当市でも、E-リズムという有酸素運動を平成27年度の事業として作成し、昨年のがん予防道民大会でお披露目したと伺っております。しかし、こういった取り組みは作成しただけでは何も成果を生まないと思います。子供から高齢者まで、誰もができる取り組みとして一人でも多くの市民に活用していただくことで、その存在意義が高まると思います。また、市内にはスポーツを専門的に勉強している学生がいる大学もあります。大学生と高齢者、子供と保護者といったさまざまな展開が考えられると思います。そこで、4点目の質問です。E-リズムを広く市民に広げていくために、具体的にどのような方法をお考えでしょうか。また、学生の協力など大学との連携について検討してはいかがでしょうか。お考えをお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

野村議員の一般質問にお答え申し上げます。健康寿命に関連しまして、まず、データヘルス計画に見る江別市の健康課題とその克服についてでありますが、データヘルス計画においては、レセプトや特定健診結果などの医療・健康情報を多角的に分析し、江別市国民健康保険において、医療費に占める割合が高いのはどのような疾患なのか、さらには、生活習慣病がどの程度を占めているかなどをデータとしてお示ししたところでございます。医療情報の分析結果から見える主な課題といたしましては、生活習慣病に関連する医療費が全体の約4分の1を占め、病気別の医療費につきましては、基礎疾患では高血圧症が、重症化疾患では脳血管疾患が高額となっております。また、医療費の推移では、糖尿病性合併症の伸びが高く、特定健診との関連といたしましては、生活習慣病新規患者の70%以上、入院した患者の97%が、特定健診未受診者となっております。これらの課題への対応につきましては、生活習慣病は他の疾患に比べ発症や重症化を抑制することが可能なことから、特定健診受診率、特定保健指導利用率及び医療機関受診率の向上を図ることで、新規発症者の抑制や早期治療による重症化予防につなげてまいりたいと考えております。次に、江別市における特定健診の現状と課題についてでありますが、江別市の特定健診受診率は、直近の平成26年で25.1%となっており、平成20年度以降、増加傾向にあるものの、全国や北海道の平均値から見ますと低い状況にありまして、特に40歳から50歳代の受診率が低いことがわかっています。また、特定健診対象者の受診状況を分析した結果、継続受診者は増加傾向にあるものの、依然として3年以上受診していない人の割合が65%以上を占めております。さらに、特定健診を受けずに医療機関を受診している人の割合が高いことから、自覚症状が出てから初めて受診する方が相当数いると認識しているところであります。生活習慣病は、自覚症状のないまま進行することから、特定健診受診の必要性や健康意識の向上を図るため、受診勧奨に努めることが重要と考えているところでございます。次に、特定健診受診率を高めるためのこれまでの取り組みと今後の方向性についてでありますが、これまで、受診率の向上を図るため、電話や文書による受診勧奨を初め、出前健診会場や日数の拡充、江別医師会と連携した情報提供依頼書の送付、ミニドックの新設などの事業を行ってまいりました。また、平成26年度からは、40歳と65歳の節目年齢を対象とした自己負担額の無料化や保健師による低受診率地区の受診勧奨訪問事業、自治会と連携して受診促進や健康づくりに取り組む国民健康保険特定健康診査等推進事業の実施など、多様な手法を用い、受診率を高めるための事業を行ってまいりました。特定健診受診率は、徐々にではありますが向上しておりますことから、これらの取り組みに関連しましては一定の効果が出始めているものと考えておりますが、一方で、さらなる向上が必要であると認識しているところでございます。今後におきましても、データヘルス計画の分析結果に基づき、不定期受診者層への受診勧奨を行うとともに、自治会と連携した健診事業への取り組みや出前健診を充実させるなど、受診率の底上げを図ることで、健康意識の向上や生活習慣病の発症、基礎疾患の重症化予防に取り組んでまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、健康福祉部長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)

私からは、健康寿命についての御質問のうち、E-リズムの効果と普及について御答弁申し上げます。E-リズムの効果と普及についてでありますが、E-リズムは誰もが楽しみながら健康づくりができることを目的に、江別市をイメージした曲に合わせて体を動かす有酸素運動であり、その作成に当たっては、健康づくり推進員や介護保険事業者などの関係組織・団体による検討会を開催して意見をいただいたところであります。昨年10月以降、各地区で体験会や講習会等を開催し、延べ1,400人の方が参加され、大変好評を得ているところであり、平成28年度はさらに多くの市民へ普及するため、講習会や体験会に加え、市民インストラクターの養成も計画しており、健康教育のメニューの一つとしても取り上げることとしております。また、E-リズムには、立って行うものと椅子に座って行うものがあり、その方の体力や身体の状態に合わせて実施できることから、デイサービスなどでも活用でき、介護予防的効果も期待できるところであります。さらに、若い世代への普及のために、学生地域定着自治体連携事業等の活用により、大学生にE-リズムを習得していただき、普及への協力を依頼する予定であります。E-リズムは運動としての効果だけでなく、御当地体操として地域への愛着を育むものと考えておりますことから、長く市民に愛されるよう関係機関等の御協力をいただきながら、普及活動を行ってまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

答弁 消防長 田中修一(消防長は2016年3月まで)

私からは、消防団について御答弁申し上げます。消防団は、消防組織法において各市町村に設置され、さまざまな災害から国民の生命・財産を保護することを任務としております。消防団員は本業を持ちながらも、みずからの地域はみずからで守るという郷土愛護の精神に基づき参加し、消防・防災活動に従事し、地域の安全の確保のために果たす役割は極めて大きいものと認識しております。まず、江別市消防団の平常時の活動につきましては、消火栓の維持管理、防火査察、放水訓練や火災予防広報、住宅用火災警報器の取りつけ、高齢者宅の防火訪問などの支援活動を行っているほか、自治会、自主防災組織及び福祉施設等での消防・防災訓練などに参加しております。また、非常時の活動につきましては、担当区域内で発生した住宅や工場の火災での消火活動や、郊外での行方不明者捜索・救助活動などを行っております。特に、当市では、過去に発生した水害を経験をしていることから、主に土のう積みや越水防止を行うなど、速やかな対応を行ったところでございます。今後も、消防団の特性である地域密着性、動員力及び被害を軽減するなどの即応力を生かし、大規模な災害時の救出活動、避難広報や住民の誘導、避難所での支援においてなど、地域に密着した実効性のある対応を特に期待しております。いずれにいたしましても、今後においても地域に必要な消防団活動の充実・強化に努めてまいります。次に、当市における過去及び現在の消防団員の充足につきましては、時代の変遷の中で推移しており、現在は、200名の定数と定めております。昨年6月には199名が在籍しておりましたが、転勤などを理由に4名が退団し、現在は195名が在籍し活動しております。消防団員の入団促進につきましては、地域の事業所や自治会、市内大学等へ入団の働きかけなどを行っているほか、公民館、本庁舎などの公共施設に募集ポスターの掲示を行い、また、市のホームページなどに活動を紹介するなどの活動をしております。これらのことにより、定数確保のための取り組みを進めてまいりたいと考えております。また、今後も幼稚園や保育園の幼年消防クラブの子供たちの老人施設の防火訪問、消防出初め式や消防車両の見学を通じ、引き続き、次の世代につなげた加入促進に努力してまいります。次に、女性消防団員の活動と今後の展開についてでありますが、昭和63年に国から女性の消防団活動への参加促進の通知がなされ、当市の消防団では、平成3年に女性消防団員を採用し、女性ならではのきめ細やかな面に期待し、その活動として、市内保育園や幼稚園においての防火指導、ひとり暮らし高齢者宅の防火訪問などの火災予防活動を行ってきたところであります。また、平成15年からは、女性の観点から事業所や地域で開催される普通救命講習会では女性受講者に対するきめ細やかな説明を行っているほか、高齢者の防火訪問などを通じて、住宅用火災警報器の設置方法や火気の取り扱い方法などについて相談しやすい環境となったとの言葉が多く寄せられております。これらの活動実績を踏まえ、昨年10月に9番目の分団として23名が在籍している女性分団が発足したところであり、女性の立場からの自主的な活動を期待しております。今後の女性消防団員数についてでありますが、設立して間もないため、分団としての活動内容を見きわめながら団員数について検討してまいります。また、今後の展開といたしましては、女性消防団員によって、高齢者世帯、ひとり暮らしの女性や子供などに対して、防火意識の向上や応急手当ての普及の充実を図ってまいりたいと存じます。次に、広域応援協定への期待と当市における準備についてでありますが、近年、局地的な豪雨や台風などによる災害が全国各地で頻発していることから、消防団の活動は、近隣の消防団との連携や協力体制の構築が求められているところであります。応援協定締結によって、大規模災害発生時に必要な消防力の確保を図るため、近隣の消防団から応援を受け、消防職団員による救助活動・捜索活動を展開するなど、応援体制が速やかに構築されることとなります。また、当市の消防団が応援派遣を行う準備としては、北海道消防学校に派遣し、専門的知識や技術を習得することで、資質の向上を図っているところであります。なお、今後においては、習得した知識や技術を研修会等で活用し、消防団全体の組織強化を図り、応援に対する体制を進めてまいります。私からは以上であります。

再質問 野村尚志

それぞれ御答弁をいただき、ありがとうございます。3点ほど2回目の質問をさせていただきたいと思います。まずは、消防団についてでありますが、1点目の消防団の活動について再質問をさせていただきます。平常時における江別市消防団の活動につきまして、御答弁で、消火栓の維持管理、防火査察、放水訓練、火災予防広報、住宅用火災警報器の取りつけ、高齢者宅の防火訪問などの支援活動、自治会、自主防災組織及び福祉施設等での消防・防災訓練とのことであり、また、消防団員は本業を持ちながらもみずからの地域はみずからで守るという郷土愛護の精神に基づき、消防防災活動や訓練に参加されておられるということが再認識でき、また、地域の安全確保のために果たす役割は極めて大きいものであると感謝するものであります。そこで、御答弁の中で、今後も消防団の特性である地域密着性、動員力及び被害を軽減する即応力を生かし、大規模な災害時の救出活動、避難広報や住民の誘導、避難所での支援など、地域に密着した実効性のある対応を特に期待しているとのことでありますので、現在行われている地域住民との取り組みについて、再度お伺いいたします。次に、健康寿命について再質問をさせていただきます。3点目の特定健診受診率を高めるためのこれまでの取り組みと今後の方向性についてでありますが、御答弁をお聞きし、生活習慣病に関連する医療費の割合が高く、生活習慣病の予防、重症化対策が必要であると改めて認識したところであります。生活習慣病はほかの疾患に比べて発症や重症化を抑制することが可能であるとのことから、生活習慣病の予防のためには、特定健診の受診が重要であると改めて確認させていただきました。しかしながら、特定健診を受診していない状況を確認する中で、市でも、受診率向上のためにさまざまな取り組みを行っていることもわかりましたけれども、今後、さらなる取り組みが必要であると考えるところであります。それは、市だけで行う受診勧奨ではなく、答弁にもありましたが、地域に一番近い存在である自治会と連携した事業が重要ではないかと考えるところでございます。そこで、再度の質問になりますが、平成26年度から実施している自治会と連携して行っている健診事業の具体的な取り組み内容とその評価について、どのようにお考えなのかお伺いいたします。次に、4点目のE-リズムの効果と普及について再質問をさせていただきます。E-リズムが体験会や講習会におきまして、市民から大変好評を得ているということは理解いたしました。やはり、作成して終わりではなく、多くの市民への普及に努め、長く続けていただきたいと思いますし、そのために市民インストラクターの養成や大学生に習得してもらい、普及への協力を依頼する予定ということも確認いたしました。市民インストラクターや大学生に協力してもらうに当たり、参加することで何か一体感が持てるようなグッズ、例えば、Tシャツやバッジ、携帯ストラップなど、おそろいの物をつくる手法などが考えられるところでありますが、いかがなものでございましょうか。昨年、2度目の開催をいたしましたオレンジRUNえべつでも、おそろいのオレンジ色のTシャツを着て、一つのたすきを関係者、御家族、支援者、一般の方も参画し、地域の方たちが少しずつリレーをしながら豊幌から大麻までたすきをつないでゴールを目指す、認知症の啓発、啓蒙活動を目的としたまちづくりイベントでも、Tシャツというグッズを利用して、知ってもらう普及啓発にも役立っていると思います。また、企業から協賛等を求めることも考えられるのではないでしょうか。その上で、再度の質問になりますが、長く市民に愛されるよう普及活動を行っていくとのことでありましたが、一つの手法としてE-リズムに関連するグッズなどを作成し、啓発していくようなお考えはないのでしょうか。お伺いいたします。以上で、2回目の質問を終わります。

答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)

健康寿命についての再質問についてお答え申し上げます。まず、特定健診受診率を高めるための自治会と連携した具体的な取り組みでありますが、平成26年度から実施している国民健康保険特定健康診査等推進事業は、地域における健康維持増進を図ることを目的として自治会と市が連携し、特定健診の受診促進や健康づくりに取り組んでもらう事業であります。平成26年度は、自治会連絡協議会から推薦のあった10自治会と連携し、健康づくり啓発チラシの全戸配布や健康づくり体験型講座の開催、送迎バス検診の実施など、さまざまな取り組みを行ってまいりました。これらの取り組みを通じ、健康意識の向上を図ることで、参加10自治会における特定健診の平均受診率は、平成25年度の22.9%から、平成26年度は26.9%に、前年度比4ポイント増加したところであります。今後におきましても、受診率向上につながるよう、自治会とも相談の上、事業内容を評価・改善しながら実施してまいりたいと考えております。次に、E-リズムの普及に関してでありますが、E-リズムの普及に当たりましては、健康づくり推進員を初めとした多くの市民の協力をいただきながら進めていくことが重要と考えております。そのため、E-リズムの普及活動を推進し、継続する上で、市民が一体感を持ちながら参加していただけるような工夫が必要と考えておりますので、今後、お示しいただいたような啓発手法などについても検討してまいります。私からは以上でございます。

答弁 消防長 田中修一(消防長は2016年3月まで)

野村議員の再質問に御答弁申し上げます。現在行われている地域住民との取り組みについてでありますが、先ほど御答弁いたしました取り組みのほか、自治会、自主防災組織などでの消防・防災訓練時には、地域と連携して避難誘導、応急担架作成方法や消火器の取り扱い方法などの啓発活動を支援しているところであります。また、昭和62年の国からの社会福祉施設における防火安全対策の強化についての通知に基づき、施設の運営推進会議等に参加しております。特に特別養護老人ホームやグループホームなどで、施設ごとの入所者の状態や実態に合わせ、初期消火訓練や車椅子使用者、担架での移送が必要な入所者に寄り添った避難訓練を施設職員と連携し実施しております。これらの取り組みを通じ、地域住民が常に相談できる関係に配慮した連携づくりを引き続き進めてまいりたいと存じます。以上であります。

出典:江別市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる