江別市議会 平成13年第2回定例会 2001年6月13日
(1)市長の政治姿勢について/(2)雇用問題について/(3)教育行政について/(4)建設行政について/(5)交通政策について
2001年6月13日、江別市議会の一般質問で、高橋典子議員が「市長の政治姿勢について」「雇用問題について」「教育行政について」「建設行政について」「交通政策について」について質問し、市長 小川公人、助役 伊東悠平、企画部長 笠羽範夫、建設部長 斉藤勝幸、教育長 高橋侃が答弁しました。
- 質問者
- 高橋典子 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、助役 伊東悠平、企画部長 笠羽範夫、建設部長 斉藤勝幸、教育長 高橋侃
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 高橋典子
日本共産党議員団を代表し、通告に従って順次質問を行います。まず初めに、市長の政治姿勢についてお伺いします。先月31日、小泉首相が議長を務める政府の経済財政諮問会議は、6月中に策定する今後の経済財政運営や経済社会の構造改革に関する基本方針の原案を提示しました。原案では、社会保障費や公共事業費、地方交付税交付金制度など改革のポイントが示され、この三つの分野が焦点となっています。社会保障の分野では、医療費総額の伸びが1992年以来、連続して国民所得の伸びを上回っているとして、その年の医療費総額にあらかじめ上限を設けようというものです。特に老人医療費にこれを当てはめると、従来の半分以下の伸びに抑制しなければならないとのことです。保険から給付される医療費が足りないとなると、その不足分はだれが負担するのかという問題が出てきます。既に老人医療の改悪で受診抑制や治療の中断といった事態も起きている中で、さらに負担増・給付減が進められることは、医療費が高く付く患者は医療から締め出されることにもつながる深刻な問題です。公共事業の分野では、特定財源や公共事業の見直し、公共事業の国内総生産に対する比率の引き下げなどが盛り込まれているとのことです。道路特定財源については、日本共産党は1981年から一般財源化を求めてきたところですが、現在の小泉内閣の下では、この見直しで浮いた分で都市開発を進めようという動きがあり、見過ごせません。また、我が党は、公共事業費を削って社会保障を充実させること、公共事業の中身を生活・福祉優先型に切り替えれば、公共事業を半減しても必要な社会資本整備は進められると主張してきたところです。しかし、今回の基本方針に示されている公共事業の見直しは、小泉内閣が熊本県川辺川ダムや諫早湾干拓事業を進めようとしていることからも、従来の環境破壊を伴うゼネコン奉仕型の大型公共事業が見直されるとは考えづらく、その内容が懸念されるところです。地方財政の問題では、地方交付税の見直しが盛り込まれています。政府は国会答弁で、来年度の国債発行額を30兆円以下に抑えることに関連し、地方交付税を1兆円削減するとしていることからも、地方自治体にとって厳しい内容となることは明らかです。県知事会などから、「地方交付税の削減が財政改革につながるというのは、地方財政の実情を踏まえていない短絡的な議論」などと厳しい批判の声が上がっているのも当然です。また、地方交付税の削減を進める中で市町村の再編も組まれており、北海道で言えば自治体の数は20前後になるとも言われ、この江別も避けて通れない深刻な問題となってきます。今回の基本方針の内容は、自治体財政の問題でも、住民の生活を守る点でも、市政にとって大きな影響が予想される内容となっています。市長はこの際、国に対し明確な意思表明をし、問題となる点については撤回を求めるなどすべきではないでしょうか。市長の見解をお聞かせください。次に、雇用にかかわる問題、特にサービス残業の問題についてお伺いします。サービス残業は、働いても賃金が支払われないただ働きであり、労働基準法にも反するものですが、これまで労基法に使用者に対する労働時間の管理義務が明記されていないため、労働者の自主申告制などのやり方の下で横行してきたものです。今年4月、厚生労働省は労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準を策定し、その徹底のために通達が出されました。今回、厚生労働省が出した通達は、使用者の側に労働者の毎日の始業・終業時間を確認し、記録する責任があることを明確にしています。また、労働者や労働組合などから労働時間の把握が適正に行われていないという指摘がなされた場合は実態調査を行う必要があるとして、労働時間台帳の閲覧権を労働者に認めるなどといった内容です。日本共産党はこれまでサービス残業の問題について、国会の場で1992年以降120回に上る質問を行い、労働者や労働組合と連携して取り組んできており、その結果、今回の通達はそのことが実を結んだものと考えます。現在、大企業が進めているリストラは、サービス残業を含む長時間労働を前提に計画されていると言われています。財界系のシンクタンク、社会経済生産性本部が「ただ働きをなくせば92万人の雇用が増加する」と試算を発表していますが、景気を回復させるためにもサービス残業を根絶させ、雇用の場を確保することが重要です。そこで、江別における実態についてお伺いします。現在の市内事業所におけるサービス残業について、市としてどのように把握しているのか。また、啓発など今後具体的にどう指導していくおつもりか、お考えをお聞かせください。仮に、これまで市内の事業所においてサービス残業があったのだとすれば、その解消により雇用の場の確保にもつながり、職探しをしている若い人たちにも仕事が回り、江別に定住してもらえるのではと期待するところですが、市長の見解を伺います。続いて、市職員のサービス残業についても伺いたいと思います。本来、法律に反することですので、特に他の模範となるべき公務労働においてサービス残業は存在しないはずと信じたいのですが、例えば去年、札幌市役所職員組合女性部が行った調査で、回答した女性職員の26%が「サービス残業がある」と答えています。この江別市役所において現実にサービス残業は行われていないのかどうか、その実態についてお答えいただきたいと思います。次に、教科書採択に関してお伺いします。来年4月から小中学校で使用される教科書、特に歴史教科書を巡る問題は、国の内外を巻き込み、特にアジアにおける外交にも重大な影響を及ぼすものとなっています。最近の新聞報道を見ていますと、単に歴史教科書と書いただけで、新しい歴史教科書をつくる会が編集を主導し、作られた中学歴史教科書のことを指すものとされるほど、その問題は注目されるものとなっています。扶桑社発行のこの教科書は、検定の際に137か所もの修正が求められ、そのすべてを受け入れ、修正し、検定に合格したものの、その後も和田春樹東大名誉教授ら歴史学者に、近現代史部分だけでも歴史観にかかわりなく事実の誤りや不適切な記述が51か所残っていると指摘されています。また、中国や韓国から再修正を求める声が上がっており、アジア外交にも影を落とす問題となっています。本年第1回定例会において、同僚の森好議員が歴史教科書の問題について一般質問を行っておりますが、その後、教科書採択の問題が一層クローズアップされています。教科書採択については、私がこれまでおりました総務文教常任委員会において昨年取り上げられており、一定の理解をしていたところですが、4月末から5月初めにかけて、全国29都道府県教育委員会において、採択地区協議会で採択手続の変更がある、又は指導しているとの新聞報道が目にとまりました。北海道教育委員会においても、来春から小中学校で使われる教科書の採択について、市町村教育委員会の選定作業の指針となる採択基準を決定し、各教育委員会に通知したと報道されております。その背景には、新しい歴史教科書をつくる会による教科書を教科書市場に新規参入させることを目指し、動きを強めていたこの会の影響が指摘されています。当然のことではありますが、教科書の採択は公平・公正に行われなければなりません。今回の採択基準の見直しが特定の教科書に有利に働くようなことがあってはならないことです。既に3月の議会において、教育長より教科書採択の在り方、選定委員の選任について見解が述べられているところですが、その後、道教委からの通知により何らかの変化が起きているのかどうか、お伺いします。また、教育の問題を語るとき、その中心には子供にとっての最善の利益という視点が欠かせません。子どもの権利条約には、子供の人格・才能、さらには精神的・身体的能力を可能な限り発達させることを教育の目標としています。これは我が国の憲法や教育基本法の精神とも共通するものではないでしょうか。学校で子供たちが毎日使う教科書も、こうした教育の目標にふさわしいものが作られ、採択されることが求められます。そのためには、教科書の採択に当たって、教職員や保護者の意見が十分反映されることが前提となるべきです。特に教師は、子供たちと日々かかわり、実際に教科書を使って授業を組み立てる当事者であります。当然、教科書採択に当たっては、教師の意見が重視されなければなりません。採択基準の改善の名の下に教師の意向が採択の過程から遠ざけられるようなことがあってはならないと考えますが、当市が含まれる第一採択地区における現状はどうなのか、お伺いいたします。また、今回のような状況の下で教科書の選定に当たられる委員さんは、これまで以上に重圧を感じられるのではないかと心配するところであります。この委員さんたちが不当な圧力や脅迫を受けないよう十分な配慮が求められるとともに、憲法や教育基本法、子どもの権利条約の精神をよく理解されている方たちが選任されていることと思いますが、選定委員の選考に対する教育長の認識についてお伺いします。次に、教育施設の耐震調査について伺います。公共施設の耐震調査の問題については、以前に一般質問の中で取り上げさせていただき、また決算特別委員会でも取り上げる中で、調査対象となる施設の多くが教育施設であることが明らかになっています。子供が学校に通っていることから、PTA活動などで市内の幾つかの学校にお邪魔する機会が度々あり、以前から市内の学校の老朽化した施設に不安を感じておりました。古い校舎は外壁を塗装するなど、見た目にはきれいにされていたりしますが、コンクリートの壁にき裂が入っていたり、床材が割れているなど、一体内部はどうなっているのだろうかと素人ながら疑問に思っておりました。阪神・淡路大震災の教訓から、我が党をはじめ何人もの議員が当市議会において公共施設の耐震調査について質問しておりながら、遅々として進んでいないこと。今年3月の予算特別委員会では、市が買い取ったれんが建物の安全調査の甘さが指摘されたことなど、安全性を確保するための取り組みについては認識が甘いのではないかと思わざるを得ません。今年3月24日には安芸灘を震源とした大きな地震があり、広島県や愛媛県などで死者、負傷者が出る被害がありました。ある高校では体育館の壁が崩れ落ち、クラブ活動中の生徒たち8人が重軽傷を負うという被害も出ました。もしこれが通常の授業中であったら、もっとたくさんの生徒がその場に居合わせ、被害が拡大していたかもしれません。こうした状況を江別に当てはめて考えたらどうでしょうか。学校は災害時の避難場所になっているだけでなく、日中は何百人もの子供たちがいる場所でもあります。その校舎が崩れるようなことがあれば被害者が多数出るおそれもあり、また安全な場所への移動も大変な作業になります。こういったことを考え合わせるなら、学校は公共施設の中でも何より建物の安全性が求められる場所であります。札幌市では今年、小中学校の校舎の耐震度などを調べる健全度調査を行うとのことです。江別にも建築からかなりの年数を経た学校が幾つもあります。一度にすべてというわけにはいかないでしょうが、年次計画を立て、順次耐震調査とその結果に基づく補強工事を進めるべきではないでしょうか。市長は、平成12年第1回定例会で私が行った公共施設の耐震調査の質問に対し、「新耐震基準制定以前の公共施設の大半が教育施設であること。緊急度や防災上の優先度、補強した場合の残存使用年数と改築した場合の投資効果の比較等を内部的に十分検討する中で段階的に取り組んでまいりたい。」と、このように答弁されております。そこでお伺いいたしますが、その後の検討についてどこまで進められているのか。また、具体化についてはどのように計画されているのか、伺いたいと思います。市営住宅敷地内の公園管理について伺います。市の条例では児童遊園という言葉が用いられておりますが、質問の中では分かりやすく公園という言葉で表現させていただきます。新しくきれいな団地が建ち並ぶ中央団地では、外構もきれいに整備され、団地の公園には芝生がびっしりと張られ、整然とした印象であります。この団地は2番通りと5丁目通りに挟まれ、公園は人の目によく触れる場所に位置しています。昨年のことですが、ここを通るたびごとに公園が目に入りました。見るたびに公園の芝生がだんだんと伸びてきて、いつ芝刈りをするのだろうかと気掛かりでした。最初のうちは芝生の養生をしているのかと思っていたのですが、それにしては余りにも長く伸び過ぎ、どうなっているのだろうと思いました。そのうちに刈られたようではありますが、どのように管理がなされているのかと疑問に思っていました。後になって調べましたところ、市営住宅に付設されている公園は共同施設として位置付けられ、入居者によって正常な状態に維持されるものとなっております。そのために、公園緑地課で管理する市内の他の公園と草刈りの様子が違っているのかとは思いましたが、いずれにしろ、防犯上や衛生面、また美観の上からも常に良好な状態に管理されなければならないものと思います。そこでまず、現在、市営住宅団地内の公園の草刈りがどのように行われているのか、現状についてお伺いします。また、住宅入居者にとって公園の管理が過重な負担になっていないかということについてです。団地には高齢の方が多くお住まいになっています。若い方も今のようなご時世で、お仕事のある日は夜遅くまで働き、たまの休みにはゆっくり休みたいということなのでしょう。各種の行事の際、人集めに苦労するというのは一般的によく聞く話ですが、団地でもそのようなことがあるのではないでしょうか。調べさせていただいたところ、草刈りを業者に依頼し、自治会費からその費用が支出されているという例もあると伺いました。自治会費がどう使われるかは、それぞれの自治会で判断されるものではありますが、市営住宅にお住まいの方は、その設置目的からいっても低所得の方が多く、少ない年金や生活費の中からようやく絞り出して払っている自治会費がそのように使われるというのでは、負担の限度を超えていると言えるのではないでしょうか。もしもこういったことが団地入居者に過重な負担となっているのであれば、市としても何らかの支援の方策が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。次に、公園の設計の在り方について伺います。今年度の予算に、フレッシュパーク推進事業として、たかまち公園とみなき公園の園路の改修が盛り込まれています。フレッシュパーク推進事業は古くなった公園を改修する事業として理解しておりますが、今回改修が取り組まれる公園について、その公園が設置されている地域の状況に合った設計が十分なされているのか、質問させていただきたいと思います。まず、みなき公園ですが、大麻南樹町と新町の境にあり、南樹町の道営住宅の端にあるといった印象の公園です。道営住宅には子育て中の若い世帯や高齢者世帯が入っており、みなき公園では近くに住む子やベビーカーを押す若いお母さんの姿を見掛けます。ただ、道営住宅団地内には広々と明るく、比較的新しい遊具の置かれた公園が設置されていて、子供たちの人気はそちらの方にあるようです。みなき公園は、団地群の陰になることと、園路に沿って生け垣が張り巡らされていることから、少々暗い印象を受けます。近くでは何度か変質者が現れて子供たちが脅かされたこともあり、見通しを良くする必要があるのではないかと思います。また、この公園と平行し、1番通りから2番通りに抜ける道が走っています。また、公園から2番通りに出たところに押しボタン信号機があり、さらにその先ははるみ公園へと続いております。みなき公園が改修されたら歩行者にとって良い通路になるのではと期待するところですが、道路への飛び出しを防止する工夫も必要ではないかと思います。一方のたかまち公園は、高齢化率が大変高いとよく知られている高町の中にある公園です。ここもやはり1番通りから大麻東駅通りへと園路が設置されています。この途中、すぐそばに内科医院があることから、病院に通うお年寄りもよく通る場所でもあります。園路の状態は、路面の下地に入っていた石がむき出しになって、ごつごつと足に当たり歩きづらいこと、道路と交差するところでは急な角度の傾斜で取り付けられていることなど、足腰が弱くなってきているお年寄りには良い状態ではありません。道が作成した福祉のまちづくり条例-施設整備マニュアルを見てみますと、公園園路の幅や傾斜、ベンチの構造などの基準が載っていました。公園は当然のことながら、子供のみを対象にしたものではありません。高齢者も含め、市民が広く利用できる場であることが望まれます。特に今回改修される両公園においては、高齢者など体が不自由な方でも容易に利用できるような配慮が求められると思います。また、そうすることで、家に閉じこもりがちな方も自然に外に出て、行き交う人と触れ合うことで、体力的にも精神的にも健康を維持させる効果が期待できるのではないでしょうか。市の障害者福祉計画には、公園施設の整備改善策として、バリアフリーも含めた多くの市民が利用可能な施設とする、こういう市の考え方が明記されておりますが、これはフレッシュパーク推進事業に生かされているのか、お考えをお聞かせください。最後に、市内のバス路線の維持について質問いたします。自家用車等の普及から、バス利用者はピーク時に比べ約4割も減少していると言われ、また、今年4月からの法改正により、これまでの補助制度が新しい制度に変わり、赤字路線の維持は深刻な問題となっています。一方、車社会によってもたらされる渋滞や排ガス、騒音などの弊害、交通事故の増加といった問題を解決しようと、公共交通機関を見直す取り組みも各地で現れてきています。先月9日の新聞記事によると、江別警察署が行った同署管内のアンケート調査では、80歳以上の普通自動車運転免許保有者の77%もの方が車を運転されるとのことです。概して高齢の方は安全運転に心掛けられているようですが、反射神経や視力、注意力の衰え等による事故などが多くの方から心配されています。若いころには、年をとったら運転をやめようと考えていた方も、加齢とともに足腰が弱くなり、なおのこと車を手放せなくなったという話もよく耳にします。このような方たちも、公共の交通機関が充実していれば、車を運転しなくても済むのではないでしょうか。高齢化社会の下で公共交通機関の充実は重要な問題です。また、バス路線の問題は高齢者にとってだけでなく、子供や障害を持った人、車を運転しない人など、広い層の人たちにとって社会参加の保障となる足を守ることでもあり、商業や観光の振興においても充実が望まれています。我が党は、バス路線の維持と一層の充実は市民生活にとって重要な問題ととらえております。これまでのような赤字路線に対する補助制度そのものも不十分と考えますが、このような形での補助だけでは、バス路線の維持・拡大、増便といったことへは必ずしもつながらないのではないでしょうか。バスの安定的な運営のためには、市民のバス利用を増加させる積極的な施策が必要と考えます。私たちの議員団が昨年、第3回定例会に提出した敬老パス交付条例案は、高齢者の社会参加を促進すると同時に、バスの利用増による路線や便数の充実、三つのバス会社への補助といった効果も期待できるものと考えていました。この案は残念なことに否決となりましたが、このように公的交通機関の利用を増やし、需要を喚起する積極的な施策は考えられないでしょうか。例えば、料金の問題です。現行のバス料金は160円、180円などのように小銭の用意が大変面倒で、子供や指先が不自由になった方には厄介なものです。回数券やバスカードもありますが、1,000円とか3,000円とか一度にまとまった支出が必要になる上、小さかったり薄かったりと意外に使いづらいものです。市内を均一料金にするとか、ワンコインバスを導入するといったことも考えられるのではないでしょうか。また、路線の在り方についても、例えば大麻地域では江別の市街地に行くより札幌に出る方が便利とよく言われます。市内の公共施設を利用しやすいよう路線を改善するとか、バスとバス、バスとJRの乗り継ぎを容易にするといった工夫も必要ではないでしょうか。豊幌や上江別、見晴台方面など市内の住宅地は拡大していますが、こういったところでのバス路線の充実も必要です。大麻・文京台地区では循環バスの試験運行が行われ、利用者からは好評だと伺っておりますが、さらに利用増を図るよう、問題点を明らかにし、改善をして、市内の他地域へも導入することも考えられるのではないでしょうか。バスを運行するのはバス会社ではありますが、市民の足を守るため、そして交通弱者への支援という点からも、市が積極的な政策を具体的に示し、また、三つのバス会社間との調整の役割を果たすことがどうしても必要であると思いますが、市としてのお考えを伺います。以上で1回目の質問とさせていただきます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
高橋議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、政府の構造改革に対する見解とその対応についてでありますが、去る5月31日に政府の経済財政諮問会議による今後の経済財政運営や経済社会の構造改革に関する基本方針の骨子案が公表されたところであります。今後、骨子案の肉付けにより6月末までに正式に基本方針として決定され、政府の経済政策の基礎となるとともに、2002年度予算編成の概算要求基準設定等にこの基本方針が反映されてくるものと考えられております。社会経済の世界的規模での構造変化は、あらゆる制度の変革を余儀なくされ、その在り方が問われる時代であり、これらに対応するため新たな発想が必要なことは言うまでもなく、従来型の業務をゼロから見直す構造改革は、我が国にとっても喫緊の課題であると言えます。したがって、国や地方の行財政制度を含め様々な制度の在り方も、今後新しい時代に入っていかざるを得ないものであり、右肩上がりを前提とする今までの仕組みや考え方を見直し、変化に対応した新しい思考や制度を構築し、実践していくことが必要でありますし、国や地方自治体の政策展開はもちろん、企業活動や市民生活にも直結した問題であると強く認識すべきと考えております。地方財政の危機的状況というのは70年代以降にも何度か存在しましたが、今日、地方財政が直面している危機は、国や地方自治体がよって立ってきた行財政制度自体が維持困難となる状況が生じております。バブル崩壊後の不況が積み上げた国及び地方の長期債務や不良債権はじめ、様々な負担の付けが国と地方自治体の財政運営上で顕在化し始めております。このことは単なる歳出削減策では制度の危機を克服することは難しく、その構造を根底から変えていかざるを得ないものと認識をいたしております。また、今後の対応としまして、基本方針原案の中には、焦点として公共事業、社会保障、地方財政など生活に密着している3分野が盛り込まれており、今後の肉付け作業や国の動向等、十分見極めが必要でありますが、例えば地方交付税の削減方針につきましては、国の歳出を減らす観点からの見直しの印象が強く、税源移譲を進める観点から広く地方財政計画全般の中で論議すべきものと考えており、地方分権を強力に進めるためにも地方交付税の適正な水準の確保と維持は不可欠なことから、全道市長会はじめ全国市長会などを通じ、国に対し強く要請をしてまいりたいと考えております。次に、雇用問題についてお答えをいたします。労働時間の短縮をはじめとした労働条件の確保・改善、労働者の安全と健康の確保についてでありますが、国の一元的な労働基準行政機関として厚生労働省労働基準局のほか、都道府県労働局及び労働基準監督署がその任に当たっておりまして、市といたしまして、この詳細、具体的な実態の把握は行っておりませんが、やはり市内労働者の労働時間の実態把握は可能な限り必要なことと考えますので、今後におきましても労働基準法遵守の実情について関係機関に確認してまいりたいと存じます。また、市内企業への厚生労働省通達の理解の徹底、指導についてでありますが、平成13年4月6日付けで労働基準局長名で、各都道府県労働局長あてに労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準についてを発しておりますが、本通達は、割増賃金の未払いや過重な長時間労働などの問題が生じないように、使用者が講ずべき措置を具体的に明らかにすることにより、労働時間の適切な管理の促進を図り、労働基準法の遵守を徹底しようとするものであります。この通達に基づきます事業所向けのリーフレットにつきましては、今月末ころに発行される予定でありますので、市といたしましても、このリーフレットの活用によりまして市内事業所の理解を求めてまいりたいと存じます。それから、雇用の確保でありますが、労働者の雇用安定と労働条件の改善は、単に労働者の利益のみならず、地域経済の活性化を図る上でも重要な課題でありますことから、必要な取り組みや関係機関への要望を進めてまいりたいと考えております。このほかのご質問につきましては、助役ほかをもってご答弁を申し上げます。
答弁 助役 伊東悠平(助役は2002年3月まで)
私の方から1点、職員の時間外勤務等についてのご質問にご答弁申し上げます。厚生労働省の通達の中にありますとおり、本市におきましても、労働時間の適正な把握のため、やむを得ず時間外勤務を命ずる場合においては、所属長による事前命令を義務付けております。また、実際に行った時間外勤務の把握につきましては所属長が確認をするなど、その徹底をしているところでございます。本来、時間外勤務は、職員の健康面や仕事の能率上からも弊害となり得るということから、職員全員が時間外勤務の縮減に向けて共通の認識を保つよう徹底を図るとともに、週休日の振り替えや代休日を指定するなどの措置を取るよう指導してまいったところであります。参考までに申し上げますと、昨年度の本市職員の時間外勤務実績は1人当たり月平均で約9時間でございまして、若干縮減の方向にあります。現行の限られた職員数の中で意欲を持って効率的に業務を遂行している職員の不断の努力と、所属長の勤務時間の適正な管理と取り扱いによるものと認識しているところであります。今後も引き続き、時間外勤務の縮減に向けて事務事業の効率化や省力化を図るとともに、特定の職員や部署に過度に業務が偏らないように、それから所属職員の流動的な活用等によりまして職場管理の徹底に十分意を用いてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上です。
答弁 企画部長 笠羽範夫(企画部長は2002年3月まで)
私から、交通対策についてお答え申し上げたいと思います。市内バス路線の維持対策についてでありますが、路線バスは地域住民、取り分け高齢者や通学者等、マイカーに頼ることが難しい人々にとりましては、日常生活を支える公共交通機関でありまして、高齢化が進展する中でその役割が今後とも期待されるところで、路線の維持・確保は重要な課題であると認識しているところであります。同時に、高橋議員のご質問にもありますように、路線の維持等を図るにあっては、補助だけに頼ることは本質的ではない。利用者があってということは、私もその感を同じくするものであります。市といたしましても、路線維持に係る補助はもとより、利用者にとってその利便性の向上を図り、利用の増、あるいは事業者にとって側面的な支援となるよう、バス輸送に係る懇談会による協議・調整、バス路線図の各戸配布、簡易バス待合所の設置などを行ってきているところでございます。例えば、懇談会からは、バス停の調整、路線の新設・拡大、循環バスの試験運行、補助ステップ装置の促進に係る支援等が形を見るに至っておりますが、このことが利用者増への特効薬にはなり得ていないのが現実でございます。ただ、このような取り組みに加えて、バス交通間あるいはバス交通と軌道系交通の結節機能、マイカーと公共交通機関との連携、排ガス・渋滞への対応など、人・車・まち・自然など、バス交通の環境条件を見据えたシステムの研究も必要と考えているところでございます。路線バスの維持等には、このような認識の下に取り組みを続けているところでありますが、例示されました手法も含め今後とも研究・検討してまいりたいと思いますし、循環バス試験運行の結果、あるいは今年度予定調査の結果なども踏まえ、バス事業者を含め関係機関に働き掛けてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上です。
答弁 建設部長 斉藤勝幸(建設部長は2005年3月まで)
私から、建設行政についてご答弁申し上げます。まず、市営住宅団地内児童遊園の維持管理についてでありますが、市営住宅団地内に設置してあります児童遊園などは、公営住宅法により入居者の福祉の向上のため必要な施設として位置付けられており、国の補助を受けて整備してきているところでございます。ここでは団地の方々が憩い、集い、そして子供たちの遊び場として、また災害時には避難場所としての役割を持っており、入居者の方々に潤いと安らぎを与えている施設であると考えております。市では、江別市営住宅条例を設け、これらの施設は、入居者の方々が住宅又は共同施設の使用について必要な注意を払い、正常な状態に維持しなければならないと定めているところでもありまして、利用する方が限定されています団地内の児童遊園の草刈りなど軽微な管理の一部につきましては、入居者の皆様の適正な負担で、理解をいただきながら、市内にあります5団地の自治会が管理を行っているところであります。市といたしましては、今後とも草刈り後の草の処分や施設の定期点検など、自治会と協力しながら、住民と行政それぞれ共同での管理を継続していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。次に、公園の設計の在り方についてでありますが、今年度整備を予定しておりますみなき公園及びたかまち公園につきましては、昭和39年に大麻団地が造成されたときに児童公園として北海道が造成し、昭和44年に当市へ帰属された施設でございます。これらの公園は、地域の人々の憩いの場、また散策路として広く市民に親しまれ、利用されておりますが、路面がダスト舗装で整備され、30年以上経過していることなどから、融雪時や降雨時には路面が軟弱となり、泥が靴や衣服に付着するといったことから、早期に改修するよう要望をいただいているところでございます。このようなことから、みなき公園の園路整備につきましては、約400メートルの路面改修や市道への飛び出し防止、また生け垣のせん定などにより見通しを良くし、安全性に配慮した快適な園路整備を計画しております。また、たかまち公園につきましても、約200メートルの園路の改修に合わせまして縦断こう配の緩和などを実施し、人にやさしい公園となるよう整備を計画しております。これらの実施につきましては、地域の個性あふれる公園づくりのため、それぞれの地域の自治会などのご意見を聴くとともに、江別市障害者福祉計画を念頭に置いた整備内容を計画してまいりたいと考えておりますので、そのようにご理解賜りたいと思います。以上でございます。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私から、教育行政についてご答弁申し上げます。初めに、教科書の採択についてでございますが、議員ご承知のとおり、平成14年度から完全学校5日制の下において、児童生徒に豊かな人間性や、自ら学び自ら考える力などのいわゆる生きる力を育成することを基本とする新学習指導要領に基づいた教科書を小中学校で使用することになることから、現在、教科書採択に係る事務を取り進めている段階でございます。まず、1点目の採択の在り方等についてでありますが、教科書に関する専門的な調査研究を行う選定委員に加えて、広く地域の児童生徒の保護者を含む学識経験者を選任し、調査研究により広い視野からの意見反映に配慮することとされております。また、保護者等の関心にこたえられる採択の在り方についても要請されていることから、採択の理由などについて、教科書の特徴をつかみ理解を深めることや、今後の教科書編集に資するという意義もあることから、採択事務の円滑な遂行に支障を来さない範囲内において公表することが望ましいとされております。さらに、採択地区協議会及び選定委員会の委員名についても、採択の公正確保の観点から、採択終了後において公表するということが望ましいとされてございます。以上が主要な改善点でありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の選定委員会の第一採択地区における委員の現状についてでございますが、この選定委員会では、教科ごとの教科書見本について、学習指導要領の目標、内容等に基づいているか、学習意欲を高める工夫がされているかどうか、地域の実態や児童生徒の生活経験及び興味・関心などに配慮されているか等について調査研究を行うものでございます。そこで、小学校では教科ごとに10の小委員会が設置されておりまして、全体で56人の委員が選任されておりまして、そのうち教職員は41名でございます。保護者を含めての学識経験者が15人となってございます。前回、平成11年度と比較しますと、トータルで4人の増となってございます。また、中学校では11の小委員会が設置されて、全体で60人の委員が選任されて、そのうち教職員が46人、学識経験者が14人となってございます。前回、平成8年と比較いたしますと、トータルで7名の増でございます。3点目の選定委員への配慮などについてでありますが、議員ご指摘のとおり、選定委員について、外部からの影響により採択における適正、公正の確保が保たれないということがあってはならないことから、本人にも、また関係者についても、選定委員であることを口外しないよう慎重な配慮をしているものでございます。次に、選定委員の選任について、教職員にあっては、教科指導などにおいて経験豊かで実践的指導力に優れている方や、実践研究において優れた実績がある方が選任されております。また、保護者を含め学識経験者にあっては、現在PTA活動において、社会教育活動や地域において豊かな経験と実績のある方々が選任されております。いずれも人格、識見に優れていると判断し、第一採択地区教育委員会協議会において全員一致により選定委員に選定されているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、教育施設の耐震調査についてでございますが、平成7年の阪神・淡路大震災以後において、特定の建築物の耐震診断及び耐震改修につきまして、所有者の努力義務を目的とした建築物の耐震改修の促進に関する法律が制定されました。この法律の中で整備を必要とする施設の基準としまして、新しい耐震基準が示された昭和56年以前に建設された3階建て以上、かつ延べ床面積1,000平方メートル以上の建物と規定しているところでございます。したがって、これに該当する当市の学校は、江別第三小学校など10校でございます。学校は、児童生徒の学習活動や学校生活を営む場所であり、かつ、時には議員ご指摘のように、避難所として指定いるところでありますことから、これらの施設は常に安心して、かつ安全なものでなければならないと考えているところでございます。今日まで、老朽化が著しく、学校運営に支障を来している箇所を優先的に整備してきたところでございますが、今後、厳しい財政状況の下で計画的かつ効率よく学校の営繕事業を進めていくために、教育施設の営繕計画を策定する必要があると存じます。具体的に、昨年、建設部から技術的な指導等を受けて、教育委員会内に学校・社会教育施設維持保全計画検討委員会を設け、日常的に施設の状況等を調査する中で、緊急を要する短期的なものと中長期的に整備を要するものに分類し、その整備の計画づくりをいたしてきているところでございます。ご質問の学校の耐震調査等につきまして、基本的に多大な財政負担を伴うことでもありまして、各学校の将来の動向を見極める中で、この計画にどのように位置付けていくかをも含めまして関係部局と協議・検討しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
再質問 高橋典子
2回目の質問を行わせていただきます。まず、構造改革についてですが、地方財政の問題などについて、一定の部分で市長と私ども共通の認識を持っているのではないかと思いますが、特に今回の構造改革、当初から小泉首相は痛みを伴う改革を主張しておりますが、耐えられるような痛みなのか、耐えられない痛みなのか、それと、その痛みがどこに向けられたものなのか、こういうことが重要な問題になってくると思います。どうもこの間の報道なども見ておりますと、競争原理が導入され、力の弱いところはとうたされていく。首都圏に重点が置かれ、北海道のような地方は切り捨てられる、こういった印象です。ただ、今、閣僚や与党内、各省庁からも異論が続出しているということですし、地方からも声が上がってきています。是非市長も財源の問題だけでなく、大切な市民の健康と暮らしを守る点からも、機を失うことなく国に対して主張していっていただきたいと思います。次に、サービス残業についてです。サービス残業については、直接指導監督を行うのは労基署であるというのは理解しているところですが、市としても是非市民の問題として頑張って取り組んでいただきたい。特に雇用されている側、働いている側の問題として、労働組合に加入されていない方においては、この労働者の権利といった考え方が浸透しづらいということもあると思います。是非その視点も忘れないで取り組んでいっていただきたいと思います。次に、市役所におけるサービス残業の問題です。法的な問題もあって、このサービス残業がある、ないという答えはできないのではないかと思いますが、先ほど1回目の質問の中でも申し上げましたように、札幌市においても恐らく公的な発表としてはサービス残業はないものと押さえているのではないかと思いますが、組合の行ったアンケートでは実際にはある、そういう声が上がっているということです。この江別の市役所を見てみましても、夜遅くまで明かりがついているですとか、土曜・日曜出勤されている方も見掛けます。その分がきちんと本当に時間外労働として把握されているのかどうか。この江別の職員数は、定員モデルと比較しても少なく抑えられているというふうに伺っております。その分、無理がかかっていないのかどうか心配するところですが、この問題については総務省からも各自治体に通知が出されているはずですので、是非この点は責任を持ってしっかり管理していっていただきたいと思います。先ほど答弁の中で言われた時間外の労働時間ですが、これはそれぞれの課や時期によって違いはあると思います。平均すればこういう9時間という数字になるのではないかと思いますが、やはりそれはそれぞれの労働者の労働実態をしっかりと見ていかなければならない問題だと思います。この点に留意して、是非しっかり取り組んでいただきたいと思います。教育行政についてです。教科書選定の問題ですけれども、これはこの間いろいろ報道されているとおり、大変な問題です。いずれにしろ私が感じることは、大人の思惑で子供たちが被害を受けるようなことがないようにということなんです。教科書の使い勝手が一番よく分かるのは、やはり現場で教科書を使っている教師です。教師が専門家です。先日の新聞報道を見てみますと、この第一採択地区での教員数が減っているというふうに伺っております。その分、人数が減った分、選定委員の方たちは大変なご苦労をされるのではないかと心配しております。それと、歴史教科書の問題では、近隣諸国との関係で特に問題を生じています。今の国際化の下で、子供たちはスポーツなどを通じてアジアの国々とも交流しているようです。きちんとした歴史認識を持たなければ、逆に恥ずかしい思いをしたり、ショックを受けるといった例はこれまでにも聞いています。これまで専門家が検証し、積み上げてきた歴史についてしっかり学ぶこと。特に、第2次世界大戦を経て、戦争への反省から平和憲法を持つ国になったということは、自国への誇りにもつながるものと思います。自分の住む国・日本を愛することと他の国の人がそれぞれの国を大切に思っていること、その両方を理解することが、これからの時代を担う子供たちに求められるものだと思います。この場で特定の教科書の是非については論じるつもりはありませんが、何度も言いますが、子供たちにとってどうなのか、最善の利益をという視点で是非しっかりした選定が行われるよう強く要望したいと思います。また、耐震調査についてですが、一定程度検討はされてきているようではあります。しかし、この耐震調査にしても、その進めるスピードというのが問題になってきます。新聞報道などを見ましても、各自治体とも必要性は分かっていながらも、この地震というのは何十年も起きないかもしれない、それとも今すぐにでも起きるのかもしれない、こういった問題で他の災害と違って予測しづらい点が対応を遅らせる要因になっている、こういうふうに指摘されています。いずれにしろ、人の命にかかわる重大な問題ですので、公の責任として危機意識を持って取り組んでいってもらいたい。この耐震調査についても、是非早急に具体化して進めていっていただきたいと思います。期待しております。次に、市営住宅の草刈りについてです。答弁の中では、草刈りなど軽微な管理の一部については、適正な負担で理解をいただきながら団地自治会が管理してきていると、こういう答弁でした。なぜ私が1回目の質問の中で中央団地を引き合いに出したかというと、ただ単に目立つ場所にあるといったことだけではありません。これがきっかけではありましたけれども、他の市営住宅と比較してみまして、他の市営住宅では入居者が花壇や畑を作るなどして手入れをされている。これについてはいろいろな見方もあるかとは思いますが、こういうことをすることで、その周りの草刈りもしよう、その周りもきれいにしていこうという意識が生まれるのではないかと思います。そういう点ではこの中央団地については、そういった花壇、畑など作るような土地はありません。公園といった広い場所がぼんと提供されていると、そういう状態です。こういうことで、それに対する負担感が増しているのではないか。また、他の団地においても、児童遊園のような一定まとまった広い空間というのは大変なことだと思います。先ほどの質問の中に私が触れておりますが、実際に業者に委託しての草刈りというのは市内の団地の中で行われているのかどうか、その状態について改めて伺いたいと思います。そして、その負担が果たして団地に、市営住宅にお住まいの方にとって軽微な負担と言えるのかどうか、その辺の認識について改めて伺いたいと思います。最後に、バス路線の問題についてです。バス路線の問題は、私自身、日ごろからよくバスを利用する者として、その改善を切実に望んでおりますが、よくバスの路線改善を望む声、バスの改善を望む声がありながらも、実際に利用者はそう多くはならない、このように言われたりもします。実際、ふだん使ってみて思うことは、ほんのちょっとの改善でずっと利便性が増すのではないか、こういった路線、バス停留所の在り方、そういうものがあると思います。こういう細かいことは、実際にその場の状況を見てみなければ分からない。人の動き、まちの様子、こういった生の体験が必要ではないかと思います。是非市民の足を確保する、市民の目線に立ってそういった調査も行っていただきたいし、そして、そういう立場で3社のバス会社間の調整役割を果たすことが、結果としてもバス会社の利益にもつながっていくと思います。ここの点は要望といたしますが、是非こういった点、しっかりと市民の実感に合った調査が行われるように要望したいと思います。以上で2回目の質問とさせていただきます。
答弁 建設部長 斉藤勝幸(建設部長は2005年3月まで)
高橋議員の再質問でございますけれども、団地自治会への支援ということでございますけれども、市内には中央団地を含めまして五つの団地がそれぞれございます。それで、それぞれの自治会がその共同施設の管理につきまして、労力の奉仕をとるのか、金銭の負担をとるのか、自治会で決定されて、それぞれ自治会の活動の一環として実施されているということで聞いております。そこで、市内で委託されている団地はどこかということでございますけれども、私の聞いている範囲では野幌団地の自治会が草刈りを委託に出している。ほかの4団地については、それぞれ皆さんに労力を出していただいて、自治会の活動としてやっているということでございますので、そのようにご理解いただきたいと思います。以上でございます。
再質問 高橋典子
3回目ですので要望といたしますけれども、この経費の負担というのは、1回目の質問で言いましたように、入居者にとっては大変な問題で、これが入居者が一致している問題であればいいのですけれども、やはりそういう点しっかりと個々の住民の意識が大切にされるような、そういった団地運営になっていってもらいたいと思います。実際、団地自治会で行う作業ですので、ほかがとやかく言うことではありませんが、団地に住んでいる方たち同士の間であつれきが生じたりということがないように、市としてもその辺しっかりとした調整の役割を果たしていっていただきたいし、住民の要望をよく聞いて対応していっていただきたいと思います。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き