美幌町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月6日
(1)福祉行政について/(2)教育行政について
2019年3月6日、美幌町議会の一般質問で、坂田美栄子議員が「福祉行政について」「教育行政について」について質問し、町長 土谷耕治、教育長職務代理者 加藤哲彦、健康推進主幹 大場圭子、民生部長 高崎利明、教育部長 田村圭一が答弁しました。
- 質問者
- 坂田美栄子 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、教育長職務代理者 加藤哲彦、健康推進主幹 大場圭子、民生部長 高崎利明、教育部長 田村圭一
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質問 9番 坂田美栄子
私は、福祉行政について2点、それから、教育行政について1点質問をいたします。まず最初に、福祉行政のほうからですが、一つ目に健康マイレージ事業についてお伺いいたします。美幌町では、楽しく健康づくりを推進するために、平成29年度から北海道健康マイレージ事業を活用して取り組んできておりますが、参加の魅力が乏しいことから、参加率を向上させる工夫が必要と考えています。本事業の現状認識と今後の課題、取り組みについてお示しください。二つ目です。子育て支援の拡充についてということで質問をいたします。平成30年に生まれた赤ちゃんは、明治32年の統計開始から最少だった平成29年より2万5,000人が少ない92万1,000人で、3年連続で100万人を割り込みました。本町におきましても、年々出生率が減少し、平成29年は110名でしたが、平成30年は91名と激減をしています。今後も出生数が大幅にふえることは望めませんが、現実に子育て支援に力を入れている自治体はふえている状況にあることから、減少に歯どめをかける対策を早急に講じる必要があります。子育て支援の拡充についての考え方をお示しください。次に、教育行政について、スマホ依存症についてお伺いいたします。平成27年にインターネット依存症について一般質問していますが、現在では、スマホ依存症が世界的な問題となっています。依存症が多いと言われている10代を中心に、身体に症状があらわれるようになってきています。スマホ依存症の原因の多くは人間関係のトラブルに始まり、スマホに熱中することでコミュニケーション能力が低下すると言われており、子供の成長に大きな影響を及ぼすことから対策が必要と考えていますが、今後の対応策についてお示しください。第1回目の質問をこれで終わります。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
坂田議員の質問にお答えを申し上げます。2の教育行政については、後ほど教育委員会のほうから答弁をさせていただきたい、そのように思っております。初めに、福祉行政について、健康マイレージについてでありますが、北海道では、平成28年度から3カ年を実施期間として、市町村や企業と連携のもと、道民の健康づくりの取り組みにインセンティブを与える北海道健康マイレージを開始しました。美幌町におきましても、健康づくりの無関心層を掘り起こして健診受診者をふやすことを目的に、平成29年度より当事業を開始しました。事業内容といたしましては、町が定める健康診査、がん検診の受診者、健診結果説明会、講演会の参加者や、運動のきっかけづくりとして町が作成したウオーキングマップの達成者にそれぞれポイントを交付して、6ポイント達成した方に景品をお渡しするというものであります。平成30年度は、北海道の事業に加え、町独自の特典をふやして実施しております。事業の実施結果としましては、平成29年度の申請者は340名で、そのうちポイント達成者は161名、達成率47.4%、平成30年度の申請者は、1月末現在、538名で、そのうち達成者は291名、達成率は54.1%となっております。御質問の本事業の現状認識と今後の課題、取り組みについてでありますが、事業評価の一つ目としましては、ポイント達成のために、受ける予定のなかった検診の受診勧奨をすることにより、あわせて受ける方がふえて受診のきっかけづくりにつながったと考えておりますが、総体的な結果として、受診率の向上までには至らなかったと評価しております。二つ目といたしましては、健診結果説明会の来所率の向上であります。健診結果説明会の来所率は、平成28年度は50.1%、平成29年度は50.8%、平成30年度は52%と増加しており、平成30年度の来所者のうち43.6%は新規及び昨年未来所の方でありました。結果説明会に来ていただくことにより、自分自身の健康状態を把握して、生活習慣を見直す機会ができたと考えております。今後の課題といたしましては、健康マイレージ事業は、楽しみながら健康づくりに取り組むことで、健診受診率の向上を図ることを目的としているため、町民の皆様が関心を持てるような事業内容の検討や周知に努め、ポイント達成率を向上し、健康づくりの推進を図ってまいりたいと考えております。次に、福祉行政について、子育て支援の拡充についてでありますが、美幌町におきましては、安心して子育てができるために、母子保健法に基づき、各種健康診査や家庭訪問を実施し、疾病の早期発見、早期治療につなげているところであり、子供を欲しいと望む方の経済的負担軽減のため、今年度より北海道不妊治療の助成費用を超える治療費については、15万円を上限に町での助成も開始しているところであります。また、保育料については、国基準の7割程度とし、多子軽減の上限年齢の引き上げや3歳未満児の一部無償化を実施しており、昨年8月からは、子ども医療費助成事業の通院に係る対象枠を就学前から中学生まで大幅に拡大して、子育て世帯の負担軽減を図っているところであります。お尋ねの子育て支援の拡充についての考え方でありますが、子育て世代に対する支援は重要課題であると認識していることから、各種施策の推進、充実に努めてまいります。新規に予定している事業としましては、疾病の早期発見と子育て環境の変化やニーズの多様化に対応するために、新生児聴覚検査や産後2週間健診、1カ月健診の費用助成や、産後の母親の心身のケアや授乳指導を目的とする産後ケア事業を実施いたします。予防接種事業においては、定期予防接種のほかに任意接種であるおたふく風邪ワクチン、ロタウイルスワクチン接種費用の助成も行うこととしております。また、現在、子育て世帯を対象とした子ども・子育て支援に関するニーズ調査を実施しており、この結果を踏まえた第2期美幌町子ども・子育て支援事業計画を策定した中で、今後の子育て支援施策を推進していく予定であります。今後とも、安心して子育てができるために、経済的負担の軽減を図るとともに、保健、医療、福祉が連携して、切れ目のない支援により、子育て環境の整備や相談体制の充実に努めていきたいと考えております。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。
答弁 教育長職務代理者 加藤哲彦
〔登壇〕坂田議員の御質問に答弁をさせていただきます。スマホ依存症についてでありますが、現在、携帯電話やスマートフォン等の情報機器の普及が急速に進んでおり、小中学生がスマートフォンを所持する割合も増加傾向にあることが推測されます。昨年、厚生労働省研究班が発表したインターネット使用に関する調査結果では、インターネット依存が疑われる中高生が全国で93万人以上に上るとの推計値が示されました。この数値については、平成24年調査時の51万人から5年間でほぼ倍増となり、生徒の割合では、中学生男子で10.6%、中学生女子で14.3%となっており、増加の要因としては、スマートフォンを使ったゲームや会員制交流サイト、SNSの普及が背景にあると考えております。また、平成29年度に実施された全国学力・学習状況調査における児童生徒質問紙の結果では、携帯電話やスマートフォンで1日4時間以上、通話やメール、インターネットをしている割合は、美幌町の小学6年生で11%、全国平均3.8%、中学3年生で15.1%、全国平均9.5%と、全国平均を上回っている状況であります。スマートフォンなどのインターネット接続機器は、今や生活をする上で非常に便利なツールとなっておりますが、児童生徒が長時間使用することで、睡眠時間の減少による集中力の欠如や心身の不調など、健康面への影響を招く要因となることから、児童生徒においては、インターネットの特性を理解するとともに、このような機器をうまく活用する能力が求められており、各家庭におけるルールづくりが必要であると考えております。各学校においては、スマホの持ち込み禁止を原則としているほか、ネットトラブル防止教育の一環として、美幌警察署の協力をいただき、ネット安全教室を開催するなど、携帯、スマホの正しい利用方法と、ネットトラブルや健康被害の危険性などの指導を行っております。また、保護者に対しても、PTA総会や学校だよりなどを通じて、家庭でのルールづくりや生活リズムの確立を呼びかけるなど、保護者への理解と協力を求めることとして、啓発活動を行っております。教育委員会としましても、PTA連合会との共催による携帯電話安全教室を開催するなど、有害情報の危険性や対応策などについて、啓発活動に努めているところであります。スマートフォンの使用にまつわるマナーやルール、トラブルに関する責任は、その機器の購入と使用を認めた保護者にあることが基本と考えますが、使用方法によっては、学力低下や友人間のトラブル、犯罪被害などの大きな問題につながることから、今後においても、家庭と連携した正しい使い方やルール、マナーを身につけるとともに、的確な判断ができるよう、情報モラル教育の充実や家庭と連携したルールづくりの啓発活動に努めてまいりますので、御理解いただきますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 坂田美栄子
それでは、健康マイレージ事業についてから、再度質問させていただきます。今答弁いただきましたように、町独自の取り組みも含めて、頑張ってやっていることについては理解をしているところであります。この健康マイレージ事業というのは、もともとは町民の健康づくりの事業ということで、自分の健康度を意識して、体の変化に気づいて、早目の健診、治療によって、楽しく、生きがいがあり、元気で充実した生活を送れることを目的としておりますけれども、近年は、がんの死亡率が依然として高く、次いで、心疾患ということになっておりますが、この事業を導入したことにより無関心層の受診が少しでもふえていることに喜びを感じているところでもあります。一定の成果が上げられていることについては理解をしているところですが、ただ、参加をしている人の数値で言えば、まだまだ納得のいく数値とは言えないと感じているところであります。情報の提供の仕方について、また、行動を支える協力者という意味で、今後の取り組みについての新たな考え方があれば、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 健康推進主幹 大場圭子
御質問の今後の取り組みについてでありますが、今年度、町単独の周知ということで、健診の折り込みチラシの裏面に健康マイレージ事業ということで印刷をさせていただきました。裏面の印刷ということで、その折り込みチラシが皆さんの目にとまったかなということで、周知不足ではあったと考えております。この町の健康マイレージ事業が、多くの皆様にまだ定着していないというふうにも感じておりますので、町がこういう取り組みをしながら皆さんの健康づくりを支えていますということをもっと周知ができるよう、次年度も健康マイレージということを主体に、皆さんに町がこういう取り組みをしているということをお伝えし、健診を受けてみようかなというお気持ちになっていただければと思います。まずは、多くの皆様に周知をしていきたいということで、平成29年度から開始しまして、まだ年数もたっていないということもありますので、広く皆さんに周知を図っていきたいと考えております。
再質問 9番 坂田美栄子
町民の皆様は、健康にはかなり意識を持っていると思っています。今回、答弁の中にもありましたように、新規の方がふえているということは喜ばしいことですが、まだ健康マイレージに対する認識が薄いと思っていますので、町民の人たちが気軽に参加できる、また、継続的に取り組めることがポイントになるのではないかと思っております。ですから、現在は一人一人のカードによる取り組みになっておりますけれども、例えば、家族単位での取り組みで、その中には子供たちが入ってもオーケーということであれば、家族全体で楽しみながら取り組めるので、それも一つの方法かと考えております。もう一つは、現在、ポイント制で賞品が当たるということですが、その賞品は選べないということもあって、例えば、町内の商店で還元できれば利用者の拡大も考えられると思いますので、新たな取り組みとして、そういうことも考えてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)
今、新たな御提案として、家族カードの取り組みや、その他の町内の賞品との取りかえという御提案をいただいたところでございますが、先ほど1回目の答弁でお話ししたとおり、ことし、平成31年が3年目という形になり、その評価としては、やる気というか、きっかけづくりにはなっているのですが、新規に広がっていないという部分もありますので、ことし30年度が通年で一回実施しましたので、ことしも一回様子を見まして、その後、今言いました部分でできるものから取り組んでいきたいと思っております。新たな対象者をいかに広げるかという部分につきまして、きっかけづくりだけではなくて、このポイントを付与する考え方や、これがいかに健康づくりにつながるか、医療費の軽減につながるか、費用対効果も含めまして、いろいろなところを研究させていただいて、できる限り多くの方に健診を受けていただき、医療費の縮減につながるような運動としていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 坂田美栄子
この健康マイレージで参加者がすごくふえている自治体もありますが、そういう自治体のお話を聞きますと、やはり、いろいろなポイントを受けられる種目、そういうものをふやしているところと、今、私が話をしましたように、家族で取り組めるというところ、あとは、何回も同じことを言いますが、町内の商店を利用できる、そういうポイントがたまったら使えるという、近くのもので自分が好きなものと交換できるという意味で利点があるというところが、そういう事業に参加している人がふえているというのは事実としてあります。今後、新たな取り組みとして、そういうことも考えていただけるということですので、そのことについては前向きに検討してもらえることを望みながら、この質問については終わらせていただきます。次に、子育て支援の拡充について、再度質問をさせていただきます。子育て支援については、全くやっていないということではないと認識はしております。ただ、毎年、子供の出生が減少しているという現実があります。この減少を町長としてはどのように感じているのか。これは時代の流れで仕方ないと思っているのでしょうか。危機感を感じることによって、政策も変わってくるのではないかというのが私の認識です。決して何もしていないということではありません。先ほど答弁いただきましたように、ほかの町ではやっていないことも、美幌では十分やっていることも理解はしています。ただ、現実に毎年減少していることをもっと重く受けとめていただきたいのです。町長から、子育て支援については総合的に環境整備をしていかなければならないことは十分承知しているという答弁をいただいておりますけれども、子育てで美幌のまちを選んでもらえるような、そういう支援策が必要ではないかと思います。ほかの自治体でも出生数が伸びているところ、それから、子連れの家族が移住してくるところは、子育て支援に手厚い環境整備をしていることは間違いありません。そういった中で、美幌のまちもまだまだ改善するところがあると思います。そういう意味では、子供を預けて安心して働ける、安心して生活できる環境の整備があるのではないかと思います。子育て支援は重要課題と認識されておりますけれども、医療費助成の通院費の対象枠の拡大、それから、今年度については、新生児聴覚検査、産後2週間健診、1カ月健診の助成などが盛り込まれておりますけれども、そういうことも含めながら、まだまだ子育て支援でお母さんたちが希望される、そういうものが残っているのではないかと思っています。例えば、近所に小さい子供を持つ家庭というのが今はほとんど見られなくなってきて、そういう家庭がどこにあるかもわからない状況で、子供たちと親と交流をしたいと思ってもそれができないということとか、それから、子育てに悩む親たちがストレスを発散する場所もなく、そういう機会にもなかなか出会えないということで、子供たち、親たちのリフレッシュする場も必要ではないかと考えているところであります。そういう場の提供も子育て支援に必要なことではないかと思いますので、そのことについて考え方があれば、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
去年は91名ということで、非常に危機感を持っております。危機感を持っているということは、やはり人口が減少していく大きな要素の一つとして、なかなか子供が生まれないという状況があります。一方で、亡くなる方が非常に多いというようなこともあります。さらには、追い打ちをかけるように、美幌から出ていく方が多かったり、あるいは、入ってくる方が少ないというようなことで、社会的な動態、あるいは、自然的な動態、両方とも今は差っ引きで三角の状態になっているということで、非常に危機感を持っております。一方、危機感を持ちながら、女性に対して、男性に対してもそうなのですけれども、若い御夫婦に対してなるべく子供をつくってくださいと言っても、なかなか難しい状況にあります。いずれにいたしましても、若い世代のいろいろな話を聞きながら、その中から政策として実現できるものを順次やっていくしかないのではないかと思っております。今、リフレッシュの場の提供も必要ではないかというお話がありました。やはり、リフレッシュする場も必要ですし、何より、出会って結婚して、子供ができてということが一番の幸せなのだと感じられるような家庭づくりを我々としてはやっていかなければいけないという思いをしているところでございます。いずれにいたしましても、総合的な力が働かないとなかなか難しいと思いますので、全体的に押し上げるような形をぜひともとっていきながら、子育て、あるいは、子供さんを支援するというか、子育て世代を支援し、拡充していくというようなことをぜひとも進めていきたい、そんな思いでおります。
再質問 9番 坂田美栄子
出生数の減少によって危機感を感じているのは、私だけではなくて、町長も同じだということは理解をしております。ただ、他の自治体では、子育て支援に手厚い政策によって、出生数が増加しているということも御存じのことと思います。その手厚い政策というのは、国の基準で子育て支援の補助をするだけでなく、町独自のそういう政策によって、子供の出生数、それから、子連れの家族がふえてくるという状況もあるという自治体がかなりふえてきています。そのような中で、子連れの家族が美幌に来て住んでもらうために、例えば、住宅のあっせん、低家賃であっせんをするとか、そういうことも一つの方法だと思います。現在は、若い親たちにとっては給料も上がらず、物価上昇によって生活費の増加、追い打ちをかけるように10月からは消費税増税ということになりますと、ますます子供の出生数が減少していくという危機感を持っています。そんな中で、子育てにかかわる、例えば保育料、児童手当、それから、医療費扶助、そういうものにも差をつけないで、美幌ならではの独自の政策があってもいいのではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
独自の政策があっていいと思います。いいと思いますが、ただ、これは一つのポイントだけ、ここだけをやって全体的に子供がふえていくかというのは、なかなか難しいのではないかと思っています。それは、全体的な施策を子育て対策あるいは子育てに関するあらゆる政策を全体的に押し上げていかないと、なかなか総合力は発揮できないのではないかなという思いをしているところでございます。そんな中、今、住宅への助成だとか、いろいろ新しい提案がありましたけれども、それだけをやれば子供がふえるかというと、なかなかそうではないのではないかということで、いずれにしろ、全体的に総合的な力を働かせていかなければ難しいと思いますので、それについては御理解をいただきたい、そんな思いであります。
再質問 9番 坂田美栄子
いつも、答弁をいただくときには、全体的にというお話をいただいております。ただ、本当に危機感を持っているとすれば、ポイントをどこに置くかということも大事な政策の一つだろうと思うのです。というのは、今、出生数が少なくなってきて、若者も美幌のまちからどんどん減っている、そういう状況の中では、いかに美幌のまちに来ていただいて住んでもらうか、そして、子供を安心して育ててもらうかというところをポイントに置かないと、なかなか総合的にとなると、美幌のまちを選んでもらえない。そういうものではないかというふうに思います。それが政策だと思うのです。成功しているまちは、やはり、どこにポイントを置くかというと、その子育て支援に力を入れている。子供に関しては、そこのまちに来て住んでもらう、そこのまちに来て子供を産んでもらう、そこのまちに来て働いてもらう、そういうものをきちんと整備しているというのが成功している自治体だと思うのです。美幌のまちも、まだ働ける場所がある。それから、若い人たちもまだ残っている。そういう中では、美幌のまちを活性化させるためには、いかに子供に支援をして若い人たちを取り込むか、親子で来てもらって住んでもらうか、そういう政策が、私は大事ではないかなと思っています。近隣のまちよりも美幌に行けば安心して子育てができる、安心して働けるという、選ばれる美幌のまちにするためにどうするかというところにポイントを置かなければ、なかなか子供もふえない、それから、若い人にも来てもらえない、出ていく数が多くなるということにつながっていくと思いますので、先ほど説明をいただいた子ども・子育て支援事業計画、それを平成32年度に作成しながら、それから取り組むということでは時期を逸するのではないか、やはり、こういう政策というのは、早目早目に取り組んでいかないと、計画ができて、それから実施した段階では、美幌のまちは、もっともっと人口が減少して出生数もかなり減少していくという危機感を持っています。そういう意味では、やはり、時期を逸しないで、町の政策として、選ばれるまちとしてどんな魅力を持たせるかというところが政策のポイントではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今おっしゃっていることは、多分、私と同じようなことを言っているのだろうと思いますけれども、総合的な力でなくて、ポイントでやっていくべきだというところがちょっと違うのかなというような思いをして、今聞いておりました。合計特殊出生率がことしは1.20ということで、これは多少年度によって増減はありますけれども、平成28年から平成29年に至って0.2ポイント下がっていますし、平成30年に至っては0.1ポイント下がっているということであります。要するに、それぞれの階層に応じて産む数が少ないというようなことだろうと思います。そんな中、どういった施策がこれらに対するポイントになるかということで、これはなかなか難しい問題だと思いますけれども、我々としては、やはり、若い人の発想を聞いたりしながら、それをいかにして政策的に取り込んでいけるかということがポイントになると思いますので、多分、今、職員はこの放送を聞いていると思いますので、若い発想でこういうことも必要ではないかというようなことをしっかりと訴えていただきたいと思います。また、我々は孫がいる世代ですけれども、これらについても、やはり、次の世代をどうつくっていくかという大きなポイントになると思いますので、そういったこともしっかりやっていかなければいけないのではないかと思いました。今聞いていて、そういう思いに至ったところでございます。あとは、若い世代の要望なりをやはりしっかり聞いて、それをどのような形にしていくかというところがポイントになってくると思いますので、そういうことで御理解をしていただきたいという思いであります。
再質問 9番 坂田美栄子
美幌でも、一人っ子ではなくて、2人目、3人目と産まれる家庭も今ふえてきている状況にあります。国の政策としては、2人目、3人目のところで補助率はあるのですが、やはり、美幌で2人も3人も産んでくれるというところでは、もう少し具体的に政策として、安心して2人目、3人目を産める状況をつくっていくのも政策ではないかと思います。そういう意味では、今までもずっと年々減少してきているこの出生数をこれからふやすことはなかなか難しいとは思います。ですが、現状維持、せめて現状維持できるように政策をきちんととっていくべきではないかと思っております。行政は継続されておりますので、そういったことを、今、美幌の行政マンはすばらしい頭脳の持ち主がたくさんいますので、そういう人たちの知恵とアイデアと、それから、早期に取り組むという、そういう姿勢をしっかりと示していただきたいと思います。それをやっていただきたいという思いを込めて、この質問は終わらせていただきます。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今お話があった第2子、第3子も、今年度については、落ちぎみなのです。これは、どちらかというと、第2子、第3子、第4子になると、だんだん減ってきているというのが現実問題だと思っております。そんな中、では、どうするかということなのですけれども、私は、最初に総合的なことをいろいろやっていかなければならないのではないかというお話をさせていただきました。そして、特にこれから、若い、今、子供がいない、あるいは、新婚の家庭にいかにして産んでいただけるかというところは、やはりこれからのポイントになるのではないかと思っています。そんな中、町としてもいろいろなことを今までやってきました。出会いの場をつくったり、そして、結婚して子供ができたら母親に対する支援だとか、いろいろやってきました。そして、生まれたら、生まれたことに対しても、いろいろやってきました。これからも多分やり続けていくと思いますけれども、いずれにいたしましても、これは、やはり僕は総合的な力を発揮していかないとだめだろうと思います。そして、その中で、若い人の意見を取り入れた中で、政策的にどう取り入れていけるか。そこがポイントになると思いますので、余り多額になると時間がかかったりしますけれども、すぐやれるものについてはしっかりとやっていきたいという思いであります。私のほうは、そのように考えているところでございます。
再質問 9番 坂田美栄子
今の質問はこれでやめようと思ったのですけれども、ただ一言だけ、美幌のまちで第2子、第3子以上はちょっと難しいかもしれないけれども、生まれてくるということは貴重な存在だと思うのです。貴重な家庭だと思うのです。だから、そういうところを大事にしていただいて、そこに対する手厚い政策、そういうものが絶対必要だというふうに思っていますので、そのことを考えていただいて、取り組んでいただきたいと思います。これについては、答弁はなくても結構です。それは、町としての大きな希望だと思ってください。最後に、スマホ依存症について質問させていただきます。スマホ依存症については、先ほど具体的に答弁いただきましたので、これ以上質問することはないかなと思ったのですが、思いとして、スマホは私たちの生活にはなくてはならない必需品だとは思っていますけれども、子供たちがスマホを利用している確率が想像していた以上に高いのには驚きました。原因としては、ゲームに頼る確率が多いのか、あるいは、いじめや無視などがあって、その場で直接向き合えずにスマホに向き合ってしまうことが多くなる場合があるということも理解をしております。その原因を知ることで解決できることもあるのではないかと思います。答弁の中にもありましたように、スマホ依存によって、学力の低下はもちろんですが、体の異常もあらわれてきています。特に、ブルーライトという光によって興奮状態が続いて不眠症になったり、背中を丸めた姿勢で使い続けるので内臓にも影響が出たり、首、背中、腰に不調が出るストレートネックが問題になっています。また、一番問題だと思われることは、コミュニケーション能力がどんどん低下していくということです。コミュニケーション能力の基礎をつくるべき時期にある10代の若者には、特にスマホ依存症は大きな問題となってきております。また、犯罪被害などに巻き込まれる可能性も出てきております。学校、家庭で十分話し合いをされているとは聞いておりますけれども、子供たちにもしっかりと認識をさせて取り組むことが一番大事ではないかと思います。家庭の中においては、親の言うことを聞いてもらえないという意見もたまたま聞かれております。この依存症が病気として取り扱われるようになりましたので、この依存症の恐ろしさを子供たちにしっかりと認識させることが大事ではないかというふうに思いますが、このことについて考え方があればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
スマホ依存症の関係でございますが、答弁させていただいたとおり、年々増加傾向にあるということで、内閣府の調査の中でも、昨年調査した結果によりますと、小学生の平日1日当たりの平均利用時間が前年度よりも21分ふえていて、中学生でも15分伸びているという状況にあります。そのような中、いろいろなトラブルが起きているという状況にございますが、基本的に、ネットやスマホのトラブルについては、学校外で行われているというところで、学校だけではなくて、地域、家庭で取り組みをしていくことも重要ではないかなというふうに考えているところでございます。まずは、保護者がスマホの利便性、それから、危険性を十分に理解した上で、各家庭において必要性を判断していただきまして、携帯電話を持たせる場合には、家庭でスマホなどの利用に関するルールづくりを行うなど、児童生徒の利用状況を把握して、学校、家庭、地域が連携して、身近な大人が児童生徒を見守るという体制も必要ではないかと考えているところであります。今のところ、スマホ依存症に対する有効な対策についてはございませんが、引き続き、保護者を初めとする関係者に対しまして、有害情報の危険性、それから、対応策についての啓発活動を積極的に行っていきたいというふうに考えておりますし、児童生徒に対しましても、情報モラル教育の充実、それから、家庭と連携したルールづくりの啓発について努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
再質問 9番 坂田美栄子
今答弁いただきましたので、しっかり取り組んでいただければと思っています。現在では、物心つくどころか、2歳ぐらいからスマホを持って親が子守りをするという時代になってきておりますので、スマホの使い方というのは、もう小学生の低学年のうちからしっかりと覚えているのだろうと思います。だから、そういう家庭の中での約束事、ルールづくりなのですけれども、それも、うまくいっているところ、いっていないところがありますので、小さいうちからいろいろなところで情報を提供しながら、依存症にならないように取り組んでいただくのも一つの方法かなと思っています。依存症になってしまってからではおそいというのがありまして、先ほども申し上げましたように、スマホの依存に走る原因として典型的なのは、やはり人間関係のトラブルと言われております。ですから、そういうところもしっかり理解をした上で取り組んでいただければと思いますので、そういう問題点が出てくるとすれば、事前に察知をして、解消方法なども考えていただくということで、しっかりとした、そういう依存症につながらない取り組みを今後とも続けていただきたいと思っております。現在もそういう取り組みをしていただいておりますので、これ以上しつこく申し上げることはありませんが、継続して、そういう取り組みをもう少し強くしながら続けていっていただければと思っております。これで、私の質問は終わらせていただきます。