美幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年3月4日
(1)新型コロナウイルスのワクチン接種について/(2)生活保護について
2021年3月4日、美幌町議会の一般質問で、大江道男議員が「新型コロナウイルスのワクチン接種について」「生活保護について」について質問し、町長 平野浩司、民生部長 那須清二、健康推進主幹 大場圭子、福祉主幹 影山俊幸が答弁しました。
- 質問者
- 大江道男 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、民生部長 那須清二、健康推進主幹 大場圭子、福祉主幹 影山俊幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 大江道男
私は、通告しております2項目について、以下質問してまいります。第1は、新型コロナウイルスのワクチン接種についてでございます。1点目は、ワクチン接種につきましては、相当長い期間にわたると思いますが、医師、看護師などの人員確保、接種体制確立の見通しについて、まずお伺いをいたします。2点目は、医療従事者、高齢者、高齢者を除く基礎疾患のある方、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の者、この方々はワクチン接種順位の上位に位置づけられますが、美幌町におけるそれぞれの実数についてお伺いをいたします。3点目は、高齢者につきましては、当初、政府は早くても4月1日以降からの開始と発表していますが、現段階で美幌町の開始時期、接種場所、集団接種、個別接種、入所施設等での接種、自宅接種などについてお伺いをいたします。また、移動困難対象者への対応についても伺います。4点目は、優先接種の対象となる13項目の基礎疾患のある方、BMI30以上の肥満の方の把握方法について伺います。5点目は、クラスター発生の可能性の高い高齢者施設等従事者へのワクチン接種時期について伺います。この点の2項目めは、感染検査の徹底について伺います。国は、高齢者施設、障がい者施設でのPCR等の定期検査実施の一層の取組の推進を要望しております。美幌町でも、クラスター発生防止のため、事業者が行うPCR検査、または国保病院の抗原定量検査に対して、緊急包括支援交付金を活用し、全額補助での実施に踏み込むべきと考えますがいかがでしょうか、伺います。2項目めは、生活保護についてであります。コロナ禍における生活保護の円滑な実施について伺います。新型コロナウイルスの感染が拡大していない状況でも、美幌町内の景気は深刻な落ち込みが続いています。全国各地で解雇、雇い止めが増加する中で、生活保護申請権が脅かされ、生活保護を受けられない事態が後を絶っておりません。厚生労働省は、生活保護の円滑な実施に向けて、昨年来、事務連絡等を次々と発出し、実施機関に対して対応の改善を求めています。このような状況の中、次についてお考えをお聞きいたします。昨年1年間の生活保護実施状況について、過去の状況との比較を含めて、状況を伺います。2点目は、扶養義務者に対する扶養照会の改善、現に住居のない生活困窮者への対応、稼働能力の活用、自動車保有の是非、生命保険等の加入など、弾力的に取り扱われることとなった点について、美幌町での取扱いを伺いたいと存じます。取りあえず、最初の質問でございます。
答弁 町長 平野浩司
大江議員の御質問に答弁いたします。新型コロナウイルス感染防止対策について。初めに、ワクチン接種についてですが、令和3年2月16日付、厚生労働省通知において、国は、予防接種法の規定に基づく新型コロナウイルス感染症に係る臨時の予防接種の接種期間を令和3年2月17日から令和4年2月28日までとし、対象は町内に居住する16歳以上の者と示しました。御質問の1点目、人員確保と接種体制確立の見通しについてでありますが、町では、美幌医師会に御協力をいただき、国の通知に基づき、接種体制について協議を重ねているところであります。接種の体制の詳細が整い次第、町民の皆様にお知らせできるように努めてまいります。御質問の2点目、美幌町における接種対象者でありますが、国では、接種対象者の算定方法を総人口に対して、医療従事者は3%、基礎疾患を有する者、20歳から64歳は6.3%、高齢者施設等の従事者を1.5%としています。美幌町で把握しております人数は、医療従事者686人、令和3年1月1日現在、65歳以上の高齢者は7,107人、基礎疾患のある方は、町での把握が難しいため、国の算定方法に基づいた算出では1,193人、高齢者施設等の従事者は397人、60歳から64歳の者は1,394人となっております。御質問の3点目、美幌町における接種開始時期についてでありますが、国のスケジュールに合わせて準備を進めており、個別接種については、御協力をいただける町内の医療機関で行い、集団接種についてはしゃきっとプラザでの実施を予定しております。介護老人保健施設及び介護老人福祉施設につきましては、施設内で接種できるよう準備を進めてまいります。また、移動困難対象者のうち、訪問診療等を受けている方は、訪問時の接種を想定しております。御質問の4点目、基礎疾患のある方の把握方法につきましては、現時点では本人からの申請により、優先者として接種を受けていただくことを想定しております。御質問の5点目、介護老人保健施設及び介護老人福祉施設等の高齢者施設等従事者への接種時期につきましては、施設入所者と同時に接種を行うことになります。次に、感染検査の徹底のため、事業者が行うPCR検査に対する補助についての御質問でありますが、国からも高齢者施設従事者等の検査の徹底について要請が出されているところであります。高齢者及び障がい者施設におきましては、感染防止対策に努めていただいていることから、当町では、幸いにも感染者は出ていない状況でありますが、クラスター発生防止のためには、検査体制の拡大は重要と認識しているところであります。美幌町では、国保病院及び美幌町PCR検査センターで行政検査を実施しておりますが、行政検査以外の検査拡大は困難な状況にあります。そのため、最近では、検査キットの開発により民間検査機関による検査の実施が可能となったことから、医療従事者、高齢者施設の入居者及び従事者を対象に検査費用の助成を行い、効果的な感染防止対策を実施し、施設でのクラスター防止に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。大きい2点目、生活保護について。コロナ禍における生活保護の円滑な実施についてですが、全国の生活保護受給者数は、リーマンショック以降に急増し、平成27年3月ピークに達した後、減少に転じ、令和2年10月分の概数保護率は1.63%となっております。また、道内における保護率は、令和2年10月数値で2.96%であり、郡部で1.81%、市部が2.45%と、市部での保護率が高い傾向になっており、オホーツク管内の保護率は1.15%と、14振興局中、宗谷、上川に次いで低い保護率となっております。御質問の過去の状況との比較を含めた昨年1年間の生活保護実施状況についてでありますが、本町における平成31年3月末現在の保護世帯数は251世帯、保護率は1.57%であり、令和2年10月数値では、246世帯、1.58%で、ここ数年は大きな変動もなく推移しております。一方、近年の超高齢社会を背景に、今後も高齢者人口の比率増加に伴い、高齢者保護世帯の増加が見込まれると予測されております。2点目の扶養義務者に対する扶養照会の改善、現に住居のない生活困窮者への対応、稼働能力の活用、自動車保有の是非、生命保険等の加入など、弾力的に取り扱われることとなった点についてでありますが、郡部における生活保護の決定機関は北海道であり、オホーツク総合振興局に確認したところ、本町において、新たな弾力的取扱いとして運用された件はありませんでした。本町の役割としましては、相談、書類作成支援、書類進達が主な業務となっておりますが、最初に相談を受ける場合が多く、相談者は、様々な問題や困難とともに、不安や混乱した気持ちを抱えて訪れることから、訴えを傾聴し、何が問題なのかを整理し、書類の進達等、速やかに対応してまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
再質問をしたいと思います。重点的に接種を受ける新型コロナウイルスの接種体制について、基本的には美幌町として三つの診療所、しゃきっとプラザでの集団接種が軸になっていくのだと思います。そして、高齢者施設等については、訪問をして施設内で接種できるような体制が取られていると思うのですが、その基本的な体制についてお伺いしたいと思います。ワクチンの供給そのものが非常に不安定なので、計画が立てにくいということなのだろうと思いますが、仮に潤沢にワクチンが提供されたことを想定した場合に、1週間当たり、それぞれの診療所での個別接種、あるいは、しゃきっとプラザで週末に集団接種を行うということなのですが、そこでの接種数の見込みはどういうような展開になるのか、想定数でお示しをいただければと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまのワクチンの接種の予定ということですけれども、現在想定しておりますのは、まず町立病院の国保病院で個別接種を行い、美幌医師会所属の各医療機関において個別接種をしていただきたいというお話をしているところでございます。その接種の数ですけれども、詳細は今後詰めていかなければならないのですが、今、お聞きしているのは、診療所は今のところ4か所に内諾をいただいておりまして、1か所当たり、1週間で約90人ほどを受ける体制ということで考えてございます。集団接種につきましては、仮に日曜日の1日とした場合なのですけれども、1日当たり約200回分、200人分の接種を予定しているところでございます。よろしくお願いいたします。
答弁 健康推進主幹 大場圭子
ただいまの御質問にお答えいたします。ワクチン接種の実施医療機関につきましては、病院が2か所、診療所が4か所ということで、町内では全部で6か所で接種を行うことになります。今、1日にできる接種数等については、医療機関と調整中ですが、今のところ、1日当たり90人程度ということで、1週間では450人という試算をしながら実施体制の協議を進めているところです。集団接種につきましては、休日の日曜日に接種することを医師会と協議しているところでありまして、1回当たり230人程度の接種を見込んで調整を進めているところです。ワクチンのめどにつきましては、国からいろいろと情報が出されているところであります。3月1日付の直近の通知では、4月26日の週には全市町村に1箱ということで、ワクチンで言うと195本、975回分のワクチンを配送する予定であるという通知が出されました。美幌町におきましては、ワクチンの納品日が決まり次第、高齢者の方に案内を送付して、実施できるよう準備を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
順調に進めば、集団接種が26回と計算されているようですので、26週で必要な方々の接種がおおむね終わると考えてよろしいのでしょうか。
答弁 健康推進主幹 大場圭子
現在の段階では、そのような考えで調整を進めているところであります。
再質問 3番 大江道男
認知症や障がいを持っている、あるいは非常に高齢で移動が困難など、訪問診療等を受けている方々については、具体的にどのような対応を検討されているのでしょうか。それは安心できる、大丈夫という状況にあるのでしょうか。
答弁 健康推進主幹 大場圭子
ただいまの御質問にお答えいたします。訪問診療等を受けていらっしゃる方についてですが、医師会と協議を重ねる中で、往診を受けている方は、インフルエンザのときもそうしているように、家庭での接種をお願いしていく予定です。そのほかに、移送サービスを使われている方は、そういうサービスを使っていただきながら接種会場に移動していただくと。やはり、町として、どのような困難な状況があるのかということを把握し切れていない現状にあります。接種に来ることが困難である方につきましては、様々な地域の方のご協力をいただきながら、その状況に応じてできる対応を協議してまいりたいと考えておりますので、地域の民生委員の皆様や介護職員の方に必要な情報をお伝えしながら、接種を希望する方が接種できるような体制を、行政の中でもできる範囲で実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
材料が十分そろっていない状況の下で、しかも情報がなかなか入らない状況の中で計画を立てるので、担当している役場とか、その中の担当部局としては非常に頭を痛めている状況は推察できます。頑張っていただきたいと思います。ただ、もう一つ感じておりますのは、医師や看護師や役場の職員の方々は、この間、26週にわたって、ほとんど休みなく働かざるを得ない、従事せざるを得ないと思うのですが、現状の体制の中で、町民の協力を求めざるを得ないという状況はないのでしょうか。例えば、試験的に先行してやっているところでは、ボランティアの必要性ということも指摘されているのですが、美幌町では大丈夫ですという状況なのか、それとも、一般町民のボランティア的な協力は避けられないという場面はあるのでしょうか。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますけれども、まずは全役場を挙げて、その中で対応を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
いまだかつて取り組んだことのない、基本的に16歳以上の全町民を分母とした取組になります。もちろん、強制ではありませんので、受けたくないという方々が一定数出るのは当然ですけれども、町民が手を挙げたときには遺漏なく接種ができるということを想定されていると思います。先ほど、一部は推計値でしたが、重点的に接種を受ける方の実数を確認しました。問題は、それ以外の16歳以上の全町民ということになると、本当に膨大な数字になってまいります。知らせること、希望をしっかり調整すること、あるいは出かけていかなければワクチン接種ができないということもありますので、その点については、ぜひ緊張感を持って進めていただければと思います。次の点に移りたいと思います。介護老人保健施設及び介護老人福祉施設等の高齢者施設従事者への接種については、施設入所者と同時に接種を行うということであります。この対象施設は幾つもあるのだろうと思うのですが、高齢者というくくりからいけば、相当早い段階の接種になるのだろうと思うのですけれども、これを実施するに当たっての課題はありますか。
答弁 健康推進主幹 大場圭子
ただいまの御質問でありますが、介護老人保健施設につきましては、施設内で実施するということで、今後、具体的な協議に入るところですが、入所者数はそれぞれ100名程度いらっしゃるということで、従事者も同等数以上の方がいらっしゃることを想定しております。体制を検討していく上で、ワクチンの納入がどれくらいあるかが一番難しい点となっておりますので、ワクチンの納品状況を確認しながら、どれくらいずつ接種をしていけるのか、施設と協議しながら、医師会の協力もいただきながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
全体に関わる問題ですが、1瓶から6回取るということで対象人員をあらかじめ割り当てていくことになっていると思いますけれども、端数が出た場合の処理についてはどうなるのか。最近は、うんと低温にしなければならないということでもなさそうだということですが、町民からすれば、手を挙げれば余った分を早く接種してもらえるのだろうかということですが、残余の取扱いについてはどのようにされるのでしょうか。
答弁 健康推進主幹 大場圭子
ワクチンの残余についての御質問ですが、ワクチン接種の予約につきましては、コールセンターに委託をする予定でおりまして、ワクチンの納入に見合った予約数を取る予定をしております。その中で残余が出た場合には、どういう体制を取ればワクチンを無駄にせずに接種できるのか、集団接種の場合であれば希望する方がすぐに来て接種ができる体制を考えるのか、そういうことが起きない体制をどう取るのか、職員を動員するのか、それはいろいろな工夫があるかと思いますが、ワクチンが無駄にならないような、接種体制も含めた詳細については、今後検討していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
ワクチンの供給がどうなるのか、現状では非常に不確定要素を持っていて、円滑な接種の状況については、どなたも大丈夫だとは言えない状況の中で進められるということで、そこは神経をとがらせながら実施していただきたいと、期待を込めて申し上げたいと思います。そこで、これはワクチン接種に全く関係がないわけではないのですが、必要なところにPCR検査を行うということの質問をしたいと思います。第1回目の答弁で、PCR検査に対する補助については、民間の検査機関による検査を前提として、医療従事者、高齢者施設の入所者及び従事者を対象に行うということで、取りあえずほっとしております。ワクチン接種の目的は、接種した本人が感染する可能性はあるが重症化しない、発症を防ぐということで、一定の数値も出されているわけです。しかし、コロナウイルスを他人に感染させる可能性については知見が得られていないということなので、大変大事な取組になるのではないかと思っています。私どものしんぶん赤旗の調査が先月12日付で行っているのですが、全国18都府県で、高齢者施設などの社会的検査を開始するということです。今後、実施計画があるという7県を含めれば25の都府県ですから、47分の25となります。これは、いずれも3月中にという国の方針に基づいているのですが、高齢者施設などでの検査が一斉に始まります。そこで、私は幾つか調べてみたのですが、例えば、札幌市では、3月から高齢者施設、障がい者支援施設、療養病床がある医療機関など、合計580か所で、4万2,200人を対象にして、月1回のPCR検査を半年間行うことを決めたようでございます。PCR検査は、いろいろな説があるのですが、一般的には繰り返し実施する必要があると言われています。美幌町にも高齢者施設は幾つもありますので、対象となる施設等は具体的にどこなのか、また、検査はどういう間隔で行われるのか、期間的にはいつ頃までやられるのか、このことについて再度お聞きしたいと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますけれども、高齢者施設の従業者の検査の徹底についてということで、厚生労働省からも通知が来てございます。それを基に、町といたしましても、町内の高齢者入所施設、具体的には介護老人福祉施設、介護老人保健施設、そのほか、グループホーム等、障がい関係の入所施設等を対象と現在考えてございます。対象者については、従業員、入所者ということですが、例えば、新規に入所する方や、従業員であれば町外に行ってこられた方も対象とするほか、施設として検査したいという場合は、最初の答弁で申し上げました民間の検査キットを考えております。施設側が自分たちでキットを購入して検査をし、その費用を町として助成してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
PCR検査は、高齢者施設等では、反復、継続してやらざるを得ない状況にあると思うのですが、どのぐらいの間隔で、どれくらいの期間でやる予定なのかをお聞きします。あわせて、検査は1人につき1検体でやる方法ももちろんありますが、国でも、一般的にはプール方式の検査が結果的には安上がりになるということです。現段階では、4検体をプールして費用を4分の1程度にすることができているということで、実施例も幾つもあるのですが、町としては、もちろん創生臨時交付金を当てにしてやるのだと思いますが、限りがあるということから、できるだけ費用の節約が求められているので、プール方式についても検討されていると思うのですが、その辺の状況について、もし固まっているのであればお示しをいただきたいのです。あわせて、従来、検査の精度を高めるためには、唾液では駄目だという時代がありましたが、今日では、他人へのくしゃみなどでの接触も避けられるし、精度はより高いということで、いろいろな研究者の中から、唾液で安全に検体を取れるということで、唾液を使ってやるべきだという見解が主流になってきているということで、取り方などについても、既に明らかになっているのであればお示しいただきたいと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの検査の間隔についてですけれども、今考えておりますのは、強制的に毎月1回ということではなくて、施設側が必要と判断して実施した検査に対して助成をしてまいりたいと考えております。また、検査方法につきましても、国ではプール方式を補助の対象にしてもいいという通知があったところですけれども、今考えておりますのは、民間の検査キットによる検査を考えておりますので、あくまでも1人1検体での検査を考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
高齢者施設等の希望がどういう状況になるのかということも、もしかしたらこれからなのかと思いますが、国で示しているもので言えば、特別養護老人ホームや、美幌町にはありませんけれども、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、あるいは介護老人保健施設、認知症グループホーム、サ高住も美幌はないと思いますが、結構広い範囲で認められています。それに加えて、美幌町としては、医療機関についても対象とするということなので、いつをめどにこの制度がスタートできるのかということも含めて、現状で構想されている高齢者施設、医療施設も含めたPCR検査徹底の始まりはおよそいつ頃と想定されているのか、お示しいただきたいと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの検査の開始時期ですけれども、新年度からと考えてございますので、新年度の早期に検査できるように進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 3番 大江道男
コロナウイルスワクチンの全町民といいますか、16歳以上を対象とした接種と、美幌町としては初めて、医療従事者、高齢者施設等の入所者を含む従事者への検査が始まるということです。今のところ、発症の事例は出ていない町ですから、今後の安全の大きな担保が取れると思いますので、大変な状況だとは思いますが、ぜひ積極的に進めていただきたいということを申し上げて、次に移りたいと思います。コロナ禍における生活保護の実施状況については、最初の答弁で、美幌町は例年の趨勢で推移しているということだと思いますが、私はそのことを危惧しています。国が全国民に対して一律の給付金を考えたり、飲食店などをターゲットにして協力金を出すということで、景気の落ち込みも大変ですし、大量の失業者も出ている状況の中で、国もようやく重い腰を上げて、厚生労働省のホームページで、生活保護の申請は国民の権利です、生活の保障のために生活保護を活用してくださいと呼びかけたり、通知も出されたりしています。答弁の中で、確かに美幌町は実施機関ではなくて、決定するのは北海道であり、オホーツク総合振興局ですが、北海道でもし変わっているとすれば、昨夜、北海道のホームページで見たところ、扶養義務者に対する調査については変わったと思います。扶養を期待できる方に対して、その扶養能力を調査することとされていますというところが少し変わったと思います。どこが変わったのかと見ていたのですが、せいぜいそれくらいで、オホーツク総合振興局のホームページにはこの部分が一切ないのです。厚生労働省は、都道府県や政令指定都市などに対して、このような取扱いをしなさいと言っているのですけれども、肝心の国民には何が何だか分からないということなのです。従来から、生活保護の申請をすると、親や兄弟、おじさん、おばさんも含めて、あなたは面倒を見られないのかという通知が行くので、恥ずかしくてとても申請できないとか、車を処分しなければ生活保護を受けられないから、とても大変で苦しくても生活保護の申請はしないとか、生命保険を解約しないと受けられないなどで、やはり踏み切れないという例がずっとあるのです。そういう現場に対して、厚生労働省の連絡文書は、申請をためらう状況にある人たちには届かないという中身となっています。窓口は美幌町役場なので、多分、見ておられると思いますが、いかがでしょうか。これをもって、国民の権利として、大変なときには生活保護を受けようという気になるのでしょうか。いかがですか。
答弁 福祉主幹 影山俊幸
ただいまの御質問でございますけれども、議員がおっしゃったように、町は相談窓口ということで、オホーツク総合振興局の指示に基づきまして、相談を受けましたら、振興局に確認しながら対応してまいります。また、相談票も振興局の様式に基づいて記載しながら、不明な部分を整理して、他の制度を活用できなければ生活保護の準備ということで、申請書類などをそろえて事務手続を進めているわけでございます。今回、コロナ禍という中で、令和2年4月から2月までの分でありますけれども、申請数が14件ございました。お話を聞かせていただいて申請している状況でありますが、そちらの対象にならなかった部分につきましては、収入状況とか、従来の形で取り扱わせていただいた後、対象とならなかった、もしくは本人が申請を取りやめたということがございまして、コロナ禍において保護の対象となり開始された方は、振興局に確認したところ、いなかったということです。議員がおっしゃるように、厚労省からの通知が北海道にも届いていることは確認しておりますし、そちらの運用はほとんどが従前も取扱いされてきたという内容でございまして、それ以外の新たに追加された部分についても確認させていただきまして、車の所有期間の延長などですが、そういった対象はなかったということで、生活保護の相談にお越しくださる町民に対しましては、安心と言い切れるかどうかは難しいのですけれども、まずはご相談いただける状況をつくっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
再質問 3番 大江道男
時間がもうありませんので、申請に行くことがためらわれる状況に置かれている人たちに対して、令和3年1月29日の事務連絡は、今までも連絡しているけれども、より徹底してほしいということで、言ってみれば再三の通知です。その中身は、稼働能力の活用についても機械的にしない、あるいは自動車の保有についても、一時的な収入の減少で必ず必要とされるような状況が想定されれば持っていてもいいですよと、保険の取扱いについても同様のものがあります。今までは、働く能力があるのだから働きなさいということで、窓口で帰されることが結構ありました。美幌町でという意味ではないです。そういう状況の下で、こんなにつらい思いをするのであれば行かないと諦めている方が、美幌町を含めてオホーツク管内全域に基本的に存在しているのだと思います。私は、できるだけ多くの方にこの中身を分かってもらうということが必要だと思いますので、何かの方法でPRできないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、国からも、再度、そういった保護に該当するようなときにはきちんと説明をしなさい、不適切な対応をしないようにという通知がございますので、町といたしましても、今後ともその辺をしっかり周知しながら、そして、民生委員等も通じて住民に不利益がないように周知してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。