江別市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月12日
(1)地域経済に対する市長の基本的な考えについて/(2)大麻駅跨線人道橋について/(3)飼い主のいない猫への対応について
2023年6月12日、江別市議会の一般質問で、高橋典子議員が「地域経済に対する市長の基本的な考えについて」「大麻駅跨線人道橋について」「飼い主のいない猫への対応について」について質問し、市長 後藤好人、建設部長 佐藤民雄、生活環境部長 金子武史が答弁しました。
- 質問者
- 高橋典子 議員
- 答弁者
- 市長 後藤好人、建設部長 佐藤民雄、生活環境部長 金子武史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 高橋典子
発言の許可を得ましたので、通告に従い、順次、質問してまいります。まず、1件目として、地域経済に対する市長の基本的な考えについてお伺いします。市長は、さきの選挙公約として、笑顔あふれるまち江別を掲げられ、人にも企業にも選ばれるまちづくりを進めると示されました。また、今期定例会に上程された補正予算についての説明に際し、市政執行方針の中で、基本的な考えとして、人口減少社会において持続可能なまちづくりを進めるためには、人にも企業にも選ばれるまちを目指して、産業の振興を進め、民間投資による経済の循環を生み出さなければならないと説明されています。特に観光について触れながら、地域に根差ざした商工業の振興や東西インターチェンジ周辺の土地利用促進による企業誘致に取り組むなどとされています。これらの政策において、幾つか確認させていただきたい点があるので、お伺いいたします。まず、1点目に、人にも企業にも選ばれるまちということを、選挙戦でも、市政執行方針の中でも打ち出されていますが、特に企業誘致について力を入れるお考えなのかと感じました。企業誘致自体は、これまでの市政でも行われてきたことでもありますし、否定するものではありませんが、企業にも選ばれるまちという言葉を聞いたときに、視線は市外の企業に向けられているように感じます。また、その際、地域経済振興において、企業誘致にどのくらいの比重を置かれるのか、若干の不安も感じます。企業誘致に関して言えば、本社機能も含めて江別市に移転され、地域に根づいて企業活動が続けられていくのなら、江別市の将来にもわたって多くの効果を生み出すことにつながると思います。一方で、全国各地の例にもありますように、店舗や工場など一部の機能のみの移転の場合は、企業側の都合によって撤退してしまうリスクを伴うもののようです。企業側が江別市のどのようなところを魅力に感じ選ぶのか、そして、それが継続していくものなのか十分に見極めて、江別市としても対応していく必要があるのではないかと感じるところです。私としては、企業に選ばれるまちというときに、企業誘致という意味だけではなく、今ある企業にも選ばれ、市内で事業が継続されることも含めて考える必要があると思うのですが、市長はどのようなお考えか、お伺いします。2点目として、地域に根差した商工業の振興ということについて伺います。今ほどの件と重なる内容にもなるのですが、地域に根差した商工業の振興は、誰もが必要なことと考えるものだと思います。重要なのは、どのような課題があるのか、見極めることだと思います。市長は、市政に対する基本的な考え方の中で、食と農、日帰り周遊観光、事業承継対策といったことに触れられていますが、江別市での商工業の振興について、どのように組み立て進めていこうとされているのか、お考えをお伺いしたいと思います。その際、市内で長く頑張ってこられている地元企業に対し、丁寧な支援をすることが求められるのではないかと考えます。これは単に財政的な支援を行うということだけではなく、その企業が力をつけ、将来にわたって経営を続けられるように支援することが必要ではないかと考えます。これまでも、江別商工会議所などの協力を得ながら取り組まれていることとは思いますが、昨今の厳しい情勢の下で、改めてアプローチの仕方を考えなければならないようにも思えますが、いかがでしょうか。私自身は、経営についての知識をほとんど持っておりませんので、一消費者の視点で述べさせていただいておりますが、やはり地元の企業が元気であることは、まちづくりに欠かせない大事な要素だと思いますので、市長のこれまでの行政経験の中で感じられていることなど、お聞かせいただければと思います。3点目として、東西インターチェンジ周辺の土地利用促進と自然環境の保護についてお伺いします。東西インターチェンジ周辺地区については、これまでも江別市都市計画マスタープランに位置づけられており、新しいことではありませんが、そこには戦略的な土地利用の検討について、周辺の農村地区への環境配慮・調和などを踏まえながら進めますと書かれています。この件については、昨年も一般質問で取り上げさせていただいておりますので、副市長の立場でお聞きいただいていたかと思います。自然保護の視点について言えば、さらにその前の年のえべつ環境広場2021において、湿地から考える持続可能な江別と題した講演が行われており、その内容の一部を質問の中で紹介させていただいております。さらに、今、申し上げておきたいのは、いずれのインターチェンジ周辺も泥炭地が広がり、大きな建物を建てたり大型の車が行き交う道路を造ったりするには、あまり条件のよくない土地であるということです。それらのことを踏まえると、東西インターチェンジ周辺の土地利用を考える際には、十分慎重な検討が必要ではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。来年度に向けて、各種の基本的な計画を策定していくタイミングでもあり、市長がどのような姿勢で臨まれるのか、基本的なお考えをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、2件目として、大麻駅跨線人道橋についてお伺いします。大麻駅跨線人道橋の改築については、昭和43年度に建設された既設の人道橋の老朽化に伴う架け替えを行うことにより、冬期対策を含めたバリアフリー化を図り、高齢者をはじめとする人道橋利用者の安全性、快適性を確保しようとするものと当市議会に報告され、地元にお住まいの方たちからは大きな期待が寄せられていました。ところが、昨年の2月14日、新幹線事業により工事発注部署の人材不足で、現時点では、協定締結、工事着手時期は未定であるとJR北海道から伝えられたと経済建設常任委員会に報告され、大きな衝撃を受けました。日本共産党議員団では、日本共産党の北海道議会議員が中心となって毎年行っている北海道との交渉の際に、JR北海道への要請も行っていることから、昨年、この問題について取り上げ、一日も早く江別市との協議を進め、協定の締結、工事着手へと進めるよう申入れを行いました。今年度の予算審査の際には、技術的な協議は続けられているが、基本協定の締結には至っていないと御答弁されていたかと思います。担当課では、この間、相当な努力を積み重ねてこられたかと思いますが、その経過と現在の状況についてお知らせいただきたいと思います。そして、2点目に、地域住民の生活における事業の重要性に対する認識についてお伺いいたします。御承知のとおり、大麻地区と文京台地区は鉄道で分断されており、踏切もないことから、往来がしにくいことが以前からこの地域の課題となっていました。さらに、今、高齢化が進む中、この事業によってエレベーターが設置され、バリアフリー化が図られることは、一日も早い実現が待ち望まれています。これまで、私が地域の方たちとお話しする中で、その状況は把握してきたつもりでしたが、この春の市議会議員選挙の際、さらに幅広い方たちからもその切実さを訴えられ、認識を新たにしたところです。特に文京台地区においては、住民の暮らしを支えていた唯一のスーパーマーケットが撤退し、最寄りの店がJR大麻駅北口のスーパーとなりました。文京台地区には、コンビニエンスストアはあるものの、生鮮食料品や日用品などの買物には不自由だと思われます。文京台地区には、主に大学生が住むアパート等があるため、若い方たちのまちと思われがちですが、一戸建てにお住まいの方たちの高齢化は進んでおり、老朽化した跨線橋の階段を上り下りするのがつらいと感じる方も少なくありません。自転車用のスロープが使えないかと思い歩いてみましたが、JR大麻駅北口のスロープの傾斜はきつく、足腰が弱った方には階段以上に難しいのではないかとも感じました。市民の中には、せめてJR大麻駅構内のエスカレーターを使えるように、市からJR北海道に掛け合ってもらえないだろうかとおっしゃる方もいらっしゃいました。さらに、この春、大学進学によって道東のまちから江別市に転入された車椅子を使う方がおられ、その親御さんから様々な御相談をお受けしました。この学生は、障がい者用の自動車を運転される方なので、買物には不自由しないようです。ただ、ふと考えたのが、もしも友達と買物に行こうとしたときに、一緒に連れ立って行くことはできないのだろうということです。バリアフリー化を進めるということは、誰もが普通に暮らせるようにするために欠かせないことだと、改めて実感させられました。そこで、お伺いしますが、この事業を進めることが、地域住民の生活においてどれほど重要なことと認識しておられるのか、市の認識をお伺いするとともに、さらには、JR北海道側にも同じように認識していただくための働きかけも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。この事業を少しでも早く、それこそ一日でも早く進めていただきたいと願う地域の方たちに代わって、質問させていただきます。次に、3件目として、飼い主のいない猫への対応についてお伺いします。飼い主のいない猫と申し上げましたが、分かりやすく言えば、捨て猫、あるいは野良猫のことです。人間の都合でそのような状況に置かれた猫たちに対し、少しでもよい状態で暮らせるようにと、それぞれの方法で関わりを持つ市民が少なくないようです。農村部や道立自然公園野幌森林公園近くなどで捨てられた猫を、何人かで見守っておられる方たちもいらっしゃいます。地域猫というほどには組織的ではないようですが、それぞれの猫の状況について、情報共有しながら見守っておられます。心配なのは、そうした猫たちによる繁殖です。人に飼われていない猫を増やさないように、不妊・去勢手術を受けさせるのが望ましいのでしょうけれども、何匹もとなると費用もかさみます。北海道の野良猫をゼロにしようと取り組んでおられる獣医師がおられ、不妊・去勢手術をしているとの新聞記事を拝見いたしました。それぞれの立場から、飼い主のいない猫に心を寄せる方がいらっしゃることには、少なからず希望を感じることができます。飼い主のいない猫については、道立保健所の所管だとは理解しておりますが、市民としては、最も身近な自治体である市役所を頼りたいという気持ちを持っておられ、御相談を受けることがあります。市の広報では、猫については、室内での飼育の勧奨と野良猫への餌やりはやめましょうとの呼びかけのみが書かれていて、取りつく島もないように受け止められているようです。そこで、1点目の質問ですが、捨て猫を保護した市民への支援について伺います。先ほども述べたように、困っておられる市民に対し、動物愛護の視点から、市としても何らかの支援をするべきではないかと思いますがいかがでしょうか、お考えをお伺いします。また、2点目として、捨て猫を防止するためにも、市の広報やホームページ、掲示物などで、動物愛護についての啓発をこれまで以上に力を入れて取り組まれてはいかがでしょうか。本来であれば、人が飼っている猫を捨てなければ野良猫は発生しないのですから、人間側の責任で対処していかなければならない問題だと考えます。また、望ましい猫の飼い方について周知する必要もあるように感じています。その点についていかがお考えか、お伺いします。以上で、1回目の質問と致します。
答弁 市長 後藤好人
高橋議員の一般質問にお答え申し上げます。地域経済に対する私の基本的な考え方のうち、初めに、人にも企業にも選ばれるまちの意図するものについてでありますが、江別市は、北海道経済の中心である札幌市に隣接し、北海道内各地とは、道央自動車道をはじめとする主要な幹線道路で結ばれる交通ネットワークに恵まれた、多くの可能性があるまちであります。市では、このような優位性を生かして、新たに市内に立地する企業に対し、物件情報の提供や立地補助金、雇用補助金、本社機能移転補助金などの補助制度を活用しながら企業誘致を進めてまいりました。また、市内企業に対しましては、事業の拡大や雇用の確保など、市内経済の活性化に向けて、事業拡大に対応した企業立地補助金や江別まちなか仕事プラザにおける企業の求人活動の支援などを含め、国や北海道、江別商工会議所などの各経済団体と協調しながら、市内企業の支援に取り組んできたところであります。いずれに致しましても、市内経済を維持、発展させ、将来にわたって必要な行政サービスを提供し続けていくためには、地域に根差した商工業の振興を進め、民間投資による経済の好循環を生み出していくことが必要であるものと認識しております。このことから、江別市の優位性を踏まえた企業誘致に取り組んでいくとともに、今ある企業には、引き続き江別市を選んでいただき、市内で事業が継続されるよう支えていくことが重要であると考えております。次に、地域に根差した商工業振興の考え方についてでありますが、地域に根差した商工業の振興は、雇用の創出や地域経済の活性化に大きく貢献するものであり、市では、これまでも、地元中小企業の振興策として、特産品のPRや開発などにより地元企業の魅力を高め、大学、研究機関などとの産学官連携を通じて技術開発やイノベーションの創出を促進し、競争力を高める支援を行ってまいりました。さらに、国内外の商談会やビジネスイベントへの出展による取引や協業の機会創出、経営相談や各種融資制度、社員研修などの支援を通じ、成長力の強化に取り組んでまいりました。しかしながら、国際的な経済環境の悪化による資材不足やエネルギー・原材料費の高騰、新型コロナウイルス感染症の影響による国内経済の疲弊、少子高齢化による人材不足などが市内経済や雇用環境にも大きく影響を及ぼしております。市と致しましては、これらの課題に対応し、その影響を緩和することが、地域に根差した商工業の振興につながると考えております。以上のことから、各種経済対策をはじめ、札幌市に隣接する優位性や江別市の魅力である食と農を生かした日帰り周遊型観光をより充実させるとともに、高齢化に伴う事業承継対策、昨今の経済社会情勢に対応したデジタル化、業態転換など、関係機関とも連携しながら、地元中小企業の支援を進めてまいりたいと考えております。次に、東西インターチェンジ周辺の土地利用促進と自然環境の保護についてでありますが、当市のインターチェンジ周辺につきましては、いずれも幹線道路に近接し、札幌圏や北海道内各地、空港や港湾へのアクセスもよく、特に、江別東インターチェンジ周辺においては、道央圏連絡道路の全線開通や市内中心部につながる南大通りの整備を機に、今後一層需要が高まるものと考えております。また、江別市都市計画マスタープランにおいては、交通環境などの優位性を生かした産業振興やまちの魅力の向上につながる戦略的な土地利用の検討を、周辺の農村地区への環境配慮や調和などを踏まえながら進めるとしているところであり、江別東インターチェンジ周辺については、物流拠点として関心を示している事業者がおり、地権者とも協議を行っていると伺っているところであります。いずれに致しましても、東西インターチェンジ周辺については、交通環境などの優位性を生かした産業振興やまちの魅力の向上に寄与する土地利用について、周辺環境へも配慮しながら検討してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの質問につきましては、建設部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 建設部長 佐藤民雄(建設部長は2025年2月まで)
私から、大麻駅跨線人道橋について御答弁申し上げます。まず、大麻駅跨線人道橋の改築に係る進捗状況についてでありますが、当該人道橋につきましては、JR函館本線をまたぎ、大麻地区と文京台地区を連絡する、1日約2,000人の歩行者、自転車が利用する道路施設であります。これまで、定期的な日常点検により、適正な維持管理に努めてきておりますが、スロープは設置されているものの、バリアフリー未対応の施設であることに加え、平成28年度に実施した施設健全度を診断する橋梁点検では、鉄筋の露出など、施設の構造に係る部分について老朽化が確認されたところであります。これを受けて、江別市橋梁長寿命化修繕計画において、最も補修優先度の高い施設として位置づけ、改築事業の実施に向けて、現況測量や詳細設計などを進めてまいりました。令和元年度からは、委託工事の受注者となるJR北海道と、施工方法や施工区分などの技術的な協議を進めてまいりましたが、令和3年度に、JR北海道から、新幹線事業の影響により工事発注部署の人材が不足しており、事業の実施時期を確定することはできないとの回答により、基本協定の締結に至っていないところであります。その後におきましても、JR北海道とは計10回にわたり協議を進めてきており、今年度につきましては、9月頃、これまで協議を重ねてきた設計内容などについて、JR北海道と現地立会を行う予定であります。いずれに致しましても、市と致しましては、基本協定の締結及び改築事業の着手に向けて、引き続き、JR北海道と協議を進めてまいりたいと考えております。次に、地域住民の生活における事業の重要性に対する認識についてでありますが、市では、これまで、高齢化社会に対応するため、安全で安心な歩行環境の確保に向けて道路などのバリアフリー化を進めてきており、当該人道橋の改築事業においては、南北両側にエレベーターを設置するなど、バリアフリー対応の施設を設置する計画としております。御質問の事業の重要性に対する認識についてでありますが、当該人道橋は、JR大麻駅に近接し、大麻地区と文京台地区を結び、1日約2,000人が利用する地域の方々の生活に密接する道路施設であり、かねてより老朽化した施設の改善について、市民の声など、地域から要望を受けている施設であります。そのため、市と致しましては、老朽化の解消と施設のバリアフリー化を図る改築事業の重要性は高いものと認識しております。また、JR北海道におきましても、施設の老朽化に伴う改築事業の重要性については、認識いただいております。しかし、先ほど御答弁申し上げましたとおり、新幹線事業の影響により、工事発注部署の人材が不足しているとのことでありますので、引き続き、事業の実現に向けて協議を進めてまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 生活環境部長 金子武史(生活環境部長は2023年6月まで)
私からは、飼い主のいない猫への対応について御答弁申し上げます。まず、捨て猫を保護した市民への支援についてでありますが、動物の愛護及び管理に関する法律では、動物の所有者は、その所有する動物の飼養または保管の目的等を達する上で支障を及ぼさない範囲で、できる限り当該動物がその命を終えるまで適切に飼養すること、すなわち終生飼養に努めなければならないと規定されております。猫などの動物の愛護及び管理に関する事務については、北海道が所管することとなっていることから、所有者不明な猫の保護については、保健所において、負傷や引取りを実施する相当な理由がある場合に限り、引取りの対応をすることになっております。このため、市では、交通事故等で負傷した猫や病気で衰弱している猫について相談があった場合は、北海道江別保健所をはじめとした関係機関での保護若しくは協力動物病院を御案内しているところであります。今後におきましても、所有者不明な猫の対応について市民から相談があった場合は、北海道江別保健所、北海道石狩振興局などの関係機関と連携しながら対応してまいります。次に、動物愛護の啓発についてでありますが、市では、ホームページで犬や猫の飼い方やマナーを周知・啓発しているほか、毎年、全自治会へ回覧しております愛犬ガイドを利用して、犬や猫の飼い方や注意事項について周知しているところであります。さらに、動物愛護フェスティバルinえべつを酪農学園大学をはじめとした関係団体とともに開催し、動物の愛護と適正な飼養について理解と関心の醸成を図っております。先ほども御答弁申し上げましたとおり、猫などの動物の愛護及び管理に関する事務は北海道が所管することになっておりますが、さらに多くの市民への啓発に向けましては、市のホームページの充実に向けて工夫するとともに、関係機関における動物愛護の取組についても周知するなど、啓発に取り組んでまいります。以上であります。
再質問 高橋典子
それでは、再質問させていただきます。1件目の地域経済に対する市長の基本的な考えについての質問において、1点目と2点目については、御答弁でおおむね理解できましたので、再質問は致しません。企業誘致ということは、これまでも取り組まれてきていることで、それ自体は問題のあることではないのですけれども、あまりにもそちらに軸足が傾いているのではないかということが心配でしたので、取り上げさせていただきました。なお、地元に根づいて頑張っていただくというところには、しっかりとした視点をお持ちのようですので、理解いたしました。これらについては、これからも動向を拝見させていただこうと思っておりますけれども、いずれにしましても、昨今の厳しい情勢の中で、市内企業が力をつけて経営を継続していかれるよう、さらに様々な支援が必要かと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、3点目の東西インターチェンジ周辺の問題について再質問させていただきます。東西インターンチェンジ周辺については、交通環境などの優位性を生かした産業振興やまちの魅力の向上に寄与する土地利用について、周辺環境へも配慮しながら検討していかれるとのことでしたが、周辺環境の意味として、農村地区としての環境配慮ということなのかということで疑問を持つところです。東西インターチェンジ周辺については、先ほども申し上げましたように、一つには、地盤の問題があります。泥炭地というのは、例えば、地震が起きたときに、地盤のよいところに比べると揺れが大きくなるという特性があります。そういう点の心配もあります。さらに心配しているのは、湿地の保護という点です。こういう視点も必要ではないかということです。この間、SDGsということも言われ、砂漠化の問題や生物多様性が大きな課題となっております。また、当市では、この間、緑地をいかに守るかということが課題になってきているという実態だと思います。こうした課題と開発について、整合性を持ちながら、具体的な場面で対応していくことが必要だと思いますが、そうした視点をお持ちいただけているのかということをお伺いしたいと思います。将来的には、日本全体の人口が減っていくことが予想される中で、経済面ばかりを追うのではなく、環境を守りながら質の高いまちづくりをすることがこれから求められるのではないかと思いますので、改めて御認識をお伺いいたします。次に、2件目、大麻駅跨線人道橋について再質問させていただきます。この間の改築に係る進捗状況については、この間の取組状況の確認ということだけでしたので、事実確認ということで、一般質問にはなじまないのかとは思いましたけれども、2点目にも関わることでしたので、あえて質問とさせていただきました。この2点目についてです。大麻駅跨線人道橋について、地域住民の生活における事業の重要性に対する認識、これをどう捉えておられるかということです。御答弁では、老朽化の解消と施設のバリアフリー化の点において、改築事業の重要性は高いと認識しておられ、JR北海道においても、重要性について認識していただいているということでした。市として、また、JR北海道として、当然そうでなければならないとは思うのですけれども、では本当に地域の方たちの困っている状況を御理解いただけているのか、先ほどの御答弁では、実感を伴って本当に理解していただけているのか、少々不安に感じました。この地域の方たちから寄せられた声などを幾つか御紹介させていただきたいと思いますけれども、文京台南町にお住まいの方たちは、一時期、バスの運行の仕方の変化によって、JR大麻駅に向かうのが困難になっていた時期がありました。札幌方面に向かうことはできても、JR大麻駅に向かうことが困難となり、日々の買物や公民館での活動への参加、大麻出張所での手続などが困難になる中で、住民有志によってバス会社に要望を行い、改善していただいたという努力も地域でされてきているのです。ただ、JR大麻駅のところまでバスで来ても、その駅前のところでバリアが立ちはだかっているのです。江別市民でありながら、江別市でのサービスを利用しにくいと感じておられます。高齢化に伴い、足腰が弱くなるなどして、階段の上り下りで苦労されています。中には、荷物を背負って、片手はつえをつきながら、もう一方の手は、階段の手すりにつかまりながら階段を上っておられる方もいらっしゃいます。自分が生きている間には、エレベーターはできないのではないかと嘆いておられる方もいらっしゃるのです。こうした市民の切実な声を理解していただけているでしょうか。この地域にお住まいの方たちの日々の暮らしに関わる切実な問題であり、いつまでもお待ちいただくわけにはいかない重要な問題であると、市もJR北海道も、実感をもって理解していただけているのか、再度、確認させていただきます。3件目については、質問とは致しません。質問の当初から、私としても、道立保健所の所管だということは理解しておりましたので、先ほどの御答弁でおおむね理解いたしました。ただ、答弁もそうですし、保健所のホームページもそうですけれども、法律に従って掲載されている。先ほどの御答弁の文言もそうですけれども、そういう形になっていて、市民にとってはなかなか理解しにくいところもあるかと思います。市民から相談を受けた際には、丁寧に、どんな解決方法があるのか、市民の目線に立って適切なアドバイスをしていただければと思いますので、この点については、ぜひ対応のほうをよろしくお願いいたします。以上です。
答弁 市長 後藤好人
高橋議員の東西インターチェンジ周辺の土地利用促進と自然環境の保護についての再質問にお答え申し上げます。東西インターチェンジ周辺につきましては、先ほども御答弁申し上げましたとおり、江別市都市計画マスタープランにおいて、交通環境などの優位性を生かした産業振興やまちの魅力の向上につながる戦略的な土地利用を進めるものとしておりますが、検討の際には、周辺の農村地区への環境配慮や調和などを踏まえるものとしております。また、江別市緑の基本計画におきましても、江別東インターチェンジに近接する湖沼は、緑の拠点として位置づけておりますことから、土地利用を検討するに当たっては、自然環境保全の観点からも、十分配慮していく必要があるものと認識しております。以上でございます。
答弁 建設部長 佐藤民雄(建設部長は2025年2月まで)
大麻駅跨線人道橋についての再質問に御答弁申し上げます。地域住民の生活における事業の重要性に対する認識についてでありますが、当該人道橋については、階段の上り下りや冬期の路面の凍結による苦労など、利用者の実情について、市民の声などによりお伺いしております。そのため、市と致しましては、老朽化を解消し、エレベーターを設置する改築事業は、地域の方々にとって重要であると認識しております。また、JR北海道におきましても、施設の老朽化に伴う改築事業の重要性は認識いただいております。いずれに致しましても、先ほども御答弁申し上げましたとおり、引き続き事業の実現に向けて、JR北海道と協議を進めてまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 高橋典子
3回目です。質問とは致しませんが、東西インターチェンジ周辺の土地利用促進と自然環境の保護については、特に湿地の保護について、先ほどの答弁も理解いたしました。また、この後もいろいろな場面があるかと思いますので、私自身、対応していきたいと考えているところです。湿地については、例えば、大きな木が生えるような場所でもありませんし、一見した感じは、本当に地味な場所となってしまうのです。ノハナショウブが湿地に咲く花の中では非常に見栄えのするものかと思いますが、多くの花は小さな花しか咲かせない植物が多いと思います。あとは、湿地周辺については、渡り鳥等の生息にも影響する問題かと思います。特に東インターチェンジのところには越後沼がありますので、この周辺の環境をどうやって守っていくのか、ただ沼だけを守ればいいというのではなく、周辺も含めて自然を守ることが、多様な生態系を維持することにもつながっていくかと思います。私自身の経験で本当に残念だったのが、西インターチェンジ周辺の開発ということで、大型店が出店してまいりました。前任の市長のときに、それは本当に市長自身が喜んでおられたことではあるのですけれども、大型店の工事のとき、それと前後して、大麻元町に住んでおりますが、それまで我が家の近くに毎年飛来していたオオジシギがぱたりと来なくなったという経験もしております。野鳥の生物というのは、環境の変化に敏感だと思いますので、そうしたこともぜひ配慮しながら対応していっていただきたいということを申し上げておきます。あとは、JR大麻駅の跨線人道橋については、引き続き、ぜひとも所管の皆さんでしっかりと対応していっていただきたいし、本当に一日も早く、あそこのバリアフリー化を実現していただきたいと、地域の方たちは本当に切実な思いで待っておりますので、よろしくお願いいたします。以上で、質問を終わります。