美幌町議会 令和6年第6回定例会 2024年9月12日
(1)米の品薄について/(2)自治会について/(3)ドッグランの設置について
2024年9月12日、美幌町議会の一般質問で、大江道男議員が「米の品薄について」「自治会について」「ドッグランの設置について」について質問し、町長 平野浩司、町民生活部長 関弘法が答弁しました。
- 質問者
- 大江道男 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、町民生活部長 関弘法
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 大江道男
私は、既に通告をしております3点について、以下、質問を行います。1点目は、米の品薄についてでございます。今年の夏、全国的な米の品薄問題がマスコミで報道されて以来、美幌町内のスーパーにおいても、入荷待ち、入荷日は未定など購入が困難な状況となっており、弁当が作れない、献立の見通しが立たないなどの不安とともに、業者による売り惜しみ、小売価格のつり上げなどのうわさが広がる状況となっています。これらのことから、次の3点について質問いたします。一つ目、美幌町内における米の品薄状況の実態把握について、二つ目、米の品薄状況の解消のめどについて、三つ目、町としての緊急対応策についてであります。2点目は、自治会について伺います。自治会解散への対応についてであります。美幌町においても、今年の春、自治会の解散がありましたが、全国的に地縁組織の自治会・町内会の減少が広がっておりまして、高齢化、役員の成り手がいないなどの理由により、自治会存続に黄色信号が灯る状況となっています。美幌町の自治会は孤独死をなくすための見回り活動、花植栽でまちを美化する自治会活動などが全国的に評価されておりまして、災害時の避難訓練においても自治会が重要な役割を担っているところであります。自治会の解散が広がる可能性に対して、町はどのように対応してきたのか、また、今後どのように対応していくのか、町長の見解を伺いたいと思います。3点目は、ドッグランの設置についてであります。中心市街地へのドッグラン設置についてであります。動物の愛護及び管理に関する法律、動物愛護法でありますが、施行以来、人間と犬とが共に生きていける社会を目指すとの観点から、都市部を中心として、中心市街地にドッグランが設置されてきています。美幌町では、市街地にある公園に「犬のふん尿は禁止」との看板が建てられ、犬の散歩や運動がしづらい状況が今日でも続いております。早急に人間と犬との共生、賑わいあるまちづくりの両面から、中心市街地へのドッグランの設置が求められていると思うわけであります。これまで何人もの議員からドッグランの設置を求める声がこの場でも出されていますが、ふん尿禁止を理由に、まちなかから犬を締め出している町の姿勢を根本から変えていく必要に迫られていると思いますけれども、町の考えをお伺いします。以上、お聞きします。
答弁 町長 平野浩司
大江議員の御質問に答弁いたします。初めに、米の品薄について。米の不足は、令和5年産米の需要が堅調に推移したことなどを背景に、記録的な夏の暑さによる高温障害、水不足による影響のほか、台風や西日本及び関東甲信地方で発生した地震の影響で、買い込み需要が生じているとされています。新米が流通され始めたものの、購入制限や価格の高騰等、主食たる米について購入しにくくなっている現状であると認識しております。御質問の1点目、美幌町内における米の品薄状況の実態把握についてですが、町内のスーパーにおいては、8月下旬頃から品薄状況が目立ってきており、価格についても上昇傾向にあると把握しております。御質問の2点目、米の品薄状況の解消のめどについてですが、農林水産省によれば、千葉県産や茨城県産の新米は既に流通が始まっており、今後は東北地方や北海道産の出荷も本格化していくため、品薄状況は順次解消する見通しとし、9月末には解消するとしています。また、店頭に米が並び始めると、消費者の不安が解消され、買い込み需要の集中も落ち着いてくるため、価格も落ち着いてくると見込まれております。御質問の3点目、町としての緊急対応策についてですが、国の供給見込を鑑み、現時点においては、特に対応策は考えておりませんが、今後の流通や供給状況を注視してまいりたいと考えております。次に、自治会についてですが、自治会の活動が活発に行われることは、住民同士が助け合い、そして連帯感を強め、さらなる繋がりを深めていくための契機となり、現状の地域コミュニティーにおいては、重要な役割を担っていると考えております。しかしながら、少子高齢化やライフスタイルの変化など、地域を取り巻く環境の変化を背景に、自治会活動の維持に様々な課題を持つ地域があることも認識しているところであります。このような中、これまで町では、自治会活動の活性化のため、活動に必要な経費の一部を補助することで、活動の負担を軽減するなどの財政的支援をはじめ、地域の課題解決に向けた協働事業の推進や、災害時に備えた強化のための支援、また自治会活動の重要性を改めて認識していただけるよう、広報紙での特集記事の掲載などを通じ、自治会の役割やメリットについて、積極的に情報発信を行ってまいりました。さらには、役場窓口等における様々な加入促進に向けた取組を行っているほか、地域別の定期的な意見交換会の実施などについても行っているところであります。今後におきましても、安心して暮らせる、安全で住みよいまちづくりを推進するために、将来に向けて、地域の住民で組織する一定のコミュニティーについては、維持されていくことが望ましいと考えております。そして、地域の活動は、何より地域住民の皆さんの力で成り立っています。住民一人ひとりが、地域の一員として、積極的に地域の活動に参加し、温かい地域社会づくりに貢献していただけることが最も大切なことではないかと考えております。町としましても、持続可能な地域コミュニティーの在り方について、これまでの形にとらわれず、組織形成や活動の多様化も念頭に、住民一人ひとりが自分らしく、緩やかなつながりを持った形で、地域に関われるような仕組みを構築していくことが必要と考えており、引き続き、地域コミュニティーの維持・発展に努め、住民が安心して暮らせるまちづくりを目指し、各地域と連携の上、共に地域課題の解決に向けた取組を推進してまいりたいと考えております。次に、ドッグランの設置について。ドッグランの設置についてでありますが、道内におけるドッグランの設置状況につきましては、正確な数は把握できておりませんが、道の駅などの公設施設のほか、民間施設についても、その多くは商業施設やドッグカフェ、農場などに併設されております。一方、犬の飼育・管理等につきましては、北海道動物の愛護及び管理に関する条例において「ふん等の汚物を適正に処理し、公園、道路等を汚染しないようにすること」や、また、住宅地における犬猫の飼養に関する国のガイドラインにおいても「散歩のときは必ず処理袋を携行し、ふんは自宅に持ち帰って処理すること」「場所によっては排尿の跡を水で洗い流すなどの配慮をすること」「日ごろから、自宅で排泄を済ませてから散歩に行くような習慣をつけること」と規定されております。町としましては、国や北海道の規定に基づく内容を踏まえ、多くの方が気持ちよく公園を利用していただけるよう、市街地にある公園に「犬のふん尿は禁止」とする看板を立て、飼い主に周知しているところです。ドッグラン整備につきましては、伝染病の予防注射や1年以内のワクチン接種の確認のほか、毎日の施設点検など、合理的な管理運営体制を整えることが重要と考えているところであります。さらに、施設整備の検討に当たっては、一般利用者とのすみ分けが必要であることから、中心市街地に整備するためには、一定程度の面積が必要であり、併せて公共機関が施設整備と管理運営を行うべきかも含めて判断する必要があるため、引き続き検討してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 11番 大江道男
順次、再質問を行っていきたいと思います。一つは、米の品薄についてであります。答弁にもありますが、私も2週間以上前から、しょっちゅうスーパーに様子を伺いに行っています。行くたびに米はありません。その都度、店員さんに「いつ入るのですか」と伺うのですが「分かりません」と。早朝に行ったら、手に入るのかということも聞きました。というのは、私の知り合いが、手に入らないのだということなので、どの時間に行けばいいのかと思ったのです。けれども、店にすると、予定を言ってしまえば、行列が出来てしまうということもあるのかなと思うのですが、要は、品物がないという状況で、入荷待ちという状況です。私の知り合いの弁当屋さんから電話が来ました。予約が入っているのだけれど、出す米がないということでした。私のところに5キロありましたので、すぐ食べる予定の米なのですけれども、私は代用食も経験した世代でありますから。私の友達にも、米はないかと連絡をして、5キロなら何とか都合つくということで、計10キロ、都合をつけました。聞きましたら、業者からの購入契約はしていないのだと。何でかというと、一番安いのはスーパーなので、そこから買い求めてきたと。ところが、スーパーで手に入らないと。長く美幌町に住んでいるので、業者の知り合いももちろんいるのだけれど、新規のお客は取れないということで、どうにもならないというのが、その時点の話でした。よその町も含めて、あらゆるつてで手に入れようとしているという話が示すように、業者にとっても、これは大変な問題だなと思います。現在に至るも見通しが立たないと。答弁書を見ますと、そこまで慌てることではないということですが、これは政府の見解と同じなのですよね。それ以上のことはなかなか言えないということですが、私は、少し調べてみました。そうすると、この春の段階、6月の段階から、米の品不足が起こるということは、歴然としていたのですね。6月に農水省が発表している今年の米の消費予想、702万トンです。それに対して、昨年の収穫量、661万トンということで、春の段階から41万トン不足すると。これは公式見解ですよ。けれど、報道しないのですね、このようなことは。したがって、事情を知っている業者は、当然、品薄になるということで、手を打っている。手を打っている状況については、美幌は米どころではないので分からないのですけれど、全国の産地の状況では、春の段階から米がないかということで、業者が買占めしており、今年の夏は大変だと。このような状況は、関係者は知っている、知らないのは国民だけと、このような状況です。では、手が打てなかったのかといいますと、同じ6月の時点で、政府の備蓄量は91万トンです。91万トンに対して、不足する41万トンを十二分に賄うことができるにもかかわらずやらない。そのようなことに神経は向けない。7月の末、8月にかけて、私どもの党として、国会議員を先頭にして、備蓄米を放出しろ、大変な事態になる、あるいはなっていると。これに対して、一切応じない。このような中から発生している米のいわゆる品薄問題ですよ。私は、ここに根本的な問題があると。ずーっと日本の米が余っている、余っている、余っているということで、減反を現場には強いて、その結果、災害が発生したから、突然米が不足してきているということでは全くないと。このようなことのために、買占めなども含めて品不足が起きている状況に対して、やはり自治体としては、政府に物を申していくということが必要になっていると、私は思います。町長、その点で、今の状況をもう少し深刻に受け止めて、根本的には国の姿勢を改めると。率直に言いますと、政権で党首を選ぶために、あれだけ騒ぐのであれば、全国の米の品薄問題にきちんと対応してはどうだと、個人的には思うのです。さすがに、町長はそう言えないと思いますけれども、このような状況を含めてつくられている品不足に対する国の対応策は、自治体の首長としては納得いかないよということを申し上げる必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
米の品薄状況については、私も気づいてはおりました。ただ、実態として、現状としてここまでないのかという部分については、ちょっと驚きがあります。言うならば、スーパーとか小売りの部分以外については、例えば特養とか、私どもであれば町立病院、それから療育園等では、いろいろお聞きした中において、米については、当面というよりもきちんとルートもあるし、困ってはいないというお話をいただきました。私もスーパーを見て、お一人というよりも1家族、要は少しでも多くの方々が手に入るような表示をしていて、少しでも多くの方に米を購入していただくという形でやっていると思っています。今、大江議員がおっしゃった部分についても、大江議員が属されている党のユーチューブとかを見て、今の言う論理は、いろいろ丁寧に訴えられておりました。なかなか私どもとしてはというよりも、私としては、今、農水省が発表している数値、それから、国が発表している動向を見た中で、それを受け止めるというか、そのような方法しかないと私は思っております。ですが、今おっしゃられたように、現実として、ないことに対してどうするかと。実際には、例えば一般の人たちもそうですし、子供食堂などをやっている方々に対して、代表なのですけれどお話をお聞きすると、9月まではめどというか、在庫があるけれども、10月はめどが立っていないと。物が少ないとかそのようなことを考えたときに、常に国は、市場に介入しないとは言っていますけれども、調整する必要性は国にあると思っておりますし、実際に在庫が91万トン、国はおおむね100万トンを保持したいと言いながら、今91万トンある中において、そのようなお米の放出等を含めてやるべきでないかなと、私としては思っている状況であります。
再質問 11番 大江道男
主食の米の問題なので、やはり重視していく必要があると。副食ではないのですよね。今朝の道新、読者の欄に「政府の米不足、米政策見直しを図れ」という投稿が載っていますが、国民が今どのような状況にあるかということも併せて考える必要があるのではないかと。今年、あらゆる物価が上がっていますよね。大変なのです。その中で、米の値段が急速に上がっている。町の消費者協会にお伺いしたのですけれど、公式な統計はとっていないが、会員からの声はいろいろ聞きますよと。中には5割上がっているという声もあるということで、大変な事態だと。一つ、これも今朝の記事で見たのですけれど、庶民の生活をはかる物差しらしいですが、カレーライス価格というものが10日に発表されているのです。帝国データバンクが発表したものです。非常に参考になりますが、4か月連続して値上がりだよという状況の中で、米の値上がりが大変響いている。1年前と比べて44円、15%の値上がりになっていると。8月はさらに上がる。1食350円を突破するだろうということで、17%以上の値上がりになります。9月はもっと上がるよということで、やはり庶民の暮らしの一番、何と言うのでしょうか、分かりやすい指標でないかと思います。町民の暮らしが大変脅かされてきている。そこで、振り返ってみる必要があると思いますが、今年6月に、物価の値上がりに追いつくだけの年金の引上げをしてくれという意見書を美幌町も採択いたしました。この年金生活者は、どこからも収入がない中で、下がっていく年金の中で暮らしていかなければならない。2013年以来、実質7.3%の目減りをしているという状況ですよね。あるいは、30年ほど前からの全労働者の賃金が出されていますが、実質16.5%下がっているのですね。この中で主食の値段がどんどん上がっているということを考えたときに、この国の政府は、誰のために仕事をしているのかということを、如実に表しているのだと思います。本当に大変な事態に国民が追い込まれているのに、友達は話をするたび、備蓄米があるでしょうと、必ず口にします。だから、いまだに手を打とうとしない、別な目的には、まっしぐらにかけている政権党を持つ我々としては、もっともっとこのような実態について目を向けていく必要があると思います。美幌町で働く多くの労働者は、大企業ではないので、もっと深刻な状況にあるのではないかと。そこに、主食の米の品薄と米の値段が上がっているということなので、一般質問で取上げたところです。町長、このような悲鳴が上がっている、何とかしなければならない、消費者だけでなくて業者も大変だよという状況をなお腹において、対応策をぜひお考えいただきたい。簡単に、9月中には改善するとはならない問題だと思います。いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、国のことも含めていろいろお話を伺いました。私もいろいろ新聞を見せていただいた中で、先ほど備蓄米の話をさせていただいたのは、たまたま議員が属する党で、備蓄米を活用せよという記事が大きくあったものですから、私は、それはそれで一理あるなということで、私の思いをお話した状況であります。確かに、今の国の進み方と実際にこの地域、地方との差はあるよという部分は理解します。このような表現が適正かどうか分かりませんけれど、地方政府、地方自治体を預かっている人間としては何ができるかというと、その地域がそれにおいてどうしていくかということ、要は、今の物価高騰を含めて、何か地域がということは、非常に難しい部分であると思っています。ただ、立場として、大江議員がおっしゃったように、私だけではなくて、それは首長として、また、皆様方であれば、大江議員を含めた議員の方々が、これはおかしいよということ、それから具体的にこうすべきということは、伝えることができるのかなと思っております。今回、米の供給と、米が供給されたとしても、お米の値段が上がって供給されるという見通しは、皆さん同じ認識を持っています。物価高騰という大きな一つのベースを考えた場合には、お米はその中の内数ということで捉えて、ある意味では、お米の供給、それから物価高騰、それはお米も含めてということをしっかり分けて考えて、そのようなチャンスがあれば、国にしっかり発言していきたいという考えを私は持っております。
再質問 11番 大江道男
時間の関係がありますので、次に移りたいと思います。最初の米の品薄問題、なかなか大きな課題になるのだろうと思いますが、しっかり対応していただければということを申し上げて、次に移りたいと思います。自治会解散への対応についてであります。全国的には、高齢などを理由として、自治会がどんどんどんどん解散している。どんどんという率かどうかはとにかく置いておいて、自治会の解散が結構広がっているということで、改めて、自治会に注目をしております。私も、今月いっぱいで班長の任は解かれるということで、ほっとしているところであります。特に、町長は長い間、自治会の総務部長をされておりまして、苦労されているということはよく存じ上げているのですが、今年の春、自治会が解散したということで、足元の問題として見ざるを得ないなと思います。ある町では、自治会の会長さんに対してアンケートをとっていると。このように公表もされているので見ましたが、我が町の自治基本条例、私も策定の際に関わった一員として、行政と議会があるのだけれど、町民の役割は非常に大きいですよということで、町民を含めた3者によるまちづくりをしていこうと今、美幌町は頑張ってきているのですよね。町民といっても、特定の個人ではないのだと思うのです。町民を体現する最も大きな組織は、地縁組織の自治会なのだと思うのですよね。それが大変だという状況を見たときに、やはり大きな議論を我が町でもしていく必要があるのではないかと思います。全国的には加入率も相当、3分の1程度の住民しか入っていないという自治会もたくさんあるようです。我が町は、3分の2はちょっと超えているのですけれど、年々加入率は下がってきているという状況です。自治会の意思イコール町民の意思とは言い切れない時代を迎えるのではないかとも思います。それと、町からの資料を見せていただきましたが、地域地域の高齢化率、65歳以上とか75歳以上ということで若干は違いますが、それでも4割以上が65歳以上。中には、5割を超えている区域というのもあるという状況を見たときに、いずれ10年後、あるいは20年後、大きくこの町も変わっていくのだろうと思います。これらを視野に入れて、加入率も減ってきている自治会に対する行政としての取組が今、求められてきているのではないかと思いますが、町長いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今回、答弁を書かせてというか、先ほど答弁させていただきました。繰り返しになりますけれど、答弁させていただいたこと、要は、私どもは、地域の住民の方々が地域コミュニティーをどうつくっていくかということをお助けする立場、これは大切なことだと私は思うのですね。ですから、あくまでも主体は住民であり、住民たちがどう考えていくかという関わりを持ってあげられること。それから、私どもは行政という形で、役場の組織で考えますと、ある意味では、役場の組織ということから一つ外れれば、実は、地域の住民であり、役場職員である。このことも、地域のコミュニティーを継続とは言いませんけれども、時代とともに見直しも含めてやらなければいけない、いちメンバーでもあるということを職員にはお話しさせていただいております。先ほど大江議員から、これからの時代において、自治会の意思が全てではないという話がありました。自治会ありきという概念を外れて、地域でどのような形が今の時代に合ってできるか、それから、どうしてもベースになるのは人と人とのつながり、先ほどの地縁という言葉は、僕はあまり好きではないのですけれども、人と人とのつながり、関わりをどう維持するかというか。そこに関わる努力、それからアドバイスというと語弊はあるのですけれども、協力していく必要があると思っております。
再質問 11番 大江道男
いずれ時代が進んで、その地域地域の住民を代表するような組織、自治会がくしの歯が欠けたような形になっていくとなることを、極力避ける取組が必要なのだろうと思います。簡単ではないのだろうと思うのですね。自治会、町内会がない地方、特に地方を考えた場合、そのような点で一つ、私は、それぞれの町が住民に対して自治会をPRするという取組で、よその町に学ぶべきところが結構あるのではないかとも思っています。これは、ある町のホームページで、町内会ハンドブック、町内会連合会が出しているものをそのまま町のホームページに載せているのですね。ここまではいかないですけれども、管内3市だとか、例えば札幌市だとか、主なところを見ましたところ、町内会の役割について、結構1ページで終わっているところもありますが、2ページ、3ページ載せていると。今、多くの若い世代で、町内会はなかなか分からないという状況が、もう一方では進んでいるのだと思うのですね。これから町内会などを背負っていく世代の人たちに、その役割だとか、積極的な意味合いだとか、そのようなものをもう少し知らせる努力が必要なのではないかと。昭和60年代には、美幌町も何割ですか、昭和62年の加入率で85.6%、このぐらい高いのであれば、黙っていても自治会の存在は目に見えてきますけれど、今、67.1%という加入率の状況では、うんと低いところは5割を切っているところも出てくるのだろうなと思うのですね。そうすると、住んではいるけれど、自治会の役目が分からないと。自治会は、行政の役割を相当担って、果たしているのだなと思うのですが、その受皿がなくなると、行政としては、広報の配布問題からして、大変だと思うのですね。災害のときに、ではどうするのということについても、支援する受皿がないということがあります。一つは、町のホームページにアクセスしたら、町内会の役目が一目瞭然に分かる、非常に積極的な意味があるのだなということが分かるような仕組みについても、ぜひ検討していただければと思います。まだ公然化していませんけれど、高齢によって役員の成り手がいないという声は、漏れ聞こえてくるのですよね。このような状況をどうするかということで、自治会に代わる組織をどうするかということも、一方では考えなければならない。だとしても、ある組織を延命させる、あるいは機能を果たさせるという点で、ぜひ、より一層力を入れていただければと思います。あわせて、今春、解散しました自治会。そのことで、大きな弊害が起きていないのかどうか、これは聞かせていただければと思います。
答弁 町民生活部長 関弘法
今回の自治会解散ということで、地域には、大きな変化を及ぼすことではあるのだろうと認識してございます。今回、自治会の解散というお話に伴いまして、部局間でも様々な課題の整理だとか、情報の共有、今後の方針等についても、部局長会議等におきまして、整理させていただいたというところでございます。ただいまハンドブック等のお話もございました。そして、今後の若者世代の加入といいますか、そのような参画の課題もいただいたところでございます。その中では、確かに、自治会というものはこうあるべき、こうしなさいという画一的な考え方ということはせずに、柔軟な姿勢で対応していくといったことも必要であり、その支援や受皿づくり、そのようなものをしっかりと行っていくことも行政の役割にあるのだということで、共通認識を図ったところでございます。また、そのような活動の発信、情報提供ということはもちろんでございますが、こうした新たな地域のコミュニティーづくり、そのようなものに対する相談のサポート体制、気軽に相談ができる環境をしっかりと整えていくことも、我々の役割にはあるのだろうということで考えてございます。このようなことからも、今後の自治会解散を、ある意味、いろいろなことを再考する機会と捉えまして、新たな地域づくりの発展に向けて、今申し上げましたとおり、我々も支援、そして受皿づくりをはじめ、情報提供、そのようなことはしっかりと努めてまいりたいと考えてございます。また、現在、自治会を解散した地区が1件ございますが、現在のところ、大きな意味での課題というのは来ておりません。と申しますのも、この自治会を解散した地域でございますが、いわゆる地域のつながり、そのようなものがなくなったということではありません。そのような地域のつながり、コミュニティーというのは、今もなおそれぞれ個々でのつながりがしっかりと行われている、すばらしい地域でございます。ただ、議員からも御指摘ありましたとおり、高齢化、役員の成り手不足、そのようなことから自治会組織の形成が難しい、そのような部分があって、この自治会の解散に至ったところでございます。つまり、地域のコミュニティーづくり、そのつながりの大切さというのは、この地域では十分認識して、自治会がなくなったところではありますが、今後また新たな地域コミュニティーの発展に向けて、しっかりと皆さんでつながりを持った地域づくりを進めていけるのだろうと、我々も信じておりますし、その部分につきまして、しっかりと支援していきたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
再質問 11番 大江道男
解散した自治会があると、出たということを一つの転機にしていく必要が、我が町にもあるのではないかなと思います。あわせて、なかなか評価されていないですけれど、私は、自治会があることによって、その活動内容がもっともっと知られる必要があるのではないかと。例えば、ある自治会が、孤立死をなくそうということで、朝晩その地域を巡回して、異変が起きたら対応しようということで取り組んでいる。その取組に対して、遠くに住んでいるお子さんたちが、大変ありがたいという評価をしていただいているのですね。この町で、両親が暮らしていると。このようなところで暮らしているのだということの評価と、できれば自分も、老後はそのような町で送りたいということにつながっているということですよね。孤立死、孤独死に対する不安というのは、離れていればいるほど、実は大きいということと、それを何としてもなくそうという取組は……。いや、全ての自治会では絶対にできないですよね。簡単な話ではないです。けれど、やっていて、我が町の評価を高めている。それから、環境の美化などについて、非常に一生懸命取り組んでいるということなども、昨年は、全国的な評価をいただいたということです。これも公費でやるとなれば、多大なお金だと思うのですよね。このような地域住民の、地域でつながっている人たちの取組という点では、もっともっと評価して、そうなのだねという共感を呼び覚ましていく必要があるのではないかと思います。町として知らせたいことはいろいろあると思うのですけれど、その中で、行政がではなくて、町民がこのように一生懸命になっている町だよということについては、必要な光を当てていくということについても、ぜひ取り組んでいただければということを申し上げて、ちょっと時間がないので、終わりにしたいと思います。ぜひ、町民的に、我が町にとって、あるいはこの地域にとって、自治会、町内会が果たしている役割は何なのだろうということを考える一つの転機になればいいと思っております。次に、移りたいと思います。最後は、ドッグランでございます。私は、議会の中からドッグランを造れよという声が幾つもあるのだということを背景にして、質問したいと思います。今まで、私もドックランにふさわしい場所がないかということで、適地を探していたのですけれど、適地の中に町の中心という視点は全く欠けておりました。なかなか難しいということがあったからです。しかし、今、大都市部の中心にまちのにぎわいをつくっていこうという視点で、動物愛護法だけではなくて、まちのにぎわいをつくる上で大変大事なものだという別の視点が見えたので、それはそうだよなと思って、改めてドッグランの設置をあえて町の中心にということで申し上げました。町の中心にふさわしい土地があるかどうかということで、空き地を回りましたけれど、いずれもふんと尿は禁止ですという立て看板が見えました。ここを運動場にしてよろしいとは、絶対に受け取れない状況ですよね。けれど、東京都港区だとか、道内でも旭川市などで、自治体として既存の公園にドッグランを造るということで、調査もしながら設置してきている。その視点として、もちろん犬を持っている、飼っている人の思いもありますけれど、同時に、それを見に来るお客さんがいるのだと。飼ってはいないけれど、関心がある、興味があるという人もいるので、その視点も取り入れてドッグランを造る。なかなか面白いなと私は思います。あわせて、世界に目を向けてみると、結構ドッグランは、公園への設置が日本よりもはるかに進んでいると。動物愛護との関係なのだろうと思いますが、犬の本質として走り回る、自由に走り回ることができる、それを人間として許容するということは当然のことなのだと受け止める視点が、まだまだこの町に不足しているということを、私はあえて申し上げたいと思います。私自身も含めてですが、もっともっと犬と人間とがよくできる、そして、飼っているペットの気持ちもしっかり受け止めて生活している町という点では、ぜひ、新しい視点として、今、美幌町では、町民が集まって一緒に何かをやる、一緒に日常的に何かを鑑賞する、思いを一緒にするという場所は、非常に少ないですよね。このような中だからこそ考える必要があるのではないかと思います。場合によっては、広大な河川敷などもあります。ただ、財政上、監視員を置くということになると、新たな負担が生じるので、もう一つ、何かと併設しながら経費を浮かすということも必要なのだろうと思います。あるいは、民間の団体を組織して、手助けするよという町も、この点では現れてきている。我が町にそれだけの余裕が、町民の力があるかどうかというのはありますけれども、そのような新たな発想のドッグランを検討してはどうかということです。まだ住民運動などは起きておりませんが、多分、一つのきっかけにしていかなければならないのだろうなという思いをしておりますが、町長、ぜひ積極的にドッグランを捉えていただきたいという点で、質問いたしました。御答弁お願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
今、御意見の中で、人間の動物に対する許容というか、その気持ちを広げないとなかなか難しいかなと思っています。今、大江議員が言っていることは、十分に分かります。それは、一般論として、都会も地方もごっちゃにした中で。ですから、都会の中で、どのような環境の中で出来ているのか。では、町の中で、常に個人の商店街、人が住んでいるところの中で、都会でそのように造っているところは、周りが住宅地でなかったりとか、そのようなことも含めて物を考えなければいけないのかなと思っています。その意味からいけば、動物に対する町民の許容というか、きちんと大切にするという思いを強くする、そのことを優先的に考える必要があるということについては、私も同感でありますし、その努力はしたいと思っております。
再質問 11番 大江道男
全く時間がありませんので。まだまだ美幌町内では、ドッグランを設置すべきだという声が大きいとは思っておりません。しかし、住みよい、あるいは魅力あるまちという点では、大きなテーマだと思います。私も持ち帰って、いろいろな方と相談をしてみたいと思います。一刻も早い設置を求めて、終わりといたします。