みんなの議会

津別町議会 令和7年第8回定例会 2025年12月16日

町長の政治姿勢について

2025年12月16日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「町長の政治姿勢について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長 迫田久が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長 迫田久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 山内彬

〔登壇〕 ただいま、議長のほうから発言のお許しをいただきましたので、先に通告の一般質問2項目につきまして、よろしくお願いしたいと思います。1項目目でございますけれども、町長の政治姿勢についてということで、町長は5期目を迎えられて、あと残すところ1年でございますけれども、町長の町政方針に対する所信について、7項目の公約をもとにこれまで「まちづくり」を進めてこられたところです。残すところ、先ほど申し上げた残任期間1年でありますが、次の2点についてお伺いします。1項目目、6項目の公約については、おおむね実施されたと思っております。その中で、まだ七つ目、7項目を公約にしておりますけども、一つの部分につきまして、「まちの憲法」とも言われております「まちづくり基本条例」の制定につきましては、まだ制定の目処が不透明でありますが、次の点についてお伺いいたしたいと思います。― 51 ―これまでの策定委員会の開催状況と概要につきましてはどのようになっているのか。それから、まちづくり基本条例の制定めどおよび制定する際には、住民参加による多様な意見を反映させることが特に重要になるというふうに思いますので、どのように形成を図るのか、お伺いしたいと思います。二つ目の、来年 11 月には任期満了に伴う町長選挙が実施される予定となっておりますが、勇退されるのか、または再出馬されるのかの表明時期についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それではお答え申し上げます。はじめに、まちづくり基本条例策定委員会の開催状況と概要についてですが、令和5年5月 16 日に地方自治研究の第一人者である北海道大学名誉教授神原勝先生をお迎えし、将来の津別町を話し合い、思い描いた町を実現させるため、住民、議会、行政のそれぞれの役割と責務を確認し、明文化した「まちづくり基本条例」を制定すべく、キックオフ勉強会を開催いたしました。これをスタートとして、住民、議員、役場職員による「津別町まちづくり基本条例策定委員会」を設置し、神原先生にご出席いただき令和6年3月 22 日に初回の委員会を開催し、現在まで 10 回開催してきたところです。策定委員会の議論の主な内容につきましては、第1に、条例の前文に掲げる「自然と共生するまち」「世代をこえた支え合いのまち」といった理念を整理し、第2に、町民・町・議会それぞれの役割や責務を明確化し、第3に、町民の「知る権利」と町等の「説明責任」として、情報公開や意見募集の在り方を示し、第4に、住民投票制度や総合計画との関係や附属機関の委員構成といった実務に関わる仕組みづくりなど、多岐にわたる検討を重ねてきたところです。現段階におきましては、町民・町・議会の役割、情報公開、住民参加、住民投票、総合計画、付属機関の委員の兼務と年齢の基準などを盛り込んだ条例案の骨子がおおむね固まってきており、条文の表現整理と、関係する既存条例との整合を図っている段階です。― 52 ―次に、まちづくり基本条例の制定めどと住民との合意形成についてですが、条例制定は令和7年度中を想定していましたが、思いのほか原案作成に時間を要していることから、私の公約との関係も踏まえ、令和8年 12 月の策定を目指したいと考えております。町民との合意形成を含めた今後の進め方につきましては、最初に、策定委員会での議論内容や条例案の骨格をわかりやすく説明した資料を、町のホームページや広報誌で公開します。あわせて、まちづくり懇談会を兼ねた住民説明会や意見交換会を開催します。平日の夜や休日など、参加しやすい時間帯を工夫するとともに、地域ごとの会場開催に加え、オンラインも活用しながら子育て世代や働いている方々をはじめ、多様な方からのご意見をいただきたいと考えております。さらに、最終案をもってパブリックコメントを実施します。出されたご意見につきましては、その要旨と町の考え方を整理し公表します。また、議会との十分な意見交換を行います。住民の皆さまからのご意見をふまえ、二元代表制のもとでしっかりと議論を行い、これまで津別町になかった全ての条例の大本になる条例を策定してまいりたいと考えておりますので、議員各位のご協力を切にお願いするものであります。次に、令和8年 12 月 22 日をもって町長としての任期が満了しますが、その後の進退につきましては、これまで同様に当該年の6月議会と考えております。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 4番 山内彬

〔登壇〕 まちづくり基本条例について再質問させていただきたいと思います。昨年の3月から、これまで 10 回ほど開催をされたという報告をいただいたところです。当初より、ちょっと策定のスピードが遅いように感じられますけれども。そこで、この策定委員会の委員につきましては、10 名ということで条例ではうたわれておりますけれども、議会と町と、その他一般町民だと思いますけども、策定期間が2年、3年となると、策定委員会の委員の方もどういうことで町のほうで選定して選ばれたか― 53 ―わかりませんけれども、当初の策定委員の民間の方が、そのままずっと3年間続けていって、策定の制定まで確認ができるのかどうか、状況についてお伺いしたいと思います。

答弁 住民企画課長 迫田久

今、策定委員の方々についてのご質問だったと思います。策定委員の方々につきましては、条例では 10 人というふうになっておりますが、今現在8名の方々を任命いたしまして、1名の方が個人的理由をもって離脱しておりまして、現在7名の方で策定委員会を開催させていただいている状況にあります。そういった中で、今、議員のほうからありました、最後までというふうなところでございますが、この間、10 回の策定委員会の中で、当初から神原先生の学習会等々を重ねてきた方々でございますので、そのままの形で、その経験をもとに委員として継続していっていただきたいと考えております。以上です。

再質問 4番 山内彬

〔登壇〕 この策定につきましては、今お答えいただきましたけれども、なられた方も3年間に及ぶ審議をされるわけですから、非常にご苦労も含めて大変だと思います。そこで、町長が5期目に就任した時に、この所信表明含めて、このまちづくり基本条例を四つのタイプで考えていると。その中の一つ、進めたいのは住民自治型条例にしたいと。そういうふうにお答えいただいております。そういう中身で町長の考えている住民自治の形の条例に沿って進めてこられたのかどうか、町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

そのつもりで進めているところです。神原先生からもご助言をいただいているところですけれども、この間、今から 25 年前になりますか、ニセコ町さんから始まっておりますけれども、多くの自治体で名称はさまざまですけれども条例がつくられています。代表的なものについて、まずはちょっと目を通してほしいということで、全部の策定委員さんは、いろいろ渡された先― 54 ―生からの資料、それらに目を通してきたところですけれども、先生のほうから、これから新しくつくる上で、「何か全く新しいものをということではなくて、先行している所の素晴らしいところは、どんどん真似していいんだよ」ということで言われています。そこのところを受け止めて、ただ、その中で何か津別らしさというのは、例えば先生の言葉をお借りすれば、10 あるもののうち、九つは似たようなものであっても、1は何か津別はそういうふうにやるんだというのを、何か特徴が一つほしいという、そういう言われ方をされておりますので、それは策定委員さんの皆さんの頭にも入っているところでありますけれども、それを今、どういうふうな方向にもっていくかというのを話がされているところです。それと、少し時間が延びたのは、この間に、実は私もそうですし、先生もちょっと体調を崩した時期がありまして、そこで委員さんのほうも気を使っていただいたのかなというふうにも思ったりしているところです。ですから、私も復帰しましたけれども、日程もいろいろかち合わなくて、私にあわせなくて全然構いませんからということで、どんどん進めていってくださいということでお話をさせていただいているところです。出られなくても内容については議事録がありますので、それらで承知することができますし、できるだけこれからも参加して、皆さんとともに一緒に進めていきたいというふうに思っています。あわせてこの間、実はご承知のとおりまちづくり懇談会のテーマ、今回二つ、その中の一つに、まちづくり基本条例の策定についてということでお話をさせていただいたんですけれども、まだ案となる情報を皆さんにお示しできないでいることもあって、興味をもっていただいている方は発言の中からよくわかりました。そういうものはやはり必要だよなというお話のほうが多かったように思いますけれども、中には、議会と町長というところの二元代表制でしっかりやれば、あえてこういう条例は必要ないんじゃないかと、そう言われるOBの方もいたりしたわけですけれども。でも、おおむね、やっぱりその条文ができるのを待って、そしてそれに目を通して、また説明してほしいなということでありますので、それに向けて準備を進めていきたいと考えております。

再質問 4番 山内彬

〔登壇〕 この住民自治型の条例ということで、町長はそれを肝に銘じて進めてこられたということをお話しいただきましたけれども、それからすると、11 月、12 月にかけて、まちづくり懇談会でさわりの部分を多分懇談したと思いますけれども、この住民自治型のまちづくり基本条例につきましては、特に重視されるのは、町民と行政が情報を共有して、協力し合いながらまちづくりをやると。そういうのが基本的な住民自治型条例の中身だと思います。これまでの町からの情報の出し方については、どこまで進んでいるのか、何をやっているのか、あまり情報が伝わらないという状況で、これまで去年の3月からやっているんですけれども。できれば、10 回もやったんですけども、これからは、この情報をその都度流して、町民に情報を共有して理解を得るということが重要ではないかなと思います。私どももいろいろ聞かれるんですけれども、話しするものがないんです。どこまでやっているのか、何をやっているのかさっぱりわからないと。そういうことがありますので、もうあと1年しかないので、ぜひともいい条例をつくっていただきたいと思いますけれども。そこを一番大事にして進めていただきたいと思います。この住民の合意を得るということですけれども、このお答えの中では、まちづくり懇談会や意見交換会というご答弁をいただいておりますけれども、通常であれば町長のまちづくり懇談会というのは、来年の 11 月か 12 月になると。切羽詰まってやられるのか、早くまちづくり懇談会をやるのか、それについてお伺いしたいのと、この意見交換会というのは、どういう形でやられるのか、それについてもし具体的に考えがあればお伺いしたいと思います。

答弁 住民企画課長 迫田久

今の、どのような形で町民と合意形成をとるのかというふうなところでございますが、まず、まちづくり懇談会の中でも、これらについてどういう形で町民の意見を吸い上げるんだというようなご意見をいただいているところでございます。それにつきましては、この条例の原案ができたところで、ここにも書かせていただいているとおり、わかりやすい資料をもって、このまちづくり条例だけで町民の皆さんと意見交換会を開いていきたいと考えております。そういったところでご意見をいただきまして、答弁書にあるとおり、それをまた中で揉みまして、― 56 ―また皆さんのほうに返していくというふうなことを考えております。以上です。

答弁 町長 佐藤多一

来年のまちづくり懇談会は、当然のことながら、10 月、11 月で今まではやっていましたけれども、少し早まるというのは当然のことだと思います。情報発信のほうは、私も役場職員から町長になっていますけれども、入職した時から見ると、今は飛躍的に情報発信は多くなっているというふうな認識を持っています。ただ、それを受け止めていただける町民の方というのは、やっぱり興味をもって受け止められる方ももちろんたくさんおられますけれども、やはりこの間見ていて、自分に直接関係のあるものについては非常に興味を持って、さらにもっと情報をというようなことになるんですけれども、自分と直接あまり関わりのないことについては、いくら出していても見ていただけないし、聞いてもいただけないということも随分感じてきたところです。そういう中で、一方で、それでいいのだろうかということも今一度また考えていくというか、この条例の下で。ですから町民、町、そして議会、それぞれがこんな役割を持って、こんな責任を持って、そして、ともにまちづくりをしていくんだと。そういうルールをちゃんとつくっておいたほうが、後々いいのではないかなということの考え方で進んでいるということで、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 山内彬

〔登壇〕 まちづくり懇談会を兼ねた住民説明会を早めるということで、できればあまり遅くならないうちに。これを開かないでやると、最後つまっていきますので、十分な合意形成が得られないのではないかなというふうに思います。そこで意見交換会を先ほどどういう形でやるのかということで、明確なお答えがなかったんですけども、住民自治となると、やはり町に四十幾らの自治会があるんですけれども、やはりその自治会を大事にした形の意見交換会なるものか、説明会なのか、どちらになるかわかりませんけれども、ぜひとも開いて、地域ごとにある自治会の、ある程度合意に向けた説明会を開催していただきたいというふうに思います。― 57 ―それで、最終的に 12 月に町長は任期ぎりぎりに 12 月議会だと思いますけれども、そこにおいて制定したいというお答えになっておりますけれども、12 月、任期ぎりぎりの時に制定する、少し感じるところぎりぎり、切羽詰まっているなと思いますので、できれは前の9月の定例会でもできる形に進めていただければと思います。もう2年幾らも進めているということからすると、あと、詰めの段階しかないのではないかと思います。私の期待するところでは、ほかの町がかなり前からまちづくり条例を既につくっております。津別町は、町長5期目でこれを公約に出したのですけれども、特にそれらしい特徴のあるものかなということで町民は期待しておりますので、そういうふうに一つ、出来れば早い時期から情報を流しながらいいものにしていただきたいと思いますので、再度考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

自治会含めて、当然自治会とも例えば役員の方たちとお話をするだとか、そういう形もいろんな形を計画していかなくてはいけないのかなというふうに、とにかくつくったものをご意見をいただく場所ということですので、それらをしっかりつくっていきたいと思いますし、今のところ、どんな形でというのは明確に定まっていませんけれども、まずはその前に案文、それができないことには話にはなりませんので、そこに全力を挙げていきたいないうふうに思っています。それが順調に進めば、12 月でなくて9月議会というのもあるのかもしれませんけれども、あまりまたどんどん急いで日程ありきというのもちょっとどうかというふうに思いますので、それは、これから鋭意、策定に向けて努力をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 4番 山内彬

〔登壇〕 それでは次、来年 12 月 22 日で町長は任期満了ということで、多分、その前の月の 11 月には町長選挙が行われるかと思います。それで先ほどお答えいただきました、6月議会と考えておりますと。進退について6月議会ではっきりさせるというお答えをいただいたところです。なぜこれを聞いたかというと、私が4年前に、町長が5期目を目指す時に議会で質問をしておりまして、その時には、秋までにというお答えをいただいたので、今回は6月という、はっきりした早い時期に町長の考えを述べられるということでございますので、おそらく早く町長が態度を表明するということは、いろんな意味で町民のほうも安心するのではないかなと思います。

出典:津別町議会 令和7年第8回定例会 2025年12月16日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる