美幌町議会 令和5年第7回定例会 2023年12月14日
(1)道営住宅(シルバーハウジング)への冷房設置について/(2)医療体制について/(3)公営住宅について
2023年12月14日、美幌町議会の一般質問で、大江道男議員が「道営住宅(シルバーハウジング)への冷房設置について」「医療体制について」「公営住宅について」について質問し、町長 平野浩司、建築主幹 宮田英和が答弁しました。
- 質問者
- 大江道男 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、建築主幹 宮田英和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 大江道男
私は、通告しております3項目について、以下、質問を行います。1項目めは、道営住宅(シルバーハウジング)への冷房設置についてであります。地球沸騰化とも表現される異常な暑さに対応し、美幌町として稲美と新町の二つのシルバーハウジングに関わる予算を支出するという事態となっております。新町道営住宅(シルバーハウジング)の共用部分であります。相談室への冷房設備設置に関わって、北海道は道営住宅の外壁への穴あけを認めていないと。したがって、既設のFFストーブ2台のうち1台を撤去し、そこに開けられている穴を活用してエアコンを設置することと、このような事態になっております。もう一つは、相談室へのエアコン設置は必要最低限の備品に該当しないと、道の見解が示されておりまして、前段申し上げましたように、美幌町の負担で188万4,000円の予算でエアコン設置が予定されています。シルバーハウジング住宅は、高齢者、障がい者の入居を前提に設置されておりますが、道が必要最低限の備品に該当しないとの見解を示し設置しないため、急遽、美幌町の負担でエアコンを設置しなければならないということになっております。応急措置としてはやむを得ないと、私は理解しております。しかしながら、道の見解は、美幌町民として全く理解・納得できるものではありません。道の見解に対して町長はどのように受け止めておられるのか、まず伺います。また、道営住宅(シルバーハウジング)は全道的に広く設置されており、市町村共通の問題と考えます。道営住宅(シルバーハウジング)の相談室へのエアコン設置は道費で行うべきであることを、全道の市町村を挙げて道に申入れすべきと考えますが、町長の考えをお伺いいたします。質問の2項目めは、医療体制についてであります。今年の夏、町内の耳鼻咽喉科医院が閉鎖されまして、現在の建物が売りに出されている旨の情報もあります。難聴などで悩まれる方、補聴器購入予定の方々、学校の定期聴力検査で専門医の精密検査を求められる子供たちを中心に、町内に耳鼻咽喉科医院の開業継続、あるいは、国保病院への医師の招聘を求める声が高まっています。また、国保病院で白内障の手術ができれば、北見市などへ通院せずに地元で治療を受けられることから、国保病院の眼科体制の充実を求める声もございます。当面、この2点を含めて積極的に町内の医療体制の充実を図るべきと考えますが、町長の見解を伺います。3項目めは、公営住宅について。バリアフリー化の促進ということで質問をいたします。高齢化の進展によって、車椅子生活を余儀なくされる方々が増加しておりますが、既設の公営住宅での入居受入れ対応が間に合わない状況にあります。住み慣れた美幌町で生活したいとの願いを受け止め、既設の公営住宅のバリアフリー化の促進を図るべきと思いますが、入居受入れの状況と改善方策を伺います。第1回目の質問といたします。
答弁 町長 平野浩司
大江議員の御質問に答弁いたします。初めに、道営住宅の設備について。今回の猛暑を踏まえ、高齢者や障がい者の方々を入居対象としたシルバーハウジングへのエアコン設置は必須と判断し、入居者の方々の共用スペースである相談室への整備を北海道に希望したところですが、エアコンは最低限の備品に該当しないことから、北海道では整備できないとの回答であったため、美幌町で整備することといたしました。昨今の夏本番の異常な暑さから、北海道においてもエアコンは必需品と感じており、特に体力のない方々にとっての今夏のような暑さは、生命にも関わるものと考えております。市中にクーリングシェルターを設置しても、そこへの移動が困難な方々が居住する施設であり、そこに居住する方々が避暑する場所の設置は、設置者の責務により行うものと認識していることから、機会を捉えて申入れをしたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、医療体制について。医療体制の充実につきましては、近年、町内の診療所が様々な事情から閉院され、地域に密着し健康を支えてくれるかかりつけ医の減少により、地域の医療機能が低下しており、町内における医療体制の充実は大変重要な課題と受け止めております。御質問の耳鼻咽喉科につきましては、地域におけるニーズが高い診療科であると認識しておりますが、国保病院への医師招聘にあっては、医師の確保だけではなく、診療に当たる看護師や医事会計スタッフの増員、待合室や会計待ちのスペース確保など、多くの課題があると考えております。次に、白内障の手術につきましては、技術向上や機器の進歩により、短時間かつ短期入院の治療が可能となっており、日帰りの手術も行われている状況から、国保病院において手術や入院に関わる看護スタッフの確保や教育、手術装置や器具の整備などの条件が整えば、旭川医大の協力を得ながら、現行の国保病院の診療体制であっても手術実施の可能性があると考えております。町内におきましても、高齢により北見や旭川まで行くことができず、生活に支障を来している患者様がいることは認識しており、今後、当院において白内障手術が可能となるよう旭川医大と協議を進めてまいりたいと考えております。現状におきましては、地方への医師の招聘や開業医の誘致などは大変厳しい状況にありますが、開業支援を行うなど、地域医療確立のため取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、公営住宅について。高齢社会の進展、不慮の事故やけがといった、入居後に身体が不自由な状況になる場合も考えられるため、施設のバリアフリー化の重要性は、非常に高いと考えております。1点目の車椅子を使用されている方の受入れの現状についてですが、入居申込時点で既に車椅子を使用されている方は、比較的建設年次の新しいバリアフリー仕様の設計がなされた団地に限られてしまうのが現状であります。しかし、車椅子対応の団地に空き部屋がなく、入居が難しい場合もあります。改善方策につきましては、既存団地の老朽化が進行していることから、今後、美幌町公営住宅等長寿命化計画に基づき、順次、建て替えを進めていくことで、施設のバリアフリー化を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 11番 大江道男
順次、再質問をしたいと思います。一つは、町民的に言えば、なぜ道営住宅の整備をシルバーハウジングの公営住宅が配置されている市町村が行わなければならないのかと、誰もが疑問に思います。やむを得ないので予算化したと私は思っておりますので、当初は北海道に対して猛烈な怒りが湧きました。冷房をつけるために穴を空けること、外壁の穴開けは道として認めないと。ふざけるなという問題ですよね。それでやむを得ず、FFストーブのために当初から穴が開けられていたものの一つを利用して、エアコンを設置せざるを得ないと。お聞きしますと、今のエアコンはむしろ冷暖房を兼ね備えたもののほうが安いということで、それはそれでいいのかと。FFストーブを1台にしても、暖房能力が低下することはないということで、取りあえず気持ちは収めましたが、おかしいのではないですかね。冷房を目的にして穴を開けることは認めないと、私はこの見解に物すごく納得がいきません。あわせて、最低限度の備品とは認めないという見解は、これも全く認められるものではないと。だって今、国連の事務総長、事務局長ですか、地球は沸騰化している、温暖化ではないというような状況だと。住宅でいえば、最も配慮を必要とする高齢者や障がい者の専用住宅において、エアコンを設置するというのは、当たり前の時代ではないかと。確かに平成17年、18年の時点で当町に設置されたシルバーハウジングの時代では、異常な暑さがなかったので、設置計画、事業計画の中にエアコンの設置は入っていない。その後、急激に強まっている暑さ対策で、どの都府県でも必要なエアコンの設置は急速に広まって、むしろ都府県においては、設置が完了しているという状況ですよね。今日、北海道の暑さ対策に対する姿勢がここにあらわれていると、私は強い怒りを持って、今、発言をしております。全体の時間がありますので、そのことに対する見解は併せて聞かせていただきたいと思うのですが、都府県のシルバーハウジングにおける共用部分へのエアコン設置状況について、幾つかの県に直接問合せをいたしました。そうすると、不思議な状況が出ています。当然、県営住宅だから当初から設置している県もありますが、中には、配置されている市町村の利用者からの申請に基づいて、設置費用、運営費用も利用者の負担として設置しているという県もございます。不思議な状況です。それで、そもそもシルバーハウジングは、国土交通省と厚生労働省、2省が一体となって高齢者の生活に配慮するという観点で建てられている。この違いが出てきているのは、福祉的な対応の責任を持っている厚労省の対応に、そもそも欠陥があるのではないかと私は思いますが、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、本質の話をしていただきましたた。元に戻すわけではないのですけれども、今回、道営住宅の冷房設備、エアコンをつけるのにいろいろ制限があるということを担当に聞いて、私も道に話をしました。実際に行って言いたかったのですけれども、まず冷房設備をつけるときに穴を開けさせない意味が分からないと、今まで道が考えてきた流れと、町もそうですけれど暑さという状況が変わっている中において、判断はおかしいですよという話をしました。ですから、町もエアコンをつけるときには、壁の鉄筋部分を除いて、避けて穴を開けるということは認めています。なぜそれを道はしないのかと。ましてや、ストーブを外してその穴を使ってとか、そのようなことは論外だと、それははっきり言いました。同じく、相談室のエアコンについても何でつけないのかと。昔は分かる、でも今はそのような時代ではないので、そこで事故があったときには誰が責任を持つのか、それは管理している美幌町ですか、そうはならないよということをはっきり言わせてもらいました。それで、穴の状況とか、担当よりも上の方が少し考え方を変えるような話をしていました。これは、本当に誰が言っても納得できないでしょうという話で、それは大江さんと同じです。エアコンをつけるとまでは言ってくれませんでしたけれど、美幌は今、制度を変えるにしてもそこまで急にシステムを変えられません、うちは待っていられませんよと。来年の夏、そこに住んでいる方々の命を守るということを考えたら、町は単費でつけますけれど、まだ判断していない町村もあるので、そのことを考えたら最低二つ、穴を開けることを認めること、それから、共有部分の備品として認めることを強くお願いしました。また、札幌に出向いたときにはそのような話もしたいと思いますし、オホーツク町村会の集まりが年末にありますので、このような話題もしっかりして、納得できないものというよりも、時代とともに変えなければいけないことはしっかり変えていただきたいということを伝えていきたいと思っております。よろしくお願いします。
再質問 11番 大江道男
会計検査院が国土交通省に意見表示をしているものが手元にあるのですが、全国的に共用部分の相談室あるいは娯楽室の利用が少ないと。何でだということで検査をしているのです。平成20年当時の検査内容が示されていて、その中には、暑くて行かれないのだという項目がないのです。全国調査をやるのであれば、その他の中に含まれているのかもしれませんが、利用者側の声として暑くてとても行かれないという部分が除かれているのです。しかし、利用者が少ないという認識で、検査に入っているのです。例えば、ある県でやられているように、つけたいのであれば利用者がお金を出して、運営費も出しなさいと。このような県もある、市町村ではないですよ。私は、ここに最大の問題があると思います。公営住宅に入居している、シルバーハウジングの入居資格では、所得ゼロ円から最大で月収15万円程度ですよね。この人たちが自腹を切って、みんなで集まる場所にエアコンを設置しましょうと、絶対にならないですよ。しかし、そのような制度的な落とし穴をきちんとつくっておいて、その後の猛暑によって、小中学校へのエアコンの設置が一番遅れていたのは北海道ですよね。今までは住宅政策に厚労省は関わっていなかったのです。国土交通省の所管事項に対して、高齢者の快適な生活や暮らしに関わって、厚生労働省も参加して2省で運営するためにつくられたプロジェクトにおいて、厚生労働省は何ら役割を果たしていない。北海道でもやらざるを得ない状況になっている段階で、高齢者の福祉を担っている厚生労働省が、今日まで役割を果たしていないということについて、私は異常だと思うのです。本来は、一般会計補正予算で取り上げるべきことかもしれませんけれど、やはり、このようなふざけたことを放置している国の施策そのものの問題点を明らかにしないと、政治は変わらないと思うので、一般質問で取り上げました。北海道だけが悪いと当初は思っていたのです。どの都府県も都府県の負担で設置は済んでいると思ったのですが、調べてみるとそう簡単な話ではないということです。私は、直ちに厚生労働省として、シルバーハウジングだけではないと思うのですが、シルバーハウジングにかかわらず、今日の地球が異常な状態になっているときに、いつ事故が発生するか分からないということで、緊急に全国へ通達を発するべきだと。当初の事業計画に含まれていなかったとしても整備として認めると。エアコンの設置については、当初の2分の1を補助だとか、そのようなレベルで追加予算を配分するということは併せて必要だと思うのですが、町長、どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
大江議員が言っていることは、理解する部分もあります。ただ、私の立場として、今言われたようにここがおかしいとか、ストレートに言えるような立場でもありません。この頃は、オホーツクの役員にさせていただいたり、それから、自衛隊の役員として本省に行く機会が多く、あとは、道路要望で国土交通省とかに行く機会がかなり多くあります。その中で、このことではないですけれど、私どもとして今、学校とか公共施設にエアコンをつけるということで、それに対して国がしっかりお金を確保してくれということを言い続けてきたつもりであります。ですから、直接そこに言えるかどうかは別としても、常日頃、おかしいことはおかしいと言う努力をしておりますので、チャンスがあればしっかり伝えていきたいと思います。
再質問 11番 大江道男
私は、平成20年の会計検査院が指摘している事業計画を樹立するに当たって、どうすべきなのかと、もう一つは、実施後どうするのかということで、両方とも指摘している部分があります。事業計画になかったのだから現状では仕方がないとは、会計検査院も考えていないのだなと。この考え方は、シルバーハウジングプロジェクトに大いに反映させるべきだと思いますので、申し上げます。シルバーハウジングと短く言っていますが、プロジェクトがついているのです。立てたことで終わるのではなく、その後の運営だとか、管理などについても、一貫して今日まで引き継がれているものだということで考えますと、今、美幌町で起きている問題というのは、プロジェクトのそもそもについてメスを入れる段階に、あっていいと思うのです。当時としては、想定外だったのかもしれませんが、今日では第一に考えなければならない暑さ対策ということでありますので、ぜひ、その点でどこの市町村においても全く同じだと思うのです。逆に、その先頭として胸を張って、町長として御活躍いただきたいということをあえて申し上げたいと思います。表現はあまり変わらないのかなと思いますので、この点を申し上げて次の項目に移りたいと思います。二つ目は、町の医療体制の充実をどうするかということで、差し当たって2点、申し上げました。耳鼻咽喉科が閉院されたということで、私は、高齢者だけではなくて、子供たちへの影響も広がっているという状況で、これは大変深刻だなと思います。答弁の最後のほうで、開業支援を行うなど地域医療の確立のために取り組んでいきたいという御見解が示されています。それと、国保病院への医師の招聘における課題も示されています。私としては、今の病院の保有者が売りに出しているという情報もあるので、言ってみれば備品は整理されてしまったのかもしれませんけれど、そう多額なものでもなさそうだということです。ある意味で、開業医の方が経営されて、体の調子が悪くて経営が続けられず廃業をするという状態になった建物を含めて、手放す意思があるのであれば、ここをベースにして、ぜひ美幌で開業していただけませんかという呼びかけはあってもいいのではないかと、具体の問題としてそう考えています。なかなか大変だと思いますけれど、そのような情報発信をして、開業医に来ていただくということは、見込みのない話でしょうか。どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
一般論として今、お話いただいたようなことも考えることは必要かなと思っています。ただ、実際に耳鼻咽喉科が閉院したことに関わる発言は、今の時点では差し控えさせていただきたいと思います。
再質問 11番 大江道男
可能性としてもし、所有者本人が譲ってもいいということであれば、ぜひ御検討いただきたいということをまず、要請したいと思います。もう一つは、どの時点か分かりませんけれど、美幌町が補聴器購入に対して助成をするという政策に影響があるのではないだろうかと思います。補聴器を販売している業者そのものの中に聴力検査などができて、補聴器の調整ができますという広告をごく最近見ました。そのような受け皿があれば、もしかしたら、その部分については問題がないのかなと、クリアできるのかなと思います。難聴を誘発する最大の原因をクリアするために補聴器をという場合に、最初の一歩で、耳鼻科の医師がいないので調整できないという問題が大きく影響するのではないかということを心配しております。その点について、影響はいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
影響があるかないかという部分でいけば、その先生がいらっしゃらなくなるということは影響があると思います。ただ、補聴器ということに限って、もう少し幅を縮めて考えるならば今、大江議員が言ったように販売するメーカーによっては、専門の技術を持った方がいらっしゃるので、それを前提に購入してもらうとか。そこまでいかない補聴器も今、いろいろ売っていたりもしますので、そのようなものをつけてもらうということについては、そこまで影響はないのかなと。ベースになるのは、どのような状況に置かれているかということを本人が理解した上で装着しなければいけないという部分でいけば、一般的にはそのような先生が近くにいていただけることが一番望ましいという認識は持っております。
再質問 11番 大江道男
人口が減ることによって、どの分野でも営業できない、あるいは健康などを害して営業を続けられないということなども含めて、我が町としては、拡充とまではいかなくても、医療体制について従来の水準を最低限維持するということで、町として、行政としての努力は大変大きなものがあると思います。大変困難な課題だと思いますが、一つは、耳鼻咽喉科について引き続き取り組んでいただきたいということを申し上げて、次に進みたいと思います。白内障の眼内レンズの治療を国保病院で可能とする体制について、相当具体的な御答弁をいただきました。わざわざ北見、あるいはその他に行かなくてもいい。私のかみさんは2年待たなければならないということで、遠くの旭川医大に行って手術を受けてきました。手術はそう困難なものではなくて、地元にあればわざわざ入院しなくてもいいというレベルまでになってきているということです。もし、地元で白内障の手術を受けることができるとなると、関係者は相当喜ぶという話です。可能性が相当あると期待してしまうのですが、国保病院で眼内レンズの手術ができる可能性がありますよと、今度は御答弁いただければ大変ありがたいのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、御質問いただいたようなことが早い時期に実施できるよう、今後、旭川医大と詰めていきたいと思っています。ただ、そのためにはいろいろな機器も用意しなければならないということもあって、今後、機器の提案をして、皆さんに判断いただかなければならないこともありますので、その意味ではよろしくお願いしたいと思います。
再質問 11番 大江道男
前向きに受け止めていきたいと思います。最後の質問であります。公営住宅のバリアフリー化についてであります。近年、高齢者の中で、車椅子で自立ができるのであれば、公営住宅に入居ができるということで、相当努力されている人たちがいます。何せ、受け皿が非常に小さいので、入居できないという状況が見られます。御答弁では、長寿命化計画の推進の中でしっかり図っていきたいという方向なのですが、私は、現在の公営住宅そのものを活用し周辺整備も含めて、特にバリアフリーという点で可能性の高いところについては、一定期間に集中して戸数を増やしていくと。若干、お金はかかるかと思いますけれど、分母が大きく広がってきているのではないかという感じをしております。この間、どこに住むかという問題についていろいろ考えさせられました。町では、どこどこの町で今、車椅子で入れる住宅が空いているよという情報をいただいて、連絡もしています。しかし、私は美幌町に住みたいのだと、それは友達なども含めて、あるいは住み慣れているということで、よその町には最終的には行かれないと足踏みをしている方が、私の知らないところでも結構いるのかなと思います。公営住宅の入居に当たって、車椅子対応の住宅を求める方々の申請割合は、今どうなっているのでしょうか。特別、従来どおり変わりがないと、申請状況はそうですよという状況なのか、あるいは、近年増えているという状況なのか、もし数値があればお示しいただきたいと思います。
答弁 建築主幹 宮田英和(建築主幹は2024年3月まで)
ただいまそのような数字は持ち合わせておりませんけれども、当然、車椅子を使用される方の入居申込みがゼロということではございません。年に1件とか2件とか、多くてもそのような状況でございます。
再質問 11番 大江道男
年に一人か二人の中の一人なのかもしれませんが、残念ながら入居できないと。半年以上になるのかな。本人の健康状態も含めてみれば相当長いです。あるいは、2階、3階に入居しているが足が不自由でどうしても移りたいと、1階に移りたい。階段も含めて言えば、バリアをなくしたところに行きたいというのも含めれば、私の知るところ15年あるいは10年、その希望はかなえられないという状況がございます。これらも含めて、対象を広げてみたときに、バリアのない公営住宅を求める声は、車椅子に限定しない場合、もっともっと広がるなと思います。これは、さらに比率が高くなっていくだろうと思うのですが、高齢化の進行に対応して長寿命化の中にバリアフリーをしっかり入れていくという方向性で取り組むべきではないかと思うのですが、町長、いかがですか。
答弁 町長 平野浩司
既存の施設についてはなかなか難しいというよりも、費用等の部分も含めて、どちらかというと、個別案件の中でどう関われるかということで御相談いただければと思っております。なかなか希望どおりいかないことが多いかもしれませんけれども。今後についてお話いただきましたけれど、これから建て替えするときには、標準的にバリアフリー、ユニバーサルデザインという形で。これは、国が示しているので、当然、国民の方々も標準というか、そのような考えでありますので、そのことにはしっかり配慮してつくっていく努力をしたいと思います。
再質問 11番 大江道男
居住の問題は、権利でもあります。私がありがたいなと思ったのは、美幌に住み続けたいので、よそで環境が整ったとしても、そこで老後の生活を送るわけにはいかないと、だから美幌町でという思いは、私の知らないところでも相当あるものだと認識しております。個別の対応も含めて、ぜひ、不自由を強いられている方々の住環境確保のために、ぜひ今後とも努力をしていただきたいということだけは申し上げて、私の今回の質問といたします。終わります。